※この作品はR-18です。

シンフォギアの消えた世界で H EROVer   作:現実の夢想者

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只野が学生だったらこうはならなかった(出来なかった)でしょう。
そんな出だしの話です。


アナタの色に染まりたい

「いらっしゃいませ」

 

 そこまで愛想が良いとは言えないバイトだろう女性店員。さすが激安の殿堂である。店員まで激安店らしい感じとは恐れ入った。

 こちらをチラッと見ただけのその彼女へ、俺の前にいる未来と調が同時にある商品を見せるように置いた。

 

「「こ、これ、ください。すぐ使うのでそのままでいいです」」

「っ……わ、分かりました。おしるしだけしておきます」

 

 顔を赤くしながら二人がそう言うとバイトの女性は一瞬絶句して、俺達の事を出来るだけ見ないようにレジをそそくさと済ませていく。

 何故なら二人の置いた商品は避妊具、コンドームであり、しかも極薄タイプだ。それを二人で二箱置いた上にすぐ使うという言葉。これはかなりのパワーワードだ。

 

 そしてトドメが一緒にいる俺。この男とこれから3Pしますと、そう言ったようなもんだからな。

 

「あっ、すみません。これも一緒で」

 

 ダメ押しとばかりに俺が出したのはピンクローターだ。しかも二つ。ある意味セクハラと言われてもおかしくないが、こういう物を扱ってる店が悪いのであって、俺は悪くねぇ。

 

 こうしてレジの店員が確実話の種にするような事をやってのけ、俺達はその手にそれぞれコンドームとピンクローターを持って駐車場へと向かった。

 車のロックを解除すると未来と調が慌てるように後部座席へと乗り込んだ。それを見て苦笑しながら俺も運転席へと乗り込む。

 

「どうだった?」

「恥ずかしかったに決まってるじゃないですかっ!」

「顔がまだ熱い気がする……」

 

 怒鳴る未来と両手で頬を押さえる調という、何とも可愛らしい光景に俺は笑みが止まらない。いやぁ、一度やってみたかったんだよな、ああいうの。

 今度ドライディーヴァでもやってみたい。セレナは……さすがに年齢的にも容姿的にもアウトなので諦める。響と切歌はコンビニでやってもらおう。クリスは……その時考えるか。

 

 でもまずは……な。

 

「ところで二人共、ちょっとお願いがあるんだけどいいか?」

 

 さっき買った物で二人に試したい事があるんだよなぁ。そのために二つ買った訳だし。

 だからかもしれないが、二人も俺がそれを見せただけで何かを悟って恥ずかしそうに、けれどどこか期待するような顔をした。

 

「これを身に着けて軽くデートして欲しいんだけど……どう?」

 

 勿論二人が拒否するはずもなく、こうして俺が車を走らせる間に未来と調は渡したピンクローターを体のどこかに装着した。まぁテープなどないのでその場所は一か所しかないのだが、それはまぁ暗黙の了解というやつだ。

 

 俺はウキウキした気持ちで車を走らせた。向かう先はいつか奏と行った緑地公園。今日は平日だからそこまで人は多くないはずだが皆無とはいかないだろうし、リモコンは俺の手の中にあるから二人はいつどうなるか戦々恐々としながら歩いてくれるかもな。

 

 ……きっと最初に作動させるのは人と会った時と読んでるはずだから、敢えて最初はそこを避けてやろう。

 

「あ、あの、只野さん」

「ん?」

 

 気分よく運転していると後ろから未来が声をかけてきた。ただ、その声には恐怖というか緊張感のようなものが宿ってるように思えた。

 

「その……どれくらい散歩するんですか?」

「どれくらいがいい?」

「師匠の好きにしてくれていい。けど、出来れば私は他の人にエッチな事してるって気付かれたくない」

「恥ずかしいから?」

「ううん。その、私のエッチな姿は師匠にしか見せたくないから」

 

 ……何とも嬉しい事を言ってくれるなぁ。こういうとこが調の凄いところだよ。

 

「未来は?」

「わ、私だって恥ずかしいのもありますけど同じ気持ちもありますよ?」

「そっか」

 

 う~ん、だけどそれを必死に隠そうとするのも見てみたいんだよな。どうしたもんか。

 一度だけやってみて、厳しそうならすぐ止めればいい、か? うん、一度だけやらせてもらおう。

 

「とりあえず長時間はしないよ。俺だって二人の可愛いとこやエロいとこは出来るだけ独占したいからさ」

 

 その言葉に安心したのか二人は微笑みを浮かべてくれた。ごめんな二人共。それは本音ではあるんだけど、同じぐらい困らせてみたい気持ちもあるんだよ。

 

 車の中で一度ローターを動かしてみようかと思ったけど、やっぱりそれは後のお楽しみにして我慢した。

 二人も当初は落ち着かない感じだったが、緑地公園に着いた時には覚悟を決めたのか幾分落ち着いていた。

 

「じゃ、ぶら~っと歩こうか」

「はい」

「うん」

 

 奏とは恋人らしく腕を組んだりしたけど、さて二人とはどうしたものか。

 そんな風に考えていると自然な感じで両脇を押さえられ、気付けばそのまま腕を組まされていた。

 

「どう、ですか?」

「ダメ?」

「いや、いいよ。両手に花はいつだって嬉しいもんさ」

 

 両手はリモコンを持ったままズボンのポケットの中だが、まずはのんびりとした時間を過ごす事にする。

 陽射しは多少強いものの暑いと感じる程ではなく、まさしく春らしい雰囲気といったところだ。散歩するにはうってつけであり、周囲を木々が覆うような場所はむしろ涼しさを感じた。

 二人も最初こそ人を見る度に緊張していたが、何もしないでいるためか次第に人を見つけても通り過ぎても妙な反応をする事はなくなっていった。

 

 それを俺が待っているとも知らずに。

 

「周囲からはどう見えてるんだろうな、俺達」

「兄妹?」

「それが一番有力かも。さすがに恋人、は……」

「両手に花じゃ中々そうは見ないわなぁ」

 

 芝生が見える場所にあるベンチへ座っての会話だ。視線の先では小さな子供と笑い合う母親とそれを優しく見守る父親の姿があり、その奥には老夫婦が寄り添いながら歩いていた。何とも平和的な光景だ。

 

「……私もいつかああなれるかな?」

 

 調が言っているのはおそらく老夫婦だろう。視線がそちらを追っているのが分かった。

 

「私もあんな風に過ごせるようになりたいな」

 

 で、未来が言っているのは三人家族の事だろうな。視線がそちらを見つめている。

 

「なれるさ。ただしそれは、お互いの心をちゃんと向き合い続ける事が必須だろうけど」

 

 リモコンから両手を離して、言い終わると同時にポケットから手を出す。そしてそのまま二人の手をそっと握った。

 

「浮気って気持ちが浮くって事だ。それはまだ分からないでもないよ。誰だって気持ちが浮かれる事はあるからさ。問題はそれが浮気じゃなく心移りや心変わりになる事だと思うんだ」

「浮気じゃなくて心移りや心変わり……」

「そっか。本気になるって事?」

「そういう事。浮つくぐらいはいいけど、それが本気に、別の相手へ移ったりするのはダメだ。まぁ昔は浮気は男の甲斐性って言ったぐらいだし、そういう意味じゃ大らかだったのかもなぁ」

 

 ただあれはそれだけ稼げる事が条件だ。女性を複数囲えるだけの経済力があるからこそ浮気は許されるって事で、ある意味酷く現実的と言える。

 

「ま、だからこそ浮気はその入口となり易いからダメって今は言うんだろうさ」

「只野さんは心移りしそうですか?」

「ないよ。というかする必要がない。俺へ心を向けてくれてる相手は誰もが俺にはもったいないぐらいの女性だ。それ以上に心動かされる存在なんているとは思えない」

「スターリットさんとかは?」

「ないなぁ。たしかに美人さんだけど、彼女は意中の相手がいるようだし」

 

 テスラさんへ向ける眼差しには俺や風鳴司令へ向けるものとは明らかに異なる色があるように見えた。

 彼女が迷っていた理由なども考えればテスラさんに特別な感情を抱いているのは間違いないだろう。それが恋愛感情か否かは分からないが、少なくても強い想いを寄せているのは確実だ。

 

「「意中の相手?」」

「多分って注釈つきだけどね。ほっとけない感じの人だから、そこにやられちゃったのかもしれないなぁ」

「ほっとけない感じの人……かぁ」

「うん、なら仕方ない。私もそういう人が好きだから」

「だね」

 

 揃って微笑む二人だけど、それはつまり俺がほっとけないって事? でもそれを口にするのは止めておいた。いや、否定出来る材料が少ないと自覚はあるからな。

 

「そろそろ動こうか。来た道を戻って駐車場まで帰ろう」

 

 そう言って立ち上がる前に俺は両手を再びポケットの中へ戻し、リモコンを握ってスイッチを入れた。

 

「「っ!」」

 

 未来と調が同時にビクンっとなってこちらを見る。その眼差しは驚きと疑問って感じだった。

 どうして今? そんな気持ちが聞こえてきそうな眼差しに俺はとぼけ顔を返す。

 

「どうした?」

「……何でもない」

「そう、だね。何でもないです」

「そっか」

 

 弱ではあるがローターが震える刺激を膣内で受け、二人の歩き方はよく見ると普段と違ったはずだ。

 それでも腕を組んで歩く辺りはいじらしいというか可愛いというか。行きよりも多少ペースダウンした速度で来た道を戻る。すると、向かい側から清掃員のおばさんが歩いてきた。

 

 このままだと通り過ぎるので、その直前でローターの強さを一段階上げる事にした。その結果……

 

「「っ!?」」

 

 二人がギュッと俺にしがみついてきた。見れば二人して両足が震えてる。それぐらい意表を突いた刺激となったらしい。

 

 俺はそんな二人へそっと囁く。

 

そのままだと清掃の人に不審がられるかもしれないよ?

「「っ」」

 

 二人が小さく震えるのを見て、俺は駄目押しとばかりに最大へレベルを上げた。

 

「「~~~~~っ!?」」

 

 遂に二人揃って腕を俺から離してその場へ座り込んだ。さすがにそうなったからか清掃員のおばさんもこちらへ顔を向けて小首を傾げている。

 

「どうしたんだよ。そんなに脱力する事ないだろ? まぁ自分でも情けない話だとは思うけどさ。いや、本当にどうかとは思うぞ? 大の男がゴキブリぐらいで大騒ぎってのは」

 

 心持ち大き目の声を出す。そうしている間におばさんは俺達の横を通り過ぎていく。その足音を聞きながら俺は未来と調の反応を見つめていた。

 二人は足音が遠ざかっていくのと合わせてその表情から緊張感が抜けていくのが分かった。俺もそれを見てローターのスイッチを一旦切った。

 

「……もう大丈夫だぞ」

 

 ややあって周囲に誰もいなくなったのを確認し、俺は座り込んだままの二人へ聞こえるようにそう言った。

 

「た、只野さん、趣味悪いです」

「ごめんごめん」

「……もう少しで歩けなくなるとこだったんですからね?」

 

 涙目でこちらを見上げて睨む未来。どうやら漏らすかあるいは絶頂して下着が酷い事になる寸前だったのだろう。

 

「調、大丈夫か?」

 

 ふとそういえば調が何も反応しないなと思って意識を向ける。彼女は座り込んだまま俯いていた。

 

「調ちゃん?」

 

 未来もまったく動かず俯いたままの調に小首を傾げた。何かあったのだろうかと思って見つめているとやがて調がゆっくりと顔を上げて……

 

「師匠、未来さん……どうしよう? 立てなくなっちゃった……」

「「え?」」

 

 まさかの事態に俺も未来も耳を疑った。調は腰が抜けてしまったらしい。なので俺がおんぶする事に。

 

「師匠ごめんなさい」

「いや、悪いのは俺だから。やり過ぎたよ。本当にごめんな」

「本当に大丈夫?」

「はい」

 

 やっぱり俺もそういうものの見過ぎだと痛感した。こういうのはやるべきじゃないんだろうな、うん。

 結局そこから車に戻るまで俺達に会話は一切なかった。何というかもうエロい事をするとかの空気じゃなかった。これをどうにかする責任が俺にはあると思い、車についた時に調を後部座席へ下ろして未来を含めた二人へ向かい合って告げた。

 

「この埋め合わせをさせて欲しい。俺が自分の欲望だけを優先した結果二人の心に傷を作ってしまったから」

 

 心の底から告げる。もしそうじゃないとしても、俺がした事は冷静に考えればそういう事だから。

 いつか未来にしてもらった事とは違う。今回は俺が自分の手で他人に気付かれる可能性を大きくしたんだ。

 

「只野さん……」

「分かった。じゃあ師匠にお願いがある」

「何だ?」

 

 可能な限り応えようと思って俺は調を見つめる。

 

「私と未来さんをいっぱい愛して欲しい。本当の形で」

「調ちゃん……」

「どうかな?」

「いいよ。願ってもない事だ。未来もそれでいい?」

 

 こちらの問いかけに未来が頷くのを見て俺も頷き返す。まずは家に帰るか。調も未来も疲れただろうし、な。

 

 

 

「それでどうするの?」

 

 未来さんの問いかけに私はさっきお風呂場で洗ったばかりのローターを見た。

 あれが私と未来さんのオマンコの中で震えてたんだと思うと変な感じがする。でも、正直嫌じゃなかった。あの時の師匠が、仁志さんが私と未来さんに夢中だって分かったから。

 腰が抜けちゃったのは、私がエッチな事してるってあのおばさんにバレちゃったらどうしようって思って気持ち良くなっちゃったからだ。あの時、私はおばさんの足音を聞きながら静かにイっちゃったし。

 

 ちなみに師匠は車を駐車場に止めてから戻ってくるから今はいない。

 

「師匠、私や未来さんのエッチな写真撮ってたじゃないですか」

「うん」

「あれ、私も欲しいんです」

「……え?」

「正確にはエッチなのじゃなくてもいいから師匠と写ってる写真ですね。実はクラスの友達に彼氏がいるってバレちゃって」

「ええっ!?」

「というよりは経験があるって知られちゃって」

「あ~……」

 

 未来さんの反応が面白い。まるで響さんや切ちゃんみたいって、そう言ったら怒られるかな?

 

「私と響も板場さん達に勘付かれたし、こういう事ってみんな好きだからね」

「はい。何だか私も経験してから雰囲気とか変わったみたいで、それを周囲から指摘されて気付いたら、みたいな感じです」

「そっか。私や響もそんな感じで気付かれたから同じかも」

「そうなんですね」

 

 そういえば、あのクリス先輩の誕生日パーティーから弓美さん達ちょっと大人っぽくなった気がする。

 正確には女性らしさが増した、かな。特に詩織さんはドキッとするような時がある。

 

「さすがに只野さんの顔が写ってるのは不味いかもしれないから、そこは隠さないとね」

「そうですね。切ちゃんも欲しいって言いそうだし、格好とかも気を付けた方がいいですね」

「そうだね」

 

 と、そこで思い出す事があった。師匠、切ちゃんや響さんともエッチな写真撮ったみたいだけど、それってどういうのなんだろう?

 未来さんへその事を切り出してみたら私達が撮ったのと同じようなものじゃないかって言われた。中身が入ったゴムを持って目がチンポで隠れるように撮影されてるって事だ。

 

「それって師匠がオナニーするために使うんでしょうか?」

 

 もしそうだとしたら何か嬉しいけど恥ずかしい。

 それに言ってくれればフェラとかするし、スケベだって喜んでするのに……。

 

「う~ん……それもあるかもしれないけど、一番は思い出って言うか記念みたいなものなんじゃないかな?」

「記念?」

「うん。只野さんがね、ああいう写真は私達が自分の女ってなった記念みたいなものって」

「そうなんですね」

 

 そう言われたら何となく分かる。あんな写真、普通は撮らせない。それを許した時点で私はもう師匠の、仁志さんの女、なんだ。

 

「ぁ……」

 

 そう思ったら勝手にオマンコがチンポ欲しいって濡れ始めた。ううん、思い出しちゃったんだ。あの公園での事とあの時の気持ち良さを。

 あの時、私は嫌って思うよりも気持ちいいって思う方が強かった。師匠は凄く申し訳ないって顔をしてたけど、正直ドキドキしてオマンコがキュンキュンしてた。

 

 マリアがベランダでスケベしたみたいだけど、もしあそこでしてたらどうだったんだろう……。

 誰かに気付かれたりしたのかな? 声を聞かれたり見られたりしてたのかな?

 

「調ちゃんどうしたの? 顔赤いけど」

「……実は」

 

 私が緑地公園での事を話すと未来さんも顔を赤くして自分も同じだったって教えてくれた。

 ダメな事って分かってるのに、どうしてかそういう事を考えるとドキドキしてオマンコがムズムズする。

 これって絶対私や未来さんがスケベな女の子になってるって事だよね。

 

「ただいま」

 

 二人してそう結論付けたところで師匠が帰ってきた。もうその時には私と未来さんの気持ちは一致してた。

 出迎えるためにリビングのドアを開けて待ってると、師匠が嬉しそうな顔で入ってくる。

 

「ただいま」

「「おかえりなさい」」

「あ~……何だか本当に二人が家族になったみたいだよ」

 

 そう優しく微笑んで師匠が私と未来さんをそっと抱きしめる。その温もりと頼もしさについつい頬が緩んじゃう。幸せって、そう思えるからだ。

 

「あの、只野さん」

「ん?」

「あのエッチな写真、撮ったやつ全部見せてください」

 

 そんな中で未来さんが放った言葉に師匠が驚くように表情を変えた。

 

「見せてもいいけど、正直女性が見たらいい気はしないよ?」

「それでもいいです。あと、私と調ちゃんにも同じようなもの撮らせてください」

「い、いいけど?」

 

 そう言って師匠がスマホを操作して未来さんへ手渡したので私も横に移動して見せてもらう事に。

 そこには切ちゃんや響さんのエッチな画像が何個かと動画が一つあった。

 でもまずは画像を見ていった。切ちゃんや響さんの目を隠すようにチンポがあって、片手はピースをして、もう片手でチンポミルクがたっぷり入ったゴムを持ってる画像だ。

 

 私や未来さんも撮った構図のそれは、やっぱりスケベな感じが強くする。

 でも問題は画像じゃなくて動画の方だ。一体何が映し出されるんだろう。

 

「……響」

「切ちゃん……」

 

 そこに映し出されたのは私や未来さんへごめんねって謝る二人だった。

 でも二人は裸で師匠に抱き寄せられて幸せそうにだらしない顔をしている。言ってる言葉は謝罪みたいだったけど、これはそういう風にエッチな事を言わされてるやつだ。

 

 だけど、それを見てる私は不思議な感覚だった。切ちゃんを師匠に盗られたって思うよりも、師匠にスケベしてもらって、しかも気持ち良くしてもらえる切ちゃんが羨ましいって思っちゃったから。

 多分未来さんも同じだったと思う。とろけた顔をした響さんへ怒るんじゃなくて、いいなって思ったはずだ。

 

 私や未来さんよりもチンポを選んだ。そんなの、とってもダメなのにとってもオマンコが疼いちゃうやつだから♡

 

「……只野さん、ちょっとお話があります」

 

 そう言った未来さんの声はとっても優しいけど怖い感じだった……。

 

 

 

「もうっ! 只野さんって本当に駄目なときはとことん駄目ですね!」

「……返す言葉がございません」

 

 私が怒りを込めて告げた言葉で只野さんが小さくなる。響や切歌ちゃんと撮った動画は本当にエッチで、そして絶対に誰かに見られちゃいけないものだ。

 例えその気が只野さんになくても、スマホを忘れたり落としたりが絶対にないとは言い切れない以上あんなものは削除か別の物へ移すべきだよ。

 

「いいですか? まだ画像の方は……一つを除いて目線を隠してますから言い逃れも出来るかもしれません。でも動画は響達の顔どころか私達の名前まで出てるんですよ?」

「はい、配慮が足りませんでした」

「それと、響と切歌ちゃんが使った後のゴムをいっぱい手に持って笑顔でピースしてるの、あれもどうかと思います」

「…………同じような事を未来と調にもさせようと思ってました」

 

 っ!? 思わず顔が熱くなる。どこかで予想はしてたけど、こうやって言われるとやっぱり恥ずかしい。

 チラリと調ちゃんを見れば調ちゃんも顔が赤い。でも何故だろう。調ちゃんは嬉しそうに見える。

 やっぱり調ちゃんって尽くすタイプだから甘えられると嬉しくなるのかな? 私は……私もそういうところがないとは言えないけど。

 

「と、とにかく、動画と響や切歌ちゃんだってはっきり分かる画像はどうにかしてください」

「……全消去じゃなくていいの?」

 

 おそるおそるって感じで只野さんが聞いてくる。本当にこういう時は年上らしさがなくなるんだから。

 

「記念、みたいなものだって言いましたし、あれなら良く似てる別人で通せます。だから、その、見逃してあげます」

「……ありがとう未来」

「そのかわり、絶対に他の人が見る事がないようにしてくださいね!」

「ああ、それは約束する。あれは俺だけの物だ。寂しい時や疲れた時に見て色々元気にさせてもらうよ」

「……もう、只野さんは」

 

 そう言いながら私は苦笑してた。やっぱりどこか嬉しいんだと思う。うん、変えられちゃったんだろうな。

 只野さんとエッチする前の私なら絶対あんな物は撮らせないし保存させなかった。でも今の私は違う。

 私で只野さんがエッチな気分になるのを喜んじゃうし嬉しくなる。出来る事ならずっと傍にいて支えてあげたいとさえ思う。

 

 ここで只野さんの彼女をやって、そのまま奥さんになりたいって思っちゃう。

 

「師匠、ああいうのってあると嬉しいものなの?」

「え? 嬉しい、かな。いや、だって普通はあんなの撮らせてもらえないどころか下手すりゃ言い出した瞬間怒る可能性だってあるからな」

 

 そう、なんだよね。だからこそ私達は只野さんに対してかなり甘い。

 多分だけどほとんどあの頃甘えられなかったからじゃないかなって思う。

 只野さんが甘えてくれるって珍しいし、だから響達も私も許しちゃうんだろうな。

 

 そんな事を考えている間も調ちゃんは何か考え込むような雰囲気で黙っていた。

 何だろう。何となく嫌な予感がする。

 

「未来さん、あれ、私達も師匠に撮ってもらいませんか?」

「「え?」」

 

 まさかの提案に私だけじゃなくて只野さんまで疑問符を浮かべた。

 

「だって、このままじゃ師匠の中で切ちゃんと響さんだけがあんなスケベな物を撮らせてくれたってなります」

「……そういう事か」

 

 つまり調ちゃんは形はどうであれ二人だけの物が只野さんに出来るのが嫌なんだ。

 ないとは思うけど、それが切っ掛けで二人だけ少し可愛がられる頻度が増えたら困るもの。

 

 し、仕方ない。絶対ないとは思うけど、只野さんがああいうのをマリアさん達と撮らないとも限らないし、出来るだけみんな同じような条件でいるべきだよね、うん。

 

「み、未来?」

 

 私が深呼吸をするのを見て只野さんが不思議そうな顔をする。でも、分かってますからね。どこかで期待してるの。

 

「……絶対に自分だけの物にしてくださいね?」

 

 やっぱり今の私は駄目な子になってる。だって私のその言葉で嬉しそうに頷く只野さんを見て胸を弾ませてるから。

 

「じゃ、二人は響と切歌とは違う設定にしよう。そうだなぁ……義理の兄妹ってのはどうかな?」

「義理の兄妹……」

「ネットカフェに行った時みたいに、ですか?」

「そうそう。受付で二人に一度だけ兄さんって呼んでもらっただろ? あれ、やっぱ新鮮で少し嬉しかったんだよ」

 

 屈託なく笑う只野さんからはそれが本音だって伝わってくる。私もちょっと新鮮だった。一人っ子だから兄さんなんて呼ぶ事なかったし。

 で、でも兄妹でエッチ、か。まるで漫画の世界みたい。でも考えてみれば今の私って結構漫画な存在だ。

 自分が暮らす世界とはよく似てるけど大きな違いもある世界にいて、しかもそこの男の人と恋に落ちて、歪な形だけど結ばれてるんだから。

 

「じゃあ早速……兄さん」

「何だい調」

「ふふっ、呼んでみただけ」

 

 な、何だろう。今の調ちゃん、凄く可愛いけどどこかエッチな感じがする。

 

「お姉ちゃんも呼んでみたら?」

「お、お姉ちゃん?」

「そうだよ。だって未来さんと私は本当の姉妹で、師匠は義理のお兄さんだから呼び方が違う方がいいかなって」

 

 予想もしてなかった調ちゃんの呼び方に少しだけ驚いて思わず聞き返しちゃった。

 で、返ってきた言葉にまた驚いた。そんな事まで考えてるなんて……。

 

「お~、さすが調だ。そういうとこ、分かってるなぁ」

「だから私は兄さんを兄じゃなくて男の人って感じで意識してる」

「……マジで怖いぐらいシチュエーションプレイに慣れてるなぁ」

 

 若干申し訳なさそうな只野さんに思わず苦笑する。自分がその原因だからって事だろうなぁ。

 

「ま、まぁとりあえず気にしないようにするか。で、未来? どうかな?」

 

 優しく微笑む只野さんを見てると本当に勝てないなぁって思う。年上なのにこういう時はどこか年下みたいに感じられるせいで仕方ないなぁって思っちゃうから。

 

「もう、本当に兄さんは調子がいいんだから」

「ごめんごめん。だけど本当に嬉しいよ。ありがとな、未来」

「っ」

 

 たった一言の感謝と笑顔。それだけで私は胸がときめいた。こんなお兄ちゃんがいたらって思うのと同時に、きっとこの人はその時々に合わせて兄にも彼氏にもなってくれるんだって思い出して。

 

「それで兄さん? 一体どういう事をするの?」

「二人が俺に言ってくれただろ? 本当の形で愛し合いたいって。それだよ」

「兄さん、その意味ちゃんと分かってくれてる?」

「あー、そうだな。俺と調じゃ異なってるかもしれないか。じゃあ確認するよ。えっと、響や切歌の時みたいな事をしないって事でいいか?」

「違うよ。ゴムを使わないでって事」

「ええっ!?」

 

 まさかの事でビックリした。し、調ちゃんって本当に凄い事を平気な顔で言うんだ……。

 

「調、それは」

「兄さんが私達の事を色々考えてるのは分かってる。特に私は学生で卒業まではまだ時間がある。だけど薄いゴムでもやっぱり寂しい。あったかさが足りないから嫌」

「調ちゃん……」

 

 言いたい事は分かる。分かっちゃう。私もそうだから。

 それでも只野さんが気を付けてくれてる事は当然だ。むしろあの時の私達はどうかしてたんだと思う。

 只野さんの赤ちゃんが欲しいって思うのはいいかもしれないけど、それはまだ早いと今なら思える。

 きっと只野さんもそうなんだと思う。だからこそ切歌ちゃんがあの夜に言ってた言葉がマリアさん達も引っかかったんだろうし。

 

 男の悩み事。それって絶対私達に関係してる事だろうから。

 

「ごめんな調。その気持ちは嬉しいし俺も同じ事を思ってる。でも、やっぱりそれはもう少し待ってくれ」

「もう少しっていつまで?」

「調ちゃん!」

 

 そんな事決められるはずがないと思った。只野さんはきっと今よりも収入が上がらないといけないって考えてるはずだ。

 ならそれは仕事を変えるか、もっと勤務時間を増やすとかするしかない。後者はともかく前者は簡単に出来る事じゃない。

 

「いいんだよ未来。調、いつまで待たせるのかは正直分からない。けど俺も年齢があるし五年以内に何らかの答えは出す。これじゃ駄目か?」

 

 五年以内……。つまり私や響で言えば23までに只野さんが何か決めるって事だ。

 只野さんはこっちで私達と暮らしたいって思ってる。けどそれにはまず収入を上げる必要があるから、それをどうにかするって事だね。

 

 ……私達も一緒に働いて、っていうのは基本考えてないんだろうなぁ。そういうとこ、只野さんらしいと言えばらしいけど。

 

「私は二十歳になったらこっちで生活してもいい」

「うん、そうしてくれたら嬉しいよ。ちゃんと装者としての話を弦十郎さん達としてから、だもんな。まぁでも、今の俺の財政じゃ正直子供を育てられるだけの余力はないんだ」

「私も一緒に働くよ?」

「ありがとう。だけど二人で理想の十割じゃ厳しいんだ。だから俺だけで理想の八割……は無理でも七割は稼がないとね。で、調の収入を加えて十二割とか十三割とかにしないと厳しいんだよ」

 

 何となくだけどここがやっぱり只野さんが大人だなって思うところかな。

 調ちゃんはまだ子供な面が残ってて、只野さんは大人としてそれを受け止めて優しく諭してる。

 只野さんも出来る事なら私達とあの頃みたいに過ごしたいんだって分かるような、そんな口調と言い方だもん。

 

「なら私もいたらどうです?」

 

 なのでちょっと私も子供みたいな事を言ってみる。さぁ、どうします?

 

「三人、かぁ。なら何とか出来るかもな。けど、女性には妊娠や出産って事をしてもらうとなるとさ」

 

 うん、やっぱり大人だ。要するに只野さんは本気で私達を奥さんにもらって、そしてお母さんにしたいんだ。

 

 それにしてもどうやって収入を増やすんだろう? コンビニ店長じゃどうしても限界があるから転職、なのかな。

 

「とりあえず話を戻すけど、そういう事で俺はまだ君達を身重には出来ないんだ。なので避妊は受け入れてくれないか? 中出しをあれだけしてきといて何だけど、さ」

「……分かった。仁志さんがそう言うなら我慢する」

「すまない。そしてありがとう」

「ううん。その代わりいっぱい今日は愛してくれるんだよね?」

「ああ。まぁ疑似兄妹プレイで、だけど」

 

 あっ、大人の只野さんタイムは終わりみたい。ふふっ、こういうとこもらしさ、かな。

 でも私もそろそろエッチな事する気分になってきた、かも。理由はきっと只野さんの、ううんお兄ちゃんの目付きだ。

 

「それじゃあ調、未来、こっちに来てくれるか?」

「「うんっ♡」」

 

 優しいけど、どこかギラッとした輝きを秘めた視線で見つめられると勝手に子宮がそういう風に準備しちゃう。

 これからどうなるんだろうって、そう思いながら私は兄さんの隣へ移動する。完全に疼き出したオマンコに促されるように……。

 

 

 

「これで……よしっと。じゃあ二人共頼めるか?」

 

 仁志が片手にスマホを持ったままでそう呼びかけると裸の調と未来が妖艶に微笑んだ。

 

「突然ごめんね切ちゃん。今から私とお姉ちゃんは兄さんとパコパコします」

「響、ごめんね。二人が勇気を出して兄さんへ告白したのは知ってる。だけど仕方ないの。だってぇ……」

 

 未来がそっと手を動かして仁志のジーンズのファスナーを下げ始め、調がそれが終わるやそこから手を入れ彼のペニスを露出させる。

 

 既にこれから起きる事を考えてペニスはいきり立っており、その雄々しさに二人が思わず生唾を飲んだ。

 そしてその表情が緩んでいく。艶かしい手付きで二人の手がペニスを撫でていき、やがてそっと掴むと未来と調が同時に口を開いた。

 

「「このチンポ凄いんだもんっ♡」」

 

 そこにいたのは少女ではなかった。そこにいるのは義妹ではなかった。

 そこにいるのは男に完全なる屈服をした二匹の雌。雄々しい雄の象徴に貫かれて堕落した、愛天使のなれの果てである。

 

「あぁ……兄さんのチンポとっても立派……っ♡ これでオマンコ突かれたら女の子はみんなメスになっちゃうんだ……♡」

「女の人を全部チンポの事しか考えられない存在にしちゃうんだもんね♡ 私も兄さんにパコパコされてそうなっちゃったから♡」

「兄さんと一度でもオマンコしたら、女の子はいつでもドスケベセックス出来るようになるんだよ♡ ううん、して欲しいってなる♡」

「兄さん、早くこのチンポハメてぇ♡ ギリギリ女子高生の内にドスケベセックスしよぉ♡」

「兄さん、私もしたい♡ 私は兄さん専用のロリオナホなんだからね♡」

 

 妖艶に、淫靡に、男を誘うフェロモンを出すかのような二人の淫魔。

 そんな二人に仁志は無言でペニスを動かす。それだけで今の二人には彼の意図が伝わった。

 嬉しそうに笑みを浮かべたまま、二人はペニスへ顔を近付けるとその可愛い舌を伸ばし、まるで蛇のような動きで口淫を始めたのだ。

 

「はぁぁぁ……兄さんのチンポ好きぃ♡ 私のロリマンコを大人マンコにしてくれる逞しさが好きぃ♡」

「これぇ♡ ヌルヌルで透明なチンポ汁好きぃ……♡ 兄さん、もっと気持ち良くするからいっ……ぱぁい出して♡」

「分かったよ。じゃあ未来は下品な音を立ててフェラをしてくれ。調、こっちにおいで」

「うん♡」

 

 嬉しそうに仁志へ近寄り、調はその華奢な身体を彼へ委ねるように身を寄せる。

 そっと壊れ物を扱うように抱き寄せた仁志は、そのまま優しく調へ口付けた。

 

(優しいキス、好き……。本当に仁志さんが兄さんだったら、私は絶対お嫁さんになるって言ってた)

 

 内面に激しい部分を持ちながらも家庭的な性格の調。そんな彼女が初めて手料理を振舞った異性が仁志であった。

 今まで切歌やマリアなど限られた相手にしか振舞ってこなかった料理を口にした仁志は、仰々しくではなく本当に感謝を噛み締めるようにその美味しさを述べた。

 

 ある意味でそれが調の中で仁志を異性として意識していく大きな要因だったのかもしれない。

 夫のような、兄のような仁志と日常でも仕事でも触れ合う事で、調はどんどん彼へ惹かれていったのだから。

 

「……調、未来も凄く気持ちが伝わってくるよ。でも響や切歌が彼女になったらもっと凄い事してくれそうだなぁ」

 

 ニヤニヤしながらのその発言に、二人は仁志の意図を瞬時に察したのか同時に口を開くと……

 

「「そんな事ないっ! 私の方が兄さんのために尽くすからっ!」」

 

 と、そう言ってその場に立ち上がるとヴァギナを両手で広げたのだ。

 男を誘う淫靡な肉壺からは理性が溶け出すような愛液が蜜のように流れ出す。

 仁志はそれを見て無意識に唾を飲んだ。それと同時にペニスがピクリと動き、その心の動きを視覚化させる。

 

「兄さん、切ちゃんよりも私のオマンコの方が絶対締まりがいいから♡ 兄さん専用ロリオナホとしていっぱい躾けて♡」

「兄さん、響よりも私のオマンコの方が気持ち良く出来るからっ♡ 兄さんの極太チンポで壊れるぐらい沢山突いて♡」

「おいおい、俺のチンポのためなら親友を捨てるのかい?」

「「捨てるっ♡」」

 

 ここだとばかりに二人は即答した。それこそが仁志の求めている事だと考えて。

 すると、その直感は正解だとばかりに仁志のペニスが大きく動き、カウパーを多量に垂れ流したのだ。

 

「分かった。なら二階に行こう。そこで二人を俺の嫁さんにしてやる」

「「っ♡」」

 

 放たれた言葉は見事に二人の心を撃ち抜いた。今の言葉がプレイの一環だけでなく仁志自身の言葉でもあると感じ取ったのだ。

 

 二階へと移動した仁志達。すると仁志は無言で布団を敷くなり、未来と調をそこへ押し倒すようにおいやった。

 けれど二人は文句も疑問もなく、ただ潤んだ瞳で期待するように仁志を見上げるのみだった。

 分かっているのだ。今から愛する男が獣のように抱いてくれると。激しく深く愛してくれると。

 

「二人共、そこで俺のチンポがおっ勃つようなエロい言葉を言ってくれ」

 

 それが合図になると、そう感じ取った未来と調は表情を妖艶なものへ変えると小さく頷いてみせる。

 そして二人はその場で揃って股を開くと濡れに濡れたヴァギナを見せつけるようにし……

 

「兄さんの雄々しいチンポで私のオマンコ掻き回して壊してください♡」

「私を女にしてくれた兄さんチンポで私の全てをメチャクチャにしてください♡」

 

 という言葉と共に両手で広げて見せたのだ。

 そこはペニスを求めていやらしくヒクつき、涎のように愛液を垂れ流していた。

 更には雄をその気にさせる淫臭を放ち、表情までも淫らに笑みを湛えている。

 

 そこには、仁志という雄によって開花させられた雌が二匹いた。特殊な初夜を経験し、ギアという特殊な衣装をまとった事で花開いてしまった淫乱な雌が。

 

「……最高だよ二人共。じゃあまずは調、ゴムを口でつけてくれるか?」

「任せて」

「未来も順番が来たら同じ事をしてもらうぞ」

「はい、兄さん」

 

 そこで仁志はニヤリと笑い、二人の目の前へある物を取り出して見せた。

 それはあのディスカウントショップで買ったコンドームの箱二つである。

 

「これ、それぞれ使い切らせてくれるんだよな?」

 

 問いかけの意味を瞬時に理解し二匹の雌は嬉しそうに微笑んで頷いた。

 それこそがこれから始まる淫欲の宴の合図なのだと、そう噛み締めるように……。

 

 

 

 いつからだろうか。この寝室がヤリ部屋にもなったのは。

 俺があの夜に装者八人を女にした時はまだそうじゃなかった。転機があったとするなら、やっぱりドエロギア登場だろう。

 あれのおかげで一気に俺やみんなの理性やら倫理観やらが熔解した。何せ避妊せずに繋がったのだ。もう一番やってはいけない事である。

 

 ……だからこそ余計に爛れてしまったんだと思うが、な。

 

「兄さん、キスして?」

「ああ、いいよ」

 

 繋がったまま調とキスをする。挿入してから今まで一度たりとも俺達は動いていない。

 未来はそれを不思議そうに見つめてる。無理もないだろう。これはポリネシアンセックスを意識した交わり方だからな。

 

 本来は数日かけて準備をし最後の最後に繋がるものだが、こうして繋がって動かないままキスだけするのもでも普段とは異なる感覚や雰囲気になれるので中々悪くない。

 翼や調、響やクリスなんかはきっとこういう愛し方が好きだと思う。実際調はお気に入りだ。以前やった時も今も嬉しそうにしている。

 

「兄さん、大好き」

「俺も大好きだよ、調」

 

 キスをしては互いに想いを告げ合い、またキスをする。その繰り返しで俺達は内側からじわじわと高まる熱のようなものを感じていた。

 

「調ちゃん、いいなぁ……」

 

 そんな時未来の羨ましそうな呟きが聞こえた。やっぱり学生組は総じてラブラブ方面が好みらしい。

 とはいえ今は調の方へ集中しないといけない。どうせ後で未来を相手にするんだ。なら今はじっくりと自らの嫉妬の炎で内側から炙られてもらおう。

 

 何度も何度も優しいキスを繰り返す。それだけで調の体が喜び、感じ、俺を求めてくれるのが分かる。

 もどかしさを覚えるような甘い快感。けれどそれを好ましく思いながら俺は調とキスを続けた。

 やがて調が痺れを切らして求めてくる。それまでは今の彼女が心から望む事をしてあげようと決めていたのだ。

 

「兄さん……」

 

 どれ程そうしてただろうか。もう何度目か分からないキスの後、切なそうな声で調がそう呟いた。

 それと同時にチンポへの締め付けが強くなった。成程、もう我慢の限界らしい。

 

「何だい?」

 

 だが断る。ラブラブからエロへと変わるならもっとらしい言葉を言ってもらわないとな。

 調は俺の問いかけに一瞬驚いたもののすぐに表情を妖しい微笑みへ変えた。その色気みたいなものに思わずゾクッとする。

 

「兄さんのチンポで私のオマンコ壊すぐらい突き上げて欲しい」

「……イク時は言え。キスしてやるから」

「っ♡ うん♡ 兄さん大好きっ♡」

「おっ……」

 

 言葉と共に抱き締められ、チンポまで抱き締められた。

 こういうとこ、可愛いって思うのはやっぱり年齢もあるんだろうな。

 

「あっ、今兄さんが喜んでくれたの分かった♡ 私のオマンコ気持ちいい?」

「ああ、とっても。調そっくりの健気でいじらしいマンコだ」

「ふふっ、それだけじゃないよ? 兄さん専用ロリマンコだからね♡」

 

 本当に、変われば変わるもんだと実感する。可愛く、けれど妖艶に微笑む姿は一年前の調には出来ないものだったはずだ。

 まぁそれで言うなら俺もだろうけど。こんな可愛い女の子とセックス出来るとか想像もしなかったし、その相手があのシンフォギア装者なんて余計だし。

 

「ああっ♡ す、すごいっ♡ チンポすごいぃぃぃっ♡」

 

 バックの体勢で俺に突かれる調は半狂乱のような声で喘いでいた。自慢のツインテールを掴まれ、乱暴に抱かれているにも関わらず、その締まりは先程よりもキツイ辺り本気で感じているようだ。

 俺のチンポもそのおかげでフル勃起。ギンギンのガチガチだ。ただ、それは何も調のおかげだけとは言えない。

 

「んんっ……調ちゃん、いいなぁ……。私も兄さんのチンポでガンガン突いて欲しい……っ♡」

 

 俺の視界に入る場所へ移動し、未来がオナっているのだ。その光景も興奮材料にして俺のチンポは全力を発揮している。

 

「調っ! 調っ! もっと声を聴かせてくれっ! エロくてチンポにくる声をっ!」

 

 エロい言葉で煽ろうかとも思ったが、ここは止めておいた。それよりも調自身のエロさに期待しようと思った。

 

 その俺の考えを察しのいい調はすぐ理解したらしく……

 

「チンポっ♡ 兄さんチンポすごいのっ♡ 私の赤ちゃんの部屋ぁっ♡ ゴンっ、ゴンって揺らして排卵しろって子宮を刺激してるのぉぉぉっ♡」

 

 なんてとんでもなくエロい事を言ってくれたのだっ!

 

「そうかっ! じゃあ調は俺のっ、兄の子供を産みたいのかっ!」

「うんっ♡ 産みたいっ♡ 兄さんの赤ちゃん産みたいっ♡」

「何人だっ!」

「産めるだけ何人でもぉ♡」

 

 即答、か。なら……っ!

 

「んああっ♡ もっと強くなったぁぁぁっ♡」

 

 ゴムありでも孕むぐらいの勢いで抱いてやるっ! お望み通り壊れる程に力強く突いてやるっ!

 もう俺以外の男に手を出されても受け入れないぐらいに、感じないように、求めない程にっ!

 

「俺だけのものになれ調ぇぇぇぇぇっ!」

「~~~~~っ♡♡♡」

 

 両手に掴んだツインテールを引っ張るようにしながら深く腰を突き出すと調の体が弓なりに仰け反った。

 それと同時にチンポを襲う強烈な締め付けで確信する。今、調はイったのだと。それも軽くではなく深いアクメだ。

 

 だからこそ、ここからが勝負だっ!

 

「んひぃっ?!」

 

 未だアクメから抜け出していない調を再度攻撃する。快楽による追加ダメージを浴びせ続けてやろうとしているのだ。

 

「だめっ! だめぇっ! まだイってるからぁ! キモチイイのおわってないからぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 調の訴えを無視して俺は腰を振った。残念だけど調、俺はまだ出してないんだ。だからそれまで付き合ってもらうぞっ!

 

 俺が腰を振る度に調から今まであまり聞いてこなかったような声が出る。

 意味のある言葉から意味の無い喘ぎまで様々なそれは、次第に意味をなさないものだけになっていく。

 それに伴って未来のオナニーも激しくなっていき、俺は未来を見ながら調を犯した。

 疑似兄妹設定だったが、まるで本当に義理の妹達とそうしているようにも思え、俺の興奮度は最大値となっていった。

 

 調のマンコは最初の頃のきつさは薄れていたものの、代わりに俺のサイズへしっかりとフィットするようになっていて、俺のチンポ専用オナホと呼んでもいい程の変化と言えた。

 緩くなくきつ過ぎず、絶妙に俺のチンポを締め付けるそこは、本当に俺がここまで開発したと胸を張れるレベルだ。

 しかも、それを調本人が望んでくれたのが一番大きい。プレイ内容で言えば、間違いなく調がその種類はトップだと言える程に俺の好みや要望を叶えてくれたのだから。

 

 こみ上げてくる様々なものを調に叩き付けるように俺は夢中で腰を振る。

 バックだったはずの体勢は調が崩れた事で寝バックのようになっていた。

 

「ああっ! 何て淫乱でスケベなマンコだっ! 兄のチンポをこんなにも締め付けてっ! 悪い子だな調っ!」

 

 俺の声に対する調の反応はチンポをきつく締め付けるというもの。声は枕に顔を埋めているからかよく聞こえない。

 おそらくだがかなり疲弊しているだろう。何せさっきからずっと浅いアクメを繰り返しているんだ。深いものは最初だけだが、そこから俺が軽いアクメをさせ続けているからな。

 

 だからそろそろ終わりにしよう。俺も限界だし調もおそらくそうだろうから。

 

「調っ! もう一度すっごく気持ち良くさせてやるからなっ! 一緒にイクからなっ!」

 

 返ってきたのは返事ではなく強い締め付け。ならばと俺は全力で調をイカせようと思って両手でツインテールを掴んだまま腰を動かした。

 本来なら調はこういうされ方を嫌うんだけど気分が乗ってるのか、あるいはそんな事も気にならない程快楽にやられているのか嫌がる素振りも雰囲気さえもない。それどころか締め付けがよりきつくなる一方だ。

 

「調っ! 調っ! イケっ! 孕めっ! 俺の子産んでくれっ!」

「~~~~~っ♡♡♡」

「おおおおおっ!!」

 

 枕越しに何かを調が叫んだのと同時にチンポを締め上げるような感覚がきて、俺はそれに抗う事なく身を委ねた。

 直後体へ強烈な快楽と共に解放感がやってきた。ゴムの中へと猛烈な勢いで射精している事を認識しながら俺はぼんやりと何故か両手に持ったままの調の髪を引っ張って彼女の顔を枕から上げた。

 

「うわぁ……調ちゃん、顔が酷い事になってる……」

 

 その未来の言葉を聞いて、俺は見るに堪えない顔をしてるのかと思って繋がったまま調の体を抱き締めながら顔をこちらへ少し向けた。

 

「……なんだ、イイ顔してるじゃないか」

 

 そこで見たのは、涙を流しながらも嬉しそうに笑う調の顔だった。イキ顔、と言うべきそれを俺は愛しく想いキスをした。

 

「……綺麗だよ調」

「ほんと? ほんとにきれい?」

「ああ。とても綺麗だ。俺とのセックスでそこまで感じてくれて嬉しいぐらいさ」

「……うん、とってもきもちよかった。やさしいのも、はげしいのも、りょうほうだいすき……っ♡」

 

 蕩けた笑顔のまま、調はそう言って目を閉じるや脱力した。気を失ったのだと察して、俺はゆっくりと調の体を布団へ下ろす。

 

「……調ちゃん、寝ちゃったんですか?」

「多分ね。それだけ体力を消耗させたんだなぁ」

 

 俺も割と疲れてはいるけど寝る程じゃない。これ、もしかしなくてもこれまでの積み重ねが原因だろうな。

 あの頃から始めた地味な体力作りとここ最近になってのみんなとの交わり。それが俺には一種のトレーニングみたいになったんだ。

 

 ……思えばみんなのトレーニングって基本ギアを使ってのものだから体力作りとはまた違うし、そういう意味じゃ調は体力がある方じゃないからこの結果は有り得なくないか。

 

「んぅ……」

 

 チンポを調のマンコから引き抜いてみると、本気汁がべっとりと付着してて調の感じ様をこっちへ伝えてくれた。

 

 無言で中身の入ったゴムを外し軽く結んで調の傍へ置く。ある意味での撃墜マークだな、これ。

 

「さてと、じゃあ今度はそっちの番だ。お待たせ未来」

「……はい、待ちました。いっ……ぱい、してくださいね?」

 

 待ちくたびれたと言うような未来の表情に、俺のチンポがすぐに元気を取り戻して天を衝く。

 それを見た未来が嬉しそうに口にゴムを咥えてチンポへと装着させていくのは何とも言えない興奮があった。

 

「……どうですか?」

「上手だよ未来。どんどんエロくなってくな」

「誰のせいですか? でも、自分でもそう思います」

 

 膨れたかと思えばすぐに苦笑する、か。どうやら自覚があるらしい。

 

「男ってのはさ、女が自分好みになってくのを見ると堪らなく嬉しくなるんだ。最初こそ無垢だった未来が、今じゃゴムを口でチンポへ着けるようになってるのも」

「……本当はそんな物なしでエッチしたいと思ってるのも?」

 

 深く頷いた。調と未来は装者の中でも見た目が清純そうな筆頭だ。それがここまで淫らになったのは俺の手によるものだと思えばそれがどれだけ興奮するかは言うまでもないだろう。

 未来もそれが分かったのか、どこか満足そうに笑みを見せるとその場から動いて隣の布団へ、自分がかつて使っていた布団へと横になって股を開いた。

 

「兄さん、調ちゃんのように私も見せちゃいけない顔にしてください」

 

 ……本当に、これがあの小日向未来なのかと、そう思うような誘いだ。

 もう彼女は立花響の陽だまりではなく、俺の女と、そういう事なんだろう。

 

「任せておけ。未来も俺の女だって体にしっかり刻み付けてやるよ」

 

 そんな俺の言葉に未来は嬉しそうに微笑んでブルリと震えた……。

 

 

 

「こ、これ駄目ぇ♡ 駄目なのぉ♡」

 

 未来の声は言葉とは反対に喜びが宿っている。今、彼女は俺の手によって未知の快楽を味わってる最中だ。

 両乳首へ固定された二つのローターと、マンコに突き刺さっているバイブ。その三つによる刺激で今まで炙られてきた体を更にじっくりと焦らされているのだから。

 

「駄目じゃないだろ未来。君にもマゾの気があるのはもう分かってるんだ。ほら、今だって駄目と言いながら顔は笑ってるぞ?」

「違う♡ 違うのっ♡ これは違うのぉ♡」

「そんな甘い声で否定されてもなぁ」

 

 イヤイヤと首を横に振る未来だけど、その口元は緩み、今にも涎が出てきそうな感じさえある。

 ギャグボールを噛ませたらきっと涎で大洪水を起こしている事だろう。

 未来にあまりハードなSMはしようと思ってないが、この感じからしてソフトは喜びそうなのでそっちは考えてもいいかもしれない。

 

「これはぁ、兄さんと調ちゃんのエッチを見てたからなってるだけぇ♡ 私がマゾだからじゃないのぉ♡」

 

 見え見えの嘘を吐く未来に思わず苦笑する。言いながらマンコから愛液が流れてきているからだ。

 それと未来もそう言う事で興奮していると分かってきているらしい。うん、まさしく調教だな、これ。

 

「そうか。でも俺はそうは思えないんだよなぁ。何せ未来の顔がとっても嬉しそうだからさ。それにほら」

「んむっ♡」

 

 チンポを口へ近付けた瞬間喜んで咥え込む未来に思わず笑みが浮かぶ。

 そのままフェラを始める未来の頭を優しく撫でながら俺は告げるのだ。

 

「もう未来はドスケベモードじゃないか。今だってチンポしゃぶりながらマンコに入れて欲しいって思ってるんだろ?」

「んぅ♡」

 

 その問いかけに未来は上目遣いで頷いた。ただしチンポから口は離さないままで。

 

「バイブなんかじゃ物足りないから本物のチンポが欲しい?」

「んっ♡」

 

 また頷く。しかも今度はさっきよりも強く。

 

「へぇ、そっちは素直に認められるのにどうしてマゾって事は認められないんだ? 俺、素直な未来が好きだぞ? 認めてくれたら思いっ……っきりチンポで気持ち良くしてやるんだけどなぁ」

 

 そう言った瞬間、未来の目が一瞬だけど泳いだ。それ程までに欲に支配されているらしい。普段なら絶対見せない反応だった。

 

「未来、別にマゾだろうが何だろうが俺は気にしないって知ってるだろ? 要はさ、未来にエロい事言わせたいだけなんだよ。なぁ、駄目か?」

「んふっ♡」

 

 口の中でチンポが動いたからか未来が嬉しそうに微笑む。

 それは普段の陽だまりなどではなく、どこまでも沈みそうな底なし沼のような感じがした。

 やがて未来はチンポから口を離した。ねっとりとした糸のようなものがチンポの周囲に見えたが、それが未来の熱量と考えるとかなりのものだろうな。

 

「兄さん、私、マゾみたい♡ でも痛いのとか苦しいのは嫌いだからね?」

「分かってるよ。未来はそっちじゃなくて恥ずかしいって方で感じちゃうタイプだってな」

「っ♡」

 

 ピクンと震えるのが見えた。未来はマリア側って事だ。まぁ軽い痛みや苦しみでも感じてくれそうだが、ここでは黙っておくとする。

 

「それじゃあしようか。未来、バイブを抜いてくれ」

「はい、兄さん♡」

 

 待ってましたとばかりに未来がバイブを引き抜き、その先端を妖艶に舐めたのにはビックリしたが、それさえもこっちの興奮を誘うためと察して俺は笑みを返した。

 本当に未来や調のエロ方面での適応力は凄まじいの一言だ。見た目清楚の方が色々と抑圧されてるのかね、やっぱり。

 

 未来は手にしたバイブを布団の傍へ転がすと、仰向けになって股を開く。

 

「来て♡ 兄さん♡」

 

 ……本気で義理の妹を抱くような感覚に襲われるな。

 それぐらい今の未来は妹オーラが凄い。調もかなりだが未来も一度スイッチ入るととんでもないな。

 ならこっちもそれに応じるとしましょうか。実際今の未来のおかげでチンポがギンギンだし。

 

「未来、覚悟しろよ? 一度出したら次は晴着ギアのエロスドライブだからな?」

「分かってます♡ むしろそっちが楽しみなんです♡ 只野さん、そういうの大好きですもんね♡」

「……その時は姫として抱いてやるよ」

 

 その言葉に未来は嬉しそうに笑うと無言で片手を使ってマンコを広げるのだった……。

 

 

 

「あぁ……殿のチンポ凄い熱いです♡ 雄々しくて素敵で、これで抱かれるなんて幸せぇ♡」

 

 見目麗しい黒髪の着物女性が男の股倉に背を預ける形で座るようにして交わっている。

 だが男はそんな女へ目も向けず、傍でキスを繰り返す和装の少女へ意識を向けていた。

 

「っはぁ♡ 殿、護衛の私にまでお情けをくれるなんて嬉しいです……」

「調は私のためによく尽くしてくれているからな。それにそなたも室の一人だ。私の子を産む義務もあるのだぞ?」

 

 それは和装ギアエロスドライブとなった調であった。絶賛時代劇プレイの真っ最中という訳である。

 未来は正室で調は側室という設定の、本来ならば有り得ない乱交だ。

 

「あぁ、申し訳ありません♡ 殿の仰る通りです♡ 私も殿の子種を頂き、見事孕んでみせます♡」

「愛い奴め。舌を出せ、調」

「ふぁい♡ んぅ♡」

 

 仁志の右手は未来の右乳房を、左手は調の右乳房をそれぞれ触っており、しかも乳首までも刺激していた。

 

 小ぶりではあるが形の良い胸の二人は、それに悶え、喘ぎ、悦びを見せる。

 けれど仁志は気付いている。初めて二人を抱いた時に比べればその膨らみは大きくなっている事を。

 

(地味に大きくなってきてるんだよなぁ。これ、もしかしなくても俺とのセックスが原因だよな)

 

 柔らかでたしかな母性を感じさせる膨らみを、仁志は優しくけれど強く揉む。

 

「「んっ♡」」

 

 喜びを滲ませるようなその声に仁志は気をよくしたのか、そこからにやけた顔で二人の乳房を愛撫し出した。

 

「やっ♡ ああんっ♡ ち、チンポが跳ねてるぅ♡」

「んんっ♡ っは♡ ち、乳首をクリクリダメぇ♡ 気持ち良すぎてキス出来ない……っ♡」

「こらこら、二人して動きが止まっているぞ?」

 

 じゃれ合うような仁志の口調に二人は小さく笑みを浮かべる。

 今の仁志は自分達が一番好みの交わり方をしてくれるのだと察したのだ。

 

「「申し訳ありません♡ すぐに奉仕を再開します♡」」

 

 意図せずシンクロした言葉に仁志が一瞬驚き、すぐに満足そうに笑みを浮かべて調の体を抱き寄せ、その後未来の体も抱き締めた。

 

「俺、頑張るから。いつまでもみんなのヒーローでいられるように強くあるから。だから、時々こうして甘えさせてくれ」

 

 その心からの言葉に未来と調は驚くも、ゆっくりと微笑みを浮かべて……

 

「うん、信じてる」

「はい。だから気にせず甘えてください」

 

 と、優しい声で返したのだ。

 

 それに対する仁志の反応は抱き締める腕へ少しだけ力を込める事。

 そして未来には一度だけペニスが跳ねるのも分かったのだ。

 

 そこから未来は仁志のペニスを引き抜き、調と二人でフェラチオをする事にした。

 その光景はまさに姫とくノ一が奉仕しているようにしか見えないもの。仁志は本当に殿様になったかのような気分でその奉仕に酔いしれた。

 

「あぁ、最高だよ二人共。その綺麗な顔にかけたいぐらいだ」

「「かけてください♡ それで私達が貴方のものだって感じさせてぇ♡」」

 

 エロスドライブによる共鳴にも似た同調。それがもたらす二人の言葉に仁志は大いに機嫌を良くしてペニスを滾らせる。

 その滾りと熱を感じ取り、未来と調は嬉しそうに微笑むと仁志の望みを叶えるべくねっとりとフェラチオを続けた。

 

(チンポがこんなに硬くなってる♡ もうすぐあの熱くて濃いチンポミルクが出てくるんだぁ♡ あれを顔にかけられるの好き♡ 只野さんの女なんだって、そう強く感じられるから好きっ♡)

(仁志さんのチンポ、凄く硬くて熱くなってきてる♡ そんなに私や未来さんの顔にチンポミルクかけたいんだね♡ 私もかけて欲しい……っ♡ あの匂いに包まれたいっ♡)

 

 瞳の中に♡が浮かび上がりそうな程に夢中でペニスへ舌を這わせる二人。

 そんな光景を見下ろして仁志は満足そうに笑みを浮かべた。

 

(すっかりチンポに夢中だなぁ。やっぱエロスドライブは凄いな)

 

 おそらく一人だったら貪るようにペニスをしゃぶっていただろう二人を見つめ、仁志は嬉しさと愛おしさを込めてその頭を優しく撫でる。

 

「「っ♡」」

 

 それだけでも今の二人にとっては幸せになってしまうもの。愛する男からの想いが温もりとなって感じ取れるためである。それが奉仕への熱量を上げて、それを受けて仁志がというような好循環へ入った結果……

 

「出る……っ!」

「「~~~~~っ♡♡」」

 

 仁志のペニスから熱い精液が放たれ、その白濁液が未来と調の綺麗な顔や黒髪へと降り注いだのだ。

 いくらかの重量を感じさせるそれに、未来と調はエロスドライブの効果もあって軽い絶頂を迎えてしまう程だった。

 

 仁志によって白化粧を施された二人の少女。その表情はとても淫らで妖艶であった。

 

「すごぉい……こんなにも濃い匂いなんてぇ……♡」

「味も……はぁぁ……とっても濃いです……♡」

 

 蕩けた瞳のまま、二人はそれぞれ自分に付着した白濁を指ですくったりあるいは舐め取ったりとする。

 が、そんな二人の視界へ割って入るように雄々しく屹立したペニスが差しこまれた。

 

「綺麗にしてくれ」

 

 返事もなく二人の少女は目の前の肉棒へ舌を伸ばして掃除を始めた。ただそれは掃除と呼ぶにはあまりにも熱の入った行為だった。

 だが既に仁志のペニスはそれでは満足しない状態となっていた。いや違う。それでは満足などするものかと仁志自身が思っていたのだ。

 

 それを二人もペニス越しに感じ取って行き過ぎた行為を切り上げると潤んだ瞳のまま仁志を見上げる。

 

「……未来、調、歌を歌ってくれ。その歌の力で二人をたっぷりと愛したいんだ」

「「はい、アナタ♡」」

 

 淫奔の宴は終わる事なく、むしろより熱を帯びて続く事となる。

 エロスドライブによる歌を使った精力増強。その加護を受けた仁志は未来と調が意識を失うまで力強く抱き、本当に宣言通り避妊具の箱を空にしてみせたのだ。

 意識を失って布団に突っ伏す未来と調の臀部には使用済みの避妊具が並べられ、その無様とも言える姿を仁志のスマートフォンに記録される事となる。

 

 ちなみに起きた後それを知った二人は、仁志の更なる要望に呆れつつももう一枚の画像を記録させた。

 

――こ、これは絶対に誰にも見せないでくださいねっ!

――見せたら師匠でも……っ!

――分かってるよ。それにスマホは普段ロックかけてるから。

 

 使用済みコンドームを両手に持ってピースサインをし、更に一つは口に咥えての撮影前にそんなやり取りをして、二人の少女は全裸での淫らな撮影を許可したのだ。

 

 こうして仁志は響・切歌に続き未来・調のエロ画像を保存する事となる。

 勿論それを誰かに見せる事はなかったが、これを切っ掛けに仁志が翼やクリス達へ似たような事を頼み出すのは、また別の話……。




……最後は力尽きました(汗

結局許しちゃう辺り未来もちょろい子(苦笑
まぁ装者の子達は惚れた相手にダダ甘なイメージですけどね、全員。

次回は……久々のドライディーヴァかあるいはクリスか。それとも意外な相手かもしれません。

…………ただし更新時期は不明(汗々
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