※この作品はR-18です。

シンフォギアの消えた世界で H EROVer   作:現実の夢想者

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まぁそりゃこうなるよね、な話。

……もしかするとひびみくは一番エロ進化させられたのかもしれない(汗


三人娘との×××(スイーツパラダイス)

 まぁ結局そんな平和な感じで終わるはずもなく、俺は五人の女子高生の前でとんでもない格好をさせられていた。いや響と未来が、お手本セックスを見せないなら代わりに勃起チンポだけでも見せてやるべき、とそう言ってきたもんだから……なぁ。

 

 しかもそれを板場さん達が拒否せず興味を示したために現状となっている。それで見せる辺り、俺も結局は現役女子高生を食ってしまいたいと思ってるんだなぁと自覚した。

 

「す、すごい……あ、あんな風になるんだ……っ」

 

 板場さんがつばを飲み込むようにして食い入るように見つめているモノ。それは当然ながら俺の勃起したチンポだ。ギンギンに反り返ったそれは、これまで何度も装者達を鳴かせ、喘がせ、敗北させてきた凶器である。

 

「そ、想像よりもおっきいかも……や、ヤバいなぁ……」

 

 安藤さんも少しとして目を逸らさずに勃起チンポを見つめていた。正直言おう。ちょっとエロくて可愛い。その可愛い口に突っ込んでみたいと思う辺り俺もかなり爛れてるなぁ。

 

「あぁ……とても逞しくて素敵ですわぁ……」

 

 で、若干二人と反応が異なるのが寺島さん。これ、もしかしなくても出来上がってきつつあるんじゃ……。

 

 と、そんな俺の視界には勿論板場さん達だけでなく響と未来もいる。いるのだが……

 

「スゴイでしょ? これでオマンコ突かれるとぉ、とっても気持ちいいんだぁ」

「子宮を揺らされるんだよ。それで教えられるの。女の子はチンポには勝てないんだって」

 

 などと言って未経験の処女三人を淫らな方へ誘うのだ。何せその言葉でゴクリと三人揃って喉を動かすのが見えたし。

 

 セックスへの興味が増すように、チンポをマンコで咥え込んでみたくなるように。それはそれはとても淫らでスケベな言葉を聞かせる響と未来。

 板場さん達も同級生であり友人でもある二人の言葉を疑う事はなく、むしろそれを素直に聞き入れて顔を赤くしつつモジモジとし始めていた。

 

 ……多分だけど、彼女達はオナニーをしてるなぁ。それで中途半端に開いた性欲が暴走しないといいんだけどって、フル勃起チンポを見せてる俺がそんな事言う資格ないわな。

 

 ちなみに響と未来は板場さん達の後ろに位置しているが、その格好はギアインナー姿となっている。勿論ドエロギアだ。それで俺のチンポを勃起させる手伝いをしてくれているのだ。

 

「初めて仁志さんとエッチした時の事はよく覚えてるんだぁ。痛みはあったけど、すぐにそれよりも気持ちいいのと嬉しいのが大きくなってさ」

「き、気持ち良くなったの?」

「そうなんだよ。仁志さんが痛くないようにっていっぱいオマンコ舐めてくれたからね。あれも気持ち良かったっけ。あったかくて、ふわふわしてくるんだよ」

「あったかくてふわふわ……」

 

 板場さんの疑問へ答える響は俺へ向かって妖艶に微笑んでいた。それだけでゾクッとくるぐらいの色気がある。

 

「しかも何度もエッチしてるとね、気持ちいいのがどんどん強くなってくるの。私も響もすっかりエッチに夢中なんだから」

「ひ、ヒナとビッキーがそういう事してたのは知ってたけど……」

「む、夢中なんですか?」

「「うん」」

 

 困惑する安藤さんと寺島さんへ未来が、そして響がしっかり頷いた。

 それに板場さん達が驚きで目を見開くのを見てチンポを少し動かしてしまった。

 

「「「ぁ……」」」

 

 それに再び板場さん達の意識がチンポへ集中するのが分かった。あー、これは不味い。俺の中の雄が騒ぎ出してる。何せ今の板場さん達は完全にあの夜の響達に近いからだ。

 俺がその気になって迫ればヤれると、そう確信めいたものをひしひしと感じられる。今、この三人は俺に抱かれたがっているのだと。

 

 でも、俺から手を出すのは最後の最後だ。というか、これもう確かめるまでもなく板場さん達今日スケベする気満々だぞ。

 

「そろそろズボンを履いてもいいか?」

 

 なのでそう切り出した。もう十分だろうと。このままでは流されてしまう。そう考えてのものだったが、それに響と未来は不満げな表情を返してくる。

 

「え~? 仁志さん、チンポおっきくしたままじゃないですかぁ」

「そうですよ。それ、元に戻さないと履けません」

 

 告げられた言葉に内心で頭を抱える。完全にその気になってるな、二人して。

 しかも板場さん達が二人の言葉を聞いて期待半分不安半分な表情を浮かべてる。これは良くない。なので頑張って大人をしようと自分を律した。

 

「いいんだよ、それはどうでも。それで、板場さん達はどうする? 本当にこんなおっさんとセックスして大事な処女を失ってもいい? 自分が寄り添っていたいと心から思える相手と経験するべきだと思うよ?」

「それでも私は只野さんが良いです」

「「詩織(テラジ)……」」

 

 ぶれない。それが率直な感想だった。寺島さんは絶対に俺と初体験をしたいんだろう。

 ここまで彼女が想ってくれる要素が俺にあったとは思えないんだが、素直にこれは嬉しい。

 

「本気なんだね?」

「はい。立花さんや小日向さんが見逃してくれるのなら、私は只野さんと一夜を共にしたいと思います」

 

 迷いのない眼差しでこっちを見つめる寺島さんは覚悟を決めている表情をしていた。

 チラリとその後ろへ目をやれば響と未来が小さく苦笑している。これは、あれだ。見逃すというよりは仕方ないって感じだな。

 

「分かった。その、光栄だよ」

「只野さん……」

「じゃあ、そうだな。寺島さん、ちょっと立ってくれる?」

「あ、はい」

 

 いい具合にスケベな空気が薄れたところで寺島さんにその場で立ってもらう事に。

 さて、なら少しだけ調子に乗ってみようか。まずは抱き寄せて……っと、その前にパンツとズボンを履くか。多少萎えてくれたから何とか履けるし。

 

「よし……よっと」

「ぁ……」

 

 抱き寄せて思うのは、やっぱり華奢な感じがするなって事。それにまだこういうのに不慣れで可愛いなぁ。

 

「寺島さん、もし良かったら名前で呼ばせてもらってもいいかな?」

「え? は、はい」

「ありがとう。なら、詩織ちゃん?」

「っ……はい、何でしょう?」

 

 少しだけ、ほんの少しだけ詩織ちゃんと呼んだら驚いて、そして恥ずかしそうに微笑む辺りはまごう事なき美少女だ。

 

「キス、したいんだけどいい? 嫌なら行為の最中もしないようにするから」

「……ど、どうぞ」

 

 真っ赤になって目を閉じる詩織ちゃんはとっても初々しい。思えばみんなもこういう頃があったなぁ。

 そんな事を思いながらそっと口付ける。触れるだけの軽いキス。それでも、それが女性にどういう意味合いを持つかは分からない訳じゃない。

 

「どう?」

「……不思議な感覚です。けれど、その、嫌ではありませんわ」

「そっか。じゃあ……」

「んっ……」

 

 優しくキスをしながら抱き寄せる腕に力を込める。するとそれに詩織ちゃんも抱き締め返してくれた。

 

「いいなぁ。寺島さん、大事にされてる」

「そうだね。私や響が初めてキスされた時もああいう感じだったもんね」

「そうそう。抱き締められて、優しくキスしてもらったっけ」

 

 響と未来の懐かしむような声に内心苦笑する。まだそれから一年経ってないんだけどなぁ。

 

「うわぁ……ほ、ホントにキスしちゃってる」

「テラジ、嬉しそうだね……」

 

 対する板場さんと安藤さんはやや赤面しながらこちらを見てる。セックスを意識してたかもしれないけど、いきなりそれをやれる程俺は遊び人じゃない。

 どうしてもこうして大事にしようとしてしまうんだよなぁ。これが悪いとは思わないけど、今回はそうするべきじゃないかもとはどこか思う。

 

 ……これで本気の本気にしてしまったら、俺は両手で足りない数の女性の人生を半分担う事になるんだから。

 

 そっと詩織ちゃんの体から離れると彼女と目が合った。その表情はどこか惚けているようにも見える。

 

「只野さん……」

「何?」

 

 その声は熱のようなものを帯びている、ような気がした。

 

「その、もっとキスしてくださいませんか?」

 

 その眼差しの奥には、チラチラと燻り出した情欲の灯があるように感じた。

 だから俺は何も言わず、笑みを返すと詩織ちゃんの唇を優しく奪った。

 すると詩織ちゃんはその胸を押し付けるように体を密着させてきて、俺はそんな彼女を愛しいとばかりに抱き締める。

 

「……っ?!」

 

 で、ちょっとだけ舌を入れてみようかとしたら、詩織ちゃんが驚いたのか全身に力を入れたのが分かったので切り上げる事に。

 

「た、只野さん……今のは……」

「ごめんごめん。少し調子に乗り過ぎたよ」

 

 みんなで積んだ経験値が悪い方へ出たな。あの頃の俺じゃ絶対思いもしないし出来もしない行動だった。

 まぁ幸い詩織ちゃんは嫌がってるんじゃなく困惑してる感じだし、ここは素直に謝っておこう。

 

「詩織ちゃんともっと深いキスをしたくなってつい、ね」

「そ、そうですか……」

 

 おや、これはもしかして……。

 

詩織ちゃん、もし嫌じゃないなら舌を出してくれる?」

し、舌を、ですか?」

 

 こちらの小声に合わせて小声を返す詩織ちゃんに黙って頷く。すると詩織ちゃんはおずおずと舌を出してくれた。うん、やっぱりそうだ。彼女は……

 

「詩織ちゃんはエッチだな」

 

 言ってから舌を絡めるようにキスをする。その瞬間詩織ちゃんの体が軽く震えたのが分かった。一瞬嫌悪感からのものかと思ったが、詩織ちゃんの舌が自発的に動いた事でそうじゃない事が分かった。

 

 ……きっと快感を覚えたんだ。ディープキスしてるという事に。

 

「えっ? えっ? も、もしかして今二人って……」

「ディープキス、してるよね、あれ……」

「そうだね。あれ、とっても幸せになるんだよ」

「うん。愛されてるって、そう感じられるからね」

 

 周囲の声を聴きながら俺は詩織ちゃんとのディープキスを楽しむ。少しでも彼女が気持ち良くなれるようにと思って。

 舌同士を絡めるだけじゃなく、時には舌で詩織ちゃんの口内を味わったりした。それにも詩織ちゃんは嫌がる事もせず受け入れてくれ、むしろ喜んでいるようにも感じられた程だった。

 

 そうして十分ディープキスを堪能した俺が詩織ちゃんから顔を離すと、俺達の間に透明な糸が出来てすぐに切れるのが見えた。

 

「……只野さん」

 

 こっちを見つめる詩織ちゃんの眼差しがキスする前よりも潤んでいるように感じる。

 

「何だい?」

「私、思っていたよりもはしたない性格だったようです」

 

 そう言って詩織ちゃんは俺の手を取って自分の胸へ導いた。ブラジャーらしき感触と共に確かな柔らかさを感じる。

 

「詩織ちゃん?」

「……したい、です」

「っ」

 

 言いながら俺の股間を触ってきた、だと? 本気で大人しい子程エロいんだろうか?

 ただ、ここまでされたら男としては選択肢は一つしかない。

 

「いいよ。じゃあ、シャワーを浴びておいで」

「……はい」

 

 上気した顔でどこか嬉しそうに頷き、詩織ちゃんは振り返ると惚けているような板場さんと安藤さんへ向かって……

 

「お先に失礼しますわね」

 

 と告げてそのまま風呂場へと向かって動き出した。お先に失礼、か。つまり彼女は板場さんも安藤さんも自分と同じ道を行くと確信してるんだろう。

 

 ……とりあえず俺は二階へ行って布団を敷いておくか。それとこちらへギラギラした眼差しを向けてる響と未来の事もどうにかしないといけないし。

 

 

 

 弓美と創世は目の前の行為から目を離せないでいた。詩織がシャワーを浴びに行った事を受け、二人はどうするべきかと相談しようとしたのだが、それをする前に響と未来が仁志に呼ばれて動いたのだ。

 

 そうして行われたのは三人での淫らな“キス”と呼ぶのも躊躇う行為だった。三人で舌を伸ばし合い、ピチャピチャと音を立てて交わるようなそれに加え、二人の少女は仁志の勃起したペニスをズボン越しにその手で撫でていたのだ。

 

 その一種の手コキッスと呼ばれる行為は、まだ生娘である二人には刺激の強い光景だった。

 

(うわうわうわぁ! ひ、響も未来もあんなに嬉しそうに只野さんと舌でえ、エッチな事してる~っ! それだけじゃなくて、手でオチンチン撫でてるしっ!)

(あ、あんな事しちゃうんだ……。今のビッキーもヒナも本当に女、なんだね……。え、エッチだけど幸せそうだなぁ……)

 

 顔を真っ赤にしながらも少しも目を逸らさない弓美と、顔を赤くしながらも興味深く見つめる創世。

 彼女達は気付いていない。既にその下着には淫らな染みが出来ている事に。知ってはいても実際目の当たりにした友人二人が自分達よりも女性として先を歩いている事実は、まだまだ少女である彼女達にとって衝撃的であり羨望の意を抱くものであった。

 

「仁志さぁん♡ キスだけじゃなくてドスケベエッチしたいですぅ♡」

「「っ?!」」

 

 思わず弓美と創世の表情が変わる。普段の響からは考えられないような甘く、そして媚びるような声だったからだ。そんな二人は次に聞こえてきた声に更に驚きを感じる事となる。

 

「そうですよぉ♡ 私と響でお手本セックス見せてあげたいなぁ♡」

「「っ?!?!」」

 

 未来からも今まで聞いた事のないような甘く媚びた声が出てきたからだ。

 響に対してさえもなかったその雌としての声に、弓美と創世は彼女達の変化を感じ取って息を呑む。

 

(い、今の二人は完全に只野さんの彼女、なんだわ……。あ、あんな声、聞いた事ないもの)

(あれが……ビッキーとヒナの女の顔、なんだ。只野さんにしか見せない、聞かせない二人の一面……)

 

 男を知り、雄を知り、性欲を開花させられた二人の戦姫は、最愛の相手の前では発情した雌の顔を見せるようになっていた。

 それにはドエロギアと名付けた淫らな姿も影響している。あのギアによって理性という枷を外された上で交わった記憶。それによる強烈な快楽と幸福感が響や未来の中で見事なまでの変化を引き起こしていたのだ。

 

 ただ、仁志はそんな雌全開の二人へ冷静に対応した。

 

「気持ちは嬉しいけど、そうなったら二人して俺をカラカラに搾りつくすだろ? せめて詩織ちゃんの相手を終えてからにしてくれ」

「「はぁ~い……」」

 

 しぶしぶではあるが、大事な友人の初体験を邪魔するつもりはないのか二人は素直に引き下がる。が未練があるのかその手は未だにペニスを撫でていたが。

 

 すると二人の返事を合図にしたかのように詩織がやや緊張した面持ちでリビングへと戻ってきた。まだ髪が多少湿っているので余程急いできたのだろう。それだけ抱かれたいのだと仁志は思い、その股間の物が軽くズボンの中で動いた。

 

「お、お待たせしました」

「いや、気にしてないよ。じゃあ行こうか」

「は、はい」

 

 シャワーでディープキスによって出来上がっていた思考が幾分か冷えていたが、それでも仁志の優しい呼びかけにやや嬉しさを滲ませて詩織はその後を追う。

 

 残される形となった四人だが、響と未来はドアが閉まると同時に後ろへ振り向いた。

 

「「それで、二人はどうするの? しないの? エッチ」」

 

 弓美と創世はそう告げた友人二人の表情に思わずどきりとした。

 

(ふ、二人して何て顔してんのよ……。あれが、大人の色気ってやつ、なのかしら……)

(あの夜見たビッキーやヒナよりももっとエッチな顔だよ……。でも、だからこそ知りたい、かも。あたしも、ああなれるのかって……)

 

 知らず喉を鳴らす弓美と創世。それは言うならば知識欲と性欲が起こした反応だった。

 

「あっ、じゃあこういうのはどうかな? 寺島さんがするところを実際見て決めるの」

「「えっ?」」

「あ、うん。それいいよ未来。二人だって仁志さんがするエッチってどんなのか興味あるでしょ?」

「それは……」

「ないとは言わないけど……」

 

 迷うような二人の反応を見た響と未来は瞬時に悟る。もう二人は堕ちかかっている。いや堕ちたいと思っているのだろうと。

 

(板場さんも安藤さんもモジモジしてる……。もう頭の中がオマンコする事で埋まり始めてるね)

(只野さん、優しく寺島さんを蕩けさせてたもんなぁ。あれを見て余計二人も只野さんならって、そう思い出したんだろうね)

 

 かつて経験した初夜の記憶。そこで見た仲間達の反応と今の弓美や創世は良く似ていたのだ。

 

 さて弓美と創世が淫魔と化した響と未来にその欲望を炙られ始めた頃、二階の寝室では仁志と詩織が裸になっていたのだが……

 

「は、はずかしいですね……」

 

 詩織は恥ずかしさで胸と局部を両腕で隠すようにしていた。その行動に仁志は小さく苦笑する。

 

(仕方ないな)

 

 緊張を解そうと仁志は詩織の体をそっと抱き締める。一瞬だが詩織の体に力が入るも、すぐにそれが消えて委ねるように腕の中で脱力していくのを感じ、仁志は嬉しそうに笑みを浮かべた。

 

「詩織ちゃん、これなら見えないから。腕、どかしてくれないか?」

「……分かりました」

 

 この場に響達がいれば不満の声を漏らしたに違いない程の微笑ましさと初夜らしさである。

 ある意味では詩織が一番仁志の彼女らしい初体験を迎えようとしていた。

 

「詩織ちゃん……」

「只野さん……」

 

 そうして少し見つめ合って二人はそっと口付ける。それが合図となったかのように仁志は詩織の尻を優しく撫で始めた。

 

(ぁ……わ、私、今只野さんにお尻を……っ)

 

 初めて意識的に臀部を異性に触られる事に詩織は嫌悪感ではなく興奮を覚えていた。それは強く意識する男性からの行動だからであるが、それだけではないものも関係していた。

 

 それは、秘められていた強い性欲だ。

 

(あぁ、私、只野さんにお尻を触られて感じています。もっと触って欲しいって、もっと強く求めて欲しいってそう思ってしまいますっ)

 

 仁志と響達の関係を知ったあの夜からじっくりと炙り焦らされ成長してしまった性欲。それが遂に噴出する機会を得て爆発しようとしていたのだ。

 

 仁志へ体を密着させ胸を押し当てる詩織。それにより彼女の胸が仁志の胸板に押し潰されるような状態となり、小さくない快感を詩織へ与える事となる。

 

「んっ♡」

 

 そしてそんな事をすれば仁志が気付かぬ訳でもなく……

 

(詩織ちゃん、よっぽどエッチしたいらしいな。自分からおっぱいを押し付けてきたよ)

 

 男としての嬉しさと雄としての喜びを隠せぬまま、仁志は詩織の体をまさぐっていく。その愛撫によって詩織の体はより火照り、感じさせられ、炙られていく。

 キスも最初のような軽いものではなく、舌を絡める激しいものへ変わるのにそう時間はかからなかった。気付けば詩織は自ら仁志を求めるように舌を出し、絡ませ、唾液を交換していたのだ。

 

 仁志の手もこの時には大胆になっており、詩織の尻だけではなく胸をも揉んでいた。

 やがて二人はそのまま布団へと倒れ込むように移動していく。その間もキスを止める事無く続ける様は、まさしく発情した男女そのものだった。

 

「っは……あぁんっ♡ ち、乳首ぃぃぃっ♡」

 

 仁志の愛撫は九人もの女性を抱いた事でそれなりの上達を見せていた。そんな彼を処女が相手すればどうなるのかは言うまでもない。

 詩織はその乳房だけでなく乳首までも優しく蹂躙され、仁志からの快楽へ否応なく夢中になっていく。時に優しく、時に強くと、詩織の反応を確かめながらの愛撫は仁志がこれまでの事で学んだ事の集大成とも言えた。

 

(ああっ! もう何も考えられませんわっ! こんなにも誰かに、只野さんに愛される事が気持ちいいなんて……っ!)

(凄い濡れ方だなぁ。これ、あの夜の響達とは全然違うぞ。間違いなく詩織ちゃんはオナニーしまくりだな)

 

 秘めていたい乙女の事実を察する仁志だったが、彼はそれを口にする事無く詩織を気持ち良くさせる事へ注力した。

 

「んっ……あぁ……只野さんとのキス、私、好きです……」

「そっか。ならもっとしようね」

「んぅ♡」

 

 軽いキスを繰り返しながら詩織の乳房を優しく揉み、仁志はその若い身体を堪能する。

 男を知らぬ身体は快楽により急速な変化を始め、最早その愛撫を完全に受け入れて蕩けていた。

 詩織も腹部に当たる硬い感触と熱に嫌悪ではなく期待を感じていたぐらいだった。

 

「た、只野さん、もうこんなになって……」

 

 雄々しく反り返るペニスを触り、熱に浮かされたような表情で詩織は微笑む。

 

「そうなんだよ。詩織ちゃんの中に入りたいってうるさいぐらいだ」

「私の中に……」

「っと……ああ、今君が触ってるチンポがマンコの中へ入るんだ。処女膜を破りながら、ね」

「処女膜を……」

「それで詩織ちゃんは見事に処女卒業だ」

「卒業……」

 

 言われた言葉を反芻しながら詩織はペニスを扱き始め、その刺激に仁志も最初こそ反応するもすぐに弱々しいそれに慣れて平然としていた。

 

「そして、きっと俺以外の男とセックスしたらこう思うんだよ。チンポってこんなにも人によって違うんだって」

「人によって違う……えっ? っ?! ~~~~~っ♡♡♡」

 

 手の中にあるペニスが軽く動いた事で詩織の意識がそちらへ向いた瞬間、仁志の指がクリトリスの包皮を優しく剥いたのだ。その結果、詩織は絶頂を迎えて仰け反った。

 

(にゃ、にゃにいまにょ……っ♡ あ、あたまにょにゃか……まっしろになりましたわぁ……♡)

 

 蕩けた目付きで恍惚に耽る詩織。それを見て仁志は更なる行動に出た。

 

「だっだめぇ♡ それはらめぇぇぇぇぇっ♡」

 

 包皮を剥かれて敏感になっているクリトリスを優しく舐め始めたのである。詩織の呂律が怪しくなる程の強烈な快楽と幸福感。それらが一気に押し寄せて詩織の思考を淫ら色に染め上げていく。

 人の温もりのあたたかさ。それと待ち望んでいた瞬間への期待感。それらもあって詩織は仁志の与える快感にあっさりと溺れていった。

 

「……こんなもんか。それにしても詩織ちゃんはイキやすいな」

 

 仁志の顔が愛液塗れになった頃には詩織は絶頂を何度か繰り返し脱力し切っていた。

 だらしない顔で横たわる詩織を一目見て、仁志は愛液でべたべたになった顔をある時から常備するようになったウェットティッシュで綺麗に拭った。

 

 勿論それは行為の後で使うためであり、どうして常備するようになったかは言うまでもない。

 

「ふぅ……さてと……」

 

 仕切り直しだとばかりに目をぎらつかせ、仁志は未だ焦点の合わない目をした詩織へと静かに近付く。

 その股間のペニスは今にもはち切れんばかりに勃起し、詩織の子宮へ子種を吐き出したいと叫ぶかのようだった。

 

「っと、いかんいかん」

 

 そこで何か思い出したように仁志は詩織から若干離れて箪笥代わりの三段ボックスから避妊具の箱を取り出した。極薄と書かれたそれは主に学生組と交わる際に使用するための物だ。

 

「これで……よし」

 

 しっかりと薄いゴムをペニスへ装着した仁志は、今度こそと意気込んで詩織へと近付いた。

 

「詩織ちゃん、チンポいれちゃうけどいい? 処女奪っちゃうよ?」

「ふぇ? んっ!」

 

 ぼんやりとした声で反応する詩織だが、仁志がペニスを膣口付近へ擦り付けた事でその表情へ精気が戻る。熱く硬いペニスの感触と刺激が詩織を正気へと強制的に戻したのだ。

 それを確認した仁志はニヤニヤと笑みを浮かべながらペニスを詩織の膣口付近へ擦り付け続けた。時折クリトリスへも亀頭を当てて彼女の意識を覚醒させると同時に淫らへと変える事も忘れずに。

 それもあって詩織の膣は愛液をダラダラと垂れ流し、今にもペニスを飲み込もうとせんばかりとなっていく。

 

「た、只野さんっ♡ もう辛いんですっ♡ 寂しいんですっ♡」

「何が辛くて寂しいの? ちゃんと言ってくれないと分からないよ」

「っ♡ オマンコぉ♡ オマンコの奥がぁ、子宮がオチンチン欲しくて寂しいんですっ♡」

 

 あっさりと、あっさりと詩織は淫語を口にした。響達と違い、情事を覗き見た事と自慰によって肥大化した性欲は、詩織の思い切った際の行動力も相まって仁志の望むものを簡単に口にさせたのだ。

 そしてそれはこれまでの事で女性への経験値を様々な意味で積んだ仁志にとっては一種の降伏誓言でもあった。

 

「よく言えました」

「ぁ……んっ♡」

 

 そっと触れるだけのキス。それで詩織の体と心は喜びの感情に包まれる。

 歪な形から始まった恋心は、遂にその成就の時を迎えて意気揚々と開花する。その花は淫らな香りを放ち、男によって摘まれるのだ。

 

 寺島詩織という名の花は、只野仁志のものだとばかりに。

 

 

 

「あぁ……こ、これで私は処女じゃなくなったんですね」

 

 そう口にした瞬間私の中で只野さんが動いた。いえ、正確には只野さんのオチンチンですわね。

 初めては痛いと聞いていましたけど、思った程ではありませんでした。きっと只野さんが何度も私を気持ち良くしてくれたからでしょう。

 

「そうだよ。それにしても……やっぱ処女はキツイな……」

 

 私を押し倒すような体勢で只野さんは苦笑しています。こうして見ると、やはり男性と分かる体格と体つきです。

 私へ体重をかけないようにと気遣ってくれているのも大人と感じる部分ですし、何よりその優しさが初めての相手に選んで良かったと心から思える要因ですわ。

 

「ぁ……」

「っと」

 

 嬉しくなったからか私の体が勝手にオチンチンを締め付けてしまいました。その感覚に思わず声が出て、只野さんも反応してくれました。

 それに嬉しいとまた感じてしまい、私の体がオチンチンを締め付けていくのが分かりました。あぁ、何て逞しく雄々しいんでしょう。男性の中にはこれよりも大きなオチンチンの方もいるでしょうけど、それを服を着た状態で判断するのは不可能に近いですし、やはり私は……

 

「あの、只野さん」

「何?」

 

 はしたない女と思われるかもしれません。けれど、やはり私はもう貴方しかいないのです。

 

「私、これだけで終わりたくありません」

「詩織ちゃん……」

 

 こんな快楽を、悦びを教えておいて、それを与えられるかどうか分からないまま大勢の男性の中から相手を探すなんて出来ませんもの。

 

「お願いです。時々でいいので私も抱いてください。只野さんの都合の良い時で構いませんから」

「……それ、どういう意味か分かってる?」

 

 只野さんの表情が険しくなりました。でも不思議と怖くはありません。むしろ凛々しくさえ思えてドキドキします。

 

「はい。セフレ、と呼ばれる関係でいいんです」

「都合のイイ女になるって?」

「はい」

「俺の好き勝手に呼んで抱かれるだけでいいって?」

「はい」

「抱いたらさっさと帰れと言われても?」

「構いません」

「俺以外の男作る事出来なくても?」

「構いません」

 

 あぁ、答える度にオチンチンが私の中で跳ねるのが分かります。只野さんが興奮していくのも分かります。

 

 それに何より、私自身がそう答える事に興奮しているのがよく分かります。

 

「……一緒にみんなへ頭を下げてくれる?」

 

 なのに只野さんのその言葉はとっても情けなくて、頼りなくて、だけどあったかさと可愛さに溢れたものでした。

 

「勿論ですわ」

 

 だからか返す声にも笑みが混じる。さっきまでの真剣さはどこへいったのかと思う程の雰囲気で。

 

「ありがとう。じゃあ改めて……詩織」

「っ……はい」

「セフレ、なんて扱えないよ。その、彼女として大事にするから。だけどこうも言っておく。俺以外の男で心惹かれる相手が見つかったら遠慮なく俺を捨ててくれていい」

「クスッ……はい、分かりました。貴方様のお望みのままに」

「貴方様って……」

「ふふっ、いけませんか? 少し貴音さんを意識してみました」

 

 只野さんが私へ歌ってみてと言ってくれた歌。それはアイマスの歌で、四条貴音さんの歌でした。

 なら、少しそれを意識してみたのですが、思った以上に只野さんへの効果はあったようです。

 

 ……オチンチンがさっきから何度も動いてますから。

 

 そこからは夢のような時間でした。只野さんは私を優しくも強く愛してくれて、その快楽と快感は今まで生きてきた中で経験した事のない程大きなものでした。

 

「す、すごいですっ♡ は、はじめてなのにっ♡ はじめてなのにきもちいいっ♡」

「それは良かった……っ! 沢山イカせた甲斐がぁ……あったってもんだよっと!」

「ああっ♡ おくぅ♡ おくをごつんってされるのすきぃ♡」

「そうか。ならぁ……こうだっ!」

「んああっ♡ だめぇ♡ らめぇ♡ にゃんどもごつんってすりゅにょらめぇぇぇぇぇっ♡♡」

 

 気付けば私は只野さんに抱き着いて、全身であの方を求めていました。だから気付かなかったんです。いつの間にか弓美さん達がいた事に……。

 

 

 

「し、詩織が……只野さんの事を貴方様って……」

 

 ユミの呆然とした言葉にあたしも無言で頷くしかない。ビッキーとヒナに連れられて階段を上った先では、テラジが裸になって只野さんとエッチしてた。

 

 しかも、嬉しそうにだらしない顔で只野さんの事を“貴方様”なんて呼んで。

 

「うわぁ、寺島さん、もう仁志さんのお嫁さん気分だぁ」

「だね。それに只野さんが詩織って呼び捨てって事は……」

「うん、きっと寺島さんも受け入れちゃったんだ。大事にするよって、そういう事だね」

 

 ビッキーの言葉に思わず唾を飲んだ。テラジが、只野さんの彼女になった? ううん、してもらったんだ。

 正直驚きだ。テラジが只野さんとエッチしたがってるのは聞いてたし、あたしも興味があったから今回の事に乗った。だけど、あたしは彼女になろうとは思ってない。てっきりテラジもそうだと思ってたんだけど……

 

「違うんだ……」

 

 あたしの目の前では、テラジが初めて見るような顔で只野さんの事を呼んでいる。貴方様って媚びるように呼びながらオチンチンをオチンポって呼んでねだってるんだ。

 あのテラジがまるで別人みたいにエッチな言葉を使ってる光景にあたしは衝撃を受けた。そうなるぐらいセックスがスゴイって事だと思う。

 

「あっ、あにゃたしゃまぁ♡ もっとぉ♡ もっとおちんぽズボズボしてぇっ♡」

 

 ……ヤバいなぁ、これ。あたしもああされるんだって、そう思うだけでアソコが濡れてくるよ。

 見ればユミはオナりたくてウズウズしてるしビッキーとヒナはいいなぁって顔でテラジを見てる。

 

「……うわぁ」

 

 しかもビッキーとヒナはその場で胸やアソコをいじり出してた。そ、そこまで二人は変わったんだと分かって目を疑う。あの二人がこんな風になっちゃうのがエッチ、なんだ。

 

 そんな風に思いながらあたしの目は自然とテラジへ、ううん本物のセックスへと引き寄せられていった。

 

「しゅっ、しゅごいぃぃぃ♡ おちんぽしゅごいでしゅわぁぁぁっ♡♡ いきゅっ♡ またいきゅぅぅぅっ♡♡」

「いいよ何度でもイってっ! 好きなだけアクメするんだ詩織ぃ!」

「ひゃいっ♡ いきましゅっ♡ あきゅめしゅりゅぅぅぅっ♡♡♡」

「ああっ!!」

 

 呂律の回らない言葉をテラジが出して大きく仰け反る。只野さんはそれに合わせるように強く腰を打ち付けた。そこで二人は動きを止めたまま荒い呼吸を繰り返す。これってもしかして……

 

「ね、ねぇ、もしかしてあれって」

「ふぇ? あはっ、仁志さん、イっちゃったみたい……っ♡」

「んっ♡ 多分だけどっ……寺島さんが強くチンポ締め上げたからだろうね」

「「っ」」

 

 ヒナの言葉であたしとユミは目の前で起こった事を正確に理解して息を呑んだ。やっぱり只野さんが射精したって、事だよね。

 

 あたし達の見てる目の前で只野さんはそっとテラジへキスするとゆっくり体を離していく。

 

「ぁ」

 

 そこで聞こえたのは寂しそうなテラジの声。多分だけど、お、オチンチンが抜けていったからだと思う。

 そうしてテラジから離れた只野さんはオチンチンに着いてるコンドームを外したみたいで、それをテラジへ見せつけるように近付けた。

 

「ふぅ……ほら、見てごらん詩織。これが詩織が出させたものだぞ」

「はぁ……っはぁ……こんなに……出してくれたんですね……っ」

 

 どこか嬉しそうなテラジの声に思わずゾクッとする。色気、みたいなものが感じられたからだ。

 しかも只野さんは手にしたコンドームをテラジへ渡したんだ。受け取ったテラジは何か小声で言われたのか顔を赤くして……え?

 

「嘘……」

 

 何とその中に入ってた精液を手に出した。それだけじゃない。それをペロって舐めたんだ。

 

「寺島さん、完全に仁志さんの彼女になったんだね……っ♡」

「みたい……っ♡ あれ、響も初めての時した事だし……♡」

「多分仁志さんがお願いしたんだろうなぁ♡」

「じゃない? それでやっちゃうって事は寺島さんもかなりかもぉ♡」

 

 ビッキーとヒナの甘い声での会話を聞きながら、あたしは遠い目でテラジの事を見つめていた。

 まるで心服するかのように、愛おしそうな表情で精液塗れのオチンチンを舐め始めた彼女の事を……。

 

 

 

「よ、よろしくお願いします……」

 

 い、今まで生きてきた中で一番緊張してるかもしれないわね。そう思うぐらい今のあたしは顔が熱くて心臓がドキドキしてる。

 目の前には裸の只野さん。対するあたしは下着姿だ。詩織とエッチし終わった只野さんは次の相手にあたしを指名してきた。現在詩織は響と未来に寄り添われてお風呂へ行ってる。で、創世は階段近くに座ったままでこっちを見てる、はず。

 

「こちらこそ。じゃ、まず手始めに」

「は、はい」

 

 何をするのかしら。や、やっぱりキス? それともいきなりオチンチン舐めてとか?

 

「弓美ちゃんって、そう呼んでもいいかな?」

 

 なんて考えてたあたしへ只野さんが告げたのはそんな可愛い事だった。思い返せば詩織にも似た事を言ってたし、何であたしはそれに気付かなかったんだろうって恥ずかしくなる。

 

「ど、どうぞ! むしろ呼び捨てでもいいですからっ!」

「そうかい? でもまずは弓美ちゃんって呼ばせてもらうよ」

「は、はい……」

 

 な、何だろう? 妙に気恥ずかしい。初めて男性へ名前を呼び捨てにしてもいいですなんて言ったからかしら?

 

「それじゃ……弓美ちゃん、こっちへおいで?」

「っ、は、はい……」

 

 ドキドキするわ。こ、これからあたし、この人とエッチ、するのよね……。

 ちょこちょこと近付くと只野さんが小さく笑った。その次の瞬間、あたしの体は只野さんの腕に抱き寄せられてその胸へと収まってた。

 聞こえてくる心音に思わず顔が熱くなる。あたし、今、男の人に抱き締められてるんだってそう思って。

 

「こうしてみると弓美ちゃんは小さいなぁ」

「小さい、ですか……」

「うん。でも心地いい重さはあるよ。クリスもそうだけど、小柄な事は欠点じゃないしね。こうやってしっかり抱きしめられるから」

「ぁ……はい!」

 

 さっきよりも強く温もりを感じられる。これだけで何だか嬉しくなる。あぁ、そっか。これなんだわ。人が彼氏や彼女を欲しがる理由は。

 誰かの温もりを感じたい。一人きりじゃないって思いたい。そういう事なのかも。現に今のあたしは、只野さんに抱き締められて安心感や満足感を得てるもの。

 

 そうやって少しの間あたしは只野さんと抱き合ってたけど、その終わりは不意にやってきた。

 

「え?」

 

 クイって感じで只野さんがあたしの顔を上向かせた。そこには優しく微笑む只野さん。

 

「弓美ちゃん、キスしてもいい?」

「ぁ……は、はい……」

 

 まるでマンガかアニメみたい。そう思いながら返事をすると、思いの外あっさりと只野さんがあたしへ口付けた。軽く触れるようなキス。でも、それだけであたしは今までにないぐらい顔が熱くなった。

 そんなあたしへ、只野さんはどこか楽しげに笑うと何度もキスを繰り返してきた。触れるだけの軽いキス。それがいつしか長くしっかりとしたキスへ変わり、気付けば……

 

「弓美ちゃん、もっと舌を出して」

「ふぁい……んぅ」

 

 気付いた時には大人のキスをしてた。何度もキスされる内に思考がトロトロにされてたみたい。

 でも、このキス好き……。あったかくて、求められるって感じがして、何だか幸せ……っ♡

 強く抱き締められて、時々只野さんから“可愛いよ”とか“大事にするな”とか囁かれるのもそれを助長してくれてる気がする。

 

「ゆ、ユミ……」

 

 創世から信じられないものを見るような声が聞こえた。気持ちは分からないでもない。あたしだってどこかで自分に驚いてる。まさかキスだけでこんな風になるなんて。

 けど、同時に納得もしてる。どうして響や未来が、ううん装者のみんなが只野さんとの関係を断ち切れないかが。

 

「た、只野さん……その、もっとキス、してください」

「いいよ」

「んっ」

 

 あぁ、今度は優しく触れるキスだ。舌を入れるキスばかりじゃないのもあたしがトロトロになってる理由かもしれない。エッチな事をしたいからキスするんじゃなく、あたしを好きだからキスしてるんだよって、そう言われてる気がするから。

 

 そうやって何度もキスしてる内に只野さんがこう囁いてきた。

 

――下着、脱がすよ。

 

 それにあたしは小さく頷く事しか出来なかった。キスされながらまずブラが外されてあたしのあまり大きくない胸が露わになる。すると、当然のように只野さんの片手が背中から離れた。

 

「触るよ」

 

 その言葉に対するあたしの返事は頷きじゃなくてキスをねだる事。それに只野さんは嬉しそうに微笑んでキスしてくれた。

 

「んっ♡」

 

 生まれて初めて異性に胸を触られた時、あたしはくすぐったさとあったかさを感じた。

 きっとキスされる前なら抵抗しただろう行為も、今のあたしにはむしろ嬉しささえ感じられるものになってた。あたしを求めて欲しい。あたしに夢中になって欲しい。そんな風に思ってたから。

 

「あっ……んっ♡ 只野さんの触り方ちょっとエッチです」

「ごめん。弓美ちゃんがあまりにも可愛いもんだからさ」

「むぅ、それで誤魔化されるとでも?」

「されてくれないかな?」

「……き、キスされたら誤魔化されるかもしれません」

「了解」

 

 優しいキスと同時に優しく胸を触られる。その同時攻撃は本気でヤバいって思った。

 片手で抱き寄せられ、もう片手で胸を揉まれてキスされる。どんどんパンツが気持ち悪い事になってくのが分かるぐらい、あたしは感じて濡らしてた。

 そうして胸を触れ始めた事であたしは薄々気付いてた。あたしのお腹の辺りに当たる、熱くて硬い物に。それがどういう意味かはもう嫌でも分かる。詩織をとんでもない状態に、エロエロな感じにした行為。それをあたしにもしたいって、そう只野さんの体が叫び出してるんだって。

 

 でも、やっぱり未経験のあたしが考える事はまだまだなんだと実感する事になる。

 キスしながら胸を揉まれていたんだけど、ある程度したら只野さんがあたしへこう言ってきたの。

 

「弓美ちゃん、もっと気持ちいい事、してみない?」

「も、もっと、気持ちいい事、ですか?」

 

 今のでも十分気持ちいいのにそれ以上って事は……え、エッチって事かしら。

 

「うん。本番に備えて、さ」

「本番……っ」

 

 言って唾を飲んだ。ま、まさかその前にする事でもっと気持ちいい事があるなんて……。

 その期待感が顔に出てたんだと思う。何しろあたしを見て只野さんが小さく苦笑したからだ。

 

「その感じだと弓美ちゃんはもう本番がしたいのかな? なら申し訳けどもう少しだけおっさんの好きにさせてくれないか?」

「え、えっと……お、お任せします」

 

 そう返したら只野さんはそっとあたしの髪を撫でて微笑んだ。そしてあたしは只野さんに体を委ねる事に。

 

「ふぇっ?!」

 

 すると只野さんはあたしの両足を勢いよく開いて……っ!?

 

「ひゃんっ!?」

 

 な、舐められたっ! あ、あんな場所へ只野さんが顔を近付けて迷いなく舌で舐めてきたぁ!

 

 ……これが響の言ってたあったかいやつ、なんだ……。気持ちいいのと恥ずかしいのと色んなものが混ざり合って押し寄せてくるよぉ……っ♡

 

「んんっ♡ だ、だめぇ♡ た、只野さぁん、そんなとこ舐めちゃだめですからぁ♡」

 

 そう言ってるのに只野さんの舌は全然止まってくれない。それどころか“もっと気持ち良くさせてやるっ!”って感じで激しく動いた。

 もう、それであたしはダメになった。自分でしてた一人エッチなんて遊びだぞって分からされちゃったんだ。本当のエッチは、男は凄いんだって、そう体と頭に刻み込まれちゃったんだから。

 

「っぷは……本当かい? その割には弓美ちゃんのマンコは嬉しそうにヒクついてるぞ?」

「や、やだぁ♡ そんな事言わないでくださいよぉ♡」

「弓美ちゃんもクンニが好きなんだなぁ。もっとしてあげるから遠慮なくイっていいよ」

「はにゃんっ♡ しょ、しょこはらめぇぇぇぇぇ♡♡」

 

 ダメだ。声に力が入らない。あたしを内側から溶かされてるみたいだ。只野さんの舌が一番敏感な場所をちょんちょんと触れただけなのに。

 だけどそれが凄く気持ちいい。ビリビリするけどあったかくてふわふわしてくる。そうしていると今度は胸の辺りからも同じようなビリビリが走った。

 

「ちきゅびぃぃぃ……♡」

 

 只野さんが“くんに”をしながらあたしの胸を、乳首を両方指で優しくクリクリしてきたからだった。

 上と下の気持ち良さにあたしはもう何も考えられなくなった。ただ只野さんが与えてくれる気持ち良さに溺れるように声にならない声を出すだけ。

 そんなあたしを見て創世が何か言ってた気もするけど分からない。それぐらい只野さんの行為はあたしにとって凄かったんだ。

 

 クリトリスを舌で、乳首を指で、それぞれ優しくも激しく刺激されて、あたしはお腹の下辺りが疼き出してる事に気付いた。オチンチンが欲しいって、頭の中がそれだけになってきてる事にも。

 あの詩織の幸せそうな顔が、甘えた声が、気持ちよさそうな姿が思い出されて、それがあたしに変わっていく。それだけじゃない。只野さんのおっきなオチンチンも頭の中に浮かんでた。

 

 あれで突かれたらどうなるんだろう? ホントに気持ちいいの? 響や未来達が夢中になるってどういう事? 疑問ばかり浮かんで、それを解決するには一つしかないって自分の中で答えはあっさり出る。

 

「ただにょしゃんっ♡ しぇっきゅしゅしちぇきゅだしゃいっ♡」

 

 もう言葉にならないぐらいにあたしは溶かされてた。それでも言いたい事は伝わったみたいで只野さんの動きが止まる。

 

「いいんだね?」

 

 勢い良く頷く。もうそれだけ。はやく、はやくオチンチンを入れて欲しい。それだけしかあたしにはなかったから。

 

 正直只野さんがオチンチンに避妊具を着けるのさえもどかしくてじれったかった。そんなのいいからオチンチン入れてくださいって、そう叫びそうになるぐらいにあたしはセックスしたくてしたくて仕方なかった。

 

「じゃあ入れるよ?」

「はやくっ! はやく入れてくださいっ!」

 

 次の瞬間、あたしの中に、太くて、硬くて、熱いモノが入ってきた。それは躊躇う事なく一気にあたしの一番奥まで入ってきた。

 ゴリュって、そんな音が頭の中に聞こえてきそうなぐらい、それは力強くて、逞しさを感じさせたんだ。それと同時に頭の中が真っ白になって全身に軽い痛みと強い快感が走った。

 

 そして満足感と安心感に包まれる。男の人に抱かれるって、こういう事なんだって心から思うぐらいあたしは満たされて、あたしはぼんやりとしたまま目の前にいる人を見つめた。

 

 あたしの事を心配そうに見つめる、年上の男性(ヒト)を。

 

「弓美ちゃん、どう? 痛みはある?」

「……少しだけあります。でも平気、です」

「そっか。ふやけるぐらいクンニして正解だったな」

 

 ホッとするように笑みを浮かべる只野さん。やっぱり痛みが少ないのはあれのおかげなんだと理解出来た。

 

「それで、どうする? 動いてもいい?」

「……はい」

 

 そこからはもう、あたしの知らない世界だった。只野さんが動く度にあたしの体中を気持ちよさが駆け巡って、勝手に全身が只野さんを抱き締めてた。

 オチンチンの事をオチンポって呼ぶように言われて、それをすんなりと言えたのはきっとそうした方が気持ちよくなるからって言われたからだと思うし。

 

 力強く打ち付けられるオチンポと感じる男の逞しさ。強く激しいキスと一緒に与えられる甘く優しい快感。全部あたしが今まで知らなかった事だ。

 

「どうだいっ! これがセックスだっ! スケベだっ! オマンコだっ!」

「すっ、すごいですっ♡ せっくすすごいっ♡ すけべすごいっ♡ おまんこすごいっ♡」

「おっ……どう? 気持ちいいかい?」

「きもちいいっ!」

「何が気持ちいいか言ってみ、てっ!」

「オチンポぉ♡」

 

 そう言った瞬間、只野さんのオチンポが跳ねたのが分かったっ♡ あたしの体が、ううんオマンコが締め付けたからだって理解して、また気持ち良さが上がったのも感じられた♡

 

「くっ! そ、その調子だよ弓美ちゃんっ! オチンポ気持ちいいって言ってごらんっ! もっと気持ち良くぅ……なれるか、らっ!」

「ああっ♡ オチンポきもちいいっ♡ あっ、ほんとだぁ♡ ただのさんのオチンポがまたかたくなったぁ♡」

 

 言われた通りにしたら本当に気持ち良くなれた♡ やっぱ経験者は違うのね♡

 

「おぉ……ゆ、弓美ちゃんその調子だ……っ。素直な気持ちを言っていけばっ……も、もっと気持ち良くなれるから」

「わかりましたぁ♡ あたしっ、オチンポすきですっ♡ ずっとこうしていたいぐらいっ♡ セックスだいすきぃ♡」

 

 信じられないような言葉がするすると出た♡ でもでも仕方ないじゃない♡ だってホントなんだもん♡ オチンポ入れられてズンズンおまんこ突かれるだけでとんでもなく気持ち良くて幸せになるんだからっ♡

 

「よし、そんな素直な弓美ちゃんにはご褒美だ」

「ごほうび?」

「そう。チンポで突きながらここを……」

「~~~~~っ♡♡」

 

 な、なにこれぇ♡ す、すごいよぉぉぉ♡ オチンポでオマンコガン突きされてるのにクリも指でいじられてる♡ こんなの絶対ダメなやつだってぇ♡♡

 

「どう? 凄いだろ?」

「ふぁ、ふぁい♡ しゅごいでしゅ……♡」

「弓美ちゃんは小柄だからこういうのがし易いんだよ。なのでここからはこれでたっぷりイカせてあげるからな?」

 

 ギラっとした眼差しであたしを見つめる只野さんは、どこか野性的な感じがして胸が高鳴った。

 

「……はい、いっぱい気持ち良くさせてください♡ あたしを壊してくれてもいいです♡」

 

 その言葉で只野さんも何か吹っ切れたみたいで、あたしの事をそれまで以上に激しく抱いてくれた、と思う。

 何度も何度もおっきくて硬くて熱いオチンポであたしの子宮をガンガン揺らして、クリも頭が真っ白になるぐらい可愛がってくれたからだ。その強い快感であたしは何度も意識を手放し、でも絶対放すもんかとばかりに抱き着いてたらしい。

 

 だから気付いた時には……

 

「ご、ごめんなさい……」

「いいよ。それだけ感じてくれたって事だしさ」

 

 只野さんの背中に見事な傷を作ってしまっていた。無意識に爪を立ててたらしく、生々しい傷跡が背中に複数個所ある。きっと痛いはずなのに笑って許してくれる只野さんは、やっぱり大人の男の人って感じがして胸がキュンとなる。

 

「あ、あの、お詫びって訳じゃないですけど何かあたしに出来る事ありませんか?」

 

 だからか気付けばそう口にしてた。その言葉に只野さんは一瞬きょとんとして、すぐに苦笑して頭を掻いた。

 

「そうだなぁ……じゃあ目を閉じてくれるかい?」

「目を? は、はい、分かりました……」

 

 何をされるんだろうってドキドキしながら目を閉じると、ゆっくりと気配が近寄ってくるのが分かった。只野さんが何かしようとしてる。そう思うとドキドキが速くなった。

 

「……え?」

 

 けど、されたのは軽く触れるだけのキス。思わず目を開けると至近距離に只野さんの顔があった。

 

「君の初めてをもらえて嬉しかったよ。ありがとう、弓美ちゃん」

「っ」

 

 優しく微笑む只野さんは、あたしがよく知る只野さんで、だけど今までとは違う風に感じられる只野さんだった。

 あ~、どうしよ? これであたし、完全に只野さんに惚れたかも。ううん、惚れ込まされたんだ。普段は優しいのに、いざとなるととっても男らしい、年上の男性(ヒト)に……。

 

 

 

「よ、よろしくお願いします」

 

 生まれて初めてってぐらい緊張してるなぁ、あたし。そんな事を思いながらも胸は期待感で一杯になってる。

 テラジもユミも初めてなのに最後にはとってもエッチな顔をしてた。ビッキーやヒナが夢中になってるってのも分かる気がした。

 

 エッチって、それぐらいスゴイんだろうって。

 

「あー、うん。それはいいんだけど……」

 

 そう言って只野さんは困惑するような顔をした。その視線はあたしの後ろにある階段へのドアへ向いてる。

 

「響達、一向に戻ってこないの、何でか知ってる?」

「いえ」

 

 言われて気付く。そういえばそうだ。ビッキーとヒナがテラジと一緒に降りて行ってからもう結構経つ。ユミがエッチ終わっても戻ってこなかったし、これはたしかに気になる。

 だ、だけどさ、さすがのあたしも親友二人のエッチな姿を見せられて平気な訳じゃない。正直下着はぐっしょりと濡れてて気持ち悪かったし、今だってテラジやユミの事が思い出されてお腹の下辺りが疼いてるんだ。

 

「そっか。まぁ心配しても仕方ないかもしれないし、そもそも手遅れな気がするなぁ……」

 

 只野さんの言う通りかもしれないとあたしも思う。実際ギアを展開したビッキーとヒナはちょっと様子が普段と違ってた。何というか、怪しさというかエロティックというか、どちらにしろ色気みたいなものが感じられたし。

 

「さて、ならまずは」

「あ、あのっ!」

「ん?」

 

 このままだとラブラブな感じにされる。そうなったら不味い。そう思ってあたしは只野さんへある頼みをするつもりだった。

 

「えっと、あたしにはテラジやユミみたいにあまり優しくしないで欲しいんです」

「…………多少は痛みや辛さがあった方がいいって事?」

 

 無言で頷いた。だってテラジはともかくユミなんて只野さんは恋愛対象じゃないって言ってたのに、エッチが終わった後は完全に恋する乙女みたいな感じで只野さんとキスしてから離れて下へ降りていった。

 

 あれ、只野さんがユミを女の子として大事に扱って、大切に抱いたからだ。

 あたしが同じようになるとは思えないけど、少しでも可能性があるならなくしておきたい。あたしには只野さんへのテラジ程の想いもなければユミのような気の合う趣味もないんだから。

 

 只野さんは予想外のあたしの申し出に困ってたみたいだけど、やがて何かに気付いたような顔をして小さく苦笑する。

 

 ……何だかそれが、どこかお父さんやお兄さんみたいに見えた。

 

「分かった。なら安藤さんの望み通りにするよ。前戯を少なくして少し乱暴に、ね」

「お願いします」

 

 これでいい。これならエッチの後でユミみたいになる事はないはずだ。

 

 それにしても、この部屋凄い匂いだよね。男と女の、何て言うんだろ? エッチな匂いが充満してるよ。

 これのせいであたしも今みたいになってるのかな? いや、違うか。これも原因の一つではあるだろうけど、一番はやっぱり……。

 

 あたしの視線が自然と下へ動く。そこには今も反り返る只野さんのオチンチンがあった。

 あぁ、やっぱりおっきいよね。それにとっても硬そう。あれで子宮を揺らされるってどんな感じなんだろう?

 とっても気持ちいいってのはテラジやユミで分かってる。けど、それがどれぐらいかはやっぱり経験してみないと分からない。経験、してみたい。それはずっと変わらない。テラジから今回の事を相談された時、あたしはエッチを経験してみたいってだけで頷いたんだから。

 

「安藤さん、キスはどうする?」

「うぇっ?! え、えっと……で、出来ればなしで」

 

 一瞬で意識を只野さんへ戻してそう返す。キスを許すとユミみたいになるって、そんな気がしたからだ。

 

「ん、了解。じゃあ、始めようか」

「は、はい」

 

 まだ緊張感が戻ってくる。いよいよあたし、しちゃうんだ。

 只野さんの手が真っ直ぐあたしの胸へ伸びてくる。それはそのままあたしの小さくも大きくもない場所を掴むように揉み始めた。

 

「んっ」

 

 自分で触るのとは違う感覚に思わず声が漏れる。気持ちいい、とは思わないけど何だか不思議な感じだ。

 

「安藤さんのおっぱいも中々いいね。どれ、乳首はっと」

「んあっ!」

 

 な、なにこれ。じ、自分で触るのよりも感じてる?

 

「感度はいいみたいだね。もしかして自分でする時よく弄る?」

「っ?!」

 

 そ、そんな事分かるの? 口にはしないけど実際そうだ。あたしの一人エッチの方法は結構胸中心。というのもアソコを、特にクリトリスを触るのが怖いからだ。

 その結果がこの乳首の反応だとしたら、完全に自業自得じゃない。ホント、恥ずかしくて穴があったら入りたいや……。

 

「じゃ、ここを重点的に虐めるか」

「へ? ~~~~~っ!」

 

 只野さんの口が開いたかと思うと、あたしの乳首を何と噛んできた。甘噛みだとは思う。でも、その刺激はこれまでになかったぐらいの強さで、あたしは思わずのけぞった。

 

 それを見た只野さんはならばとばかりに容赦なく乳首をイジメ続けた。あたしが優しくしないでって言ったからか、その行為はしばらく続いて、終わった時にはあたしの乳首は涎でヌラヌラと光ってエッチな感じになってた。

 

「はぁ……っはぁ……」

 

 イクのってやっぱ体力使うなって、そんな風に思ってるあたしへ只野さんは次の行動に出た。

 クチュって、そんな音と共にあたしの全身を快感が駆け巡ったからだ。

 

「うん、しっかり濡れたね。ならこのまま手マンでもイってもらおうか」

「ああっ! だめっ! だめぇっ!」

「ダメって言いながら腰を突き出してるよ。もしかしてクリトリスを弄れって事かな?」

「っ!? ち、違いますっ! そこは絶対触らないでくだ」

「そら」

「んひぃぃぃぃっ!!」

 

 イクって、こういう事を言うんだと、その時あたしは初めて知った。今まではどこかで遠慮と言うか加減してたんだと。

 只野さんは軽くあたしのクリトリスを触っただけ。でもそれはヴァギナの中を刺激しながらの同時攻撃だ。そのせいであたしは初めての強烈な快感に意識を飛ばされた。

 

 後で知った事だけど、只野さんは奏さんやマリアさんとのエッチで攻めモードになるとかなりスゴイらしく、あたしもその感じで相手されてたみたい。

 

「気が付いた?」

「……はい」

 

 意識を取り戻したあたしは、只野さんに組み伏せられてる事に気付いた。これ、そういう事だよね?

 

「もしかして、あたしが気付くまで待っててくれたんですか?」

「そりゃあね。さすがに気を失ってる間に処女喪失なんて嫌だろうし」

 

 いっそそれでも良かった。そうしたらきっと気持ちいい中で目覚めたのにって、そう思って息を呑む。

 あたし、初めてを失う事よりも気持ちよくなる事の方が大事に思ってるって。

 

「そうだ。安藤さん、ちょっといい?」

 

 内心動揺してるあたしへ、そんな事を知らない只野さんが問いかけてきた。その表情はどこか怖い。でも、何故かドキドキしてるあたしがいる。

 

「何ですか?」

「一度だけキスする事を許してくれないかな。あ、大丈夫。苦しい行為の一環としてやるから」

 

 どういう意味かは分からなかったけど、それならいいかな。ユミのような感じでされないなら平気だろうしと、そう思って頷いた。

 

「ありがとう。じゃあ……よっ!」

「んああっ! は、入ってきたぁ……っ♡」

 

 ズドンって、そんな感じにあたしの中へ硬くて熱い物が入ってきた。鈍い痛みがあたしを襲う。けど、何故か淡い快感のような、そんな感じもあった。

 

「あぁ……やっぱり初めてはキツイなぁ。てか、これで処女を十人以上もらったのか。すっかりヤリチンだな、俺」

 

 あたしの髪をそっと撫でながら只野さんがそう呟いた。優しくしないでって言ったのに。きっと無意識なんだろうなと思って、何だか笑みが浮かぶ。

 

「安藤さん、どう? 痛いよな? これでも優しくしない方がいい?」

「……はい」

 

 今優しくされたら絶対溺れる。そう思ってあたしは本音とは違う言葉を告げた。

 多分只野さんにはあたしが本心でそう言ってない事が分かったと思う。それでもあの人は何も言わずに、ただ一度だけ苦笑してあたしを抱いてくれた。

 

 強く打ち付けられる腰は、オチンチンを奥までしっかり届かせるような動きで、速さではなく力強さで攻め立てるそれは、下手をすれば激しさではテラジやユミの時よりも上かもしれないと思った。

 それくらいあたしのオマンコを広げ、只野さんのオチンチンの形に変えていったから。そうあたしには感じられたからだ。

 

「あっ♡ あっ♡ ふ、深いっ♡ ああっ♡ オチンチンスゴイってぇ♡」

 

 オチンチンに夢中になり過ぎないように声を出す。でもその声はとっくに蕩けたものになってた。あたしもビッキー達みたいな顔、してるんだろうなって思う程に。

 

「安藤さんも可愛い言い方するねっ! どうせならチンポとかチンコとか言って欲しいんだけどなぁ!」

「んんっ♡ ち、チンポぉ? やだぁ♡ 恥ずかしいってばぁ♡」

「そう言いながらマンコ締め付けてるよ! この淫乱めっ! むっつりめっ!」

「やだやだぁ♡ あたしむっつりじゃないからぁ♡ むっつりはユミやテラジだからぁ♡」

「ならどうして俺の腰へ両足を絡めてるんだっ! 何で優しく抱かれたくないんだっ!」

「だってぇ♡ だってぇ♡」

 

 言えない。言える訳ない。そうされたらあたしもテラジみたいになっちゃう気がしたなんて。

 

「初めてのエッチなんて大抵は優しくして欲しがるもんだっ! それを拒否したって事は、安藤さんがドスケベだって以外に理由がないだろっ!」

「おおんっ♡ お、奥ぅ……っ♡」

 

 今までで一番強く打ち付けられた瞬間、あたしの何かが揺れた。ううん、揺さぶられた。

 きっと子宮。ビッキーやヒナが言ってたように、只野さんのオチンチンで子宮を揺らされたんだ。

 

「受け入れてあげて安藤さん。自分の中にあるエッチでドスケベな淫乱な顔を」

「エッチで……ドスケベな……淫乱……」

 

 動くのを止めてあたしを見つめる只野さんは、ギラギラした目をしてて怖いけどゾクゾクした。

 何だろ……。本当にあたしって淫乱なのかな? 今の只野さん見てると勝手にオマンコが疼き出しちゃう。

 

「そうだよ。まぁ人間だれしもそういう面は持ってるからね。俺だってそうだしさ」

 

 そう言ってふっと笑う只野さんはあたしのよく知ってる只野さんだった。優しくて、ちょっと頼りなくて、でもしっかりと大人が出来る人。

 

「安藤さんがどうして優しくしないでって言ったのかは正直分からない。だからこれだけは教えて欲しい。今、君は後悔してない?」

「……はい」

 

 後悔はしてない。ううん、もうしても遅いや。だってあたし……

 

「そっか。なら良かったよ。で、最後まで優しくしないでを貫けばいい?」

「お願いします。ここまできたら何事も経験かなって思うんで」

「ここまできたら、ね。まぁいいか。じゃあ、もう少しだけSな俺に付き合ってもらうよ」

 

 初めてを只野さんにしてもらって良かったって、そう思っちゃってるから。

 

 そこからのエッチは、それまでと同じようでどこか違った気がした。きっとその理由はあたしの心情だと思う。

 只野さんの事、強く異性として意識しながらエッチしたから余計感じるようになってたんだ。それに、そう思って身を委ねてると分かっちゃった。

 

 乱暴なようでちゃんと配慮しながらの動きや、強引なようで優しさを潜ませた振る舞いに。

 だから思った。あぁ、敵わないなぁって。やっぱりあたしは子供で、この人は大人なんだって痛感した。

 優しくしないでなんて言ったあたしへ、表面上はそうしてるように見せつつ実際は優しくしてるんだもん。

 

 ……ビッキー達が惚れちゃった理由、分かる気がするよ。

 

「あっあっあっあっ♡ す、すごっ♡ はげし……いっ♡」

 

 そろそろ只野さんも限界が近いのか腰を振る速度が上がってきた。それにあたしも合わせるように快感の波が大きくなってくる。

 両手をしっかり只野さんと繋いで、まるで恋人みたいだなってどこかで思いながら、あたしは押し寄せようとする気持ちいい波を受け入れるように全身を目の前の人へ委ねてた。

 

「安藤さんっ! そろそろイクよっ!」

「あ、あたしももうイクっ♡ イっちゃうからぁ♡」

 

 傍から見たらラブラブセックスじゃん。そう思うあたしへ只野さんは顔を近付けてきて……っ?!

 

「ん~~~~~っ♡♡」

 

 キスしたままあたしを突き上げてきた。こ、これヤバい。何がヤバいって、息苦しいのに嬉しいってどこかで思ってるあたしがいるからだ。

 これ、不味いよ。あたしも、あたしもテラジやユミと同じになっちゃう。只野さんが初めての相手ってだけじゃなくなる……っ。

 

 それなのにあたしの体はいう事をきかない。抗いたいのに、撥ね退けたいのに、与えられる温もりと気持ち良さに力が入らないんだ。

 それどころか、むしろもっとしてって感じに只野さんを抱き締めてく。あぁ、やっぱり男の人なんだなぁ。体があたしと違うってはっきり感じるし、逞しいって思うよ。

 

「ふんんっ♡ ~~~~~っ♡♡♡」

 

 もう限界って、そう思った瞬間、只野さんが手を離したと思うといきなり乳首を強く引っ張った。口、乳首、オマンコの三つを同時に攻められてあたしはまた意識が飛んだ。

 

 薄れてく意識の中であたしが見たのは悪戯を成功させたように笑う年上の男性だった。そのどこか少年みたいな笑顔に胸の奥が高鳴るのを覚えたところで、あたしの意識は途切れた……。

 

 

 

「それで、これからどうするの?」

 

 その未来の問いかけに弓美達は一様に黙り込んだ。何も答えがない訳ではない。それよりも未来の後ろで展開されている行為に意識が向いていたのだ。

 

「あはっ♡ やっぱり仁志さんのチンポ好きぃ♡ 最近これがオマンコの中に入ってないと寂しいんですよぉ♡」

 

 仁志と向き合うようにして繋がっている響は甘えるような声でそう告げた。未だドエロギアを展開した状態の彼女は、友人三人が初体験を終えたのを知りこうして最愛の男と交わっていたのだ。

 最初に相手した詩織は弓美と創世がシャワーを浴びて出てくるまでリビングで待機し、響と未来は創世が下りてくるのと入れ替わりに二階へと戻って現状となる。

 

 響と仁志の行為による音や会話をBGMに未来は目の前の三人へ言葉を投げかけた。

 

「私と響は板場さん達が本気で只野さんと結ばれたいと思うなら構わないよ。でも、正直三人はちゃんと自分だけ見てくれる相手を探した方がいいとは思うけどね」

 

 そう言って微笑む未来だが、その口の端には精液の名残があった。彼女もつい先程まで仁志のペニスをしゃぶり、精を啜っていたのである。

 

「私は、只野さんがいいですわ」

 

 響と仁志の情事を視界に入れつつ、詩織はそう言い切った。その目には一片の曇りもなく、本気である事が窺えた。

 

「そう、なんだ。板場さんと安藤さんは?」

「あ、あたしは……」

「……あたしは、只野さんでもいいかな、って感じ」

 

 言いよどむ弓美とは違い、創世はどこか遠い目でそう告げる。初体験によって仁志の事を強く意識してしまった今、創世は彼に異性として強い好意を抱いている事を痛感していたのだ。

 

「いいかな、なんだ」

「うん。やっぱりまだヒナ達程の踏ん切りはつかないよ」

「いいんじゃないかな? 私達は色々とあったからだし」

 

 どこか思い返すように苦笑し、未来は創世から弓美へ視線を動かす。彼女は仁志と響の行為へ目を奪われているようだった。

 

「板場さんは?」

「へ? っ!? あ、あたしは……あたしは……」

「うん」

「……只野さんが、いいな。その、響を見てると羨ましいって、そう思っちゃったから」

 

 普段は乙女と言うより少年のような顔が多い響。それが見事に女の顔をしている。それが弓美には自分と重なって見えたのだ。

 

 しかも仁志は自分の趣味を理解し共に楽しめる存在でもある。弓美としては中々出会えない男性と言えた。

 

「そっか。なら三人に提案があるんだけど……」

 

 淫魔は微笑む。初体験で一般的ではない状況を経験した事を参考に、弓美達三人へもその“普通”から逸脱した経験をさせようと。

 これの恐ろしいのは何も未来が三人を堕落させようとしている訳ではない事だ。彼女はただ純粋にもっと気持ちいい事を経験してもらおうとしているだけなのである。

 

 それが、良いか悪いかは別にして、だ。

 

 こうして弓美達三人は初体験の余韻冷めやらぬままで次なる展開を迎えようとしていた。それがスイーツパラダイスに大きな影響を与えるとも知らずに……。

 

 

 

「っはぁ……やっぱりすごいわね……」

「う、うん……。この匂いと存在感……ヤバいよ」

「それだけじゃありませんわ。見てるだけでドキドキします」

 

 仁王立ちする俺の前でチンポを見上げるように座っている弓美ちゃん達。その表情は揃って発情しているためか色っぽい。まぁこれから三人でフェラしてくれるそうなのでそれもあるかもしれないな。

 

「ほらほら、そろそろ舐めてあげないとチンポが切ないよって泣きだしちゃうから」

「そうだよ。ほら、もう涙が出てきてるでしょ?」

 

 当然だが響と未来が言ってるのは我慢汁の事だ。というか、何となく二人は弓美ちゃん達を仲間に引き入れて自分達の強みにしようとしてる気がする。

 同級生五人による制服プレイとかなんて勝てる気がしないし、何よりある意味で破壊力が切歌と調を入れた組み合わせを超えるからな。

 

「響も未来も変に煽らないでいいよ。それに、煽るぐらいなら見本を見せてあげたら?」

「「はぁい♡ 分かりましたぁ♡」」

 

 我が意を得たりとばかりに妖艶な微笑みを返す二人に思わず苦笑する。ったく、最初からそうすればいいのに俺の許可をもらう辺りに可愛さが見えるよ。

 

「すんすん……はぁ……やっぱりこの匂い好きだよぉ♡」

「うん、男の人の匂いって感じだもんね。子宮がキュンキュンしちゃうなぁ♡」

 

 チンポを中心とした左右に移動するや、響と未来は顔をそこへくっつける勢いで匂いを嗅いだ。ドエロギアの影響もあってか行動が過激だなぁ。

 

「ほら、二人共? まずはあれをお願い」

「「はぁい♡」」

 

 待ったましたと言うように二人が舌を伸ばしてチンポの側面を左右から舐め上げていく。その快感は中々刺激的で、チンポが否応なく動いてしまう程だった。

 

「うわっ……い、今、ピクンって」

「動いた、ね……」

「あっ、見てください。鈴口から透明な液がどんどんと……」

「弓美ちゃん、良かったら舐めてくれないか?」

「ええっ!? あ、あたし、ですか?」

 

 思わず口から出た言葉に弓美ちゃんが驚きを浮かべる。けれどその顔は嫌がるものではなく、むしろ興味津々といった感じだ。

 

「嫌ならいいんだ。詩織、どう?」

「私は構いません。既にやった事ですし」

「むっ……い、いいわ。あたしがやる」

 

 負けん気に火が点いたのか弓美ちゃんはそう言うなり口を開けてチンポへと舌を伸ばした。

 そのままペロっと一舐めし、弓美ちゃんは俺の我慢汁を味わって……

 

「……変な味。ヌルヌルしててしょっぱい」

「次、安藤さん、出来る?」

「で、出来ますけど……」

「怖いならいいよ。無理にとは言わないからさ」

 

 何となくだが安藤さんは詩織や弓美ちゃんと違って自分を律してるというか制してる感じがする。

 なのでそう言ったのだけど、それがどうも安藤さんには違う意味に聞こえたらしい。若干ムッとした顔になったのだ。

 

「怖くなんてないですから。お、オチンチン舐めるぐらい出来ます」

 

 何というかこれはこれで可愛いと思ってしまうのは俺がおっさんだからだろうか。若い時って変に反抗心というか年上に逆らいたくなる時あるからなぁ。

 

 とか思ってる間に安藤さんも舌を伸ばしてチンポを一舐めして意外そうな顔をした。

 

「……これが男の人の、か……」

「違うよ安藤さん。仁志さんの味、だよ」

「っ」

 

 で、響がチンポの根元へ舌を這わせてからそう告げた。安藤さんの顔が一瞬で赤く染まり、詩織と弓美ちゃんも似た反応を見せる。当たり前だけど、まだまだ初心だな。

 

「響、違うでしょ。本当の只野さんの味はチンポミルクなんだから」

「「「っ!?」」」

「あ、そっか」

 

 そしてトドメとばかりに未来が爆弾を炸裂させる。うん、完全出来上がってるだけあるな。

 

「とりあえず三人はもうフェラしてくれないって事でいい? それなら響と未来へ本格的にやってもらいたいんだけど」

 

 紛れもない本音を告げる。正直言えば俺もそろそろ性欲全開になりたいのだ。頑張って自制心を残し続けるのも限界が近い。

 

「私は続けますわ」

「あ、あたしもやる」

「……二人がやるならあたしもやろっかな」

「じゃ、お願い。詩織と安藤さんで根元からゆっくり舐め上げてもらえる? 弓美ちゃんは亀頭の辺りを頼めるかな?」

 

 こくんと頷く三人だが、その表情は多少の差こそあれ同じものだ。それは興奮。やはりチンポを舐めるというのは下手をすればセックスよりも羞恥心を煽るのだろう。

 それと、何となくだけどドエロギアの影響もある気がする。あれ展開されてると心なしか理性が普段以上に弱くなるんだよな。

 

「れぇ~……はぁ、何て雄々しいんでしょう♡ こうして舐めているだけで濡れてしまいますわぁ♡ 創世さんはどうです?」

「あたしは……ま、まぁ雄々しいとは思うよ? 男らしいっていうか……逞しいっていうか……。てか弓美、夢中で舐めすぎじゃない?」

「だ、だってぇ……何だか嬉しくなってくるのよ。あたしでこんなに興奮してくれてるんだって思うとさ」

 

 俺の考えを裏付けるかのように詩織の雰囲気が心なしか響や未来に近い気がする。安藤さんでさえ素直というか率直な気持ちを述べてるし、弓美ちゃんに限っては詩織と違う意味で響や未来に近い。

 

 ……ちょっと試してみるか。そう思って俺は両手で詩織と安藤さんの頭をそっと撫でてみた。

 

「「ぁ♡」」

「ありがとう詩織、安藤さん。その調子で続けてくれるか?」

「はい、心得ましたわ♡」

「……いいですよ」

 

 嬉しそうに微笑む詩織と若干顔を背けるも拒否はしない安藤さん。うん、これはこれでいいかも。

 では、最後の一人へは撫でるではなく言葉で心を撫でてみようか。

 

「弓美ちゃん、とても気持ちいいよ。出来れば咥えてくれる?」

「く、咥えるんですか?」

「そう。弓美ちゃんにして欲しいんだ」

「あ、あたしに……。や、やってみますっ!」

 

 やる気になった弓美ちゃん。うわぁ、不味いなこれ。三人も根が素直で真面目だからか俺の言葉や反応で予想通りの対応をしてくれるぞ。

 詩織は言うまでもなくノリノリでチンポを舐めてくれてるし、安藤さんもノリノリとはいかないでも悪くない表情で舌を這わせてくれている。弓美ちゃんなどは一生懸命チンポを咥え込んでくれた。

 そしてそんな三人の背後にいつの間にか響と未来が移動してる。と、二人はそれぞれ狙いを定めたかのように離れる。響は弓美ちゃんの背後へ、未来は安藤さんの背後へと接近したのだ。

 

「板場さん、チンポ美味しい?」

「んむっ!? ひ、響?」

「安藤さん、どう? 舐めてると子宮疼いてくるでしょ?」

「っ?! ひ、ヒナ?」

 

 で、やる事はニヤニヤと笑いながらの淫語攻め、か。詩織にやらないのは意味がないからだな。

 何せ彼女は今も周囲を気にせずチンポへゆっくりと舌を這わせて悦に浸っているのだから。

 普段なら二人を止めてる俺も、今はそんな気になれずただ状況を静観するにとどめた。いや、何せ弓美ちゃんがチンポを咥えたままだし、詩織なぞ袋の方さえも舐め始めてるんだよ。

 

「仁志さんのチンポはね、最初は優しく舐めてあげて、途中から激しく吸い上げるようにすると喜んでくれるの♡ そうしてるとこっちもお腹がウズウズしてきて、そのまま続けてるとあったかいものを出してもらえるんだぁ♡ それを飲むと頭の中が幸せになれるよ♡」

「幸せに……」

「そうだよ。板場さんも知ってるでしょ? オマンコの中にチンポが入ってきた時の感じを」

「……ええ、覚えてるわ。忘れられるはず、ない」

「あのあったかさと頼もしさを口で感じながらあったかいものを出されるんだよ? 幸せになれると思わない?」

「…………思う、かも」

「じゃ、チンポ咥えてあったかいもの出してもらおっか」

「……うん」

 

 何という洗脳というか誘導だ。弓美ちゃんがすっかり蕩けた表情でチンポへしゃぶりつくようにフェラを再開したぞ。

 

「ほら見て。板場さんがあんなに美味しそうにフェラしてる」

「ユミ……」

「安藤さんもホントはああしたいんじゃない? 只野さんの大きくて太いチンポをしゃぶってみたくない?」

「あたしは別に……」

「本気になるのが怖いの?」

「っ」

「だとしたらもう手遅れじゃないかな? そもそも遊びでセックス出来るような安藤さんじゃないと思うけど」

「それは……」

「そうですわ♡ 創世さんも只野さんだからエッチをしたんです♡ 今だってオチンポを舐めてるじゃありませんか」

 

 絶句。詩織の指摘に安藤さんが言葉を失っていた。言われてみればその通りなんだよなぁ。別に安藤さんが俺のチンポを舐めなきゃいけない理由はない訳だし。

 

 ……ま、分かってて俺も黙ってたんだけども。

 

「響、アレを頼める?」

「アレ、ですね。はぁい♡」

 

 俺の言葉で何かを察したように響が嬉しそうに返事をする。さて、なら一応未来にも言っておこうか。

 

「未来もな」

「はぁい♡」

 

 こちらも嬉しそうに返事をしてくれる。詩織は既にチンポを舐め上げる行為を再開していたし、弓美ちゃんは夢中でチンポに吸いついている。

 

 安藤さんだけ、安藤さんだけが何もしないでその場で固まっていた。

 

「安藤さん、ちょっといい?」

「……なんですか?」

 

 返ってきた声には力がなかった。心ここに在らずって感じだな。

 

「君の迷いや葛藤は正しいし当然だよ。俺のように複数の女性と関係を持って、それを受け入れてるみんなは一般的じゃないからね」

 

 その言葉で安藤さんの顔がハッとなった。心なしか目の中に輝きが増した気もする。

 

「でもこれだけは知ってて欲しいんだ。俺は本気で響達を幸せにしたいししようと思ってる。みんなはそんな俺でいる間は現状を受け入れてくれてるだけだって」

「そんな只野さんでいる間は……?」

「そうだ。俺が全員を公平に扱わず、想わず、差別を始めた瞬間にみんなは俺から去るんだ。だからみんなはおかしくなった訳じゃない。ある程度の不満や文句があっても、それでも一緒にいたいと思う程の相手で俺があるから現状を受け入れてるんだ。決して色欲に溺れたって訳じゃないから」

 

 そこまで言うと安藤さんの口から吐息が漏れた。やっと彼女の中で引っかかっていたものが取れたらしい。

 きっと彼女は、弓美ちゃんや詩織が響達と同じようにハーレム状態を受け入れたのが理解出来ないと感じていたんだ。実際にはそれは条件付きであり、完全に受け入れた訳じゃないと理解出来て納得したんだろう。

 

「創世さん」

 

 そこで詩織が口を開いた。当然呼ばれた安藤さんはそちらへ顔を向ける。

 

「創世さんは、私や弓美さんがセックスだけで人生の伴侶を決めるように見えてたんですか?」

「そういう訳じゃないけど……」

「では、そう思ってしまう程只野さんとのセックスが良かったんですね?」

「っ」

 

 まさかの切り返しに安藤さんが息を呑み、俯いて右腕を左腕で抑えるような体勢となった。

 それを見た未来が妖艶な笑みを浮かべて口元を歪めるのが見えた。

 

「安藤さん、仕方ないよ。只野さんはもう何回もエッチをしてきてるんだもん。それも色んな相手と。そんな経験豊富な人としたら初めての女の子なんて骨抜きになってもおかしくないから」

「そ、そう?」

「うん。それに、只野さんのチンポって多分男の人の中でも大きな方だと思うしね」

 

 そこでチラリと安藤さんの視線が俺のチンポへと向くのが分かった。うん、やっぱりそうだ。安藤さんもかなりぐらついてる。これ、やっぱりドエロギアの影響だよな。

 

「だから安藤さん、どうせなら楽しんだ方がいいよ。今回だけにするにしても、そうじゃないにしても」

「楽しむ……」

「そうですわ。それに何事も経験と言いますし、創世さんも将来のための練習と思って」

「将来のための練習……ね」

「「嫌じゃないんでしょ?」」

 

 その二人の問いかけが決め手だったのか、安藤さんは詩織と同じように再び根元近くからチンポを舐め上げ始めた。その目はどこか先程と違って吹っ切れたように見えた。

 

 だから俺も思い切る事にした。両手を動かして詩織と安藤さんの胸を揉む事にしたのだ。

 

「んっ♡ もうっ、そんな事されるとフェラ出来ませんわ♡」

「んんっ……何だかさっきよりも硬くなってない?」

「当然だよ。こんな可愛い子達の胸を触りながらフェラされてるんだ。興奮しないはずないさ」

「「あんっ♡」」

 

 少し強めに乳首を摘むと二人が同時に喘ぐ。何とも可愛くエロい声だ。するとチンポを包み込んでる温かさに変化が起きた。視線を動かせば不満そうな弓美ちゃんの顔がある。舌を動かして鈴口を舐めてきたのだ。それがどういう心境からかは考えるまでもないのですかさずフォロー。

 

「勿論弓美ちゃんがしゃぶってくれてるのも興奮材料だよ」

「んふっ♡」

 

 嬉しそうに笑みを返して弓美ちゃんはその感情を込めるかのようにおしゃぶりを再開する。

 あ~、本当に幸せ過ぎて死ぬんじゃないかと思うな。俺の人生の運を全て使っても足りないぐらいの状況だもの。それと段々三人の奉仕の熱量が上がってる気がした。

 

「ねぇ早くしようよ汗だくエッチ♡」

「ねぇ早く作ろうよ可愛いベイビー♡」

「「アナタの遺伝子とワタシの遺伝子まぜまぜしたいの♡」」

 

 きっと、この聞こえてくる淫歌も理由だろうなぁ。響と未来によるそれで俺の性欲が、生殖本能がとても高まってるし。

 

 そしてその影響を初めて感じる弓美ちゃん達は俺よりもその効果が発揮されているようで……

 

「あぁ、何だかこのヌルヌルが美味しく思えてきたぁ♡ はむっ♡」

「やだぁ……何で、何で舐めてるだけでオマンコが疼いてくるのさぁ♡」

「本当ですわぁ♡ またエッチを、いえオマンコしたいです♡」

 

 きっとエロ漫画なら目の中にハートが浮かび上がってるぐらいに表情も声も蕩けていた。

 しかも三人してこちらを見つめながらフェラしているのだ。これで滾らん奴がいたら男じゃない。

 

「弓美ちゃん、一旦詩織と代わってくれるかい?」

 

 それを切っ掛けに三人の目の色が変わった、気がした。何を俺がさせようとしてるか察したのだろうとは思う。

 

 弓美ちゃんがチンポから口を離すと、ねっとりとした糸が見えてすぐ消えていく。それと同時に詩織が蕩けた笑顔で正面へ現れ、躊躇なくチンポを口に含んだ。

 

「おぉ、凄いよ詩織。そのまま続けて」

「んふっ♡」

 

 弓美ちゃんが探り探りのフェラなら詩織は精液を搾り出そうとするフェラだ。一度やった事で自信がついたんだろうなぁ。

 

「すごく硬い……はぁぁ……それに熱くて太い……っ♡」

「そうだよね……。これがあたし達の中に入ったんだ……♡」

 

 で、弓美ちゃんと安藤さんはチンポに頬ずりしながらうっとりしてる。ちょっと前まで処女だったとは思えない変化に俺はドエロギアの力を改めて実感した。

 そして淫歌はまだ途絶えていない。どうやら響と未来は三人がチンポをしゃぶり終えるまで俺の支援をする事にしたらしい。あるいは友人三人を本当に自分達の仲間としたいのかもしれない。

 

 とりあえず俺は詩織のフェラを堪能しながら弓美ちゃんと安藤さんの頭を優しく撫でる事にした。

 

「「ぁ♡」」

 

 漏らす声は喜びに満ちていて、向ける眼差しには嬉しさがにじみ出ていた。なので撫で続けながら……

 

「弓美ちゃん、安藤さん、そのまま頬でチンポを扱くようにしてみて」

「「はぁい♡」」

 

 との指示を出した。それを即座に了承して二人はその愛らしい顔でチンポを扱き始めたのだ。

 

「んっ……やっぱり熱いわね♡ ほっぺた火傷しそうだわ♡」

「こんなの変なのに……変なのにあたし興奮してる……っ♡」

 

 弓美ちゃんはトロンとした表情で、安藤さんは戸惑いつつも笑みを浮かべて、それぞれチンポの熱や硬さを感じて興奮を覚えている。

 

 そこへ俺が手を伸ばして大きさの異なる女性的な膨らみを触り、愛らしい蕾を指で弾いた。

 

「「んっ♡ あんっ♡」」

 

 何ともチンポに悪い声を出すようになったなぁ、二人して。これも淫歌のおかげと思うと怖さがあるが。

 と、そこで淫歌が途切れた。正確には終わった。見れば響と未来が二人して詩織の後ろに立っている。

 

「仁志さぁん、そろそろ寺島さんと安藤さんを交代させないと」

「そうですよ。三人にチンポの味を教えてあげなくちゃ」

「……そうだな。詩織、いいかい?」

 

 俺の言葉に詩織は目を細めて小さく頷くと一度だけチンポを口内で舐め上げてから顔を動かした。

 弓美ちゃんの時とは違いねっとりとした糸は発生しない。けれど、それをさせないための最後の行為だと俺は分かっていた。

 

「ふふっ、勿論ですわ。さぁ創世さん、どうぞ」

「う、うん……」

 

 どこかおずおずとしている安藤さんだけど、その表情と眼差しは期待と興奮に満ちているように見えた。

 その証拠にチンポの前へ来るといきなりしゃぶり出したのだ。それも派手な音を立てる程のお下品フェラを。

 

「うわぁ、安藤さんすっご~い♡」

「男の人を興奮させるフェラだね♡」

 

 響と未来の言葉に安藤さんのフェラは激しさを増した。と言うのも俺がチンポを何度も反応させているからだろう。

 いや、あんなに俺へのめり込まないようにとしてた女の子が夢中になってチンポしゃぶってるんだ。これで興奮しない方がどうかしてるよ。というか、このまま安藤さんの口に発射したいぐらいだ。

 

「いいよ安藤さん……っ。そのまま続けてくれる? そうしたらあったかいものを出してあげるからね……っ」

 

 その瞬間、安藤さんの目が妖しく光った、気がした。それと弓美ちゃんと詩織の目が少しだけ細くもなった。

 

「只野さん、創世さんだけなんてズルいですわ♡」

「あ、あたしもあったかいものに興味あるんですけどぉ♡」

「分かってるよ。ちゃんと二人にもあげるって」

「「ぁ♡」」

 

 笑みを浮かべながら弓美ちゃんと詩織の頭を撫でる。それだけで二人が嬉しそうにする事にこちらもテンションが上がった。

 

 何せ淫歌のおかげでチンポどころかタマさえも元気百倍だ。これなら余裕で二桁出せるはずだし、何より三人の後は響と未来を相手にする。そうなったら再充填するようにまた淫歌を聞かせてくれる事だろう。つまり残弾数の心配はいらないのだ。

 

「っぱ……只野さぁん、今はあたしがしてるんだからさ♡ あたしだけに集中してよぉ♡ はむっ♡」

「おっ……あ、安藤さん……っ」

 

 俺の意識が左右の二人にいってるのが面白くないのか安藤さんが蕩けた表情と声でそう告げてフェラへと戻る。そのいじらしさと可愛さにチンポが跳ねて射精の熱が高まってきた。

 

「弓美さん、そろそろのようですわ♡ なので私達も……っ♡」

「OK♡ じゃ、只野さんを気持ち良くさせてあげましょ♡」

「おぉ……こ、これは……っ!」

 

 何と両側の二人があろう事か自分達の胸をチンポへ押し当ててきたのだ。しかもそれで扱く様に動かすという、言うなれば乳首コキを始めたのだから驚いたのなんの。

 

「安藤さん、そろそろ仁志さんがチンポミルク出すよ。そのままだと喉に絡まって苦しいから上手く舌を使って受け止めてみて」

「んっ♡」

「寺島さんと板場さんは只野さんが出した後もしばらくチンポを扱いてあげて。最後の一滴まで搾り取ってあげるの」

「分かりました♡」

「分かったわ♡」

 

 響と未来のエロアドバイスに頷く三人。そんな高家に俺は促されるようにこみ上げてくるものを我慢する事なく吐き出す事にした。

 

「もう……出る……っ!」

 

 射精の瞬間、俺はほぼ無意識に腰を突き出して安藤さんへ軽いイラマチオ気味の行動を取っていた。

 それなのに安藤さんの反応は嫌悪感など皆無で、どちらかと言えば少し興奮していたようにも感じられた。

 

 ……根拠は、出した後舌がチンポを絡めるように動いたから、だけども。

 

「仁志さん、どうですか? スイーツパラダイスにご奉仕してもらった感想は」

「さ、最高だよ……。幸せ過ぎて言葉がない」

「ふふっ、じゃあ最後はどうなるんですか?」

「最後……?」

「はい。だって、板場さんと寺島さんにごっくんさせた後はここに私と響、混ざるんですからね?」

 

 幸せな死刑宣告だった。いや、ある意味挑戦状かもしれない。どちらにせよ男がそんな事を言われたのなら返す言葉は一つである。

 

「ならそれを楽しむだけだよ」

 

 俺のその言葉を聞いて響と未来が小さく苦笑する。けれどそれもほんの一瞬だった。すぐに二人はその表情を妖艶なものへ変えて俺の左右の耳元に口を寄せるや……

 

――三人にもナマチンポの凄さ、教えてあげてくださいね♡

 

 などという誘惑を囁いてきたのである。だが今の俺にその誘惑を撥ね退ける理性は残っておらず、むしろ出さないなら構わないだろうと思ってしまった。

 

 そんな俺の視界の中では、スイーツパラダイスの三人が安藤さんを中心に集まって会話していた。

 

「どう? やっぱ変な味?」

「……かも。でも、嫌いじゃない、かな……」

「私も同意見ですわ。何故か嫌いにはなれない感じです」

「そ、そうなんだ。……どういう味なんだろ」

「ふふっ、なら次は弓美さんへお譲りしますわ」

「それがいいんじゃない? ユミ、想像よりも勢いあるから気を付けてね」

「分かったわ。舌を使うのよ、ね?」

 

 何ともチンポに悪い会話だ。しかし、次は弓美ちゃん、か……。

 

「これは大変な事になってきたな……」

 

 それでも、もう止めようと言う気などなかった。何故なら俺の視線の先ではまだまだ元気なチンポを掴みながら咥えようとする弓美ちゃんの姿があったのだから……。




第一スイパラ(をどう只野が思ってるか)情報。

詩織……今回から彼女扱い(まずマリアや奏に説明しないと……)
弓美……今回に限り恋人扱い(でいいかな)
創世……今回限りの関係(を向こうも望んでるだろうなぁ)

第二スイパラ(がどう只野を思っているか)情報。

詩織……貴方様(旦那様にしたい)
弓美……本気で惚れちゃったかも(もう趣味仲間レベルには思えない)
創世……本気になりたくない(本気になりそう)

……これが果たして次回終了時に変化してるのか否か(汗
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