※この作品はR-18です。

シンフォギアの消えた世界で H EROVer   作:現実の夢想者

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これにて淫靡な宴は幕となります。
次回は……どうなるかは不明。
それと更新もいつ出来るか不明なのでご理解ください。


八人の戦姫はただの女となる

 奏の発言に響とクリスが真っ先に賛同し、翼も申し訳なさそうな顔であちら側についた。マリアは聞くまでもなく奏と同意見なので、俺は孤立無援となったわけだ。

 

「仁志、どう? ダメ?」

「調として出さなかったのは、単純に出せなかったからじゃない?」

「いや、そうかもしれないけどな?」

 

 奏とマリアの年長コンビがそれぞれ異なる妖艶さを漂わせながら俺へ迫る。

 この例えで合っているか分からないが、奏が太陽でマリアが月だ。

 どちらも人を魅了する輝きを放っている。ただ、その激しさが違うぐらいか。

 この場合の激しさはその被虐心の強く動く方向だろうけど。

 

「仁志さん、私とクリスちゃんに言ってくれたじゃないですかぁ。何とか今夜中にもう一回オマンコ出来るように頑張るって」

「そうだぞ。ならいいじゃねーか。あたしらともう一回だけチンポとマンコでキスしようぜ」

「それはたしかに言ったけど……」

 

 響とクリスは一度抱いたからか一気に性に奔放な感じになった。

 まぁきっと今だけだと思うが、それでもこれはこれでチンポに悪い。

 特にあのクリスが恥ずかしげもなくチンポって人前で言うんだからなぁ。

 

「仁志さん、その、今は本音を聞かせて欲しいな。私達だって頭では妊娠する可能性がある行為は駄目って分かってる。だけど、今だけは本音を伝えたいの」

「翼……」

 

 言われて気付く。そりゃそうだよなと。

 何せ彼女達はシンフォギア装者だ。その体が身重になる事の重大さを分からないはずがない。

 それでも、今は一人の女性として意見を、本音を言ってくれているんだ。

 なら、俺も本音を返すのが筋ってもんだろう。ただ……

 

「分かった。じゃあせめて未来達が戻ってくるまで待ってもらっていいか? ここにきて仲間外れみたいな事にはしたくないんだ」

 

 そう俺が言うと響達が頷いてくれた。

 さて、ならここは自分から動くべきかな。

 

「仁志さん、どこ行くんですか?」

「風呂場。軽くシャワーだけでも浴びたいんだ。その、どうなるにしろ身綺麗にはしておきたいんだよ。ほら、ある意味仕切り直しみたいなもんだ」

 

 言いながら俺は風呂場へと向かう。

 キッチンへ出ると若干寒い。それでも気にせず洗面所へ到着すると風呂場から声が微かに聞こえる。

 

「……これって」

 

 切歌と調の声だと思うそれは、どう聞いてもエロい感じだ。

 もしかして、風呂場で女同士の絡み合いをやってる?

 そう思った瞬間、俺は風呂場のドアを開けて中へと入った。

 

「えっ!? 只野さん!?」

 

 お湯に浸かっていた未来が驚きながらこっちを見るけど、俺はそれよりも目の前で貝合わせ中のザババコンビに目がいっていた。

 

「し、ししょー?」

「あっ、すごい……。オチンポが反り返ってる」

 

 俺に背を向ける形だった切歌が振り返り、調がややトロンとした目でチンポを見つめてきた。

 

「えっと、悪いけど少しシャワーを貸してくれないか?」

 

 このままここにいると色々危険だと判断し、目的をさっさと果たしてリビングへ戻る事を決意する。

 

「ししょぉ、まだオマンコしたいデェス」

「え?」

「師匠、私も未来さんもまだドスケベセックスしたい」

「なっ!?」

 

 危ない色気を出すザババコンビに思わず目を見開く。

 何というか、これがほんの一時間前は処女だったと思うとその変化に驚愕するしかない。

 

 と、そこで水が勢い良く落ちるような音が聞こえた。

 

「只野さん、私達、さっきからずっと子宮が疼いてるんです。もっとセックスしたい。もっとオマンコしたいって」

「み、未来……」

 

 音の出所は未来だった。彼女はお湯から体を出すと、そのままの姿勢でマンコを広げて見せてきたのだ。

 そこはチンポを欲しがるようにひくついている。ああ、あそこへチンポを入れたら気持ちいいだろうな。

 

 実際調と生で交わった時、俺は最後で良かったと痛感した。

 違い過ぎたのだ。ゴムがある時と色んなものが。

 思わずこれが原因でゴム無しでしたがるのかと納得したもんだ。

 

「……これは聞くまでもなさそうだな」

「「「え?」」」

 

 俺の漏らした呟きは風呂場に反響するせいで三人の耳にバッチリ聞こえたらしい。

 なのでさっきリビングであった出来事を説明すると、三人して即答してきた。

 

「「「したいです(デス)」」」

「あ~、うん。分かった。じゃあ、リビングで待っててくれるか? 俺も汗を流したらすぐ戻るから」

 

 その言葉に三人は頷くと、まず未来が出て行き、それと入れ替わるように切歌と調が湯船へと移動する。

 俺はシャワーを浴びて汗などを流していく。だが、その間ずっと湯船の二人はチンポ見つめ続けてきた。

 

「……二人でチンポを舐めてくれ」

 

 湯船へ近付いてそう告げた瞬間、二人が嬉しそうな顔でチンポへ顔を寄せて舐め始めた。

 一度セックスした事もあって二人の舌遣いは最初よりも大胆になっていた。

 むしろこの短時間で著しい成長を遂げているような気がするぐらいだ。

 

「れ~……ししょーはこのすじばってるとこをなめると気持ちいいデスよね?」

「チロチロ……このオチンポの先にある穴を舐めるのもだよ切ちゃん」

「デスね。ししょー、アタシ達、もっとおちんちんなめるの上手になりたいデス」

「師匠、私達にどうすればいいか教えてください」

 

 ……何て言うか、とんでもなくエロいコンビの誕生な気がする。

 ツヴァイウィングとは別の意味でこの二人は強いな。

 

「それは嬉しいけど、また今度にしようか。今は、な?」

「「はい(デス)、師匠(ししょー)」」

 

 こっちの言いたい事を察して二人の小悪魔ならぬ淫魔は笑みを返した。

 さて、どうなる事やら。とりあえずは膣内射精をしないように気を付ける事、か。

 

 ……そもそも精子残ってるのかね、俺。

 

 

 

 リビングに敷かれていた四組の布団。それらが壁に沿って横向きへと敷かれ、その上に八人の全裸の女性達が立っていた。

 いや、正確には立っているだけではない。それぞれが両手を壁について臀部を突き出すような姿勢になっていた。

 

(凄い眺めだなぁ……)

 

 それらを前にして、仁志は感慨深そうに息を吐く。

 彼の視界にはペニスを待ちわびる八つのヴァギナが見えている。

 その視覚効果もあってか、そのペニスは天を衝くような程に反り返っていた。

 

――俺も出来れば生でしたい。

 

 切歌と調をつれてリビングに戻った仁志は響達へ自分の本音をはっきり告げた。

 だがさすがに射精したら不味いとも考えた彼はこう条件を提示した。

 

――ただ向き合ったり上に乗せたりだといざとなったらみんなが抜かせない事が出来るだろ? だから背後からの形にしたい。

 

 その結果が現状である。八人の女性達が揃いも揃って臀部を突き出す形で壁に手をつき、ペニスを今か今かと待ちわびているのだ。

 

 しかも、その相手はただ一人の男。それが自分であると言う事に仁志は人生で一番の優越感を味わっていた。

 

(あ~っ! 一年前の俺に教えてやりたいっ! お前、今から一年後にシンフォギアの装者達とエロい事出来るんだぞって!)

 

 ペニスを硬くしながら仁志は静かに八人へと歩み寄っていく。

 その気配を感じ取り、八人の女性達は期待と不安でヴァギナを濡らす。

 誰が一番最初になるのか。誰が一番最後になるのか。

 全て仁志の思うが儘の状況で八人はそれぞれに息を呑む。

 

(ひ、仁志さん誰からオチンチン入れるんだろう? 私は……さっき一番だったからない、かな? で、でもでもっ、だからこそまた一番って事もあるかもしれないよね! ……もう順番なんてどうでもいいからオマンコしたいよぉ)

 

 すっかり頭の中がセックス一色となっている響……

 

(旦那様と行為中そう呼んだが、仁志さんはそれを咎めなかった。なら、きっとそう呼んでもいいはずだ。旦那様……か。ふふっ、私だけの呼び方だ。あぁ、早くあの逞しいオチンポで私を貫いて欲しい。私は旦那様の鞘なのですよと、そう言いたい……)

 

 仁志との交わりにより抑え込んでいた女性が一気に噴き出した翼……

 

(ずっとマンコがウズウズしてやがる。仁志の奴、まだビンビンに勃起させてやがった……。た、たしかあの透明なやつにも精子がいるんだよな? じゃあ、今からするのって結局子作りじゃねぇか。……に、妊娠したら留学はさすがに中止だよな、うん)

 

 響に負けず劣らずのピンク一色思考で孕む気満々なクリス……

 

(いよいよしてしまうのね、避妊具なしのセックス……ううんオマンコ。あぁ、まさかこんな淫猥な言葉を教えられて覚え、口にしたり思い浮かべるだけで感じる女にされてしまうなんて……。これは絶対責任取ってもらわないといけないわ)

 

 子供よりも結婚を考えているある意味現実的なマリア……

 

(えへへっ、ししょーとまたオマンコ出来るデスよ。おっきなおちんちんでゴンゴンされるととっても幸せになれるデスし、イクと頭の中がフワフワしてあったかくなるデス。う~っ、またお腹の下辺りがウズウズしてきたデスよぉ……)

 

 無邪気にセックスへ夢中になり始めている切歌……

 

(師匠とオマンコ。師匠とスケベ。師匠とセックス。どれが一番喜んでもらえるかな? オマンコ? スケベ? セックスは……ドスケベセックスなら喜んでくれそう。うん、試してみよう)

 

 淫語をどう使えば仁志が興奮してくれるかを考える調……

 

(よくゴム有りと無しじゃ違うって聞くけど、ホントなのかね? あれだってかなり薄い奴だし、それならあまり変わらないんじゃないの? ……まぁ妊娠確率って意味なら違い過ぎるか。デキると……いいなぁ)

 

 ただただ仁志の子を身籠りたいと願う奏……

 

(避妊せずにするセックスって、それってもう本気のやり方だよね。もし妊娠したら……只野さんはきっと何があっても私達とお腹の赤ちゃんを守ろうとするだろうな。……せめて卒業までは何とか誤魔化さないと)

 

 妊娠した時の事を想定し色々と考え始める未来……

 

 だがしかし、全員に共通している事がある。それは考えながら愛液を垂れ流していた事だ。

 

 つまり全員の本音は一つ、セックスしたいの一点であった。

 

「始める前に一つだけいいか?」

 

 その仁志の言葉に全員が振り返る。すると当然視界に彼の反り返るペニスが入った。

 

「「「「「「「「っ」」」」」」」」

((((((((やっぱり大きい……))))))))

 

 揃って下腹部を疼かせる八人の戦姫。それに気付かず、仁志は少しだけ悪戯めいた笑みを浮かべてこう告げたのだ。

 

「今からは大声を出さないようにしてくれ。時間も深くなってきたしな。いい?」

 

 それはそうだとばかりに頷く八人を見て仁志は内心で嗜虐心を燃やしていた。

 

(みんな少なからず敏感になってるはずだ。さてさて、ならたっぷりと味わわせてもらおうとしますかね)

 

 そうして仁志がまず近付いたのはマリアだった。

 それを見て全員が年齢順なのだろうかとそう予想を立てようとしたその時だった。

 

「~~~~~っ!?」

 

 マリアが辛そうな顔で唇をキツク結んだのだ。

 それと同時に聞こえるのは何かを舐め回すような水音。

 

「っはぁ……凄いなマリア。マン汁が舐めても舐めても出てくるぞ。とってもスケベな味だな……っと」

「んんっ!?」

 

 再び響く濁った水音。静かな室内にその音だけが聞こえ、マリアは否応なく愛液を余計流してしまう。

 

(こ、これダメっ! み、みんなに私の恥ずかしい音を聞かれてるっ!)

 

 羞恥心を刺激される事がマリアの被虐心をもっとも刺激すると理解した仁志は、静かな室内に他者がいる中でクンニリングスを行う事が一番マリアを感じさせると踏んでいた。

 そしてそれによる快感で感じるだけ感じさせた上で、トドメをペニスによる一突きで刺そうとしていたのだ。

 

「マリア、気持ちよさそう……」

「デスよ。うらやましいデス……」

 

 小声で会話する調と切歌だが、その声もマリアにはしっかりと聞こえている。

 それがより愛液を分泌させる事へ繋がり、仁志の吸い上げる音が大きくなる。

 

「あれ、凄く気持ちいいんですよね……」

「ああ、ヤバいよね。舌を入れられたら……さ」

 

 未来と奏はそう言いながら自分のヴァギナから愛液を滴らせる。

 マリアを見つめる眼差しには明らかな羨望の色が宿っていた。

 

「くそっ、見てるだけでマンコが疼いてきやがる……っ」

「きっと今は舌をねじ込まれている事だろう。見ろ、マリアの足が震え始めている」

「いいなぁ……オマンコペロペロってあったかくて気持ちいいんですよねぇ」

 

 羨望よりも嫉妬が強いクリス。マリアの様子から現状を予想してヴァギナを濡らす翼。響などはうっとりした表情でマリアの事を見つめていた。

 

 そして遂にマリアに限界が訪れる。

 仁志の舌がマリアの膣内のとある場所を触れたのだが、そこが所謂Gスポットと言われる場所だったのだ。

 

「~~~~~っ!!」

 

 ガクガクッと震えるように膝を動かしながらマリアはその場へ崩れ落ちたのだ。

 

「……これでいい。さぁマリア、しようか」

「む、無理よぉ……。い、今イったばかりなのよ?」

「だからこそやるんだって。ほら、ケツ上げろ」

 

 仁志が少し荒い口調をした瞬間、響達一部が驚いたように息を呑んだ。

 ただ、奏だけがその言葉遣いに軽く体を震わせていたが。

 

 マリアも言われた言葉に興奮しながらよろよろと立ち上がると壁へ手をついた。

 

「こ、これでいい?」

「ああ、いいぞ。マリアのマンコが大洪水を起こしてるのかよく見えるよ」

「や、止めて。恥ずかしいのよ」

「よく言うな。そう言いながらどうしてケツ振ってるんだ? チンポ入れて欲しくないのか? そうじゃないなら休んでていいぞ。もしチンポ欲しいなら両手でケツを広げてチンポ入れてくださいって言え」

 

 そう、やっと響達も理解するのだ。仁志が乱暴な口調なのはマリアがそれで喜ぶからなのだと。

 

 何故なら……

 

「ち、チンポを入れてください……」

 

 マリアが顔を赤くしながらも両手でヴァギナとアヌスを見せつけるように広げ、消え入るような声でペニスをねだったのだから。

 

「聞こえないなぁ」

 

 嘘だ。そうその場の全員が思った。

 聞こえていないのなら聞こえないなど口にしないからだ。

 それを分かった上でマリアはヴァギナから愛液をダラダラと垂れ流す。

 

(あぁ、仁志は私が心の奥底で望んでいる事を分かっているんだわ。私自身がまだ気付かないでいる事に……)

 

 まだ自制心や常識などが自分の性癖を抑え込んでいる。

 それを自覚したマリアは、仁志に全てを委ねる決意を決めて息を吐いた。

 

「……私の淫乱オマンコにチンポを入れてくださいっ」

 

 そう言った瞬間マリアは今まで感じた事のない快感を得ていた。

 

(言っちゃった……。私、淫乱って認めちゃった……。ああっ! 恥ずかしいのに気持ちいいっ!)

 

 奏と同じくマリアも自分がMであると認めた事である意味壊れてしまったのだ。

 見事に仁志によって開花させられたと言えるだろう。

 だが、これで終わった訳ではない。むしろ始まりに過ぎなかった。

 マリアの本当の堕天はここからなのだから。

 

「とってもいやらしくてエロいおねだりありがとな。じゃあご褒美にマリアだけは大きな声出してもいいぞ。遠慮なく声を出してくれ。あー、そうそう。イク時はちゃんとイクって言うんだ……ぞっ!」

「っ!? イクぅぅぅぅぅっ!!」

 

 たった一突き。一突きでマリアは絶頂を迎えて仰け反った。

 避妊具の有無の差を実感する暇もなく、ただ一度の挿入で達してしまったのだ。

 その強烈な締め付けにも仁志は射精する事もなく、目の前で大声を出して快楽に堕ちる女性を優しく抱き締めるのみだった。

 

「マリア、凄い締め付けだよ。そんなに俺の子種、欲しい?」

「ほ、ほひぃ……」

「そっか。でもごめんな。今は駄目なんだ。きっといつか、いつかここへ熱くて濃いやつ出してやるから」

 

 囁かれる言葉にマリアの膣内が反応してペニスを締め付ける。

 それさえも愛おしく思って仁志はマリアの豊かな乳房をそっと触り、主張していた乳首を人差し指で軽く弾いた。

 すると膣内の締め付けがより強くなり、仁志のペニスを締め上げるものへと変わる。

 

「それで、どうだ? 生チンポ、違う?」

「え、ええ……。やっと、やっと違いが分かってきたわ」

「そうか。で、どう?」

「こっちの方がいいわぁ。ぜんっぜん違うのよぉ。ああっ、このまま射精されたいって思うぐらいに凄いのっ! あれだけ薄くてもやっぱり異物は異物なのねっ!」

 

 段々テンションが上がってきたのか声量が大きくマリアに周囲は生唾を飲んでいた。

 調だけは避妊具有りの状態でしていないため今一つ共感出来ない部分はあったものの、このまま射精されたいと言う部分だけは大いに頷いていた。

 

「マリア、声を抑えろ。許可は出したけどもう日付が変わったんだ」

「ご、ごめんなさい……」

「でも、これでマリアは終わりだな」

「えっ!?」

「かなり深いアクメ、しただろ。気持ちは分かるけどまだ七人いるんだ。それと、忘れてるかもしれないけどな? 朝、三つの世界へ連絡を入れないといけないんだぞ」

 

 そう言いながら仁志はマリアの子宮口をグリグリとペニスで刺激する。

 その与えられる快感にマリアはあっという間に意識を持って行かれてしまう。

 声こそ出さないが貪欲にペニスを締め上げ、射精を促そうと腰を振り始めたのだ。

 だがしかし、この状況でそんな事をすれば……

 

「ま、マリア? 何でおちんちんを抜かないデスか?」

「師匠が終わりって言ったのに……」

「こ、これは……そのっ、違うのよ」

「マリア、あんた射精して欲しいんだろ」

「っ!?」

 

 奏の指摘にマリアの動きが止まり表情が強張った。とはいえ切歌と調以外は当然のように察していた事ではあったが。

 

「マリア……それはズルい」

「デスデス。ししょーがしたいって言った訳じゃないデスから諦めるべきデス」

「うっ……」

 

 この上ない正論を言われ、マリアは返す言葉がなかった。

 だが仁志はそんなマリアを見て愛おしさを覚えていた。

 

(一番年長のマリアがここまでしてくれる、かぁ。本気でこれは考えないといけないな)

 

 世界の壁があり、経済面という壁もあるが、本来の世界で一番結婚がし辛いだろう立場のマリアの望んでいる事を叶えてやりたい。

 そう思って仁志は最後にもう一度だけマリアの子宮口を優しくノックした。

 

「あんっ」

 

 不意を突かれた形になったマリアだったが、その優しい刺激に漏れた声は艶かしくも嬉しそうなものだった。

 

「切歌も調もそこまでにしてやって。きっとこれは本気で愛する人とスケベする女性なら誰もが陥る状態なんだと思うよ」

「仁志……」

「俺の本音はみんなも聞いてくれただろ? でも、だからってじゃあそうしようとは出来ないのが俺達の状況だ。俺は金銭的な面で、みんなは立場的な面で、それぞれ子供を望むのは厳しいからさ」

「あっ……」

 

 自分の膣内から硬く逞しい物が抜かれ、その喪失感にマリアから切ない吐息が漏れる。

 マリアから引き抜かれたペニスは強直と呼んでもいい程の状態を保っていた。

 それを見た響達が思わず息を漏らし子宮を疼かせるぐらいに。

 

「さてと、じゃあ次からは前置きなくするからな? ちゃんと生チンポでマンコの奥まで突き上げるからな? もしかすると誰かのマンコで射精するかもしれないからな?」

 

 その言葉に響達七人はブルリと震えた。ないと分かっている。仁志が自分達に膣内射精するなどは。

 それでも、それでもどこかでそれを期待していまう程に今の彼女達は女であった。

 そして仁志はそんな七人の反応に無意識にペニスを動かしていた。

 

「マリア、悪いけど風呂の湯を張り替えてくれないか? シャワーだけじゃ全員綺麗になるまで時間がかかり過ぎる」

「わ、分かったわ」

 

 何とか立ち上がろうとするマリアを見て、仁志はその手を差し出し彼女が掴むと上へと持ち上げるように動かすと、そのまま自分の方へマリアを引き寄せて耳元へこう囁いた。

 

――俺は君との子供を諦めないから。

 

 その一言でマリアは一瞬息を呑み、すぐに嬉しさを込めて仁志へキスをした。

 

――……私も諦めないわ。

 

 小声でそう返すとマリアは風呂場へと向かって歩き出す。

 その背をある程度見送り、仁志は意識を切り換えるように前へ顔を向けた。

 そこで自分を待っている七人の美女美少女を好きに出来る。その一点で仁志の思考は瞬時に雄へと変わってしまうのだから。

 

「……本気で射精しないように気を付けないとな」

 

 その低い声で放たれた呟きは、響達七人の耳に入って股を濡らすのだった……。

 

 

 

「にゃ、にゃにこりぇぇぇっ! ち、ちぎゃうっ! じぇんじぇんちぎゃうよぉ!」

 

 呂律の回らなくなった口調で嬉しそうな声を出しているのは響だった。

 その魅力的な臀部をしっかりと仁志に掴まれ、力強い腰遣いでペニスを突き入れられていたのだ。

 薄いゴム一枚失っただけなのに感覚から何からまったく異なる事を痛感し、響は声に出さずに悟っていた。

 

(もうダメだ……。私、これからゴムありでオマンコすると絶対不満に思っちゃう……)

 

 初めてを失った時の激しい交わりとは違い、力強くもじっくりとペニスを感じさせる交わりも響には嬉しかった。

 もしこれが正常位であれば、響は先程とは違う意味で仁志を抱き締めていただろう。

 愛しさと温もりを離したくないという感情で、だ。他の誰かに渡したくないという感情はそこにはない。

 

「ああっ、俺も違いを感じてるよ響っ。ゴムがあった時よりもねっとりとマンコが絡み付いてくる……っ!」

 

 マリアとした時も感じた違いではあるが、やはり本来あるべき形での交わりは凄いと仁志も改めて実感していた。

 

(これは本気で搾られて正解だったなっ! じゃなかったらマリアで出してるし、響にも出してるぞっ!)

 

 膣壁がまるで意思を持つかのようにペニスを締め付け、射精を促してくる感覚。

 それを心地良いと思えるのは何度か射精したからこそだと仁志は理解している。

 だからこそ、ある意味で鈍感になったペニスで響をじっくりと愛するように抱いていたのだ。

 

「っ!? しょ、しょれ、らめぇ……」

「えっと……こう?」

 

 そう言って仁志がペニスをゆっくりと抜いていく。そうなればやがてカリ首と呼ばれる場所がヴァギナの入口を擦る事となる。

 

「んにゃっ!?」

「……もしかして入口をチンポで擦られるの弱い?」

 

 その問いかけに響は細かく何度も頷いた。

 ある意味で自ら弱点を教えたようなものなのだが、それを聞いた仁志はならばと優しく笑みを零して……

 

「あっあっあっ! こ、こりぇ、しゅきぃ。こりぇしゅきぃっ!」

 

 何度もペニスをヴァギナの入口付近で出し入れする仁志。その快感に響は涙さえ流して感じていた。

 ペニスによるマーキングとでも言うような動きこそが響には強い快楽を与えられる手段であった。

 だがトドメとはならない。これはいわばジワジワと響の体力を削る行為である。

 

(欲しいよぉ……。オチンチン、オマンコの奥にズンってして欲しいよぉ……)

 

 快楽は与えられ、幸福感さえもあったが、もっとも欲しいものはない。

 そうして焦れていく響の心を察したのか、仁志はここぞとばかりに力強く腰を打ちつけたのだ。

 

「~~~~~っ!?」

 

 まさしく響が待ち続けていた快感だった。

 力強く愛する男に抱かれていると感じられる一撃。

 間違いなく立花響はこの時只野仁志という雄に屈服したのだった。

 

「えへっ……えへへ」

(分かっちゃったぁ。私、もう仁志さん以外とオマンコ出来ないや……。このオチンチンだけ、このオチンチンだけが私の旦那さんだもん……)

 

 力なく笑みを浮かべて響はその場へ崩れ落ちた。細かに痙攣するかのように震え、だらしない表情のまま動かずに。

 

「ふ~っ……凄いな、これは」

 

 マリアと響。二人の女性とあるべき形で交わっただけで仁志は勘付いていた。

 

(まだ出せる、な。中に出す前に引き抜けるとは思うけど……)

 

 まだ硬さを保つ自身のペニスを見下ろし、仁志は自分にも若さと呼べる要素が残っている事を自覚して苦笑した。

 

「じゃあ次は……」

 

 響の愛液を塗られたペニスで仁志が貫く事に決めたのは……

 

「ぁ……」

「未来にしよう」

 

 ある意味でそれをもっとも興奮材料にするであろう未来だった。

 

 ヴァギナの入口へ擦り付けられる雄々しいペニス。その感触に未来の体が小さく震える。

 

「一気に行くぞ」

「えっ? ~~~~~っ!?」

 

 漫画ならズンっと擬音が書かれそうな豪快な一突きだった。

 仁志のペニスは一瞬にして未来の膣内を満たし、最奥である子宮口まで届いてみせたのだ。

 

(な、何これぇぇぇっ!? さ、さっきとまったく違うっ! あの時よりも只野さんのオチンチンがはっきり分かっちゃうっ! オマンコが馴染んじゃうっ!)

 

 破瓜の痛みも和らいだところへ挿入されるペニス。しかも先程と違いそれは膜に覆われていない事もあり、未来はしっかりとその熱さを、硬さを、逞しさを感じ取れた。

 声にこそ出さなかったが、もし許されているのなら歓喜の叫びを出していただろう程の快感を伴って、だ。

 

 しかも仁志は未来へは小刻みな腰遣いで快感を与えたのだ。

 響が最初激しかったために二度目はじっくりとなったのに対し、最初はじっくりだった未来へはある意味で逆を行ったとも言える。

 

「あっあっあっあっ!」

(こ、これ好きかもっ! ずっと気持ちいいところをオチンチンが当たってくれるっ!)

 

 処女喪失の時とは明らかに声の艶が違っていた。

 もう未来の出す声は完全な嬌声となっていたのである。

 そうなれば当然体の反応も異なるという物。仁志のペニスを締め付ける強さも、ただ強いのではなくまるで包み込んで吸い尽くすようなものへとなっていたのだ。

 

「くうっ……未来のマンコがチンポを舐め回してくるみたいだ……っ!」

「た、只野さんっ、私は、私はいいですよ? 射精してくれても、お母さんにされても構わないですからぁ」

「み、未来……っ」

「卒業まで何とか誤魔化してっ、ちゃんと産みますっ。そ、その後は奥さんしますね?」

「っ! 未来ぅぅぅっ!」

「ふにゃあぁぁぁぁっ!!」

 

 思いの丈をぶつけるような声と共に突き出されたペニスの一撃が未来の子宮を揺らして撃墜させる。

 それは、完璧なる未来攻略の瞬間でもあった。響への献身的な想いを抱き続けてきた少女へ打ち込まれた強烈な楔。

 只野仁志という男こそが一番なのだと、そう未来へ思わせるに相応しい快感と幸福感の津波だったのだ。

 

(凄い……。こんな幸せなの初めてだよ……。響でも絶対無理な場所に私の幸せスイッチがあったんだよって、そう只野さんがそれを教えてくれた……っ。ごめんね響、もう私は響の隣よりもこの人の隣を選んじゃう……っ!)

 

 それは小日向未来と言う女性が、お日様(立花響)の傍で陽だまりになるよりもただの男(只野仁志)の傍で女になる事を選んだ瞬間であった。

 

 満ち足りた表情で脱力し、布団の上で蹲る未来を見つめてから仁志は翼へ目を向けた。

 

「翼、悪いけどお願いがある」

「何?」

「フェラチオを、翼風に言うなら尺八をしてくれないか?」

 

 それがどういう意図を持っているかを悟れたのはその時点では誰もいなかった。

 

「う、うん、分かった」

「ありがとう」

 

 言われるまま未来の愛液で濡れる仁志のペニスを躊躇いなく咥え始める翼。

 その光景を眺め、仁志は抑えていたものを放出するように小さく震えると……

 

――翼、飲まずに口の中に溜めてくれ……っ。

 

 そう告げて翼の口内へ薄く少なくなった精液を放ったのだ。

 それに翼は驚く事もなく、むしろ初めての口内射精に喜びさえ感じながら、出される物の匂いと味に軽い絶頂を迎えつつ受け止めていた。

 

(これが射精……そして精液。やっぱり薄い、ね。けど、旦那様の遺伝子と思うだけで臍の下が疼いてしまう。ああ、これをいつか私の子宮目掛けて放って欲しいっ!)

 

 恍惚とした表情でペニスを咥えている翼を見つめ、仁志はペニスを再度硬くしていく。

 

(何てエロい顔だよ。あの風鳴翼が、メスの顔、だもんなぁ。ヤバい……男冥利に尽きる事多過ぎるだろ)

 

 その想いがペニスへ連動し翼の口内で動きとなって現れる。

 

「んふっ……」

「はぁ~……っと、翼、口を開けてくれ」

「……あ~」

 

 翼の口内には薄くではあるが白濁液が存在していた。

 そのいやらしさに仁志は思わず息を吐いて一言告げる。

 

「飲んで」

「んっ…………あぁ、これが殿方の精の味なのですね」

「違うよ翼。俺の、だ」

「あっ、これは失礼を。旦那様の精の味なのですね。しっかり覚えておきます。そして、大事な子種を賜る事が出来大変嬉しく思います。ありがとうございました」

 

 その場へ三つ指をついての言葉にさしもの仁志も面食らったが、すぐに気を取り直すと咳払いをした。

 

「気にしなくていい。それよりも元のようにしてくれ。次は翼だ」

「はい、かしこまりました」

 

 精飲した事により翼の中の娼婦スイッチが入ったのだと察し、仁志は旦那様との呼び名に合うような口調を意識する。

 いそいそと俗に言う立ちバックの体勢へ戻る翼を見つめ、仁志は静かに息を吐いた。

 

(下手したらさっきので打ち止めプラス勃起しなくなるかと思ったけど、どうやらまだ出来るらしい。こうなると翼に口でしてもらって正解だったな……)

 

 マリア、響、未来と三連続での避妊具無しセックスは、仁志の衰え始めていたはずの射精欲を大いに刺激し、特に未来は最後の言葉もあって本気で出しかけたのだ。

 だからこそまだ口で精子を味わった事のない翼を呼び、その口内へ我慢していた欲求を解放するように射精したと言う訳だった。

 

「旦那様……」

 

 そんな事を考えている仁志の耳に翼の艶めいた声が聞こえた。

 意識をそちらへ向けた仁志が見たのは、ある意味で射精した直後で良かったと思うものだった。

 何と翼は両手で秘部を広げるようにしていたのだ。

 

――この淫らな穴をご自由にお使いください。風鳴翼は、最早貴方様のものでございます。

 

 その言葉に仁志が無言でペニスをいきり立たせたのは言うまでもなかった……。

 

 

 

「ああっ……だ、旦那様ぁ……」

 

 切なげな声で翼が仁志を呼ぶ。細身の体をしならせるようにしながら、翼は打ちこまれたペニスを離すまいと強く締め付けていた。

 普段の反動か、翼は一旦意識が切り替わるとどこまでも淫乱な思考へ陥る傾向があり、今などマリア達の喘ぎ声などで出来上がった体の熱に導かれるままペニスを貪るように膣内で扱いていたのだ。

 

「もっと、もっと私を使ってくださいっ。猛りをぶつけ、放ってくださいっ。何も遠慮はいりませんっ。配慮も必要ないのですっ。ただ、気の済むまでこの体を抱き、欲を解消してくださいませ」

「翼……ありがとう。だからこそ、俺はこうしたいんだ」

「あっ、乳首を……んんっ、クリクリとぉ……」

「こんなにコリコリになってるじゃないか翼。そんなにスケベしたかったんだね」

「は、はい。風呂で身を清めながら期待し淫らな蜜を流していました」

「チンポを想像しながら?」

「あぁ、はい。旦那様の立派な一物を想像し女陰を濡らしていたのです」

「今もそう言う事でマンコ締め付けてるね。興奮する?」

「…………はい」

 

 それこそ風鳴翼という剣が完膚なきまでにへし折られた瞬間だった。

 防人の剣は見事に折れて、娼婦の鞘として生まれ変わる。

 もう真面目なだけの風鳴翼はいなかった。そこにいるのは愛する男を得て結ばれた事で表に顔を出した本当の風鳴翼である。

 

 羞恥心よりも仁志に喜んで欲しい、興奮して欲しいという気持ちで答えていた翼へ、仁志はそっとこう呟くのだ。

 

――ならここからは声を出さないようにするんだ。いいな?

 

 そこから始まったのはこれまでにない激しい交わり。

 翼の内側から彼女を壊すような、そんな荒々しいセックスだった。

 けれど翼は嫌がるどころか笑みを浮かべていた。

 

(ああっ! 旦那様が本気で私を求めてくれているっ! 甘えてくれているっ!)

 

 かつて仁志に頼って欲しいと言っていた事もあり、翼は彼に甘えられる事がとても嬉しい事となっていた。

 そこに加えての意識を飛ばされそうな快楽である。例えるのなら薬物を使ったセックスにも近い状態が翼を襲っていたのだ。

 精神的な幸福感と肉体的な幸福感。物心両面から幸福感を与えられ、翼は刻み込まれてしまった。

 

(この気分は、この感覚は仁志さんと交わるしか、旦那様と交わるしか感じられないものっ! この方と今のようなドスケベセックスをする時しか味わえないっ!)

 

 既に翼は片手を離して口元を押さえる様に声を押し殺している。

 あの翼でさえそうしなければ声を抑えられない証拠であった。

 

「凄い締め付けだよ翼っ! また出したくなってきたぐらいだっ!」

 

 仁志の言葉は本音だった。無理だろうと思っていたはずの片手の指を超える数の射精。それが可能だと確信した仁志は、どこかで自分の中に悪魔が囁くのを感じ取っていた。

 

(これだけ出してるんだ。もう精子もほとんど残ってないんじゃないか? なら中出ししてもいいんじゃないだろうか?)

 

 射精量と理性が減少しているのに反比例するように支配欲と本能は増大していくような、そんな感覚に仁志は陥っていた。

 そこには抗い難い雄としての本能がある。魅力的な女性に、雌に自分の子を産ませたいという、生殖本能と呼ばれる原始的な欲求だ。

 しかも、それを本来抑える理性と良識は度重なる性交と射精によって活力を失い息も絶え絶えとなっていた。

 

 そしてそんな時程流れと言うものは望まぬ、あるいは望む方向へと転がるもの。

 

「出してっ! 出してくださいっ! 貴方の子種が子宮に欲しいんですっ!」

「っ!?」

 

 声を出さないようにと言われていた翼が発した言葉。嘘偽りのない本音からの願望に仁志の雄としての本能が吼えた。

 

「翼ぁぁぁっ!!」

 

 もう、そこからは誰もが言葉を失っていた。

 先程まで抱かれていて意識を取り戻した未来も、やっと周囲の状況を把握出来るようになった響も、風呂の湯を張り直すついでにシャワーを浴びて戻ってきたマリアも、まだ二度目のセックスをしていない残りの者達も仁志と翼の交わりを、種付けを見つめて子宮を疼かせていた。

 

「出すぞっ! 出すからなっ! 孕ませてやるっ! 妊娠させてやるっ!」

 

 仁志の口から出る、明確な意思表明。その意味に、内容に、女性達は目を見開き、同時に熱っぽい吐息を漏らす。

 

「はいっ! はいっ! 孕みますっ! 妊娠しますっ! 貴方の子を産んでみせますっ!」

 

 翼の口から出る確固たる決意。その覚悟に、意思に、女性達は同調するように頷き、無意識にそっと下腹部を触る。

 

 完全な夫婦の営みのようになっている仁志と翼を見つめ、マリアは自分と同じように抱かれただろう響と未来へそっと近付いた。

 

「ねぇ、響、未来」

「「何ですか?」」

「私達も、ああしてもらえると思う?」

 

 それは、三度目のセックス希望。それも翼のように膣内射精を望むという凄まじいものだった。

 仁志の体力などを考えれば不可能と言えるそれに、響と未来は迷う事もなく口を揃えてこう返した。

 

「「今夜は無理かもしれませんけどね」」

「そう……ありがとう。私の考えと同じだわ」

 

 見せ合う表情は雌の顔。仁志の性格上一度誰かに許した事を拒む事は出来ない。

 ならば、必ずその機会を用意するか設けるはずだとマリア達三人は確信していたのだ。

 

 そんな雌の本能を覚醒させた三人の会話の裏で、その時は訪れようとしていた。

 

「ああっ! 翼っ! 翼ぁっ!」

「仁志さぁんっ!」

 

 最早互いの名を呼び合う事しか出来ない二人。それ程に強い快楽に突き動かされていたのだ。

 仁志の両手が翼の腰を掴み、逃がさないとするかのように自分の腰を打ちつけ、ペニスを奥へ奥へと突き入れる。

 そのテクニックも何もなく、ただただ射精したいという欲求のみの動きに翼は喘ぎ、悶え、歓喜に震える。

 やがて仁志のピストン運動の速度が上がっていき、翼の声も喘ぎと言うよりは呻きに近くなっていく。

 それを見聞きしている周囲はある意味本当の交尾を知って興奮するように自らの秘部を、ヴァギナを刺激し自慰を始めていた程だ。

 

「翼あああああっ!!」

「んおおおおおっ!!」

 

 獣のような声を上げ、翼は仰け反るように絶頂を迎えて気付く。

 

(あぁ……温かい物を感じる……)

 

 僅かではあるが何かを出された感覚に翼は満足げに微笑み、意識を手放した。

 それを合図にするかのように翼の膣内から仁志のペニスが引き抜かれる。

 愛液と薄くなった精液で塗れたそれは、未だ硬さを失う事なく反り返っていた。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 翼の膣内へ射精した仁志は、少し冷静になった頭で自分のした事の重大さを噛み締め、荒くなった呼吸を整えるように大きく深呼吸をした。

 それでも後悔はしていなかった。むしろそんな事を思うぐらいならこうして八人もの女性を相手になどしないのが只野仁志という男だ。

 

(これである意味吹っ切れた。何があってもみんなが俺を頼ってくれるなら、俺は何があってもみんなを守り、支えていくだけだ。装者だとかなんだとか関係なく、な)

 

 腹を括れば強くなる。元々どこかで思っていた事ではあったが、今回の事で完全に覚悟が決まった仁志はペニスを反り返らせたままで奏へと顔を向けた。

 

「奏、お待たせ」

「うん、待ったよ。だから、その分愛してくれるよね?」

 

 覚悟を決めた男のペニスを見つめ、奏は潤んだ瞳でそう問いかける。

 その答えは、ビクンと動くペニスだった……。

 

 

 

「あっ! こ、これ凄いっ! ダメっ! 生チンポでドスケベセックスダメぇ! あたしっ! あの世界で唯一の装者なのにっ! あたししかシンフォギアいないのにぃ! 妊娠したくなるっ! 孕みたくなっちゃうってばぁ!」

 

 ブルンブルンと乳房を揺らし、奏は言葉とは裏腹に嬉しそうな笑みを浮かべて仁志のペニスを膣壁でしゃぶりつくす。

 そこに残っていた僅かな精液などとうに飲み干し、新しい精液を、子種をよこせと要求していたのだ。

 

「仁志っ! 責任取ってよぉ! あたしを装者じゃなくて女にした責任っ! 母親になって仁志の隣で微笑むのがあたしの夢になっちゃったんだからさぁ!」

「ああっ! 分かってるってのっ! 絶対嫁にもらって幸せにするからっ! だから俺の隣に来てくれっ!」

「っ!? うんっ! 行くよっ! 絶対行くからっ! ああっ! イクイクイっちゃうっ!」

「奏っ! 奏っ!」

 

 既に五回以上射精している仁志はそう簡単に出せない事を熟知していた。

 それでも気持ちはそれぐらいなのだと伝えるように声を上げていた。

 奏も腰の動きとペニスの反応、そして仁志の息遣いや声でそれを感じ取り、喜びに震えるように体を動かす。

 最初の交わりが体の交わりだったのなら、今は完全なる心の交わりだった。

 射精したいと願う仁志と、射精して欲しいと願う奏。その想いだけはちゃんと交わり、繋がり、互いの充足感へ、満足感へと繋がっていく。

 

(幸せっ! あたし今幸せっ! 仁志がここまで求めてくれて、責任だって取るって明言してくれたっ! 嫁だってっ! 隣に来てくれだってっ! ああっ! 嬉しすぎてどうにかなりそうっ!)

(くそっ、ある意味今の年齢と状態で良かったかもしれないけど、若い頃の状態でこうなりたくもあったなっ! もう精子が出なくてもいいから発射してやりたいぞっ!)

 

 翼へ行った膣内射精。それを知っている奏が自分はそれをされなかったらどう思うだろうと、そう仁志は考えた。

 だがこればかりは考えたところでどうにかなる事ではないのも事実。故に仁志に出来たのはただただ我武者羅に奏を求める事だけだった。

 

「ししょー……スゴイデス……」

「うん……荒々しい……」

「ありゃ本能に突き動かされてんだろうさ。先輩に中出し決めちまったし、相当理性が飛んでんだ」

「「なかだし?」」

「……その、こん中に射精する事だよ。要は妊娠させようって行為だ」

「~~~~~っ!」

 

 クリスの説明が終わるとほぼ同時に奏が両手で口を押さえて震えた。

 その乳房を仁志の両手で潰れる程握られ、更に乳首さえも二本の指で摘まれている中での絶頂だ。

 いや、この場合はその乳首への刺激が最後のトドメと言えたかもしれない。

 

(あ……あぁ……全然違う、違うよ。ゴムってやっぱ邪魔なんだ。いっそピルでも常用しようかなぁ。そうすればいつだって仁志とこうして繋がれて、しかも中出しまでしてもらえるし)

 

 深い充足感と共に沸き上がる淫らな考え。

 男の欲望を強く刺激し、自分へ依存に近い気持ちを起こさせるかもしれない艶めいた野望。

 

(……いつでも中出しし放題の、一人暮らしの女、か。仁志じゃなくても夢中になってくれそう……)

 

 都合のいい女へなる事で仁志の心を今よりも引き寄せる。

 そう考えて奏は不敵な笑みを浮かべて翼と同じく意識を手放した。

 

「……次、だな」

 

 ボソッと呟かれた声には疲れがあった。けれど、それと同じぐらいの気合のようなものが感じられた。

 ここまでくれば残る全員と交わらないと終われないと、そう仁志は考えていたのだ。

 人としてだけでなく男としてもこんな機会を手放すつもりはないのだから。

 

「響、未来、可能ならもう一度風呂へ入ってきた方がいい。で、パジャマを着て二階へ行くんだ」

「えっと……」

「寝た方がいいって事、ですよね?」

「ああ。マリアも汗を流してくれ。で、悪いけどその後濡れタオルで翼と奏を綺麗にしてやってくれないか? 二人はこのままここで寝かせるから」

「……分かったわ」

 

 こうして動き出す三人を見送り、仁志はゆっくりと調へ近付いていく。

 

「切歌、ちょっと頼みがある」

「ふぇ?」

 

 まさか呼ばれるとは思っていなかったのだろう。切歌は不思議そう顔を動かして仁志を見た。

 

「今から俺は調を抱くんだけど、その間調とキスしたり乳首を弄ったりしてやってくれ」

 

 その言葉でクリスは息を呑んだ。

 

(これ、要するに後輩二人のそういう事を助長するって事だぞ? 仁志の奴、本気で欲望フルオープンになってねぇか?)

 

 緩みに緩んだ仁志の理性。それに伴って暴走気味になりつつある欲望。

 だがクリスはそれを口に出す事はしなかった。

 

(……まぁ、いいか。先輩に中出しした以上、もう止まらないし止まれないだろ)

 

 仁志の性格をある程度は知っている以上、ここまで来たらもう無駄だと感じ取っていたのだ。

 それに何より……

 

(あたしにも、中出ししてくれるかもしれないしな)

 

 クリス自身の密かな願いもあるため、仁志と調に切歌の3Pは止められる事もなく始まる事となる。

 

「んっ……さ、さっきよりもオチンポが気持ちいい……っ」

 

 二度目の生ハメとなった調は他の者達と違いペニス自体の感じ方に差はない――はずだった。

 けれどふたを開けてみればそんな事はないとばかりに調は快感に体を震わせていた。

 体位が後背位になった事で調の感じやすい場所をペニスが刺激し易くなったためである。

 

「ダメだぞ調。今の君は俺だけが相手じゃないんだ」

「え?」

「調……」

「切ちゃん……んっ」

 

 仁志の目の前で始まる切歌と調のキス。

 それはねっとりというよりは可愛らしいキスだった。

 だが仁志はそれに調がどう思っているかをはっきり感じ取っていた。

 

(凄い締め付けだ。調は切歌とキスする事で興奮してるのは間違いないな……)

 

 自分は一度として動いていないのにも関わらずペニスを締め付ける事。それが何によるものかは言うまでもなかったのだ。

 

 一方の調は調で切歌との甘いキスに自分が感じている事を理解して興奮を高めていた。

 

(やだ……私、切ちゃんとキスして気持ち良くなってる。師匠のオチンポ、沢山締め付けてるの分かっちゃう。でも、切ちゃんとのキス、好き……)

(調の唇柔らかいデス……。それに甘い気もしますね……。もっと、もっとキスしたいデス……)

 

 ゆっくりと開かれていく女同士の禁断の扉。その鍵を開けさせたのは仁志という二人の少女が初めて恋して愛した男性という罪深さ。

 

「切歌、調の乳首を優しく摘んでごらん」

「んっ……っは、切ちゃん、ダメぇ……」

「ダメじゃないデスよ調。そんな気持ちよさそうな顔されたらもっとしてあげたくなるデス」

「あっ……んぅ……」

 

 切歌と調による愛撫は優しさに満ちていた。

 互いへの愛情で言えば二人は仁志からのそれを凌ぐ程である。

 ただ、それは愛情のみで考えた場合だ。今やそこに性欲が混ざる事になるので、もう二人は仁志を超える事は出来なくなってしまったが。

 

「調、切歌にさせるだけじゃダメだよ。調も切歌の乳首を優しく摘んであげるんだ」

「ん」

「んぅ? ……んんっ」

 

 二人の両手が互いの乳首を摘み合う形となり、キスも気付けば舌を絡め合うものへと変化していく。

 仁志は一度も動かず、ただ二人の可愛らしくも淫靡な行為を眺めてその視覚的要素と物理的要素で興奮していた。

 

「調ぇ……可愛いデス」

「切ちゃんも可愛い……。おっぱいだってこんなに……」

「んんっ……調のだって可愛いデスよ。乳首がトキトキデス」

「ああっ、切ちゃんダメぇ……。クリクリしたら声、抑えられないから」

「調だって……くぅん……あ、アタシの乳首キュッキュってしちゃダメデスよぉ」

「そう言う切ちゃんっ……だってぇ……」

 

 互いの乳首を弄り合う調と切歌。そんな時、調の動きが一瞬で止まる。

 

「ひゃんっ!?」

「ああっ!?」

 

 そしてその調に遅れる事ほんの数秒で切歌の動きも止まった。

 原因は一つ。仁志が調の子宮口を揺らしたためだった。

 それにより調が全身へ力を入れてしまった結果切歌の乳首を強く摘んでしまったのだ。

 

「とても可愛くてエロいデュオだな。よし、じゃあちょっと趣向を変えようか。調、仰向けで寝転んでくれるか? 切歌はその上に乗ってくれ」

「「分かりました(デス)」」

 

 軽く達した事で思考が淫乱な方向へ傾いているため、調も切歌も仁志の言葉に疑問を生じさせる事もなく動いた。

 こうして仁志の眼前に出現するJKロリサンド。その濡れに濡れている二つのヴァギナを見つめ、仁志はその雄々しく勃起しているペニスを間へ差し込んだ。

 

「「あっ……」」

「おぉ……まさかJKロリマンコサンドイッチが出来るなんて……っ」

「し、ししょーのオチンポが……っ!」

「オマンコを擦って気持ちいい……っ!」

「気持ちいい?」

 

 その問いかけに二匹の未成熟な雌は頷いた。

 吐息は熱っぽく、瞳は濡れて眼差しには艶を秘めている。それを彼女達は仁志へと、愛する雄へと向けた。

 

「「師匠(ししょー)、もっとオチンポで気持ち良くしてください(デス)……」」

「っ!」

 

 それに仁志はゾクリとする色気を感じた。

 まだマリアや奏のような成熟した女ではない切歌と調。だけども、だからこそ持っている魅力のようなものを感じ取ったのだ。

 

「……二人共、両手でチンポを入れて欲しい場所を広げながら、今の言葉にロリマンコをって入れて言い直してくれる?」

「「ろりまんこ?」」

「そう。もっとオチンポでの後にね」

 

 言い終えた瞬間仁志がペニスを動かしたため、切歌も調もそれを言うと喜んでもらえると瞬時に理解した。

 そうと分かれば迷うような事は今の彼女達にはない。

 満面の笑みを浮かべて言われたまま、両手を動かしてヴァギナの中を見やすくするようにすると……

 

「「師匠(ししょー)、もっとオチンポでロリマンコ気持ち良くしてください(デス)……」」

「…………最高だよ二人共。うん、もう捕まってもいいぐらいだ」

(罪深い事言わせてんな、仁志の奴。で、でも、やっぱそういう言葉を言わせたいんだな……)

 

 言っている切歌と調はまだその内容のインモラルさが正しく理解出来ていないとクリスは察し、深くため息を吐きつつも仁志を喜ばせるヒントをもらって赤面していた。

 

 そんなクリスの視線の先には切歌と調をペニスを扱くオナホールのように使う仁志がいた。

 

「ああっ! きりしらサンドは最高だっ! こんなもの知ったら今後オナニーするのが嫌になりそうだよっ!」

「ひ、必要ないデスっ! アタシ達がっ! いるデスからぁ!」

「うんっ! もう師匠はぁ! お、オチンポが大きくなったらっ! 私達がオマンコするっ!」

「「だからいつでも呼んでオマンコしてください(デス)っ!」」

 

 きっと仁志が何度も射精していなければ即発射していたぐらいの宣言だったろう。

 ただ、恐ろしいのはこの二人に自分達が口にしている言葉の意味を教えたところで、それを言う相手が仁志ならば躊躇う事無く同じ事を言える事だ。

 下手をすればもっと過激な表現を使う事さえ厭わない。仁志がそれで興奮するなら、喜んでくれるなら、自分を求めてくれるなら、と。

 

 ヴァギナを広げるようにしているため、二人は勃起したクリトリスをペニスで刺激され続けていた。

 その快感は痛みにも近いぐらい強いが、慣れてしまうとただの強烈な快楽にしかならない。

 それを仁志も悟ったのか、その動きを一旦止めると二人のヴァギナの間からペニスを抜いたのだ。

 

「「ぁ……」」

 

 失われた温もりと逞しさに無意識から寂しげな声を出す切歌と調。

 そんな彼女達を見て仁志はその場から動き出し、二人の顔の前でしゃがむと腰を突き出したのだ。

 

「二人でチンポを舐めてごらん」

 

 その次の瞬間、まるでお預けをくらっていた犬が“よし”と言われたかのように二人して舌を伸ばしてペニスを舐め始めたのだ。

 ペニスを挟んで舐める光景は何とも淫靡で、でもどこかに愛らしさを感じさせるものだった。

 

(師匠のオチンポ、色んな味がする……。これ、私や切ちゃんの味が混ざってるからかな? でも……)

(最初になめた時と味が違い過ぎるデスよぉ。すっごくエッチな味デス……。けど……)

((もっと舐(な)めたいって、そう思う(デス)……))

 

 おそらく漫画やアニメならば瞳の中に♡が浮かんでいた事だろう。

 それ程熱心に二人はペニスを舐め続けた。そこには仁志が二人の頭を優しく撫で続けた事も関係している。

 二人にとって仁志は男であり兄であり父でもあった。

 要するに切歌と調が知らず抱えていたファザコン(父性への憧れ)やブラコン(兄弟への憧れ)、ファミコン(家族への憧れ)と呼ばれるものを満たす存在でもあったのだ。

 

「ありがとう切歌、調。じゃあ、次は切歌にチンポ入れるよ」

「ほ、ホントデスか?」

「ああ。でも調、分かってるな?」

「はい師匠。切ちゃんの事、いっぱい気持ち良くする」

「そうだ。切歌も分かってるな?」

「はいデス。調の事、いっぱい気持ち良くするデスよ」

「そう、それでいい。二人でお互いを気持ち良くしてくれると俺も気持ち良くなれる。ああ、そうだ。二人には言っておくよ。チンポを取り合う時だけはケンカしてもいいからな?」

「「チンポを取り合う時だけはケンカしてもいい……」」

 

 言われた言葉の裏に隠された意味を二人は考えるように黙る。

 

(オチンポを取り合う時って……つまり今)

(ケンカしてもいいって事は……した方がししょーは喜ぶって事デスよね?)

 

 そこで二人が思い出すのはマリアが仁志に抱かれて処女を喪失した後の事。

 

((エッチな事を言って欲しいって事かもしれない(デスね)……))

 

 そしてユニゾンが得意な二人はアイコンタクトだけで互いに同じ結論を導き出した事を察する。

 

「切ちゃん……」

「調……」

 

 小さく頷き合うと視線を仁志へ向ける。その眼差しには純粋な期待が込められていた。

 

「「師匠(ししょー)、エッチなおねだり教えて欲しい(デス)」」

「んなっ!?」

 

 まさかの申し出にクリスが驚く中、仁志は凄まじい興奮を覚えていた。

 

(ザババの二人に淫語教育、か……。ヤバい……これだけで滾る……っ)

 

 セレナやエルフナインとは違う意味での無垢なキャンバス。そこへ自分好みの絵を描いていいと言われ、仁志はペニスの硬さを増していく。

 

「……いいよ。じゃあ……」

 

 そこから始まる淫語レッスン。こっそりとクリスもそれに耳をそばだて、三人の少女の知識の中にある意味要らぬものが増えていく。

 それが終わる頃にマリア達が姿を見せ、響と未来は切歌と調の状態を見ながらどこか意味深な笑みを浮かべると、互いへ顔を向けて小さく頷き合ってリビングを後にする。

 

「それじゃ、お願い出来る?」

 

 仁志のその声に切歌と調は小さく頷くと少しだけ顔を赤めて口を開いた。

 

「「師匠(ししょー)のオチンポミルクで私(アタシ)の赤ちゃんのお部屋をいっぱいにして欲しいです(デス)」」

 

 その言葉に、聞いていたマリアが思わず手を止め、クリスが顔を真っ赤にし、仁志のペニスがグンと上向くように動いた。

 

「ありがとう二人共。じゃあ、エロいおねだりをしてくれたお礼をしないとな」

 

 意気揚々と仁志はその場から立ち上がると、二人のヴァギナが重なり合っているのが見える位置へと移動するや狙いを切歌のヴァギナへ定める。

 

「それじゃあ……よっと」

「んあっ……し、ししょーのオチンポが……くぅん……入ってきたデェス」

「切ちゃん、いいな……。やっぱり違う?」

「ち、違うデスよぉ。最初よりも今の方がオチンポをしっかり感じられるデェス。ああっ、熱くて硬いってよく分かりますっ。ナマチンポスゴイデス! アタシ、これじゃなきゃこれからオマンコしたくないデスよぉ!」

「そんなに違うんだ……。じゃあ、今度ゴム有りでしてもらおう」

 

 唯一調だけが避妊具有りでのセックスを経験していないため、逆に興味が湧くという逆転現象が起きていた。

 その間にも仁志は切歌の膣内を自分の形へ変えるようにゆっくりじっくりペニスを動かしていく。

 

「切歌、どうだ? 痛みはもうない?」

「な、ないとは言わないデスけど、も、もう全然感じないって言えるぐらいデスっ。ししょー、もっとアタシでオチンポゴシゴシしてくれていいデスよ? アタシ、ししょーに気持ち良くなって欲しいデス」

「切歌……」

 

 健気な事を言う切歌に仁志は興奮ではなく嬉しさを覚え、ならばと少しだけピストンの速度を上げる。

 ただ、それに切歌への想いを込めるように言葉を添えて。

 

「切歌、嬉しいよっ。でも切歌がそう思うようにっ、俺も切歌に気持ち良くなって欲しいんだっ。だから何でもっ、感じた事は教えてくれ。痛いでも嫌でもっ、嬉しいでも気持ちいいでも何でもいいからっ」

「は、はいデス。んっ、オチンポでオマンコされるの大好きデス。ししょーのオチンポでアタシのオマンコの中をこすられるの気持ち良くて感じちゃうデス。あぁ……出来ればアタシも中出しされたいデスっ」

「っ……切歌っ」

「い、今ししょーのオチンポがアタシの中で動いたデス。それ、好きデス。気持ちいいデス。もっと、もっとオチンポ喜んで欲しいデスよぉ」

「ああっ! エロいよ切歌っ! エロカワイイっ!」

「ふにゃっ!? え、えろかわいいデスか!? あ、アタシ、エロカワイイデスか?」

「勿論だよ。もっと素直に感じた事を口に出してくれ。それが俺を一番喜ばせるんだ」

「わ、分かりましたデスししょー」

 

 と、そこで切歌は目の前にいる調に気付く。

 

「……どうしたの?」

「えっと、ししょー、調も一緒に気持ち良く出来ないデスか?」

「調も一緒にか。そうだなぁ……」

 

 エロに関しては男は基本厄介。その自身の言葉通り、仁志は切歌の言葉で考え付いたのが……

 

「んっ……こ、これ、難しいデスね」

「う、うん……。オチンポがクリに擦れちゃうから……あっ」

「き、気持ち良くなっちゃうデス。腰、止まっちゃうデスよ」

「二人共頑張れ。ちゃんと俺も気持ちいいから」

 

 寝転がった仁志のペニスを切歌と調がヴァギナで挟み込んで刺激するという行為だった。

 切歌も調も布団に座る形で腰を突き出してペニスを挟み込んでいるが、カリ首でクリトリスが刺激されるために動きが時々止まっている。

 いや、正確にはカリ首でクリトリスを刺激するような動きを入れていたのだ。

 

「く、クリトリスって何でこんなに感じちゃうデスかぁ……」

「そこは男で言うチンポだからだよ」

「わ、私達にもオチンポがある?」

「そうなるね。詳しい話はまた今度してあげるよ。今は奉仕に集中してくれ」

「「はい(デス)」」

 

 懸命に、けれどどこか淫靡に腰を動かす切歌と調。

 そんな二人を見て、仁志はゆっくり上半身を起こすと二人の頭を優しく撫でる。

 

(ししょーが頭ナデナデしてくれてるデス……。えへへ、アタシ、これ好きデス)

(頭ナデナデされると胸があったかくなる。師匠ってお兄ちゃんやお父さんみたいな時があるからそこが好き……)

 

 与えられた愛情にお返しするように二人は腰を動かしてペニスを扱くようにヴァギナを擦り付ける。

 その強弱ある快感に喘ぎながら身をよじらせて、切歌と調による淫らな奉仕は続いた。

 

「んっ……んんっ……オチンポがどんどん硬くなってる気がする……っ」

「そ、それだけじゃないデスっ。あ、アタシ達のオマンコも熱くなってますよぉ。オチンポっ、オマンコの中に欲しいデスっ」

「うん、欲しいっ! この硬くて大きなオチンポでオマンコして欲しいっ!」

「そのままっ! 赤ちゃんのお部屋にぃ! お、オチンポミルクをドクドク出してもらうデスっ!」

「師匠の赤ちゃん出来ちゃうっ!」

「ししょーの赤ちゃん欲しいデスっ!」

「「師匠(ししょー)っ! オマンコしてください(デス)っ!」」

 

 もう腰は止まっていた。ヴァギナからは愛液が溢れるように流れ、仁志のペニスを濡らしている。

 それが二人からの嘆願の涙にも思え、仁志はペニスからカウパーを垂れ流す事で応えているようだった。

 

「……じゃあ、まずは切歌から自分でチンポを入れてごらん。調はその間、切歌の方を向いた状態で俺の顔の上に座ってごらん」

「「はい(デス)、師匠(ししょー)」」

 

 最早今の二人は仁志の言いなりとなっていた。

 思考は蕩け、快楽を与えてくれて温もりさえもくれる相手へ依存を始めていたのだ。

 響と未来さえも超える繋がりを持つ切歌と調。その絆を一旦断ち切り、更なる強さへと変えたジョイントであったはずの仁志は、既に主従を変えて逆転現象を起こしていた。

 

「んっ……ふぁぁぁぁ、お、オチンポ気持ちいいデスっ!」

「あっ……師匠の舌がオマンコをペロペロして……あったかくて気持ちいいっ!」

「し、調ぇ……」

「切ちゃぁん……」

「「んっ……」」

 

 見ているクリスとマリアが思わず息を呑む光景だった。

 初めての騎乗位でただ無心に快楽を貪る切歌と、初めての顔面騎乗位でただ無心に快楽を貪る調。

 未成熟な雌二匹は、一匹の雄によってその蕾を刺激され淫靡な華を開こうとしていた。

 

(何ていやらしい光景なの……。で、でも、あれを私と奏でやったら仁志はきっと大興奮してくれそう……)

(仁志の奴、あたしらのマンコ舐める事に躊躇なさ過ぎだろ。……でも、あれあったかくて気持ちいいんだよな……。あ、あたしもあれしていいのか?)

 

 幸せそうな顔で喘ぐ切歌と調は、そのまま互いを求め合うようにキスをして指まで絡めるように繋ぎ出す。

 その下半身では仁志による刺激を受け、喜びと感謝を告げるように愛液を溢れさせながら。

 

(これ凄いっ! 師匠と繋がりながら切ちゃんとも繋がってるみたいっ!)

(ししょーとオマンコしながら調とキスするなんて……こんなの幸せ以外の何物でもないデスよぉ!)

 

 誰に言われたわけでもなく舌を絡め合い、切歌と調は互いを求め合う。

 その一方で下半身の反応では仁志を求め、いかがわしい三角形が出来上がっていた。

 

(これヤバいな……。切歌のマンコをチンポで味わいながら調のマンコを舌で味わうとか普段なら即射精ものだぞ。ただ、結構酸味がキツクなってきたかも……)

 

 それは調がとっくに受精準備完了している証拠でもあるのだが、仁志にとってはそんな事は関係ない。

 だが、決して調へどいてくれと合図する事もなく、仁志はしばらく二人の好きにさせた。

 ある程度したところで交代するように言い出そうと思っていたのだ。

 しかしその必要はなかった。

 

「っぱぁ……し、調っ! ち、乳首を摘んで欲しいデスっ!」

「い、イキそうなんだね切ちゃんっ。じゃあ一緒にやろうっ!」

「わ、分かったデスっ!」

 

 同時に伸びる二人の手。その両手の指が二本、狙い澄ましたように突起となっている可愛らしい乳首へと向かい……完全に一致した動きで摘む。

 

「「っ!?」」

 

 それに合わせるように仁志の舌が調のクリトリスを、ペニスが切歌の子宮口をそれぞれ強く刺激した。

 

「「イキュぅぅぅぅぅっ!!」」

 

 絶頂する時はイクと言う事。これも二人が仁志から教えられた事の一つであった。

 ただしあまりの快感に正しく発声する事が出来なかったが。

 

「……ふ~っ」

 

 くったりと脱力した切歌と調が倒れると、仁志は顔を調の愛液塗れにしたまま息を吐いた。

 そこへ差し出されるボックスティッシュ。

 仁志がそちらへ顔を向ければ、クリスがそれを差し出していた。

 

「ありがとうクリス」

「れ、礼はいいっての。さっさと拭けよ」

 

 恥ずかしいのだろう。クリスは顔を仁志から背けるように動かした。

 そうして仁志が顔を拭い終わるのを見計らってマリアが彼へ近付いた。

 

「仁志、さすがにもう体力がないでしょ?」

「……正直な」

 

 体力が底を突き始めても、そこを気力というか性欲でカバーしてきた仁志だったが、それも最早限界と言えた。

 それでも仁志はクリスへ顔を向けた。するとクリスと目が合ったのだ。

 

「あたしは別にいいぞ。その、これで最後って訳じゃないしな」

「クリス……いや、ここまできたら抱かせてくれ」

「は?」

 

 耳を疑うような顔でクリスは仁志を見つめた。彼は真剣そのものな顔で彼女を見つめていた。

 

「その、最初の時みたいな事は出来ないけど、繋がって抱き合うぐらいは出来るよ。だから、俺にクリスを求めさせてくれ」

「…………好きにしろ」

「ふふっ、良かったわねクリス。貴方、そういう方が好きでしょ?」

「うるせぇ」

 

 こうしてマリアが見守る中、クリスは仁志と抱き合う形で繋がる。

 互いに布団へ横になり、向かい合うような状態となった仁志とクリスは舌を絡めてキスしていた。

 

「んぅ……っはぁ……仁志……」

「クリス、愛してるよ」

「あ、あたしも愛してる……」

「聞こえないよ。でも、うん、伝わってはいるから」

「……ん」

 

 繋がっているからこそクリスの感情は仁志にも伝わり易い。

 言葉で伝えられないのなら体で伝えようとばかりに、クリスの膣壁は仁志のペニスを締め付けたのだ。

 

「なぁクリス」

「何だよ?」

「いっそ、一緒に風呂入っても良かったかもな」

「……そう、かもな」

 

 クリスの脳裏に浮かぶ想像図。湯船に二人で浸かり、自分が仁志へ身を預ける形で目を閉じているその光景に、クリスは強い幸福感を覚えて微笑んだ。

 

「それはまた別の機会にな」

「分かった。楽しみにしとく。クリス?」

「ん? んっ……んふっ」

 

 どうして舌を絡め合うだけでこんなに幸せになってしまうんだろうか、と思いながらクリスは笑う。

 腕や足も仁志へ絡めて、全身で彼を求めていると感じさせていく。

 そんなクリスを仁志は嬉しそうに受け止め、抱き締め返したのだ。

 傍から見れば幸せそうなカップルだろう。

 現に仁志もクリスもいやらしさの欠片もなく、ただ純粋に互いを求め合っていたのだから。

 

(やっぱ仁志はあったけぇ。あたし、この温もりを手放したくない……)

(小さくて可愛くて、なのにおっぱいが大きいって一種男の夢だよなぁ。これで尽くす女性なんだから完璧だよ。離したくない、よな)

 

 同じような結論を出しながら顔を離す仁志とクリス。

 透明な糸が二人の間に橋を作るのを見て、クリスは瞳を潤ませて再度キスをした。

 

(もうこのまま仁志の赤ちゃん産んでママになりたいっ! ……って、そう言えたらどんなにいいだろうな)

 

 脳裏に浮かぶのは平行世界で出会ったもう一つの可能性である雪音夫妻の姿。

 記憶の中におぼろげにあった姿よりも幾分か老いた両親を思い出して、クリスはとある事を考える。

 

(そうだ……二十歳になったらあたしは名実ともに大人扱いだ。なら、そこから先は結婚に誰の許可もいらねぇ)

 

 あの二人が仁志を紹介されて反対するとは思わないが、難色を示す可能性は捨て切れないと思ったクリスは、実際の両親が死亡しているにも関わらず、成人するまでは以前自分で決めた道を歩き続ける事を決意する。

 

「っは……クリス、よく聞いてくれ」

「な、何だよ?」

 

 真剣な眼差しを向ける仁志に胸をときめかせ、クリスは彼の言葉を待った。

 すると、仁志は小さな声でこう告げたのだ。

 

――最後にクリスの中へ出したい。

 

 瞬間、クリスの子宮が疼き、愛情と本能がハイタッチをした。

 一瞬にしてクリスの脳内はピンク色へと染まり、眠ったはずの欲求が勢い良く目を覚ます。

 

――あたしも仁志の子種が欲しい。

 

 そう告げるや熱烈なキスをして仁志の射精を促し始めたのだ。

 膣壁も呼応するようにペニスへ絡み付き、最後の射精で子宮を狙えとねだり出した。

 先程までが愛情を感じさせる交わりなら、今のは性欲を感じさせる交わりと言えた。

 男も女もただ一心に子作りの事しか考えていなかったのだから。

 

(クリスがこんなにも熱心になるなんて……そんなに子供が欲しいんだな。嬉しいよクリス)

(子種! 子種っ! 子種ぇ! あたしは仁志の赤ちゃんを産みたいんだっ! 薄くてもいいっ! 少なくても構わねぇっ! 少しでも可能性があるならそれに賭けるんだっ!)

 

 熱量の差はあれど、きちんと互いの想いだけは伝わっている。

 ただし、クリスの熱量の高さは仁志の想像を超えるものではあった。

 それをすぐに仁志は感じ取る事となる。

 

「あっ! あっ! あっ! ひ、仁志のチンポっ! まだ硬いぞっ! ああっ! あたしの子宮が下りてるっ! チンポで抉られるぅ!」

「く、クリス……っ!」

 

 仁志の上に跨り、上下に腰を激しく振るクリス。

 彼女は仁志に射精させようと自分の持てる力を最大限に活用していた。

 小柄なのに大きな乳房を揺らし、その視覚的効果で仁志を興奮させる体位。

 普段恥ずかしがって避ける下ネタや淫語を惜しげもなく使う。

 最後に膣に力を込めて締め付けをキツクするという事までやってのけていたのだ。

 

「出していいからなっ! 遠慮なくあたしの子宮にチンポミルクぶっかけろっ! そうすりゃあたしは完全に仁志のもんだっ! もう誰のものにもならねぇ! 仁志のチンポだけを受け入れてっ! 仁志のチンポだけでよがってっ! 仁志のチンポだけに媚びるからっ!」

「ううっ! クリスっ! クリスっ!」

「ふにゃんっ! へへっ、いいぜ! あたしのおっぱいもマンコも全部仁志のもんだっ! 好きにしてくれよっ! 勝手に使ってくれっ! あたしは仁志のチンポミルク用のティッシュ代わりなんだぜ!」

「っ!? クリスっ!」

 

 そこで仁志の男としての支配欲と人としての保護欲が働き、体位を変えるように動いた。

 その結果、クリスは対面座位の体勢となり、仁志と向き合って愛し合う事となる。

 

「んちゅっ……んんっ……っは、ひ、仁志ぃ」

「クリス、さっきの言葉、とてもエロくてチンポに効いた。だけど、これだけは言わせてもらうぞ」

 

 一旦言葉を切って、小さく深呼吸をしてから仁志はクリスの目を見据えてこう言い切った。

 

「俺は君をものなんて扱いにはしない。君は人で、俺の大事な女性だ。だからいつか俺の子を産んでくれ」

 

 この瞬間、クリスは三度目の恋を仁志にした。

 

(仁志……やっぱり貴方を好きになって良かった……っ!)

 

 自分の選んだ男に間違いはなかったと改めて実感したクリスは潤んだ瞳で微笑む。

 そこへ仁志が優しくも情熱的なキスをした。

 

「~~~~~っ!?」

 

 それによってこみ上げてきた感動がペニスを締め付けさせ、そこで感じた快感でクリスは深い絶頂を迎えてしまうのだった。

 

 ただ、望んでいた精液をその膣内へ放たれてはいたが……。

 

 

 

 気怠い体でクリスをそっと布団へ下ろすと、そのマンコからうっすい白濁液が流れてきた。

 どうやら本当に出せたらしい。ただ、本当の本当に限界だ。

 

「マリア、翼と奏はどう?」

「ある程度は綺麗になった、かしら。切歌と調はどうする?」

 

 言われて視線を二人へ向ける。

 気持ちよさそうに寝てるけど、正直二人も可能なら風呂へ入ってもらって二階で寝て欲しい。

 

「……起こそう。悪いけどマリアはクリスを頼める?」

「はいはい。っと、そうだわ。その前に綺麗にしないと」

「へ?」

 

 そう言ってマリアは俺の傍へ移動すると迷う事無く萎えたチンポを咥え込んだ。

 あったかい中へ包まれるチンポだけど、もうさすがに立たないらしい。

 マリアもそれが分かったのだろう。あっさりとチンポから口を離した。

 

「もう本当に終わりみたいね」

「ああ、さすがに疲れた」

「あら? 仁志の場合はついた、でしょ?」

「ならマリアをもう一度そうしてやるよって、もう言えないんだよ」

「ふふっ、でしょうね。とりあえず貴方もシャワーだけ浴びなさい。お風呂は色々と考えると避けた方がいいわ」

「……そうかも。っと、そうだ。切歌~、調~、起きてくれ~」

 

 寝ている二人を起こして、目を擦るザババコンビを連れて風呂場を目指す。

 チラと時計を見たら既に時刻は丑三つ時が迫りつつあった。

 キッチンへ出て洗面所へ行こうとしてふと流しが目に入ったので、脱衣所へ行こうとする二人の足を止めさせて三人分のコップを取り出して水を酌んだ。

 

「二人共、まずこれを飲んだ方がいい」

「「ありがとう(デス)……」」

 

 クピクピとコップを傾け水を飲んでいく二人を見ながら俺もコップへ口を付ける。

 水分補給をしてからシャワーを浴びようと思ったのだ。で、なら二人もとそういう事。

 何せもう二時間は水分を取ってない。

 そんな中で体液を出していたし汗を掻くような激しい運動もしたんだ。ちゃんと水分を取らないと不味いかもしれないと思った。

 

「「「……ふぅ」」」

 

 一息ついていざ風呂場へ。

 思えば出る時もこの組み合わせだったなと思い出して小さく笑う。

 まず調が、次に切歌がシャワーで軽く汗を流して風呂へ入る。

 俺はシャワーのお湯があまり二人にかからないように気を付けながらシャワーを浴びた。

 

「ししょー、もうオチンポ小っちゃいデスね」

「もう大きくならない?」

「さすがにね」

 

 風呂に入りながらこっちを見ていた二人がチンポを見つめて不思議そうな顔をする。

 まるで小学生になる前の子供だな。

 

「二人は風呂から出たら二階へ出来るだけ静かに上がって寝るんだ。いいね?」

「「はい(デス)」」

 

 素直な二人に笑みを浮かべ、俺はシャワーを止めた。

 で、体を温めた方がいいかもと思って湯船を見つめる。

 

「ししょー、どうしたデスか?」

「一緒に入る?」

「……じゃあお邪魔するな」

 

 そうしてザババコンビと入浴したけど、さすがにもうスケベ心は起きてこず、むしろ二人を愛おしく思って抱き寄せた。

 二人もそれに応じるように笑顔で寄り添ってくれ、まるで妹のように振舞ってくれたので、俺が妹みたいだと言ったら……

 

――兄さん、またオマンコして。

――約束デスよ、兄さん。

 

 なんて言ってきたのには正直参った。

 今度妹プレイをされそうだ。そして、きっとそうなったら俺はハッスルしてしまうだろう。

 先に風呂から出た俺は、寝間着を持ってくるのを忘れた事にため息を吐きながらリビングへと戻った。

 すると……

 

「ちょっと仁志、パジャマぐらい持っていって」

「……ごめん」

 

 やや呆れた顔で片手に俺の寝間着を持ったマリアがいたのだった。

 ちなみに奏と翼を起こす前にちゃんと服を着た。

 本当にある意味で締まらないよな、俺って。




一先ずこれにて八人の処女喪失回は終わりです。
中出しされた翼とクリスが妊娠するかどうかは……未定(汗

次回はまだ考えてません。
アナザーを更新するのでそちらを読んでくれれば何が候補になるかは分かるかと思いますけど。
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