酒というのは大人の飲み物だ。
未成年は飲むことを許されず、禁止されている飲み物だ。
その理由としては酒に含まれるアルコールが身体の成長を阻害するのが理由である。
それに、アルコール自体もあまり摂取して良いものであるという話も聞かない。
タバコもそうであるように人を狂わせるようなものであると言える。
とは、言いつつも、実の所、酒を飲んだことのある子どももまぁまぁ居るだろう。
それは大人への憧れか、あるいは純粋に味が気になるのか。
あるいはその両方か。
どちらでも構わないがやはり重要なのは酒は飲んでも飲まれるなということだろう。
そこがかなり重要だ。
飲まれた人間は相当な責任があるのだから。
***
5月の中旬。
土曜日で、部活の生徒以外は殆どいない学校の屋上。
そこには、僕と千花、そして臥煙さんが居た。
「久しぶりだね、はーくん、ちーちゃん」
「まぁ、久しぶりですね」
「なんですか、ちーちゃんって…」
「臥煙さんがフレンドリーを装う手法の一つだから気にしなくて良いよ」
「おやおや。いきなり、酷い言い草だね」
酷い言い草も何もその通りだと思うのだけれど。
なんなら、僕もその手法の一部を模倣させて貰ってもいるし。
「それで、僕と千花を呼び出したってことは統治関係だと思いますけど、何をするんですか?」
「相変わらず、すぐに本題に入るタイプだね。まぁいい。君たちには神様としての儀式をして貰う」
「神様としての儀式?」
「ああ。君たちは現在秀知院の神様になっているけれど、しかし、あくまで御札で神性を得ているに過ぎない。この地に縛られてはいても、この地に支えられている訳じゃない。つまり、仮契約に近い形だ。蓬莱玉枝はそれでも安定するだろうけど、はーくんはくらやみにも飲み込まれかけている位には不安定だ。はーくんにとって、ここでちゃんとした契約を持つことは自身の存在の安定にもなる。と、メリットは分かったかな」
「分かってますよ」
そこに、僕が下手に秀知院を中心とした東京からは中々と出られないというデメリットも含めて。
まぁ、この人も僕を縛っておきたいって気持ちはあるんだろうし、それを差し引いてもメリットの方が大きい。
初めから、解答は決まっている。
「やりますよ」
「私も大丈夫です」
「それじゃあ、まずは校長に頼んでそこに祠を作ってもらった」
臥煙さんが指を指した方を見ると確かにそこに石で出来た祠があった。
思ったよりも小さい祠ではあるが、まぁ、学校に置くような祠があまりでかくても問題ではあるか。
「それでどうすればいいんですか?」
「まずはそこの祠の近くに二人で座ってくれ」
臥煙さんの指示に従って、二人で祠の近くに座る。
そこから臥煙さんは大幣を振って、呪文を唱え始める。
凄いそれっぽい呪文ではあるが、やるならやるで巫女服を着てくれるとらしいのだが。
まぁ、効率主義のこの人にそんなことを期待しても仕方ないけれど。
それに、美青や千花なら兎も角、年齢不詳というか実はそれなりの年齢の人が着るのはなんとも言えない感じではあるか。
「今、失礼なことを思ったね」
「そんなのはいいですから、続けてください」
とか、そんなやり取りもしつつ、僕も自分がこの地ときちんと繋がってきているのを感じていた。
自然と僕の髪が白くなる。
あの事件以降、怪異としての力を発揮する時に髪が白くなるようになった。
つまり、力を発揮しようとしていないのに髪が白くなっているのは、ちゃんと接続されていることを示唆しているのだろう。
「白兎くんって、意外と白い髪も似合いますよね」
「それはあれですか?おじいちゃんになったら、白髪が似合う的なあれですか」
「きっと、好々爺になりますよ」
「いや、僕は頑固爺になるタイプでしょ」
そもそもで老けるのかどうかすら、微妙な部類だし。
吸血鬼は肉体を全盛期で保つ特性があるらしいし、付喪神である斧乃木余接や元迷い牛の現神様の八九寺真宵も内面はともかく、外見的な変化はなかった筈だ。
ともなれば、僕もまたそうである可能性がある。
しかし、そうなると実社会で働ける年数も存外、そんなに長くないのかもしれない。
「でも、白兎くんは確実に孫を可愛がるタイプでしょう。あまりに甘すぎて、『お父さん止めて!』って子どもに怒られるタイプでしょ」
「それは確かにそうだろうな。うん。絶対に可愛がる。というか、子どもの段階で可愛がる」
「そうして、いつの間にか石上くんとミコちゃんの子どもの面倒まで見てるんでしょうね」
「それは流石に……。ない、とは言い切れないですね」
「ですよね。ついでに私の子どもの面倒まで見てくれないですか?」
「んん…。それは流石に問題じゃないですか。旦那さんが許さないでしょ」
「何を言ってるんですか?白兎くんですよ、父親」
「いやいや。流石にそれは世間体に大きな問題が起きるでしょう」
「だったら、世間の方を変えればいいんですよ。具体的には一夫多妻制を導入すればいいんですよ!」
「それ、絶対に通らない奴じゃないですか!」
「少子高齢化も進んでいますし、そこを逆利用すればいけるんじゃないですか?」
「いやー……、そこまで行くと最終手段レベルじゃ…」
「人が必死に呪文を唱えている横で変なイチャイチャをしないで貰えるかな?失礼じゃないかい?」
と、ここで年上からの言葉が出た。
が、まぁ、臥煙さんがその位で揺るがないのは知っているし。
しかし、失礼なのはそうなので、
「ごめんなさい」
「うん。そこでしっかりと謝れるのが君の長所ではあるね」
と、ちょっと棘のある口調で言ってくれた。
まぁ、イラつくタイプなのはそうなので、素直に反省しよう。
しかし、そんな感じの会話をしている内に呪文も終わった様子で臥煙さんも一息つく。
まぁ、ずっと口に出し続けるって意外と疲れるしね。
「さて、最後の工程だ」
そう言って、臥煙さんは盃を2枚取り出し、酒を注いでいく。
そしてそれを僕たちの前に差し出す。
「……一応、未成年ですよ」
「成年、未成年は人間に対して使う言葉だよ。怪異に使う言葉じゃない。それにそれを飲まなきゃ成立しないしね」
「………」
酒による契約の成立。
元来、神様は酒好きで有名であり、日本もそうだが、海外でも神様の多くは酒を嗜み、喜劇となす。
勿論、酒に溺れて碌でもないことになることは多いが。
更に言えば、盃を交わすことは絆を結ぶという意もある。
日本古来の式も、盃を交わすことで婚姻を結んでいる。
酒は特別なもの。
だからこそ、こうしてここで飲むことに意味がある。
それでも、未成年だと言いたいが確かに僕は神様なので酒の席の付き合いは今後も増える。
そうなると、慣れておく意味でもいいのかもしれない。
千花も同じ考えに至ったのか、いや、単純にお酒の味が気になるのだろう特に拒否することなく、ワクワクした様子で酒を眺めている。
可愛いものだ。
「それじゃあ、一緒に飲んでくれ」
僕と千花はアイコンタクトを取ると、同じタイミングで酒を飲む。
初めて飲む酒は、少し辛くてそして、ちょっと体が熱くなった。
まぁ、安酒って感じの適当さじゃないから、まぁまぁな値段の酒だろう。
「美味しいですね。白兎くん」
「まぁまぁですかね。ん、お。髪が黒くなった」
「うん。終わりだ。それじゃあ、私は次の仕事があるので向かうとするよ。まだまだしなければいけないことがあるのでね」
そうして、去ろうとする。
相変わらずとは思ったがしかし、
「臥煙さんー。酒、忘れてますよ」
「それは贈り物だ。料理に使うなり、撫でっ子に振る舞うなり好きにしてくれ」
そうして、本当に去っていった。
……まさかあいつ、意外と酒飲みなのか?
***
「それじゃあ、飲みますか!」
「はぁー…」
今、僕は自分の部屋で千花と酒盛りをすることになっていた。
あの後、僕と千花は一緒に帰っていた。
道中で撫子に電話し、実は中学の頃、しかも神様になる前から飲んでいたことを聞いて呆れた。
まぁ、別に撫子はいい子ではないし、なんなら割と駄目な子であることを僕は知っているが、どうにも呆れてしまう。
と、そうして、自分の中の気になることを解消した後、千花からこんな申し出がなされた。
『あのー…白兎くん。私、もう少し飲んでみたいです』
少し顔を赤くして言った言葉は思っていた以上に破壊力があったが、しかし、普通に酒の味に興味を持ったというのが答えだった。
正直、料理で消費しようとも思ったし、年齢的なアレのストッパーもあったのでやんわりと拒否したが押し切られた。
究極的に、僕は美青や千花にすこぶる弱いのだった。
「ゴクゴク。はぁー……。美味しいですね」
「それは良いですけど、飲む量は程々にしてくださいよ」
そう言いながら、僕も飲む。
つまみにチーズを用意しつつ。
なんだかんだ言いつつ、僕も酒盛りというものに興味はあったということだけれど。
しかし、適度に水も飲んでいる。
分解を怠らない。
最悪、千花がやらかした時に対処できるようにする為に。
「ねぇねぇ白兎くん。これとっても、美味しいですよ」
「そうでしょうね。でも、なんでくっついてくるんですか?」
「白兎くんに飲ませる為に決まってるじゃないですか」
顔を赤くしながら、千花はそう言って軽く抱きついてくる。
そう言えば言っていなかったが、僕も千花も学校に行った為、制服である。
大変可愛らしさが、まぁ、酔っぱらいなので少しメンドイ。
「そりゃあ、飲ませるって言ったら口移しですよ」
「千花って、わりかしむっつりな所がありますよね」
「素がSな白兎くんに言われたくないです」
ぷっーと頬を膨らませる。
人差し指で突くと空気が抜けていった。
「なにするんですか!」
「いえいえ。どうせなら、僕が飲ませますよ」
そう言って、僕は胡座をかき、そこに千花を座らせる。
そして、酒を含むと見せかけて、水を含むと、千花と口付ける。
「ん!ん、んんー」
「あっ、ん」
ヌチャ、ヌチャ
そうして、水を千花に流し込む。
酔い醒ましとしてはアレだが、まぁ、酔ったまま帰らせると後が怖いので。
「ん、はぁー」
「ふぅー」
そうして、一回目を終えて二回目の準備をする。
「ん!んん!!」
「ハム。ん、ん」
もう一度、水を流し込む。
まぁ、口移しで移せる量なんてたかがしれているがしかし、キスでの刺激も含めてそれなりに酔いは覚めるだろう。
唇を離すと、水なのかよだれなのかイマイチ判別がつかないものが零れている呆けた顔の千花が居た。
……扇情的だが、流石に酔っ払いに手を出すのはよろしくない。
「酔っぱらい相手にキスは手を出してるんじゃないですか?」
「いやいや。アルコールを分解してるだけですし」
「手を出すなら、最後まで出して下さいよ」
「それはあrムッ!」
久方振りに千花からキスされる。
と、同時に下から体重をかけるので、僕も前のめりになり、押し倒す体制になる。
千花は相当酔っているようで腕を首に回して、深く口付けくる。
「んん!はぁ、んん!!」
「あっ、あん、んん!」
ンチャ、チュッゥゥ、ンヌチャ
キスが激しくなってくる。
僕はキスがしやすくなるように体を捻って、体勢を入れ替える。
そのまま、受け身の体勢に入る……、為ではなく、
「ひゃっ!」
「お、思っていた以上に柔らかい」
「な、なんでお尻触ってるんですか!」
「誘ってきたのはそっちですよ」
今の時間は昼の2時位。
僕は若干ジト目になる。
「そうですけど……」
「……嫌なら止めます。そういうのは大事にするべきですし」
「美青ちゃんとはもうしてる癖に」
「まぁ、彼女ですs、ムッ」
千花に口を塞がれる。
「私じゃ、駄目ですか?」
「だったら、こんな状況にしてませんよ」
今度は僕からキスをして、
「好きだよ。千花」
「私もです」
お互いに言い合うと、千花は僕に跨ったまま制服を脱ぎ、下着姿になる。
僕も上の学ランを脱ぐ。
千花は脱ぎ終わると、後ろの方を向いて、僕の下のズボンとパンツを一気に脱がした。
当然のことだけれど、僕の膨張したブツが出てくる。
とは、言っても僕には千花の背中しか見えてないけど。
「うわっ!こ、こんなに大きいですね……!」
「~~~」
テンプレな反応もそれもそれで恥ずかしいな。
しかも、千花は興味深げに触りだす。
「へぇ、固いのに柔らかいですね」
「ん!んん…」
「白兎くん、声出してもいいんですよ」
ちくしょう、いい笑顔でマウントを取りにかかってやがる。
イラッときたので、上半身を起こすようにして、ホックだけ外して腰を掴んで、そのまま、また倒れる。
すると、千花も一緒に仰向けになる。
そして、右腕で腰を掴んだまま、左手でブラを避けて胸を揉む。
「ちょっ!白兎くん!?」
「あんまり調子に乗らないで」
「ひゃっ!う、うなじを舐めないで下さい…!」
「千花って美味しいですね、ハム」
うなじを舐めて、甘噛する。
緊張の為なのか、あるいは酒を飲んだことによるものなのか。
汗が出ていて、これがしょっぱいが美味しい。
もっと味わおうと吸い出す。
「あっ!」
「千花も可愛い声出すじゃないですか」
「いい加減に!やっ!」
下手なことを言われる前に、胸の頂きを摘む。
そのまま首を舐めていく。
その度に千花は可愛い声を短く上げる。
「あっ!白兎くん…!止めっ!、んん!」
その度に僕の支配欲が刺激される。
腰を掴んでいた右腕を下の方に持っていく。
そして、下着越しに秘部に触れる。
「ひゃっん!!」
「随分と濡れてますね」
「もう!そんなに私を虐めて楽しいですか!」
「楽しくなかったらしてませんよ」
そう言いながら、下着の内側に触れる。
「ん!んん!本当に止めっ!」
「こうされるのが好きな癖に」
そう耳元で言って、ナカに中指を挿れる。
「ひゃぁぁぁ!」
千花は声を上げて、ビクビクと動く。
挿れた指が圧迫される。
僕は指を抜くと、
「イッちゃいましたね」
「ハァハァ、~~~!バッカ!!!」
少し腕の力を弱めたからか、千花は体を反転させて顔を真っ赤にして、僕の胸を叩く。
しかし、僕にとってはそんなのもただ可愛いだけだ。
自分の中でスイッチが完全に入ってる。
「白兎くんのどS!!鬼畜!!」
「なんで皆、僕を鬼畜にしようとするんですか?」
「その通りだからですよ!!もう許しません!!」
そう言って、千花が指をスナップさせると床から細い木が生えて、両腕を掴まれて、床に叩きつけられる。
「イダッ!って、動けな!」
「ここからは私の時間です!」
千花はそう宣言すると、僕のモノを口に含むと舐め始める。
「ハム、ん、レロ」
「う、ううぅぅ…」
口の中の生暖かい感触と空気に包まれる。
その独特の感じに息が漏れる。
「随分と、ん、変な味ですね、ん」
「それの、感想とか、別に、いらない、うっ」
さっきまで、随分と放置して千花いじめに没頭してたから大分キツイ。
このままだと、イッ…!
「きゅっ!」
「イかせませんよ」
千花は僕を睨みながら、さっきから脱げかけだったブラとショーツを脱ぎ、秘部を僕のモノに近づけ……
「ってちょっと待って!」
「駄目ですよ」
僕が止める間もなく、千花のナカに入っていく。
思いっきりナマで。
ヤバい。
「いや、それはマズいって!」
「あっ、あ、あ!はぁはぁ、
千花は髪をかきあげながら、若干辛そうな感じ混じりのニヤケた顔をしている。
初めてのナマということもあって、とてもヌルヌルしていて、なるほどゴム越しでは感覚がまるで違った。
今はそれが大問題なのだけれど。
「ナマで出したら、100%で子ども出来るんですよ!?」
「別にいいです。白兎くんとの子どもなら」
「いや!?高校生ですよ!?」
「ゴチャゴチャうるさいですね…。大人しく、罰を受けてください、よ!」
「あひゅう!」
千花が腰を振り始める。
ゴムでするよりも敏感になるそれは、かなりの快感になる。
ズチュ、ズチュ、ズチュ
「ちょっ、ほんとに、ヤバっ」
「白兎くんのおちんちん、随分と硬くなってますね。もうイッちゃうんですか~?」
「本当に調子良いな!僕よりもSなんじゃないですか!」
「そんなことないですよ」
そう言いながら、舌で舌を舐めって吸ってくる。
ヌチャヌチャ、ヌプヌプ
卑猥な水音が響く。
ナマ+千花のペースで大分限界にきていた。
後、1分も経たずに発射される。
なのに、両手は拘束されいる。
自分のペースならこうはならなかったのに現実逃避するも我慢も限界になり。
「好きですよ!白兎くん!」
「グッ!」
最後のスパートをかけた千花にあえなく……
イカされる直前に白髪になり、動ける足で千花の腰辺りを掴んで抜いた。
抜けた瞬間に、僕のモノから出された。
「うっ、はぁーー」
「むぅぅぅ」
僕は射精の脱力感で気が抜けたが、千花は不満そうな顔をしている。
「なんですか」
「なんで抜いちゃうんですか?」
「問題大アリだからですよ」
「夫婦なのにですか?」
「いや、夫婦って…」
「だって、今日。そういうことをしたんじゃないですか」
そういうこと。
それは勿論、今の出来事のことを指しているのではなく、学校での出来事を指しているのだろう。
………。
確かにそういう意味はあった。
あったけど。
「子どもは流石にマズいでしょう。養えませんよ」
「でも、柏木さんとかは…」
「コラコラ。その辺はまだあっちも気づいてませんし、それは例外というか駄目な例ですよ」
高校生のデキっちゃった婚など笑い話にならない。
というか、世間的に僕はまだ結婚出来ない。
「私はまだ、全然満足出来てないんですけど」
「……へぇー」
千花は不満足げに唇を尖らせていた。
全裸で、それはそれは扇情的な絵でさっきとは違うスイッチが入ったのを僕は自覚した。
もう、これはやっちゃっていいやつでは?
ナカには絶対に出さないけど、抱き潰そう。
「えい」
「え?」
とりあえず、僕を抑えていた細い木を引っ張って外す。
「あの…、白兎くん?顔が怖いんですけど…」
「え?笑顔ですよ。さて、下着は洗濯機をかけて、風呂場に行きましょうか?一緒に」
「な、何をする気ですか……」
「フフ」
「酷いことする気ですか!?」
「ええ。お望み通り、エロ同人みたいに」
***
千花のあまりに汚れた下着を洗濯機に投げ込み、洗わせる。
そして、僕は千花の残った靴下やらリボンやらを外して、風呂場に連れこむ。
因みにこの間、1分も使ってない。
「ここで神様の力を使いますか!?」
「千花に言えたことじゃないですよ」
さっきは木で拘束した癖に。
と、悪態をつきながら正常位で手を繋いで挿入する。
ズンズンズンズンズンズン!
「あっ、あっ、アアン!」
「千花の胸は大きいですね。ハム」
「やっ、乳首、ファッン!」
乳首を舐めながら、腰を振る。
先までのアレコレで随分と潤滑しているのだろう。
抜き挿しがしやすい。
お陰でいやらしい水音も風呂場ということもあって反響して、より興奮する。
「あっ、ん!ふぁぁぁ!」
「イッちゃいましたね!僕もそろそろ出る!」
と、でる瞬間はきちんと外に出す。
風呂場なら、どこにとんでもいつでも洗い流せる。
「ハァハァハァ…。ちょっと休憩…」
「させませんよ。ホラ、こんなに元気ですし」
「な、なんで。……兎だからですか!」
「そういうこと」
兎は年中発情期だとかは言われる。
まぁまぁ、俗信的な所はあるが、俗信こそが怪異の持ち場だ。
神様モードの僕は、性欲的な所も無尽蔵に近い。
特に好きで好きでたまらない
「好きですよ千花。今は4時位なので、後3時間は楽しみましょう?」
「やっぱり、変態でどSで鬼畜ですよ!」
その通りかもしれないけれど、
「でも、千花が悪いんですよ」
そうして、僕は千花を鏡の前に立たせて、後ろから挿入する。
「イヤッ、あっ、ダメ、ああん!」
「そんなこと言って、本当はスケベでエッチな癖に。前、見てくださいよ」
「へぇ?」
そこには、かなり悪どい笑みをした僕と僕の精液を体に纏わせて呆けた顔をする千花が写っていた。
「~~~!!!」
相当に恥ずかしかったのか、顔を真っ赤にしてそむけようとするのを僕は鏡の方に向けさせ、耳元で
「ホラ、僕のおちんちんによがってる自分の顔を見てくださいよ。このスケベ」
あまりの恥ずかしさによる興奮もあって、また千花はイッた。
一応は、過剰にならないようにしつつ、僕は煽る。
「ほら、言ってくださいよ。どうされるのが好きなのか。目の前の自分に言ってくださいよ」
「ううぅぅぅ。この鬼畜」
「そんな人を惚れさせた千花が悪い」
そうして、しばらく風呂場には卑猥な水音が鳴り続けていた。
***
事後談。
夜も更けて、夜中の8時頃。
僕と千花は僕の作った軽めの夕食を食べていた。
「白兎くんはあまりお酒を飲まない方が良いですね」
「千花もそうでしょ」
「何か言いましたか?」
「いいえ、何も」
あれから、何回戦やったのかは覚えていない。
少なくとも、2桁にはなってた。
賢者モードというか、最早大賢者になって振り返ると、原因は酒だった。
アルコールは理性が緩まる働きがある。
よくある一夜の過ちとかなんややかはそれが理由とされる。
つまり、今回はものの見事に僕がそれに合致した。
普通に理性のタゲが外れた。
やりたいことを全力でやってしまった。
まぁ、僕としてはその原因の5割位を千花のせいだと思っているけれど。
まぁ、言い訳も甚だしいので言葉にはあまり出さないようにする。
「私、初めてだったんですよ」
「……初体験は、逆レイプじみてましたよ?」
「初体験は最初だけを言うんじゃないんです!もうこれ、責任を取って貰うしかないですよね!」
「いや、まぁ、それは取りますけど」
とはいえ、そういうのはまだ先だと思いたい。
今すぐは色々と無理だ。
「ご馳走様でした。私、帰りますね」
「あっ、はい」
普段なら送るけれど、さっきの今だと送り狼っぽい。
いや、送り狼というか既に狼っぷりを発揮したのだけれど。
まぁ、千花なら滅多なことはないと思うし大丈夫だろう。
そうして、玄関の前まで来る。
「それじゃあ、また、月曜日に」
なんとなく、気まずくって目をそらす。
すると、千花は近づいてキスをする。
触れる位のソフトなキス。
「今度は優しくしてくださいよ」
普通の人なら耳元でようやく聞こえる位の声で言って、千花は帰っていった。
「……やっぱり、スケベじゃん」
馬鹿につける薬がないように、変態にもつける薬はないようだった。
作者のトリップが多々含まれてる。