※この作品はR-18です。

鳴山白兎はイチャイチャしたい   作:シュガー&サイコ

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こっちの話もする今日この頃。


みこメイド

コスプレというものがある。

コスチュームプレーの略で、漫画やアニメ、ゲームの登場人物の衣装・ヘアスタイルなどをそっくりまねて変装・変身することという意味がある。

元々は和製英語であったそれだが、現在はcosplayとして世界でも通用する単語になっている。

さて、そんなコスプレの代表としてメイドというものが存在する。

メイド、日本風に言うなら家政婦さんか近侍というのが適当である。

簡単に言えば、主人に仕えてお世話をする人のことを指す。

今どき、そんな人が居るのか?っと思うこともあるが、会長の話だと四宮先輩には普通に居るらしいし、ミコにもメイドとは言わないまでもお手伝いさんが定期的に来ているらしい。

まぁ、それもある種の金持ち達の集まるこの秀知院だからこそあり得ることなのだろうけど。

さて、話は戻してメイドの話。

詰まる所、メイドとは従者なのだけれど現代の日本ではそこに萌えという要素が加わっている。

可愛い女の子を従属させて従わせる。

そこに萌えを求める男が実は多い。

いや、こういう言い方をすると犯罪性を帯びかねないけれど、決してそうではなく。

そうやって、甘やかしてくれるのが嬉しいことが多々あるという話だ。

詰まる所、僕は意外とメイドさんが好きだという話だ。

 

***

 

「執事ごっこって楽しくない?」

「は?」

 

GW明けてからの生徒会室。

男性陣しかいない生徒会室で白兎がいきなり切り出してきた。

 

 

「えっ、なんで執事?」

「いえね、GWで美青と話してて、そういうごっこ遊びも楽しそうだなと思ったので、他の男性にどういうことがしたいかをリサーチしようと思いまして」

「それは聞くようなことなのか?」

「だって、するなら最高のクオリティーでやりたいじゃないですか」

 

会長が疑問を投げかけるのに対して、白兎は平然と返してくる。

こいつはたまに変な話題を振ってくることがある。

絶妙にアブノーマルな話題。

特に3月の卒業式が終わった辺りから増えてきた気がする。

彼女が出来たことが影響してそうではあるが、しかし、こうしてリサーチとして聞いてくることが多いから、どちらかというと彼女を楽しませる為ではあるだろう。

どっちにしろ、変な奴だが。

 

「変とは失礼な。新学期早々に胸の大小の好みを聞いてきたむっつりよりかは多少は健全だろうよ」

「いや、50歩100歩っていうか、そんなに大差ないぞ」

「いやいや。貧乳でエロスを感じない所にむしろ禁断のエロスを感じるなんて話よりも、ごっこ遊びでどうすれば楽しんでもらえるかを考えるのだったら、後者の方が健全ですよ」

「なんで一言一句違えてないんだよ…!」

「………」

 

正直、僕もツッコミたいがここでツッコんだら確実にその時の僕の発言が拾われて返されるから言わない方が良い。

コイツに下手な返しは寧ろからかいの種を増やすだけなのをこの一年でよく学んだ。

因みにコイツは、

 

『胸の大小なんてどうでもいい。重要なのは胸を弄っている時の顔でしょ。恥ずかしそうに顔を真っ赤にして目を逸らすのも、物欲しそうに呆けたような顔でもどっちでも支配欲が満たされ、更に熱がこもりそうで良い。そういう意味では、大小よりも感度の方が重要かもだけど、その辺は後々に開発していけるしね。それに……』

 

などと、マニアックっていうか、かなりヤバい奴みたいなことを語っていた。

僕としては分からんでもないけど、会長は思い切り引いてた。

その時は、それなんか怖いぞって言ったけど、

 

『男なら正道というか性道は我が道をいってこそでしょう。他人の趣味は自分の趣味を発展させる為の参考として得て、そこから自身の性癖(しゅみ)を発展させないと。この道にマニアックなど存在しないのだよ』

 

と、かなりヤバい発言をしていた。

前々から片鱗はあったけど、やっぱりこいつ、とんでもない人物だよなと思った。

正直、分からなくもないと思った自分に引きたくなったけど。

因みに会長は終始ドン引きだった。

そんな変態な親友である白兎が、ある程度の会長弄りを終えた頃、

 

「でも、男としては執事するよりもメイドして貰う方が好きなんじゃないか?」

 

と、切り出す。

白兎はほぉー…と関心したようなニヤリとした笑みを見せ、

 

「確かにそれはそれでロマンはありそうだけど、つまりお前はミコにメイド服を着せたいということかね」

「うっ!!」

 

言葉に詰まる。

いや、確かにミコのメイド服は見たいと思う。

思うが、それを公言するのは少しはばかられる。

 

「まぁ、確かに。生徒会メンバーでメイド服を着るとなった時に反応が楽しそうなのはミコだよね。千花先輩は多分ノリノリで着るだろうし、四宮先輩はイヤイヤ顔でもすんなりだろうし。いや、四宮先輩の場合は去年の奉心祭で和服メイドっぽいのを着てたから、そこまで抵抗もなさそうか。そうなると、ミコが一番初々しそうな……」

「おい!」

「分かった。これ以上は言わないから、そのドスの効きまくった声を止めて」

「全く」

 

仮にも人の彼女相手に何を言ってるんだか。

白兎はたまにそういうデリカシーのない言葉を出す。

ミコ相手にそういう想像とか本当に止めて欲しい。

 

「まぁ、でも、ミコのそういう風な格好は見たいでしょ。彼氏なら」

「……まぁ、それは…」

「俺はついていけてないんだが……」

「まぁ、白銀先輩は場所の問題が多くありそうですもんね。でも、TPOは弁えてくださいよ。学校なんですから」

「うっ!!」

 

なんだか、会長も言葉を詰まらせていたが、今の僕はそんなことを気にしてられなかった。

ミコのメイド服、ミコのメイド服、ミコのメイド服。

見たいか見たくないかといえば、勿論見たい。

見たいけれども。

しかし、それは風紀委員としてはあまり好ましくはないだろう。

何より、ミコ自身が嫌がりそうだし。

そういうのは、胸の内に秘めておく位で丁度良いんだ。

 

「まぁ、僕としてはメイド服で何かするなら、ポジションはご主人様よりも同僚位で、横暴なご主人様の命令で疲れたメイドの肩もみしたり頭を撫でたり、全力で甘やかすみたいなことをしたいけどね」

「……お前、本当にズレてるな」

「しかも、なんか実感がこもった言い方だったぞ」

「まぁまぁ。交際を長続きさせるコツは適度に刺激があることとは言うし、今すぐではなくても、どこかでそういう刺激があっても良いと思うけど」

「……そうかもな」

「さて、メイド話はそこまでにして。執事ごっこをするなら、何をしたいかのサンプルを聞かせてください」

 

……本当にズレてるし、ブレないな。

 

***

 

そこから、数日しての土曜日。

今日のデート会場はミコの家になった。

元々、僕とミコはそれなりにデートに行っている。

動物園だったり、水族館だったり、ディ○ニーだったり。

元々、趣味が似ているから話すことに困ることは少ないし、それに学校では自制していることもデートなら出来ることが多い。

例えば、手を繋ぐとか、抱きしめるとか、キ、キスをするとか。

校内じゃ、まず出来ない。

だから、こうしてデートという口実でしている。

しかし、デートは基本的に外ばかりで、こうして家に招かれるのは珍しい。

因みに僕の家に誘ったことはない。

大体、家族のいずれかが家に居るからだ。

流石に家族に彼女を紹介するのは恥ずかしい。

ミコの両親にも会ったことはない。

多分、ミコの方も恥ずかしいんだろう。

僕も会ったら確実に緊張するのでまだ後になって欲しい。

そんなことを思いながら、ミコの家に到着して、チャイムを鳴らす。

 

ピンポーン

 

『はーい』

 

インターホンから声が響く。

そうして、扉を開くと2つ結びでゆったりとした格好のミコが出てきた。

 

「いらっしゃい」

「お、おう」

 

ミコの部屋着はあまり見たことがないのでドギマギする。

そうして、家の中に入るが僅かに緊張する。

やっぱり、まだまだ彼女の家というのは落ち着かない。

まぁ、これで簡単に落ち着くようになったらどれだけの付き合いだってなりそうだけれど。

そんなことを考えている内に部屋に着く。

相変わらずの書斎室だが、若干女の子っぽい小物も増えた気がする。

そこに置かれている机には既にお茶菓子が用意されていた。

 

「それじゃあ、ちょっと部屋の中で待ててくれる?」

「ん?なんで?」

「……ちょっと、準備があるから」

 

ミコは恥ずかしそうに目線を逸しながらそう言った。

とても可愛いがしかし、お茶菓子の準備があって、後足らない準備ってなんだ?

何かするにしても、準備は部屋の中にしてあるんじゃないのか?

 

「なぁ、何の準備…」

「いいから!」

「は、はい」

 

そう言って、ミコは部屋を出ていった。

結局、押し切られて何の準備か分からないままだ。

しかし、ミコがあそこまで恥ずかしがる準備ってなんだ?

ゲーム、では今更あんなに恥ずかしがらないし。

他に、ミコが恥ずかしがりそうなもの……。

………。

顔が赤くなるのを感じた。

いや、確かに最初にミコの家に来て以来していないけども。

だけど、むしろあの一回が酒の勢いというだけなのであって、しないのが普通だ。

少なくとも、ミコにとっては。

するとしても、大学生になってからだろう。

……正直、我慢しきれる気はあまりしないけれど。

それでも、自家発電で抑えてるんだから。

大体、こんな風に考えるのがミコに失礼だろう。

あいつはむっつりではあっても、清く正しい風紀委員。

そんな簡単に風紀を乱すようなことはしないだろう。

 

コンコン

 

そんな浅ましいことを考えながらお茶を飲んでいると、扉の方からノックする音が聞こえる。

 

「どうかしたかー」

 

………。

返事がない。

もしかして、開けて欲しいのだろうか。

手が塞がってて、自分じゃ開けるに開けられないとか。

だとしたら、随分な大きさだな。

と、そんなことを思いながら扉を開ける。

しかし、よく考える必要もなく、そもそも手が塞がっているならノックも出来ないというのに僕は思い当たるべきだった。

返事がないのも、何か迷って、あるいは恥ずかしがっているのだと思い当たるべきだった。

そうして、大して身構えもせずに開けた僕が見たのは。

顔を赤くして下に向いている可愛らしいフリフリとしたメイド服を着たミコがそこに居た。

 

***

 

いくばくかの静寂が流れた。

あまりの可愛らしさに僕は電流が走り、思考は停止した。

やがて、あまりの沈黙に耐えきれなかったようにミコは上目遣いをして、

 

「な、何か言いなさいよ」

 

と、訊いてくる。

そこでようやく思考が戻ってきて、

 

「似合ってる!本当に似合ってるし、可愛いけど!どうしてそんな格好してるんだよ!?」

 

まさか、また酔ってるとかじゃないよな!?

でも、その位じゃないとミコがこんな格好する訳ないし。

ミコの意図が読めない。

ミコは恥ずかしそうに目線を逸らすと、

 

「だって……、こういう格好が見たかったんでしょ」

「え?」

「ま、前に話してたじゃない!生徒会室で会長や白兎と一緒に!」

「あ、アレか!」

 

えっ、聞かれてた!?

いや、あの辺はまだ聞かれても大丈夫だろうからいいけど、マジで!?

おい、白兎、お前普段は気づくのになんで今回は気づいてないんだよ!?

 

「そ、それで、美青ちゃんに相談したら、そういう服は何着か持ってるからあげるよって。今度の土曜日はデートでしたよねーって。言われて……」

 

と、次第にミコの声が小さくなっていた。

それを聞いて、僕は納得すると同時に裏の出来事にも察しがついていた。

白兎!!お前……!!

全部分かっててやってるだろ!!

彼女の方に話が回るのも織り込み済みで!

そもそも、鬼ヶ崎ちゃんが僕たちのスケジュールを知ってる時点でお前の策謀だって分かるわ!

お前がなんで知ってるのかは知らないけどな!

相変わらず、手のひらの上で転がしやがって…!

しかも、これ、ミコが勇気出して着た姿だから下手な拒否も出来ないのを知った上なのも腹立つ!!

絶対に何かやり返すからな!

俺はそう心に誓い、ひとまずは目の前のこの可愛いメイドと話し合うことにする。

 

「でも、そういう話を聞いたからってなんでこんなすぐに…」

「そ、それは……」

 

さっきからずっと赤い顔に更に赤みを増して、言い淀むと、

 

「そ、そんなことはどうでもいいでしょ!!ともかく、今日はその、私がご奉仕するから!」

「ご奉仕って……」

 

そんなことを真っ赤な顔でミコは言う。

普段なら、絶対に言わないセリフだ。

う~~ん。

正直、男のロマンみたいな状況ではある。

あるが、なんというか凄い罪悪感が湧いてくる微妙な気分だ。

別に強制している訳でもないのに。

無理矢理させてるみたいな。

 

「う~~ん」

「な、何よ。私じゃあ嫌?」

「そうじゃない!けど、う~ん。じゃあ、肩揉みしてくれ」

「わ、分かった」

 

取り敢えずの妥協点として、肩揉みをして貰う。

これならまだ、彼氏彼女でも普通にあり得る範囲だ。

ひとまず扉の前から部屋の中に入り、胡座をかくとミコは肩を揉み始める。

 

「うっ、あっ、ああ…」

「アン、御主人様、随分と肩が凝ってる、いらっしゃいますね。ゲームばかりするからよ、ですよ」

「それは、違う、よ。ちゃんと、べん、きょうも、してる」

「存じているわ、いますよ。頑張っていることは」

 

全然慣れてない、というよりも僕相手だからしづらいのであろう敬語に笑いがこみ上げそうになりながらもミコの肩揉みの上手さに思わず声が漏れそうになる。

つぼを的確に突いて、凝りをほぐしてくる。

い、意外な特技だ。

 

「全身マッサージも出来ますよ」

「じゃ、じゃあ、お願いするわ」

 

僕がそう言うと、ミコは近くに置いてある布団を敷いて、枕にタオルを巻いて、僕にそこにうつ伏せになるように言う。

僕はそれに素直に従ってタオルを巻いた枕に顔を付けて、うつ伏せになると、ミコは全身マッサージをし始める。

 

「ああ、う、ああ……」

「気持ちいいですか」

「うう、うん。気持ち、イイ」

「それは良かったです」

 

ミコは肩から腰、足の方まで揉んでいく。

力は少し強めだが、凝りに凝った僕の体はその位が良いようで、よだれが出る位に気持ちいい。

成程、その為のタオルか。

 

「本当にカチコチね……」

「お、お前。どこでそんなの、ならって」

「ま、前に四宮先輩に習ったのよ」

「へ、へぇー…」

 

四宮先輩ね。

結構、意外だ。

マッサージとはさせる側でする側にはあまり見えないんだけど。

ああ、でも、会長に尽くす姿はなんか想像出来そう。

 

「ただ、あの人、つぼは的確に突くんだけど力加減が出来ないみたいなのよね。無茶苦茶痛いのよ」

「ぶふぅ…!」

 

スゲェ意外!

そういうのは、やるならそつがないタイプなのに。

アレかな。

会長が修正出来なくて、続いてる感じなのかな。

会長って、そういう所で見栄を張るから我慢してそう。

仲良いよな、本当に。

 

「ああ、効くっっ!」

 

ミコの柔らかい手が僕の凝りをほぐしていく。

後、布団からミコの匂いがする。

それにちょっと興奮する。

そんなこんなで、1時間位。

 

「こんなものでよろしいでしょうか」

「お、おう」

 

あまりの気持ちよさに眠りそうになった頭を覚醒させながら、僕は答える。

 

「後、慣れないなら無理して敬語じゃなくて良いよ」

「そ、そう。なら、普段通り話すけど」

 

うん。

やっぱり、そっちの方が落ち着く。

肩を回すと、いつもよりもスムーズに回る。

相当に効いたらしい。

 

「ところで今日は一日、ご奉仕するんだよな?」

「そ、そうよ」

「じゃあ、なんでこんなことをしているのか、答えてくれるか?」

 

そこが本気で疑問なんだ。

そこがはっきりしないと、イマイチ乗り切れない。

ミコはそうやって訊くと恥ずかしそうに俯き、やがて睨むようにこっちを見ると何故か抱きついてきた。

 

「ちょっ!?ミコ!?」

「言わせないでよ……」

 

ギリギリ聞き取れる声でミコは言う。

『言わせないでよ』

その言葉に含まれている意味を僕は不思議と直感した。

そっか。

僕ばっかりが我慢しているつもりだったけど、ミコも我慢してたのか。

ミコは風紀委員だから自分から言い出せなくて、というか、女子から誘うのもかなり勇気のいることだと思う。

だから、こうして僕の方から言い出すように……。

はぁー…。

白兎なら、こういうのも察するんだろうな。

ていうか、その為に話題作ったのか?

………。

内心の溜息は止まらないが、しかし、ここはちゃんと言わないと。

 

「ミコ。エッチしよう」

 

ミコはギュッと抱きしめると、

 

「し、仕方ないご主人様ですね」

 

と、恥ずかしそうな声で答えた。

僕はそれを頭を撫でながら、抱きしめ返した。

 

***

 

ンチュ、チュチュ、チュー

 

いやらしいリップ音が溢れる。

僕とミコは座って抱きしめたまま、キスを続ける。

 

「ん、んん」

「むふぁっ」

 

唇を離し、僕はメイド服越しにミコのおっぱいを揉む。

 

「ん、んん」

「これって、貰ったものなんだよな」

「そうだけど」

 

メイド服の前の方に手をかけると、簡単におっぱいの下まで引っ張る。

 

「えっ!ちょっと!」

「やっぱり」

「やっぱり、ん、って何のことよ」

 

通常、市販されてるメイド服はこんな簡単に胸の所まで下げることなんて出来ないだろう。

でも、パット見の印象は普通のメイド服だった。

つまり、そういうのも込みで作られている服なんだと思う。

一体、どこから仕入れてくるんだろ?

 

「まぁ、いいか。後にしよ」

「何がよ」

 

ミコから不服そうな声が出るが、僕はそれを無視して服の中に手を入れてブラのホックを外す。

 

「なんで外せるのよ」

「勉強したからな」

「変態じゃないの」

 

正直、恥ずかしかったが。

しかし、また前みたいにミコ相手に恥をかくのは嫌なので。

そんな男心がともかく、僕はそれからブラを下の方に落として、胸を揉む。

 

「はっ、む、むむ」

 

ミコは僅かに声を漏らし、反応する。

ミコの胸はやっぱり大きいし、気持ちいい。

手に吸い付いて、柔らかくて、いつまでも触っていたい。

 

「ん、はぁ、アンタって本当に胸が好きよね」

「男で嫌いなやつはいないと思うけど」

「知らないわよ、んん、ん」

「もっと声出しても良いんだぞ」

「やっ」

 

プリッと膨れて、顔をそむける。

子どもみたいな素振りで結構可愛い。

けど、それではいそうですかと流されるほど、この数ヶ月は軽くはない。

 

「うう!あっ…!」

「ん、チュパ、チュパ」

「ちょっと、あっ、ああ、優!ん!」

 

ミコの左胸の先端を指で摘み、右胸の先端を舌で転がす。

そうして弄る度にミコは声を上げる。

ふと、上の方を見ると恥ずかしそうに口元に手をやって、声をあげるミコの顔が見える。

僕はそれを見て、心の内が燃え上がるのを感じる。

成程、確かに顔で燃え上がるというのがよく分かる。

白兎のこと、何も言えなくなるかもしれない。

 

「ほら、声を上げろよ」

「い、嫌よ、んん!恥ずかし、から…!」

 

僕はミコの耳元に口元を近づけると、

 

「今日は僕のメイドなんだろ?だったら、声を聴かせて?」

「~~~!」

 

ミコは恥ずかしそうに目を瞑る。

そのまま、胸を弄ると、

 

「あっ!ああ!ああ!!」

「ミコ、可愛いな」

「止めっ……!~~!ああああぁぁぁ!」

 

ミコは大きな声を上げると、僕の方にもたれかかる。

浅く息をするミコの頭を僕は撫でる。

ミコの髪は手触りがよくて、しかも綺麗だ。

そうして、2分ぐらいすると、ミコは顔を赤くして胸を叩き、

 

「御主人様!先程のはちょっと調子が良くなかったですか!」

「あっ、それでも御主人様呼びなんだ……」

「優!!」

「はい。ごめんなさい」

 

まぁ、胸が溢れている状態で説教されてもおっぱいに目がいくんだけど。

メイド服でおっぱいだけが出てるのって、こんなに興奮するんだ。

正直、触りたいがそれをしたらそれこそ烈火の如く怒るだろうから、甘じて受けるしかない。

 

「そんな御主人様にはお仕置きです!」

「おお…!」

 

ミコは僕を押し倒して、下の方に移動する。

ミコは僕の下を脱がし、僕のムスコが露わになる。

ミコは手を上下させて、僕のモノを刺激しだす。

 

シコシコシコシコ

 

「うっ、あっ、ん」

「可愛い声ですね。御主人様!」

 

なんか、ミコがノリノリになっている。

本当にむっつりだなーとは思うものの、徐々に高まる快感に思考が徐々に奪われる。

 

「ん…、んむぅ…」

「ちょっ、ミコ、ああ」

「おひろきだみょの」

「ううん!ああっ!」

 

手でしごいてもらうのから、口でしごいてもらうのに変わり、声が漏れてしまう。

 

「女の子みたいね」

「くっ……!」

 

クソ恥ずかしい!

彼女にそんなからかわれかたするとか…!

その恥ずかしさとは裏腹に高まる興奮は止まらずに、

 

「うう!あああぁぁぁ」

 

ビューー

 

「随分でたわね。御主人様」

 

妙に小悪魔みたいな顔をして、機嫌が良さそうな声で言う。

最近になって分かってきたことだが、こいつは意外と小悪魔な所がある。

今までの反動なのか、あるいは元々の性格にそういう部分があるのかは分からないけれど。

時々、こうしてからかうようなことを言う。

そういう所も含めて可愛いと思うのだから、僕も大概だが。

僕は手を顔におき、

 

「ムチャ、恥ずかしい…!」

「御主人様のそういう所、私は好きですよ」

「頭撫でながら、言うな…!お前、思ってたよりも小悪魔だな!」

「……こういう私は嫌い?」

 

ミコは不安そうな顔で訊いてくる。

……これが演技だったら、本当に小悪魔だ。

 

「……そんな訳ないだろ。好きだよ」

「ふふ。良かった」

 

そう言って、胸元ですり寄る。

しかし、まぁ、ヤラレっぱなしは僕たちの流儀に反するので。

 

「ひゃっ!」

「結構、濡れてるな」

「い、いきなり触らないでよ!」

「悪い、ん」

「ん!?う、んん」

 

ミコとキスをしながら、ゆっくりと下着越しにミコの秘部へと触れていく。

そうして触れる度にキスしながらも体がビクつかせる。

そこがまた愛らしくて、下着の中に手を入れる。

 

「あっ!やっ!駄目!」

「おっ、ここか?」

「んん!あっ、あっ、ああ!」

「ハァハァ」

 

恐らくはクリトリスの部分を刺激すると、ミコの声は大きくなる。

舌を出して、喘ぐ姿に僕は体が高ぶるのを感じた。

多分、嗜虐心も湧いたのだろう。

そこを責め続ける。

 

「だめ!だめ!!あっ、ああ!ひゃあぁぁぁ!」

「ハァハァハァ」

 

ミコは大きな声をあげて倒れ込む。

ここで僕は自分の息が上がっていることを自覚する。

ミコの喘ぐ痴態に相当に興奮したようだった。

出した筈の愚息も既に元気を取り戻している。

ミコは回復すると、僕の頬を思い切りつねる。

 

「おひ、にゃにふるりゅ」

「……バカ」

 

ミコはそれだけ言うと、パンツを脱ぎ、近くの棚から避妊具を僕に叩きつけると恥ずかしそうに僕に尻の方を向ける。

 

「御主人様。わたくしめにあなたのモノを挿れてください」

 

その涙声が混じった恥ずかしそうな言葉はそれだけで興奮がピークに達する言葉だった。

鼓動が早くなるのを感じる。

思考がなくなり、本能が頭を支配してくる。

僕は服を全て脱ぎ、避妊具を身につける。

この避妊具も今日の為に恥を忍んでかったのだろう。

愛おしさと支配欲が僕を満たす。

息が乱れて、今にも飛びかかりたくなる。

それをなんとか抑えて、この言葉を口にする。

 

「ミコ、愛してる」

「私m、んん!」

 

言葉は最後まで聞けなかった。

我慢しきれなかった僕は、自分のモノをミコのソコの奥まで挿れる。

 

「ちょっ、と、いきなり、すぎよ」

「ごめん。でも、我慢出来ない」

「待って、ああ!」

 

僕は我慢できずに腰を振る。

前のナマに比べて刺激が少ないが、少ないが故に一心不乱になる。

頭の中が愛おしさと快楽で埋め尽くされ、他には何も考えられない。

 

パンパンパンパンパン!

 

「ああ!あっ!らめっ!もっと、ゆっくり!」

「ミコミコミコミコミコミコミコミコ!」

「聞いてよ!んあっ!」

 

ミコの嬌声が聞こえる。

僕はそれに興奮して、抜き挿しがしながらミコのおっぱいを揉む。

ミコの柔らかさに僕の思考は余計に止まることを許さなくなる。

 

ズンズンズンズン!

 

「だめ!イクッ!イッちゃう!」

「可愛い!綺麗だ!愛してる!」

「~~~!ヒャアアン!!」

 

ミコの可愛い声と共にナカが収縮するのを感じる。

僕はそこがスパートのかけ時と思い、腰の早さが早まり、

 

「うっ!あああ……」

 

ドクドクドクドク

 

自分のモノから出たものが何かせき止められるのを感じる。

 

「ハァハァハァハァハァハァ」

「ハァハァハァハァハァハァ」

 

お互いに行ける所まで全力疾走したように息が乱れる。

僕は自分のモノをミコから抜き、少し息を整えた所で理性が戻ってくる。

と、同時に体中の血の気が引き、体が急速冷凍して冷蔵庫に入ったような感覚に陥った。

いや、これ、マジでやばくね?

いくら誘われたからって、こんな相手のことも考慮してないのは無理矢理と変わらないだろ。

体中が震えだす。

もし、これで嫌いとか言われて、別れ話になったらどうしよう。

一時の感情に流されて、彼女を失うとか。

嫌だ嫌だ嫌だ。

 

「優」

「は、はい!」

 

抑揚を感じさせない声だった。

怒っている、ならまだマシで軽蔑されてるかもしれない。

一年前ならそれは普通だったのに、今ではそれが耐えられない。

嫌だ、聞きたくない。

 

「そんなに、気持ちよかったの?」

「え?」

「だから、気持ちよかったの?」

「いや、それは、まぁ、ていうか、怒ってないの?」

「ふふ」

 

笑顔ではあるが、青筋を立てて、さっきの比じゃない力で両方の頬を引っ張られる。

 

「怒ってるに決まってるでしょ!ゆっくりって言ってるのに、無理矢理!」

「ごめん!ごめん!ごめん!ごめん!!」

 

引っ張られながらも、しかし、僕には謝ることしか出来ない。

 

「でも、ちょっと安心したの」

「あんひんへぇ」

「私って魅力が足りないのかなって思ったから」

 

そうか。

ミコはずっと、それが不安だったのか。

風紀がどうとかじゃなくて、僕があの日以降手を出さないのは自分に魅力がないからだと思ってたのか。

……確かに、そういうモーションはかけないと不安になるよな。

 

「ごめん」

「……私の方こそこんな風にしか言えなくてごめん」

 

互いが互いに謝る。

変わらずにお互い様な関係だ。

 

「でも、それはそれとして。さっきのはまだ怒ってるんだからね!」

「ごめんって!」

 

根に持つなー!

いや、そういうことをしたんだけどさ!

ミコはメイド服を脱ぎ去ると、

 

「私は不完全燃焼なんだから、もうちょっと付き合って貰うわよ!」

「思ってた方向と違ったんだけど、この思春期風紀委員!」

「文句なんて聞かないわよ!このむっつりスケベ陰キャ!」

 

そうして喧嘩をしながら、僕たちはキスしながら2回戦を迎えた。

 

***

 

事後談。

明後日の学校。

教室で白兎と会う。

 

「おはよう」

「……おはよう」

「えらく不機嫌だな。そんなに怒るようなことでもあったか?」

「ああ、あったよ!」

 

僕がグリグリしようとするのを白兎は軽やかに躱すと、

 

「僕の性みたいに言わないでよ。何があったのかは知らないけど、そうしたのはお前自身だろ」

「分かってるよ。それでも、その訳知り顔が腹が立つんだよ…!」

 

本当にこいつはこういう所、性格悪いよな!

悪癖だよ、全く。

 

「別に良いじゃない。愛欲と愛情は表裏一体だよ。相手のことを求めることは、相手のことが本当に大切だって解釈しなさいよ」

「汚い大人みたいだな、それ!!」

「綺麗な大人というのもあまり見ないけどね」

 

白兎はそうやって笑う。

なんというか、本当にからかうのが好きだな。

 

「まぁ、そんなに気になるなら、今度は執事プレイでもすればいいんじゃないの?」

「結局、そこに落ち着くのかよ!」

 

全く。

メイドはもう懲り懲りだ。

 




そろそろ、18禁シリーズは一旦停止かな。
会長がどのタイミングでDを卒業するか見えないし。
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