と、いうことは……!! ずっと……私がテッシーに
「ほらほら、勅使河原君もそろそろ
そんなの、言えるわけがない! この場限りの監督や、テッシーだけならともかく……クラスのみんなの前でなんて……ッ!
本気の迷いは、テッシーに伝わってしまったらしい。
「おやおや、勅使河原君、元気なくなっちゃった? 仕方ないねぇ」
どこまでも、監督の台詞はどこまでも芝居じみている。まるで、私が拒めばテッシーが脱力してしまうのを知っていたかのように。
そして、私も。
「はぁ……はぅ……」
男のコの腕からすり抜けて、私はその場にへたりこむ。こんなの……絶対無理……。クラスの男子全員の前で……そんな、恥ずかしいことなんて。
なのに――っ!
本気で嫌なら、すぐに帰ればいいはずだ。最初からそう決めていたのだし。ここまでのことは、相手がテッシーだったから頑張れたこと。他の相手とだなんて……。あんな恥ずかしいところを
けれど、私にはさっきの光景が目に焼き付いてしまっている。男のコたちの……
ちんちん……
ちんちん……
ちんちん……っ!
みんな勃起していて、きっと、射精前だ。代わる代わる……ちんちんを……
嫌なのに……嫌なはずなのに……どうして……。混乱する私に、聞き慣れない声が届いた。
「ったく、何をいまさらまごついてんだよ」
……え? 誰……? 顔を上げると――
「あ……貴方は……!?」
それは、少し幼いようにも見える。けれど、確かに同じ男だ。私が、
「なんで……ここに……?」
貴方は、沖縄にいるはず……え、え……この撮影のために、わざわざ……?
私の問いに答えることなく、<男>はスマートフォンを取り出す。
「どいつもこいつも、
そこに映し出されていたのは――!
教室で、テッシーの上に跨ってピースサインしている私。
佐藤君に胸を揉まれながら裸で
鈴木君と裸で抱き合っているけれど、下から突き上げているものはしっかりと写し込まれている。
こんなの……こんなの……! 私もう、とっくに、全員と……!?
「そして、お前の初めては、この俺だ」
これ……どこ……? 見知らぬマンションの一室で、一緒に裸になっている相手は、よりにもよって――ッ!
「だから、いまさら気にすんなよ。
<男>の指が、再生ボタンに軽く触れた。それにより、止められていた画面内の時間が動き出す。
『あぁんっ、ちんちんスキスキぃ~♪ 握らせてぇ、舐めさせてぇ、おまんこにズボズボぴゅっぴゅしてぇ~~~❤』
ゴトリ。私は砂利の上に突っ伏す。<この男>は……私の身体を使って、予想だにしなかったことを……。
信じられない……。
信じられないけれど――
私は、信じるしかないようだ。もう、とっくに手遅れだったのだと。
私の中に、未だ羞恥心は残されている。けれど――それは、どこまでも脆い。その内側で熱く煮え滾っているものが、しきりに言い訳を探している。
どうせ手遅れなんだから。
これまでと何ら変わらない。
いまさら恥じらったところで……
ううん、いまさら
「これは無理そうだなぁ。はーい、男子諸君! ソレはしまって撤収撤収~」
「待って!」
監督の
全員、痴態に乱れきった私の姿を知っている。
欲望のままに、すべての男たちと身体を交えてしまっている。
だったら……もう……
ふらりと立ち上がると、すでに<あの男>はカメラの後ろに下がっていた。
男のコたちは立ち去るべくこちらにお尻を向けている。
見たいのは、欲しいのは、その向こう側。
私はもう、迷わない。
「み……」
きっと、<あの女>――“みつは”と名乗るあの女と私は、きっと同じなのだろう。
「宮水三葉は……ちんちん大好きな淫乱ドスケベ変態女です……っ!」
その一声で、男子たちの足がピタリと止まった。その中にいた、テッシーも。
さっきはごめんね、中途半端なところで逃げてしまって。けれど、もう待たせないから……!
裸の男たちに向けて小走りでまっすぐに。私は振り向いたテッシーの足元に跪いて……!
「あはぁ……スキなのぉ……ちんちん……ちんちん……♪」
さっきは萎えてたはずなのに。振り向いたちんちんは……あはぁ、まぁた元気になっちゃってるね。指を絡めて舌でベロベロと舐めてあげたら、今度は口いっぱいにちゅっぽりと頬張る。はぁ……男のコの恥ずかしいところを……こんなふうに……。
ヘンタイなことをしているという自覚が、嫌悪どころか自らを昂ぶらせてしまう。本当にもう、私はヘンタイなんだ。知らないうちに、
こうして、ちんちんの匂いを味わいながら、舌先でもちんちんを味わう。それだけでもアソコが熱くなっていくけれど、そうなると、やっぱり本当に欲しいのは……
「それじゃあ、勅使河原君は寝てもらっていいかな~? ちょっと硬いかもしれないけどね」
本当に、すべてが監督の手の平の上のようで嫌になる。私が恥ずかしがったり、拒んだり、そして……求めたりするのまで、全部台本通り、と言いたげだ。
けれど……だとしても……! 仰向けで横になった男のコ……ちんちんをギンギンに
「
「はぁい♪」
私の周りに、男子たちが群がってきた。みんな、下から覗き込むように。恥ずかしいけど、恥ずかしいところを
「三葉のおまんこにぃ……テッシーのちんちんを……あ、あ、あはぁ……❤」
これって、自分に正直になった、ってことなのかも。さっきよりも、すっごく
もう、監督の指示なんていらない。私は、私が欲するままに求めればいいんだ。
「ちんちん……ちんちん握らせてぇ……」
手招きすると、吉田くんと渡辺くんがやってくる。そして、シコシコ……シコシコ……♪
「ねぇ、ちんちん気持ちいい? 女のコの指にシコシコしてもらって……ちんちん、気持ちいい?」
これには、男子たちの方が恥ずかしそう。ふふふ、ちんちんだけ立派に勃起させながら可愛いんだからぁ❤ そうやって腰をピクピクさせるのも可愛いね~。ちんちんを通じて、
「もっと気持ちよくしてあげるね。でも、手の中で
このままベトベトになるまで全身に精液を浴びるのにもちょっと惹かれる。けど……きっと、さっき叫んじゃったからだろうね。
「こんないっぱい
「はいっ!」
煽りのような監督の厭らしい質問に、私が臆することなどない。だって、テッシーのちんちん、そろそろ……わかるよ……きっと、だよね……?
「赤ちゃん
ビュクルッ!
あ、あ、あぁ……テッシーの精子が……私の
「はぁ……
これは想像通り……ううん、想像以上の幸福感……❤ ちんちんだけでも気持ちいいのに、そのさらに奥まで染み渡ってくる。妊娠……しちゃうかな……? けど……もう、いいや。
ぎゅぅぅぅぅ、と全身の感覚がおまんこに引き寄せられていく。もっともっとちんちん欲しいのに、このままじゃもう……腰を動かすこともできない……。
けれど、監督はそれも織り込み済みだった。
「それじゃ赤木君、三葉ちゃんをこっちのチェアまで運んでくれる? すぐには動けないだろうからさ」
それは、浜辺で使われるようなもの。それが、いつの間にか置いてあった。そこに、寝かされて……私はまだ腰がヒクヒクしてるけど、そんなおまんこに、みんなが……❤
「それじゃあ、ここからは出席番号順でいいかな?」
あぁ……本当に、これから……男子たち全員が、私の……私のおまんこにぃ……❤
出席番号順なので、テッシーに続く二番手は赤木君。そう、
「三葉ちゃん、クラスのみんなが孕ませてくれるよ。嬉しい?」
「はい……嬉しいです……ありがとうございますぅ……」
子育ての具体的なイメージは浮かばない。だって、誰がパパになるかわからないものね。けれど、赤ちゃんにおっぱいを上げているところを想像すると嬉しくなっちゃう。きっと、このパーティーが終われば、きっと……
「赤木君、子作り競争二番手だね。早くしないと、テッシーの精子が着床しちゃうよ~」 だからほら、早く、早く……ちんちんを、
「あ、あぁ……ちんちん……ちんちん
ビクビクビク……っ
……軽く
「ほらほら、お膣の精液を逆向きちんちんで掻き出して、赤木君の精液を三葉の子宮に
そして、次のちんちんにも、同じことをしてもらっちゃうんだろうな。男のコたちはみんな、自分の子を私に孕ませるため、前の精液を自分の精液で上書きしていく。そして、子宮の中ではみんなの精子が入り混じって……! 十ナン人分の精子が、私の子宮で卵巣を目指してピルピル……ピルピル……♪
「いい、いい……ちんちん……ちんちんいいのぉ……っ❤」
「もっともっとぉ、
言われるまでもなく、赤木君のちんちんは硬くて激しくて……ひと突きひと突きが子宮がズンズン抉られてくるぅ……っ! このちんちんに
「はっ、あっ、あぁぁん……はぁぁぁん……っ❤❤❤」
***
いつの間にか陽は傾き、撮影はとっくに終わっている。湖畔には私と<あの男>だけとなった。
昂ぶっていたのは、男のコたちに囲まれていた間だけ。こんな寂しいセックスじゃ、気持ちも全然盛り上がらない。
なのに……
「あっ、あぁん……やぁ……っ」
厭らしい声だけは勝手に喉から出てきてしまう。それに……気持ちよくないはずもない。自然と足も、男の腰に絡みつく。
「よーし、
「おまんこの
同じヤるなら、気持ちいい方がいいに決まってる。だけど――
ビュルッ。
<この男>の射精も、三回目ともなれば
「どうだ? 満足したか?」
「…………」
満足か、ですって……? そんなの、わからないわよ……っ!
これは、後の祭りというべきか。それとも、祭りの後というべきか。こんな長時間湖畔にいたのだから、近所の誰かに見られていてもおかしくない。というか、テンションがおかしくて、欲望のままに求めてしまったけれど……本当に妊娠しちゃったら、どうすればいいのよ……ッ! 妊娠してなかったとしても、こんなのもう、取り返しがつかない。
これまでは、知らなかった。知らなかったから、知らない顔でみんなと会えた。けれど……私はもう、知ってしまっている。そのうえで、平然と学校に通える自信なんて……ない。
これまで、学校で男子がちょっと優しいなー、って感じたこともあった。それは純粋な優しさではなく、こんな裏があったなんて。これから、彼らのそういう面を見る度に、私は今日のことを思い出してしまうだろう。
ううん、今日だけでは済まない。きっと、私の身体も男のコを求めて――!
「……私、これからどうすればいいのかな……」
知ってしまったのは、あらゆる現実。私がしてきたことと、それによって得られるもの。
知ってしまったから、もう拒めない。求められる度に流されてしまうだろう。
そんなことをしていたら、隠し通すことなんてできようもない。サヤちんや学校のみんなどころか、四葉や、お祖母ちゃんにも。
なのに――
私を後戻りできないところまで引きずり込んだ本人は、私のことなどお構いなしの他人事だ。
それはもはや他人事どころか――不吉な空気すら漂わせるほどに。
「なに、そんなこと気にならなくなるさ。そう……すぐに、な」