彼女は寝室がいいですよね、いじらしくて。
寂しがりの甘えたがりなのにツンとしちゃうところとかも堪りません。
砂利道の上を馬車が走る。ガタガタと揺れる視界の先に、懐かしいブロッサムヒルの街が見えてきた。
一ヶ月ほどバナナオーシャンの騎士団に出張に行っていたのだが、ようやく帰ってくることが出来た。
花騎士達は元気だろうか。特に副団長のスキラはあれで寂しがり屋だし、帰ったらたくさん構ってあげようと思った。
「団長さん、お帰りなさい!」
城門をくぐると花騎士たちが一斉に出迎えてくれた。その中には副団長のスキラの姿もあった。
「……お帰りなさい」
スキラはそれだけ言うとプイッとそっぽを向いて、どこかへ行ってしまった。
甘えて来るのか、小言を言われるのか、色々と期待していただけに、何だか手持ち無沙汰になってしまう。
「どうしたんですかね? スキラさん、団長さんの帰りを誰よりも待っていたはずなんですけど……」
そうなのか。あまりに寂しい思いをさせ過ぎて、拗ねてしまったのかも知れない。後で二人で話し合ってみることにしよう。
押し寄せる花騎士たちを振り切り、スキラの部屋の前に立った。コンコンとドアを叩くと「はぁ~い」と可愛らしい声が聞こえてきた。
「……あっ、団長……」
彼女は私を見るなりドアを閉めようとした。そのドアを掴んで半ば強引に部屋の中に入る。
「ひゃぁっ! な、何よ!?」
驚くスキラに、どうして私を避けているのか尋ねた。
「べ、別に避けてなんて……」
しかし他の花騎士が言うには私の帰りを誰よりも待っていたようだが。
「うっ……」
スキラの顔が真っ赤になる。これは好機だとばかりに、その後の言葉も続けていく。
私に喜んでもらいたいからなんて理由で、パルファン・ノッテにも行かずに尽力してくれたらしいじゃないか。
「うぅ……」
今日私が帰ってくると知って、執務室をピカピカに掃除してくれたのもスキラだと聞いた。通りで綺麗だと思ったぞ。
「あぁ~! そうよ! あなたが帰ってきて凄く嬉しいのよ!」
やけくそのように叫んだスキラは、力づくで私をベッドに押し倒し、ズボンを脱がせ始めた。
「はぁ……はぁ……団長♡ 私をこんなに待たせたんだから、今日はいっぱい愛して♡」
蕩けた顔のスキラが私の上にのしかかり、下着を脱ぎ始める。
「ほら、見て♡ おまんここんなに濡れちゃってるでしょ。あなたのことを思って、毎日オナニーしてたんだから♡」
スキラが一気に腰を下ろす。びしょ濡れのソコに、ペニスは何の抵抗もなく入っていった。
「あっ、あぁ♡ おちんぽ凄い、こんなに奥まではいっちゃってる♡」
スキラの腰の動きがどんどん激しくなっていく。今まで出来なかった分を埋め合わせるように。
「はぁ♡ あっ、んぅっ♡ ちゅぱっ♡」
激しく動く彼女の口元からよだれが垂れ始める。スキラは私に口づけをして、そのよだれを嬉しそうに飲ませた。
「私もうイク♡ 団長も一緒に……一緒にイってぇ♡」
膣がキツく締め上げられ、私は耐えられずに射精してしまった。
「あぁっ♡ はぁ……はぁ……」
絶頂を迎えたスキラは、ぐったりと私の上に身体を預けた。久しぶりに感じる、柔らかく小さな身体が心地よい。
「えへへ……おちんぽ、まだビクビクしてる♡ 精子の量凄いわね♡」
スキラと出来なくて溜まっていたからな。
「えっ……? 本当? 向こうの花騎士とシてたんじゃないの?」
それは浮気だろう。そんなことするわけがない。
「そう……」
途端に耳まで赤くなるスキラ。聞こえるか聞こえないかの小さな声で「えへへ……」と喜んでいる。
「ねぇ、団長。もう一回したい。ね、いいでしょ?」
細い指で私の胸をツンツンと突くスキラ。こんな可愛らしい姿を見せられたら、もう我慢は出来なかった。
答える代わりにスキラの腰を掴んで固定し、腰を思い切り突き上げる。小さな身体が弓なりにのけ反って気持ち良さそうな声を上げた。
「ふあぁ! 団長、これダメ♡ 気持ち良すぎる♡」
問答無用で腰を振っていく。私の身体はスキラのよだれと愛液でびしょびしょに濡らされてしまった。
「団長……だんちょう♡ 好き♡」
私も好きだ。そう言って舌を絡ませる。同時に体液まみれの身体も絡み合い、ベッドの中で卑猥な音を立てている。
「出してぇ……いっぱい出してぇ♡」
彼女に求められるまま、精液をドクドクと注ぎ込んでいく。ペニスが脈打つ度に、スキラは嬉しそうに顔を蕩けさせた。
セックスが終わってもしばらくは性器を繋げたまま抱き合っていた。彼女の長い髪を撫でると、花のような香りが運ばれてくる。
「ねぇ団長、しばらくはこうしていたい……あなたが良ければ、だけど」
好きな人と繋がるのは嫌な人間はいないだろう。
「す、好き……えへへ、私も好きよ」
今日はいつになく素直だな。
「い、いいでしょ! たまには」
抱き締めている彼女の体温が上がっていくのを感じた。
「も、もうっ! こうなったら団長のこと骨抜きにしてあげるんだから!」
スキラはそう言うと、再び腰を動かし始める。さっき出した精液でペニスがぬるぬると滑って気持ちが良い。
「はぁ……はぁ……団長、気持ちいい?」
何度も身体を重ねただけあって、スキラの膣は私のペニスを絶妙に締め付けてくる。蕩けてしまいそうな程の心地良さだ。
「それじゃあ、団長はもう私にメロメロってこと?」
まぁそういうことになるな。
「えへへ♡ でも、まだよ。もっともっとメロメロにしてあげる。私のことしか見えないってくらい♡」
「あっ、あぁっ♡ 団長、私のことだけ見て♡ ずっと一緒に居て♡」
スキラの腰が激しさを増していく。
このセリフはもはやプロポーズなのでは? そう思ったが口には出さないようにした。後日スキラが今晩のことを思い出して悶え苦しむのを想像すると、自然と頬が緩んだ。
「はぁ……はぁ……はうっ♡」
ビクンビクンと全身を震わせ絶頂を迎えるスキラ。流石に疲れたのか、ぐったりと私に身体を預けてきた。
「団長……今日はこのまま寝たいんだけど……いい?」
このまま、とは性器を繋げたままということだろう。答えの代わりに口づけをすると、膣がキュンと締まるのを感じた。
「団長……好き……」
やがてすぅすぅと静かな寝息が聞こえ始める。柔らかな彼女の身体を抱き締め、私も眠りに就くのだった。
「……んぅ」
窓から差し込む朝日に目を擦りながら、スキラがゆっくりと起き出した。彼女は裸の私を見るなり、顔を真っ赤に紅潮させた。
とどめとばかりに「昨日は可愛かったな」と告げると、彼女は顔を枕に埋めて悶え苦しみ始めた。
「わ、忘れなさい! 忘れてぇ……」
そんな可愛らしい彼女の頭を撫で、首筋にキスをする。今日の仕事を始める前に、もう一度愛を確かめておこうと思った。
いいですよね、溜まり過ぎて暴走しちゃう女の子……。
あと個人的に繋がったまま寝る描写が好きです。今回以外にも何度か書いてますからね。
実際にやったらどうなるかは知りませんがw
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。