ゴーヤ竜の死体を自衛隊とかが引き取りに来た際にはもう、色々と説明せざるを得なかった。
どのような竜が来ているのか、関係は良好なのか等々。
他にも早く伝えてくれなければ困るとか、そんな少しお叱りを受けたりして。
「貴方と共に何人か護衛を住まわせようと思いますが、あのモモンガ達に対して気を付けた方が良い、性格が合いそうだとかはありますか?」
「えっと、あー……」
言い淀む俺に、自衛官は察するような顔をした。
「……貴方の事はモモンガ達が守ってくれそうですね」
「……そういう事で」
すぐに察せられた事から、意外とそういう関係性を持っている人間の数は多そうだった。
基本人間の事を知っているようだし、もしかしたら生存戦略としても……いや、そこまで考えてはいないだろう、きっと。
*****
そんな訳で、自衛隊がここに住む事まではなくとも、定期的に自衛隊の人やら研究者達が来るようになった。
会社も辞めたが、写真や動画を撮ったり、どのようなものを食べているのか等を纏めて日誌を書いているだけでお金が入るようになった。
特に雷狼や獄狼が子供と来た時、時々、共生している虫を渡してくれる事があるのだが、それを研究者に渡したら狂気乱舞した上で十万以上のお金になって戻って来た。
「マジっすか」
そのモジャモジャな髪の毛の、ラフな格好の研究者が唾を吐きかける勢いで言う。
「そりゃあもう! 垂涎ものですよ!
あー、僕も許可が出るのならここに住むのになあ!」
次いでに、ここらは一般人も余り入れない場所になった。
武力にもなり得るその竜やらと交流出来る人間は出来るだけ限らせておこうとか、そんな話らしい。
「それと……今日は二匹居るんですね」
家の屋根で日向ぼっこをしている電気モモンガと毒モモンガ。
電気モモンガの方はぐっすり眠っているが、毒モモンガの方は興味あり気な目で俺達の方を見ている。
「出来れば毒モモンガの方の毒針とかにも興味あるんですけどね……」
そう言う研究者に、耳を尖らせていたのか、するりと毒モモンガが降りて来た。
「……くれるのかい?」
毒モモンガは首を振る。
俺は察した。今、ここには俺と研究者以外近くには居ない。
俺は聞いた。
「妻子は居ますか?」
「……何でそんな事」
「彼女の趣味は搾り取る事です」
「彼女? 搾り取る? ……搾り取る?」
「ええ。俺も動けなくされた上で、何度か搾り取られました」
ごくりと研究者が唾を飲んだ。
「ぼ、僕はそういう趣味じゃないけれど……一応聞くよ。
……気持ち良かった?」
その瞬間、毒モモンガが飛び付いて押し倒した。
「えっ、あむぅっ!」
口を塞がれて、強い口づけを無理矢理にされる。
そして一度口を放され、研究者が言った言葉は。
「ぷはぁっ、ちょっと待って、いや、ズボン脱ぐから! 破らないで、替え無いんだ! いや、せめて人気のないところでお願いっ!」
そんな言葉を了承と取ったのか、毒モモンガは一度離れる。しかし、研究者が腕をベルトに掛けた瞬間、また押し倒して首筋にぷつ、と爪を当てた。
「かっ……何を?」
妖艶な笑みを浮かべながら、いつの間にか覚えていたらしく、ベルトを丁寧に外していく。
「いや、体が動か……」
ずるりと咥えて脱がすところで俺は顔を背けた。
「ねえ、大丈夫なんだよねえ!?」
「後で精力の毒も打って貰えますよ」
「えっ、何それ、サンプルッ、んごっ」
研究者魂って凄いなあ。
白昼堂々ヤり始めたその毒モモンガに対して電気モモンガも起きたようで、屋根から降りて来る。
「夜な、夜」
そう言うが、どうも不満そうな顔をしたままで。
もしかすると、自分だけ研究者に必要とされるものを持っていない事に対して何か思う事があるのかもしれない。
別に競うものでもないだろうし、あったところで得をする事もないだろうに。
ただ、それには気付いていない振りをする事にした。口に出した所で何も良い事は無い。
そして、その研究者の姿は、もう足以外は毒モモンガの体に圧し包まれて殆ど見えなくなっていた。
搾り取るように腰をゆっくりと丁寧に動かし、ぴちゃぴちゃとたっぷりの唾液を交換する音を聞きながら、離れる事にした。
事を終えれば毒モモンガはそこそこ満足したようで、もう丸まって欠伸をしていた。
シャワーを浴びてすっきりしたその研究者は、何度も絞られた割には元気たっぷりだった。体にハリが出ているというか。きっと、そういう毒も打ちこまれたのだろう。
それから研究者は毒モモンガから毒針の数本と爪から滴る毒をビンに詰めて貰っていた。
電気モモンガはやはりそんな様子を見て多少不満そうだった。
「いやぁ……また来ますね」
恥ずかしそうにしながら、研究者は俺と顔を合わせずに言った。
「まあ、いつでもどうぞ」
気持ち良かったですか? とか言うのは流石に意地悪が過ぎるだろうと思ったが。
「今度は狼達が来ている時を狙えれば……いやそれだと……」
そんな事を真剣な顔をして悩み始めるのを見てしまえば、どれだけの満足感だったのかは聞くまでもなかった。
車を走らせて帰っていく。
手元に残ったのは、唐突に手に入った大金。
「虫一匹でこれだけの物が食えると、狼達に思い知らせてやろうか」
少なくとも小遣いには困らない。虫の繁殖が成功するまでの間にはなるだろうが。
*****
時々雷狼と獄狼も、子供を連れて俺の家にやって来る。このモモンガ達程積極的でないにせよ、人と関わりを持っておこうという意志は、世界中の大抵の竜からは感じられるようだった。
その子供に米やら豆腐やらと言った好物を与えながら、ふと聞いてみた。
「そう言えば、あんたらが森の中で一番強いのか?」
人語も多少は解するようになったその二匹に聞いてみれば、その返答は意外にも否、だった。
「マジか……」
自衛隊から貰った資料から世界中で見られる竜達と照らし合わせていく。あの森に居る竜は他に何が居るのか、モモンガ達が知っている竜以外に居るのか。
すると。
この資料には載っていない、四つ足と翼を併せ持つ、強い力を持つ竜が居るらしい。
電気モモンガも毒モモンガも知らなかった事から、どうやら来たのは最近なのだろう。
「それはゴーヤ竜位に危険なのか?」
それに対しても否。ひとまずはほっとする。
子供の雷狼が豆腐を食べ終えると、親の方に寄り付いてブルブルッと震えた。
そういや、この頃寒いな。まだ秋なんだが、この頃は冬並みに寒い。
ウイルスをばら撒くとか、地震を起こすとか、そんな竜まで居るようだが、もしかして辺りを暑くしたり寒くしたりする竜が居たりするのか?
聞いてみれば、もう一匹は辺りを寒くしてしまう竜なんだとか。親の雷狼も寒そうにしている。
雷狼は、その共生している虫も共に寒いのが苦手なようだった。
「これからもっと寒くなるが、大丈夫か?」
そう聞けば、雷狼は獄狼の方に身を寄せた。すると静電気が弾ける音がして、獄狼が鬱陶し気に身を避けた。
獄狼の方は雷が苦手なのかもしれない。いや、雷が苦手じゃない生き物なんて普通居ないだろうが、どこかからやって来たこの竜達の中には、人を殺せる程の静電気を易々と発するモモンガから、正真正銘の雷まで操る馬まで居る。
雷が苦手じゃない竜が居ても全くおかしくない。
一筋の風が吹いて、狼達の背中に居た虫達が揺れる。
「そう言えばな……」
お前達と共生している虫、たっぷりの美味い肉と交換出来るぞ。
と言いかけて、やっぱりやめた。隣の電気モモンガが聞いたら落ち込みそうだった。
どういう理由で現れたのか分からないが、少なくともこの世界の人の為に現れたなんて理由じゃなかろうに。
「いや、何でもない」
怪訝そうな顔をされた。ただ、それ以上に牙を向けての詮索などをして来る事は無い。
自衛隊などの他の人間に会っていないだろうにも関わらず、俺に何かあれば最期、数多の人の手による無慈悲な処分が訪れる事も理解しているようにも思えた。
*****
自衛隊から貰った特注の車に乗って、久々にスーパーにまで買い出しに行った。食糧やら色々買い込んで、後部座席はレジ袋で一杯になっている。
そんな帰り道。例の寒くしてしまう竜のせいか、この頃は特に寒い。冬の始めだと言うのにもう池には氷が張り、モモンガ達は俺の家の中に良く留まるようになり、雷狼は来ても縮こまっている。
……結局問題になっているのは、本能が強過ぎる竜達と、そして深海や地中など、中々に手の届かない場所に住む竜達だけだ。
特に後者は、人の手が及ばない事も分かってしまえば結構な被害を出しているようで、とある地域では強い地震が多発しながらもどうしようも出来ない事態が続いているとか。
都会などに手を出される前に、各国が協力してどうにかしようと試みているというニュースも聞く。と言えども、地中から攻めてくる敵なんて、精々トンネルを掘って来る人間程度だったのだから、何の有効な手立ても思いついてないとも。
そして前者による被害も、馬鹿に出来ず、至る所で生活を蝕んでいる。鉢合わせてしまえば待つのは逃れられようのない死だ。そんな場所に竜と暮らしている俺は、この頑丈な車も貰った。いざとなれば窓も閉じて頑丈なシェルターになる特注の車。
それでもゴーヤ竜やサイヤ猿の手に掛かれば一時間も持たないらしいが、その間に自衛隊は駆けつけてくれる。
「そんな事態にはなって欲しくないが……」
かと言って、結局俺はこの場所から去ろうとしない。まあ、そう言う命の危険があろうとも、ここに住んでいるだけで金が入って来るようにもなったし、そして……うん、電気モモンガと交われなくなるのは辛過ぎる。
カーブを曲がった所で、その自宅までもう少し。
「……?」
窓に薄く氷が張り始めた。
急激な冷え込み。さらさらと霰が降る音がし始めた。窓は更に凍り付いていき、視界が狭まっていく。
寒さを操る竜……それが近くに居るらしい。ウォッシャー液を出してワイパーを一拭き。
目の先には、サイヤ猿に馬乗りになっている竜が居た。
資料でも見た事の無い竜。全身に氷を纏っていて、見るからにこの寒さの原因を作っている竜だと分かった。
即座にブレーキを掛けようとしたが。
キイイイッ!!
「おいおいおいおいおい!!??」
地面が、凍ってる!
ちょっと待った、待って頼むから!
サイヤ猿をどう見ても倒してるよなあの竜!? あんなのにこの車、自衛隊来るまで耐えられると思えない!
サイドブレーキも引き上げる、ブレーキを全力で踏み抜く、頼む、頼むから!
イイイィィィ……。
「は、はぁ」
と、止まった……。どうにか。ぶつからずには済んだが……。
ただ、そのサイヤ猿に馬乗りになっている竜の目の前。サイヤ猿は全身が凍り付いていて、その指は幾つか千切れている。更に角も両方共折れていれば、片目も潰れていた。
そして唐突に現れた俺に対して、その氷を纏った竜は後ろ足だけで立ち上がりながらサイヤ猿を持ち上げた。段々と見えて来たその秘部には竜の太い一物が入っていた。
「……は?」
何を見せつけられているんだ?
「アアアッ、ゴアアアッ!!」
サイヤ猿は半ば錯乱しながらも必死に抵抗していた。そうすれば、頭上から吐息を浴びせかける。
「ウッ、クッ……」
まるで液体窒素を浴びせかけられたかのように一瞬にしてサイヤ猿の顔が凍っていく。そして、一度止め、顔面が凍り付いたサイヤ猿の口の前でまた口を開けた。
まるで、これを口の中に流し込まれたいのか? と問いているようだった。サイヤ猿は思わず大人しくなる。
それから氷を纏った竜は馬乗りに戻り、腰を打ち据えた。
バヂィッ!!
強い音が鳴り響く。地面に顔を押し付けたサイヤ猿がくぐもった悲鳴を上げた。
愉悦の目をするその氷を纏った竜。腰を持ち上げれば、ずりゅ、とサイズにも無理がある事が如実に分かる、湿り気を伴った掠れた音。
バヂィッ!!
再びの腰の打ち付け。サイヤ猿が強く震えた。指が数本千切れている両手が堪えるように強く握りしめられる。
ずりゅ……バヂィッ!! ずり、バヂュゥ!!
一方的に犯しているとはいえ、そういう行為で出るとは思えない強さの音が鳴り響く。
そして、サイヤ猿はせめて情けない声は出さないようにと、腕を噛んでまで堪えていた。
そんな様子に、氷を纏った竜が不満そうに首を傾げる。
すらりと、背後から尻尾が覗く。先端は槍のように鋭く、容赦なく噛んでいた腕に突き刺さった。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ッ?!」
思わず顔を上げたサイヤ猿の頭を氷を纏った竜は前脚で掴み、そして俺の車のボンネットの上……俺の眼前へと置いた。
そして前脚でその首を抑えつけ、もう片方の前脚と突き刺したままの尻尾でサイヤ猿は顔を埋める事は愚か、腕を噛む事すら出来なくさせられる。
その状態で攻めを再開させられて、サイヤ猿は俺の眼前で泣き叫ぶ。
「何をそこまで怒らせたんだ……」
尊厳を根本から粉々にするその所業。
そんな事を愉悦に浸りながら行う竜は恐ろしく、そうありながらも妖美でもあった。呆然としながらも見入ってしまう程に。雄でありながらも、どんな竜もその力と容姿で意のままに操ってしまうような、強さとそして美しさを兼ね備えていた。
次第に打ち付けは加速していく。
「アヒュゥッ、ギィッ、ギャッ、カヒュッ!!」
俺の目の前で悲鳴を上げるそのサイヤ猿は、藁にも縋る思いで俺に懇願するような目をしてくる。
見ないでくれ! 後生だから!
種族として例外なく、どこでも誰にでも喧嘩を仕掛けて回っているような猿だ。殺された人間の数も多いと聞く。ただ、それでも居た堪れなくなって顔を逸らした。
その瞬間。
バギィッ!
竜の尾の先端が、強化ガラスを容易く突き破っていた。そしてガラス越しに俺を覗いて来たその竜の顔は、見ろ、この情けない猿を、と明確に語っていた。
俺が顔を戻せば、それで良い、と尻尾を引き抜いて一瞬自由になっていた腕に再び突き刺した。
穴から強い冷気が流れ込んでくる。一気に車内が凍える。
そして俺はその尊厳を粉々に打ち砕くレイプから目を離せずに、見せられ続ける。
バヂィッ!!
「ギャァッ!」
ずりゅ……。
「ウッ、ヒュゥ」
音がよりダイレクトに響いて来る。喉がもう既に割けてしまったような悲惨な声を打ち付けられる度に聞かせられる。
ドヂュゥ!!
「アア゛ッ!!」
そして、竜が強く息を吸った。
ベヂュッ!!
「ヒィッ!」
引き抜かずに、更に捻じ込むように後ろ足に力が入った。
ぐりゅ、ぐりゅ、ぱちゅ、ぐりゅ……。
「ヒッ、ヒッ、アッ、アア゛アアァァ゛ァァ……」
そうして動きを止めた竜に対して、とうとうサイヤ猿が大粒の涙を流し始めた。
二十秒程経って、やっと竜はずりゅり、と一物を抜く。ぼた、ぼたとその詰め込まれた精液が重く流れ落ちる音が聞こえた。
ふーっ、と竜はサイヤ猿を抑えつけたまま息を吐く。そして、その頭を撫でながらルーフから降ろした。
サイヤ猿は唐突に拘束から解かれ、やっと終わったのか? と恐る恐る振り返れば、その竜と目が合った。
先程の愉悦とはもう全く違う、絶対零度のように冷たい目。
サイヤ猿の顔が再び恐怖に染まる。
「ヒ……」
力の入らないその身体をどうにか持ち上げて逃げようとしたそのサイヤ猿の背後から、竜はその槍のような尻尾を持ち上げた。
ドスッ。
「カッ……」
背中から胸を貫いたその尻尾。引き抜けば噴き出すかのように鮮血が飛び出してくる。崩れ落ちたその身に竜は、駄目押しにと吐息を吐いた。
液体窒素のようなそれが、もう動かないサイヤ猿に数多に浴びせられ、弾けるような音と共に全身が凍らされていく。
そして、前脚を持ち上げ、振り下ろした。
パキャッ。
首は砕け、頭がごろごろと転がった。
「ヒュウ」
そうして一息吐けば、俺の方を向いて来る。
もう落ち着いた目をしていたとは言え、体が一気に強張った。
「……な、何の用でしょうか?」
近付いて来て、じろじろと見られる。
体が震えているのはこの寒さのせいだけじゃない。その存在感は今まで感じて来たそれと次元が違う。
ただ、後は何もせずに俺にも背中を向けて、森の中へとゆっくりと歩き去って行った。
見えなくなるまで見届けてから、緊張が解ける。
そして体が一気に震え始めた。
「……凍死しそうだ」
少なくとも顔は覚えられてしまった。これからどうなるかなど余り考えたくも無いが、今はともかく、早く帰りたい。
ただ、自分の一物だけは元気な事に気付いた。
「…………」
死を間近に感じた時、人は生存本能から勝手に勃起するのだと言うが、うん、きっとそれだろう。
「そうに違いない、そうに違いない」
俺はそう言い聞かせながら車のエンジンを掛け直した。
イヴェクシャ出したいなー
=>でも健全にセックスしてるだけとかでも何か微妙だしなぁ
=>そうだ、ラージャンに襲わせて、返り討ちにさせてから玩具にしよう
=>でもラージャンの口に突っ込んだりするのは流石に危険過ぎるし、前後で出来る体型でもないし、複数に同時に襲わせるのは無理か
=>クシャルダオラの必要性が……消えた……
イヴェルカーナ
♂
ラージャンが襲ってきたので返り討ちにして、それから戯れに罰を与えていたら人間がやって来たので、調子に乗って尊厳を粉々に打ち砕いた後に殺しました。
ラージャンの死体は後々自衛隊が回収しに来るけど、主人公は何があったのか余り話そうとしませんでした。
イヴェクシャ
-
イヴェ♂攻 クシャ♀受
-
イヴェ♀攻 クシャ♂受
-
イヴェ♂攻 クシャ♂受
-
イヴェ♀攻 クシャ♀受
-
イヴェ♂受 クシャ♀攻
-
イヴェ♀受 クシャ♂攻
-
イヴェ♂受 クシャ♂攻
-
イヴェ♀受 クシャ♀攻