※この作品はR-18です。

トビカガチといっしょ   作:ムラムリ

6 / 10
全く別の場所のハナシになります


ゴシャハギと

「はっ、あんっ……いやっ、うん! あっ、やめっ、そこはっ、あんっ!」

 3mはあろうかという、熊のように大きい肉体。胴体こそ毛皮で覆われているが、その四肢はごつごつとした分厚い皮膚で出来ている。

 鬼のようなその顔も含めて、まるでナマハゲを体現したかのようなその全身。

 それは洞穴の中で、座りながら高校生くらいの少女を抱いていた。

 そのナマハゲの胸元の毛を掴み、噛み締めているその少女は、声を荒げながらも、拒絶するような言葉こそ時々吐きながらも、本質的に嫌がってはいない。

 ゆっくり、ゆっくりと腰を動かすそのナマハゲ。その両手には鋭い爪が生えているが、それが少女を傷つけてはいない。丁重に扱っている。

「ああっ、ああっ!」

 ぐりゅっ、ごりゅっ。

 体躯に相応な、人に似たその巨大な陰茎。160cm程度の細身の少女には大き過ぎる、長過ぎる。

 白い息を吐く、仮面のようなナマハゲの顔は意外にも表情が分かる。快感を抱きながらも、若干心配そうな目つきで胸元を掴む、嬌声を上げる少女を見つめていた。

 その両手が頭を、背中を包み込む。冬の山奥、全裸になっている少女の全身が外気に触れないように。

 そしてその大切にしたい感情と、今行っている行為への乖離がナマハゲを中々に絶頂へと届かせなかった。

 

*

 

 この世界にやって来てから初めて出会った人間は、元の世界で相見えた狩人などとは全く別の存在に見える程にか弱く、また死にかけていた。

 そう言う存在は、元の世界でも見かける事があった。体が小さかったり、弱かったりして親から捨てられた個体だ。

 ……この世界の人間と言うのは、元の世界の人間よりも盤石ではなかったのだろうか?

 そんな疑問を抱きながらも介抱してみれば、最初は怯えられたものの、手を出して来ないと分かればナマハゲ自身が驚く程に早く懐いた。

 多少元気を取り戻してからも、しかし親元に帰る気配はなく、また寝ている時は良くうなされている。

 こちらの世界に来て早々おかしな事になったものだと感じていたのも束の間、自らの体臭を気にし始めた少女を近頃見つけた温泉にでも連れて行ってやれば、その全裸になった少女の全身は痩せこけ、青痣などの傷で塗れていた。

 何があったのかは分からない。ただ、そこからは愛情というものを全く感じられなかった。 

 庇護しなければいけないと感じるようになったのは、そんなに妙な事ではない、だろう。

 

 他に人がやって来る事もあったが、そういう気配をナマハゲと同等以上に少女は敏感に感じ取っていた。

 その度に強く狼狽える少女を、人里に返そうとするのは流石に気が引けてしまい、そういう時は更に山の奥へ、奥へと隠れる事にしていた。

 それでもここまでやって来ないかと不安になる少女を抱えてやれば、少女もぎゅっと抱え返して来る。力加減を間違えてしまえば簡単に壊れてしまいそうなその少女が、この地の獣を屠って手や口を良く血塗れにしている自分に、元の世界では狩人を叩き潰した事もある自分に全幅の信頼を寄せている事には、様々な感情が沸いてくるものだった。

 けれど、その中でも愛着が湧いているのは確かな事で。ある日の事、同じように抱いていれば、久しく慰めていなかった自らの雄がムクムクと活気を持ち始めたのに、ナマハゲ自身が何をするよりも先に少女が気付いてしまった。

 そして、少女が次に取った行動がその雄を舐め始めた事なのに、ナマハゲはこれまで生きて来た中で最も驚いた。

 掴んで離さない少女に対して力で引き剥がす事も出来ず、今までにない快楽がナマハゲを襲い始める。

 そして童貞でもあったナマハゲが、妙に手慣れたそれに耐えられるはずもなく、程なくしてどぷっと吐き出してしまう。

 数多に吐き出されるそれを手で掬ってじゅるっと躊躇いもなく飲んだ少女の顔は、艶めいて光悦としていた。

 そこで快楽から落ち着いて来ていたナマハゲの顔は一気に文字通り、真っ赤になった。

 

 ナマハゲの純真な庇護欲としてはとても不都合な事に、少女は雄の匂いというものも敏感に感じ取れるようだった。

 溜まっていると分かられてしまえば、少女の方から誘って来るようになる。ナマハゲ自身にも躊躇いはあったが、力を込めたらすぐにでも壊れてしまいそうな少女を引き離すのも難しければ、また自分で慰めるのとは別格なその快楽を捨ててしまう程の決意も出来なかった。

 そして、そんな行為を何度かしていれば、皮肉な事に少女の方もより元気になっていく。

 温泉に入る時に見せるその素肌には、もう青痣など微塵も見当たらない。初めは痩せこけていた肉体も、今となってはたわわとしている。

 複雑な気持ちばかりが募っていく。

 二度目は出るというタイミングで、丁度には失敗したが、その口を充てがおうとした。三度目はそれに成功した。四度目はとうとう、先端だけでも自らの膣へと充てがい始めた。

 段々と溌剌と、そして積極的になっていく少女を、その三度目までは罪悪感がありながらも、欲望に負けて止めなかった。けれどその四度目、何をしようとしているのかを分かった時には流石に止めようとした。

 こちらの世界に来てから、自らの肉体も小さくなり、氷の刃を纏う能力も落ち着いたものになってしまったとは言え、ナマハゲの肉体はこちらの世界のアオアシラのような捕食者よりも大きい。

 入る訳がないだろう!

 だが、元々止めようとする気が消極的だったのも災いして、気付いた時には少女はナマハゲのごわごわとした体毛をしっかりと掴んで離さなかった。その先端は少女の膣の中へと、少女の自重も相まってずぷ、と入っていた。

「ああ゛んっ!」

 悲鳴混じりのその声。でも、その顔が次に狼狽えるナマハゲを見上げた時には、今までとは違う、懇願するような顔をしていた。

 悲痛さも伴うようなその顔。

 ナマハゲはこの少女が何をされてきたのか直感して、気付けば強く抱き締めてしまっていた。

 

*

 

 気付けば自分の雄がこんな少女に好きにさせられている。

 ナマハゲが既に子を為した事があったならば、少女に対して怒りを向けて殺す、まではいかなくとも拒絶していただろう。

 だが、そうではなかった。雄としての何にも勝るような、初めての快楽を捨てる事は出来なかった。

 その少女の肉付きの良くなったその肉体は、ナマハゲが多少力を込めても耐えられそうな程になっていた。

 だが、そんな事は出来るはずもない。

 これは、少女にとって快楽の為の行為でもあるだろうが、それ以上の目的を持った行為でもあった。

 ずに……ぐぬ……。

「はーっ、すーっ……ふぅーーーっ」

 少女は声を上げながらも、その桁違いな雄を少しずつ、少しずつ飲み込んでいく。

 そんな痛気な様子に、けれどどうしてかナマハゲは少しばかりの興奮を覚えてしまう。少女の中で怒張するその雄。

「あひんっ!」

 思わずナマハゲは少女を引き抜こうとするが、それでも少女はナマハゲを掴んで離さない。

 せめて別な事を考えて落ち着こうとも思ったが、多分この少女は自分が精を吐き出すまでずっとこのままだろう、とも思う。

 もう、やりきるしかないのだ。

 ナマハゲは、そうして少女を強く抱いた。

 

 純真な庇護欲とは程遠い場所にある行為に罪悪感を抱きながらも、ナマハゲは行為を続ける。

 時間を掛けて少女の最奥まで届いたその雄が、少女の中をゆっくりと、極力丁寧に行き来する。

 いつもよりもとても静かで、しかし何よりも激しいその行為。ナマハゲの胸元で必死なばかりの呼吸を続けていた少女は、時が経つに連れてそれでも慣れて来たのか、嬌声を上げ始めた。

 それに釣られて、ナマハゲも行為を段々と激しくする。勿論、壊さないように最大限気をつけながらも、今までに体感したことのない、雌に包まれての行為は興奮を加速させていく。

 顔が、腕が、それに伴って赤く染まっていく。抱えた少女に向けられて吐かれる息は、氷の刃を生成する時とは真逆にとても熱い。

 たら、たらりと雄を液体が垂れ始めた。

 それは行為の終わりが近い事を示している。

 ナマハゲは少女の体をもう少しだけ強く抱き締めた。痛みを訴えるような声はしなかった事を確認してから、ナマハゲは息を止めた。

 ずむ、ずむ。

「あっ、はぁっ! はひぃっ!!」

 ごり、ごりゅ!

「ひゃあ! ああんっっ!!」

 ずむぅ。

 そして、より一層強く抱き締める。しがみつく。

 込み上げる熱に全てを任せた。

「あ、あ、ああああああああんんんんっっっっ!!!!」

「グゴオオオオオオッッッッ!!!!」

 ナマハゲの咆哮は、洞穴の中に居ながらも山全体に響き渡る程で。

 今までの何よりも勢い良く吐き出されたその精は、密着していた少女とナマハゲを押し離す程だった。

 けれど、出来る限りに流し込みたい、受け止めたいという思いで必死にそれぞれは留まり続ける。

 どぷ、どぷりとそれでも溢れ出して来る精は、あっという間に雄から股間、地面までをも白く染め上げて湯気を湛え始めた。

 

 どれだけの時間、そうして固まっていた事だろうか。

 流れ出した精が外気の冷たさに耐えられなくなった頃、ナマハゲは強く抱いていた少女をゆっくりと地面に下ろした。

 大きく拡げられたその少女の膣。がくがくと震え続けるその下半身。深呼吸を繰り返しながら横たわるその少女の顔は、けれど何か憑き物が落ちたかのようにすっきりとしていた。

 壊さずに済んだようだ。そう、内心ほっとする。

 しかし、そんな少女を、ナマハゲは再び手に取り背に乗せた。

 濃厚な雄の臭いで充満したこの洞穴で寝るのは何だか憚られたし、また、このまま少女を寝かせてしまえば凍死してしまいそうでもあった。

 それに……こんな後に浸かる温泉はとても心地良いだろう。

 何よりも上機嫌になりながら、顔を青く戻したナマハゲは洞穴をのしのしと出て行った。




牙獣種の中ではゴシャハギが一番好きですね!!!!
気絶した狩人に対しては両腕に刃を生成して、その先端を気絶している狩人の両肩にそっと置いてから、狩人が目を覚ました瞬間に交差させてごりゅっと首を刎ね飛ばして欲しい。

あ、ちょっと設定:
少女:
まあ、性的暴行を身近な人から受けていたという設定です。
高校生くらい。
ゴシャハギの庇護の下で食べているのは、木の実とかから、ルイベやらの一度凍らせた肉。そこあたりには知識があったという事で。

ゴシャハギ:
人間で言うと20~30代。童貞。純粋。
結構強い。多分、下手な猟師の銃は普通に氷の刃で受け止めたり出来る。

ゴシャハギの好きな芋煮

  • 醤油・牛肉
  • 醤油・豚肉
  • 味噌・牛肉
  • 味噌・豚肉
  • カレー
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