※この作品はR-18です。

FGO サーヴァント・NTR・サマーキャンプ   作:名無犬

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大変お待たせして申し訳ありません。
前投稿直後から私生活がメチャクチャ忙しくてようやくのお届けとなります。


異変の始まり(???)

 カルデア一行は、特異点最後の日を楽しんでいた。

 その頃、森の中ではクロエと美遊が陵辱されているなどとは露知らぬ彼らを責めるのは酷というものであろうが、あまりに対照的なその光景をどちらも目の当たりにしたなら、常人であれば痛ましい少女たちの姿に涙し、気づかぬ彼らに怒りを覚えても不思議ではない。

 だが、彼らを観測する存在は、その不幸を際立たせる楽しげな光景にほくそ笑んだ。

 この蓬莱山は死の蒐集を四桁に達する年数行い続けたことで、記録の集積所としての側面を得ている。捕えた少女二人にこの光景を見せつけてやれば、彼女たちはどれほどの絶望に苛まれるのだろうか。実に、実に楽しみであった。

 イリヤとアビゲイルが湖で戯れ、時にふたりしてひっくり返ってびっくりとしながらも、かたや快活に、かたやほのかに笑っている。

 マスターたる藤丸立夏がその光景を畔でマシュ・キリエライトと並んで座りながら穏やかに見守っている。

 コテージの中では巴御前と紫式部が、二人して夜明け前からのげぇむに興じている。

 シグルドとブリュンヒルデは仲睦まじく釣りを楽しんでおり、離れたところからヴァルキリーの三姉妹がぐぬぬと唸りながらそれを見つめている。

 視線を別に向ければ、一人ではあるがどこかウキウキとしたエミヤが、スポーツフィッシングばりのキャストを決めている。

 それぞれがそれぞれに夏を満喫するする姿。惰眠を貪る虞美人の姿はまあともかくも、彼らは実に幸せそうな光景で―――

 

「ひぎぃっ♡」

 

 つい、余りにも妬ましくて腰に力が入ってしまった。

 その存在は、影法師のような闇色のモヤに覆われて、人型ということ以外判然としないが、クロエと美遊をレイプし尽くしている暗闇と同じく、陰茎だけはしっかりとした実態を持っていた。

 もっとも、その刀身も今は全体を拝むことはできない。何故ならば、その刀身もまた、暗闇と同じく女性の膣鞘に納刀されていたからだ。

 

「んぎっ♡ひぐぅ♡おごぉっ♡うぐ♡おほぉっ♡」

 

 その女性は、本来であれば陰鬱ではあるがある程度整った容姿を、今は快楽に蕩かせて剛直の抜き差しを受けていた。病的とも言える痩せた裸身はおよそ起伏というものに乏しく、スタイルだけならクロエたちの方が女性的でさえあるが、その股間には手入れこそおろそかではあるものの陰毛が生え揃っており、身体的には成熟した女性であることが分かる。

 組伏せられながらピストンをぶち込まれる。その者の姿をカルデア一行が、特に虞美人が見たのなら、驚くか憤慨するかだろう。

 

「っ♡んぎょっ♡はぎゅっ♡ひあぁ♡んほお♡お゛っ♡」

 

 今まさに犯されているその女の名は――徐福という。

 この特異点の元凶にして、カルデアに打倒されたはずの彼女は、彼女が打倒された場所で、裸に剥かれて押しつぶされるように犯されていた。

 何故、消えたはずの徐福がこうして謎の存在に組敷かれているのか。なぜ犯され続けているのか。それ以前に、どうして現界しているのか。

 カルデア一行が現状を知れば疑問で埋め尽くされるだろう。

 その答えは、腰を振りたくって手ずから徐福を陵辱している存在が、彼女の崩壊した霊基の記録を素に再構成したからだ。

 そして何故陵辱しているのか。それは存在を構成するものの中に、徐福に対し並々ならぬ恨みを持つものと、敬愛してやまぬ者が同居しているからだ。

 方や、かつて子孫を残すべく彼女が伴侶とした男の想念。方や、彼女の実験を引き継いだ者たちが死の蒐集のために引き入れそして没したかつての外様の魔術師の無念と死を蒐集する仮面から漏れ出た邪念、それらが習合した怨念。

 彼女を想うものと彼女を呪うものが渾然として表出した結果、再構成した「徐福」は意識総体がはっきりするよりも前にその剛直に貫かれた。

 何の為に再構成されたのか。それは、この特異点を存続させるため、陰陽の片割れの保全が急務であったからだ。

 陰陽は二元なくば定められず、両儀が崩れれば太極たらず四象は生じ得ず無に帰する。それを抑えるため、この特異点の核たる「徐福」は再構成されたのだ。最も、これは元々ここに現界した徐福の模倣品に過ぎず、本来であれば投影魔術で作り出した物品のごとく、その存在は維持できるものではない。それを可能としたのは、この場所と、この陵辱。

 蓬莱山という、彼女の悲願を二千と二百年に及んで包括した霊地と、陵辱によって注がれる聖杯の魔力を帯びた精液。それら魔術的要素が、彼女という存在を繋ぎ止めた。

 

「ひぁっ♡なんで、あなたの♡姿で♡ こんなことされてぇ♡ んんっ♡ ぐっ様♡ ぐっ様たしゅけてぇ♡ その姿で子づくりやめてぇ♡」

 

 徐福を組敷く存在の姿が、彼女にはかつての伴侶に見えていた。今の自分が徐福の再現体に過ぎないことは分かっている。そして再現体が故に、徐福と彼との間にあったのは大願成就のための血の継承という、ビジネスライクな営みだったことも記録としては認識している。

 しかし、徐福という女は冷徹にはなれれど冷血にはなれない性質を持っていた。継承した者たちはともかく、彼女自身は建前こそあれ他者の犠牲を許容しなかったように。そしてその優しき性質故に、死による虞美人の救済に文字通り全てをかけたのだ。そして、幾度かあった彼との営みの中で、伴侶への情も確かに湧き上がっていたのだ。彼は、少なくとも行為の間は優しかった。ともに虞美人と面を通した彼は、徐福の虞美人への想いを少なくとも表面的には理解していたからだ。

 その彼の姿で、彼のものとは一線を画す大きさの陰茎で、徐福は抵抗らしい抵抗もできず組敷かれ、犯される。注ぎ込まれる精液の濃密な魔力に酔わされ、意志とは無関係に発情した身体は、喜んでそれを受け入れてしまう。それが、あまりにも悲しかった。

 

(やだよぉ……なんでだよぉ……ぐっ様を救えず、あの人のカタチをしただけの何かに好き勝手されて、どうしてこうなるんだよぉ……)

 

 みちみちと自分の膣内を埋める肉の棒が、いつかのあの人と同じ動きで、しかし違う大きさで本来覚えていたカタチを掘削していく。削られるたびに、覚えていたはずの「抱かれた記憶」が削られていく。精を吐き出されるたび、かつて感じた「抱かれる気持ちよさ」が吐き出されていく。ひと突きごとに、徐福の中での女の喜びが泡沫のように消え、メスの快楽が湧き上がる。

 

(地獄の責苦を受ける覚悟はあった……でもこんな、あの人のこともぐっ様のことも快楽に押しつぶすようなまぐわい、やめろよぉ……)

 

 ただ陵辱されるだけなら、徐福は耐えられた。不死を殺すべく人形を用いて多くの死を蒐集する中で、責苦をもまた集積した彼女は、その冒涜的な作業がいずれ自分に降りかかることは覚悟していた。

 しかし彼女が蒐集し集積した中で生み出してきた苦痛は、肉体的なそれが主であり、精神を嬲るような苛みでは無い。当たり前なことであるが、彼女は不死者を滅する方法を編み出したかっただけで、その心を砕いて抜け殻にしようなどとは露ほども考えていなかったからだ。

 ましてや、曲がりなりにも子を成した相手との、禍つ中に多少なりともあった女の幸せを奪い取るようなそんな責めは、本質的に優しい彼女には発想の埒外。

 

「やめっ♡ 忘れちゃうかりゃ♡ 彼の形、忘れりゅ♡ あの人の姿で、あの人の匂いで♡ あの人とは違う魔羅で突かないで♡ んおっ♡おっ♡おっ♡ にゃんでこんなにきもひっ、のぉっ♡」

 

 与えられる悦は記録されていたかつてのそれとは違いすぎて、それ故に等しく見えている彼の姿が、叩き込まれる彼の性臭が、より際立って感じられてしまう。翻って、それらが塗りつぶされていく恐怖さえも、より際立つ。

 『徐福』が密かに大切に思っていたものが征服されて行く。彼女はこの場の大源たる存在であるが故か、感応とも言える効果で聖杯由来の魔力から与えられる催淫をより強く受けていた。クロエと美遊が今まさに受けている催淫効果を数倍高めたに等しいそれに加えて、既にその膣内には何度かの射精さえ受けている。それでいて意識を手放していないことは、称賛に値するだろう。

 だが、それも時間の問題であった。淫毒は彼女を確実に蝕み、内向的ではあるが気丈なその精神を秒毎に侵食していく。

 

「くひっ♡ やらっ♡ まら飛ぶっ♡ もっ、耐えられな♡」

 

 そしてとうとう限界を迎えようとする彼女を、誰が責められようか。少女二人に倍する以上の時間を快楽によって嬲られ続け、悲願を叶えるべく死の蒐集に明け暮れた倦んだ日々の中で仄かにあった幸福さえ形骸に踏みにじられながら、それでも湧き上がる不可解な情欲に抗い続けた。すべては、自分が屈したそのときこそ、この特異点がこの存在の支配下に置かれてしまうことを本能的に察したが故。

 

「あぁ…♡ ぐっ様ぁ♡ ■■…♡ ごめんなさぃぃ♡ こんにゃ♡ こんにゃのにきもちよしゅぎ♡ お、おちっ♡堕ちるぅ♡ もっ、げんか♡ んへっ♡ んぎゅぅぅぅ!♡ んおっ♡んおおっ♡ やべてぇ!♡ 懺悔まで奪わないれえええ!♡」

 

 自分の中にふつふつと湧き上がる弱音を、懺悔の形にして吐き出すことでせめてもの抗いを徐福は試みるが、その抵抗を嘲笑うかのように、想念と怨念の集合体は不定形にも見える腰の動きを突如激化させる。

 謝罪など、懺悔など、我等を使い潰した貴様には許さぬと。

 怨念は彼女を恨むがゆえに快楽しか与えず、想念が持つ彼女への執着があくまで陵辱に留めている。かつて己が受けた責苦への報復。かつて寝所を共にした幸福を再現しそれを奪い去る。怨念は相反する想念を包括することで、鏡面として概念的な相克を生み、その対極が期せずしてこの場の両儀をより強固となす。

 結果、要たる徐福へと与えられる悦楽は感応ともいえる効果により彼女を「この場」へと結びつけるためにより強烈なものとなって、すでになけなしの徐福の精神をガリガリと削っていく。

 激化したピストンとともに増幅された快感が乗算で襲いかかり、クロエと美遊同様頭を振り乱しながら許しを乞うが、その相手はそんな彼女に頓着するような存在ではない。

 彼女を許さず、彼女を離さない。

 かつての再現として性交に及び、かつての報復としてその思い出ごと嬲り尽くす。そのまま身を八つ裂きにしたいほどの恨みを、そのまませめても快楽の範疇に落とし込む。

 もしここにあるのが怨念だけならば、既に徐福は霊核と脳髄だけの存在に成り果て、ただ特異点を維持するだけの装置にさせられながら、神経を介してあらゆる痛苦を味わい続けていただろう。

 しかし、ここで彼女を想うもの、慕うものの念までも含まれてしまったことで、直接的に彼女を弑することに制限がかかった。それらは、徐福が徐福であったが故に、その後の二千年を経た、経ることの出来てしまった子孫たちの中でも、とりわけ先祖への敬意が高い、いわば妄執とも言える存在たち。多くは諦め、この蓬莱山を去り只人となっていった中、それを良しとせず彼女の理想を追いかけた者たち。それらの妄執が、かつて徐福の伴侶となった者の想念を核として統合され、怨念に融合した結果、両者は共に「徐福をこの場の要として再構成し、特異点を維持する」という大目的は共有した。しかし、復讐と敬慕の相反から、かたやかつての幸福を徐福に注ぎつつ存在を安定させる方法として性交を選択し、かたやそれをただの睦み合いで終わらせず絶望に染めるために快楽責めを選択した。

 存在が生まれたとき、想念の力が拮抗で終わらず、上回っていれば、最早この特異点を徐福が継続させることを望んでいないことを記録から読み取り、彼女を解き放っていただろう。しかし、それは叶わず、想念たる部分さえ融合した怨念に引っ張られるような形で「カルデア」への敵愾心を生み出してしまった今、統合された存在の目的意識は合致を見せてしまった。即ち、対象こそ違えど己が存在の意義は「復讐」であると。

 自らを使い潰した実験の大源である徐福への復讐。蓬莱山の宿願を砕いたカルデアへの復讐。結実を目の前にして、全てが否定された。我を、我々を使い潰しておいて、そんなことは許せない。我らが心血や魂全てを費やした企図を砕くなど許せない。否定はここに。カルデアという形を伴って。ならばそれを破却することこそ我が使命。

 徐福へ復讐を。否、徐福の宿願を砕いた者共へ復讐を。否、徐福へと報復を。否否、彼女を保全する。否否、彼女を誅戮する。否否、誅すべきはカルデア。我らの悲願を、我らの悲嘆を、すべてを無にした観測者気取りに絶望を。是、是、是是是是。ならば如何に。まずは保全を。特異点を保持に必要な要素を検索。核の不在を認識。成り変われるか。否定。故に『徐福』の記録を走査。成功。再構成。可能。但し影法師。徐福の保全に必要な要素を精査。我々とつながる魔力資源の利用を提案。提案を承諾。方式を探査。徐福に苦しみを。徐福に安らぎを。背反によるエラー。両者を叶え得る方式を再検索。解。精による供給を提言。諾、過剰な快楽による実験例を確認。諾、性交時に彼女が安らいでいた記録を確認。これより実行に移行。記録を基に『徐福』の再構成。魔力資源の励起に成功。構成開始。おお、これが徐福。我らの恨みの根源。おお、これが徐福。我らが宿願の祖。再構成を確認。これより保全実験に移行する。

 そして存在は、再構成された徐福を即座に組伏せ服を霧散させ、そして服と同じようには消すことがなぜかできなかったぐっ様人形をせめてもと弾き飛ばし、彼女が彼女として自覚するより先に猛る陰茎をおまんこにブチ込んだ。

 それから数時間もの間ずっと、特異点の核たる彼女の権能でもある『サーヴァントへの限定的な催眠効果』を応用して催淫作用を持たせた精を注がれながらおまんこを穿られ続けた。自我は挿入直後の滴りから得られた濃密な魔力で即座に取り戻し、はじめの一刻ほどは状況に暴れに暴れもしたが、再現体に過ぎない彼女のサーヴァントとしての霊基出力は、元々さほど高くなかった先の現界に比しても脆弱で、抗いが身体的なものを伴わなくなるまでに時間はかからなかった。

 それでも精神だけは、と維持してきた気勢も今は風前の灯。形骸であることは分かっているが、ずちゅずちゅと自分を責める影の姿が彼女にはかつての番の姿に誤認させられ、当時抱いていた幾ばくかの温かさが、その姿で蹂躙されていくこの数時間は永遠のようにさえ感じた。性感はすっかりかつて以上に開発され、女という属性を恨むほどにどうしようもなく気持ちいい。快感は既にキャパオーバーを起こして苦痛の域のはずなのに、身体の奥は疼き続ける。

 

 保全の成功を確認。対象:徐福に対し精による責苦と快楽の両立を確認。催眠効果の有効性を確認。脳内物質を精査。抵抗の速やかな鈍化を認識。カルデアの無力化に転用可能か。是。女という属性に対し性的な快楽による蹂躙は極めて有効。カルデアのサーヴァントを捜査。成功。年齢的な成熟を伴わない個体を二体発見。捕獲へ移行。成功。これより、追証実験を開始。追証成功の場合、方針を決定する。是。徐福への供給も引き続き行う。是。彼女を苦しめよ。是。彼女に安らぎを。

 

 徐福で得たその成果が、その数十分後から今にかけて、彼女の預かり知らぬ間にとある少女二人を実験体として悪用されていることなど彼女は知らない。

 しかし、結末は同じだった。

 

「ひゃめぇ♡ もっ、駄目だってばぁ♡ トぶっ♡トぶぅっ♡ わらひがわらひじゃなくなりゅ♡ こんにゃ♡わらひを屈服させるようなまぐわい♡ あいつはしてくれなかったぁ♡ 覚えちゃった♡あひ♡ 脳みそ溶けるぅ♡」

 

 その細い足を百八十度近く開脚させられ、黒い茂みの中にある渓谷の中にある洞の最奥をガシガシと穿たれる。

 雌を屈服させることしか考えていない乱暴極まるピストンを、熟れに熟れた肉体がすべて快楽として受け止める。

 露わになっている方のみならず、前髪に隠れた目の奥にさえハートマークを浮かべたような蕩け顔に、彼女を組敷く存在は、別の場所でそれと同じ表情を浮かべながら無力化させられた少女サーヴァント達を観測し、徐福以外には人型の闇としか映らぬ不定形な身に三日月を点した。

 クロエ・フォン・アインツベルン及び美遊・エーデルフェルトの両名、並びに徐福の計三名の雌に対し、快楽による無力化実験の成功。怨念たる部分はそう結論づけ、最後の仕上げに取り掛かる。

 徐福への奉仕および魔力供給は成功、並行し彼女の企図を砕いたカルデアへの報復に同様の試験での成果を確認。想念たる部分はそう確認し、最後の伺候に勤しむ。

 すなわち、蹂躙するほどの恨みと、熱烈なまでの想いを込めたラストスパートである。

 

ずぱんっ!ずぱんっ!ずぱんっ!

「かひゅっ!?♡ んほっ♡んおおっ!?♡ しょんにゃ!♡めちゃくちゃにすりゅにゃぁ!♡ しらないっ、しらないぃ!♡ こんなの嘘だぁ!♡」

 

 膣奥を抉りこむように突き入れられて、徐福が悲鳴を上げる。力士が四股を踏むときのように高々と片足を上げられた大開脚の姿勢では、身をよじって快楽を逃がすこともできない。立ったままの松葉崩しとでも称すべき体位で、満遍なくおまんこをこすり上げるおちんぽ総仕上げ。半開きになった口からは、収納さえ難しくなった舌が垂れたまま、ピストンに合わせてふるふると揺れる。

 媚毒に侵されきった身体の感度は、風が吹けば感じてしまうレベルに達し、ポルチオをいじめられる度にイキ潮が撒かれた。

 せめてもと、かつての伴侶を忘れまいと丹田に力を込めて荒波を耐えようとしても、それにより膣壁は陵辱ちんぽをがっしりと締め付けてしまい、高々と上げられたつま先をピンと伸ばしてキメる止まらぬアクメが、徐福をより深みへと沈めていく。

 腰が砕け、足の拘束が緩み、彼女の身体が重力に従って落下する。咄嗟に四肢をついて激突を免れたのは生物としての本能ゆえだったが、それが非常にまずかった。

 

バスンッ

「〜〜〜〜っっっっ♡♡♡♡」

 

 腰をがっしりと押さえつけられたと思うが早いか、最奥に爆裂するかのような刺激が一刺し。犯されはじめに散々教え込まれた体位である後背位。しかも立ちバックとは質の異なる鵯越えでの強烈な一撃に、徐福の喉から声にならぬ嬌哉が放たれる。

 

ずっちゅ!ずっちゅ!ずっちゅ!ずっちゅ!

「〜〜っ!♡ おぎゅっ♡あぎいっ♡やべっ、やべろぉっ!♡ もうわがったかりゃ♡ このまりゃがしゅごいのわぎゃったかりゃあああ!♡♡ こんにゃたいせーでしゅるにゃあぁ!♡♡ んほっ♡んおおっ♡ きえりゅ♡ なにもきゃもきえりゅよほおおおおお!♡♡」

 

 獣が雌の所有権を叩き込むセックスなど、徐福は知らない。義務や責務上の血の継承という、いわば儀礼的に行ったかつての性交とはいえ、曲がりなりにも彼女の経験したそれは人と人との営みであった。

 だが、この特異点の支配者となりつつある存在から与えられる、ただただ彼女を征服するためだけの獣の営みは、それとは次元を異にしていた。

 わずかの抵抗も許さぬと抑え込み、既に男を知っていた雌穴を、それを凌駕する雄の怒張によって思い出ごと膣癖を削る蹂躙ピストン。あへあへとイキ潮を撒き散らし、許しを乞うても止まらず、先走る汁と迸る愛液で陰毛がてらつくほどに股ぐらをびしょびしょにされ、それを潤滑剤にしてよりスムーズにポルチオを穿つ。

 消え往く記憶の中の伴侶の顔と比例するように、徐福に見えていたはずの闇の仮初も削ぎ落ち、もはや彼女は自分が何とまぐわっているのかさえ覚束ない。

 

どびゅぅぅぅぅぅ♡

「んほぉおぉおぉ!♡ あぎゅっ♡あちゅいの出てりゅぅぅ!♡」

 

 そして蹂躙者は最早遠慮もいらぬと、彼女の最奥に幾度めかもわからぬ精を放つ。濃厚な魔力を宿したそれが、霊核に染み入るかのような熱さを伴って膣内を子宮まで満たし、収まりきらぬ分が「ぶぴっ」という下品なおまん屁と共にまんこから溢れ出た。

 

 だが―――

ぐっちょぐっちょぐっちょぐっちょ!

「んひおおおおおおおお!?♡ やっ、それやべでえええ!♡ もうどろどりょにゃんだっ♡ わらひじゅっといっへる!♡ いっへるかりゃああ!♡ ごべんなざいいいい!♡♡ もっ、あにょ人のこともわしゅれるかりゃ!♡ ゆるひてええええええ!♡♡お゛んっ♡お゛んっ♡ おぼれりゅ♡ しきゅーおちりゅぅうぅぅ!♡♡」

 

 これは彼女を堕とし切るための最後の仕上げ。クロエと美遊という被験体から得た経験を存分に活かした、イキ地獄を与えるべく精を放ちながらの鬼ピストンは、その快楽信号を寸分の損失なく徐福の脳髄へ叩き込む。

 

「んぎっ♡んぎっ♡しにゅぅ♡ わらひ、もう無理ぃ♡ まぐわうことしか考えられなくなりゅぅ♡ んほおおおおおん♡ ぐっしゃま、ぐっしゃまぁ♡♡ ごべんなしゃぃぃぃ♡」

 

 それを受けた彼女は最早快楽のみに染まった脳の最後の機能を振り絞るかのように、遠くへ放られたぐっ様人形へと手を伸ばす。

 それはさながら、地に落ちたカンダタが蜘蛛の糸を求めるが如く。最後の拠り所を手繰り寄せるかのような必死さで。

 そしてそれが文字通り、最後の抵抗だった。

 

「んんんんぅっ♡ ふぁっ!?♡ にゃにぉぉ?♡」

 

 暗闇が触手のように一部を伸ばし、彼女が手を伸ばす先のその人形を掴み取る。

 手繰り寄せようとする徐福を責め立てたまま、彼女の手がぎりぎり届かない位置で人形を固定する。

 まるで、虞美人の代理たるそれが彼女を見下ろしているような、そんな位置で。

 

「んぎゅっ!?♡ や、やらっ♡ みせりゅなぁ♡♡ あひんっ♡ こんにゃ♡しゅがた♡♡ ぐっしゃまにみしぇないれ♡♡おほぉっ♡ みにゃいで♡ぐっしゃまみにゃいれぇ♡♡」

 

 汗やら涙やらよだれやら鼻水やら、ありとあらゆる穴から液体を垂れ流し、雄と雌の淫臭に塗れ、今もなお背後から膣奥を穿たれては淫蕩に堕しきった自分を、愛玩品とはいえ彼女にとってはこの地上でもっとも美しい存在を象ったモノの眼前に晒され、徐福は哭いた。

 もっとも、哭こうとも慟こうとも、責苦の与え手には詮無き事。徐福の涙を甘露とし、感情の発露をこそ喜びだと捉える二律は、背反の相を歪んだままに両儀へと変えていく。

 

「あっ♡あっ♡あっ♡もっ、らめ♡とまんな♡ じゅっとビクビクとまりゃなぁぁぁぁ♡ ぐっしゃま♡ぐっしゃまぁん♡ ゆるひて♡ も、たしゅけ♡ ぬいてへえええ♡あへっ♡おひぃぃぃ!♡」

 

 手を伸ばせども、その手は虚空を掴むばかり。声を上げども、その声は喘ぎと消えるばかり。焦点さえ覚束ない視界の中で揺れる敬愛する者の形代に、淫らに浸りきった痴態を余すところなく見せつけるその行為は、風前の灯をこれでもかと揺らす。

 そして、そのときは訪れた。

 

「はきゅっ♡ぐりぐりやめへ♡ いっそころひて♡んおっ♡ ぐっしゃま♡ぐっしゃま♡たしゅけて♡ぐっしゃまああぁ♡」

 

 もがくように手が伸びる。届かなくても、彼女には縋れるものがもうそれしかない。

 その姿を見て、影は三日月の弧をより鋭角にした。そして―――

 

「あへっ♡あへっ♡く、くりゅ♡おっきいの、くりゅぅ♡ ひぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!♡♡♡」

 

 その動きをこれまでで最大のものにして、彼女の最奥を容赦なく突き上げた。

 それすら喜びとして甘受するようになった徐福の身体は、それによってたやすくアクメに追いやられる。

 これまでと同じ動きで、しかし桁違いの深イキに焼き切れるほどの快楽が脳髄を襲う。

 

「んぎぃぃぃ!♡ とまんにゃい♡ とまんにゃいよほおおおおおん♡♡ あ、あ、ああああああ!♡ ぐっ、しゃ♡ ぐっしゃまああああ!♡」

 

 硬直するようにピンと伸びた腕が、僅かに届かなかった距離を埋める。爆発的な快楽の本流の中、掴み取った藁に触れた指先が感覚を取り戻す。紛い物とはいえ、この世で最も美しき存在に触れて、その確かな感触が除福をなんとか再びつなぎとめようとし―――

 

ザシュッ……

「ぐっしゃみゃ……ふぇ?」

 

 その存在が、目の前で八つ裂きにされた。

 時が止まる。音と共にすべての快楽が途切れる。形骸でしかないが、形骸をなすがゆえに彼女にとっての拠り所と化していた最愛の形代を、目の前で砕かれて、徐福のありとあらゆる機能が停止した。

 影は笑う。これが結実だと。徐福への呪いと敬愛を矛盾螺旋として内包した存在が笑う。

 これは誅伐だと。我らを使い潰した根本への復讐の一つだと。

 これは解放だと。彼女を救うことに縛られた徐福への報恩の一つだと。

 相反した思いは、しかし一つの行為として対立した目的を果たす。徐福への怨を返すこと、徐福への恩を返すこと。それは彼女の最も愛し、そして彼女が最も殺したかった存在を破壊することで、奇しくも叶えられた。

 しかし、それは同時に、決定的なまでの彼女の終わりも意味していた。

 

「うそ……うそだぁ……ぐっさま……ぐっさまぁ……徐福は、徐福はこんなに、こんなに頑張ったのにぃ……嘘だぁ……」

 

 感情の抜け落ちた顔で、呆然とつぶやく彼女は、虞美人人形の成れの果てを前に一時的に全てを忘れた。ただし、それは彼女が呆けているだけで、無くなったわけでも、ましてや終わったわけでもない。

 

「ぐっさ(ドッチュン!)……………………かひゅっ?♡」

 

 彼女を再起動させたのは、彼女が呆けているその最中も変わらず動き続けていた剛直。一つの目的を終えた猛りからか、更に硬度を増し、カリの大きさもさらに増大したそれが、彼女のポルチオを貫いた感触だった。

 

パァン!パァン!パァン!パァン!

「おほおおおおおおおおおおおおん!♡♡」

 

 猛然と襲いかかるピストンが、絶望に停止した除福を強引に再起動させた。空白となった思考をちんぽで埋め尽くす快楽が彼女を覆い尽くす。打ち据えられる度に、肉付きがいいとは言えない尻から音高く鳴る破裂音は、まるで彼女の陥落へのカウントダウンのようにさえ聞こえた。

 

「ああああ!♡ も、なにもわかんにゃいぃ!♡♡ あは、あははは♡ ぐっしゃまも救えない!♡ こんにゃいにゅみたいにおかしゃれて♡ しょせんわらひはなにもなしぇましぇんれしたぁ!♡♡ ごめんらさいぐっしゃま!♡ んあっ♡ 徐福は、徐福は負けましゅ♡ マシュちゃんごめん♡ れもきっと、きっとあなたたちもこうなるから!♡ この特異点は、もう……♡♡」

 

 そして、ついに彼女は堕ちた。

 完膚なきまでに寄る辺を叩き壊されて、その脳髄を快楽という手段で浸されて、主導権を放棄した。

 その瞬間に、それは起こった。

 彼女を責め立てる靄のような存在が、彼女へと移っていく。彼女を取り込むように、彼女を包み込むように。除福を侵略し、徐福に回帰するように。

 もはや矯正を上げるのみとなった徐福は、それを容易に受け入れる。元より抵抗の術などなく、彼女という存在が、怨念と想念によってグスグズに溶かされていく。

 

 ややあって、暗闇の中、一人の女の矯正が鳴り止んだ頃には、徐福は笑っていた。

 その笑みは、先刻まで彼女を責め立てていた存在の浮かべていた三日月を、そのまま貼り付けたようだった。




次回は巴御前かなぁ
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