※この作品はR-18です。

『R18二次創作』闇夜の蛍   作:天上夢月

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鬼月葵の床入【ラブラブH・初体験】

 冬の星月夜(ほしづくよ)

 外は白い吐息が出る程の寒さだが、とある屋敷の一画は別世界のように温かい。

 霊術によって外的から隔絶された空間は春のような心地よさだった。

 そこに布団の上で向き合っているのは一組の男女。

 微かな明かりで難しい顔の男を女は愛おしそうに見つめている。

 二人は夫婦(めおと)で今宵は初夜。

 契りを果たすまで交じ合うことをしなかった男女の営み。それを今こそ成す。

 だと言うのに、男は変わらず顰め面。

 緊張しているわけではない。そういった行為は、妻である鬼月葵にとって腸が煮えくり返る事実だが、男は慣れていた。

 男は波乱万丈な人生を歩んでおり、権謀術数の魔境、魑魅魍魎の蟲毒、何により厄介な女たちに巻き込まれながら血を流してきた。

 男にとって、妻となった葵も厄介な女の一人である。

 過去形にはしない。現在進行中で厄介な存在なのは変わらないからだ。

 しかし、嫌ってはいない。本当に彼が相手を嫌っているならば、感情は表に出さず、逃げる算段を考えていたことだろう。可能であるかどうかは別にして。

 多くの女に汚され、弄ばれ、時には尊厳を踏みつぶされた。

 同時に恋をされ、愛され、求められた。

 そんな彼が最後に自分から葵を選んでくれたと思えば、彼女の溜飲も下がるというもの。

 では、何故男が難しい顔を浮かべているかというと、葵がいつになく大人しいから怪訝していたのだ。

 

 床入りする際、「どうせ襲われるだろうなー」と諦観していた。

 

 彼がそう想像するのは仕方ない。これまで色んな女に無理矢理に襲われたからだ

 大丈夫だろうと安心していた相手にも裏切られた。

 それが一度、二度続けば警戒も深まる。

 傍から見ても危険な相手には逃げ切れた彼だが、安全圏だと思っていた人間に拉致、監禁、強姦の三連続を幾度なくお見舞いされた。

 何故このような事態になったのか、彼は未だ理解していない。

 気づけば男女問わず自分は色んな相手に目を付けられ、その中で心許せる相手で可愛げを見つけたのが葵だった。

 身分の差や様々な障害があったが、苦難の末なんとか夫婦になった。

 とはいえ、彼女が好いた男を他の女たち同様、監禁強姦する手合いなのは、とある事情で知っていた彼は普通には終わらないと覚悟を決めていた。

 

 そんな思いで部屋の戸を開くと、三つ指ついて自分を出迎える葵。

 普段の傲慢で天上天下唯我独尊な姿ではなく、奥ゆかしく儚げな女の姿だった。

 彼女の態度が演技ではないことを今までの経験で分かった。

 だからこそ、予想外の姿に難しい顔で硬直しているのである。

 

「いつまで愉快な顔をしているのかしら?」

 

 言葉こそ普段通り侮蔑したものだったが、慎み深い態度は変わらなかった。

 

「姫様の──、葵がいつもと違う感じで驚いている」

 

 礼儀で塗り固められた言葉が出掛けた途端、葵の目が鋭くなったので、彼はすぐに素の口調で内心を語った。

 少し前まで二人は主従。夫婦になってからは立場が逆転し男の方が上のなっている。少なくとも形式上は。

 しかし所詮は成り上がり。分をわきまえていたが、葵から二人きりの時に遠慮は無用。むしろ、したらお仕置きと、怖ろしい──ありがたい言葉を彼は妻から貰っていた。

 

「あら、それは心外ね。今夜くらいは流石の私もしおらしくなるわよ」

「そうか……。それは悪かったな」

「謝る必要はないわ。貴方が驚くことなんて最初から想定済みよ。

 でもまあ、このまま朝になるまで何もせず恥をかかせる気ならば──。

 私にも考えがあるわね」

 

 一瞬、部屋の気温が急激に下がったか気がして男は身震いをする。

 

「何をするのか聞くのも怖そうなので、止めてくれると助かるんだけどな?」

「なら、我慢せずに私を好きにしてくれて結構よ。貴方が自分で掴んだ最大の幸福を思う存分堪能しなさい」

 

 高圧的に振る舞いながら葵は耽美に微笑む。

 彼女の色香に当てられ、彼は生唾を飲み込み葵を抱き寄せた。

 二人はしばらく見つめた後、ゆっくりと口づけをする。

 

「ん」

 

 触れるだけの接吻。

 初めてではない。

 多くはないが、これくらいならば何度か彼としたことがあった。

 だが、これより先は未経験である。

 葵は、初めてするときは二人が一緒になってからと決めていた。

 自分はあの煩悩塗れの臭くて汚らわしい雌狗共とは違う。

 相手の尊厳を無視して、肉欲に溺れただけで我欲を満たす阿呆ではない。

 

 そんなものでは足りぬのだ。

 

 彼が自分のものになるのは当然として、葵は彼のものになりたかった。

 自他共に認められ、堂々と寄り添う相思相愛。

 この魑魅魍魎が蔓延る醜悪な世界で一人の少女が大切にしてきた夢。

 その一つが、今宵叶う。

 

「う………ん………ちゅ………ふん」

 

 重なるだけの唇は回数を増やすごとにより深く、より長く押し付けるようになっていった。

 触れ合う度に、幸福が増す。幸せには上限がないのだと、改めて彼女は悟った。

 もう何度口づけを交わしたか分からなくなると、彼が葵のふっくらとした唇を舐め上げた。

 

「ひゃっ!?」

 

 舌に伝わるやわらかな弾力に吐息。

 そのまま彼は伸ばした舌で桜色の唇の間を穿つ。

 彼が両手で触れる葵の肩が少し震えたが抵抗はなかった。

 そのまま彼女の口内に侵入した彼の舌は我物のように蹂躙を始める。

 

「んん…… んちゅ……んぷ、、んん……あふ……」

 

 なされるまま葵は彼を受け入れ、上気した顔で自分もべろを動かす。

 絡み合う舌。互いの口内を貪り、淫靡な水音が部屋に響く。

 

「れろ、ふん……くちゅぱ、んんっ。ちゅちゅ、ん、ちゅ…………んん……ちゅ、ちゅっ、れろ……」

 

 甘い。

 味など感じないはずなのに葵はそう思った。

 自分からするのと、してもらうとは、こうも違うのか。

 酩酊する心地。猥りがわしい音を立てながら夢中になっている。

 

「ちゅ、くちゅ、んん、……は……ちゅちゅ……はぁ──」

 

 息継ぎをするように、唇が離れ、小さな糸がぷりと切れた。

 

「伴部……、あ、ごめんなさ─ん、ちゅ……んん……っ!」

 

 呼び慣れた偽名を思わず口にしまい、謝ろうとした途端深い接吻が再開される。

 

「ちゅ、ちゅ、れろ……けちゃ……、ぶちゅ……あん………ぷはぁ……!」

 

 先程よりも激しい口吸いだった為、互いに離した瞬間激しく息を求めた。

 葵が荒れた吐息を漏していると、熱くなった頬に彼の手が触れる。

 

「好きに呼べばいいさ。むしろ長年呼ばれ続けたからそっちの方がピンとくる」

「伴部……」

 

 優しい微笑みを潤んだ瞳で見つめている葵の首を彼はそっと口づけし、両手で彼女の体を弄る。

 背中、太もも、胸、腹と手当たり次第触れながら、葵が身に付けた寝間着や下着を解き、素肌を晒した彼女の体を布団に押し倒した。

 

「綺麗だ」

「ありきたりな言葉でつまらないけれど、私は貴方には優しいから素直に受け取っておくわ。感謝しなさい」

「それはどうも」

 

 どこが素直なのかと思うが、彼女なりの実直な返しなのだろう。

 実際、葵の体は魅力的だった。

 何度かお見かけになる機会はこれまであったので今更興奮はしないと思っていたが、己の気持ちが変わると見方も変わるというもの。

 白い肌。悪鬼羅刹を縊り殺すとは思えない細い腕。音を置き去りにするとは考えられない滑らかな両足。

 なんだか少し兵器の外装を愛でている気分になったが、体形維持や手入れは本人の日頃からの賜物なので、そこは感心する。どんな名器でも雑に扱えば一瞬で駄作に成り下がるものだ。

 何より大きい乳房。双丘の峰は桃色の珠玉。布越しでも柔らかったが、直接触ればどれ程の感触だろうか。

 

「ふふふ、視線が痛いわね」

「見られるのは嫌か?」

「まさか。表情一つ変えなかった貴方が、食い入るように私の体を眺める様はとても気分が良くてよ」

 

 押し倒されているのに上から目線はまだ変わらず。

 だが、その顔は先程よりも赤く染まっているので、彼女が照れているのは確実だった。

 ──可愛いじゃないか。

 そう思って、彼は葵の胸を両手で片方ずつ持ち上げるように触れる。

 

「あ──ん……」

「痛い?」

「別に。でも、うん……変な……気分ね」

 

 葵はされるがまま受け止める。

 片手では収まり切らない乳房。掌から陶器のような手触りに、包まれるような感触、人肌の温もり。成程、男が胸を好むのは抗えない本能かもしれない。

 

「はぁ……あん……う……や……んん……」

 

 彼が弄る度に葵の艶やかな喘ぎ声が響く。

 

「ん……んん……はぁ……あん……ひゃ……ああ……」

 

 撫でるのは胸ではなく、尻や腹も触り、臍や肩、尻など葵の体中に己の痕跡を残すよう口づけをする。

 硬い指が自分を撫でる。彼の吐息が肌に吹きかけられる。愛しい男が自分に夢中なのを文字通り葵は肌で感じていた。

 全身を愛撫された葵は感嘆の吐息を漏らす。

 

「私は今、愛されているわ」

 

 とても幸せそうな声。

 彼が臍から顔を離して見上げると、愛おしそうに見つめる葵と目があったので、掌で愛撫は続けたまま、また深い口づけを始めた。

 

「ちゅ……れろ……んん……はむ……ちゅ……んん……んん」

 

 舌使いも慣れたもので葵の方から攻め、唇で彼の舌を扱く。負けじと彼も舐め上げて、すっかり二人の口周りは唾液塗れになった。

 その隙に彼はまだ愛撫してなかった葵の秘所に手を伸ばす。

 

「んん! はああ! ん! ちゅ! んん!」

 

 流石の葵も刺激が強かったのか、驚きながら体を震わせた。

 誰も侵入したことがない不可侵領域に彼の指先が入り込む。

 しかし、拒絶はせず舌を絡まして気を紛らわせようとしたのか、更に彼を激しく求めた。

 指先が濡れるが、彼女の入り口の狭さを考えるともう少し解したほうがいいと思い至った彼は、接吻を止めて彼女の股を開いた。

 そのまま彼女の秘所に顔を近づけると、何をするか悟った葵は驚く。 

 

「!? こんなに足を広げる必要はあるのかしら?」

「あるよ」

「息が荒いわよ、けだもの。好きにしていいって言ったけど、調子に乗って、きゃん!」

 

 陰核を舐め上げると葵はこれまでなかった甲高い喘ぎ声を上げる。

 

「ひゃあん! 待って!? そんな汚い場所を舐めるなんて、貴方変態!?」

「葵に汚い場所なんてないぞ」

「もぅ、ばかぁ……」

 

 口では文句を言っても抵抗はしない。

 最後まで彼に身を委ねるのは本気だった。

 でも、こんな恥ずかしいことをした報いは必ず受けてもらうと心に誓う。

 

「んんっ……はぁ……あ………は……!」

 

 びちゃびちゃと彼が股間部分を舐め上げる度に葵は自分の声とは思えない叫声を上げる。

 

「やだ……こんなの、知らない……くん!………んんんっ!!」

 

 陰部を舌で舐め回される感覚は予想だにしなかった未知だった。

 自分の中で蠢く度に彼女の体は痺れたように痙攣する。

 

「うく……! いや……! ひゃあん! ああ! んん……! む! ああぁ! ぐず……! うぅ!」

 

 徐々に涙声になっていった葵の声を耳にして彼は愛液で濡れた股間から頭を離し、彼女の様子を窺う。

 不服そうに睨む葵の視線に彼はやり過ぎたかと冷や汗をかいた。

 

「悪い。大丈夫か?」

「はぁ……はぁ……、すん、大丈夫じゃないわ。慰めて頂戴」

 

 荒げた声で放たれた言葉に彼は一瞬迷う。

 流石にここで愛撫するのは間違っていると分かった彼は、葵を抱き寄せて彼女の頭を撫で始めた。

 絹のような感触がする桜色の髪を撫でると、葵の呼吸が徐々に穏やかになる。

 このままお開きかと思った矢先、葵が彼の傍に自分の顔を近づけていた。

 

「…………もう大丈夫よ。続きをしなさい」

「いいのか?」

「むしろ、ここまでされて引き下がると思って?」

「わかったよ」

 

 いつ通りの強気な発言に彼は微笑むと、抱き寄せた体を少し離し、随分前から固くなった魔羅棒を葵の膣に押し当てる。

 

「ん──」

「入れるが、ゆっくりがいいか? それとも一気にいくのがいいか?」

「どちらでも一緒だろうから、貴方の好きにして」

「後で文句言うなよ」

「言わないわ。これにはね」

 

 どうやら、先程の前戯が余程お気に召さなかったようだと彼は嘆息した。

 後が怖いが、それで萎えて中断した方がもっと恐ろしい目に合うのは分かっているので彼は自分の逸物をゆっくり葵の体に入れる。

 

「うぐ──」

 

 葵が小さく呻くが、そのまま彼は自分の分身を押し込める。

 鮮血が布団に零れた。

 相手が心許した女だからか、今までない肉の悦びを味わう。

 彼の先端が胎内の奥に当たったところで、葵の様子を確認する。

 

「入ったけど、どうだ?」

「思ったより痛みはないわね……お腹の奥が熱いわ」

 

 それが強がりなのは、伴部からの目でも分かった。

 彼女名を同じ葵の瞳は潤んでいる。そもそも、男の陰茎は様々な理由で規格外。受け入れるのは相当な苦痛だったはずだ。

 むしろ、わずかでも恐怖し拒むくらいが正常な反応である。

 しかし、彼女は毅然と受け止めた。

 愛した男と一つに成れたのだ。痛みなぞあるわけもない。

 

「そうか。動いても?」

 

 そんな女心を男は理解し、ただ確認する。

 

「ええ」

 

 葵は小さく頷く。

 ゆっくり労わるように、彼は腰を動かし始めた。

 

「あぐ………!! はぁん! あ! ああっ! はぁ! うう!」

 

 響く艶やかな声。

 葵は今まで感じたことない感覚が全身に駆け巡る。

 一突きされる度に、子宮に届いた彼の体に刺激され、言い表せない衝動が葵の脳に伝わる。

 これが快楽と呼べるほど彼女の体はまだ慣れていないが、愛しい男とようやく一つになれたと思うと、心は溢れるほど満たされた。

 

「はっ、あっ……んっ………はぁん………んん………!」

 

 葵の艶やか声。陰部同士が叩きつけ合う音。

 彼は腰を振るいながら、彼女の頭を労わるように撫でた。

 

「あああっ…んんあっ…優しく、抱いてくれるのね」

 

 慣れてきたのか葵は火照った身体で彼に語りかける。

 

「けど貴方。それで満足?

 中途半端にやられても、いや。慣れたから、ね。

 もっと動かしていいわよ」

 

 眩しい笑顔でそう言われた。

 彼は返事をしなかった、そこで完全に理性が切れたからだ。 

 

「うぐぐぐぐ………! あ゛! ああん! んっ、はあああぁああ………!!」

 

 彼が激しく腰を使いだすと、女の本能故か葵も下から持ち上げる。

 快楽が駆け巡った。一心不乱に女を求めた。

 ズブリ、ズブリを先程まで処女だった膣を自分の形に変える。

 

「ああ………! あっ………! あっ!! あっ!! や゛! あ゛! あ゛!あ゛!伴部っ! ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛! 伴部っ!…………ああ! ふああ!」

 

 苛烈な攻めをすれば無論、女も同様な刺激を受ける。

 そこには悠然とした姫でも、鎧袖一触で魑魅魍魎を淘汰する退魔師でもない、男の愛を感じる女がいた。

 二人は両手を絡めながら、相手を感じ合う。

 

「あぅうう、くっううう!! 伴部っ! 好き! あ、んんん!! 大好きよ!  愛してる!あ゛! あ゛!あ゛! 伴部っ! 伴部っ! 伴部っ! 伴部っ!」

 

 最早、葵は自分で何を言っているのか理解していなかった。

 ただ衝動のまま、本能を発露をしている。腰が叩きつけられる度に葵の乳房が上下に揺れる。

 

 

「んんっ、はああ、んっ! あ、ああ! あっ、はっ、んっ…………! いい……!! んんん!! あん!」

「っ──出る」

「出して。貴方のを好きなだけ。私は貴方のものだから、私に全部出して!!」

 

 高まってくる情欲。

 既に女に対する気遣いはなくなっており、彼は込み上げていた精液を吐き出した。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! ああ──────っ!」

 

 絶頂は同時に。果てた男は女の体に凭れ掛かり、そのまま横へ体をずらす。

 僅かに残っていた理性が、このまま圧し掛かるのは重いと考えた判断だ。

 すると、葵の方から彼に顔を近づけて、唇を重ねる。

 

「ん……お腹が火傷したように熱いわ。これだとすぐに子供ができそう」

「それが目的でもあるだろ?」

「それは二の次よ」

 

 葵は荒れた息遣いで彼の胸板に自分の頭を寄せる。

 確かに聞こえる心音を感じながら、葵は胸中を吐露した。

 

「貴方が私の傍にいてくれる、それが一番の望みだったから。

 勿論、私たちの権威が脅かされないよう政略は常に巡らせているけど、お世継ぎ? 私が母親になることを、あまり想像しなかったわ」

「それが普通じゃないか? 夫婦になった後で子供のこと考えるのは遅くないさ」

 

 彼の言葉を聞いた葵は少し顔を曇らせる。

 

「そうかしら? ……少し考えてみたけど、私良い母親になれそうにないわ」

 

 親の愛情というものを環境故理解できない葵は真っ当に子育てをできるか分からなかった。

 全て自ら乳母役に志願した傍仕に任せるのは楽だが、それは側にいる夫が許さないだろう。

 何もしなくてもいいと言っても、勝手に世話をしそうだ。

 

「貴方、子供に好かれそうだし、嫉妬するわね」

「そうならないよう、葵に寂しい思いはさせないさ。下人からここまで成り上がることに比べれば、簡単だろ」

「……ええ、そうね。貴方は私が望んだことを応えてくれるから期待するわ」

 

 そうやって、葵は柔らかな微笑みを浮かべる。

 

「だから、これからも末永くよろしくね。私の旦那様」

 




もっと他にもエロ増えろー。
むしろ、なぜ増えない?

二〇二二年九月、原作最新話の情報に合わせて、遅れながら修正。
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