『R18二次創作』闇夜の蛍 作:天上夢月
気が早いのは分かってますが、最近出番多い環ちゃんメインです。
「伴部くんなら…………いいよ」
潤んだ
蛍夜環にとって、想像すらしなかった出来事だった。
平和に暮らしていた自分が色々あって退魔士になり、色々とあってとある男と肌を重ねることになろうとは。
その色々とは何れ闇夜の世界を描く鉄鋼の神が語るかもしれない。
もしくは、在りえざる幻想。
夢を見るのも時期早々だというのは理解している。
過程の想像すらつかなかったのだ。
だとしても、最早、抑えきれない欲望が沸き上がっていては止めようがない。
要らぬと思うなら去れ。欲するなら前に進め。
これより先は在りえぬかもしれない情欲淫蕩な濡れ場。
始まりは田舎出の新米少女退魔士に課せられた一体の凶妖討伐。
任務として言い渡されたのは大妖。
実際は色々と目障りな彼女を排除しようとした陰謀であり、初見殺しや答えを見つけるための鍵すらない選択肢が十程散りばめられた悪意であった。
これを回避できたのは同行した下人弁職の活躍。
暗躍を企てた下手人の本命は退魔士よりもこの下人だったりするのだが、自分はついでだろうと相変わらず自己評価が低い男は予期してた
最後に退魔士と一緒に同行した部下と別れなければ完璧だっただろう。
瀕死の凶妖は最後の力で、退魔士に猛威を振るったが、それは般若面をつけた鬼月家下人弁職──伴部は身を投げ出し、退魔士──蛍夜環に身を寄せて回避した。
そして、そのまま二人は滝つぼへ落ちた訳である。
場所は森林が生い茂る山。
伴部は式神を使って部下から凶妖の絶命は確認したが、合流は今日中に無理と判断した。
環にそのことを伝えると、やや緊張した様子でこくりと頷いた。
年頃の乙女が男と二人っきりで過ごすのだ。何も思わないわけないだろう。
二人は野宿できる場所がないかと周辺を探ると廃屋を見つけた。
「では、私は外で見張りをしますので環様は中でお休みください」
「え!? それは悪いよ。するなら交代。なんなら見張りは式神に任せてさ。結界だって学んだんだ。伴部くんは今日も頑張ったんだし、二人で中で一緒に休もう」
「…………」
本来なら在りえぬ提案だ。
片や新参とはいえ退魔士。片や奴隷よりまし程度の下人。ましてや男女。
だというのに、環としては一人で中で休んでるほうが心休まらないから出た意見。
環とて信頼した相手だった上で出た弁だったのだが後で思えば、伴部は無理を言ってでも自分は一晩明かすべきだった。
あるいはもう少し、警戒するべきだったかもしれない。
手持ちの食料は殆どなかった為、日が暮れる僅かの間で焚火用の木と数量の野草や木の実を見つける。
二人はずぶ濡れ状態なので、早急に火を起こさなければ体を壊す。
環の卓越した才能により短期間で身に付けた護衛の式神と共に配置した結界内は外界より多少心地よいが、何もしなければ風邪を引くだろう。
濡れた服を乾かすため、伴部は今一度外に出ようとしたが、再び環の待ったが掛かった。
尤も環もそこまで無防備ではない。
「服が乾くまでの間、伴部くんにはこれで目を隠してくれるかい?」
「……わかりました」
と、差し出されたのは彼女の手ぬぐい。
遮るものはないので、服が乾くまでの間、目隠しをしてもらうという言葉を下人は渋々承服した。
最早、反対するのが時間の無駄だと諦めたのである。
すぐ傍で布と肌が擦り切れる音。焚火の音と共に少女の吐息が混じって耳に入るが、特に意識することはなかった。
これで発情する男ならば、とっくの昔に何人かの女と肉体関係を持っていた。
「もういいよ」
と、にこやかな声と共に手ぬぐいを外すと、視界に広がったのは退魔士装束を着終えた環と竹筒で蒸された飯だった。
目を隠している間、環が話しかけてくるので伴部は適当に雑談を交わしながら何やら作っていると思っていたが、どうやら当たりだったようである。
「ご飯作ったんだ。着替えたら一緒に食べよう!」
「ご迷惑かけます」
「とんでもない。いつも助けてもらっているお礼さ」
最早なるようになれと礼を言って、その場しのぎの食器を使って、飯にありついた。
「ど、どうかな?」
「誠に美味でごさいます」
「ほんと? よかった!」
不安そうに窺う環に正直な感想を述べると彼女は安心したように微笑む。
実際、伴部は急ごしらえとは思えぬ旨味を舌に感じた。携帯食や近場で見つけた野草や木の実ではこのようにはならないはずだ。
「何か香料をでも使ったのですか?」
「ありゃあ、バレちゃったか。うん、実はちょっと貰った調味料をこっそりとね」
なんで妖退治にそんなものを持ってきてるのかと伴部は思ったが、自分も味気ない支給品の食料に一味加える為持参する場合があるので、彼女もそうだったのだろう。
「態々、ひと手間加えてくれるとは、感謝しきれません」
「まったく、いつも君は仰々しいんな。まぁ、喜んでくれたならよかったよ」
照れ臭そうに環は口元を緩める。
頬が赤いのは焚火の熱のせいか、あるいは気恥ずかしいのか。それを問いただす気は伴部に毛頭なかった。
食事を終えると、環には休んでもらった。
交代で就寝すると彼女には伝えたが、伴部としては起こさずそのまま朝を迎える覚悟である。
すぐ傍でスヤスヤと眠る環。
「まるっきり警戒心がないにも程があるだろ」
あどけない彼女の寝顔を見て、伴部は嘆息する。
信頼してくれる分には彼女を利用する人間としてありがたいが、こうも警戒心が薄いと先行きが不安だった。
こんなんだから、ゲームで寝込みを何度も襲われるのだと伴部は呆れる。
ダンジョンで休憩場所と思ったと油断した次のシーンで、凌辱プレイされていたのはよくある話である。
自陣でない場所で休む場合、今のように結界で周囲を守ることは必須。結界も上位者にとっては紙一枚以下なのだから油断できない。
それ以外にも仲間のヒロイン共に寝込みを襲われたりする。襲ってきた妖だと思って、反撃したら軽い悪戯しただけの赤穂の末娘を殺してしまったパターンもあるのだ。
それは事前選択肢で誰か確認したら回避でき、紫以外では発生しないイベントであるのでそこまで警戒する必要もないが。
そんなことを思い返しながら、手持ち無沙汰の伴部はじっと環を見つめていた。
焚火で照らされる濡烏の髪、閉じられた瞼から生える長い睫毛。
男のような振る舞いを見せるが、静かに眠る姿は清涼で魅力な少女である。
綺麗な湖面を波立てたい気持ちは、沈黙を嫌う無粋な男の本能だろうか。
「糞が。欲求不満か?」
伴部は己の沸き立つ熱に反吐が出た。先程から、妙な衝動に駆られる。
体が少し熱い。白状すればこの男は発情していた。
無防備な女を前に、下腹部は蠢く。
よもや、妖母に宿された因子の影響かと伴部は怪訝した。元地母神は産み直すことから生命を宿す本能が備わってるのが分かるので、性的に欲求が高くなってるのかもしれない。
もう見る向けるべきではないと、視線を外しかけたらごっそりと相手が動いた。
「う………むぅ」
半ば意識を覚醒した環を見て、伴部の冷静さが戻る。
「環様、もう少し休んでくださっても結構ですよ」
「…………」
こちらの声が届いているのか、彼女はじっと伴部を見つめたままだ。
このまま寝入ってくれたら助かると伴部が思っていた矢先、そろそろ環は近づいて、男の肩に寄りかかる。
触れた柔らかな感触。微かな甘い匂い。
ぞわりと、先程の衝動が伴部に襲ってきた。
「……、環様。そのようなお戯れは困ります」
家族か友人の誰かと間違って甘えていると思った伴部は、再度彼女に呼び掛けた。
「近くにいたら、ダメ?」
上目遣いで不安そうに揺れる瞳が向けられた。
普段より子供のような仕草。もしかしたら、まだ彼女は夢の中かもしれない。
「そのようになされては、何をされても文句は言えませんよ」
「何を?」
あどけなく首を傾げる少女。柔らかな髪が男の胸板を擽る。
これ以上はまずいと本能で悟った伴部は、彼女を覚醒するために分かりやすい言葉で脅そうと決めた。
「このまま抱かれても、仕方ねぇぞっと言ってんだよ」
普段は見せない荒っぽい男の姿に環が驚いて見開く。
これで怯えて正気に戻ると踏んだ伴部の算段は──逆効果だった。
「伴部くんなら…………いいよ」
「────」
そこで伴部が何かがキレる。
気づけば伴部は環の唇を貪っていた。
ネタばらしを先に言うとこの事態は環が夕餉に使った調味料にあった。
その正体は任務前に環の部下である半妖の友人が渡した媚薬である。
つれない態度をする伴部と如何したら仲良くなれるかと悩んでいた主君に奴碑はそんなものを渡したのだ。
曰く、もしも二人きりになって、飯を振る舞う機会があれば使ってやれ。
美味い飯できっと喜ぶぞ。
他の下人衆と団体行動なのでそのような機会は訪れるはずもなく、万が一、使用しても互いに相手を少しでも意識してなければ効果がない代物だった。
そもそも、ここまで効果があるとも渡した本人も知らなかった。
戻って来たらからかってやろうと。そんな、ちょっとした悪戯心だった。なんなら、本当に進展するならと手助けのつもりだった。
そんな半妖は後で同僚の女中にバックブリーカーされるのだが、今は廃屋で熱が入ってしまった男女の話に戻そう。
環は一瞬驚くも、そのまま口吸いを受け入れる。
「うちゅ……むちゃ……は……あふ………ちゅ……ちゅう……」
唇同士の触れ合いは僅かで、そのまま強引に伴部の舌が環の口内に侵入する。蠢く舌先で歯や舌、唇の表面を唾液で濡らしい卑猥な響きを鳴らしていた。
抱きしめると互いに体温が熱くなっているのが分かる。
「くちゅ……む……ちゅ……んん……」
なされるがまま、猥らな接吻をされる環。
好き勝手に少女の口を味わった伴部は舌打ちして、彼女の顎を乱暴に手でくいっとあげた。
「はふ!?」
粘液の糸をぶつりときり、暗夜で灯る蛍の双眸が男を不安そうな目で見つめた。
「ったく、好き勝手にやられやがって。途中で嫌になったら精々抵抗しろ」
「…………しないよ?」
「ったく、いつまでそう言えるかなッ!」
「ひゃあッ!?」
伴部は環の首に噛りつくように舌を奔らせる。
「ひゃあ、あ、いや、ううん!」
もぞもぞと環の体が震える。
切ない喘ぎ声を耳で聞きながら、伴部は少女の清浄である体を己の唾液で汚す。
女のきめ細やかな柔らかい食感。吹き出た汗の塩気。成程、妖共が極上の肉と称するに値する。延々と貪れるものだ。
攻めているのは舌だけではない。
左腕が悶える体が逃れることないよう抱き寄せたまま、空いた右腕で愛撫を開始する。
装束越しでするりと胸を数回撫でた後、強引に乳房を露わにした。
「きゃあ!」
小さく悲鳴を上げるが伴部の行動は止まらない。
手のひらで丁度収まる胸を揉みながら、もう一度、淫靡な接吻を再開させる。
「あふ! ひゃあ! うぷ! ちゅ! ちゅう! あん!」
口と胸を同時に責められ、環の脳内は理性が崩壊しかけていた。
元より媚薬で促された性的思考は直接刺激されてより強いものへと変貌される。
「くぅ!?」
口を蹂躙しながら左右の胸を交互に揉みしだいた伴部の指がぎゅっと抓ると、電撃が受けたような衝撃を受けた。
乳首を転がされ、時にはまた抓られると、揉まれるより違う刺激が襲った。
その間も絶えず、口は責められ、最早、思考回路はあやふやだった。
すると環の体を抱き寄せてた左腕が、するりと彼女の股下に移動した。
「ひぅ!」
「はっ、濡れてやがる」
下履きに潜り込み、ぐっしょりと濡れそぼった秘所に直接触れると、伴部はべろりと自身の唇を舐めて、にやりと笑った。
「男に襲われ、こんなに濡らして、環姫は随分と淫乱なことだ」
「うう、そんなこと、言わないでくれよ、あう!」
いやいやと恥じらうように首を横に振るうが、体は離れ事無く、男の両腕でされる愛撫に身を任せてたままだった。
「んぁ、伴部くんの指に、触られてる。ぼくの、大事なとこ、触られてる!」
胸ならば同性の頭の悪い遊びで触られることはあった。
採寸で触れられることもあった。
だが、そこは誰も犯したことのない未知の領域。これまで以上に感じたことない刺激、いや、快感が環の体に駆け巡る。
「あああっ! あああぅ! だめ、あっ、もっ、だめ、おかしく、ぼく、あっ! あああッ!! あああああ!」
ぷしゃ
と、潮を吹きだした。
ぐったりとする環をそのまま伴部は押し倒す。
息が乱れる環の目を伴部は見下ろした。
「これ以上はもう後戻りできないぞ、どうする?」
既に言い訳できないことまでやったが、それでも最後一線までは踏み越えていない。
ここで終われば、悪い夢だったと済ませられる。
「いまから入れる。いいんだな?」
二度問う。それがこの間でなんとか拾い集めた男の理性。
膨れ上がった魔羅は抑えきれそうにない。
それでも、少しでも拒絶してくれれば、彼は一瞬で冷静になれる。
だというのに、環は暫く視線を泳がせた後、こくりと頷いた。
「ッ!!」
環の下履きを一気にずらすと、すかさず曝け出した肉棒は正常位で一気に少女の膣を穿った。
「がはぁッ!!!?」
環が絶叫する。体の空気が全て吐き出され、暴力的衝撃が体を襲った。
地母神の因子を受け継いでしまった男の陰茎は正しく魔性の逸物。大地とは生物が根付く場所であり、己の因子を残すべく最適化された形と強靭な大きさ。
彼女からすればいきなり灼熱の槍で貫かれた気分だっただろう。
「ッ!? ひゅー? ひゅー? !?」
掠れた息で涙目になりながら、環は何が起こったのは理解できない状態だった。
なまじ、気絶しなかったのは肉体の素質と日頃努力してきた鍛錬の賜物。常人の女であれば、最悪死にかけても不思議ではかった。
だが、混乱する環を気遣う優しさは既に伴部から失われている。
折角かき集めた理性も、先程破棄してしまった。
あるのは、ただこの女を犯したいという獣性のみである。
故に伴部は何も言わず、輸送を始めた。
「あっ! 伴部くんの、 あん! 熱くて、かたい! うごいて!」
ぐちゅぐちゅと、膣内を移動する男性器。
単に大きいだけの代物だったら、ここには痛みしかなかったが、魔性染みた代物に変貌した竿は女が喜ばせる場所を的確についてくる。
「あぁ、あああ、とも、べくん、もう少し、ゆっくり、はぁ! うう、いたい、ああ、あああ、うう、ああ!」
それに反応して、愛液が溢れ出すが、初めてであることや卓越した大きさなのは変わらず、肉を削り広げる痛みは快楽と同様格別だった。
環の身体は悦びと刺激を同時に味わい身が悶えている。
まるで夢心地だ。
環は狂乱するように喘ぎながら、麻酔を受けたかのようにふわふわとした気分だった。それは媚薬だけはなく、妖母の影響で伴部に付与された催淫効果である。かの元地母神の因子は外見だけではなく、中身まで変貌していた。
そんな己の進化を知らない伴部は己の分身から伝わる肉圧を存分に味わう。
枯れたつもりはなく、禁欲したわけでもないのだが、随分と女を求めてなかった男の性が解き放たれていた。
「はぁ、むはぁ、ひゃうん!」
穿つきながら、獣が肉を食わうように伴部は揺れる胸を軽く噛み、口内で乳首を舌で弄ぶ。
その獣性に環は食べられるかと思いながらも、何処かで赤ちゃんのようだと愛しさをまして、男の髪を撫でた。
だが、何も言わない男に少し彼女は心寂しくなる。
「ともべ、くん、黙って、ないで、何か言って、ぼく、不安で」
少し慣れてきた環が、喘ぎながら切ない声で懇願すると、伴部は舌で乳首を弄びながら、口端を吊り上げる。
とても邪悪な笑みだが、環の鼓動は恐怖ではない理由で高鳴った。
「とても気持ちいいぞ」
「ちが、そうのじゃあなく、んはぁあ、うはああ! ああ、そこ! ダメ!」
「もっと、可愛い声で鳴いてくれよ」
「ふえ? あぅ! いきなり激しく! はぁあ! ん! あっ! あああ! はあぁ! だめ! いやぁ………!」
肌と肌がぶつかる音。
毛が綺麗に処理された恥部と剛毛の間を、赤黒い肉がずぶりずぶりと見え隠れする。
身を乗り出すように突き出すと環は色気の叫びが激しさを増した。
「暴れてるぅ! はぁ、ぼくのなかで、ともべくんのが! あああ、ああ! ひゃあああ! ああん!」
たん!たん!たん!たん!
肉を打ち鳴らす度に環の身体は淫蕩に溺れる。
「ふっ、ああう、んぁ! あぁっ…! んぅううう!? いいぃ! はああ! あぁああ! んんん───!! そんなに、やったら! ひゃああ! あぁん!!」
「く…………ッ!」
高まっていく情欲を抑えきれず、伴部は上着を脱ぎ棄てると。環の片足を上げて、互いの開いた足をV字に交差さし、より深く膣に男性器を挿入させた。
「ひゅううん!? 」
性道百手とは古来より存在した性行為四十八手の表・裏、合わせて九十六手に四手加えた近年の性交体位の呼称である。
松葉崩しは肉棒と膣を強く擦れ合い、股同士が密着するため陰核などの外性器を刺激やすいのが特徴。その為、女性は正常位よりも強い快感を得ることができるのだッ!
「伴部、くんっ………………! んんぅうううう!!」
環はおぼつかない視界で相手を覗き見ると、鍛え上げ胸板。割れた腹筋。今まで見たことない引き締まった男性の肉体で子宮がうずいた。
「はぅう!!」
育った卿村で肉体労働する男の上半身を目撃したことがあったが、性的に感じたことが一度もなかった。
初めて感じた男の身体が自分を激しく求めていると思うと、精神的にも興奮を促し、快楽を増長させる。
「ああうぅん! ああ! 僕、もう。頭が真っ白に、ひゃう!訳が、分からなく、なるぅううう!」
「おうぉッ!!」
男は先端に盛り上がってくる衝動を感じた。
同時に女は未知の領域に達そうとする。
それは性交の果て。即ち絶頂である。
「んぁああああ! あっ! 激しい 激しいい!!! よぅうあああ! あ! ひゃあ! ああっ! あん! ふわッ! うう!」
「で、る!!」
「あぁああああ! ひゃああああああああああああああああああああああああああ!」
環が頭の中で閃光が広がった瞬間、ずるっと伴部は肉棒を抜いた。
「んぅううううううう! ああううううう!」
ドビュウウウウウウウ!
まるで放出されるように白濁液が環の下腹部に降りかかった。
灼熱を持った精液が環の小さな臍の周りを汚し、そこへ熱が残った肉棒がどんと圧し掛かる。
生臭い匂いが周囲に漂う。これが子宮に届いていたと思うと、孕んでも不思議ではない量だった。
「はぁ、んぅううう、熱い……………」
「ふぅー。ふぅー」
息を切らしながら、呆然とする環。それを伴部も掠れた息遣いで見下ろしていた。
すると彼女は自分を先程責め立てていた腹部に乗っかってる魔羅棒の存在に気付き、そっと両手を伸ばした。
「うわぁ、まだ硬い……」
「ぬお」
精液と愛液でぐちょぐちょの陰茎を両手触れると、形を確かめるようになぞる。
「お、おい」
「こんな大きなものが僕の中に入ってたんだ……きゃ!」
知らず知らずのうちに扱いていると、亀頭から白い液が吹き出して、白魚のような手が汚された。
「まだ出るんだ。すごいや」
そう言いながら環は安らかに微笑むで伴部を見上げる。
「へへ、伴部くんのいつもと違う顔……いっぱい見れた」
「…………」
先程まであれ程、猥らな姿したとは思えないほど穏やかな顔だった。
それを見た伴部は、再び身を乗り出し、まだ熱い肉棒を再び女に沈めた。
「ふえ?」
「悪いな。一度だけじゃあ治まらねぇ!」
「ひゃあ! ふあああ! 待って、もう少し休んで、はぁ! ぼく、ああ!」
獣のように交尾を再開させる男女。
それから二人は体勢を変えながら幾度か絶頂を重ねることになった。
●
翌朝。結局一晩中体を貪った二人はまだ性欲が盛り上がっていた。
「む。ちゅう。むはむ」
巨大な陰茎を小さな口で舐め上げていた環は朝の陽ざしに気付くと、上目遣いで苦笑する。
「ふふ、朝になっちゃったね。これは二人だけの秘密だよ♡」
一部始終覗き見していた数名の気持ちが一つになった。
「大丈夫。彼は正気じゃなかった。つまみ食いくらい、許すわ。…………伴部」
「姫さま………。あの
許せない! ふざけるなッ! あとから急に出てきて! ずっと周りから愛された人が! なんで! どうして! 許せない! こんなことッ! 絶対に許せないッ!!」
これから増やすのは未定。