『R18二次創作』闇夜の蛍 作:天上夢月
二人きりだけの座敷。
恋人になった元下人の男に私──赤穂紫は甘える。
鍛えた胸板で猫のように頬を摺り寄せると、愛しい彼が頭を撫でてくれた。
「愛しているぜ、紫」
「私もです、えへへ……」
だらしなく顔を緩まっているのが、自分でも分かる。
幸せだ。まるで夢心地である。
おもむろに彼の顔が近づいてきたので、私はそれを受け入れた。
「ん──」
唇同士が触れるだけ接吻。
呼吸の為に、一旦離れると再び重なり合う。
「ふ……ん…ちゅ……」
啄むようなあどけない口づけを繰り返していく内に、より相手を求めるようになる。
「あん……む……っ」
舌先を伸ばして絡め合った。互いの唾液を交換しながら濃厚な口付けを交わす。
気持ちいい……。
頭がくらくらして思考力が鈍る。
全身から力が抜けて、布団の上に押し倒される。
「んん……あむ………ちゅ」
押し倒された状態で、また口吸いをされた。
もっと深く激しく、蹂躙するように舌が絡み合う。
「ん……ふぁ……れろ……くちゅ……」
貪るように唇を奪われる。
殆ど息ができないほど苦しいけど嫌じゃない。むしろ嬉しいくらいだった。
もっともっと、貴方が欲しい。
「はぁ……ああ……しゅきぃ……」
唾液だらけの汚い口で私はそう言った。
激しい口吸いを交わした後は首筋や鎖骨にも口付けられる。
着物を脱がされて露わになる私の裸体。恥ずかしくて顔が真っ赤に染まってしまう。
「綺麗だぜ紫……本当に綺麗だぜ」
「あうぅ……そんなに見ないでくださいぃ……」
「なぁ……次は俺のを舐めてくれよ」
「え?」
そうやって、突き出されたのは聳え立った魔羅棒。
自分の顔よりも大きい逸物を前にして、恐怖を感じるよりも先に、目を疑った。
「ほら、口を開けろ」
「え、あ、って──もご!?」
制止の言葉を塞ぐ様に肉棒が私の口に押し込まれた。
視界が腹筋と剛毛で覆い隠され、抵抗する両腕を彼の両足が抑える。
「ああ…………口の中も悪くないぜ」
「がも!…………むお!………………!!」
こちらのことなどお構いなしに、彼は腰を動かし、私の喉奥に己の分身を突き経てる。
先程の甘く切ない時間とは打って変わって、暴力のような性交。
口内で蠢く肉棒。呼吸が先程よりもままらない。
乱暴に私の髪を掴んでは、己の下腹部を叩きつける。
苦しい。息ができない。でも、寸前のところで私は受け入れていた。
雄の臭いに狂わされたか。愛しい男だからこそ、無粋な行為を許しているのか。
あるいは両方。私にはわからない。
ただわかることは一つだけある。
(嬉しい)
愛する人に求められて嫌なはずがない。
私は彼のモノだ。好きなように扱ってくれて構わない。
だから、私はそれを受け入れた。
「よし、一回出すぞ」
「!??」
ドバっと。自分の口に吐き出さる精液。
その長さゆえに直接、喉に直接白濁が流し込まれた。
ずぶりと解放されると、ようやく新鮮な空気を吸って、同時にむせる。
「げほ………! ごほ……………ッ!」
「ありがとう。気持ちよかったぞ」
「!? まったく、仕方ないですね」
微笑みながら彼は私の頭を撫でた。
それだけで、あれだけ乱暴なことをされたのにも関わらず、すべてを許してしまう。
「次は紫も気持ちよくさせねぇとな」
「あっ…………」
開かれた股に彼の魔羅棒が触れる。
先程出したばかりだというに亀頭からは熱が溢れ、遠目からでも萎えは感じない。むしろ力強く固まったており、ごくりと喉を鳴らした。
「よっと」
「あぐ!!!」
私の膣口から彼の肉棒が侵入する。
ゆっくりと、しかし止まることなく奥まで進み、子宮口にまで届いた。自分の身体が彼によって変わっていくのが分かる。
あまりにも大きさに、腹が少し膨らんでいる。
「んっ! ふぅ~……はぁ……んくっ!」
「おぉ、偉いな。全部入っちまった。これなら動いても大丈夫そうだな」
「え? ちょっと待ってまだ―――ひぎぃ!?」
言い切る前に腰を動かし始める。
最初はゆっくりと、そして段々と早くなる動きに合わせて、私のささやかな胸が揺れる。
ずちゅっ! どちゅ! ばちん!!
淫らな水音と共に肉同士がぶつかり合う激しい音が部屋に響き渡る。
その度に身体の奥底から快感が生まれ、全身を満たしていった。
(すごい、こんな、激しくされてるのに)
いつもより敏感になっているせいか、それとも彼を受け入れているからなのか。
痛みはあるが、それ以上の快楽が脳内を刺激した。
それがたまらなく嬉しくて、愛おしくて。
自然と腕を伸ばし彼の首へと絡めると、彼は優しく微笑み唇を重ねてくれた。
舌を絡ませながら、私は自ら腰を振り始める。
すると彼の動きもそれに合わせるように激しさを増していった。
「あ………あぐ! あん! 激しいく、なって!」
パンッ! パァン!! ドチュッドチュン!!!
互いの汗や体液で濡れた肌が激しくぶつかり合う。
結合部から溢れる白濁した液体は泡立ち、布に大きな染みを作っている。
だが、そんなことを気にしている余裕など無い。
今はこの快楽に身を任せ、ひたすら絶頂を目指すだけだった。
「あ゛ふう、いいの! 気持ちいいの! もっと、もっとついてぇ! ああ!」
卑猥な言葉を叫んでも気にしない。どうせ、彼にしか聞こえないのだから。
ごりゅっ!ぐりゅっ!!
一番深い所を攻められ子宮口をこじ開けられるような感覚に襲われる。
あまりの刺激の強さに一瞬意識を失いかけたが、なんとか耐えることができた。
もっともそれも時間の問題だろう。そろそろ限界なのだから。
私の限界を悟ったのか、彼が動き最大限に加速させた。
一突き毎に押し寄せてくる波に耐えきれず、遂にその時が訪れる。
「あ゛─────────────!」
ぶしゃああぁぁ!!! 今までで一番大きい絶頂を迎え、大量の潮を吹き出すと同時に膣内を埋め尽くしていた剛直が大きく膨れ上がった。
次の瞬間、熱い奔流が流れ込んで─────。
ぱちりと、私は目を覚ました。
「ふえええ、むえぇ? はぁああ!?
ま、まさか夢!!!!!?」
見覚えのある自分の部屋。
見渡しても当然、そこには自分だけ。夢に見た男姿は何処にもいなかった。
「私はなんて夢をぉおおおお!! 別にあんな下人となんて、そんな! そんな……」
顔を真っ赤して否定したが、脳裏でまだ鮮明に残る夢の光景を思い出すの、頬が緩んでしまった。
悶えるように、もぞりと、股をこすると違和感を覚えた。
「あれ?」
まさか?
恐る恐る、布団をめくると、そこにはぐしょぐしょに濡れた股と汚れた敷布団があった。
それを見た私はあわあわと口をぱくぱくさせる。
「いや、なんで、こんな、違う、違うの。というか、これまるでおねしょのしたみたいで、あわわ、誰か来る前に」
「姫様、おめざめですか?」
「きゃあああああああああああああああああああああ!!!」
目覚めを察した女中がやってきたことで、私は大きく悲鳴を上げた。
ああ、これが夢であれば、嘘であれば、誰かそうだと言ってほしい。
夢(嘘)だったのでかなり薄めに短めの一人称で書きました。
手抜きはありません。わざとです!!