ラセールの手でベッドに導かれる。
解放される性感。
室内に充満したフェロモンがモモの快感神経を刺激し、思い出したように身体が快感を訴え始める。
カサカサに乾燥した喉に水分が流れ込んでくるように、モモの欲求が満たされていく。
「モモ、どうすればいいかわかるね?」
「…………はい♡」
僅かな手の震えはリトへの未練か。
顔を寄せ、ラセールの唇に口づけする。
初めてのキス。
異性の唇に、自らの唇を重ねる行為。最上級の情愛の示し方。自分の粘膜と他者の粘膜を触れ合わせるという、普段は決してしない特別なコト。
それを初めて捧げたモモの心に浮かんでくるのは、わずかな後悔と圧倒的な高揚感。
だが、そんな生娘の情緒も一瞬のこと。
次に襲ってくるのは、フェラで、ペニスの棘で鋭敏になった唇を刺激されたことによる快感。
ショーツは瞬く間に湿っていく。
「アッ……♡ ン♡」
啄む。
もっと欲しい。
もっとくださいと。
親鳥に餌をねだる小鳥のように、モモの唇は何度も何度もラセールの唇にしがみつく。
「ずいぶん積極的になったじゃないか」
「ン……♡」
もっと。
もっともっと。
キスはやがてお互いの口に舌を入れ合うディープキスへと変わっていく。唾液を求めるように貪り合う二人。……いや、「貪り合う」という表現は適切ではない。モモは一方的に貪られているだけ。技術も能力も、ラセールが圧倒的に上。ザラザラした舌が口内を舐め周り、まるでクリトリスをブラシで擦り上げられるような快感に襲われる。腰が揺れる。早くペニスを飲み込みたいと求愛行動をしてしまう。
ラセールの股に自分の腰を摺り寄せる。衣服越しに感じる長大な肉棒の感触に子宮が震える。
早く……。
あぁ、早く……。
しかしラセールはそう簡単には処女を奪ってくれなかった。
前回のように尻尾を巻き付けたペニスで尻穴を犯され、同時に全身を弄ばれる。後背位で腸壁越しに子宮を打ち抜かれて、乳房と乳首もクリトリスも尿道もイジメられて、舌でも口や耳や首筋を嬲られる。
絶頂。
絶頂。
絶頂絶頂絶頂。
もはや自分がどこでイッているのかさえ分からない。
ただ荒れ狂う快感の嵐の中で波に攫われ、溺れるだけ。
それなのに、一番して欲しい
「アッ♡……お゙っ♡ ひぁっ……♡ アァ……ッ♡ ら、らんでぇ……♡ どうしてェ……♡♡」
「なにがだい?」
「ぐっ、あ♡ なん、で……♡♡ オ、オマン……コ……♡♡ アッ♡……捧げ、たのにぃ……♡♡ もらって……ン♡ もらってって……いっ、たのにぃ……♡♡」
「焦っちゃダメだよ。いま仕込みの最中だから」
「お゙っ♡♡ ひっ、イッ♡♡……ン゙ッ♡ アッ、アッ……♡♡」
降伏した子宮を腸壁越しに殴られ続ける。
まさに死体蹴りだった。
抵抗の意思はすでになく、頭を下げてその身を差し出す子宮を貰うでもなく捨てるでもなく嬲り続ける。もうとっくに陥落しているのに。堕ちているのに。女として最低辺の雌になったのに。そこからさらに下へ、もっと下へと。
「もうちょっとイッておこうか」
「ン♡ ハァ……♡ アァ♡……な、なにを……♡♡」
「えい」
パンッ。
おぞましいあの音が、尻穴の中から響いた。
尻尾に着けられたリングの放電音が。
「ひ――――――♡♡♡♡」
冷や汗が流れる。
「~~~~ッ♡♡♡♡」
腰が撥ねる。
「――――あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ♡♡ ひ、ひぬ゙ッ♡♡ ひんじゃゔ――ッッ♡♡ イ゙ヤ゙ァァァァ――ッッ♡♡♡♡」
モモは甘い声のまま恐怖に泣き叫んだ。
ただでさえ絶頂から降りてこられない極限状態なのに、一度受ければ膝から崩れ落ちるようなで電撃責めまで同時に受けて正気でいられるわけがない。
「さすがに尻尾巻いてるとボクもちょっと痺れるけど、まぁいいか。無視できるレベルだし。さぁモモ、もっともっと気持ちよくしてあげるからね」
「い゙……い゙ヤ゙……っ♡♡ イ゙ヤ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙――――ッッッ♡♡♡♡ リ、ト……ざん゙♡♡♡♡ だずげでリ゙ドざ――――ん゙ッッッ♡♡♡♡」
死ぬ。
殺される。
イキ殺される。
ハメ殺される。
前後不覚に陥ったモモはもはや自分がなにを言っているのかも分からない。秘裂からは愛液と潮が際限なく零れ落ち、ベッドを水浸しにしていく。
地獄のような「仕込み」はその後も三時間ほど続いた。
三時間、モモは一切の休憩なしでイキ続けた。
「生きてるかな、モモ?」
「…………ア゙……ァ゙ァ゙……♡♡♡♡」
「大丈夫そうだね」
大丈夫そう、というのはまさに「生きている」「死んではいない」というだけのこと。客観的に見た場合、モモの状態はとても「大丈夫」とは言えないものだった。
乱れた髪。
涙と鼻水と涎で汚れた顔。
愛液と潮と尿でずぶ濡れの下半身。
激しい調教で汗だくの身体は行為が終わっても痙攣し続けている。
意識は混濁し、口から漏れるのはうわ言か呻き声だけ。
そして……
「うん。良い仕上がりだ」
ラセールは無遠慮にモモの秘裂を眺め、満足そうに笑う。
モモの秘裂は、もはやとても処女とは思えないほど酷い有様だった。
痛いほど勃起したクリトリス。充血して膨らんだ小陰唇はパクパクと餌を求める鯉のように口を開いている。ローションを一本丸々ぶちまけてもこうはなるまいという量の粘液を垂れ流して、浅ましく肉棒を求めるそれは、奥に見える処女膜の存在がなければとても処女の性器とは思えなかった。
「せっかく最高の処女をもらえるんだから、最高の状態に仕込まないと失礼だよね」
ラセールの指が処女膜を撫でる。
いまだ絶頂の沼に沈んだままのモモは、腰だけを撥ねさせて応える。処女膜を指が撫でる度に、垂れ流しの愛液の量が増す。
「さて、じゃあお色直しといこうか」
ラセールは体液でドロドロになったモモの勝負下着をハサミで切ってゴミ箱へ捨てた。そしてモモの髪についている花の髪飾りを外すと、代わりにハート型のデバイスを取り付けた。
「…………ア……ェ……?」
「これ、キミのお姉さんのコスチュームロボットと同じ服を自由に変えられる機械ね。これでいつでもどこでもセックス用の服に変えられるから」
ラセールの言葉は朦朧としたモモの耳には届いていなかった。
それでもラセールは言い聞かせる。
「じゃあ準備も整ったし、結婚式にしようか」
【♡】
ラセールの宇宙船には結婚式場のような部屋まで用意されていた。もちろん大勢が集まれるような広さではない。ただ個室の内装が式場風というだけのもの。
その場に正装したラセールが一人で待っている。
入口から入ってくるのは当然、モモ・ベリア・デビルーク。
しかし、こちらはラセールと違って正装と呼ぶにはほど遠い格好だった。ハート型デバイスによって形成された服はウェディングドレスではない。ウェディングドレス風になっているだけのランジェリーだ。いや、いつでも性交できるように乳房や秘所は露出しているため、下着姿と呼ぶことすら烏滸がましい。
それは形として示された身分の差。
正装したラセールは「ニンゲン」。
破廉恥な装いのモモは「性奴隷」。
二人の関係を一目で表す効率的な表現。
よたよたと、頼りない足取りでモモはバージンロードを歩みゆく。絶頂の波は完全には引いていない。浅い絶頂を繰り返しながら、どうにか足を前に進めていく。一度は浴室で汚れを落としたのに、すでに秘裂からは愛液が零れて赤い絨毯に等間隔の水滴を堕としていた。
本来なら女の子が憧れる華やかな道。
だがここは「バージンロード」と呼ぶにはあまりに淫らで淀んでいる。
「ハッ……♡♡ ハッ……♡♡ ハッ……♡♡」
まるで犬のように口を開いて息を吐く。そうやって呼吸を整えないと、たちまち絶頂に意識を潰されてしまいそうだった。
モモがラセールの下へたどり着くまで、ほんの数メートル歩くだけで数分かかった。
「遅かったね、モモ」
「……ン♡ だ、だっ……て……♡ こんな……♡」
「じゃあ正式なものじゃないけど結婚式を始めようか」
結婚式。
いまそれを行うとラセールに聞かされたときには驚いたが、さほどショックは受けなかった。それはすでに心を折られたせいなのか、それとも極度の疲労のせいなのかはモモにもわからない。
「さぁモモ、自分が何者なのか言ってごらん?」
「は、はい……♡」
モモはいよいよ処女を奪ってもらえる喜びと、全てが終わる悲しみを噛みしめながら答えた。
「わ、私……は……♡ ラセール・ハーラマ様に……身も、心も……♡ 全てを、捧げる……♡ 雌奴隷、です……♡」
「違うでしょ」
唯一無二の正解だと思った宣誓を、ラセールはあっさりと否定する。
クニッ、と乳首を摘まれた。
絶頂。
腰が砕けそうになり、思わずラセールにしがみつく。
「キミはボクの妻だ。たとえ心と身体が雌奴隷だとしても、妻になってもらわなきゃ困る」
「アッ……♡ で……でも、雌奴隷の……身分で、そんな……♡」
「ダメだよ、モモ」
ラセールは笑った。
あの厭らしい笑み。
女を壊し、愉悦に浸るその笑顔。
「キミはボクの妻になるんだ。妻として、ボクに愛を捧げるんだ」
愛。
その言葉を聞いた瞬間、モモは一瞬だけ正気に戻った。
「雌奴隷、ただの玩具として使われようなんて甘いよ。ボクの恋人。嫁。妻になるんだ。キミの愛を、ボクに全て捧げるんだ」
「あ……あぁぁ……………」
愛を、結城リトただ一人に捧げると決めていたそれを、ラセールは寄越せといっている。
モモ自身、言われて初めて自覚した。「ただの奴隷」になることで、妻として愛を捧げることだけは避けようとしていたことに。
だがラセールはそれを見透かし、決して許さない。
「ああああぁぁ…………」
モモの目に涙が溢れだす。
もう自分は堕ちきったと思っていたのに、実はまだ辛うじて残っていたものがあったのだと気づかされ、そのうえでそれを自らの手で捨てろと命じられる。
あまりにも残酷な命令。
だがいまさら逆らえない。すでに堕ちた子宮は飢えに飢えている。三時間、絶頂地獄に堕とされても、失神するほどの快楽に襲われても満たされないセックスへの飢え。生殖器を使って欲しいという欲求。
子宮が急かす。
早くご主人様に愛を捧げろと。
「あ……ぁ……わ、私……♡ モモ・ベリ、ア……デビルークは……♡」
涙が止まらない。
絶望と悲しみで胸は一杯なのに、その奥から身を焦がす淫欲に逆らえない。
悲しいのに、泣いているのに、その口元に浮かぶのは妖艶な笑み。
「ラセール様を……こ、恋人として……♡♡ 妻として……♡♡ 女として……あ、あ……♡♡」
言うな。言うな。
言え。言え。
真逆の命令が脳を行き交う。もちろん、もう負けているモモに「言わない」という選択肢を選ぶことはできない。
「あ、い……愛し、ます……♡♡♡♡」
言った。
言ってしまった。
これで本当に終わって……そして、始まってしまうのだ。
この男の妻としての淫らな日々が。
「よくできました」
ラセールは満足そうに笑うと、椅子に腰かけた。
「さぁ、好きにしていいよ」
「……は、はいッ♡」
モモは逸る気持ちを抑え、口でラセールのジッパーを下ろす。手は使わない。その方が卑しい身分に相応しいと、自然にそう考えていた。
衣服から解放された逸物が勢いよく飛び出す。
すでに臨戦態勢で、雄々しく勃起したペニス。その蒸らされた強烈なフェロモンがモモの鼻腔を刺激した。快感が脳を焼き、秘裂が潮を吹く。
さっきまでモモの尻穴を犯していたそれは、まだ射精していない。これからモモの子宮に全て注ぎ込むためだ。それが分かった瞬間、子宮が鳴いた。
「失礼します……♡♡」
跨る。ラセールの上に。そしてその凶悪なペニスの先端を、自らの意思で、自らの手で膣に宛がった。
処女膜にペニスの先端が触れる。
「ハァ……♡」
ようやくこの飢えを満たしてもらえる。
そう思うと自然と安堵の息が漏れてきた。
「ン……♡」
ゆっくりと、腰を下ろしていく。
少しずつ、ペニスが処女膜を破っていく。
もちろん恐怖はあった。薄い膜一枚とはいえ、自分の肉体を自ら引き裂くのはどうしても怖い。だがその恐怖も、子宮の飢えの前では些細なノイズにすぎない。
「ア……アァ……♡♡」
ジワジワと引き裂かれていく処女膜。
しかしメアがそうであったように、それによって得られるのは痛みではなく快感。
ゆっくり、ゆっくりと腰を下ろして。
やがて、プチッ……と、そんな音が聞こえた気がした。
(あぁ……いま……)
モモの処女は、失われた。
それはつまり、モモの身体の全てが征服されたということ。
その事実に湧き上がってくる充足感。
そして襲ってくる強烈な快感。処女を破られての絶頂。思わず歯を食いしばる。だがまだ足りない。まだペニスは入口を通過したに過ぎない。これからもっと奥へ――
「ああ、やっぱり反抗的な雌を堕とした瞬間というのは心地いいな」
処女を捧げさせて満足したのか、ようやくラセールが自ら動いた。
モモの腰に手を添え、
「よっ、と」
モモの身体を引き落としながら、自分の腰を打ち上げる。
ボチュ、とペニスがめり込んだ音。
「ア――――♡♡♡♡」
下腹部から快感が爆発した。
強烈な快感が脊髄を駆け上がり、脳を吹き飛ばす。
一瞬の意識消失。
膣は激しく痙攣し、はしたなく潮をまき散らす。
ラセールのペニスは、モモの子宮まで突き刺さっていた。処女のまま陥落したモモの子宮は、初挿入でペニスを飲み込んでしまった。
「ア゙……♡ お゙っ♡♡ ぐっ――♡ ア゙ァ……♡♡」
串刺しにされたモモは絶頂に身を震わせながらラセールの身体にしがみつく。
処女膜を破られた快感。
膣の内壁を棘付きのペニスでこそがれた快感。
子宮を毒針付きペニスで打ち抜かれた快感。
それらが渾然一体となってモモを襲う。
特に子を孕む部位。女のとして一番大事な部分を性処理に使われる屈辱と快感は飛びぬけて凶悪だった。あのときメアが味わった悦楽は、完全敗北した雌の気持ちはこれだったのかと噛みしめる。実際にはすでに子宮を媚毒漬けにされている分、モモの方が酷い快感を味わっているのだが……。
「どうだい、モモ」
「ぁ……♡♡ お゙っ……す、ごぃいィ……♡♡」
満たされる。
飢えが満たされていく。
「じゃあ、もっとしてあげよう」
「ぇあ――♡♡」
ボチュ、ボチュ、ボチュ。
ピストンが始まる。えげつないカリ高の亀頭がモモの子宮を、女を蹂躙していく。子宮口を潰すようにこじ開けられ、通過したかと思えば今度は捲り上げて引き抜かれる。ありえない使い方で生殖器を好き放題に弄ばれる。
いまやモモの身体は極上オナホに等しかった。
「ひ、ぎぁ……♡ お゙っ♡ ひっ♡ か……へ、ぁあぁぁ……♡♡」
一つの星の姫とは思えない無様な嬌声を上げながら、モモの思考は快楽の津波に浚われていく。巨大な津波があらゆる者を飲み込んで、全て無に帰してしまう。それまでの常識も、倫理観も、リトへの愛も、それまでの葛藤も、何もかも。
「あぁ……。良い使い心地だよ、モモ」
ラセールの興が乗る。
動きがだんだん激しくなっていく。
モモはバージンロードに押し倒され、上から圧し掛かられた。上に向けた雌穴を下へ打ち下ろされる屈曲位で、体重をかけた重い一撃がモモの子宮を襲う。
ペニスにリンチされる子宮。
突かれるたびに愛液が溢れ出す。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙――――ッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
言葉にならない。
子宮を性感帯にされ、犯される快感。
「仕込み」というラセールの言葉通り、それまでの過酷な調教ですら前戯にすぎなかったのだと思い知らされる。
「出すぞ、モモ!」
「い゙っ……あ゙♡♡ は、はい……ッ♡♡」
精子を子宮に出す。
そう言われても、抵抗は全くなく歓喜しか感じなかった。
「だし……てぇ……♡♡ わ、たし……私の
ラストスパート。
ピストンがさらに激しくなる。
そして、一際重い突きが子宮を直撃した瞬間――
「あ――♡♡」
ドピュドピュと音が出るほどの量と勢いで精子がモモの子宮内に放たれた。
「あ――あ゙あ゙あ゙あ゙♡♡♡♡」
震える。
子宮内を暴れまわり、卵巣へ狙いを定め殺到していく何億という荒れ狂う精子たち。ラセールの先走り液によって頑丈になった卵子に群がり、その強固な膜を破って中へ潜り込もうとする。受精しようとする。
そして敏感な性感帯と化した子宮はそれらの動きを全て知覚し、性感へと変えてしまう。
「ふぅ……。……さて、モモにもこれを打っておかないとね」
ラセールが取り出したのは一本のシリンダー。見覚えがあるそれは、メアに使われた妊娠を自由に操作できるナノマシン。女の本懐を玩具のように掌握してしまう悪魔の淫紋であり、精子を直接快感に変えることができる祝福の印。
モモに拒否権などなかったが、そもそも拒否しようという気も全く起きなかった。
「お゙♡ アァ……♡♡……は、はい♡♡ う、打って……打ってくらさい……♡♡ 私のおなかにィ……♡♡ あ、貴方の……旦那様の、所有物の……証♡♡ ン♡♡……刻んで、ください♡♡♡♡」
「ハハハ、すっかり立派な奴隷妻だね」
ラセールがシリンダーをモモの下腹部に刺し、ナノマシンを送り込む。
モモの生殖器に入り込んだナノマシンは精子をエネルギーとして消費し、それを全て快感信号へ変換した。
「ア゙――――♡♡♡♡」
モモの中で荒れ狂う大量の精子が全て、一気に快感へ変わる。
「……~~~~ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙――――ッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
精子が電気信号に変わって神経を駆け巡る。それはまるで全身を精子で侵されているような感覚だった。まさに女を侮辱し、愚弄するような絶頂。
だが、それがとても心地良い。
「ッッ――――…………♡♡♡♡」
しばらく身体を震わせ、そして弛緩する。
欲求不満が解消され、身も心も満たされた気分だった。
だが、ラセールの射精はまだ一回だけ。
一度出した程度で萎えることはない逞しいペニスは、すぐにピストンを再開する。
「休んでるところ悪いけど、ボクはまだ満足してないよ」
「は、はい……♡ わかって、います……♡♡ どうぞ……モモの身体で、ご自由に性欲発散してください♡♡」
――そう。
モモに拒否権はない。
モモに許された行為は、ただ自分の中に埋まっている肉棒を締め付けて気持ち良くなっていただくことだけなのだ。
【♡】
結婚初夜の行為が終わったのは、日が昇る頃だった。
「あー、スッキリした」
そうラセールが肩を伸ばし、椅子に腰かける傍らで、モモは失神していた。
夜通し行われた激しいセックス。
赤く綺麗だったバージンロードは、いまや汗や尿や大量の白濁液でドロドロに汚れていた。その中に沈むモモも、下腹部が不自然に膨らんでいる。それは大量に
地面に横たわり、股間から粘液を漏らすその様は、まるで踏みつぶされて内臓が飛び出たカエルのようだ。
だが、その顔に浮かぶのは笑み。
それは大事なものを全て捨て、極上の快楽に身を委ねて、女の幸せを骨の髄まで味わわされた者のみが得られる喜び。
「さて、じゃあシャワーでも浴びようか。今日は休みだし、ひと眠りしたらまたしようね。あ、でもその前に一度帰さないとダメか。起きたらモモがいませんでした、なんて大騒ぎになるよね」
「……ァ…………ェ♡♡」
ラセールに物のように乱暴に持ち上げられ、モモは部屋を出る。
このときの彼女は、まさかこの後にさらなる悲劇が待っているとは知らず、ただ快感を噛みしめるのみだった。
ひとまずモモ完堕ちです。
春菜編なるべく早く書けるよう頑張ります。