ついに更新が一ヶ月以上開いてしまった……。
どんどんペースが落ちててすみません……。
宇宙船の扉が開くと、薄暗い通路が奥まで伸びていた。大きな生き物に飲み込まれて二度と出られなくなるような不安感に襲われる。ゴクリと息を吞み、春菜は足を前に踏み出した。通されたのは通路の奥にある寝室。不必要に大きいベッドと落ち着いた薄暗い照明が、これから行われる行為を嫌でも連想させる。
「じゃあ、少し話でもしましょうか」
「話すって……」
「なんでもいいですよ」
そう言ってラセールがベッドに腰掛け、隣に座るように促された。ここまできてこの程度で抵抗しても仕方ないと観念して春菜も腰を下ろす。上質なベッドの心地よい感触が、この状況では逆に不快だった。
「……どうして、モモさんにあんな酷いことを?」
女性を脅迫し、無理矢理関係を迫るような男との話題など思いつかなかったので、春菜は率直にそう聞いた。もちろんこちらが納得するような答えは返ってこないだろうが。
「酷いですか? ボクはどの女の子にも喜んでもらってる自信がありますけど」
「あなたがどんなに……その、行為……が上手くても、無理矢理あんなことをして嬉しいわけない」
「その辺は文化の違いですね。ボクの星では女性はそうやってモノにするものです」
「……」
思った通りの……いや、それ以上の価値観の違いだった。こうも根底から考えが違う以上なにを言っても無駄だろう。
「別に難しく考える必要もないじゃないですか。もともと生物の本質は交尾で子孫を残し、種を存続させること。地球にだって一夫多妻制はありますし、人によって浮気もすればセックスフレンドだっているでしょう。相手を一人に絞る方が少数派なんじゃないかとボクは思いますけどね」
「そんなことないよ」
なにを言っても無駄。そう思っていても、その言葉は考える前に出ていた。
「自分の身体を任せてもいい。この人の子供を産みたい……そういう気持ちになれる人と出会えるってすごくステキなことだし、大事なことなんだよ」
「…………」
恋愛……いや愛情の大切さを訴える春菜の言葉に、不意を突かれたように目を丸めるラセールは顔を手で覆い、天を仰いだ。
少しは心に響いたのだろうか――?
そんな淡い期待は、すぐに裏切られた。
「あー……ダメですよ、西連寺センパイ」
「え?」
顔を下ろしたとき、そこに浮かぶのはそれまでの……偽りとはいえ紳士的な表情とは打って変わったサディスティックな笑み。
次の瞬間、春菜の身体はベッドに押し倒された。
「キャッ!?」
「ダメですよ、ボクみたいな男にそんなロマンチックなこといっちゃ……。そんな綺麗事の恋愛観を真剣に語られたら、ますます汚したくなるじゃないですか」
「ラ、ラセールくん……」
「すみませんね、もう我慢できませんよ。本当はもうちょっとフェロモンが効いてからにするつもりでしたけど」
「フェ、フェロモンって……あっ!」
ラセールの手が春菜の身体を這う。まるで木に巻き付いていく蛇のように滑らかで的確で素早い動き。絶妙なタッチで乳房をまさぐられ、思わず声が出る。
「ま、まって! せめて先にシャワーを……!」
「ダーメ。そんなことしたら匂いが落ちちゃうじゃないですか」
そういってラセールが春菜の首元に顔をうずめる。
「ひっ――」
心を許していない男に体臭を嗅がれる。その感触のおぞましさに背筋が凍る。
そのはずなのに――
(なに、この感じ……?)
背筋が凍る以上に、身体が熱くなっていくのが分かる。その原因がさきほど言っていたラセールのフェロモンの影響だと春菜が思い至るのに時間はかからなかった。
ラセールの興奮に応じて濃度を増したフェロモンが春菜の神経を侵していく。強烈な発情作用によって秘裂は愛液を流し始め、恐怖と緊張で固まっていた身体がほぐれたことで快感を受け入れやすくなってしまう。
「んっ……あ!」
ラセールの指が身体中をまさぐっていく。リトにうっかり触れられた時、その無意識とは思えない巧みな手つきに驚いたものだが、ラセールのテクニックはそれ以上だった。リトと違って意図して動かしているだけに的確で厭らしい。服の下で乳首やクリトリスが固くなっていっているのが分かる。
パチン、と髪留めが外される。
「あ……」
「髪を下ろすと一層可愛いですね」
「な……っ!?」
眠るときくらいしか外さない髪留めを外される。ただそれだけ。ただそれだけのことなのに、就寝時――無防備な状態を再現された春菜は自分の内面まで曝け出されたような気分になってしまう。その動揺を狙って投げ込まれた褒め言葉は、驚くほどあっさり心に染み込んでいく。
嫌な相手。
許してはいけない男。
そのはずなのに、嫌悪感が薄れてしまう。
ちょっと褒められただけで気を許してしまう。
自分はそんな単純な女だったのだろうか?
動揺しているうちにスカートをまくり上げた手が下着まで伸び、スルリと剥ぎ取られてしまった。下着と秘裂の間に愛液の糸が引いているのが見えて、春菜は一層恥辱に頬を染める。
「や、やめ……」
「やめませんよ」
ラセールの手がむき出しになった秘裂に伸び、すでに充血し膨らみ始めている割れ目を優しいタッチで何度もなぞる。リトにも数えるほどしか見られたり触られたりしたことのない、女の子の大事で恥ずかしい場所。その秘められた場所を嫌いな男に委ね、弄ばれなければならない屈辱。だがその嫌悪感をかき消して余りあるほど、彼のテクニックはすさまじかった。
もちろん正確にはテクニックだけではない。フェロモンの発情効果と棘による刺激。さらに春菜はまだ知らない媚毒の効果によって、春菜の悶え方は次第に激しくなっていった。
「ン……ン――ッ!」
指が秘裂をジワジワとこじ開け、硬くなった陰核を優しく撫でる。一際強烈な快感によって一気に絶頂まで押し上げられ、腰が撥ねてしまう。せめてはしたない姿は晒すまいと口を閉ざすが、それでも声が漏れるのを止められない。
「いまイキましたよね?」
「…………」
認めたくはない。だが嘘を吐くのも躊躇われて、春菜は沈黙するしかなかった。
「よかった。これからもっと気持ちよくなりますからね」
「あ――」
秘裂をなぞりながら、もう片方の手が胸の方に伸びる。「これからそっちへ行くぞ」と強調するように、足の方から肌をなぞって上ってくる優美な手。器用に服の上からブラジャーのホックを外し、解放された乳房が重力に引かれて零れる。
上着を剥がれ、シャツの前ボタンを外されると、零れた乳房が顔を出した。本人は小ぶりであることを気にしているが、客観的に見ればそのサイズこそが魅力の美乳。先端はすでに固く膨らんでおり、早く触ってくださいとねだっているようだった。ラセールの手が乳房を弄ぶ。柔らかいそれを存分に手のひらで転がし、乳首は時折触るか擦る程度。
フェロモンと媚毒の効果で敏感になりつつある乳首はわずかな刺激にすら敏感に反応し、その度に春菜は喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ッ……。くっ……ン、ァ……ン……ハ、ぁ……!」
幾度も絶頂に襲われ、余裕がなくなってくる。
すでに秘裂からは春菜が経験したことのない量の愛液が分泌されてスカートとベッドを濡らしていたが、本人はそれに気づく余裕すらない。目を閉じ集中して、送り込まれる未知の快感に耐えるので精いっぱいだ。
「そろそろこっちもいただきますね」
「ふぇ……? ふっ……んん!?」
朦朧とする春菜の唇に、ラセールが食らいつく。
心の準備をする間などなく、一瞬で奪われた春菜の人生二度目のキス。あくまで事故の結果にすぎないリトとのファーストキスと違い、明確に意思をもって行われたという意味では初めてのキス。
いつか改めてリトと交わしたいと思っていたそれが、あっさりと奪われる。覚悟していたつもりでも、大きく心を揺さぶられた。
「ン……ンゥ……ふ、ン……!」
ラセールの口はいつまで経っても春菜の唇を解放しない。
唇と唇を触れ合わせるキスなど児戯と言わんばかりの、唇の中を貪り喰うような肉食動物を思わせる激しいキス。初々しいキスを一度経験しただけの春菜にとって、口内を貪るディープキスは信じられないほど衝撃的だった。気持ち悪い。拒絶したい。そう思っているのに脳から発せられるのは嫌悪感でも吐き気でもなく心地よさだけ。
「瑞々しくておいしいですね、西連寺センパイの唇。たしかファーストキスは愛しの結城リトとしたんでしたっけ?」
「……そん、な……ことまで……知ってるの?」
「もちろん」
「ん……ふぅ、あ……」
ラセールの愛撫もキスも止まらない。足を絡め、手を這わせ、舌で舐める。行為が進めば進むほど春菜の身体はフェロモンと媚毒に侵され、通常ではありえない感度へ高まっていく。
「ハァ……ハァ……」
数十分が過ぎただろうか……。もしかしたら一時間以上経っているかもしれない。
長時間執拗な愛撫に晒され続け、春菜は息も絶え絶えになっていた。何度も絶頂した身体は疲弊し、柔肌の表面には汗が浮かんでいる。服は乱れ、もはやシャツとスカートが辛うじて引っかかっている程度だ。
「結城リトと比べてどうでした、ボクのテクニック?」
「…………」
疲れて声は出ない。
もともと答えたくもないが、答えるために声を出すことすら億劫だった。
「無視ですか。まぁいいですけど……」
ラセールがぐったりとした春菜の足の間にその身を入れる。
「あ……」
「良い感じに蕩けてますよ、西連寺センパイのオマンコ」
無思慮に割れ目を広げ、中を観察する。さすがに激しい羞恥心が湧いてきて足を閉じようとするが、疲れ切った少女が男に力で勝てるわけもない。
「綺麗なピンク色だ。処女膜もちゃんとありますね」
「い、や……」
「じゃあ西連寺センパイの
「あ……」
ペニスが秘裂にあてがわれる。
いよいよ入れられる。
不安と恐怖が心を満たす。
気分はまるで注射針を向けられた幼子のよう。ただ幼子と違うのは近くに縋りつく親もいなければ、刺される物は医療器具ではなく凶器であるということ。
「入れますよ」
「え……。ひ、避妊は……」
「すみませんね。ボクらハーラマ人のペニスは女の子をえっちにする毒の出る棘だらけなんで、地球のコンドームとかいう避妊具は意味ないんですよ」
「そん、な……」
『えっちにする毒』も聞き捨てならないワードだったが、それ以上に避妊できないという話が衝撃的だった。
「大丈夫、このナノマシンを使えば妊娠はしませんから。地球の100パーセントとはいえないような原子的な避妊よりよっぽど安全、確実です。欲しいですか?」
「そんなの、当たり前じゃない……」
「じゃあ、ハッキリお願いしてほしいな。ボクの雌奴隷用のナノマシン、ここに打ち込んでくださいって」
そういってラセールが下腹部をトントンと指で叩く。その奥にある子宮を狙い撃つように。
ゾクリ、と春菜の背筋を悪寒が走る。
「どうします? ボクは避妊無しでも構いませんけど」
「…………ひどい……ひどいわ」
「そうですか? 地球人じゃ……いや、他の種族じゃ味わえない極上の快楽に、確実な避妊。セックスを楽しむのにこれほどの好条件はないと思いますけど」
「……そんな楽しみ方、私はイヤ……」
セックスはそんなものではない。愛した恋人、身体を許した相手と身も心も通わせる行為だと、処女ながらそう考えていた。快感はもちろんあった方がいいが、それはあくまで愛情に付随するものだと。
好きでもない相手と身体を重ねて性的快楽を貪るだけなんて、とんでもないことだった。だが、そういう嫌悪感を持っていてなお幾度も絶頂させられるラセールの体質とテクニックを味わうと、それを許容する者は多いだろうとも思えてしまう。それほどに、彼の与える快感は凄まじかった。
「で、どうするんですか?」
「…………さい」
やむを得ず、春菜が絞り出した言葉に、ラセールが笑う。
「もっと大きな声で」
「わ、私の……」
震える声で、春菜はもう一度言った。
「ここに……あなたの奴隷用のナノマシンを……打ち込んで、ください……」
屈辱に涙が流れる。だがきっとモモも自分を守るために同じようなことをされたのだと思うと、耐えねばならない、言わなければならないと思えた。
「もっと卑猥にお願いして欲しかったけど、まぁいいでしょう。じゃあ、打ち込みますよ」
「あ――」
心の準備をする暇もなく、シリンダーが打ち込まれる。痛みも違和感もない。ただ、視線を向けると下腹部にハート型のタトゥーのようなものが刻まれているのが見えた。それは紛れもない、目に見える形で刻まれた屈服の証。
ああ、いま私は彼の所有物にされたんだ――
まだ処女を奪われてもいないのに、越えてはいけない一線を越えてしまった感覚。春菜の心に、その無慈悲な現実はあまりに現実味がなかった。一周まわって、他人事のようなにすら思える。
これが諦め、絶望という感情なのだろうか。
だがせめて。
せめて情けない姿は晒すまい。
すでに抵抗する余力もない状態で、春菜はそう決意する。
「じゃあ、いきますよ」
「あ――」
ゆっくり、ゆっくりとペニスが膣に侵入していく。自分の内側が異物によって押し広げられていくという初めての感触。嫌なはずなのに、恥ずかしいことをされすぎて嫌悪感も湧いてこない。それどころか、膣を広げられ、膜を破られているのに感じるのは痛みではなく快感。
リトのモノより太く逞しく長いペニスはスムーズに春菜の中に埋まっていく。
「――はっ……あ……♡」
強い圧迫感。だが決して不快ではない。フェロモンと媚毒の影響で初めて異物を受け入れたはずの膣は熟練した娼婦のそれのようにペニスに纏わりつき、奉仕する。まるでそのペニスこそが自分の主人だと主張するかのように。
二人の距離は徐々に近づいていき、やがて腰同士が完全に密着した。
「全部入ったよ」
「っ……あ♡」
わかる。
ラセールの長大なペニスが、自分の膣を本来の限界以上に押し広げ、隅々まで征服しているのが。膣の奥、子宮口が亀頭と密着し、先端の毒針に貫かれているのが。
「ああ、いいですね。ちょっとキツめで……これをボクのサイズに合わせるのが今から楽しみですよ」
「っ――ん♡」
媚毒で感度はどんどん増していく。すでにクリトリスを嬲られるより強い快感が膣全体から発せられていた。
これで動かれたら……。
この太く、長く、逞しいペニスで敏感になった膣を滅茶苦茶に突かれたら、いったいどうなってしまうのか。
いけない。
これはダメだ。
本能がそう警告する。
だがすでに春菜にできることなどなにもなかった。
「じゃあ動きますね」
「ア――」
ラセールが腰を動かし始める。ゆっくり、ギリギリまで引き抜いて、また奥までゆっくり押し込む。最初はゆっくり、とてもゆっくりだったのが、徐々に速くなっていく。
「っ♡ ハッ、ア――♡♡」
凄まじい快感が腰から全体に広がっていく。膣全体がクリトリス以上の性感帯になって、それを微細な棘付きの太い棒でかき回されているのだ。耐えられるわけがない。
「アッ♡ イヤ!――ッ、ン♡ ひっ♡ アッ♡ アッ♡」
春菜は必死にもがく。いや、悶えさせられている。それまでの愛撫はしょせん前戯だったのだと、さっきまでの絶頂は序の口であったのだと思い知らされる。人生で一番激しい絶頂が絶え間なく押し寄せ、春菜に思考を許さない。
情けない姿を晒さない。
そんな春菜の健気な決意など全くの無意味だった。
押し広げられた秘裂はさっきまでの量でさえ少なく見える愛液を垂れ流しながら、時折潮まで吹いている。制服とベッドが水浸しになるが、ラセールは気にする様子もない。ただただ腰を打ち付ける。
喘ぎ声が止められない。
すでにピストンの速さはパンパンと激しい音を立てるほどになっている。ただ前後するだけではない。角度を変え、方向を変え、決して単調にならず、慣れさせず。常に春菜を最高の快楽へ押し上げ続ける。
「アッ♡ アァッ♡ も、もうやめ――とめッ♡ ン♡ ぃや♡ アッ♡」
懇願しても、当然ラセールは腰を止めない。
パンパンパンと肉を打つ音が無慈悲に響く。
「いや♡……アッ♡ も、うダメぇ……♡ とめて♡……壊れる♡ 壊れちゃう……♡ アッ、アッ♡ ヤ、助けて♡ 結城くん♡ 結城く――ンンッ!?」
ついになりふり構わず想い人へ助けを求める春菜。だがそれも唇を塞がれ止められる。すでに性感帯となった唇を再び貪られ、密着した厚い胸板に敏感になった柔らかな乳房を擦り潰される。膣からの快感だけでも耐えられていない春菜を、さらなる快感が襲った。
「――――~~~~……ッ♡♡♡♡」
愛液と潮が止まらない。
手を掴まれる。指と指を絡めた恋人繋ぎ。だが頭を真っ白に染められた春菜に、それに気付く余裕はない。自分がどうなっているのか、なにをされているのかすら分からぬまま、ただひたすら快楽の嵐が過ぎるのを待つしかないのだ。
そして、何度も何度もおまんこを苛め抜かれ、とうとうその時はやってきた。
「出すよ、春菜」
「ぉ♡……あ、ふぇ……?」
解放された口から出るのは腑抜けた声。
出す。
その言葉の意味に考えを回すこともできないまま、一際激しく腰を打ち付けられ、ドビュッと膣の中の音が外まで聞こえてきそうな勢いで、ラセールの精液が春菜の膣内に吐き出された。
「あ――――♡」
その瞬間、春菜の脳を一際激しい快感が駆け巡る。淫紋によって精子が快感エネルギーに変換され、脳を侵す。いや、快感エネルギーになった精子が脳を孕ませる。
「あ――あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッ♡♡♡♡」
輝く淫紋。
上に乗っているラセールの身体を撥ね飛ばさん勢いで腰が撥ね、汁が溢れ、快感に震える。
「気持ちよさそうですね。わかります? お腹の刻印が精子を快感エネルギーに変えてくれてるんですよ。気持ちよくなれて避妊もできる。凄いでしょ?」
「あ゙……、お゙ッ♡ や……いやぁ……♡ お腹が――アアァ……♡」
「もちろん、ボクは一発出して終わりなんて貧弱な雄じゃないので、安心してくださいね。何度でも」
パンッ。
「あ゙♡」
「何度でも」
パンッ。
「お゙♡」
「何度でも何度でも、中で出してあげますから」
「あ♡ い、や……♡ たすけ……ァ――♡」
無意識に春菜は虚空に手を伸ばす。
脳裏に浮かべるのは愛しい彼の顔。
だがそれをかき消すように、現実を見せつけるようにラセールの顔が近づいてくる。
覆い被さる身体。
春菜の「初めて」は、その後も数時間続いた。
【♡】
ひとまず行為が終わって、春菜を案じてラセールの宇宙船まで来たモモと会い、結局ラセールに命じられるまま一晩泊まることになってしまった後。
春菜はシャワーを浴びることを許された。
「…………」
シャワーに打たれながら鏡に映った自分の身体を見る。
下腹部にはラセールの所有物であることを示すマーキング。その下の秘裂からは、大量に注ぎ込まれた精液がドロドロと垂れてきていた。首には浴室の中で唯一身に着けられる……いや、見に着けていなければならない敏感になった性感帯を制御するための首輪。
スタイルは変わらない。もっと大きくなって欲しいと思った胸は大きくなっていないし、細い身体もそのまま。
だがその中身は、本質はいままでとは違ってしまっている。
致命的に。
「ッ……結城くん…………」
涙が零れてくる。
抱かれることは覚悟していた。だが彼のする行為は地球の――いや星など関係なく普通のセックスとはかけ離れた行為だった。物理的に女を性欲の捌け口として作り変えてしまうような悪魔的なセックス。
こんな淫らな身体に変えられて、好きだといってくれた彼に、リトに合わせる顔がない。
「失礼しますよ」
「えっ!?」
突然、ラセールが浴室に入ってきた。そのまま春菜の肢体を後ろから抱きしめられる。
さきほど避妊具も着けないセックスをした相手とはいえ、正常に思考ができるいま裸で密着されて春菜は恥ずかしさから顔を赤くした。乳房や秘所も隠したいが、両腕ごと抱きしめられて身動きがとれない。
「ど、どうして……」
「いまさらこれくらいのスキンシップ、別にいいじゃないですか。あれだけたくさん愛し合った仲なんだから」
「私は愛してなんていないわ……!」
「そんなこと言わずに」
ラセールが一層密着する。春菜の小さ目のお尻に、凶悪なペニスが押し付けられる。さっきあれほど射精したにも関わらず全く衰えず硬く勃起しているそれを意識してしまうと、途端に秘裂が愛液を流し始めた。
染められている。
ペニスに触れただけで、意識しただけで発情する身体に。
ラセールの手が春菜の下腹部を撫でる。
「楽しみにしててくださいね。西連寺センパイの
「ッ――♡」
そう耳元で囁かれた瞬間、身体が芯から熱くなった。
これはきっと恐怖だ。そうに決まっている
決して、絶対に、期待なんかではないのだと、春菜は自分に言い聞かせた。
次は春菜ちゃんが子宮までオナホにされる話の予定です。