※この作品はR-18です。

虹の彼方に~NEO~   作:黒須一騎

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虹の彼方に~NEO~23 「暴走」

ヒカリはほどなくして熊本へと、養子となって旅立っていった。

 

「行っちゃったわね。また会えるかしら。」

「うん。きっとね。」

二人は、ヒカリの乗った飛行機が小さくなるまで、見詰めていた。

二人はいつもの生活へと戻っていった。

 

 

ミサトは、冬月司令に呼び出されていた。

 

「葛城少佐、入ります。」

「ああ、忙しいところすまんな。」

「実はな、今日はプライベートな話なんだ。」

「碇ですか?」

「いや、今回は別なんだよ。加持二尉を覚えているかね。」

「はい。」

ミサトは緊張した。もしかしたら、どこかで生きているかも知れないという、淡い期待を持っていた。

 

「はっきり伝えよう。加持君は亡くなっていた。」

ミサトの体から、力が抜けた。立っているのがやっとだった。

 

「座りたまえ、少佐。」

ミサトは、倒れこむようにソファに座った。

 

「彼が、三重スパイだった事は知っているかね?」

「はい。」

「彼は、インパクト前、殺され、死体は消えた。」

「はい。」

「彼は、自分で調べた資料や証拠をマイクロフィルムとして、体中に隠してたらしい。」

「・・・・・・・・・・・・」

「彼の遺体は、海外に運ばれ、ゼーレ息のかかった病院に運ばれた。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「そして、体を切り刻まれ、調べ尽くされた。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「我々がゼーレ追跡で浮かび上がったその病院を見つけたときは、遺体として残ってたのは、

 頭骸骨の一部だけだったよ。」

 

コトリ。

冬月は小さな、遺骨入れをミサトの前に置いた。

 

「それが、彼だ。」

「バカな男ね・・・。」

そういって、静かに遺骨入れを持ち上げると、しっかりと胸に抱いた。

 

「彼の遺骨は、私の知り合いの寺に頼めるがどうするかね?」

「わたしが・・・・・・・・」

ミサトはそう言うのが精一杯だった。

 

「わかった。今日はもう帰りたまえ。葛城少佐、一週間の休暇を与える。だれかに送らせようか?」

「いえ、大丈夫です。では。」

ミサトは、どうやって帰ってきたか、覚えていない。泣かずに帰ってくることで精一杯だった。

気がついたら、マンションに帰ってきていた。

 

着替えもそこそこに、手近にあったウィスキーのボトルに手を伸ばした。

ボトルのまま、ラッパ飲みする。

 

ごくっ、ごくっ、ごくっ、ごくっ・・・・・・・・ごくっ、ごくっ、ごくっ。

 

ただ、ひたすらに酔ってしまいたかった。

急に飲んだ為に、胃が反応し、強い嘔吐感が襲ってくるが、頭を振って吐かないようにする。

ぼんやり、テーブルを見ていると急速に酔いがまわって来た。

 

 

その後の記憶は無かった。

ただ、何かを探してたような・・・騒いでたような・・・何かを食べてたような・・・そんな気がした。

 

「ね、アスカ。食事できたから、ミサトさん呼んで。」

「今日は帰ってきてるの?」

「うん、今日から一週間の休暇らしいよ。帰ってきてると思うけど。」

「よく知ってるわね。」

「ま、一応これでも、保安課だもの、僕。」

 

「おかしいわね、寝てるのかしら。電話出ないわ。」

「ねえ、シンジ、ミサト出ないわよ。」

「おかしいな、寝てても電話だけは出るのに。・・・ちっょと行ってみてくるよ。」

「ええ、その間あたしが準備しとくね。」

 

シンジは、箪笥から昔使っていたミサトの部屋のキーカードを取り出した。

 

コンコン。

 

「ミサトさん?」

 

ゴンゴン。

「ミサトさんっ居ないんですか? 入りますよ。」

 

ピッ、プシュッ。

 

「うわ、なんだこれ・・・・」

部屋の中はめちゃくちゃに散らかってた。

 

「最近は結構綺麗にしてたのにな・・・。」

シンジはテーブルの上にある遺骨入れに気がついた・・・。

(これって・・・・小さいけど遺骨入れだ・・・人骨?)

 

遺骨は、紙の上に広げられ、僅かな粉しか残ってなかった。

(様子が変だな・・・・・)

 

シンジは、ミサトの部屋をそっと開けた。

(だれもいない・・・・)

 

 

シンジは、携帯で、保安課に連絡を取り、ミサトの所在調査を依頼した。

納戸や、元アスカの部屋も誰もいなかった。

 

トイレを見て、浴室のアコーディオンカーテンを開けようとしたとき、足の裏にビチャリと濡れる感じがした。

 

「血・・・・・」

 

シンジは、後ろの腰から銃を抜きながら、カーテンをすばやく開けた。

そこには、全身血だらけとなって倒れているミサトが居た。

 

「くそっ!!」

シンジはすぐに脈を診た。

弱いが、まだあった。

すぐに、保安課に連絡を取り、救急車を手配した。

 

自宅に電話を回した。

「はい、碇・・」

「アスカっ!タオルと救急箱をもってすぐ隣へきてくれっ!」

「はいっ!」

外傷は、左手首の傷で今でも血が噴出していた。

 

シンジは片手で、止血すると、他の傷を探した。

腹部に数箇所あったが、これは浅かった。

 

「シンジっ!なにがあったの?」

「タオルをっ!」

シンジはタオルを手首に巻きつけ、さらに紐で強く縛った。

ミサトの唇からは色が消えつつあった。

 

「ミサトっ!ミサトぉ・・・・ね、シンジ、助かる?助けてよぉ・・・」

「出血性ショックが無きゃね。・・・・・どうやら、酔ってるみたいだな・・。」

「いったいなにがあったのよ!」

「今はミサトさんを助けるほうが先だよ。アスカ、そろそろ救急車が来る頃だから、案内と運び出しの確保をしよう。」

「・・・・わかったわ。」

シンジはネルフの病院に電話を入れ、ミサトの血液型の保存血液を準備させた。

 

念のため、人工心肺と除細動装置も用意を頼んだ。

救急車が到着し、ミサトと一緒に乗って、病院に向かった。

 

 

ドクターが処置室から出て来た。

 

「ご家族ですか?」

「はい。容態はどうでしょうか?」

「はっきり言って危険な状態です。」

「意識は?」

「ありません。心臓も一時停止しましたが、現在回復しています。

 血圧は、80の45、2000CCの輸血をしました。外傷は、止血、縫合し処置してあります。」

「脳波はどうでしょうか?」

「眠っている状態です。」

「α波のままですか?」

「ええ。」

 

「シンジぃ、助かるよね・・・ミサト・・・助かるよね・・・」

「意識が回復するかどうか・・・。」

 

 

 

ミサトをアスカに頼んで、シンジはネルフに向かった。

 

「碇シンジ少尉、入ります。」

「どうしたね、少尉。」

「葛城少佐のことですが。」

「なにかあったのかっ!」

「自殺の疑いがあります。なにか、お心当りありませんか。」

「今日だが、彼女に加持 元二尉の遺骨を渡したんだよ。ずいぶんとショックのようだったので、休暇を与えた。まさか、これほど思い詰めるとは・・・すまん、少尉。私が軽率だったよ。」

 

 

「そうでしたか。」

「司令。この件、私に一任頂けないでしょうか?」

「うむ。頼んだよ少尉。助けてやってくれ。」

シンジは、司令室に立ち寄り、青葉やマヤ、そして、日向にミサトが怪我をして入院した事を伝えた。

仕事に関しては、マヤに代行を頼み、詳細は司令の指示を取るように頼んだ。

 

「シンジくん、その・・・葛城少佐の容態は?」

「日向さん、少しいいでしょうか。」

 

 

二人は作戦室に来た。

 

「シンジくん、状態、悪いのかい?」

「日向さん、僕は、ミサトさんの一件で司令から委任を受けています。こたえる前に少し、聞いていいですか?」

「ああ、かまわないが。」

「プライベートな質問でも?」

「・・・・・・いいよ。」

 

「日向さんは、葛城さんをどう見てます?女性として。」

「シンジくん・・・・・愛してるよ。彼女を。」

「ミサトさんを支えてあげる自信はありますか?」

「自信か・・・自分では、あるつもりだよ。」

「ミサトさん、今、加持さんの死を現実として突きつけられました。

 そして、泥酔し自殺を図りました。」

 

「なっ・・・なんだって!命はっ!教えてくれっ!シンジくんっ!」

「落ち着いてくださいっ!日向中尉っ!!」

「体は手当てと輸血でなんとかなりました。ただ、意識が戻りません。」

「助かるよな、なっ・・・。」

日向の眼鏡の脇から、涙がこぼれていた。

 

「まだ、意識が戻るかどうか解らない状況です。」

「日向さん、彼女をたとえ嫌われても、一生支えるほどの覚悟はありますか?」

「・・・・・・・でも、彼女には・・・・彼女の心には・・・加持が居る。」

「だからです。いま、彼女はそれを失ったんです。」

「わかった、たとえ嫌われても、なんと言われようと、僕は彼女を支えるよ。」

「よかった・・・・。」

 

「シンジくん、もし、僕がNOといった場合は、どうするつもりだったんだ?」

「そのときは、僕が支えるつもりでした。一生。 僕にとって、ミサトさんは家族ですから。」

「すごいな、シンジくんは。」

「仕事のシフトは僕の方から、司令にお話ししておきます。行ってあげてください。」

シンジは、司令に経緯を伝えると、司令室スタッフのシフトを頼んだ。

 

日向の仕事が4時で終わるようにだ。

 

 

 

コンコン。

 

「はい、シンジ?」

「日向です。」

「あら、お見舞い? どうしたの?こんな時間に。心配?」

「そう。シンジくんに背中を押されて、自分の心に、やっと気づいたバカが一人ね。」

 

「まだ、意識が戻らないのよ。」

「見通しは?」

「まだ、わからないって」

アスカは頭を横に振った。

 

「そう・・・。」

「ね、俺・・・彼女に付き添ってもいいかな・・・。」

「ええ、ただし、眠っているからって変な事しちゃダメよ。」

「し、しないよっ!」

「うふふっ、からかっただけよ。大丈夫よ、きっと帰ってくる。伊達にサードインパクトは乗り越えてないわ。」

「酷いな、アスカちゃんも。俺・・・本気なのに・・・。」

「ごめんなさい。でもね、ミサトは、あたしたちにとって、大切な家族なの。半分は本気よ。」

「うん、シンジくんにも、そう言われたよ。」

 

「ね、手・・・握ってあげなさいよ。」

「・・・あ、ああ。いいのか?」

「あたしが精神的に壊れたときね、シンジもずっと手を握ってくれてたの。」

「そうだったね。」

「あら、見てたの?」

「仕事だったもの。」

 

「シンジが、けだものになった時も?」

「悪い、居眠りしてたんだ、その時。」

「シンジは、あたしに罵倒され、罵られ、嫌われながらも、ずっと居てくれたの。できる?日向さん。」

「おんなじことをシンジくんに言われたよ。今日のシンジくんは、碇司令を思い出させるほど怖かったよ。」

「わかった。じゃ、ミサト。任せていいのね?」

「もちろん。」

 

コンコン。

 

「シンジだけと。いい?」

「どう?容態。」

「変わんないわ。」

 

「日向さん、とりあえず、1600時から暫くはフリーの時間を作りました。ミサトさんについててあげて下さい。それ以外は、僕らが交代で、つきます。」

「ありがとう・・・シンジ君。」

 

「でも、夜はちゃんと休んでくださいね。」

「ああ。そうするよ。」

 

 

 

翌日、アスカが病院に行った。

日向は、目の下に隈を作っていた。

「寝なかったのね・・・。」

「なんか、寝顔みてたら、朝になってた。」

 

「換わるわ、そろそろ時間でしょ?」

「そうか・・・じゃ頼むよ。」

「ミサト・・・そろそろ起きないと、二人目の白馬の王子様、倒れるわよ。」

夕方、日向がやってきた。ずいぶんと憔悴している。

 

「ね、シンジ、日向さん休ませましょうよ。」

「好きにさせた方がいいよ。」

日が暮れると、司令室のスタッフが見舞いにきた。

 

「聞いたぞ、マコト、頑張れよな。骨は拾ってやる。」

「縁起でも無い事いうなよ、シゲル。俺は本気なんだ。」

「葛城少佐、早く元気になるといいですね。」

「まったくだよ、おかげで予定が・・・ぐっ!」

マヤのヒールがしっかりと青葉のつま先を踏んでいた。

 

「ほう、デートでもあったのかシゲル、そりゃ悪いことしたな、マヤちゃん。」

「ひゅ、日向さんまでっ!もう、いや!」

 

「あれ、俺は真面目に付き合ってるんだぞ、後ろ指差される謂れはない。」

「よかったわね、青葉さん、マヤ。」

 

「人の枕元でうっさいわねえ・・・・休みなのに・・・・」

「葛城少佐っ!」

「ミサトさんっ」

「ミサト!」

 

「えっ?なんでみんな居るの?」

「よかった・・・・ぐすっ」

日向の涙がめがねの下に溜まっていった。

 

「はれっ?日向君・・・なんで泣いてんのよ。」

「葛城さんっ!」

「な、なによ。」

「もう・・・・んもう・・・絶対にあんな事しないでくださいねっ!」

「あんなことって・・・あたし・・・???」

 

「で、なんであたしの右手握ってんの?日向君。」

「なんでって・・・ぐすっ・・・心配だからじゃにいですか・・うぐっ・・・・」

「え?ここ病院?・・・・・なんで?」

 

「ミサトさん。泥酔した上に、お腹包丁で刺して、、手首斬って・・・それだけやれば、

 普通病院送りですよ。」

「えっ、あたし・・そんな事したの?」

「そうよ、ミサトったら、もう少しで死ぬとこだったのよ。もう止めてよね、自殺なんか。」

「アスカ、それほんと?」

「ホントも何も、もし、シンジが応急処置できなかったら、今ごろ通夜よ。」

 

「あちゃ~、参ったな。飲みすぎたかしら。」

 

「俺じゃ、加持の変わりになりませんかっ!」

「ひゅ、日向君・・・・。」

「日向さん、ずっと付いてたんですよ。昨日なんか一睡もしないで。」

「ね、日向君、手・・・離して・・・恥ずかしいわよ。」

「い~やっですっ!もうバカなことはしないと約束してくれるまで、離しませんっ!」

 

「葛城少佐。聞いてください。」

「なに?青葉君。」

「マコトは葛城少佐のこと、ずっと好きだったんスよ。」

 

「少しは感づいてたわ。でも・・上司と部下よ・・・周りに・・」

「なら、俺ネルフ辞めます。」

「お、マコトがきれたぁ」

「で、でもねぇ・・・・」

「お、俺、本気だから、結婚してくださいっ!ミサトさんっ!」

「なっ、なにを突然。それもみんなの前でぇ。」

 

それから、ミサトが退院すると、荷物を纏めた日向が、ミサトのマンションに来た。

 

「え?日向君、マジ?」

「ええ、マジです。今日から厄介になります。」

シンジとアスカは、横で笑い転げている。

アスカに至っては、涙まで流して、ひーひー笑ってる。

 

「シンちゃん~。笑ってないで助けてよぉぉぉ。」

「ま、僕もあんな事あった後じゃ心配ですから、いいんじゃないんですか?」

「ネルフに知れたら・・・どうするのよぉ。」

「あ、それなら、大丈夫です。僕が、司令から許可とってますから。

 あと、病院の一件以来、ネルフじゃその話題ばっかりですよ。

 日向さん、住所変更、やっときますね。」

 

「しょんなぁぁぁ、シンちゃんまでぇ」

「諦めてください、この件に関しては、僕は司令から委任されてますから。」

「シンちゃん、あたし犯されちゃったらどうするのよ。」

「俺、絶対にそんな事しませんっ!!」

「大丈夫ですよ、日向さんにはちゃんと覚悟聞いてますから。」

「あたしの意思は?」

「自殺未遂する人は、暫く、保護観察処分とします。」

「ひえ~ん。あたしはあなたの上司だったのよ~。」

「特例226の3号を適用します。あなたに拒否権はありません。」

 

日向が「かわいい人だ」とつぶやいた。

 

「はい、これ。あたしからミサトにプレゼント。」

「なによ、これ。アスカ。」

「万一のジェリコの壁。スタンガンよ。」

「(アスカ・・・それ大丈夫なの?)」

「(大丈夫もなにも、電圧100Vまで落としてあるもの、ちょっとピリッとくるぐらいよ。)」

 

「じゃ、僕らの家へどうぞ。パーティーの準備してありますから。」

「日向さんのウェルカムパーティーよ」

「お酒あるの?」

「少しなら。でも深酒禁止、今日はビール2本までです。」

「あうぅぅ・・・」

 

「わあ、すごいなあ。これ全部作ったの?」

「ええ、アスカと二人で。」

「やった、シンちゃんの手料理っと。そのまえにビールっと。」

「じゃ、もしかしたら家族になるかもしれない、日向さんの入居を祝して、かんぱぁーいっ。」

 

ピンポーン。

 

「あ、やっと来たわね。」

「お邪魔しまっス。」

 

「シンジくんはい、これ。」

「わあ、焼き鳥。ありがとうマヤさん。」

 

「しっかし、マコトも大胆だよな、押しかけ女房ならぬ、押しかけ亭主か。」

「なんとでも、言ってくれ。」

「あ、あのねえ、青葉君、これは日向君が無理やりあたしのところに・・・・

 もう、人の話し聞きなさいよねッ」

青葉はすでに、シンジの料理に夢中になっている。

 

「ま、いいじゃないですか、葛城さん。」

「なんで、葛城さんなんて呼ぶのよ、日向君、あたしはあんたの上司でしょ。」

「じゃ、ミサトって呼びますよ。」

「な、ぬぁんですってぇぇ!」

「今は、時間外のプライベートな時間ですし、戦闘行動時でもありません。ですから、上司、部下は関係ありませんから。」

「お、これはミサトさんに敷かれずに済みそうかな。」

シンジが茶化す。

ミサトは、真っ赤になって、下を向いている。

 

「そういうシゲルだって、いつマヤちゃんと結婚するんだよ。」

「うっ・・・」

「日向さん、あたしたち、まだそんな、結婚なんて・・・まだ・・・」

シンジはみんなを見ながら、この幸せがずっと続いてほしいと心底が思った。

 

 

 

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