シンジは、暑苦しさに目覚めた。
ゆっくりと体を動かしだすが、体の右側の何か柔らかい感触を感じる。
胸の上にミサトの腕があり、右肩には豊満な乳房が押し付けられていた。
足ものなにか重いものを感じるが、たぶんミサトの足であろう。
困ったことに、シンジの下半身は朝の恒例で元気になっていた。
(困ったな・・・・これじゃ抜けだせないや・・・)
「ミサトさん・・・」
「・・・ん・・・なに・・・もう朝?・・・」
「ええ、おきてください。・・・あの・・・動けないんで・・・・」
「・・・・ん?・・・・うふふふっ・・・・シンちゃん元気ねぇ・・・」
ミサトの手がシンジのペニスを上からさすった。
「あっ、ああのっ・・・これは、朝ですから・・それ・・」
「解っているわよん。かまととじゃないんだから。」
そう言うと、ミサトは、シンジの上に乗せた膝をぐりぐりと動かした。
「うっ・・・・ミサトさん! やめてくださいよ・・・トイレに行きたいんですから・・・」
「・・・うん!しょうがないわね・・・行ってらっしゃい。」
ベットから抜け出ると、ミサトのあられもない姿が目に入った。
Tシャツは、胸の上までずり上がって、乳房が顕わになっており、ピンクのショーツがシンジの若い性欲を刺激した。
とたんに、シンジの下半身に血が流れ込んでいく。
「おわっ!・・・とっ!・・ミサトさん、起きて着替えてくださいね。」
トイレに行った後、シンジはパジャマのまま、外の発電機を動かし、給湯のスイッチを入れた。
「・・・・ふう・・・」
熱いシャワーがシンジの頭を覚醒させる。
着替えてリビングに戻ると、ミサトは、ソファに座っていた。
「ミサトさんまだ、そんな格好してたんですか?シャワー使えますよ。」
「そうね、私も浴びて来るわ。汗かいちゃったから・・・ところでシンちゃん
・・・結構大きいのねん。」
「!!ミサトさん!なに言ってるんですか!それより、早くシャワー使っちゃってください。
その間にご飯の用意しますから。」
「はいはい。」
シンジは、有り物で簡単な準備をすると、テレビを点けてみた。
どのチャンネルも、サードインパクトの事や冷静な対応を呼びかけたりしていた。
国連が臨時政府を置き、加盟国で希望する国は協力する事を伝えていた。
「食べたらすぐネルフに行くわよ。」
「はい。」
ネルフでは、憔悴しきったスタッフが未だに喧騒としていた。
「みんな、おはよう。今日は、私が変わるわ。みんなも少し休んで頂戴。」
「あ、葛城三佐。おはようございます。じゃ詳細は引継ぎフォルダに入ってますから。
でも、留守番だけでいいですよ。」
「そうねえ、私じゃマヤちゃんの代わりはできないから・・・・」
「ミサトさん、たぶん、僕ができると思います。マヤさん、今日必要な作業項目を教えてください。」
「そうね、じゃお願いします。解らないことがあったら、そのままにしておいてかまわないですから。」
「さ、そうと決まったら、みんな1600時まで休憩を取って頂戴。」
「あ、葛城三佐、来たら副指令が出頭するようにと。」
「そう、わかったわ。」
「葛城三佐入ります。」
プシッ!
「ああ、そこにかけてくれたまえ。」
「はい。」
「とりあえず、現在の状況を説明する。先ほど国連から連絡が有ってね。臨時政府が置かれその管理に国連事務所日本支部があたることとなる。といっても、実際には、まだ体制が出来ていないので、MAGIの機能で我々が担当することとなる。
とりあえず現状の治安と混乱回避が命題だ。
来週には国連と日本政府からスタッフが来る予定だが、それまでにMAGIの調整と政府、国連との事務レベルでのすり合わせを行ってほしい。」
「警察も統制下に置いていいということですね。」
「そうだ、警視庁には連絡してある。担当者はこのファイルに書いてある。これから私は、国連に飛ぶ。その間頼むよ葛城三佐。」
「ネルフはどうなるのでしょうか?」
「いきなり無くなる事にはしないよ、ゼーレの件も有るからね。
組織替えや組み入れがあるだろうが、政府が落ち着きを取り戻すまでの間はネルフと支部事務局が協調して動かすことになる。まだ、政府は大混乱の状況だし、国連もゼーレ掃討が進められているからね、今がネルフを残すチャンスなんだよ。」
「はい、では。うまくいくといいですね。帰国予定は?」
「1週間だ。」
「はい。」
「では、実務に戻ってくれたまえ。」
「あ、そうだ、葛城三佐。」
「なんでしょうか?」
「シンジ君の拳銃携帯許可を出しておいた。詳細はこれに書いてあるから、後は頼む。」
「了解しました。」
ミサトは、司令室に戻ってくると、張り紙を見つけた。
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# アスカのとこにいます。(シンジ)
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「やれやれ。」(やっぱりマヤちゃんの代わりなんて無理よねぇ~)
ミサトは、内線を使うと、シンジを呼び出した。
「シンちゃん、アスカはどう?」
「変わりありません、どうしたんですか?」
「病院から看護婦さんが来たら、ちょっち来てくれるかな?」
「わかりました、今来ましたのですぐそちらへ行きます。」
プシッ。
「あ、シンちゃん、拳銃の携帯許可出たわよ。」
「ずいぶん早かったんですね。」
「ええ、今はネルフが日本を嘗轄してるような状況なの、臨時だけどね。
詳細はその書類に書いてあるわ。あと、この書類にサインして、保安部に提出すれば受け取れるわ。
それと・・・青葉くんにトレーニングを受けてね。取扱いには十分注意してね。」
「わかりました。」
シンジは、書類を持って保安部に向かった。
「やあ、碇君だね。連絡を受けているよ。どんな銃がいい?」
「護身が目的ですから、できるだけ小型の物がいいですね。ただ、そこそこの威力も欲しいので・・強装弾の使用に問題の無いものがいいです。」
「ん、ではこれなんかどうだね。ベレッタのトムキャット。コンパクトだが32口径だ。
君の体格でも十分に扱える。強装弾を使えば、警官が使用している38口径を凌ぐ威力だ。」
「それでいいです。」
「よし、ちょっと待っててくれ。」
「ほら、これだ。それとこれがヒップホルスター、フルカバータイプだから、ファーストドローには向かないが、常に持ち歩くなら、こっちの方が便利だ。
クイックドローホルダーが必要だったら言ってくれ。
予備弾槍が2本に、強装弾が100発。とりあえずこんなもんでいいだろう。
予備弾倉は、ヒップホルスターには1本収納できるがクイックドローホルダーは無理だ。
着弾調整はしてあるが、細かいところは自分でな。足りない物があったら、また来てくれ。」
「はい。ありがとうございます。あと、メンテナンスセットもお願いします。」
「と、これにサインをね。」
シンジは、受け取ると、簡単な取扱いの説明を受け、ベルトにホルスターを取り付た。
「いまは、玉は入っていませんね。」
「そうだよ、青葉二尉から指導を受けてから、実装してくれるかい?」
「わかりました。出来れば使わずに済ませたいですね。」
シンジは、アスカの部屋に戻ると、状態に変化があったらすぐに知らせてくれるように念を押すと、
司令室に戻ってきた。
「ミサトさん、コーヒーでもいかがですか?」
「わお!ありがと。それと明日から青葉君についてトレーニングしてね。
1600時には出てくるでしょうから、打ち合わせしてね。」
「はい。ではそろそろマヤさんの仕事しちゃいますね。」
「お願いね。でもほんとに大丈夫?」
「大丈夫ですよ。」
そう言うと、シンジは、内容を確認した後、すごい速さでキーボードを叩きだした。
「シンちゃん・・・うそ・・・・すごい。」
「すぐ終わりそうですね。だいだい概要は掴めましたから、1500時には完了します。」
「手伝おうか?」
「ミサトさん、気持ちだけでいいです。マヤさんに僕が怒られそうですから。
ミサトさんは自分の仕事を進めてください。」
「うっ!・・・・」
「じゃあたしは、政府や国連と調整とってるから。」
「シンちゃん、悪いけど食堂からサンドイッチでも貰ってきてくれる?そろそろ休憩にしましょう。」
「そうですね、僕も一段落しましたから。」
シンジは、食堂からサンドイッチとコーヒーを二人分受け取ると、司令室に戻った。
残りの仕事を片付るとちょうど午後4時になっていた。
「ただ今もどりました。」
「あ、マヤさんおかえりなさい。」
「シンジくん、ありがとね。代わりますね。」
「はい、処理の詳細は、テキストで残してあります。」
「・・・・・・・・ええっ!シンジくん。たったあれだけの時間で、ここまで処理しちゃったの?
うそっ!・・・今日の分ばかりか、明日の分まで終わってる。」
「あの・・・まずかったですか?」
「とんでもない・・・大助かりよ。」
「シンジくん、これ銃の取り扱いのカリキュラムとテキストだよ。
あと、明日から地下のレンジでトレーニングするからね。」
「はい。宜しくお願いします。青葉さん。」
「では、僕はアスカのところにいますから。」
「眠っているからって襲っちゃだめよ、シンちゃん。」
「んなわけないじゃないですか、ミサトさんも相変わらずですね。」
そう言うとシンジは司令室を出ていった。
「さあ、みんな戦いの再開よ。」
司令室に喧騒が戻っていた。
1時間ほどアスカのいる医務室でノート端末からマヤの仕事をサポートした後、アスカに変わりが無い
ことを確認すると司令室へ戻っていった。
プシッ。
「ああ、シンちゃんちょうど良かった。
保安部から連絡でね、昨日の刺客の件だけど一味は捉まったわ。
シンジ君の調べた企業だったわ。現在はさらに上流に向かって、追い込んでいるとの事よ。」
「とりあえず一安心ですかね。では僕は一度マンションに戻ります。」
シンジは、マンションに帰ると、片付け始めた。
幸いアスカの衣類はほとんど無傷そうだか、もっともひどいのはミサトの部屋だった。
もともと、衣類が散乱していたのと、箪笥の引出しが開いてたのでガラスの損害をもろにかぶっていた。
「・・・やれやれ、ミサトさんのはほとんど全滅か・・・とりあえず生活できるようにしなくちゃ・・」
どうやら、電気は、戻ってきていた。
ビルルルルッ。
「はい、葛城です」
『あ、シンちゃん、今日は、早く帰れそうだからお祝いしましょ。シンちゃん電気復旧したでしょ?』
「ええ、でもうちのマンションだけみたいですよ。もしかして、ミサトさん・・・。」
『「うっふっふっっ。これで今夜は冷えたビールが・・・。』
「職権乱用ですか・・・・。」
『あら、シンちゃん、スタッフの維持の為の必要な措置よ。』
司令室のスタッフはシンジと同じ事を考えていた。
((((やっぱり、ビールだな・・・))))
『「じゃ。マンションの方はよろしくね~。』
(はあー、一部屋づつ片付けていくしかないか・・・)
掃除はミサトが帰ってくる日付が変わった時刻まで続いた。