どれくらい寝てたっけ。
体が異常に火照り、今にも燃えてしまいそうな熱に身を焦がす。どうしようもなく私のマンコが……子宮がチンポとその精液を求めていたのだ。
目を開けると、そこは薄暗い牢の中だった。両手は一括にされてジャラジャラと鎖の音が鳴ることから、天井から吊るされているのだろう。足は広げられたまま拘束され、腕を下ろすことも座ることも許されない。
「お目覚めかな?」
声が聞こえた。嫌な声だ。嫌悪している。
アレックスが鍵を開け、私の前に歩み寄る。
「んぁっ!?」
サラッと髪を撫でられただけなのに、体にピリピリと電流が走る。嫌なのに体は反応して、目の前の男を求めてしまいそうになる。
「昨日、君にはとてつもない屈辱を受けさせられたよ」
アレックスが語る。
「あのまま受け入れてればよかったのに拒みやがって。まあ、それくらい意思が強いと感心するけど、あんまり強情だとさすがに俺もイライラする」
蹴飛ばしたことか。いや、本当に申し訳ないと思っている。でも、許可なく膣内射精するなんて無責任なことをするのは普通に考えて駄目だと思う。それに私は抱かれると言ったが、中出しまで許した覚えはない。
「早く……これ、をぉ……解けぇ……」
「今にもオナニーしたくてウズウズしてるんだろう?」
「そんなワケ……ない。こんなこと……はぉんっ♡」
乳首をギュッと抓られ、体を仰け反らせ弧を描き、膣内から透明な液を噴出させられる。
なんで、なんでこんなに感じさせられているんだ? 自分が自分じゃないようない感覚だ。異常に興奮し、体のあらゆる場所が性感帯で敏感になっている。ちょっとの刺激だけで簡単に絶頂させられてしまう。
こんなの有り得ない。怖い。
「な、なにを?」
「ああ、淫紋をつけさせてもらったよ。ちゃんと解けるようにはしたから一生残るものじゃないから安心していいよ」
「変な道具は使わないって……」
「魔法は使わせてもらった」
いや、淫紋なんてあると思うわけないじゃん。創作かファンタジーの世界だけの話だろう……って、ここファンタジーだった。おい、なんでもアリだな!
「それで解呪の条件は……?」
「今日一日耐えるか、もしくは──―」
グリッ、とアレックスが下腹部を人指し指で押す。
「ここに精液を注げば淫紋は消える」
でも、ただでは挿れないだろうということは明白だ。
「もちろん、ちゃんと謝ってお強請りしたら挿れてあげよう。言い方はそうだな……カイルにしていたように言えばいい」
「だれがそんなことするか!」
「じゃあ、一定時間が経つか誰かにイカされる毎に感度が上がって発情していくから次の日の朝まで保つかな。まあ、夜にもう一度来るからそれまでは気長に待っててくれよ」
アレックスが牢屋を出て立ち去ろうとするのを、残された私はただひたすらキツく睨みつけるのだった。
「そんな潤んだ瞳で睨まれても、意味ないよ」
「んなぁっ!?」
ふざけんな!
とっとと居なくなれ、そしてハゲろ!
とりあえず、落ち着こうか…………うん、無理。めちゃくちゃ体が疼く。早くチンポ欲しい……昨日はスゴかったな──―アホか、私は! 今はエロいことを考えちゃいけない! そうだ、別のことを考えよう。先ず今は朝なのだろうか。うーん、お腹空いた。子宮を精液で満たされず、食欲も満たされない。グーグーお腹が鳴り、同時にキュンキュン子宮が疼く。
よーしOKOK。先ずは飯が先決だ。食事代わりに精液飲ませるなんてしてきたら、一石二鳥だろうとかアホなことは考えちゃいけない。ちゃんとした物を食べたい。食ザーとか飲精は苦手意識高いから、マジで勘弁してくれよ。
頼むから、誰か私に飯をくれぇー! 今、淫紋とやらをつけられてて気を抜くとチンポしか言えなくなるから!
「お嬢様、こちらにおられましたか」
また新たな来客だ。
専属メイドのエリィさんだ。まったく心配してそうに見えない涼しい顔をしているが、そんなのは今は目を瞑る。
「ちょうどよかった! 今アレックスを呼んできてチン──―って、ちがあぁう!」
恐るべし淫紋の力。身内が来てくれた安心感で、思わず下手人のチンポを求めちまったじゃねーか。
というか、何も反応なし? めっちゃ目の前にいて人がアブノーマルな状況にいるのに、何もアクション無しなの?
「あの、エリィ?」
「はい、お嬢様」
「何も言わないの?」
「何かあれば申しつけください」
いつになくドライなんですけどぉー!
「何か怒ってたりする?」
「いえ、別に。仮に怒っているのだとすれば、自分自身にでしょうか」
「……どうして?」
「私はお嬢様の幸せだけを願っていました。家族が殺され一人となった私には、姉のように慕ってくるお嬢様を妹のように感じていました。だというのに、お嬢様が誰と添い遂げるのが考えもせず、肉欲に溺れ、お嬢様に取り返しのつかないことをしてしまいました」
まるで罪の告白をしているようだった。
嘘の情報を伝え、意図的な情報の遮断などを行ったのだという。見返りはアレックスに抱かれることだった。私にとっては犬の餌に等しい見返りでも、エリィにとっては百万のダイヤよりも価値のあることなのだろう。
「それに私はアレックス様に逆らうことの出来ない女です」
シュルッと給仕服をはだけさせ、エリィは自身の胸元を曝け出した。最近、やたらと人に肌を見せない原因が解った。
幾何学模様のハートの紋章だ。
「なに、ソレ?」
「お嬢様の下腹部にあるものと一緒です。私はアレックス様に定期的に抱かれないと死ぬ呪いにかかっています」
あの男……!
「今すぐぶっ飛ばしてやろうか」
アレックスへの怒りと殺意で何もかも吹っ切れそう。うん、殺れる。淫紋で感度がどうのこうの言われてたけど、今の私には全て撥ね退けれる自信がある。
「おやめください、お嬢様」
給仕服を着直したエリィが窘める。
「アレックス様はお嬢様の婚約者です。そんなことしても、むしろ状況を悪化させます」
「じゃあ、どうすればいいのっ?」
「耐えてください。あと6日、それさえ耐え凌げばきっと大丈夫です。ですから──―」
どうか耐えてください。
エリィが牢屋の鍵を開け、私の下へ歩み寄ると胸を優しく揉み始めた。
「エリィ、待っ……んぅっ!」
ただ揉まれてるだけなのに、ビリビリと電流が走るような快楽が雪崩込んでくる。
「な、なんでぇ……エリィ、だめぇ……」
「アレックス様の指示です。お嬢様、たっぷりイカせますので耐えてください」
「ひっ……いや……やめ、てぇ……」
エリィが胸に顔を近づけ、左の乳首を舐め始め、空いた手で右胸の乳首を弄ぶ。
下品な音を立て、乳首が取れるんじゃないかってくらい強く吸われ、一定時間が経てば感度上昇するのも相まって呆気なく達していた。
イッてもエリィは手は止めず、容赦なく責め立てる。
「エリィ……イッてるから……またイッてるぅ……いくいく! ひぁぁ♡ これ以上イカせないでぇ……♡」
「まだです、お嬢様。もっとイッてください」
「んあああ──―っ♡ イッちゃうぅぅぅ────―!!」
左乳首を噛まれ、右乳首をギュッと摘まれた私はビクンと一際大きく体を震わせて絶頂していた。
それから執拗に胸を愛撫され続け、絶頂を味わされ、感度が上昇してまた絶頂してを繰り返す。
結果。
「アヒッ……アッ……えり……イグゥ……♡」
涙と鼻水でグチャグチャの無様なアヘ顔を晒していた。
息してるのもやっとで、荒く呼吸を繰り返して何とか体へ酸素を取り込もうと躍起になる。
そこへエリィが膣を一撫でする。
軽く撫でられただけで絶頂し、体が仰け反った。
エリィは屈んでアソコへ顔を近づけると、舌をナカへ侵入させてくる。
ニュルニュルと舌が蠢き、下品な音を立てながら吸われ、何度も絶頂して苦しくて息が出来なくなりそうになる。
「くるし……もうイグのやめ……ひにゃぁ……♡」
一番敏感な場所が外気に晒され、エリィの舌によって容赦なく弄ばれる。
「イッてる! イッてる!! もうおかしくなるぅ!!」
止めてほしいのに、泣き叫ぶ私を何度も絶頂地獄に落としてくるエリィの表情は、なんの色も見せていない。
ただ淡々と自分の役割をこなす機械のようだった。
もういっそ狂ってしまうような愛撫は数時間も続き、息をするだけでイキ狂うメスがいた。
ただ全裸で空気に当たっているだけなのに、チリチリと熱を持ったように全身を焦がし、吸い込んだ空気に口の中を犯される。身動き一つでもしようものならば、全身に強力な電気が流れて狂ってしまいそうになる。喋ることもできない。声を出した振動が狂わせてくる。
今できるのは、ゆっくりと呼吸をすることだ。気絶しそうになる快楽を体に刻み込まれてるのに、まだ意識が飛ぶことはない。もう解放されたい。
このイキ地獄から解放されるには、アレックスに懇願しないといけない。しかし、それは敗北宣言にも等しく後戻りが出来なくなるだろう。
「お嬢様、キモチいいですか?」
耳元で囁かれただけなのに、恍惚とした表情を浮かべてゾクゾクと背筋を何かが這い上がってくるようなキモチ良さが駆け巡る。
肯定してしまいたくなるけど、認めたら負けのような気がして素直に認められずそっぽを向いた。
「では、もっとしてあげましょう」
「い、や……やめ……て……」
搾り出した声が喉を震わせ、更に官能的になっていく。
頭の中は「キモチいい」という言葉で一杯で、何がなんだか訳のわからない状態だ。なんでこんな時にカイルがいてくれないんだろう。今なら、どんな変態プレイでもしてあげる自信がある。アレックス? 昨日はすごかったよ、ヤツのチンポもなかなか……じゃねーよ! 私はカイルが一番でカイル専用なんだから、アレックスとかいう間男の存在は削除だ! 絶対にヤツのことなんか考えてはいけない。
だというのに、
「──―ッ!」
耳を甘噛みされ、また達した。
なんでこんなに感じやすいんだろう。イッてもイッても体が発情するのは止まらないし、何されてもキモチよくて絶頂してエリィが淡々とひたすら私に快楽を与え続けてくるのに耐えようとして、自分でも抗いようのない快楽が容易に防波堤を踏み越え、私を無限に絶頂させる。
もう許してほしい。イキ過ぎて頭がおかしくなりそうでカイルでも私に壊れそうになるくらい犯したことはなかった。
何度目になるかの絶頂を味わされていても、まだ昼頃らしく、早速心が折れそうである。
だけど、まだ大丈夫。もう息をするだけでイキそうになるけど、絶対に耐え抜いてみせる。
「お嬢様、お腹が空かれたでしょう。今、お食事を用意します」
私の体液で濡らした顔を拭き取ったエリィが、牢屋を出てどこかへ立ち去る。
程なくして、エリィがアレックスを連れて戻ってきた。
ギロっと睨みつけた私に、アレックスはニヤニヤと笑みを崩さない。
「もう息をするだけで発情するまでイカされまくったクセに、まだそんな余裕があるんだな」
「ふじゃけにゃいでぇ────っ♡」
抗議の声を上げた瞬間、呂律の回らないまま一気に言い切ったのもあって連続で絶頂が始まった。
体がバラバラになったんじゃないかってくらい、あまりの衝撃に体はバイブレーションのようにガクガクと震える。
い、息が出来ない。苦しい。これ死ぬ。いやだ、まだ死にたくないよ。
気を失いかけ、寸前で乳首をギュッと捻り上げられ、強烈な快感が流れ込んで覚醒する。
「〜〜〜〜!!」
「苦しいか?」
何を当たり前のことを。
「じゃあ、何をしてほしいのか解ってるな?」
ゆっくりと頷く。
「今日のところは許してやるよ」
淫紋が解呪され、拘束具も外された。
昂ぶった体はペタンと座り込み、アレックスが自身を催促するかのような視線を向けられ、私は足を開いてグチャグチャになったアソコを大きく広げる。
「アレックス様、どうかこのメスマンコに極太チンポを入れてください」
これは仕方ないことだ。
この体の異常な昂ぶりを抑えるには、今はアレックスに頼るしかない。
カイル、ごめんなさい。
自分から求めるのはこの1度きりで終わるので許してほしい。
ちなみにこの時のエルシアの感度は某Lilith作品の感度三千倍並かそれ以上の感度上昇をしていました。