ヤツのモノが入ってくる……!
こちらの反応を窺うように徐々に侵入してきて、その体が知ってる男の形を忘れさせ、自分好みに変えようと征服してくる。
物足りない。早く奥まで突っ込んで子宮まで犯して精液で満たしてほしい。
でも、そんなことを口にしたくない。往生際の悪い私は、未だにここにはいないカイルをひたすら想い続けていた。私が本当に抱かれたい相手はカイルだけだ。こんなの一時の気の迷いだ。気持ち悪いだけだ!
そんなことを知っているのだろう。
アレックスは途中まで挿入すると、腰を引く。
「え……」
「どうした?」
そう問われ、言葉に詰まる。
「な、なんでもない!」
「明らかに物欲しそうな顔してやがったけど?」
「そんなの知らない! ちゃんと強請ったんだから早く挿れればいいじゃない。それで満足なんでしょうっ?」
はしたない言葉まで言わされたけど、異常に体が昂ぶっているけどそれだけだ。まだ私はコイツなんかカイルの足下にも及ばない。大丈夫。まだ私は──―。
ヌチャッ、ヌチャッ。
ゆっくりと掻き分けて侵入してきては、半分くらいで外へ逃げていってしまう。
…………こんなの生殺しだよぉ。
「そんなにキモチいいんだ。すぐ……出しちゃい、そうだから……引っこ抜いてるんだろう?」
「はぁ。減らず口ばかり叩きやがって。エリィ、お前とヤろうか」
「……わかりました」
いつの間にか給仕服を脱いでモデルのような均整の取れたスレンダーな肢体を晒したエリィが私に覆い被さって片手でアソコを広げる。
「どうぞ、アレックス様。公爵家一番のメイドマンコです。存分に味わってください」
「やだ……エリィ、どうして……?」
「お嬢様、申し訳ありません。アレックス様に求められてしまうと、発情してしまう体なのです。散々エロいなどと言ってきましたが、私の方がよっぽどォォッ!?」
話し終わる前に勢いよく猛った熱棒に蹂躙され、エリィはだらしなく顔を緩ませて私の胸に倒れる。
「オ゛オ゛オ゛ッ!! チンポ! チンポいい!」
パァンパァン、と肉のぶつかる淫靡な音が薄暗い牢屋に響き渡る。
綺麗な声で下品な言葉を連呼し、狂ったようにイキ叫ぶメスはとても澄ました真面目そうなメイド姿は見る影もない。
さっきまで淡々と人をイカせ放題していたのに、アレックスに突き入れられただけで一瞬でメイドとしての顔から淫乱なメス……この場合、性奴隷とかそっちのアブノーマルな類へと変貌したことに驚く。
親しい人間が狂ったように快楽を貪る姿には、前世でよく見たようなハードなアダルトビデオを見ている気分になる。下腹部にかかる生温かい液が当たることから、エリィがハメられながら失禁、あるいは潮吹きしてるのが解り、私はもう淫紋が解かれたのに体の奥底からじんわりと熱を持ち始める。
ジンジンとアソコが熱を持ち、ただでさえ物欲しかったアレがお預けにされたのも相まってパクパクと喘ぐ。
「ねぇ、アレックス?」
「なんだ物欲しそうな顔して。今はこの淫乱な駄メイドに褒美をあげているところなんだが……ああ、そんなに欲しいのか?」
「だ、誰が!」
「じゃあ、そのままエリィが犯されているところを間近で見学でもしていろ」
あ、扱いが……。
1週間抱かせろ、とか言ってきたクセに2日目にしてもう抱くのを飽きたというのか。いや、このまま犯さないのであれば万々歳であろう。だけど、アソコがムズムズして昨日のたった1回で味わされたチンポの感触が思い出して自然と手がアソコへ伸びる。
「エリィ、押さえつけろ」
「はい、アレックス様♡」
「きゃぁっ!?」
手首を掴まれ、押さえつけられた私は疼くアソコを慰めることも出来ず、ひたすらエリィがキモチよさそうにヨガり狂う姿を見せつけられた。
ダメだ、見ちゃいけないのに目が離せない。このまま見続けていたら更に欲しくなってしまうのが頭では解っているのに、目が離せなくて理性を溶かそうとしてくる。
もうどうしようもなく疼いて仕方ないのに、アソコには待ち望んだ熱が満たされなくて犯されたくてドロっと液が溢れる。
だけど、恥ずかしいことを言わされたとはいえ、再度言うのは私自身のプライドが邪魔して言えない。一度も二度も同じかもしれないけど、あくまで私は変態チックなプレイが好きなだけであって本来なら恥ずかしいのだ。しかし、相手がカイルであり、彼が望むなら何度でも言ってもいいという注釈がつく。
今の私は熱に浮かされて恥ずかしいことを言わされ、自分から一度求めてしまったが、二度目は絶対に求めてはいけない。
そもそも、私は公爵家の人間として婿養子となるカイルを愛し、彼に抱かれてその子種で孕んで次代の公爵家を担う子供を産む役目があるのだ。断じて帝国の次期皇帝の子供を孕んでいい体ではない。私がセックスする相手はカイルだけでなければいけないのだ。
そう、カイルだけなんだ。私が愛して、愛されていい相手は彼だけだ。
「出すぞっ」
「んほおぉぉぉぉぉぉ♡♡ チンポ! チンポキモチいいのぉ──―っ♡♡♡」
ビクビクと全身を大きく痙攣させながらイキ叫ぶ専属メイドがアヘ顔を晒し、膣で受け止めきれなかった精液が私の割れ目の入り口にポタポタと落ち、その熱さがもっと欲しいと本能が訴え、理性を破壊しにかかる。
アレックスのチンポの良さは昨日犯されたから、嫌でも知っている。
イカ臭い匂いが鼻腔を擽り、飢餓状態に陥ったアソコがアレックスのチンポを渇望して理性をぶっ壊してくる。
ダメなのに……ダメなのに!
「もうダメ! アレックス! 早く挿れて! 私のおマンコにアレックスのチンポ挿れてグチャグチャに犯してほしいのォー!」
エリィを押し退け、私は自身のアソコをくぱぁと広げて必死に懇願していた。
後戻りできなくなるぞ、と誰かが訴えている。そんなの知ったことか。今は何もかも捨ててでもいいから、この疼き、昂ぶり、発情状態を鎮めたい。とにかくチンポがほしくて、ほしくて仕方ないのだ。
しかし、アレックスは挿れようとしない。
「なんでぇ? 私、ちゃんとお願いしたのになんでぇ?」
「挿れてやってもいいが、昨日みたいに蹴飛ばされるのは勘弁してほしいからな」
「そんなことしないから! 早くチョーダイ! 精液いっぱい子宮にぶっかけていいから! 早くおマンコズンズンして!」
「そこまでお願いするんだったら、思う存分イカせまくってやるよ」
アレックスのチンポの先端が入り口に触れ、異常に昂ぶった体が歓喜してアソコをヒクつかせる。
やがて彼の凶器が押し入り、膣内は待ち望んで止まなかったモノを喜んで迎え入れて優しく愛おしそうに全体を包み込む。
そして、ようやく待ち望んでいた肉棒を得た膣内は彼を誘い、私が本来カイルに犯されなくてはいけない子宮口へ辿り着かせる。
既に降りきっている子宮は、この魔王クラスの最強チンポから吐き出される精液を余すことなく受け入れようと今か今かとその射精を待ち望んでいる。そして、膣内は一刻も早く子宮へ精液を飲ませようと、優しく、それでいてギュウギュウと締めつける。
「ひ……ひぃ……早く、うごいてぇ……私をイカせてぇ」
「おいおい、公爵令嬢がそんな下品でいいのか?」
「今はそんなのどうでもいいから! アレックスのデカチンポミルクちょうだい♡」
「お望み通り……ヤラせてもらうよ」
「んヒィぃああァァァァァァンッッッ!!」
子宮口がゴリゴリと蹂躙され、甘い嬌声が牢屋に響き渡る。
アレックスからの精液を出してもらうため、私自身が逃げないようにするため、アレックスに絡みついてホールドしてしまった。
「アレックスぅ……ちょうだぁい♡ おちんぽミルクたくさん子宮に出してぇ♡♡」
「いいのか? カイルのことは放っておいて」
「そんなことより、早くチンポで私のおマンコのいちばん奥に中出ししてぇ……♡♡♡」
野暮なことを聞くなよ。萎えちまいそうだぜ。
とにかく全身を隙間なく密着させた私は、アレックスに抱え込まれ、駅弁体位で子宮口をズンズン犯す。
「んあぁぁあっ! またイグ! まだイグのォっ!」
「こっちも出すぞ」
「出してぇ! 種付けいっぱいしてぇ♡」
また一段と動きが早くなり、同時に膣内を蹂躙するチンポがまた大きくなった。
ただでさえ大きくてキモチいい場所を的確に力強く突いてくるのに、また大きくなって激しい動きをされたら、暴力的な快楽に私は翻弄された。
何度もイッてて狂わされ、アレックスが「出る」と呟き、子宮へ熱い精液が噴射され、白濁とした液体が子宮のみならず膣内を犯し尽くし、仰け反った私はエリィと同様に恍惚としたアヘ顔をアレックスに披露していた。
う、上書きされちゃった。カイルの精液じゃなくてアレックスの精液受け入れちゃった。王国の公爵令嬢で婚約者がいるのに、帝国の次期皇帝の精液を受け入れちゃった。戻れなくなる、カイルのチンポが上書きされて消えちゃうのに受け入れちゃった。
「アヘぇ……アレックスしゃまぁ……♡」
「へばるなよ。まだ犯し足りないんだ」
「はいぃ♡ いっぱい犯してください♡」
その日、次の日まで徹底的に犯された私の体はアレックスの女……メスへと変わっていたのだった。
まだ体だけだから。カイルが戻ってくれば、きっとカイルとのセックスで元通りになれる。
折れそうな心を奮い立たせ、私は意識が暗闇に堕ちた。