この露出度の高い服の利点は、脱ぎやすいところくらいだろう。
私はアレックスの部屋へ連れ込まれ、あっという間に一糸纏わぬ姿にされてそんな呑気なことを考えていた。
これからまた犯されるんだ、と思っていたらベッドで横になったアレックスの上に跨がらされて下から突き上られていた。
挿れられた瞬間、すぐに達した私は落ち着く間もなくアレックスによる子宮への突き上げが始まったのだ。
「あっ♡ あっ♡♡ これダメぇっ♡♡♡ またイクッ♡♡♡♡ イクのぉッ♡♡♡♡♡」
一番奥がひたすら突き上げられ、脳天を突き抜ける快感が容赦なく駆け巡る。
理性は既に崩壊し、目の前の雄から与えられる快楽をひたすら貪るメスに成り下がっていた。
こんなのダメなのに、この快楽に耽って溺れてはいけないのに、今の私はアレックスとの性行為に明け暮れている。
「ぐっ……うぅっ……おマンコまたイクっ♡ チンポでマンコイクッ♡♡ こんなキモチいいのダメなのにぃ……!」
もはやアレックスは下から突き上げておらず、私が必死に彼の怪物を自分の体を使って奉仕している。
余裕綽々というか、ニヤニヤしながら私が腰を振る度に上下にグラインドするオッパイや快楽に蕩ける顔を眺め、まるで全自動のオナホールか何かと思われているようで、それはそれでムカつく。カイルだったら、そんな扱いしないのに! カイルだったら、私だけをちゃんと愛してくれるのに! なんでこんな奴に私が喘がされ、モノとして扱われなきゃいけないんだ!
既に崩壊したハズの理性が戻り、私は悔しさに涙が出る。
「こんなヤツにぃ……イカされたくないのに……! おマンコにチンポ受け入れていたくないのに……なんでこんなぁ……♡♡♡」
ベチャッ、ベチャッ──―!
溢れ出した分泌液と何度も噴いた潮によって、結合部は豪雨に見舞われたかのようにズブ濡れで粘性の高い液体が糸を引いて滴り落ちる。
これに精液が混じっていることはない。数えるのも馬鹿らしくなるくらいイッてるのに、アレックスの下半身の怪物はその精を一滴も子宮へ撃ち込んでいないのだ。
ギュウギュウに締めつけ、何十回も扱いてるのにアレックスを一度も射精させるに至ってない。さっきまでならイカせられてたのに、どうして。何故だ。
「早く射精して! チンポからビュービューって精液……出しなさいよ……ああん! またイクッ!」
そうして上がってくる波に体を震わせた時だ。
ガッ!
「え……」
腰を押さえつけられ、繋がったまま止められたのだ。
絶頂の波が中途半端に止められ、イケなくて昂ぶった体が高みを目指して再度腰を動かそうとするも、アレックスがガッチリ押さえつけているものだから上手く動かせない。
「なんでぇ……?」
「エルシア、さっきからお前ばっかりキモチよくなっててズルくないか?」
「そんなの──―」
こっちは一生懸命やってる! 何度もイキながらチンポをギュウギュウに締めつけて悦ばせようと頑張ってる!
……そうじゃない。なんでこの男を悦ばせようとしてるんだ。落ち着け、私。一旦初心に戻って、何故この男に抱かれなければいけなくなったか思い出せ!
「ハッ、そっちが……イカないのが悪いんじゃない? 飽きたんなら……抱くのをやめたら?」
「こんなイイ女を抱けて手放す男なんかいないよ。むしろ大金積んででもヤりたいくらいだね」
「ザンネンね。私が期間限定で抱かれてあげてるのは、カイルのためなんだから。どれだけの大金を積まれようと、どれだけ高価な代物を渡されようとも、私がベッドの上で悦ばせる男はカイルだけなんだから……!」
「そう言ってはいても、今無様に喘いでる相手は意中の相手じゃないがな」
「だとしても……私は早く終わってほしいから喘いであげてるだけだし……本当は抱かれたくなんかないもん……」
「強情だな。さっきから腰を動かそうとしてるクセして認めないのか?」
「誰が……!」
アソコがムズムズしてきて何とかして腰を前後に無理やり動かしていることは、アレックスにはお見通しだった。
ヌチャッ、ヌチャッ。
粘ついた液が淫靡な音を立てさせ、気を抜くととんでもないことを口走りそうになる。昨日とか散々ドスケベなことを口走っていたから今更な気もしなくもないが、私はまだコイツに堕ちたつもりなんて無いから絶対に言わない。
「むぅ……」
数時間が経ち、その間ずっと私は小さな刺激を子宮に与え続け、怪物を締めつけ続けていた。
息は荒く涎を垂らし、結合部からは白いドロッとした白濁の液が流れ、アレックスの体へ落ちていく。
アレックスは私が必死になって快楽を貪ろうとする姿を見ながら、ニヤニヤと嘲笑する。わかってる。どうせ体は正直なんだろ、とでも言いたいのだろう。
おとなしく認めれば、散々イカされまくったこの怪物チンポでズボズボして子宮を精液で犯してくれるだろう。今回ばかりは駄目だ。何故ってカイルより、アレックスとのセックスがイイと認めさせられるからだ。昨日までなら淫紋のせいとかに出来た。しかし、今回は何もされていない。ただ自分で犯され、勝手に理性飛ばして快楽を貪ろうとしているのだ。
私はカイルのため、公爵家のために抱かれる女でなければいけないのに。
「素直に認めちまえよ。自分がどうしようもない淫乱なメスだってことをさ」
「認めないぃ……私……は……公爵家の女、だからぁ……カイルに孕まされて……子供を、作るのぉ……」
「公爵家を次代に残すなら、別にカイルじゃなくてもいいんじゃないか?」
「いや……カイルじゃないとイヤぁ……」
「強情だな。そんなにカイルがいいのかよ」
「当たり前、じゃない。私はカイルを愛さなきゃ……いけないんだから……!」
そうだ。私はカイルを好きだから、彼との間に子供が欲しいのだ。
対外的には私もミランダと同様、学院を卒業すればアレックスに嫁がされることは決定している。私の場合は妊娠して子供を産んだら、その子は皇子ではなく公爵家へ養子に出される。カイルに処女を捧げて何度もセックスしていたから、もしかしたら産まれてきた子供はアレックスの血を引いてない可能性があるからだ。DNA鑑定なんて無いから、確実にアレックスの子供であることを証明できないからだ。私が産んだ子供が帝国の皇子となるのは、2度目以降となる。
この1度目の妊娠がアレックスとの間でもなく、カイルとの子供かもしれないというなら、私が確信できるようにカイルとずっと子作りさせてほしい。
そんなことを考えていると、アレックスが腰を押さえる手を下ろす。
「そんなにカイルがいいなら、自分で抜けれるハズだよな?」
「当たり前よ。簡単なことだから」
「出来なかったら、カイルの目の前で犯してやるよ」
絶対に抜かないといけない。
カイルの目の前で犯すとか鬼畜過ぎるだろう。そんな寝取られ系エロゲーみたいな展開は、とてつもなく胸糞悪い。
大丈夫。このまま立ち上がればイイだけの話だ。OK、落ち着け。私ならヤれる。せーの、で立つぞ。
「せ──―のっ!」
何か重りでも乗っけられたみたいに体が動かなくて、むしろ離れたくないみたいにアレックスの鍛えられた筋肉質の肢体に抱きつく。
「おいおい、抱きついてどうするんだ? 余裕じゃなかったのか?」
「うる、さい……! 今から本気出すんだから……」
お尻が持ち上がり、チンポがズルズルと抜けられていき、先端が見え始めた。
あと少し、あと少し、あと少しで抜ける。
ズプン──―!!
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
勝手に尻が落ちて先端が見え始めたチンポを飲み込み、一気に子宮口まで貫かれ悲鳴を上げた。
バチン、と呆れたアレックスが私の形の良いお尻を叩く。
「自分から抜け、と言ったのにどうして腰を動かしてんだよ」
「ひぃっ……ごめんなさいぃ……おチンポ抜きますから……待ってください……♡♡」
もう一度お尻を持ち上げ、引っこ抜こうとしてまた振り下ろして子宮口を貫く。
それを何度も繰り返す。
「なんでなんでぇ……おマンコ突いちゃいけないのに……おチンポにキモチよくされちゃいけないのに……勝手に動いちゃうのォッ!」
バチュンッ、バチュン、と激しい音を立ててバカの一つ覚えみたいに尻を振る姿はもはやメスだった。
お預けをくらっていたのもあるから、その反動は大きく1度目の絶頂の波は早くも大きな波となって押し寄せてくる。
「あっ♡ ヤダッ♡♡ イク! イクイク!」
そうして絶頂を迎える。
──―ハズだった。
「勝手にイクなよ、この淫乱女」
「なんで……止めないで……早くイカせてぇ……」
「じゃあ、明日はカイルの目の前で犯しても問題ないんだな?」
「へ……」
快楽に浮かされていた熱が引き、私は顔を青褪めさせる。
「待って! それだけはやめて! カイルの目の前で他の男とセックスなんかしたくなんかない!」
「他人のチンポでイカされまくる淫乱で変態な女なんだから、別に見せつけてやったところで問題ないだろ?」
「ふざけないで! 貴方みたいな男に抱かれるのも嫌なのに、それをカイルに見せるなんて死んでも御免よ!」
「どうせ妾感覚で抱いてた女が他の男のモノになったんだ。意趣返しになるだろうよ」
「ハァ? 私とカイルは相思相愛なの! 他の誰も入る余地のないくらい愛し合っている! むしろリリアが妾よ」
私がカイルに妾感覚で抱かれていた、だと?
どうせ私を惑わせる戯言だ。カイルは操られていたのだ。本当に好きなのは私であり、リリアじゃない。
惑わされるな。戯言に決まっている。カイルがリリアを抱いていたのは事実として、どうせ妾なのはあっちに決まっている。私が家格としては上だし、婚約者でもあるし、本命が私であることは揺るがない。
「もう少しマシな嘘をつきなさい」
「まあ、明日になれば判明することだ」
含みのある言い方をした後、アレックスは私を抱きしめる。
「遊びはやめだ。たっぷり犯してやるから、精々明日も強情なままでいろよ」
上半身が固定され、下から突き上げる。
「んオォっ!」
ズンッ、とお腹の奥に重く深い一撃が入って快楽を貪るケダモノへ変わる。
それに続けとばかりに怪物が高速でピストンされ、私は汚い声を上げてこの与えられ続ける快楽に翻弄される。
「ンホォォォッ!! チンポ! チンポ!! オク響いてるっ!! 何度も何度もイッてるゥゥゥアヘェ──―♡♡」
「出すぞ」
「らしてっ♡♡♡ おマンコにおチンポミルクちょうらい! イチバン濃いのちょうらいィィッ!!」
だらしなく舌を出しながら、私が叫ぶのと同時に空っぽの子宮を犯すマグマが雪崩込み、私というメスを孕ませようと攻防を始める。
一応避妊魔法というものがあるので、アレックスにその気がなければ孕むことはない。さすが、異世界。男尊女卑かよ。
何度もイカされ、アレックスに抱きついたままの私はこのまま意識を飛ばそうとする。
睡魔に任せようとしたところ、復活したアレックスの怪物がまた私の膣内を犯そうとしてくる。
「言ったろ。タップリ犯してやるってさ」
「ヒッ……ゆるしてぇ……」
「他の男のことばかり考える悪い女には、誰を一番に考えなきゃいけないか思い知らせてやる」
「いやァァァ! カイル、助けてぇ……!」
「アイツはアルフレッドと一緒にリリアを犯すので忙しいだろう。お前は俺のことだけ考えてろ!」
「いやぁ……やめてぇ……このチンポはやめてぇ……」
「ハッ、諦めろよ変態女が」
黙らせるという意図もあり、アレックスがピストンする動きが早くなる。
その日、私は日付を跨ぐまで犯され続けいつの間にか気を失い、朝起きても私はこのおチンポに犯されていた。
こんな気絶するまでセックスするのが、あと3日しか続かないのかと思うと憂鬱だ。
心が既に折れかけていながら、私はアレックスに連れられてカイルのいる独房へ向かうのだった。