※この作品はR-18です。

BanG Dream!~The story of adult~   作:TRcrant

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大変長らくお待たせしました。
今回も前回ほどではありませんが、かなり長いです。

今回の作品は、リクエスト作品になります。


①-5話『山吹沙綾の淫靡な休日』

ある休みの日のこと。

青年はある人物の家の出入り口の前を訪れていた。

それは、香澄の時と同様に呼び出さされたからだった。

 

「うん、時間ぴったりだね」

 

到着するのと同時に、ドアが開かれ姿を現わしたのは私服姿の沙綾だった。

 

「そりゃ、一応それが常識ですから……でも何で、裏口に?」

 

青年がいるのは、沙綾の両親が営む『山吹ベーカリー』の裏口だったのだ。

 

「家族がいないからって正面からだと目立つでしょ?」

 

青年の疑問に答える沙綾に、青年はなるほどと納得する。

この日、山吹家は沙綾以外が用事があって出かけており、夕方まで帰ってくることはない。

本来は沙綾も行くはずだったのだが、友人と出かける予定があるという沙綾の嘘と、沙綾本人が自分のことは気にしなくても平気だという気遣いによって、この状況となっていた。

嘘をついてまで残った理由は、言わずもがなだ。

 

「ほら、早く入って。時間がなくなっちゃう」

「あ、はい。お邪魔します」

 

沙綾に促されるように青年は山吹家へと足を踏み入れるのであった。

 

 

 

 

 

「ここが、沙綾さんの部屋なんですね」

「うん。恥ずかしいからあまり見ないでほしいんだけどね」

 

沙綾の自室に案内された青年の言葉に、沙綾は苦笑しながら応える。

 

「ねえ」

「はい、なんですか?」

 

沙綾に呼びかけられた青年が振り返ると、そこには恥ずかしそうに頬を赤らめる沙綾の姿があり、その姿に青年は鼓動が高鳴った

 

「お願い、キス……して」

「はい。沙綾さん」

 

そう告げてそっと目を閉じる沙綾の口元に顔を近づけた青年は、

 

「……ん、チュ」

 

彼女の唇に自分の唇を合わせる。

 

「チュッ、チュっ……」

 

最初は触れさせるだけの軽いキス。

 

「んぅ……チュパ……チュプッ」

 

だが、それは次第に熱を帯びていき、だんだんと求め合うキスへと変わっていく。

 

(ふぁぁ、キス気持ちいい♡ ずっとこうしてたい)

 

沙綾は青年とのキスで頭の中が真っ白になる感覚に抵抗することなく、キスに夢中になっていた。

 

(そろそろ舌とか入れてみようかな)

 

そう思った青年は、早速実行に移すことにした。

 

「んんッ!? はむっ、チュルッ、ジュルッ……ふぁ……」

 

青年が沙綾の唇を舌でつつくと、一瞬驚いたような声を上げるが、すぐに青年の舌を受け入れると自ら舌を絡め合わせ始める。

 

(ぁ、舌が入ってくる。すごぉい、舌が触れるとどんどん体が熱くなるよぉ♡)

 

「ジュルルルッ! んぅっ、はむっ」

 

(それにしても、沙綾さん本当にキスが好きなんだ)

 

前に沙綾とセックスをしていたときに、彼女とキスをしたとき、それまで抵抗していた沙綾の力が緩まったのを思い出した青年は、そう確信した。

 

「ふぁぁ……」

 

そっと顔を離すと、二人の間に銀色の橋が出来る。

キスによってスイッチが入ったのか、仄かに赤らめた顔にとろんとした目、そして半開きになっている沙綾の姿に、青年は劣情を抱く。

 

「触りますね」

「ふぇ? あ、胸……んッ」

 

そんな彼女に一言かけた青年は、沙綾の胸を服の上から揉みしだき始めると、体を震わせて反応した。

 

「気持ち、いいですか?」

「ッ、わかんな……い。んんッ」

 

青年の問いかけに、答える沙綾は甘い声を上げ、体を小刻みに震わせた。

 

(……気持ちいいのに、もどかしい……ッ)

 

「そう、ですか。じゃあ、このまま続けますね」

「んんッ、はぁぁっ」

 

残念そうに相槌を打つ青年は、そう言うとそのまま沙綾の両胸を服の上から揉み続けた。

 

(いつ言うんだろう)

 

青年は、沙綾が今の刺激では物足りないことに気づいていたのだが、青年はあえて気づいていないふりをしていたのだ。

 

「んぅ……はぁん……んッ!」

 

乳房をもみながら、青年の手がぷっくりと膨らんでいる突起に触れると沙綾は体をビクッと震わせ、甘い声を漏らす。

 

「どう、ですか?」

「し……知らないっ」

 

(どうすれば、沙綾さん素直になるんだろう……そうだ)

 

青年の再度の問いかけに、顔を背けながら答える沙綾に青年は素直にさせるために一計を案じる。

 

「あ……んぅ!?」

 

沙綾の頬を手で触れさせて顔を青年の方に向けさせると、そのまま沙綾にキスをしたのだ。

 

「んあ……チュッ、ジュルルルッ」

 

(ぁ、そんなキスされたら、力……抜けて)

 

お互いの舌を絡ませるディープキスに、沙綾は徐々に力が抜けていき体が後ろに傾いていき、そのままベッドの上に横たわった。

 

「ぁっ!?」

「だ、大丈夫ですか? 沙綾さん」

「あはは……私って、こんなにキスに弱かったかな」

 

沙綾の上に覆い被さる体制になりながら沙綾の身を案じる青年に、沙綾は苦笑交じりに言葉を漏らす。

 

「今までは、そうじゃなかったんですか?」

「キスされて、体中の力が抜けるなんて、初めて……」

 

青年の問いかけに、沙綾はこれまで香澄たちと及んだ情事を振り返るが、思い当たる物はなかった。

 

「ねえ、今度は直接触って」

「……それじゃ、脱がしますね」

「うん」

 

青年の断りの言葉に頷いたのを確認して、青年は沙綾の上着を脱がしていくと、黄色の下着があらわになる。

 

「はは、なんだか恥ずかしいね」

「ですね。もっと恥ずかしいことしてるんですけどね」

 

自分の下着姿を見られて頬を赤らめる沙綾に、青年もつられて苦笑する。

青年はさらに下着を上にずらすようにして脱がし、沙綾の胸をあらわにさせる。

 

「んッ、ふぁ……」

 

直接沙綾の胸に手を伸ばした青年は、ゆっくりと沙綾の乳房を揉みしだいていく。

 

(香澄のとは感触が違う)

 

大きさ的にはそんなに違ってはいないのに、どうしてだろうと青年は疑問を抱きながらも両手で沙綾の胸を揉み続ける。

 

「んぅ……ッ」

 

(やっぱり、直接触られると、気持ちいい……ッ)

 

体を震わせながらも沙綾は甘い声を上げるが、その声はどこか控えめな物だった。

 

「ね、ねえ。もっと強く……して」

「は、はい」

 

さらなる快感を求める沙綾に、沙綾の乳房の感触を堪能していた青年は慌てたように頷くと、沙綾の胸の頂上部分にあるつぼみを指で軽くつついた。

 

「んっ……あッ」

 

つつくたびに悩ましげな声を上げる沙綾の反応を見ていた青年は、つぼみを指の腹でこねくり回すようにして刺激を与えていく。

 

「んぁぁぁ………はぁぁぁ………んんッ」

 

声のトーンはさらに上がるが、その声にはもどかしさがあった。

 

(ぅぅぅ、絶対わざとだ。わざとやってる)

 

青年のあえて強い刺激を与えないように愛撫をしていることに気づいていたのだ。

そして、青年が沙綾に言わせようとしていることも。

 

「ねえ、じらさないで……んッ、よ」

「別に焦らしてないですよ。沙綾さんに気持ちよくなってほしいだけです」

 

(さすがに、気づかれちゃったかな)

 

青年はとぼけるように答えるが、沙綾の言っていることは正しかった。

これまで自分を見せないようにガードが堅かった沙綾のそれが緩み始めたのを好機として、沙綾自ら求めさせようとしていたのだ。

 

「教えてください。どうされるのが気持ちいいですか?」

「いじ、わるぅ……んぅ……乳首を、触って」

 

青年の言葉に、沙綾は恨めしそうな顔を浮かべながら、諦めたのか自らしてほしいことを口にした。

 

「こう?」

「んッ! そ、そう……ふぁぁっ」

 

沙綾の胸の頂上にあるぷっくりと膨らんだ乳首を指でつまんだ瞬間、沙綾は体を小刻みに震わせ、あえぎ声を漏らしながら青年に答える。

沙綾の言葉を聞いた青年はつまんでいる乳首を指の腹でコリコリとこすりつけるように刺激を加え始める。

 

「んぅっ! そ、そんなに乳首コリコリしちゃ―――んくぅぅ!?」

 

それまでよりも強い刺激に、沙綾は体を大きく震わせながら青年を止めようと声を上げる。

 

(これ強ぃっ、強すぎるッ)

 

「これはダメですか? じゃあ……」

 

青年はそう言うと、こすり合わせるような動きを止め、両胸の乳首を引っ張り上げ始める。

 

「んああッ! 引っ張るのもダメぇぇ」

 

頭を左右にふり体を大きく震わせながら声を上げる沙綾の様子に、青年は愛撫を止め両手を離す。

 

「じゃあ、舐めますね?」

「ぇ……ひあッ!」

 

手の代わりに顔を近づけた青年がぷっくりと膨れ上がったつぼみを一舐めすると、沙綾はたちまち甘く艶のある声を上げる。

 

「レロ……沙綾さん、これだったらいいですよね? レロ」

「それ、はぁッ!? んぅぅぅッ!」

 

焦らすように舌でチロチロと舐めるたびに、沙綾は体をビクッと震わせ甘い声を上げていく。

 

(沙綾さん、気持ちよさそう……もっと)

 

「チュゥゥゥっ」

「んぃぃぃッ、そ、それはぁぁぁッ!」

 

チロチロと舐める動きから、吸い付くほうに変えると、沙綾は腰を浮かせてひときわ大きな声を上げて反応をし始める。

 

「ぁぁぁぁ……んっ!」

 

そして、沙綾は目を力強く閉じて体をビクンと大きく震わせると、糸の切れた人形のように体中から力が抜けた。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

(乳首吸われただけで、軽くイッちゃっ……た)

 

胸が弱くないというわけではなかった沙綾は、胸だけで軽くとはいえ絶頂を迎えたことに驚きを隠せず、荒い息をしながら呆けたように青年の方を見ている中、青年は次の行動に移っていた。

 

(濡れてる)

 

投げ出されるようにして大きく開かれた両足の隙間に移動した青年は、下着に大きなシミが出来ているのを見て、青年は無意識に喉を鳴らすと両手を沙綾の下着に伸ばしていく。

 

「ねぇ……何してるの」

 

青年のその動きに声を上げる沙綾をよそに、ショーツを横にずらして沙綾の秘部をあらわにさせた青年は顔を秘部に近づけていき

 

「沙綾さん……んッ」

 

そのまま口をつけた。

 

「んあッ!?」

 

その瞬間、強い刺激が体中を駆け巡り、その刺激に沙綾は目を見開かせる。

 

「ジュルルルッ、ちゅぅうぅっ! レロ、レロ」

「ああああッ、舌ぁぁっ! 舌が中に入って――――んぁぁぁぁっ」

 

すかさず膣内に挿入させた舌で掻き出すように膣内をなめ回し始め、沙綾は上半身をビクビクと震わせ嬌声を上げてその刺激に飲み込まれていた。

 

(何これぇ!? こんなの、今までとちがッ―――あ、やぁっ、こんなの頭の中が、おかしくなっちゃうぅぅ♡)

 

秘部から伝えられる強い刺激に、沙綾の思考は徐々に麻痺していき、快感のみを求めるようになり始めていた。

 

「ほおでふか?」

「んひぃぃっ!? 吸われてりゅぅぅぅっ! あそこを吸われれて感じちゃってりゅぅぅぅぅっ」

 

青年の問いかけに、沙綾はとろけきった表情を浮かべて答える。

その表情は、それまでの彼女の姿はなりを潜め、快感に酔いしれた一人の女性のものとなり、無防備な姿となっていた。

 

「どうしてほしいですか?」

「やめちゃ、やぁぁ……イカせて……私を思いっきり気持ちよくしてっ」

 

さっきまでは答えなかったであろう問いかけに、沙綾は甘い声で青年に懇願して答える。

その様子に、青年はさらに劣情を高めた。

 

「それじゃあ……あむッ」

 

その沙綾の言葉に口元を緩めた青年は、彼女の陰核を歯で甘噛みした。

それは、それまでの経験によってとった行動だった。

 

「あぎっ!? んぁぁぁ~~~ッ!!」

 

その瞬間、沙綾は頭の中が真っ白になって体を大きく震わせ嬌声を上げながら絶頂を迎えた。

秘部から大量の潮を吹き散らして青年の顔を濡らしていくが、そのことが気にならないほど、沙綾は体中を駆け巡る快感によって大きな絶頂に達していたのだ。

 

「んんん~~~ッ、ふぁぁぁぁ……はぁぁぁ」

 

長い絶頂も落ち着き、深く息を吐き出した沙綾の目に留まったのは、青年の下半身で己の存在を示すかのような膨らみだった。

 

(おちんちん……おっきくなってる~♡)

 

その膨らみを見た沙綾は、のそりと上半身を起こすと、青年の元に這うように移動を始める。

 

「沙綾さん?」

 

青年の困惑が混じった言葉に反応せずに、沙綾は青年の元までたどり着くと、青年のズボンのチャックを下ろしてたどたどしくはあるが青年の一物をあらわにさせた。

 

「わぁ♡」

 

目の前にさらされた青年の大きくそそり立つ一物を前に、沙綾の目は歓喜にそまり、自然と手が一物へと伸びていく。

 

(やっぱり、おちんちん硬くて大きくて、熱い~)

 

手から伝わる一物の感触に、沙綾は興奮を隠せなかった。

 

(ぁぁ、舐めたい……思いっきり舐めたい~)

 

「いただきまぁす……はむ」

「う゛ッ」

 

欲望に逆らうことなく青年の一物をくわえ込んだ沙綾の行動に、青年は一物から伝わる刺激に体を震わせた。

 

「レロ……レロ……ジュルルルルッ」

「あぁ……沙綾さん、それ気持ちよすぎっ」

 

舌を使って一物のカリや竿の部分をなめ回していく沙綾のテクニックに、青年はたまらず体を震わせながら声を上げる。

 

「んふ……ジュルッ、ジュブッ、はふ……」

 

その青年の言葉に気を良くした沙綾は、顔を前後に動かす動きに変えさらに青年を責め始める。

 

「ジュプ、ジュプッ、ジュルルル!」

 

口の先端をとがらせながらも吸い付く沙綾の責めは、徐々に青年を頂点へと誘い続けていく。

 

「沙綾さん、俺もうッ」

「いいひょ。らひへ……ジュルルルッ」

 

青年の言葉とビクビクと震える一物で限界が近いことを悟った沙綾は、上目遣いでそう告げると、勢いよく吸い付いた。

 

「ぐあッ、射るッ」

「んぶっ!?」

 

青年の言葉と同時に口の中に放たれた白濁液に、沙綾は目を見開かせて驚きをあらわにする。

 

(何、これ……勢い強すぎ)

 

その時、勢いよく放たれた白濁液に驚いていた沙綾の口から一物が抜けた。

 

「ひゃ!?」

 

未だに射精が続いていたため、沙綾は白濁液を浴びる結果となり、髪や顔、胸などが白濁液によって汚されていった。

 

「もぉ……君の精液で汚れちゃったじゃん」

「ご、ごめんなさい」

 

沙綾の言葉に申し訳なさげに謝る青年を尻目に、顔に突いていた白濁液を指ですくい取ると、それをペロリとなめた。

 

「ふふふ……これが君の精液なんだ……」

「……」

 

沙綾のその色っぽい仕草に、青年は心臓が高鳴り劣情が高まっていく。

そして、彼女の膣内に一物を挿入させたいという欲求が強まっていった。

 

「沙綾さん……その」

「ふふ、いいよ。一緒に気持ちよくなろ」

 

青年の言葉を悟った沙綾は、表情を緩めて両手を青年の方に差し出しながらそう答えるのだった。

 

 

 

 

 

お互いに身につけている衣服を脱ぎ、生まれたままの姿で見つめ合っていた。

ベッドに横たわる沙綾の足を開き、自身の一物を秘部にあてがう。

 

「それじゃ、いきます」

「うん、来て………ふぁぁぁぁぁっ

 

横たわる沙綾の期待に満ちた言葉を受けてゆっくりと一物が沙綾の膣内へと侵入し始めると、沙綾は悩ましげな吐息を漏らしながら、快感に体を震わせる。

 

(沙綾さんの中、すごく熱い)

 

まるでほどよい暖かさのお湯の中に入っているのではないかと思わせるほどに、沙綾の膣内は濡れており熱を帯びていた。

一物を軽く上下に動かすだけで、”ぐじゅぐじゅ”という淫らな音が上がるほどに。

 

「焦らさないで早く、んッ……動いて、よ」

「う、うん」

 

そんな青年に、沙綾から恨めしい視線と共に催促され、青年は腰の動きを始める。

 

「んぁぁ……はぁぁぁん」

 

ゆっくりと引き抜いて、再び挿入する動きに合わせるように沙綾は甘い声を上げる。

 

「んぅぅぅ、ふぁぁぁぁ」

 

再度同じ動きでストロークさせ沙綾の反応を見る。

快感にもだえる表情を浮かべている沙綾だが、青年には何か物足りないような様子に見えた。

 

(ダメ……これじゃ全然ダメ。もっと激しくしてほしい)

 

実際、沙綾は青年のゆっくりな動きにもどかしさを覚えていた。

だが、激しくしてほしいとは言えなかった。

それを言ってしまえば、それまでの自分ではなくなるという確信があったからだ。

 

(やばい……私、おちんちんの虜になってる? いや、ない。そんなの、ない)

 

沙綾は必死に否定するが

 

「んんん……ひあッ」

 

青年が不意を突く形で軽く一番奥を強く突いた瞬間、刺激が快感となって体中を駆け巡り、沙綾は思わずひときわ大きな声を上げた。

 

「大丈夫ですか?」

「ら、らいひょうぶ」

 

(うぅ……絶対今のわざと――)

 

「あまり動かない方がいいですよね」

 

突然の快感に呂律が回らなくなりながら答える沙綾に、さらに追い打ちをかけるように青年は一物を沙綾の一番奥である子宮口で円を描くように動かし始める。

 

「んぅぅぅぅぅッ、ぐりぐりぃぃぃっ」

 

体を弓なりにさせて甘い声を上げる沙綾に、青年は動かし続けた。

だが、その刺激は沙綾にとってはもどかしいものであり、沙綾は欲求不満が募るばかりだった。

 

「んくぅぅぅぅ……いじわるぅぅぅ」

 

それが頂点に達したとき、沙綾は青年に抗議の声を上げる。

 

「だって、いつも沙綾さん本心を隠してるじゃないですか。俺、沙綾さんがしてほしいようにしたいんです。だから、言ってください」

「ッ!」

 

(そっか……私)

 

青年の言葉に、沙綾は理解したのだ。

自分が抵抗していた本当の理由が、青年への嫌悪ではなく自分自身の本音を口にすることに対しての恐れからであったことを。

 

(本音を言ってもいいんだ)

 

家庭内の事情などが相まって本心を隠すようになってしまったそれは、ポピパで活動するようになって徐々に変わり始めているとはいえ、まだ完全に変わってはいなかったのだ。

 

「―――がい」

「え?」

 

”なら、今だけは本心を言おう。”

そう結論づけた沙綾は自分の本心を口にするが、無意識的に声が小さくなり、青年は聞き取れなかったのか聞き返す。

 

「思いっきり突いて、ほしい……私をイかせて」

「……はい」

 

沙綾の口から出た本心に、青年が相槌を打つと腰を引いて一物を抜いていく。

 

「んぅぅぅぅ」

 

そして、カリ首まで引き抜いたところで、青年は一気に沙綾の一番奥まで一物を挿入させる。

 

「ふぁあッ」

 

体中に走る貫かれた衝撃に、沙綾の頭の中は真っ白になるほどの快感を感じていた。

 

「う゛ッ」

 

それと同時に、膣内が収縮し青年の一物を締め付ける。

 

「ひあああッ、待って、今イッて――――んぃぃぃぃッ」

 

沙綾の声を聞かず、青年は勢いよく一物を動かし始める。

 

「んぐぅぅぅっ、はあああッ!」

 

青年が一物をピストンさせるたびに、沙綾の口からは甘い声を上げる。

 

「沙綾、さんっ! 気持ち、いいです……か」

「気持ち、ひぁぁぁっ、いいよぉッ! 奥を、ずんずんって……されるたびに、ッ! 頭、真っ白になっちゃ――――うあああッ」

 

青年の問いかけに、目をとろんとさせ、快感にあえぎながら答える沙綾の言葉に、嘘がないことは青年にはすぐにわかり、彼女のその姿にさらに興奮を抱いた青年は、さらに腰の動きを強める。

 

「はううううっ、それ、強いからぁッ! んぃぃぃぃぃっ またイクッ 私、イッちゃうッ」

「俺も、ですっ」

 

声を一段と高くさせて逼迫した声色で喘ぐ沙綾だが、それは青年も同じだった。

 

「出してっ、私の中にっ……あああッ」

「わかり、ましたっ」

 

沙綾の懇願に、青年は相槌を打つと腰の動きをさらに速めてラストスパートをかけていく。

 

「んああああ! 激しー――――んんんん!!」

 

(沙綾さんの中、どんどんきつくなってくっ)

 

目を見開かせ、体をのけぞらせるようにして快感にもだえる沙綾を尻目に、青年は収縮した膣内のヒダを切り開くように一物を出し入れしていく。

 

「ひううううッ、あッ、あッ、あッ、あッ、ああッ!」

 

そのたびに口を大きく開けて舌を出しながら沙綾は嬌声を上げ続ける。

そして、そのときは訪れた。

 

「射るッ」

「んぐっ!? んああああああ~~~ッ!!」

 

一番奥まで一物を突き入れた青年は、白濁液を沙綾の膣内に解き放った。

その勢いに、沙綾は目を見開かせて体を浮かせ、ひときわ大きな絶叫を上げて絶頂を迎えた。

 

「あ゛ッ、あ゛ッ、ああッ!!」

 

(私の中に、精液がどびゅどびゅって、出されてるぅぅッ)

 

「んぅっ、はぁぁぁッ、はぁッ、はぁぁぁ」

 

体中を快感が駆け巡っていく中、青年の長い射精が終わり、一物がゆっくりと抜かれると、力が抜けたようにベッドの上に崩れ落ちると、荒い息をしながらその余韻に浸っていた。

 

「沙綾、さん。とても気持ちよかった、です」

「はぁ、はぁ……ふふ」

 

青年の口から漏れた感想に、沙綾は頬をほころばせて笑みを浮かべるのであった。

 

 

 

 

 

しばらくして、落ち着きを取り戻した沙綾がふと顔を横に向けたときだった。

 

「あれ、それって、カメラ?」

「あ……」

 

青年の鞄の中にビデオカメラが入っているのを見つけた沙綾は、青年の後ろめたい様子の受け答えにある疑惑が脳裏をよぎる。

 

「もしかして、今のを撮ってた?」

「いや、それ壊れて撮影できないから……」

 

(怪しい)

 

青年は否定するが、明らかに動揺した様子に、沙綾の不信感は強まっていく。

 

「それ、見せて」

「え、でも――いいから――はい」

 

有無も言わせぬ沙綾の口調に、青年は観念した様子でビデオカメラを差し出すと、沙綾は操作し始めた。

 

「あ、電源入った」

 

そして、そのまま操作を始める沙綾の姿を見ていた青年は、生きた心地がしなかった。

 

(やばい、あれを見られる)

 

青年をそう感じさせている理由は、カメラで撮影した映像だった。

 

「これで再生……ッと」

 

そして、沙綾は手間取りながらもカメラに保存されていた映像データを再生を始める。

 

『あぐぅぅぅっ! んおおおお゛ッ!』

「……ッ!?」

 

そしてカメラから流れる少女のあられもない声と姿に、青年はすべての終わりを覚悟した。

沙綾には、その映像に映し出されている人物に心当たりがあった。

 

「これ……香澄?」

「……はい」

 

観念したように、沙綾の横で正座した青年は、沙綾が口にした人物の名前に答えた。

それは、前に、香澄の家で一日中行為に及んでいたときに青年が撮影していたものだった。

撮影をしたいという青年のお願いを香澄が聞き入れたからこそある映像だが、その理由は自らを慰めるときのおかずにというものであった。

ちなみに、壊れた原因は水没させたことなのだが、どういう理由か撮影した映像の再生だけは出来る状態だった。

 

「そう……」

 

(香澄も、私と同じ事してたんだ)

 

一言だけ相槌を打った沙綾は、香澄と青年が行為に及んでいたことに複雑な心境で映像を見続けていた。

 

(え……お尻に、お、男の人のが入って……)

 

映像に映し出された、アナルに一物を挿入されて気持ちよさそうに声を上げている香澄の姿に、沙綾は驚きを隠せなかった。

 

『あひゃあああ! らめらめらめぇぇ! 壊れりゅぅぅッ! わらし壊れひゃぅぅぅッ!』

 

(香澄、すごく気持ちよさそう……私も、こうなるの……ッ)

 

ビデオカメラのモニターに映し出された香澄の痴態に、沙綾は体中が再び熱を持ち始めていくのを感じる。

 

「ねえ」

「は、はい」

 

カメラの電源を切って元あった場所に戻した沙綾に、青年は背筋を正した。

 

「私にも、して」

「え?」

「だ、だからッ……私にも香澄としたときみたいに、お尻でしてっ」

 

沙綾の思いもよらぬ言葉に、青年は目を瞬かせるが徐々にその言葉の意味を理解していった。

 

「いいん、ですか?」

 

青年の最終確認の意味を兼ねたその言葉に、沙綾は恥ずかしげに頬を赤く染めながら頷く。

 

「それじゃ、四つん這いになってお尻をこっちに向けてください」

「こ、こう?」

 

沙綾は青年に言われたとおりにベッドの上に四つん這いになった沙綾は、不安と期待の入り交じった表情で青年の方を見る。

青年は無言で頷くと、沙綾の背後に歩み寄りアナルの入り口部分に一物をあてがった。

 

「ッ!」

 

その感覚に、沙綾は息をのんで体を震わせる。

 

「行きますね」

 

そんな彼女に声をかけた青年がゆっくりと腰を前に突き出して一物をアナルに挿入し始める。

 

「う、うん……ん……ぁ゛っ」

 

それまで感じたことのない圧迫感に、沙綾は苦痛交じりの声を上げ始める。

 

「ぁ……がッ……んぐ」

 

(お、お尻に入って……く、苦し、いッ)

 

「あぎっ!?」

「さ、沙綾さん。入り、ましたよ」

 

体の奥に入ってくる感覚に、耐えていた沙綾の耳に青年の声が入る。

 

「ごめん……ちょっとだけ、そのまま」

 

アナルから伝わる圧迫感や痛みに、沙綾は顔を苦痛にゆがめながら青年にそう頼んだ。

ほぐすなどの前準備がない段階でのアナル挿入は、沙綾の想像を上回る苦痛を与えていたのだ。

 

(沙綾さん……俺も何か)

 

そんな苦しげな沙綾の様子に、青年は苦しみを軽減させられないかと考えを巡らせる。

そして、導き出した答えは

 

「ひあっ!? ち、ちょっと何を――んぁぁぁ!」

 

快感で上書きすることだった。

突然割れ目をなぞるように触れた指の感覚に、驚きをあらわにした沙綾は秘部から送られる刺激にその声色を甘い物へと変えさせた。

 

「沙綾さんが苦しそうなので、気を紛らわせようと」

「それは……んんんっ、うれしいけど。いきなり、ああんっ! すぎィ」

 

割れ目をなでるような指の動きから一転、二本の指を膣内に挿入させた青年は、掻き出すように指を動かし始める。

 

「んあああッ! それ、強――――んぃぃぃぃぃッ」

 

青年の指に、沙綾は嬌声を上げながら体を震わせる。

秘部からは指の動きに合わせてクチュクチュという淫らな音を上げていた。

 

「そこ、そんなにかき回しちゃ……んぁぁぁっ!」

 

さらに掻き出す動きから膣内をえぐるような動きに変え沙綾を追い立て始める。

 

「沙綾さん、もうイキそうなんですか? ここ、すっごくヒクヒクしてますよ。ほら」

「んひゃああ! そこいじっちゃ―――あひぃぃぃ!!!」

 

沙綾の耳元でささやくように言いながら、彼女の弱点であるGスポットを指で押し上げるようにすると、沙綾は体をのけぞらせながら快感にもだえ出す。

 

「それらめぇっ! イクからッ! イクイクイクッ!」

 

青年が指を動かすたびに秘部からは大量の透明な液体が噴き出し、ベッドを濡らしていくが、それすらも気にならなくなっていた沙綾は腕を振るわせ切羽詰まった声を上げ始める

 

「イぃッ―――~~~~~~~ッ」

 

そして、そのまま沙綾は絶頂を迎え、秘部から”ぷしゃぁぁっ”と言う音と共に大量の潮を吹き散らした。

 

「んぎぃぃぃっ!?」

 

絶頂の余韻が残っている状態で、青年は沙綾のお尻に両手を添えると一物をゆっくりと前後に動かすと、沙綾はたちまち嬌声を上げた。

だが、その声には苦痛の色はなく甘く官能的なものに変わっていた。

 

(今の……何?)

 

「動きますね」

「え? あ、待っ―――んんんん゛っ」

 

一物が動いた瞬間、体中に走ったこれまで感じたことのない刺激に困惑する沙綾だったが、青年が腰のピストン運動を始め沙綾の体は再び刺激が与えられ始める。

 

「ひゃにこれ!? お尻突かれるたびに、あぐぅぅっ! 体中が、痺れっ――――んぅぅッ」

「沙綾さんのここ、すごくきつくてッ、気持ちいいです」

 

口元からだらしなくよだれを垂らし、とろけきった表情を浮かべながら嬌声を上げ続ける沙綾の姿に、青年の劣情はさらに高まり自然と腰の動きを速めさせる。

 

「あひぃぃぃぃぃッ! おがしぐなるぅぅ! わらしおはひふなっひゃ――――んお゛お゛お゛お゛ッ!」

 

さらに速まったその動きに、沙綾の頭の中はまるでスパークが起きたかのようになり、考えることが出来なくなった沙綾は、呂律が回らなくなりながら絶叫するようになっていた。

 

「お゛お゛お゛お゛お!」

 

腕に力が入らなくなり、上半身が崩れ落ちた沙綾は青年の動きに合わせて獣のように声を上げ続ける。

 

(もぉらめ……わらし、変態だぁぁ♡ )

 

「沙綾さん、俺もう……射るっ」

「んごっ!?」

 

青年の切羽詰まった言葉と共に、沙綾のアナルに大量の白濁液が解き放たれ、沙綾はその勢いに体をこわばらせて目を見開かせた。

 

「んッぐぅぅぅ~~~~~ッ! ぉぉぉぉぉッ」

 

そして、絶叫しながら体を小刻みに震わせるように、沙綾もアナルで達した。

 

「あちゅいぃぃっ! お尻があちゅいぃぃぃっ!」

 

アナルに出された白濁液の感覚に、何度も絶頂し続けていた沙綾だったが、射精が終わったことでそれに終止符が打たれた。

 

「お尻で……イッちゃ……たぁぁぁ」

 

呆然とした口調で声を上げる沙綾だが、その表情は快楽に染まっていた。

 

「う゛ッ」

 

青年が一物を抜き上半身が崩れ落ち、お尻を突き出した格好になっている彼女の姿に、青年は思わず息をのんだ。

 

(やば……またしたくなってきた)

 

お尻の穴や秘部からあふれ出る白濁液に、青年の一物は再び大きくそそり立ち始め、興奮が高まり始めていた。

そんな彼に我慢など出来るはずもなく

 

「沙綾さんッ!!」

「え? あ、なに―――をおぉおッ!?」

 

突っ伏した体制のまま一物を膣内に挿入された沙綾は、突然のことに目を見開かせて驚きをあらわにする。

 

「ふぁぁぁぁぁ! 私、まだイッたばっか―――んああああアッ」

 

沙綾の言葉が聞こえていないのか、がむしゃらに腰を振り続ける青年の刺激に、沙綾は言葉とは裏肌に表情をとろけさせていた。

 

「あああッ、え、な、何を―――ひあああ!?」

 

肌同士がぶつかり合う乾いた音をたてながら青年は一物を前後に動かし続けていたが、突然一物を抜くと体を抱き上げた青年は、沙綾を壁際に押しつけるように片足立ちにさせ両手を壁に突かせると、再び一物を挿入させたのだ。

 

「あああッ! これ、らめェッ! 強すぎ……んぃぃぃぃ」

 

壁に手を突いて体を支える姿勢になった沙綾だが、一気に一番奥まで突き入れられた一物からの刺激に、嬌声を上げて反応した。

 

「この格好、ひぁぁぁッ! 刺激が強すぎっ―――んぅぅぅぅッ!」

 

片足を抱えながら一物を前後に動かす青年は、ただただ腰を振ることしか考えられないほどに夢中になっていた。

 

「ああアアッ、んぐぅぅぅぅ!」

 

(こんなにされたら、私もっと変に……ッ♡)

 

それは沙綾も同じで、気持ちよくなることしか考えられないようになり始めていた。

青年が腰を動かすたびに、沙綾はとろけきった艶のある声を上げ、秘部からは透明な液体を吹き散らして床を汚していく。

そんな時、一物の動く速度が一気に速まり、沙綾の体中に電気が走ったかのような快感が駆け巡った。

 

「あああッ、あああッ! 待っれ、力……抜け―――んんんッ!!」

「じゃあ、早く終わらせます」

 

上半身がズリズリと落ち始めているのを見た青年は、一気に一物のピストンを速めだした。

 

「ッ!? らめらめぇぇっ!! 激し――ぃぁぁあああッ」

 

その凄まじいピストンに、沙綾は目を見開かせ、絶叫に近い嬌声を上げる。

 

「あああッ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! もうむりぃぃぃっ!! ィッ!!! んッくぅぅぅ~~~~ッ」

 

そして、限界が訪れたのか沙綾は体をぴんっと硬直させてひときわ大きな声を上げながら絶頂を迎えた。

 

「ぁぁぁッ……ひぅぅぅぅッ」

 

絶頂を迎えたことで力を失ったのか、糸が切れた人形のように崩れ落ちた弾みで、一物が抜ける。

 

「はぁっ、はぁッ、はぁっ」

「さ、沙綾さん?」

 

荒い息づかいで崩れ落ちた体制のままうつむく沙綾の様子に、青年はおずおずと声をかける。

 

「あの―――うわ!?」

 

答える様子のない沙綾に、さらに一歩前に踏み出して声をかけた瞬間、青年は沙綾に押し倒され後ろ向きに倒れる。

 

「いたた……沙綾さん、いきなり何を……」

「ふふ……君が悪いんだから、ね……んッ」

 

妖美な笑みを浮かべながら沙綾は、がに股になって腰を浮かせると堅くそそり立っている一物に自らの秘部をあてがう。

 

「ふあああ……」

 

そしてそのまま一物を挿入させ、息が抜けるように声を漏らした。

 

(沙綾さんの中、さっきよりも締め付けがッ)

 

先ほどまでと違う沙綾の膣内の感触に、青年は思わず体を震わせる。

 

「んあ、はぁん……んんんっ」

 

そんな青年をよそに、沙綾は自ら腰を動かして一物を抜いたり入れたりを繰り返し始める。

 

「ふあッ、はぁぁぁんッ、これしゅきぃぃ」

 

(あの沙綾さんが、こんなになるなんて)

 

少し前までのしっかり者の姉である彼女の姿はなく、今や快感を追い求める少女の顔に変わった沙綾の姿に、青年は驚きを隠せなかった。

だが、それも一物から伝わる快感によってかき消される。

 

「これは、お仕置き……はぁんっ、だから……君ばっかり、んッふぅ……気持ちよくなったんだから、今度はぁ、私が気持ちよくなるのぉ」

「そんなめちゃくちゃな――うあッ」

 

意識が半分飛んでいるのか、言ってる内容がめちゃくちゃになっている沙綾は、何かにとりつかれたように腰を動かしていく。

 

「んッ、んッ、んッ、ふぁぁぁっ」

「ッぐ、それやばっ」

 

腰を上下に動かすだけではなく、円を描くようにして腰を動かす沙綾の腰使いに、青年はただただもだえるしかなかった。

 

「これがいいの?……ふふ、もっと激しくする、ね……んんッ!」

 

そんな青年の反応に気を良くした沙綾は腰の動きをさらにはやめて青年を追い立てる。

だが、それは自分にとっても同じ事だった。

 

「あッ、あっ、あッ、あッ、あッ、あッ」

 

(あ、や……私また―――)

 

自分もまた絶頂を迎えそうになっていることを悟った沙綾だったが、腰の動きを緩める事はなかった。

 

「んああッ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」

 

そのことを意識したのと同時に、沙綾はさらに腰を激しく動かして快楽を得ようとし始める。

それはもはや本能的な動きだった。

部屋には腰を激しく上下に動かすたびに秘部から上がるグチュグチュという淫らな音と、沙綾の艶のある声で包まれる。

 

「あ゛あ゛あ゛ッ――――ん゛ああぁぁあッ!!」

「っく、もう射るッ」

 

最初に達した沙綾の膣内が青年の一物を締め付け、青年も後を追うように絶頂を迎え白濁液を彼女の中に解き放った。

 

(んぁぁぁッ、中に精液、射されてるぅぅぅッ。またイくぅぅぅ♡)

 

「んおおおおおお!? お゛ッ……お゛ッ……おッ」

 

その白濁液の勢いに、沙綾は再びいったのか白目をむきながら舌を突き出すようにして裏返った嬌声を上げて体をのけぞらせた。

 

「んぉ……ぉ……」

 

しばらくの間体を小刻みに震わせていた沙綾だったが、射精が終わり力が抜けたのか青年に覆う被さるように倒れると、肩で息をし始める。

 

「また……イカされちゃったぁ」

「ッ!?」

 

頬を仄かに赤らめ、うっとりとした表情で囁かれた熱のこもったその言葉に、青年は一瞬激しく鼓動が高鳴るのを感じた。

それと同時に再び性欲に火が点いていたことも。

そして、それは別の方にも現れていた。

 

「ぁ……君の、また大きくなってる♡ ねえ、もっとシよ?」

「……」

 

膣内で再び勢いを取り戻した青年の一物の感触に、沙綾は妖美な笑みを浮かべながら青年に告げると、青年もまた無言で頷くのであった。

 

 

 

 

 

「それじゃ――「ねえ」――なんですか? 沙綾さん」

 

ベッドの上に横たわる沙綾の秘部に一物をあてがい挿入しようとする青年を、沙綾が止めた。

 

「私の望み、本当にかなえてくれるの?」

「はい。俺に出来ることなら」

 

上目遣いで確認するようにかけられた言葉に、青年は即答で応える。

 

「じゃあ……私を乱暴に犯して……私を壊すようにしてほしい」

「え……本当にいいんですか?」

 

沙綾からのリクエストに、青年が躊躇する。

だが

 

「いい……あの時したようにしてほしいから……お願い」

 

沙綾の言葉が、青年の躊躇する心をなくしていく。

“あの時”というのは、前に蔵で三人を半ば無理矢理に犯したときのことを指していることは、青年にはすぐにわかった。

 

「わかり、ました。沙綾さん」

「ふふ。沙綾、でいいよ」

 

鼓動が高鳴るのを感じながら頷く青年に、沙綾は柔らかい笑みを浮かべながらそう返した。

 

「止めてって言われて求められませんからね、沙綾」

「ぁッ。いい……よ」

 

それが最後だった。

青年は沙綾の腰をつかみ軽く浮かせると、一物を一気に奥まで挿入させる。

 

「んああああッ!?」

 

一番奥まで挿入された沙綾は、目を見開かせて口をパクパクさせながら絶叫に近い声を上げる。

 

「あんっ! んああ! ひゃああ!? んぃぃッ!」

 

そして間髪入れずに本格的に始まったピストン運動に、沙綾は悲鳴にも似た声を上げるが、青年はそれでも腰の動きを止めなかった。

 

「んあああッ! おちんちん、がぁぁっ! 私の子宮をぉぉ、こつこつってぇぇぇっ! あひぃぃぃッ」

「沙綾ッ、気持ちいいですか?!」

「はひぃっ! ひもひいいよいぉぉっ♡」

 

奥をつかれ快感によがり狂いながらも青年の問いかけに答える沙綾は、されるがままに体を大きく揺すられ続ける。

 

「んぁぁあああっ! イッちゃうッ! 私、もうイぃ゛――――んぅぅ~~~~~~ッ!!」

 

元々絶頂の余韻が抜けていなかった沙綾は、青年の猛烈な攻めにあっという間に絶頂を迎え、体を海老反りにのけぞらせる。

だが、青年の攻めは止まらない。

 

「おごぉぉぉ!?」

 

一物をいったん抜き、沙綾の両足を持ち上げてマンぐり返しの体制をとらせると、再び勢いよく一物を挿入させたのだ。

 

「お、お、お、お、お、お゛ぉぉっ!? んぎぃぃぃぃ~~~ッ!!」

 

そして再び素早くピストンを始めた青年の攻めに、沙綾はまるで獣のような嬌声を上げながら、再び達したのか体を小刻みに震わせる。

 

「いっへるぅぅぅッ! わらひじゅっといっひゃっへりゅぅぅぅッ! お゛お゛お゛お゛!」

 

容赦なく押し寄せる快感に、沙綾の思考は完全に止まり、呂律が回らなくなっていた。

 

「んむぅ!?」

 

そんな沙綾のだらしなく開いている口に、青年は唇を重ね合わせる。

 

「ジュルルルッ!!! ちゅぅうッ! はむっ、レロ……んふぅぅっ」

 

最初は驚いていた沙綾だが、自ら舌を青年の口の中に差し入れてむさぼるようなキスを始める。

 

「んんんーーーッ!! チュッ、チュぱっ、ジュルルッ」

 

激しいキスをしていても腰を動かすのを止めることはなく、くぐもった声を上げながらキスをし続けた。

 

(ふぁぁ……キス気持ちいい……)

 

「ぷはぁぁッ……ああアアッ、んひぃぃぃ!」

 

やがて唇を離した二人の間に銀色の橋が架かる。

沙綾の口の周りは二人の唾液で濡れているが、それを気にする様子もなく再び大きな声で嬌声を上げ始める。

 

(沙綾の胸っ!!)

 

そんな時、腰の動きに合わせて上下に揺れる胸が目に留まった青年は、その胸にしゃぶりついた。

 

「んあああッ! 今度は胸にきしゅしゃれてりゅぅぅぅっ」

「ジュルルルルルッ! 沙綾の胸、乳首がこんなに大きくなってる……あむっ」

「んひぃぃぃッ! 乳首ぃぃぃっ! 噛んじゃらめぇぇっ」

 

感嘆の声を上げる中地首を甘噛みすると、沙綾はさらに体を大きく震わせるが、青年はそれにかまうこともなく乳首を甘噛みしたり舌でこねくり回したりを繰り返した。

 

「んぃぃぃッ まらイぐぅぅぅっ! んぁぁあああああッ!!」

 

そして、我慢の限界を超えたのか再び沙綾は目を見開かせて絶叫に近い声を上げながら絶頂を迎えた。

 

「んごぉぉぉっ!? 激しいっ! しょりぇ激ししゅぎぃぃぃっ」

「乳首でイクなんて、沙綾は変態ですねっ」

 

狂ったように叫ぶ沙綾に、青年は一物をピストンさせながら沙綾に罵りの言葉を投げかける。

 

「はいぃぃぃっ! わらし、へんらいなんでひゅぅぅぅっ! んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

 

その青年の言葉に、沙綾は怒るわけでもなく悦んだ様子で嬌声交じりに返す。

そんな青年にも、ついに限界の時が訪れようとしていた。

 

「俺もう限界、ですっ」

「らひへぇぇぇっ! わらしの中にらひてぇぇっ」

 

射精が近いことを告げる青年に、沙綾は呂律が回らない状態で青年に懇願する。

 

「んああああああッ!」

 

それに応じるように、青年はさらに腰の動きを強めていった。

青年が一物を突き入れるたびに、秘部からは透明な液体が吹き散らされ続けていた。

 

「あああッ! お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!」

「っく、射るッ」

 

獣のような嬌声を上げる沙綾の中の締め付けに耐えきれなくなった青年は腰を力一杯彼女の中に突き入れる。

 

「んおおおおお゛!?」

 

その瞬間、沙綾は再び達したのか体を硬直させ目を見開かせる。

 

「お゛……お゛……」

 

再び解き放たれた白濁液の感覚に、舌をだらしなく出しながら時より声を漏らしている沙綾は、そのまま気を失ったのか白目をむいたまま動かなくなった。

 

「はぁぁ……すげぇ」

 

感嘆の声を上げながら一物を抜いた青年が押さえていた足から手を離すと、そのまま沙綾は大の字になった。

秘部からは青年が吐き出した白濁液があふれ出てシーツを汚していくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして気を取り戻した沙綾は、後始末を済ませて衣服を身にまとい青年が訪れたのと同様に見送るために裏口の方にいた。

 

「ぅぅ、まだあそこに入ってる感覚が残ってる」

「……すみません」

 

未だに秘部に一物が挿入されていた感触が残っていることを口にした沙綾に、青年は申し訳ない様子で謝るが、沙綾は首を横に振る。

 

「ううん。私が望んだことだし、それに……すごく、気持ちよかったから」

 

最後の方で恥ずかしかったのか顔をややうつむかせて頬を赤らめる沙綾の様子に、青年はドキッとする。

それは劣情とはまた別のものでもあった。

 

「また、しようね♡」

「……はいッ」

 

妖美な笑みを浮かべながらの言葉に、青年もまた笑みを浮かべて答える。

こうして、二人の淫靡な休日は幕を閉じた。

 

 

 

「嘘、だろ……沙綾があいつと」

 

それを見ている人物がいることにも気づかずに。

 

 

To be continued




いかがでしたでしょうか?
書く時間がないために、かなりお時間をいただいてしまいましたが、楽しんでいただけたら幸いです。

沙綾の人物像ですが、もしかしたら間違っているかもしれませんが、その場合は独自設定と言うことでご容赦いただけると幸いです(汗)

なお、リクエストは引き続き募集中です。

読みたいキャラは誰ですか(EX2)

  • 広町 七海
  • 二葉 つくし
  • 朝日 六花
  • 佐藤 ますき
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