BanG Dream!~The story of adult~ 作:TRcrant
「んんんんっ!!」
「これで、何度目だ?」
目の前でよがり狂う日菜に、僕は尋ねる。
「し、知らにゃいぃぃぃ!!!」
エビぞりにのけぞらせながら絶頂する日菜の秘部からは、おびただしい量の愛液が噴き出す。
その様子を見ながらも、僕は手の動きを緩めない。
「い゛ぃぃぃ!? お願いぃっ! しょれ、止めてぇ!!!」
「何を言うんだ。まだ10回ぐらいは残ってるじゃん」
日菜の頼みを切り捨てながら、僕は彼女の秘部を激しく攻め立て続けるのであった。
事の発端は、昼間の電話でのことだ。
日菜が生徒会長になったということもあって、僕たちは激動の日々を過ごしていた。
僕は風紀委員長として、日菜を間接的にサポートしていく。
メインでサポートするのは副会長のつぐだけど。
そんなわけで、お互いの時間が取れるはずもなく、電話でのやり取りで精いっぱいだった。
そんな電話で、
『だから、一君が敏感なんだってば』
「いや、日菜が敏感なんだよ」
僕と日菜は喧嘩をしていた。
発端は、僕がエッチだという日菜の言葉から始まり、どちらが敏感なのかという言い合いに発展していた。
お互いに平行線で決着がつかない中
『じゃ、こうしよーよ! あたしと一君、どっちが先に行くのか勝負!!』
日菜が勝負を切り出してきたのだ。
『道具とか使うのはなしで、お互いに気持ちよくさせて、先に言ったほうが負け! 負けたら快楽地獄! 100回イカされる罰ゲーム付き!』
「それは良いけど、いつやるんだ?」
要するに、日菜を気持ちよくさせていかせればいいだけの簡単な勝負だった。
『今から!!』
「正気!? 今からどこでやるんだよ?!」
お互い皆出かけているけど、夕方になれば家に帰ってくるのだ。
つまり、安心して行為を行うことができないのだ。
『あたしがるんっ♪ ってするとこ見つけといたから。後でその場所送るから、今から30分後に集合ねっ!』
「あ、ちょっと―――」
日菜はそのまま一方的に電話を切ってしまった。
かとおもえば、その直後にメールが届いた。
(ん? ここって、ラブホテルじゃん!!)
そこはこの間啓介が、『いつか彼女と行くんだ』と叫んでいたラブホテルだった。
どうでもいいが、叫んだその場に女子が大量にいた時点で、啓介のそれはかなうべくもないのだが。
(はぁ……腹をくくるか)
僕としてはあまり気が進まないが、不戦敗になってもあれなので日菜が指定した場所に向かうことにした。
(そういえば日菜、さすがに変装とかして来るよね?)
僕はともかく、日菜はアイドル。
恋愛はご法度のため、交際していることを事務所やファンには隠しているのだ。
これには丸山さんたちパスパレメンバーの協力のおかげだ。
本当は、交際どころか男女の仲になってるのを、みんなはまだ知らない……はず
なので、こういうところに行くときは変装が必須なのだが、あの日菜がそれを思いつくだろうか?
「お待たせ―」
「………え?」
日菜の声が聞こえた僕はその方向に顔を向けると彼女の服装に言葉を失った。
「それ、紗夜さんの服だよね?」
「そーだよ」
喋れば日菜だが、服装は完全に紗夜さんのものだった。
「おねーちゃんの服をちょっと借りたんだー♪」
(怒られても知らないぞ)
「それじゃ、早いうちに入っちゃお」
「うん♪」
とりあえず、人目も気になるので、早く中に入りたかった僕は、日菜に促して一緒にラブホテル内に入った。
「うわぁ……まるでお城の中みたい~~」
(よく作りこまれてるな)
ラブホテル内の一室に入った日菜は中興味津々に見渡している中、僕は装飾を見て感心していた。
中央付近にはまるでお姫様が使うのではと思うフカフカなダブルベッドが置かれており、家具家電が一通りそろっていた。
「それじゃ、先に一君からシャワー浴びてきて」
「ん? わかった」
日菜の言葉に違和感を感じながらも、僕はシャワーを浴びるべくバスルームに向かうのであった。
者の数分でシャワーを浴びた僕はバスタオルを体にしっかりと巻き付けてバスルームを後にする。
「日菜、上がったぞー」
外にいる日菜に声をかけると、日菜は何やら慌ただしくこちらに振り返った。
「あ、うん! じゃあ、今度はあたしが入ってくるねっ。一君はテーブルの上に置いてあるジュースを飲んで待ってて。いい? ”テーブルの上”だからね」
「わ、わかった」
日菜は僕に念押しをするように言って、僕と入れ替わりでバスルームに入っていく。
「……テーブルの上って、これか」
テーブルの上には紙コップが置いてあった。
中身を見ると、何の変哲もない液体だった。
そして、おそらくは日菜の分であろう飲み物が入った紙コップがなぜか冷蔵庫の上に置かれている。
(怪しい)
なぜわざわざ置き場所を分ける必要があるんだ?
まるで僕に確実にそれを飲ませたいかのように。
「……まさか」
僕は嫌な予感を感じたため、僕用に用意された飲み物のにおいをかいでみる。
(くさっ)
案の定、僕のために用意された紙コップ内の液体から、何とも言えないにおいがしてきた。
間違いなく、飲んだらやばい奴だ。
(だったら、お前が飲めッ!)
そう思った僕は、日菜用の紙コップが置いてある冷蔵庫の上に、何かが入っているであろう飲み物が入れられた紙コップをすり替えた。
(これが罠だったら最悪だけど……いざっ)
飲み物の異常に気付くことを見越していたら完全に僕の行動は裏目に出るわけだが、僕は覚悟を決めて冷蔵庫の上に置かれていた液体を飲み干す。
「………特に何ともないな」
自分の体に異変が起こってないことを確認して、僕は空の紙コップをテーブルの上に置くと中を見て回ることにした。
(ん? やっぱりそういう場所だから、こういうのがあるんだね)
部屋の一角にあったのは自販機のようなものだったが、販売されているものはローターやらバイブといった大人のおもちゃに、媚薬などといったマニアックなものが主だった。
(バイブとか買っておいても損はないか)
今だけじゃなく、今後もいろいろと使えると思い、僕はカバンの中から財布を取り出すとお金を自販機に投入してバイブを購入した。
媚薬は……やめておいた。
「お待たせ―♪ いいお湯だった~」
バイブをカバンの中に隠したところでシャワーを浴び終えた日菜がバスタオル姿で出てきた。
何度も彼女の生まれたままの姿を見ている僕でも、日菜のバスタオル姿にドキッとしてしまった。
若干水気の残っている彼女の髪がまた、色気を醸し出すのに一役買っていた。
「んぐ……んぐ……ぷはぁ!」
そして、冷蔵庫の上に置かれた紙コップを手にすると、何の疑いもなく飲み干す。
「一君、キス……して」
「うん」
僕は日菜のお願いに頷くと彼女と距離を詰める。
「一君……ん、ちゅ」
「日菜……はむ」
それは唇同士を触れさせるだけの簡単なキス。
でも、それはこれから始まる行為の始まりを告げるものだった。
「あ、あれ……」
本格的にキスをしようとしたところで、日菜はまるで力が抜けたように後ろに一歩二歩と後ずさっていくとその場にぺたんと尻餅をつく。
「か、体が……熱いよぅ」
体を震わせる日菜の様子はどう見ても異常だった。
「……やっぱり何か入れてやがったか。」
やはり、僕の予想通り、日菜は僕の飲み物に何かを混入させたらしい。
「ど、どうして」
「なんか、変な匂いがしたから入れ替えただけ。で、何を入れた?」
日菜の様子からして、なんとなく想像はつくが、僕はあえて問いかける。
「び、媚薬を一本……はぁ、はぁ」
「それって、ここで売ってるやつか?」
日菜は荒い息をしながらも無言で頷く。
(マジか)
あの媚薬を一本まるごと摂取したということは、日菜の体はかなりやばいことになっていることになる。
「どうしてそんなことを」
「だってぇ、あたしだけイキ続けてるのが悔しかったからぁ」
(それで、勝負を切り出したというわけか)
日菜のプライド的にも、自分だけが見られ続けているのが悔しかったのだろう。
とはいえ、
「媚薬はさすがにずるでしょ」
「ぅぅぅ」
勝負は勝負だ。
「じゃあ、これは日菜の不戦敗だね」
「そんなぁ……」
僕の宣言に、日菜は絶句した様子だった。
それは、勝負に負けたというよりも、別のところにある
「確か、ルールだと負けた人は罰ゲームで快楽地獄……だったよね。しかも100回」
「ひっ!!」
日菜の顔に一気に絶望に満ちたものへと変わる。
今の日菜が100回もイカされ続けたらどうなるかなど、想像にたやすい。
「ね、ねえ。やっぱり、この勝負はなかったことに――「ダメ」――そんな」
ここまで来てなかったことになどできるはずがない。
それに、頬を赤くして荒い息をしている日菜の姿を見ていた僕は、正直止められそうになかった。
「じゃ、始めるか」
そして、僕は罰ゲームを執行するのであった。
*後編に続く
すごくいいところですが、今回はここまでです。
媚薬を口にした日菜の運命や如何にッ。
後編は20日の0時に投稿いたしますので、楽しみにしていただけると幸いです。
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