BanG Dream!~The story of adult~ 作:TRcrant
なお、それぞれの人達(花音など)のお話とは別の世界線だったり同じ世界線だったりしますのでご注意ください。
ある日の夜。
「ふぅ……」
自室で私は、椅子の背もたれにもたれかかりながら静かに一息つく。
今日も一日が終わる。
家の手伝いをしたり純たちの面倒を見たり、ポピパのみんなと練習をしたり。
大変じゃないのかと聞かれれば、大変だけど、でも毎日はとても充実していると思う。
「ちょっとだけ……」
そんな私にも、ちょっとだけ溜まってしまうこともある。
私は部屋の明かりを消してベッドの上に乗る。
カーテン越しに差し込む月明かりが、うっすらとではあるけど私の部屋を照らし出す。
そんな中、私はいそいそと来ている服を脱ぎ捨てて生まれたままの姿になると壁にもたれかかる。
「んッ……っ、ぁ……」
そして、私の手は自然に胸に伸びて行き、胸に触れた瞬間体の中をあっけ巡る刺激に、思わず声が出る。
「ふっ……ぁ……はぁッ」
ゆっくりと、されとて力強く自分の両方の胸を揉みしだいていく。
これを始めたのは、つい最近のこと。
きっかけは……たぶんあれかもしれない。
充実した日々とは裏肌に、どうしても疲れがたまって行ってしまっていた私は、みんなに心配させないようにと疲労回復の方法を探していた。
その結果が、自分で慰めることだった。
おかげで最近はとても調子がいいのだ。
だから私は最低でも週に一度はこういうことをしている。
「はぁッ……んッ……ふぁッ」
ゆっくりと焦らすように胸を揉んだ私は、その頂である乳首を指の腹でコリコリとこねくり回すと、それだけで先ほどよりも強い波が私の体を駆け巡り、思わず声を出してしまう。
「んぅっ、ぁッ……はぁぁんッ」
ゆっくりだった手の動きは、だんだんと大胆になっていく。
頃合いだと思った私は、両胸の乳首を指でつまみ上げる。
「んむぅっ! ふぅぅぅっ! ふぁぁぁぁッ」
すると、まるで頭の中で爆発でも怒ったのではないかというほどの快感が体中に駆け巡っていて私の視界はちかちかとし始める。
「んんんんッ! ん~~~~~ッ!」
(ヤバ……もう、声でちゃう♡)
必死に口を閉じて声を出さないようにしているけれど、もうそれも限界だった。
私の手は、自分の意思とは関係なく乳首を上下左右に引っ張っていた。
普通なら痛みしか感じないそれでも
今の私には何とも言えない快感へとつながる。
「んぅぅぅぅっ!!」
(だめ、もう来ちゃうッ♡)
乳首を引っ張るだけなのに、もう私はいつもの限界を迎えようとしていた。
それならばと私は、乳首を力の限りつまんで引っ張り上げる。
「んっ!? ん~~~~~~~~ッ!!」
その瞬間、私はまるで空を飛んでいるような感覚に襲われ、そのまま頭の中が真っ白になっていく。
「はぁッ、はぁッ、はぁッ」
一度果てた私は、荒い息遣いをしながら余韻に浸り、そのまま服を着て眠りに就く、
それが、いつもの私の流れだった。
だけど……。
「はぁ、まだみたい」
この日の私は一筋縄ではいかなかったようだ。
体の奥底にある熱はいまだに衰えることもなく、私の体を火照らせている。
(じゃあ、もう一回いこうかな)
でも、そんなことは今日に始まったことじゃなく、何度も経験したことがある。
「んッ……ふぅっ」
だから、この日も私は再び自分の胸を揉みしだいた。
それからしばらくして
「ぁ、いくッ、イクッ……んぁッ!」
乳首を指でコリコリとこねくり回していた私は、さっきと同じようにつまみ上げて絶頂を迎える。
「はぁ、はぁ……なんで」
ビリビリとした快感が体中を駆け巡っていくものの、どうしてか体の火照りはなくなるどころかどんどんと増していく。
「どうすれば……いいの?」
何度も何度もイッてもなくならない体の火照りに、私はどうすればいいのかがわからなかった。
「あそこが、熱い……」
そんな中、私の一番恥ずかしいところがいつもより熱くなっているのを感じた私は、熱を確認しようと恐る恐る手を伸ばす。
「ひぁっ!?」
そこに手を触れさせた瞬間に感じた強い電気のような刺激に、私は慌てて手を離す。
(な、何? 今の)
体中に走ったその刺激に、私は混乱しながらも確認するべくもう一度下半身に手を伸ばしていく。
「んぁッ」
クチュッという音を立てながら指が触れた瞬間、再び体中を先ほどの刺激が駆け巡るが、今度はそれを”快感”として認識できるようになっていた。
そこはまるでお風呂のお湯のように熱くて、指を動かすだけでクチュクチュという音がするほどに濡れていた。
「あッ、んぅッ、なに、これぇ……ッ!」
初めてのその感覚に、私は夢中になって指先を割れ目に触れさせながら上下に動かしていく。
「あぅッ ふぅぅッ」
最初はゆっくりと動かしていくと、それだけでも気持ちいのが体中に駆け巡ってくる。
「んひゃ!?」
中でも、そこの上側の部分に触れると爆発のように気持ちいのが広がってくる。
「あぅっ、んぁッ! これ、いぃぃ」
私はそこを重点的に指先でいじると、断続的だった快感が押し寄せてくるように私の頭の中に伝わり始める。
「あああッ、しゅごい……こんなの、しらにゃ―――んひぃッ!」
もう止められそうになかった。
今までのよりも気持ちいいそれに、私は夢中になっていた。
私の体は自分でも制御ができないほどにがくがくと震えていて、手だけは激しくそこをいじり続けていた。
「ひぁぁぁああッ、来るっ! おっきいの来ちゃうッ!」
やがて、私は体の中からこみあげてくるそれに、視界が靄が借り始める。
それは、これまで経験したことがないほどに大きなものだった。
「んんんんッ! んくぅぅぅ、あああッ!」
全く持って未知のそれに、私は早く味わいたい一心で指をさらに上げしく動かして、上側の部分をこすり続ける。
(だめ、まだ足りない。もっと、もっとぉ)
でも、それでも何かが足りないのか、あとちょっとのところでイクことができないでいた。
そんな時、私は指先にあたる突起のようなものに気づき、そこをつまみ上げてればいいのではということを考えた。
「これぇ、摘まめばぁ―――あぎっ!?」
その突起をつまみ上げた瞬間、体の中で爆発が起こった。
正確には違うけど、でも言いようのない快感が体中を駆け巡って、私は無意識に体をのけぞらせる。
「んぁぁあああああッ! イクぅぅぅぅッ!!」
自分でも出したことのないエッチな声と共に、私の頭の中は真っ白になって何も考えられなくなる。
それと同時に、体が軽くなるような……いつも私がイク時の感じよりもかなり強い感覚に、私は身をゆだねるのであった。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
真っ白になっていた頭がようやく動き始めたのは、それからしばらくしてからのことで、私は仰向けに倒れていた。
「ぁぅ、まだふわふわする」
自分が思いっきり言ったことを思い出した私は、後片付けをするべく体を起こそうとするが、どこかまだ夢見心地で、思ったように動かせなかった。
(何だったんだろう……なんだかすごく気持ちよかった)
これまでの絶頂が1だとすれば、今のはその何十倍もの数値にも思える。
自分にとって未知との遭遇でもあるそれに、私は恐怖を感じてはいなかった。
むしろ、もっともっとそれを体感したいという気持ちすらある。
(だ、ダメダメ。今日はもう寝ないと)
時計を見ると、かなりいい時間になっていた。
これ以上は明日に差し障る。
そう思った私は、少しだけ名残惜しくはあるけれど、終わらせることにした。
「うわ……シーツびしょびしょ」
後片付けをしていて、自分の足元がぐっしょりと湿った感覚があることに気づく。
「……」
私は何とも言えない気持ちになりながら、シーツを拭くと洋服を着て眠りに就くのであった。
その後、シーツが濡れていた原因を知った私は、恥ずかしさに悶えることになるのだが、それはまた別の話だ。
今回は沙綾の話になります。
忙しい人ほどそういうのをしていたりするという都市伝説がありますが、これの真相はどうなのかが気になる今日この頃です。