BanG Dream!~The story of adult~ 作:TRcrant
沙綾編第2話です。
「はぁ……買っちゃった」
ある日の夜。
私は机の上に置かれた段ボールを前に、軽く自責の念に駆られていた。
その理由は……
「なんだろう。すごい罪悪感」
段ボールを開けて中身を見た私は、思わずそう呟く。
中に入っていたのは卵のような小さい形のローターに、吸盤のようなもの。
そして、男の人の形を模したバイブといった、いわゆる大人のおもちゃの数々だった。
それは、私が数日前にインターネットで注文したものだった。
……あの日、いつものよりも強い快感と絶頂を体験した夜から、私の夜に行っているひめゴトの意味は大きく変わりつつあった。
最初は、疲労回復のためだったのが、今ではただ気持ちよくなりたいがためのものへと変わっていたのだ。
今日届いたエッチなおもちゃが、その証拠だ。
(私って、いつからこんなにエッチな子になったんだろう)
後悔したところで、もうなってしまったものは変わりようがない。
私はそう自分に言い聞かせるようにして、段ボールを手にすると、ベッドのほうへと向かう。
「これがローターっていうんだ……」
段ボールから取り出したのはローターだった。
「えっと、このつまみが……」
卵のような形のローターとつながっているリモコンを掌の上でいじりながら、同封されていた取扱説明書を読んで使い方を確認していく。
「わッ」
説明書の通りに、私がリモコンを操作すると手にしたローターが小さなバイブ音を鳴らしながら小刻みに振動を始めた。
(こ、これを……)
私は小刻みに振動するそれを、恐る恐る自らの胸にあててみる。
「んッ」
その瞬間、私はまるで体中に電気が走ったような感覚に襲われた。
「ぅッ……はぁ…ふぅ……」
まだ乳房にしかあてていないはずなのに、ローターの振動が胸全体に広がって行って、それが私を気持ちよくさせているのかもしれない。
「はぁ、はぁ……んんッ」
時間が経つにつれてどんどんと自分の息が荒くなっていくのを感じながら、私はローターで円を描くように胸に触れさせる。
あえて一番感じるところには触れさせずに。
(すごい……胸全体が敏感になってく……)
気が付けば、私はもうローターの虜になっていた。
そして、私はついにローターを一番敏感な場所に触れさせた。
「んむぅッ!」
その瞬間、これまでとは比べ物にならないほどの快感が体中を駆け巡って行った。
「はぁぁぁッ、これぇ、すご―――んぅぅぅッ」
その感覚は、自分であそこをいじっていたのと同じほどにも感じられ、私は取り憑かれたようにローターを押し付ける。
すると、当然刺激も強くなるわけで
「ひぅぅぅぅッ」
さらに勢いを増した刺激に、私はベッドに崩れ落ちるように横になりながらも、ローターを当て続けた。
「こ、これぇ、直接……」
そこで私はローターを直接乳首に触れさせたらどうなるのか、という好奇心に駆られる。
パジャマ越しでこれだけの快感なら、直接やったらどうなるのか、想像できない。
一度考えてしまえば、もう止まらない。
私は、まるで操られているかのようにパジャマを脱ぎ捨てると、下着をすべて脱いだ。
ズボンも一緒に脱いだ私は、生まれたままの姿となっていた。
体が火照っているので、寒さは感じずむしろちょうどよく感じられた。
そして私はローターを再び乳首にあててみる。
「ひゃうっ!?」
その瞬間、私の体中に駆け巡って行った快感に、頭の中が真っ白になった。
「ひィィッ! ごれ、らめぇ……つよ、しゅぎぃぃい」
家族のみんなに聞こえるかもしれないのに、私はもう声を抑えられそうになかった。
「ひぁぁぁぁッ、もう無理。いくッ、イクイクッ!」
それどころか、私はあっという間に限界まで追い込まれていて、腰が浮き上がっていくのを止められなかった。
そして、
「いッ!? ~~~~~ッ」
私はあっさりとイってしまった。
腰をがくがくと震わせながらイッた私は、なおもローターを乳首に当て続けた。
「んぅぅぅぅッ! ~~~~~ッ」
(と、止まらない……これ、止まんないぃ♡)
まるで押し寄せてくる波のように、私を容赦なくイかせ続けるローターに、私はなおも乳首にローターを当て続けて気持ちよくなろうとしていた。
もう私には止めることなんて考えられなかったのだ。
「んあぁッ」
でも、そんな時間も長くは続かず、私の手からローターが滑り落ちてベッドの上に落ちてしまった。
「あ、ローターが……」
もうすでにスイッチが入って、もっと気持ちよくなりたいと思っていた私は、すぐに起き上がると、ベッドの上に転がっているローターのほうに手を伸ばそうとしたところで、視界の隅に段ボールから取り出していた、違う大人のおもちゃに目が留まった。
「これ、どう使うんだろう」
それは吸盤式の物で、吸盤には小さな穴やブラシのようなものが付いていた。
「これを、胸に……」
もしかしたらもっと気持ち良くなれるのではと思った私は、説明書に書いてある通りに胸にそれを装着すると、スイッチを入れた。
「あひっ!?」
その瞬間、私の体中を駆け巡る今までよりもさらに強い快感に、私は思わずその場に仰向けに倒れこんだ。
それは、モーター音を立てながら動くブラシが乳首を責め、さらに強い力で乳首を吸い続けてきたのだ。
「ひィィッ! 乳首そんなにこすっちゃやぁぁ、吸うのもりゃめぇぇ」
懇願しても、相手は機械なので当然止まるはずもなく、それは私をどんどんと責め立てた。
「あああ゛ッ、ひぎゅぅぅぅッ」
二つの刺激が合わさった責めに、私は容赦なく追い詰められていき、私の頭の中はまるで電気が走ったようにチカチカしてきて、それが自身の限界を告げていた。
「んぃぃぃッ、もうらめ、いぐっ! おもちゃでイッちゃうぅぅッ」
どんどんと腰が持ち上がって体を反り返らせていた私は、
「い゛ッ! ~~~~~~ッ」
まるで当然のように絶頂を迎えてしまった。
だが、その間も胸に装着していたそれは、容赦なく私の乳首を猛烈な勢いで責め続けていた。
「ひぃぃぃぃッ! ま、まっへ……まらいっへるからぁぁ」
自分でスイッチを切らない限り止まることはないとわかっていても、私にできるのは胸から与えられる快感を、唯々受け続けてエッチな声を出すことだけだった。
「~~~~~ッ、もうみゅりぃ、飛んじゃう、わらしとんじゃうぅぅッ」
何度も何度も小さな絶頂を繰り返していた私は、うまく言葉を紡ぐことができなくなっていた。
「い゛っ!! ―――――」
そして、再び達した限界に、私の視界は真っ白になってそのまま意識が遠のくのであった。
「ぅ……」
ふっと、意識を取り戻した私の視界に入ったのは見慣れた自分の部屋の天井だった。
(寝ちゃったのかな?)
寝起きだからか、頭が良く回らなくて、自分の置かれた状況が把握できなかった私は、起き上がろうとするがなぜか体に力が入らなかった。
「はれ、なんへ?」
そして次にろれつが回っていないことにも気が付いた。
(ど、どうしちゃったの私?)
自分の体に起こった異変に困惑する私の頭の中は、どんどんとクリアになっていき、それに比例するように先ほどまでのことを思い出し始めていた。
(そ、そうだ……私、つけっぱで気を失ってたんだ)
「ッ、……ッ、ッ」
そこまで理解したところで、待ってましたと言わんばかりに今度は快感が押し寄せてきた。
そのたびに私は声にならない悲鳴を上げながら、体を小刻みに跳ねらせ続けていた。
「と、とめにゃい、と……ッ!!」
気を失っている最中もずっと刺激を与え続けられていたからか、全身が敏感になっていて腕を動かすだけでも背筋がゾクゾクと震える。
そんな状態ではあったが、私はスイッチを切って何とか吸盤の責めから解放されることができた。
「はぁ……はぁ……はぁ」
(片付けないと)
もう刺激が止まっているのに、まだ体が小刻みに震え続けていて、これはしばらくは無理そうかなと思いながらも、早く寝ようとしていた私は、ベッドの上に広がっている大人のおもちゃを片付けるべく立ち上がろうとした。
「うわぁ!?」
まだ何度もイかされた余韻が抜けていないからか、腕の力がすっと抜けた私はそのまま前転すると、そのまま再び意識を手放すのであった。
何事もやりすぎはよくないというのを学ぶことになるのは、それから少し後のことだった。
いかがでしょうか?
ちょっと短くなりましたが、地味にこの話は次回に続きます。
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