BanG Dream!~The story of adult~ 作:TRcrant
「一樹君……ぁ」
そんな時、紗夜は何かに気づいたのかいきなり固まると顔を赤くし始める。
(あ……)
そこで初めて僕も、自分たちの体制に気づいた。
床で抱きしめ合う僕と紗夜。
目の前には紗夜の顔があり、紗夜の柔らかい場所が僕の体に押し付けられているという状況に。
「紗夜」
「だ、だめ。誰かが来ちゃう」
「この時期にここに来るような人は滅多にいないよ」
恥ずかしそうに体育館倉庫の出入り口のほうを見る紗夜に、僕はそう答える。
「だ、だけど、こんなところでなんて……」
「キスだけだから……ダメかな?」
なおも恥ずかしがる紗夜に、僕はそう提案をした。
「……それだけだったら」
視線を右往左往させながら悩んだ末に、紗夜はOKを出すと、静かに目を閉じた。
「んっ」
そんな彼女の唇に僕は自分の唇を合わせる。
「チュ、チュ……」
最初は軽く合わせるだけのキス。
僕は紗夜の唇に舌を当てる。
「んぅっ! チュ、チュ、チュパっ」
最初は驚いていた様子だったが、恐る恐るといった様子で受け入れたのか、僕の舌に絡めてくる。
「ぷはぁ……」
長い時間、そうしていたかのような錯覚を覚えるほど、僕たちはキスをし続けていたが、どちらからともなく唇を離した。
「どう? 紗夜」
「わ、わからないわ。なんだか、頭がぼーっとしてて」
そう答える紗夜の表情は頬がほのかに赤みを帯びており、自分の口元に指をそっとあてていた。
「きゃっ」
その姿がとても魅力的で、気が付けば僕は体を反転させて、今度は僕が紗夜の上に覆いかぶさるような姿勢にしていた。
「紗夜、いい?」
地面に横たわった紗夜は顔を赤くして口元に指をあてたまま、静かに目を閉じる。
僕はそれを承諾と受け取るのであった。
「んッ」
恐る恐るという感じで、紗夜の胸に手を触れると、紗夜は身体を震わせて悩ましげな声を上げる。
「柔らかい」
「い、いちいち言わないでっ」
思わず口を継いで出た言葉に、紗夜は顔を赤くしながら怒ると、そっぽを向いてしまった。
「ごめん。続けるね」
僕は紗夜の乳房を優しくもんでいく。
「んッ、ふっ……はッ」
指を動かすごとに、紗夜はくぐもった声を上げるが、やめろとは言ってこないので、僕はそれを続けることにした。
「ふぅ……ふぅ……んッ」
紗夜の口から洩れる艶めかしい吐息は、僕の劣情を高めていく。
「んッ! はぁ……ひぅっ」
旨全体を揉みしだくように手の動きを変えると、紗夜の声のトーンが少しだけ上がったような気がした。
「紗夜」
「……あ、ちょっ――――」
僕は紗夜の言葉を遮るように制服をはだけさせて、素肌をあらわにさせる。
「紗夜、きれいだよ」
「やぁ……見ないで」
紗夜の下着姿に、感想を口にすると紗夜は恥ずかしそうに目をつむる。
そんな彼女のアイスグリーンのブラに手を伸ばすと、ブラの上から紗夜の胸を覆うように手を置いた。
(す、すごい。これが、女子の胸)
それなりの大きさの胸に手を置いた瞬間、程よい柔らかさが僕の手に伝わってきた。
「んッ!! か、一樹……君」
たまらず手を動かす僕を、紗夜はうるんだ目で見つめる。
「ん……ひぅっ! はぅっ」
ブラの上から触っていると、だんだん紗夜の声が色っぽいものに変わり始めていく。
(あれ、この感触って)
しばらくブラの上から紗夜の胸の感触を楽しんでいると、手のひらにでっぱりのようなものが触れている感覚に気が付いた。
「ひゃんッ!」
そのでっぱりを指で撫でるように触ると、紗夜は突然体を大きく震わせながら大きな声を上げる。
それで確信したのだ。
このでっぱりが、乳首であるということを。
(これって、僕の手で感じてくれてるってこと……だよね?)
啓介が前にちらっと言っていたことが正しいのであれば、という前提条件が付くけど、もしそうだとしたら嬉しいことでもある。
「な、何なの、今のは……あ、やあっ!」
僕は先ほどの感覚に困惑しているであろう紗夜の乳首を執拗に攻めていく。
指先で乳首をブラの上からさすったり、爪で軽く引っかいたりと、指を動かし続けた。
「あッ! ひぅっ! か、一樹……君。ダメっ、声、出ちゃ……んぅッ!」
そのたびに、紗夜は身体を震えさせながら、艶めかしい声を上げていく。
その紗夜の艶やかな姿に僕はさらに興奮していった。
(紗夜の胸に、直接触りたい)
「あ、やあッ!直接は―――んあッ!」
僕はその衝動にかられ、紗夜のブラをたくし上げると直接紗夜の胸に手を触れた。
(柔らかい……ブラの上よりもすごい)
まるで繊細な豆腐のようにきめ細かい肌の感触に、僕は思わず喉を鳴らす。
試しに先ほどと同じように指に力を込めて動かすと、指が乳房に飲み込まれるように沈んでいく。
だが、それをさせまいと乳房の弾力に指は上に押し上げられていく。
(すごい、止まらない)
僕は、すっかり夢中になって紗夜の胸を揉みしだいていた。
「んんッ! さ、さっきよりも、強いっ! あぁぁっ!」
紗夜の口から洩れる気持ちよさげな声が、さらに僕の行動を加速させていく。
「ひあああッ!」
僕は紗夜の胸の感触を楽しみつつ、もう片方の手で乳首を触っていく。
「んんんんッ! い、いやあ! 声がッ! あぅぅぅっ!」
乳首を触るごとに上がる紗夜の淫らな声を聞きながら、僕はうねを胸を揉んでいた手を離すと、かわりに顔を近づけていく。
「え、ちょっと、一樹君。何を―――ひゃあんっ!!」
その僕の様子に気づいた紗夜の言葉に答えることなく紗夜の胸に吸い付くと、紗夜はこれまでより大きな嬌声を上げ、体をビクビクと震わせた。
「ピチャ、チュッ、ジュルルルっ!」
「ぃああああッ! そんな、吸っちゃダメっ! ひぃぃぃッ!」
音を立てて紗夜の胸を吸うと、体を震わせながら甘い声を上げる紗夜に、僕は。
「しゃよ、ひもひいい?」
と尋ねてみた。
「わ、わからな―――ぃぅぅぅっ! 体中に電気が走って……はぁんッ! 何なの、これっ」
どうやら紗夜は、自分の体に起こっていることが何なのかがわからずに、戸惑っているようだった。
「それは、紗夜が感じてるってことだよ」
「か、感じてる? これが、そう……なの」
一度胸から口を離して、紗夜にその感覚の正体を教えるが、あまりぱっと来ないのか紗夜の表情は未だに困惑していた。
(これって、一度イカせたほうがいいのかな?)
当然だが、僕にはこういう経験がないのでどうにもわからないが、一度絶頂させてその感覚を体感してもらったほうが早いような気がした。
「紗夜、一度体験してみる? そうすればわかると思う」
「……」
このままやりたいという気持ちを必死に抑えて、僕は紗夜に確認をとる。
紗夜は、どこか不安そうな表情でしばらく考え込んでいた様子だったが、考えがまとまったのか、僕の目を見ると
「……お願い、します」
と答えた。
「うん」
僕は紗夜に頷くと、改めて紗夜を観察していく。
赤く染まった顔に、不安そうな目、口元からは本人も気づいていないのか一筋の湯誰の線ができている。
紗夜の胸はいわゆる美乳というやつなのか、その頂上にある乳首はぷっくりと膨れ上がっていた。
僕は、その乳首に、再度しゃぶりつく。
「んあッ!」
とたんに紗夜の口から嬌声が上がりだした。
「あッ! んんんぅっ! んぁぁぁ!」
先ほどよりも強めに吸い上げているので、紗夜の反応も先ほどよりかなり強い。
目をぎゅっと閉じて快感にもだえている紗夜の姿に、僕は片手を紗夜の下半身のほうに伸ばしていく。
「あ、そこはッ―――んぃぃぃぃッ!!」
(……濡れてる)
紗夜のショーツに手を触れた瞬間、指先に湿ったような感触がした。
「んぁぁぁッ! か、一樹君、そこはさわらない、でッ! あああッ!」
「紗夜、かわいいよ」
僕は紗夜の胸から口を離すと、紗夜の秘部への責めに集中させた。
「見ないでぇっ! お願いだからみな―――んむっ!?」
紗夜の悶える姿が扇情的、僕は紗夜に再びキスをする。
「はむ……チュ、チュパ、じゅる……んふ」
感じているからか、先ほどよりも激しいキスに、僕は応えながらショーツの中に手を差し入れると、紗夜の割れ目を直接触っていく。
「んぅぅぅ~~!? チュッ、チュッ、チュパっ! んんんん!!」
腰をのけぞらせて、キスをしているためにくぐもった声で嬌声を上げながら、さらに激しくキスする紗夜の目はとろんとして色っぽい表情を浮かべていた。
(もしかしたら)
僕はいったん顔を離すと、紗夜の中に、指を入れてみることにした。
「い゛ぁぁぁッ!」
やはり、痛いのか紗夜の声に苦痛が混じり始める。
なので、僕は指をゆっくりと動かしつつ割れ目のほうを触ることにした。
「あぃぃぃッ! いやあ! そこ、そんなに触っちゃ―――んぃぃぃぃっ!!」
腰をがくがくと震わせている紗夜の反応が嬉しくて、僕は割れ目に沿うように触れていたほうの手で紗夜のぷっくりと膨れ上がったクリトリスに指先を触れさせると、それをこねくり回すようにして紗夜を攻めていった。
「あああッ! 強いぃッ! それ、強いぃぃッ!」
その瞬間、紗夜は悲鳴にも近い喘ぎ声をあげて体を左右によじらせようとするが、僕が追いかぶさっているので紗夜は身動きが取れない。
「な、何か来る! 頭の中が真っ白にな―――んんんッ!」
「紗夜、いいよ。そのままイッて……あむッ!」
紗夜の声が切羽詰まった感じになっているのを知った僕は、中に入れているほうの手を離すと、紗夜の胸に再び口をつけて絶頂へと誘っていく。
「ひあああぁぁッ! ま、また胸ッ!」
「ジュルルルっ!」
僕は紗夜の乳首を吸い上げながら、割れ目に沿うように動かす手を
「いやあああ!! あっ、あッ、あッ! か、一樹君っ! 怖い……やめてぇぇっ!!」
「ッ!」
紗夜の甘い声が別のものになっていることに気づいた僕は、紗夜の悲鳴に愛撫をやめると胸から口を離して、紗夜の顔を見た。
その顔は、恐怖に染まっていて、それが熱に浮かされていたようになっていた僕に冷静さを取り戻させた。
「ひっく……グス……一樹、君」
「ごめん、紗夜」
「うあああッ」
涙ぐむ紗夜を、僕は謝りながらそっと抱きしめると、紗夜は泣きじゃくりだした。
それを僕は、無言で背中をさすることしかできなかった。
「ごめんなさい」
「いや。こっちこそ、無理やり……ごめん」
しばらくして泣き止んだ紗夜が謝ってくるが、悪いのは僕だ。
「あの、別に一樹君のことが嫌いなわけじゃないわ。ただ……」
「大丈夫だよ。紗夜のペースで大丈夫だから」
申し訳ないように言ってくる紗夜の気持ちはなんとなくわかる。
きッと、怖かったのだ。
紗夜の性格上、自分で慰めるようなことはしていないはず。
だとすれば、紗夜にとっては全く持って未知の領域のはずだ。
それを知らずに、僕が調子に乗ってしまったのだ。
「……そう、ね」
紗夜は納得したように相槌を打つが、決まづい空気が僕たちの間に漂う。
何とかしなければ、そう思った時だった。
「一君いるー?」
「「ッ!?」」
僕たちの耳に、日菜さんの声が聞こえてきた。
(そうだよ、誰かが来るかもしれない場所だった!)
今更気づいたが、ここに人が来る可能性は十分考えられる。
ある意味、見られなかったのが幸いだろう。
「確か、この奥だったっけ」
それはともかく、足音がこっちに向かってきている日菜さんをどうにかしないとまずい。
「紗夜。服、服っ」
「え……あ、ええっ!」
突然のことに固まっていた紗夜に促して、紗夜はブラをつけるとはだけさせた制服を着直して着衣の乱れを直していく。
そして、日菜さんは体育館倉庫に入ってくるのであった。
いかがでしたでしょうか?
本番無しというのは、ある意味この作品初の感じだったと思います。
不完全燃焼だとは思いますが、少し先になりますが、隣シリーズで紗夜のR-18の話を描く予定ですので、『隣を歩むもの』と合わせて楽しんでいただければなと思います。