千の足とちょっと頭のネジが緩いカトレア
ズルズルズル。
とある森の中で一匹の害虫が地べたを這い進んでいる。全身至る所に傷を負ったその姿は痛々しく、痛みと疲労が纏わりつく身体を無理矢理働かせているせいで動きは緩慢だ。
人間であれば敗残兵という言葉に相応しい立ち振舞いをしているこの害虫は、とある害虫の配下として活動してるムカデ型の大型害虫。
彼の主の名はナイドホグル。千の足、炎熱と宵闇の化身の異名を持つ三大害虫の一角であり、このムカデ型害虫はナイドホグルの眷属たる極限指定害虫であった。
ズルズルズル。
カツ。
そんな大層な肩書きを持つ害虫が何故牙も折れ、多くの足が千切れ甲殻もボロボロにした醜態を晒しているのか。
答えは見た目の通り。花騎士との戦闘に敗北し、命からがらここまで逃げてきたからだ。
このムカデ害虫は眷属の中でも繁殖を担当する群れに所属しており、来るべきナイドホグル復活の刻に向けて眷属の数を増やすために群れで人間の女を襲い空間跳躍で連れ去り、交尾して人間の胎に幼虫を孕ませることが役割だ。
特に花騎士は良質な幼虫を産む高品質な孕み袋であり、これまでに何人もの花騎士を捕らえてナイドホグルの体内で陵辱し、その命を終えるまで害虫の子種で孕ませ幼虫を産ませてきた。
ズルズルズル。
カツカツ。
だが、今回は相手が悪かった。
花騎士を含めた全ての孕み袋を使い潰してしまいその補充として花騎士の部隊を得意の空間跳躍で襲った結果、眷属の群れは返り討ちに遭いこのムカデ害虫を残して壊滅してしまったのだ。
それもそのはず。彼らによる被害は花騎士側にとっても尋常ではなく、これ以上の犠牲者を出さぬよう繁殖担当の群れを壊滅させるため精鋭中の精鋭を集めた部隊が囮となって誘き寄せたのだ。
そしてその計画は見事成功し、花騎士の孕み袋を求めて襲った眷属の群れは万端の準備を整え待ち構えていた部隊によって一匹を残して討伐されてしまった。
ズルズルズル。
カツカツカツ。
その生き残った害虫こそ、満身創痍で這うこのムカデ害虫である。
あまりのダメージの大きさに空間跳躍も出来ず、戦闘の場から逃げるのが精一杯であった。
今まで何人もの人間の女を犯し、受精させ、幼虫を出産させてきた。泣き叫ぶ花騎士達と交尾して胎に精を注ぎ込んで蟲の母にしたことなどもはや数えきれない。
知能が高いがゆえに、これまで孕み袋確保の狩りに失敗したことが無かったがゆえに慢心した結果がこの様だ。
ムカデ型の眷属は少しでも遠くへ逃げて身を隠すべく、重い体を必死に引きずっていた。
「ふぅ、ようやく追い付いたわ。それだけボロボロでここまで逃げるなんて、この私に随分と手間をかけさせるわね」
自信に満ちた若い女の声が背後から聞こえた。
害虫に怯える人々にとってはさぞ凛として聞こえるであろうそれは、この弱った害虫にとって死神の宣告に等しい。
恐怖と警戒、様々な負の感情を巡らせながらムカデ害虫が後ろを振り向くと、その豊かな女の象徴を誇示するかのように堂々と胸を張った一人の乙女が立っていた。
花騎士のカトレア。
繁殖担当の群れを討伐するための精鋭の一人であり、多くの眷属を他の花騎士達と共に焼き払った女がそこにいた。
カトレアはムラムラしていた。
ナイドホグルの眷属である極限指定害虫の群れと戦った直後という高揚感。他の花騎士を巻き込まぬよう気を使わざるをえず、その身に宿す強大な加護と魔力による大出力の攻撃が出来なかったというフラストレーション。何よりこの討伐遠征で長く女所帯に身を置いていたため男日照りであり、同性愛の気が無いカトレアは碌に性欲を発散出来ずに相当溜め込んでいた。
(これが終わって帰ったら一直線に執務室に行って団長におちんちんを挿れさせる! お預けだった分たっぷりとおっぱいやオマンコに奉仕させて、私が満足するまでおちんちんミルクを朝まで搾り取ってやるわ!)
はしたない想像だけで疼く秘裂を濡らし下着に染みを作りながら、群れの最後の一匹である大型のムカデ害虫に杖を向ける。
いかに三大害虫の眷属であろうとも、今の手負いの身ではカトレア相手にここからの形勢逆転や逃走は不可能だ。
杖の先に集まっていく膨大な魔力にムカデ害虫は本日二度目の生命の危機を感じるが、パニックで仰向けになり腹を露にしながら後ずさるという、何とも情けない姿を晒す他なかった。
「ふふっ、世界に愛された私に見つかったのが運の尽きね。早く帰りたいからさっさと消えてちょうだ……あら?」
性欲の限界に達していたカトレアは花騎士としての責務を全うするためムカデ害虫を亡き者にする魔法を放とうと狙いを定め、そこにあるものを見つけて攻撃を中止した。
ムカデ害虫……生命の危機に瀕した雄蟲の腹先。そこには身に迫った死で生殖本能を刺激され屹立した、今のカトレアが欲しくて欲しくてやまない硬く勃起した肉棒がそこにあったのだ。
「ふ、ふふふふっ、何よそのおちんちんっ! あなたこんな時におちんちん大きくしてるの? ふふっ、ふふふっ……あー、おっかしい♪ この私に退治されるってときにそんな汚いおちんちんをおっきくしてる害虫なんて初めて見たわ」
カトレアはこの状況を心底面白がっていた。
何せ害虫が今から自分を倒す花騎士を目の前にしてペニスを勃起させているのだ。
世間知らずなカトレアは男性の生命の危機下での勃起など知らない。ましてや今回の任務で壊滅させた群れが女を連れ去っていた目的が、交尾して蟲の子種で受精させ幼虫を妊娠させることなど知る由もない。
故に、次に取った行動は本人以外にとってあまりにも予想不能かつ意味不明なものだった。
「でも……丁度良かったわぁ。もう我慢の限界だったのよ。倒す前にその下品なおちんちん、使ってあげる♪ せいぜいしっかり私のオマンコをすっきりさせることね♪」
そう言うとカトレアは杖を置き、愛液の糸を引くパンツをスカートごとその場でずり下ろした。
産毛しか生えておらぬ女陰は奥から溢れる蜜で卑猥にテカり、割れ目から垂れた淫汁が太ももを伝い地面に落ちる。
さらには邪魔だと言わんばかりに窮屈に押し込められていた胸元をはだけ、はちきれんばかりの豊満な双丘をぶるんっと跳ねさせながら日の元に晒す。
怒張し透明な先走り汁を鈴口から滴らせる蟲の陰茎を前にしてカトレアの女部分が露になり、荒くした吐息と淫唇から顔を出す充血したクリトリス、そして何より柔乳の頂で勃ち上がり自己主張する綺麗なピンク色の乳首が彼女の溜め込んだ性欲をこれでもかと示していた。
「あんっ、オマンコからエッチなお汁が垂れちゃってる……。でも、害虫のおちんちんで一度すっきりしておけば団長のところに戻るまで耐えられそうね♪ 我慢できずにその辺の男とエッチするよりはマシだわ」
突如始まったストリップショーにムカデ害虫は困惑した。
何せこの花騎士はつい先程まで自分を殺すつもりでいたのだ。
それが何故か自分から身を包む布を剥ぎ害虫相手に生殖器を見せつけ、さらには群れが騎士団を襲った目的であった交尾を花騎士自らがしようとしている。この状況でなければ願ったり叶ったりの展開であったが、逆に言えばこの状況だからこそムカデ害虫はカトレアの行動を何一つ理解出来なかった。
そんなムカデ害虫の元へ何の躊躇いもなくカトレアは近付いていき、死ぬ前に子孫を残そうとする本能で怒張した蟲の肉棒を掴み匂いを嗅いだ。
「すっごいガッチガチ……それに、むせそうなくらいの臭いだわ。って、何よこれお汁のせいで手がべったべたじゃないっ! 汚いわねぇ……それに団長のおちんちんと違って少し気持ち悪いわ。害虫のおちんちんってみんなこうなのかしら? まあ仕方ないからこれでいいわ」
カトレアは生まれつきか、はたまた育った特殊な環境故か、他人に比べて少しばかり……微かに……ほんの僅か……ちょっと頭のネジが緩かった。
所属する騎士団の団長を好いているのは事実だ。そうでなければ乙女の初めてを捧げてなどいないし、行為中に好き勝手に性感帯を弄び己の中に眠っていた被虐性を目覚めさせるようなことをプライドの高い彼女が許すはずもない。
何よりお預けの期間が長引いたことで子宮が火照り股が疼いているのは、団長に抱かれ熱を胎に注ぎ込まれたいという想いからなのだ。
それはそれとして彼女の頭のネジが少し緩んでいるのも確かだ。
他の男に抱かれるのは浮気に当たるが害虫相手なら問題ない。性欲発散目的で害虫の陰茎を受け入れるのだから蟲との交尾ではなくただの自慰行為にすぎない。そもそも性交とは団長にいつもされているように殿方が主導権を握り女がイかされるものなのだから、自分が主導して手負いの害虫で勝手にイくのを目指すのは一般的に女が忌避するような異種姦とは異なっている。
そんな傍から見れば首をかしげるような思考もカトレアにとっては理路整然とした理屈として成立しており、これからムカデ害虫と一つになるのは女の貞操においても人の倫理においても全て問題ないことと結論づいていた。
血管が浮き出るほど屹立した蟲の淫棒を前にして、雄臭に当てられたカトレアは辛抱たまらんと害虫に跨り腰を下ろしていく。
ヒクつく陰唇から溢れる愛液が滴る先にあるのは、先走り汁で濡れた手でしっかりと固定している害虫の陰茎。
人間であるカトレアの女性器とムカデ害虫のおぞましい男性器が近付いていき、ついに膣口と鈴口が接吻を遂げ互いの卑汁を混ぜ合わせながら地面に垂らす。
「身体はこんなに大きいのに……おちんちんは私に触られてからずーっとビクビクさせてて情けないわねぇ……。こんな汚くて、弱くて、使い心地もそこそこそうな害虫おちんちんを世界に愛された私のオマンコに挿れてあげるんだから光栄に思いなさい。んっ……んふぁ、オマンコに、蟲のおちんちん、先っぽ入ってきたわぁ……♪」
腹の奥から湧き出る熱に浮かされるカトレアはゆっくりと腰を下ろし、グチュリッ、と粘り気のある水音を立てながら媚肉を蠢かせる女陰の中へとムカデのペニスを挿入していく。
手で触れただけでは分からなかった蟲の亀頭が膣粘膜を擦る感触に、まだ入り口で受け入れたばかりのヴァギナは期待を膨らませながら膣ヒダを震わせ奥へと誘おうとする。
想像以上の熱と雌穴への刺激を持つ害虫の肉棒にカトレアは無意識の内に笑みを浮かべており、早くもこの蟲ペニスを一番奥まで咥えこみたいという欲求に脳内を染め上げていた。
「んんんっ、はぁんっ……害虫のくせに、おちんちんだけは役に立つじゃないっ♪ いいわよ、このまま私のオマンコを、気持ち良くしなさいっ! じゃあ一気にっ……んあっ、んんんんんぅっ♪」
男であれば誰しもそそる、成熟しむっちりと肉の付いた大きな尻をカトレアは一気に下げて、肉棒が伸びる害虫の腹先に打ち付けた。
それによって人類の天敵たる害虫、それも三大害虫の眷属たるムカデ害虫のペニスが、見目麗しき少女の性欲の赴くままに肉壺の中へと飲み込まれていく。
発情した膣肉を張り出したカリ首が掻き蟲の亀頭が膣奥を突いた瞬間、カトレアの口からは団長以外には聞かせたことのない甘い嬌声が自然と漏れていた。
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