海賊白兎は闘争と色を好む 作:黒旗
【カーリー・ファミリア】の一斉
「ふざけるなっ!!」
そして、それに納得のいっていない女神がここに・・・。
【カーリー・ファミリア】との
「一斉
イシュタルは新調した
「しかも、Lv.6だけでなくLv.8だと・・・あの
そう言いながら神を激しく掻き毟るイシュタル。
Lv.8、それはかつてオラリオに籍を置き「最強」と称された
現最強であり自神の目の上のたんこぶであるフレイヤの眷族である【フレイヤ・ファミリア】首領・オッタルはLv.7。
つまり、【
Lv.の開きは1だったとしても致命的、つまりこの
「どうする・・・どうしたらいい・・・」
この状況を打破するべくイシュタルは思考を巡らせるのだった。
黄昏の館、ここは二大派閥の一角である【ロキ・ファミリア】の
「・・・・・・」
その会議室の空気は重い、ただただ重い空気が充満していた。
「それじゃあ始めようか、今回の議題は【カーリー・ファミリア】についてだ」
最初に口を開いたのは【ロキ・ファミリア】フィン・ディムナ、金髪碧眼の少年のような見た目をしているが実年齢42歳の種族は
「まず奴等がなぜオラリオにやってきた?目的でもあるのか?」
次に口を開いたのは副団長のリヴェリア・リヨス・アールヴ、
「そうじゃな、今のところ別段暴れる様子も見せんしのぅ。見境なく暴れるのであれば対処の方法もありはするがのう」
「それでも騒動が無かったわけじゃない。来て早々に【イシュタル・ファミリア】との
「完全にウチと色ボケ女神はひっくり返らされてもうたなぁ」
「目的があんのは確実やろな・・・、せやけど気になることがもう一つある」
「あぁ、
「ベル・クラネル、ダンジョンに潜らんとLv.8になったかやな。ドチビ二号が
話題は
「チッ」
舌打ちをしたのは幹部の一人であるベート・ローガ、不機嫌な様子を隠すこと無く灰色の髪の間から見える琥珀の眼は鋭さを増していく。
「・・・・・・」
無言のまま
強さを求め続ける彼女にとって
「アイズたん、何考えてんのかは大体解るけどアカンで」
しかし、彼女の考えを見透かしたように
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
そして、未だ無言を貫いている二人の
【カーリー・ファミリア】の登場に影を落とす二人、ティオネ・ヒリュテとティオナ・ヒリュテ。
「今日はひとまずこれくらいにしておこうか。解散」
自室に戻った
「くそっ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
悪態を付きながら拳で机を破壊するティオネ、それとは対照的にティオナは
「なんで今更現れんのよ・・・」
「そうだね・・・」
その言葉が意味するのはこの姉妹が元【カーリー・ファミリア】に所属していたからだ。
何故、ダンジョンに潜らないアマゾネス達が
そうして、【カーリー・ファミリア】は高めていったのである。
それはティオネティオナの姉妹も身を投じることになる。
そうして、二人がLv.3の時ある変化が訪れる。
それは妹・ティオナの言葉からだった。
「あたしティオネと殺し合いしたくない」
その一言が双子の姉妹の運命を変えるのだった。
それから色々あり、オラリオで【ロキ・ファミリア】と出会い様々な冒険を繰り広げる。
そして今、かつての古巣にして思い出したくない過去のある【カーリー・ファミリア】の登場が双子の姉妹を苦しめる。
そんな騒動の渦中に居る【カーリー・ファミリア】の首領であるベルは一人で人気の無い裏路地に足を運んでいた。
すると、背後の建物の間から現れた黒衣の人物が話しかけてくる。
『ベル・クラネルだな』
「誰だテメェ、面見せろ」
突如裏路地に響いた声に殺意を乗せて言い放つベル。
『・・・済まないが、このまま会話させて貰う。今回の件、ジャガーノートについて一切口外しないで欲しい』
謝罪と共に帰ってきた言葉は今日見た物を黙っておくことだった。
「あ、なんでだよ?」
『あれは厄災そのものだ、迂闊に人目に触れて良いものでは無い』
「それはいいが、それを守る上で俺が得られるものはなんだ?」
ベルの言葉に黒衣の人物が口を開く。
『
「それに加えて深層の情報も寄越せ」
『それならば
「俺が言ってんのはテメェ等
『なっ・・・!?』
ベルの言葉に黒衣の人物が動揺を見せる、それはつまり情報はあると言うことを証明してしまった。
「へぇ、カマ掛けてみただけだが意外とマジで持ってんだな」
『それを聞いてどうする?』
「どうもしねぇっていうか、俺にとっちゃいずれ行くことになるから集めておくのも良いかなと思っただけだ。情報ってのは武器だ、それくらい解るだろ。それと、声だけ聞いても動揺してんのが解るからもう少し腹芸を身に付けた方が良いぜ」
『・・・・・・・・・・・・忠告痛み入る』
ベルの言葉に黒衣の人物がボソリとそう言った。
「まぁ。情報の方は俺が欲しいときに貰いに行くからちゃんと用意しとけよ」
『・・・それ以外のものはギルドのロッカーに入れておく』
「あぁ」
黒衣の人物はその後姿を消して去って行くのだった。
「
ベルはそう言いながら見聞色の覇気で把握しながらもある方向へ目を向けた後宿へと戻っていく。
「まさか、この位置にいる私に気付いていた?ありえない、気のせいだろう」
目を向けた方向の先には黒衣の人物がいたのだった。
「うふふふ、面白いわね【カーリー・ファミリア】」
楽しげに声を発するのは【フレイヤ・ファミリア】主神フレイヤ。
「いいえ、【カーリー・ファミリア】じゃなくてその中の一人ね。私は貴方に
ベルの専用武器は?
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エース
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秋水
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天羽々斬
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雪走
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閻魔
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破爪と黒剣で造った刀