海賊白兎は闘争と色を好む 作:黒旗
時が巻き戻り、開戦時
「馬鹿な・・・ありえん!!」
イシュタルが絶叫する、何故なら自身の眷族が突然倒れたのだから。
「カッカッカッ、ベルめ早々にケリを付けるようじゃのう」
カーリーのこの言葉にイシュタルが噛みつく。
「カーリー、お前の眷族がやったのか!?」
「うむ、いかにも」
それに対してカーリーは馬鹿正直に答える。
「しかし、これでは妾の期待した闘争が見れんではないか」
「ふざけるなぁ!!」
カーリーの一言にイシュタルが叫ぶ。
「そう喚くでない。ほれ、お主の眷族が一人立っておるではないか」
「フリュネか」
しかし、戦況は覆ることなく【カーリー・ファミリア】の勝利に終わった。
「妾の勝ちじゃが・・・つまらぬ!!こうなればロキとフレイヤにも
「何言ってんだ、バカ」
『!?』
「おぉ、ベル早かったのぅ」
「あぁ、後始末はアルガナ達に任せてきた」
「そうじゃ、今度は【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】に
神達が集まる場にベルが現れ、カーリーがとんでもないことを言い出す。
「おいあんま調子に乗んなや、ドチビ二号」
「うふふ」
その言葉にロキはキレ、フレイヤは何を思っているのか読ませない。
その言葉に対してもベルの言葉は・・・。
「バーカ、今の俺等が最初にすべきは歓楽街の治安整備だ。支配者の頭が変わるんだ、それによって少なからず生まれる乱れを消し去ってからだ」
「むぅ」
「不服そうな面してんじゃねぇよ、時が来れば何時でも始めりゃいい」
「ほう」
「「・・・・・・」」
傲岸不遜、その言葉が今目の前に立つ男にふさわしいだろう。
その発言は何時でも倒せると言っているのと同義だったからだ。
「おいベル・クラネル」
「あぁん」
ベルに話しかけたのはイシュタル。
「不味い、ベルよ・・・!!」
「私の言う事を聞け」
なんと敗北したイシュタルがベルを魅了し従わせようとするが・・・。
「今何しようとしたテメェ?」
『!?』
ベルに魅了は効かなかった。
「馬鹿なっ!?」
イシュタルは驚愕するもベルに首を掴まれる。
「とりあえず帰るぞ」
「うむ」
そうして、ベルとカーリーは帰っていくのだった。
元【イシュタル・ファミリア】
更に歓楽街の混乱は元【イシュタル・ファミリア】の