AVアイドルマスターアダルティックステージ!! 作:デレステP
口止めステージ
「なあ文香ちゃん、ちょ~っとこれ、見てみてくんね?」
AVアイドルとしてデビューし、初主演作品が発売されて数日が過ぎたある日、私は大学で軽薄そうな男性に呼び止められ、ある物を見せられました。
ニヤニヤと笑い、私の胸や顔をじろじろと無遠慮に舐め回すように見つめる彼が手にしていたのは、【鷺沢文香19歳 美人女子大生肉便器堕ち】……件の私のデビュー作品です。
全裸の私の写真と、背面に映し出されている人を人とも思わない扱いの恥ずかしい姿が撮影されたパッケージを見せびらかす彼は、ねっとりとした声で私を脅すようにして話しかけてきます。
「びっくりしちゃったな~! 講義中も地味~で無口にしてる文香ちゃんが、AVアイドルとしてデビューしちゃってるなんてさ~! これ、皆にバレたら大変なことになるでしょ? でも安心して、俺ってば口が堅いからさ! ただ、その代わりと言っちゃ何なんだけど――」
「ああ、私とセックスしたいんですね? でしたら、この日のこの時間に、こちらに来ていただければ検討させていただきますよ」
「えっ……? そ、そう? なんか割とあっさりしてるね? 話が早くて助かるけどさ……」
「ええ。実をいうとあなたで7人目なんです、こういう取引を持ち掛けてきた方は。それに、プロデューサーさんからAVアイドルと大学生の二足の草鞋を履く以上は、このような話を持ち掛けてくる男性もいるだろうと言われて、一緒に対策を考えてありましたので……」
「あ……そ、そうだったんだ……」
てっきり私が恥じらったり、嫌々屈服したりすると思っていたのか、男性は拍子抜けした様子で唖然とした声を漏らしていました。
その様子がおかしくてクスクスと笑った私は、現在の住居である女子寮の住所を記載してある名刺を差し出し、改めて彼へと言います。
「お相手はさせていただきますが、その代わりに私の活動に少しだけ協力させていただきます。それと、むやみやたらと私の情報を言いふらしたりなんかしたら、怖い人たちからのお叱りが届くと思いますので、あしからず」
「え、あ、は、はい……わかりました……」
「ふふふ……では、約束の日にまたお会いしましょう。楽しみにしていますね……♥」
既に慣れたやり取りを男性と交わした後、私は次の講義が行われる教室へと向かいます。
この調子で話を持ち掛けてくる男性を次々とお誘いした私は、総勢20名ほどの男性たちと約束を取り付けて……その日を迎えました。
「……本日は、私、鷺沢文香のライブステージ練習会に参加いただき、誠にありがとうございます。まだ人前に立つことに不慣れな私のために、こういった練習の場を設けて下さったプロデューサーさんと、ご協力してくださる皆さんに心よりの感謝を述べさせていただきます」
女子寮内部にある、AV撮影用スタジオの一室を貸し切った私は、そこで約束を交わした男性たちへとそんな挨拶を行っていました。
ラブホテルの室内を再現したようなスタジオに設営されたステージの上でMCをする私へと、男性たちの視線が突き刺さっています。
今の私の格好は、青色のスリングショットビキニを纏っただけ。
少し動くだけで胸が零れ、乳首が顔を出しそうになっている出で立ちで、後ろを振り向けばお尻が丸見えになってしまうとてもいやらしい格好です。
当然、男性たちの視線にも熱が籠り、私を見つめる目もギラギラとした欲望が込められたものになっています。
そんな彼らからの眼差しに体を熱くしながら、私は予定されていた通りのプログラムをこなし始めます。
「で、では、まず最初に、私のパフォーマンスをご覧になってください。曲は、今度発表するオリジナル曲【淫乱図書館】、です……♥」
おおおっ、と男性たちのどよめきが聞こえる。
私の言葉を合図にプロデューサーさんが流した音楽に合わせて体を揺らし始めた私は、練習通りに歌を歌います。
『硬くて 大きい ちんぽを 見つめてる』
『蜜を 零す 卑猥な おまんこの中……♥』
卑猥な単語を連発しながらも、動きはさほど激しくなく、セックスアピールをするようなダンスはしない。
ですが、そもそもが露出の激しい水着衣装を着ている私は軽く体を動かすだけでも十分に胸とお尻が淫猥に震え、それが観客である男性たちを楽しませていました。
『何回も イっては 消えていく 理性』
『真っ白な 意識に 焼き付いた性の波動』
言葉も、格好も、とても卑猥でいやらしいのに、動きと仕草は普通のアイドルや歌手と変わらないパフォーマンスを行う。
そのギャップで男性たちを興奮させ、心を湧き立たせるのだと、プロデューサーさんが語ってくれた狙いを思い返す私は、視線で私を見つめる観客たちのおちんぽを確認します。
(ああ……♥ しっかり、勃っていますね……♥ プロデューサーさんの言った通りです……♥)
ズボンの上からでも分かるくらいに大きくなっている男性たちのおちんぽ。
それを目の当たりにした私は、口元に淫靡な笑みを浮かべてプロデューサーさんの狙いが正しいことを悟ります。
確か、そう……清楚ビッチといいましたか。
儚げな風貌に反して引かれてしまうほどの淫猥さを持つ私に相応しいアイドルの方向性だと、肉便器系AVアイドルと並行して新たな属性を与えてくれたプロデューサーさんの手腕に感心しながら、再び私は歌へと意識を傾倒させていきました。
『膣を割いて 奥を穿った それは嘘みたいに 心地よく……♥』
曲の盛り上がりに合わせて、私の中の興奮も湧き上がってくることを感じる。
もっと、もっと……欲望に込めた視線を、淫猥な私を蔑む視線を、浴びせてほしい♥
そんな願いを胸いっぱいに抱えた私の、全力のパフォーマンスが男性たちの前に披露されます。
『溢れたもの 本気の愛液♥ その手でほら 暴かれる淫猥さが♥』
『どうせもう なにもかも知られているのならば……♥ 子宮を 満たして♥ 精液で全部……♥』
『おまんこ全部……♥』
うっとりとした眼差しを浮かべ、私は歌を口ずさむ口をきゅっと真一文字に結ぶ。
そして、今度はリズムとは関係のない、卑猥な朗読を始めました。
『そこはとても静かな場所 誰もいない本屋の中で 私はいやらしい本を読んでいました♥』
かつての自分自身を思い返しながら、物語を紐解く。
その口元には自然と淫猥な笑みが浮かび、勃起ちんぽを抱える男性たちを見る眼差しにも卑猥な光が灯っていきます。
『私は満足出来ません 本の中の物語と妄想では 既に卑猥な本性を抑えきれなくなっていたのです♥』
『しかし ある日運命の出会いが訪れ 私は望む場所に連れてきてもらえました♥』
『気が付けば そこは淫らな行為を行うためだけの場所 私のおまんこからは 熱い愛液が溢れ続けて仕方がありませんでした♥』
きゅん、きゅん、びく、びく……♥
恥ずかしい告白をする度に子宮がときめいて、火照った体が敏感に仕上がっていくことが分かります。
自分の本性を自ら告げ、堕ちていくことがこんなにも心地よいだなんて、想像を超えていました。
最早、私は官能小説を読んで妄想に耽り、バイブやローターでオナニーをして満足していた頃には戻れないのでしょう。
それよりももっと凄い、甘美で絶大な快感を知ってしまったのですから……♥
『そこへ一人の男性がやって来て 私にカメラを向けながら言いました♥ 「さあ 君の本性を見せて!」』
『痴態を曝け出すと 沢山の人が私を見てくれました♥ おちんぽを勃起させながら みんないやらしい私の姿に夢中でした♥』
するり、とそこでスリングショットの水着に指をかけ、それを外す。
両肩から外れた布面積の少ない衣装は音もなく私の足元に落ち、私の体を隠すものは全てなくなってしまいます。
『「イキます♥ イキます♥」……私のアクメでみんなは笑顔になって 興奮してくれています』
『私にカメラを向ける男性が言いました 「素敵な痴態をありがとう これからずっとずっと 君をイかせ続けてあげよう」』
『私は嬉しさのあまり絶頂し……♥ 甘い声を漏らしながら 潮を噴くのでありました♥』
楽しい御伽噺はこれでお終い。ここからは、もっと楽しくて淫猥な大人の時間です♥
素裸のままにステージから降りて、全てを曝け出しながら男性たちの下に歩み寄った私は、興奮を滾らせる彼らの熱狂の中へ身を預け、そして……♥
「……お待たせいたしました。ここからは練習会の第二幕……私と皆さんとの、交流会と参りましょう……♥」
卑猥な饗宴の始まりを告げる言葉を口にして、ごくりと息を飲むのでありました。