※この作品はR-18です。

【完結】色無き少女と深紅の乙女達   作:ウルハーツ

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第2話 自宅の自室で今度は姫子に……※

 ベッドの上で仰向けになりながら横になる無垢の右隣から、半身覆い被さる様な姿勢で横になった姫子がジッとその顔を見つめ続ける。姫子の左腕は無垢の肩を抱く様に左へ回されており、右手は彼女の望むままに無垢を愛するための行動をする。

 

「っ!」

 

「ふふっ、大丈夫。お姉ちゃんに身を任せて」

 

 腹部をなぞる様に動く手が下へ近づく度、無垢の身体は反応する様に跳ねる。そしてその度に姫子は安心させる様に、頭を撫でて微笑み掛けていた。しかし無垢から見るその笑顔には、大好きな姉の慈愛以外に何か別の感情が混ざっている様に見えていた。

 

 姫子の手が再び下へと近づき始める。今度は無垢が身体を震わせても止まらず、やがてその手は無垢の太腿の内側に触れた。普段撫でられる様な事の無い、際どい場所を撫でられる感覚はくすぐったさと快感を無垢に与える。そして太腿を撫でる姫子の手は徐々にその付け根へと近づいた。

 

「ここを触られてない訳、無いよね?」

 

「(そこ、は……)」

 

 みつにも、みここにも、のぞみにも確実に触られ弄られた事のある女性として大事な部分。姫子の言う通り、その場所を攻められなかった事は無い。上書きをしようとする姫子が真っ先に弄り始める場所として考えても、決して不思議な話では無かった。

 

「他の場所も上書きしてあげる。でもここは念入りにしないと……ね」

 

「!?」

 

 姫子の指が入り口をなぞる様に触れる。まだ僅かな愛撫のみで流れる愛液は微々たるものだが、それでも姫子の指先には微かな水気が付着する。それを広げる様に、姫子の指は秘部の入り口周りを撫で回し始めた。当然、刺激に身動ぎする小さな身体。それを姫子は肩に回した手で抱き寄せるだけで、動けなくしてしまう。

 

「こっちも……はむっ」

 

「! ~~~~っ!」

 

 突然、姫子は顔を無垢の胸へ近づけると、そのまま片胸の乳首を口に含んで舐め始める。舌で転がし弾く様に舐められる度、反応する身体を全身で感じて姫子は笑みを深める。右手の指先に感じている水気は徐々に多くなっていき、遂には臀部を伝って一つの滴がベッドのシーツに零れようとした。

 

「あ、勿体無い……んっ」

 

 それに気付いた姫子は涙と同じ様に人差し指で掬い上げると、それを口へと運ぶ。妹の愛液を舐める姉の姿は余りにも異常でありながら、それを忘れるくらいの妖艶さで指を舐める姫子。しかし彼女はその指を何度も繰り返し舐めた挙句、物足りなさそうな表情を見せる。

 

「もっと……」

 

「(う、そ……まさか……っ!)」

 

 ゆっくりと無垢の身体に回していた腕を解放した姫子だったが、彼女が次に取り始めた行動を見て無垢は戦慄した。両足の間に身体を入れて姿勢を低くし、無垢の両腕を掴んで離れられない様にしてから濡れた秘部に顔を近づける。……何をするのかは、明らかだった。

 

「ん、むっ……じゅる」

 

「~~~~っ! (これ、駄目……っ!)」

 

 姫子の滑る舌が秘部から膣内へと入り込む。愛液を吸い尽くすかの様に舐め取られ、唾液を広げられながら膣壁を柔らかい物で擦られる感触は途轍もない快感を無垢に齎した。だが両腕を掴まれたまま離れるどころか、余計に姫子から引っ張られるだけで顔を秘部に容易く押し付けられてしまう。奥の奥へと入り込もうとする舌。何とか姫子を止めようと両足を閉じても、その太腿は顔を挟むのみで大した効果は得られない。

 

「んぐっ、ふふっ。美味しいよ、無垢の愛液。もっとお姉ちゃんに頂戴」

 

「(イきたくない、のに……我慢、出来ない……!)~~~~っ!」

 

 自分の意思に反して、身体は快感の限界に達してしまう。姫子に舐められ続けて遂に絶頂を迎えた無垢は、愛液から更に大量の愛液を流して身体を痙攣させた。溺れそうな程に流れ出る愛液を姫子は喉を鳴らしながら飲み尽くすと、絶頂を迎えて息を切らした無垢を見て微笑む。

 

「気持ち良かったんだね……お姉ちゃん、嬉しいよ」

 

「(もう、止めて……)」

 

「もう、素直じゃ無いんだから……こうなったら、素直になるまで愛してあげるからね」

 

 これ以上は嫌だと首を横に振って伝えようとする無垢を前に、姫子は止めないどころか更に激しくする事を宣言する様に告げる。

 

 それから何度も、無垢は姫子の舌によって絶頂を迎える事になった。嫌がる素振りを見せれば、余計に姫子の攻めは激しくなる。だが大好きな姉とはいえ、こんな行為を受け入れる事を無垢は認めない。

 

 自分に関わる人達が可笑しくなった全ての元凶が分かっているからこそ、皆が可笑しくなっていると分かっているからこそ、これは本当の彼女達では無いと信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数えられない程、姫子に身体を弄られて絶頂を繰り返した無垢。秘部を舐めるだけでなく、胸や耳などにも舌を這わされ、手を使って直接的に弄られる事で快感を与え続けられた無垢の意識は消えかけていた。……だが。

 

 

『佐伯 無垢は気絶出来ない』

 

 

「~~~~っ!」

 

「また、イっちゃったのかな? もうイきっぱなしだね」

 

 姫子がスマホを使ってした無垢への命令により、彼女は意識を失う事を許されなかった。姫子が止めるその時まで、快感は続く。しかし姫子が止める様子は一向に見えず、気付けば無垢の知らぬ間に日すら変わっていた。

 

「ふぅ。あ、そろそろ学校…………今日くらい、いいよね?」

 

「……(いいって……何、が……?)」

 

「ふふっ、無垢も今日は学校休んじゃおうね。私とずっと、愛し合うの」

 

「!(……終わら、ないの……)」

 

 それは無垢を更に絶望させる言葉だった。何時かこの時間も終わる時が来る。その希望として無垢は姫子が疲れ果てるか、自宅には居られない状況に陥る時を待っていた。その代表的な事柄が学校である。だが姫子は無垢を愛する事を優先して学校に行く事を放棄すると決めてしまったのだ。

 

 再び姫子の手が無垢の身体へと近づき始める。胸を揉み、秘部を弄り、口付けをして体重を預けてベッドの上で身動きを取れなくした状態で攻められれば、無垢に出来る事は彼女の望む様に快感を与えられて身動ぎするだけ。快感と繰り返した絶頂によって真面に身体へ力は入らず、最後の微かな抵抗として行う姫子の身体を押し退けようとする行為も形だけに留まっていた。

 

 それからも変わらず、姫子に愛され続ける事になった無垢。日が昇り完全に学校が始まっても、彼女は解放されなかった。

 

 そんな時、突然姫子の使っている携帯電話に着信が入り始める。最初はそれを無視していた姫子だったが、何度も繰り返し鳴り続ける着信にやがて折れた事で彼女は電話をする為に自分の携帯電話を手にして部屋を離れていった。

 

「もしもし。あ、うん。大丈夫。ちょっと妹がね。うん、だから今日大学は……」

 

「……(今、なら……)」

 

 開かれた扉の向こう側から聞こえる姫子の声。恐らく大学の友人が来ない姫子を心配して電話して来たのだろう。それらしい理由を説明する姫子だが、その時間が無垢にとって唯一のチャンスと言える瞬間であった。

 

 力の入らない腕で這いずる様に身体を動かして、無垢は姫子が出て行った方へ近づいた。相手が幸いにも長話をする相手だったのか、中々終われない様子の姫子は廊下からリビングへ移動。離れて行く声と足音を聞いて、無垢は必死に脱がされた服をかき集める。

 

「(逃げないと……このままじゃ、お姉ちゃんに……早く、逃げないと……っ!)」

 

 見つかればどうなるか分からないという恐怖を前に、無垢は焦りながら服を纏う。そして少し息を整えて立ち上がると、フラフラの状態で扉へ。やがて静かに外へと出れば、リビングの方に下着姿の姫子が電話をする後ろ姿が無垢の視界に映り込む。

 

「……(気付かれたら……駄目)」

 

「うん。うん。大丈夫だから。でも大学は少し休むつもりだよ。うん……うん、ありがとう。それじゃあ、切るね」

 

「!(不味い……!)」

 

 今正に電話を切ろうとする瞬間だと分かり、無垢は焦りながらも息を殺す。下手に焦って足音を立てながら玄関へ向かえば、一瞬で気付かれてしまうだろう。気付かれてしまえば最後、弱った無垢が元気な姫子から逃げる術は無い。

 

 音を立てなかった事で気付かなかった姫子は真っ先に部屋へ戻る事はせず、冷蔵庫などを開ける音が無垢の耳に届いた。弱り切った無垢が動けないと判断しての余裕。それを逆手に無垢は静かに玄関へと近づき始める。そして靴を履き、玄関に手を掛けた。

 

「無垢!?」

 

「!?」

 

「あ、待って!」

 

 家の玄関を開けた時、その振動や音がリビングに居た姫子にまで伝わる。当然それに気付いた彼女は無垢を追い掛けようとするが、それより早く外に出る格好だった無垢は家を飛び出すのだった。……その手に、あの姫子が使っていた自分を遠隔操作出来るスマホを持って……。




常時掲載

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