※この作品はR-18です。

【完結】色無き少女と深紅の乙女達   作:ウルハーツ

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姫子編IF2 もしスマホを持ち出さなかったら※

 無垢は姫子から逃げたい一心で自分を呼び止める声も無視して家を飛び出した。まだ学校がやっている昼間だが、空はどんよりと曇り雨が容赦無く降り注いでいる。傘を手にする余裕の無かった無垢は着崩した服と裸足に靴という余りにも無防備な格好で外を歩く。

 

 もう何処に行けば良いのかも分からない。そんな絶望の中、雨に打たれて冷えて行く身体。

 

 

『佐伯 無垢は家に帰る』

 

 

「……(ぇ)」

 

 そんな彼女を更に絶望へ落とす様に、頭の中で聞きたくない声が響き渡る。そして無垢の意思とは無関係に、彼女の身体は逃げる為に通った道を引き返し始める。

 

「!?(ぃゃ……いやぁ! 帰りたく、ない……!)」

 

 姫子の元から逃げだしたのだ。帰ってしまえばどうなってしまうのか、想像の付かない恐怖が無垢にはあった。決して自分に良い事は無いだろう。だが嫌がっていても、無垢にはどうする事も出来ない。

 

 身体は勝手に自宅へ辿り着き、その扉を開いてしまう。玄関の前にある廊下には微笑みながらスマホを片手に持つ姫子の姿があり、彼女は何事も無い様に告げた。

 

「お帰り、無垢」

 

 その時、無垢は改めて自分がもう逃げられない事を知る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「身体、冷えちゃったからお風呂に入ろうね」

 

「……」

 

 姫子は無垢が逃げ出した事に関して怒る事もしなかった。ただ無垢を受け入れる様に抱き締め、そのまま浴室へと向かい始める。濡れた服が零す水の滴が廊下を濡らしても、気にはしない。真っ直ぐに向かい、抵抗する意思の無くなった無垢を脱がして自分も裸になった上で浴室の中へ。

 

 無垢が帰って来る様にスマホで命令をしたのは当然、姫子である。だからこそ、彼女は無垢が帰って来る事を分かった上で浴槽にお湯を溜めていた。

 

 浴室に入り、シャワーからまずはお湯を出し始める。最初は水の為、しっかり暖かくなるまで無垢を抱いたまま両手で確認していた姫子はお湯になるのを確認すると、無垢の身体に掛け始める。最初は怯えた様に震えた身体だが、やがて暖かくなると震えは収まり始める。

 

「うん、温まったかな。それじゃあ、入ろっか?」

 

 姫子も同様にシャワーで身体を流してから、2人は共に浴槽へ足を入れる。姫子の前に無垢が背中を預ける様な姿勢で入れば、多量のお湯が浴槽から流れ出る。そして2人は肩まで浸かり、無垢の腹部には姫子の両手が回された。

 

「っ!」

 

「お姉ちゃんが芯まで温めてあげる」

 

 ただ抱きしめるだけでは終わらないと、先程まで身体を弄ばれていた無垢にはすぐに理解出来る。温かいお湯の中で、姫子の手が腹部を優しく撫で回しながら広がり始めた事で無垢の身体は反応した。例え諦めたとしても、快感で跳ねる身体は無垢自身にも抑えられない。

 

 姫子の手が無垢の胸と秘部へ伸ばされる。微かに濡れた秘部から流れる愛液が姫子の手に触れれば、確かに違う滑りのある水気を感じてその表情は笑みを深める。体温が上がっている事もあり、その感覚はより敏感になっていた。当然、胸や秘部以外の部分も。

 

「れろっ、んふぁ……おぃひぃよ……」

 

「っ!?」

 

 無垢の耳に姫子の舌が伸びる。柔らかく滑る舌の感触が耳の外側を重点的に、次は奥を舐め尽くす様に無垢を刺激。耐え切れずに暴れてしまう身体を押さえ込む様に、姫子の手が胸を鷲掴みにする。と同時に暴れた勢いで秘部に触れていた姫子の指が無垢の中へと侵入してしまった。

 

「~~~~っ!」

 

「あ……入っちゃった。それに、イっちゃったんだね」

 

 視界が真っ白になり、火花が散った様な感覚と共に絶頂へと導かれてしまった無垢。その反応を全身で感じて無垢に起きた事に気付いた姫子は嬉しそうにそのまま攻め始める。膣内を撫でる指先、乳房を揉みしだく手の平。耳を舐め回す舌と、生暖かい風を感じる姫子の息。その全てが無垢に快感を与える。

 

 一度ならず何度か姫子の手で弄ばれながら絶頂へと至った頃、無垢はもう自分の力で立つ気力も失っていた。だがそのまま浴槽に入り続けていれば、その内のぼせてしまうだろう。姫子はそれを案じる様に無垢の身体を抱いて浴槽から出ると、再びシャワーでお湯を流し始める。

 

「もっと沢山、気持ち良くなろうね?」

 

「……」

 

 それから無垢は浴室でシャンプーで身体を洗われながらイかされ、シャワーの刺激でイかされ、姫子が満足するまで身体を弄ばれ続けた。




常時掲載

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