※この作品はR-18です。

もしも、立花響がちょっぴりエッチだったら   作:レスリングマン

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第二話

「まいったな〜。これはいくら何でもやり過ぎだよ〜〜。未来との約束も守れなかったし……」

 

 ノイズたちとの戦いに悪戦苦闘している私だが、上手くやれば翼さんが褒めてくれるのでそれになりに頑張ってきた。

 

 課題の提出が遅れてしまい、先生に怒られながらも必至で喰らいついていたのである。

 

 そして、今日――私は未来と流れ星を見に行くデートの約束をしていた……。久しぶりの自由時間である。

 

 あーあ。流れ星を見たあとのこともしっかりと考えていたのに……。

 ロマンチックな気分になった未来と手を繋いで帰って、部屋でイチャイチャしまくる予定だったのに。

 お昼ご飯もスタミナ料理をきっちりと食べて、無駄に昨日から栄養ドリンクとか精力剤的なものをいっぱい買い込んだし。

 ていうか、フライングで何本か飲んじゃったよ……。

 

 ――要するに私はやる気スイッチが入った状態でお預けを受けてしまったのである。ムラムラがえらいことになっていらっしゃる。

 

 今の私は持て余した性欲が身体中を駆け回っている状態。

 こんな状態で、何かしらの性的な興奮がちょっとでも刺激されるようなことがあれば――どうなることか分からない。

 

 

 ――また唐突に告白するけれど、困ったことに私は大きなおっぱいが好きらしい。

 

 この性的な趣向が現在の私を非常に困らせている。

 

 いや、別に無いからダメとかそういうのでは無いんだよ。メロンにはメロンの、イチゴにはイチゴの良いところがあるのだから。

 未来や翼さんくらいの大きさでも吸ったり揉んだりする分には楽しめるし、実際に未来の胸の感度はとても敏感で――。

 

 ――こ、これ以上は話しては駄目だ。

 

 未来の胸の話は詳細を語ると色んなことに抵触するし、話が脱線したので元に戻そう。

 

 ――大きなおっぱいというのは視覚的に性欲を掻き立てるという面では非常に優れている。

 

 いや、何だろうね。巨乳の魅力って……。

  

 脂肪の塊に何故、私はあそこまで目を奪われているのだろうか……。

 

 

「あたしはそっちの女を連れてこいって言われてるんだ! お前には用はない!」

「立花には手出しはさせない! 傷付けることは許さん!」

 

 呆然としてる私を尻目に翼さんはとんでもない凶器を胸にぶら下げている白髪の小柄な女の子と戦っている。

 

 その女の子、変な鎧みたいなのを身に着けていたり、ノイズを召喚する杖みたいなのを持っていたりしたんだけど、そんなことよりも彼女の下乳が気になって仕方ない。

 

 なんか、変態的な衣装でおっぱいを見せびらかしながら戦うって、こんなにもエロいのかと私の新しい性癖が一つ増えた瞬間でもあった。

 

 もちろん、それ以前に人として……人間同士で戦うのは良くないとか言ったんだよ。

 その前にそんな格好で戦うのは良くないんじゃないかなー、とか思ったけど……。

 

 翼さんも巨乳ちゃんも、そんなことはどうでもいいみたいで戦っているけど、私には大問題なんだ。

 

 もうね。巨乳ちゃんの露出した下乳をガン見しちゃってる。

 そして、その度に先ほど飲んだ精力剤のせいなのか……あの巨乳ちゃんを押し倒したい衝動に駆られていた。

 

 ――既に私はこの衝動に塗りつぶされてしまいそうになっている。

 

「うわあああああっ!」

「た、立花ッ!?」

 

 私は狂ったように周りのノイズたちを殴りまくった。

 行き場を失った性欲が全身を駆け巡り、それを処理するためにノイズを倒すことに集中したのである。

 

「な、なんだ、あの女は!? まともに戦えないんじゃねーのかよ! さっきからあたしを警戒して睨んでたのは気付いてたが」

「立花を侮るな。彼女は私が見込んだガングニールの後継者。あれくらいはやってのける」

 

 召喚されたノイズを千切っては投げていると、翼さんと巨乳ちゃんがこっちを見て何か話していた。

 

 あー、駄目だ。あの下乳が視界に入るとどうしても下半身がキュンとしてしまう。

 あの姿で迫られたら私――理性を失ってしまうかもしれない。

 

 そんなことを思っていると――。

 

「ちょせい!」

「ぐっ――! しまった!?」

 

 巨乳ちゃんが、翼さんを吹き飛ばしてこちらに突撃してきた。

 こ、これはダメだ。デカメロン伝説がこちらに近付いてくる。

 よく見たら太ももとかお尻のラインもくっきりしていて、全部性的すぎるんだけど…。

 

 あ、悪魔だ。この女の子には……私の中の性欲大魔王を目覚めさせるための全てが揃ってる。

 

「やっと捕まえたぜ――」

 

 現在の私はムラムラが頂点に達しており、暴走寸前であった。

 そんな私に……こともあろうかこの子はその実りに実った果実を押し付けながら、羽交い締めにしたのだ――。

 

 ――あ、ダメだこりゃ。我慢できないや……。

 

 

「な、な、なんだこいつ!? 軽々とあたしの絞め技を――」

「ご、ごめんなさい! 私、もう抑えられない! ん、んんっ……、ちゅっ……、んんんっ……」

「んあっ……、んんっ……!?」

 

 巨乳ちゃんの拘束を振り解いた私は、彼女の両腕を掴んで唇を貪るように奪ってしまう。

 未来と比べて少しだけ厚みのある唇はちょっとだけ酸味を感じたが心地良かった。

 多分、この人は良い人だ……。

 

「んあっ……、んっ、んんんっ……、んんっ♡」

「ちゅっ……、んっ、んんっ、ちゅぷ♡ んんっ……」

 

 意外なことに、舌を入れてみると彼女は反射的になのか舌を絡ませてきた。

 そうなると、私はもう理性が一欠片も残らない。右手で彼女の下乳を揉む。

 

 ――や、柔らかい。なんて、柔らかさなんだ。

 

 私の胸や未来の胸と比べてもダントツで柔らかいし、弾力もある。

 もはや、揉まれる為に育ったのではないかと思うほど、手に吸い付く柔らかさなのだ。

 

「んんっ……♡ んっ、んっ、んんっ……♡ ぷはぁ……。はぁ、はぁ……、て、てめぇ、にゃ、にゃにをしやがりゅ……んっ♡ そんにゃに揉むなぁ……」

 

「はぁ、はぁ……、ご、ごめん。私、なんてことを……」

「そ、そう言いながら、まだ揉んでるじゃねーか……! んんっ……♡」

 

 巨乳ちゃんを離せなくなっている私に、彼女は涙声になって抗議する。

 だって、気持ちいいし。この感触を知ってしまったらそう簡単に離せないよ。

 

「ったく。しかも何でこんなにキスが上手ェんだよ。意識が半分持ってかれちまった……」

 

「わ、私も気持ち良かった。あ、あの、もう一回……キスしてもいいかな?」

 

「――っ!? 良いわけがねぇだろ! な、なんで、あたしは敵にドキッとしてんだ……!? くそっ、くそっ! 覚えてやがれ!」

 

 巨乳ちゃんは私を力強く突き飛ばして、猛スピードで何処かに行ってしまった。

 やっぱり、キスのおかわりは駄目に決まってるよね……。

 

 あーあ、冷静になって考えたら何ということをやってしまったんだろう。

 

 これって、下手すれば犯罪なのでは……?

 

 

「立花! 無事か!?」

 

「つ、翼さん……。私は怪我はありません。翼さんは大丈夫ですか?」

 

「あのくらい平気よ。それより、やるじゃない。あれほど手強い敵を撤退に追い込むとは――。暗くてよく見えなかったけど、どうやったの?」

 

「えっ……? いや、そのう。無我夢中でよく覚えてません……」

 

 良かった。翼さんには私の醜態は見られなかったみたいだ。

 戦闘中に大人のキスしながら胸揉んでたなんて知られたら……軽蔑じゃ済まされないかもしれない。

 

「そう。無我の境地というヤツかしら? ネフシュタンの鎧を回収出来なかったのは残念だけど、あなたが成長しているみたいで嬉しかった」

 

 あはは、完全に翼さんは誤解してるみたい。

 私は成長なんてこれっぽっちもしていない。性欲が強まっているだけなんだ。

 でも、そんな説明をわざわざ憧れの人にするほど私もマニアックじゃないから、黙っておこうっと。

 

 こうして、私はネフシュタン鎧とやらを付けた巨乳ちゃんと奇妙な因縁みたいなものが出来た。

 

 出来る事なら、もう一回だけあの巨乳を揉みたい。

 そう願った私が彼女と再会したのはそんなに先の話では無かった――。

 

 

 ―――――――――

 

 

「早朝から精が出るな。立花……。厳しい特訓をしていると聞いているぞ」

 

「つ、翼さん……。厳しい特訓だなんて。まだまだ、足らないくらいです」

 

「ほう。俺の特訓を受けて涼しい顔をして付いてくる上に、足りないと言ってのけるとは。未来のチャンピオンも夢じゃないな」

 

 性欲の発散には運動が良いと聞いた私は、風鳴司令もとい師匠の元を訪ねて自分を鍛えて欲しいと頼み込んだ。

 もちろん性欲が抑えられないなんて言えるはずもないので、表向きはノイズと戦うためって言っている。

 

 しかしながら、師匠の訓練は多少は性欲を発散させる効果を実感したものの、やはり無くすには及ばない。

 なので、相変わらず私は悶々としており……自分で慰めたり、未来に頼み込んで相手をしてもらったりして、何とか凌いでいたのである。

 

「叔父様、いや司令にそこまで言わしめるとは……。立花、以前……あなたに覚悟があるのかと失礼なことを質問してしまって悪かったわ」

 

「いえ、翼さんの気持ちは分かりますから。奏さんのようになれるとは到底思えませんが……私は私なりに、大切な人を守るために頑張ります!」

 

「そうね……。期待してる」

 

「はい!」

 

 翼さんとの関係もすこぶる良好で、心残りといえば未来への秘密が原因でちょっとずつギクシャクしてきたことくらいだけど……。

 

 そう思って私は立ち上がると――。

 

「た、立花……。ちょっとだけ、付き合ってくれない?」

 

「翼さん……?」

 

 私は翼さんに言われるがままに連れられて、人気のない場所に到着する。

 どうしたんだろう? いつになく神妙な顔つきをしてるし。

 

 

「立花、こんなところに連れ出して申し訳ない。あなたを呼んだのは、その……」 

 

 翼さんは珍しく歯切れが悪い。

 いつもは毅然として凛々しい顔つきも今日は頬を少しだけ赤く染めており、恥ずかしそうな表情をしていた。

 

「……あれから、忘れられないの。あなたが顔を近付けて……せ、接吻しようとした日のことを――」

 

「す、すいません。あの日は私、どうかしてました。ショックを受けさせてしまって、ごめんなさい」

 

 あの日どころか、最近は毎日どうかしているし……翼さんは割と無防備な所もあるのでムラっとすることも多いんだけど、そんなことは言えないので私は謝罪する。

  

 有名なアイドルである風鳴翼にキスしようとしたなんて、ファンが聞いたら卒倒モノだろう。

 

「いや、忘れられないと言ったのは……立花と接吻したらと考えるだけで胸が苦しくなってしまって。最近の努力してるあなたを見ていると特に……」

 

「そ、そうなんですか。ありがとうございます、で良いのかな……?」

 

 どうやら信じられないが、翼さんは私とキスをしたらと妄想してるらしい。

 そして、それを告白したことが途轍もなく恥ずかしかったのか、耳まで赤くする翼さん。

 

 普段の彼女とのギャップが大きくて、私は不覚にも悶そうになってしまっていた。

 

 そもそも、私なんて翼さんともっと凄い……あんなことやこんなことをしてるのを何度も想像しながら自家発電してるので、翼さんの告白など何とも思わないわけだが……。

 

「た、立花……、わ、私と接吻してくれ。後生だから……」

 

「えっ? そんなことで良いんですか? んんっ……ちゅっ……」

 

「んんんっ……、んっ……、んんっ♡ ぷはぁ……。――ず、随分といきなりじゃない」

 

 翼さんはキスをすると、可愛らしい声を出すみたいだ。

 これはとても気持ちがいい……。唇も誰よりも柔らかいし……。

 

「す、すみません。じゃあ、私はこれで……」

 

「い、いや。立花と接吻したら、胸の奥のギスギスとした感情が消えたような気がした……。だからその……。――んっ……、んんっ♡」

 

 翼さんの唇の感触に神経を集中させながら、再び彼女とキスをする。そして、私たちは何度も何度も口づけを繰り返した。

 

 いやー、めっちゃ翼さんとイチャイチャしたよ。もう、これでもかってくらいに。

 

 翼さんって、普段はとっても大人っぽくて凛々しいけど……こういう時って凄く甘えたような態度になるから驚いた……。

 

「んんんっ……、た、立花ぁ♡ もう少しだけ……してぇ♡」

 

 ハグしながら、唾液を口移ししながら、お互いにお互いを求め合う私たち。

 こうして、私と翼さんは時々イケナイことをする関係になってしまったのである。

 

 人目を気にしながらキスするのって……すんごい興奮する――。

 




翼とは謎の勘違いで好感度を稼いだので、絶唱で病院に行くことはありませんでした。
クリスちゃんとは、今度キチンと絡ませたい。
未来とは仲直りのイチャイチャをさせる予定。

どうでも良いですが、初期の翼は口調が定まってなくて書くのが難しいし、G編以降の翼は変な口調になってさらに難しいです……。

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