もしも、立花響がちょっぴりエッチだったら 作:レスリングマン
「未来……? 未来が何でここに……?」
デュランダルという完全聖遺物の護送任務が終わってから間もなく……三度、私はあの巨乳ちゃんと遭遇することとなる。
しかし、タイミングが悪いことに……そこに未来が現れた。
私は彼女を助けるためにギアを纏って――今に至る。
未来にこの姿を見られたのはまずいんだけど……それよりもまずいのは――。
「て、てめぇ! 今日は許さねぇ! この前はあ、あたしにあ、あんな恥ずかしいことをしやがって! あの後、しばらくてめぇのことしか考えられなかったんだぞ……!」
「ひ、響……? あんなことってどんなこと? あの子にナニをしたの?」
巨乳ちゃんは……私の顔を見るなり頬を紅潮させながらそんなことを言い放ち、未来が凄い顔をしてこちらを見る。
まるで浮気した恋人を睨むような目つきで。
ああ、涙ぐんでいる。私があの子の果実の誘惑に耐えきれないせいで。
でも、これは仕方ないんだよ。彼女のおっぱいを一度揉んだら忘れられないんだ。
あの感触を一度知ったら、もう抗えなくなってしまう。ハートが鷲掴みにされてしまうんだよね……。
正直に言って、私はあの子の巨乳の虜になっていた――。
未来、ごめんね。未来のことも大好きなんだけど……私、性欲を我慢できないんだよ……。
最近は翼さんにも相手をしてもらってるし。
とにかく、ここで暴れるのは色々とまずい。
あの林の中なら人目にもつかないし、都合がいいかも……。
あそこで話し合って、もう戦いはやめようって説得しよう。
今度こそ、言葉で通じ合うんだ――。
「こ、こんなところで、何するつもりだよ? いいか、あたしはお前を連れてこいって――。ダメだ! 我慢できねぇ! ちゅっ♡ んんっ……」
「んっ、んんっ……」
巨乳ちゃんは私の唇を強引に奪う。
あれあれ〜〜? 今日は割と冷静だったのに、こんなことをされたらスイッチが入っちゃうよ。
「ぷはぁ♡ へへっ、今度はあたしから無理矢理奪ってやった。ざまぁみろ!」
どういう訳か、勝ち誇った顔をしている彼女。
私としては気持ち良かっただけなんだけど。
「ねぇ、話し合うことって出来ないかな? 私はあなたと仲良くなりたいんだ。人間同士で争うなんて馬鹿げてる!」
「こ、これ以上仲良く? そ、それって、そのう。あたしと、そういう関係になりてぇってことか?」
「うん!」
「ば、バカ! ストレートに告るんじゃねーよ……。気持ちがブレるだろうが……」
私は巨乳ちゃんと友達になりたい。
この子は悪い人じゃないことは、何度か口づけをして分かってる。
こんなに愛情いっぱいのキスなんて出来るわけないもん。
「……ダメだ! こんなことであたしは、この雪音クリスは! 日和るわけにはいかないんだ! お前を引きずってでも連れて来いって言われてるが! もういい! 叩き潰して、思い出も全部ぶち壊す!」
しかし、巨乳ちゃん……もとい雪音クリスちゃんは頭をブンブン振って、私に襲いかかる。
その攻撃は怒涛だったけど、どこかキレが悪くて、優しかった。
なんだかなー、クリスちゃんの動きを見てるとやっぱりエッチな気分になるんだよね〜。
やっぱり、裸とか想像するのがイケナイのだろうか。これで、クリスちゃんが服でも脱いだら、私は理性を保てる自信がないよ……。
「アーマーパージだ!」
えっ? 本当に脱いだ!?
「Killter ichiival tron……」
うわー、やっぱり凄い体してる。
ダメダメ……。クリスちゃんのことを襲いたいなんて思っちゃ……。
私は人として、人間同士で話し合いをしようとこの場に来ているのだから。
いや、でもな。ああやって、アピールするってことは……つまりクリスちゃんも誘っているのでは?
思い返せば、今日は会うなりキスをしてきたし……。
「見せてやる! イチイバルの力だ!」
見せてもらったよ。クリスちゃんのわがままボディ。
やっぱりいやらしい……。このいやらしさは世界を変えるいやらしさだ。
あー、もう! あんな凶器をぶら下げて、縦横無尽に揺らしてるクリスちゃんと話し合いなんて出来ないよ……。
「歌わせたな! あたしに歌を、――って、な、何をしやがるッ!」
「ご、ごめんなさい! クリスちゃんが可愛くて、可愛すぎるから……もう! 我慢できなくて……!」
「そ、そんな切ねぇ顔をするなよ、バカ……! あたしだって、お前のこと……。んんっ♡」
そこからは、はっきりと言ってギアを纏ってる意味が無かった。
お互いに貪るように唇を奪い合った私たちはしばらくの間……夢中になってキスをする。
「クリスちゃん、好き……。んんんっ……」
「んっ♡ んんっ……、んんっ! はぁ、はぁ……、あ、あたし……、なんでこんなことを……? だけど、一度この味を知っちまったら、引き返せなくなっちまった……。好きって言われたことなんざねぇから……ドキドキしちまってる……」
クリスちゃんからはもうすでに先程の殺気のようなものは感じられなくなっていた。
でも、彼女は泣きそう顔をしている。
どうしたと言うのだろうか……。
「おい、お前! あたしのことを好きって本気で言ってんのか!?」
「うん! 私、クリスちゃんのことが好き! だから、もう戦うのは止めようよ! 好きな人と戦いたくないから!」
「あ、あたしも……お前のことが……。――っ!? の、ノイズ!?」
私が差し出した手を取ろうとするクリスちゃんだったが、私たちの間にノイズが落下してきた。
な、なんで……こんなことに!?
「命じたことも出来ないどころか……あまつさえ、敵の手を取ろうとする体たらく……。もう、お前には用はない……!」
「フィーネ! あ、あたしは! 戦争の火種を消そうってことを諦めた訳じゃない! 待ってくれ!」
フィーネと呼ばれた女性は、ネフシュタンの鎧と呼ばれるものを回収して……クリスちゃんに用はないと断じる。
彼女は焦ったような顔して、フィーネという人を追いかけて行ってしまった。
もう少しだったのに。もう少しで、クリスちゃんと分かり合うことが出来たのに……。
私はそれが悔しくて堪らなかった……。
翼さんと合流して、ノイズを倒しながら……私は思う。
クリスちゃんのこと、そしてこのまま帰ると、100パーセント未来に怒られるということを――。
――――――――――――
「み、未来……、ご、ごめんなさい。私、ずっと未来に隠し事してて……!」
部屋の中の雰囲気は最悪の中の最悪だった。
未来にシンフォギア装者である事がバレただけならまだしも、クリスちゃんとの関係もまた彼女を不機嫌にしている要因でもあった。
「別に……。響の性欲の強さは知ってるから。他の子と関係を持つことに怒ってるんじゃないし……」
プイッとそっぽを向いて、未来はベッドの方に行ってしまった。
そうだよね。私が隠し事してたことに怒ってるんだよね。
未来には何でも話す間柄じゃないといけないのに……。
「み、未来……」
「さ、触らないで。もう響のこと、信じられない……」
ベッドで横になる未来に手を伸ばすと、彼女は私の手を払いのける。
やはり、凄く怒ってる。もう取り返しがつかないくらい……。
「クリスちゃんとは、3回会った。キスもしたし、胸も揉んでイチャイチャした。正直に言って好きになってると思う……」
「……そ、そう。そんなにはっきりと赤裸々に言わなくても……」
「翼さんとは、しょっちゅうキスしたり、ハグしたりしてる。わ、私が一人でするときも未来の次に妄想でする回数は多い……」
「つ、翼さんとまで!? でも、私の方が多いんだ……。って、なんで私は喜んでるんだろう……」
未来に他の女の子との関係を全部話す私。
そして、その後……。私はさらにクリスちゃんや翼さんとどんなことをしたのか事細かな説明をした。
未来に全部話す。
たとえ、軽蔑されようが……全部秘密を喋らないと。
そう思って話していたんだけど……。
思い出したら、めっちゃムラムラしてきた。
未来が怒ってるにも関わらず、欲情してしまっている。
なんてバカなんだ。私は……。
そりゃ、キスしたりナニしたりを話すとこうなるなんて、目に見えていたじゃないか。
「あのさ、未来……」
「だ、ダメだよ。響……。私、怒ってるんだから」
切なくなってきて、未来を後ろから抱きしめると……彼女はダメだと言ってきた。
でも、私を振り解こうとしない……。
未来の髪……、いい匂いがする。このままずっとこうしていたい。
「私、未来のこと大好きだよ。愛してる……」
「そ、そんなこと……。んんっ♡ ダメだって、まだ許してないもん」
「ごめん。つい、調子に乗って」
未来に抱きついて、どうしたも辛抱出来なかったので首筋に軽くキスすると……彼女はビクンッと体を震わせながら、可愛い声を出す。
怒られたけど、抵抗はしない。だから、私は謝りながらも……未来の体の色んなところに口づけした。
「んあっ♡ んんっ、んっ……、あんっ♡ も、もう響ぃ……、ダメ……♡ こんなことしても……、んんっ♡ 許さないんだからぁ……あんっ♡」
未来の敏感な場所を愛撫しながら、優しくキスをする。
彼女は体をくねらせながら、甘い声を出しながらダメだと口にする。
でも、相変わらず無抵抗で私の行為を受け入れているように感じた。
「ごめん。私、未来がいないと生きてけない。未来に危険が及ぶと思って秘密にしてたけど、間違ってた。必ず未来を守るって強い意志を持つべきだった……!」
「響……」
「私はこれからもずっと未来のことを愛し続ける! これは100パーセント、剥き出しの私の本心だ!」
私は真剣に未来に自分の想いを伝えた。
自分が一番辛い時、ずっと側にいてくれた彼女のことを私は愛してる。
好きで、好きで仕方がない……。
「き、来て……、響ぃ……。わ、私のことを好きにしてほしい。私、響のものになりたいって、本気で思ってる」
「未来……」
「響のこと、全部受け入れるって言ったもん。それに、響が黙ってて辛かったってことも分かったし……。ちゅっ♡ ねぇ、早くきて……。んんっ……♡」
仲直りをするためにこんなことをするのは、どうかと思われるかもしれないけど……この日はいつも以上に激しく愛し合ってしまった。
もう何だろう……。私も未来も、獣になったみたいに……ベッドのシーツが色んな染みでベトベトになるまでお互いを求め続けたのである。
本当に私の全部を受け入れてくれた未来に感謝をしながら……私は彼女の愛情に全力で応えた――。
「んんっ♡ あんっ♡ 響ぃ……、愛してる♡」
「うん。未来、大好きだよ……」
そして、私たちは深夜に疲れて眠りに落ちるまでずっとベッドの中でお互いの温もりを感じあった――。
未来とはある意味最低なやり方で、原作よりも早く仲直りしました。
多分、無印編はあと1、2話で終わるかと思います。