各話も適宜、加筆修正していきますので、
忘れたころにまた楽しんで頂けると嬉しいです。
野中柚希はふてくされていた。
確かに平和になってから皆が求める回数は増えたかもしれない。
「でも、それやったらもっとウチだけを・・・・・・」
刃更への負担と自分の欲求とのバランスを解消しようと、夏休みのプランを分刻みに練っていた柚希にとっては今回の提案は不服だったのだ。
ハーレムといっても彼女は今も刃更の一番でありたいと思っていた。
そんな彼女にとって、今回の花嫁修業など頭の中で何千回と繰り返した作業の一つに過ぎなかった。
バサラというふざけた人形の相手に尽くすより、いつものように刃更との妄想(計画)に浸っている方がましであった。
とはいえ、万理亜の頼みでもある。彼女はバサラとデートすることにした。
人形にしては中々やる、と彼女はそう感じ始めていた。
気晴らしのデートプランにバサラを充ててみると、意外としっかりした対応が返ってきていた。
流石は万理亜製だ。彼女はこれを澪の花嫁修業用に開発したと言っていた。
素体としても使えそうだったから、販売も開始したという事だった。
後で私も買ってみたいと思える良い出来だった。
設定の仕方を教えてもらって、私だけのバサラも作ってみたいと思えるほどだった。
バサラが刃更と違う点は、やはり人形っぽさが抜けておらずこちらの要求にこたえる形が多い事だ。
表情も少なく、会話も本人とはまるで違うが、腕を組んでデートして食事をする位なら全然気にならない。
ただの無口なカップルくらいで、周りから人形とは思われることは無いだろう。
彼女の心は少しずつバサラに揺り動かされていった。
それなりに楽しんで、バサラの扱いに慣れてきた時、彼女には少しずつ余裕が生まれてきていた。
そして、それは水着を買うときに起こった。
水着選びで刃更を思い、一人で浮かれていた彼女は人形相手に彼がみたら赤面してしまうような水着を見せていた。顔やしぐさが物足りず、そういう不満も彼女の心に火をつける要因だったのかもしれない。
試着しようとするとき、彼女に少し悪戯心がわいた。
普段できないようなことをしようと思ったのだ。
彼女はバサラを試着室の中へと押しやった。
若者向けの店だからか女性特有の臭いが充満していた。
バサラは戸惑いつつも拒否することは無かった。
そんな違和感など柚希は気にも留めていなかった。
彼女の欲求がそうした疑念を押し流していたのだ。
彼女は狭い中、スルリと服を脱いで大胆にもバサラの前で着替え始めた。
「ねぇ、こんな水着とかどう?」
バサラの口からは想定された言葉が飛び出るだけで、特段面白くもない。
だが、彼の体は刃更そのものなのでその表情や股間の変化を見るだけで少し気分が良くなった。
普段は澪に邪魔されて見せれない際どい水着や、ポーズ、セリフを一通り楽しむと、彼女の中で変化が起きた。
「これ、もしかしたら使えるかもしれへん」
そう、他人だから刃更本人、好きな人ではないから、彼女は今までその他に愛を振りまくことは無かった。
だが、他人ではなく人形で、刃更に見えるなら自分の愛を出しても問題はないのではないか。
オナニーをする道具、自分が気持ちよくなるためだけのバサラなら私が楽しめる。
彼女の心のはけ口に、バサラはうってつけだと柚希はすこしずつ洗脳されていった。
その考えはどんどん自身の心を浸食していき、彼女の行動はどんどん大胆になっていった。
バサラの反応が薄いことを良いことに、道端で腕を組みつつ誰も見ていないと分かるや否や、
服の上から、時には中に手を入れて彼の体をまさぐった。
普通ならありえない興奮と快感に彼女の欲求はさらに加速した。
映画のチケットを買うとき、仲の良いカップルを演じつつ、彼の股間をいじり倒し、
映画を見ている間は、手コキからフェラ、キス、セックスとやりたい放題だった。
彼女を止めるものは誰もいなかった。それもある種の解放感となり、
自身の欲求不満が解消されていくような快感が彼女を頭を満たしていった。
いつしか、彼女は自分の考えに溺れていき、まるでケモノが玩具に興奮するような態度を表すようになった。
自分の家に帰ると、彼女は彼を押し倒し、抱き着き腰を打ち付けながら浴室へ向かった。
服を脱ぐことすら忘れ、それすらローションのヌメリを際立たせる興奮材料の一つとして、シャワーで汗を落しながらセックスを続けていった。
適当に体を洗い、ぐしゃぐしゃな髪でも彼にキスをし続けた。
そのまま出てバスタオルを数枚つかんで、愛撫しながら彼と自分の体を乱雑に拭いていった。
頭の中は刃更のことでいっぱいで、想像していた欲求の全てをバサラにぶつけていた。
そのまま彼女はベットまでハメられながら移動した。
彼女は腰をバサラの体に塗りたくるようにこすっていた。
バカップルと言われようがもともと気にしてはいないのだ。
こうすれば良かったんだと彼女の心は淀んでいった。
刃更に振り向いてもらえるようにもっとアピールするべきだったのだ。
万理亜は良いものをくれた、確かに私はどこか遠慮していたのかもしれない。
こうしてバサラと触れ合って初めて分かった。
刃更の女であろうと尽くすのではなく、彼を魅了し続ける女であらなければならなかったのだ。
そのために必死にアピールをしなければいけなかったのだ。
私の体は極上の抱き心地だと、アソコはいつでも孕む準備ができていると、
無表情と言われる顔でもメスのようにいつでも媚びることができるのだと彼にアピールしていなかった。
今までは競うように、半ば冗談のように淡い想いを伝えていただけだったのだ。
彼女は汗が溜まるほど濃厚で激しいディープキスを繰り返した。
じゅぽっ、じゅずずず、とすすり、なめしゃぶった。
愛しているという気持ちではなく、ただただ性のゼンギとして、彼を興奮させるためだけに必死になった行為だった。
馬鹿みたいに口を伸ばし、彼と見つめ合いながらのキスだった。
それは柚希の確かな肉欲だった。彼女はバサラに絡みつき精をねだった。
バサラは彼女に呼応して静かに彼女を受け入れていた。
それで良かったのだった。
柚希はさらに興奮し、普段の彼女では考えられない行動を取っていた。
鼻息を荒げ、口は変わらず彼とつながったまま、まるで野蛮な男のように自分の服を脱ぎ捨てていった。
そして、バサラの服にも手をかけまるでレイプをするようにそれらをはぎ取っていった。
腰はもうセックスを待ち切れていないのか、勝手にバサラの肉体に打ち付けられ、
両脚はがっちりと彼の足と絡み合っていた。
マン汁とよだれをまき散らしながら獣のように柚希は彼を貪っていた。
過剰な興奮でもう彼女は自分を制御できなくなっていた。
そんな中、人形は彼女のアピールに忠実に答えて見せた。
「ぶっ、んぎぃ?んぐぅぅぅ、じゅ、ずじゅぅぅぅ」
最後の一押しとばかりにゆっくりとバサラは自身の男根を柚希の中に入れていった。
彼女は知らず、腰を打ち付けていたため一気にソレを咥えこんでしまった。
そのあまりの快楽に彼女はイッた。
そして、バサラはウチのアピールに答えてくれたのだと頭に刷り込まれたのだった。
そこから先は、ひどいものだった。
ケモノの交尾が繰り返され、終わったかと思えば下品なセックスアピールが続いていた。
バサラから求めてくることは無かったが、逆にそれが柚希を興奮させた。
彼の体にしがみつき、思いつく限りのセックスアピールを続けていた。
頭が馬鹿になるかのような舌を絡ませ合うディープキス。
時には反転して、アソコを彼の顔に塗りつけてマーキングを施したり、
射精した後、口をすぼめてぬっっぽりとしたフェラ顔を見せつけてみたりした。
そうしていつしか意識が飛び、目覚めた時にはすっかり彼女は変わってしまっていた。
目覚めるとリビングのはずれに倒れていた彼女は、すぐにバサラを探した。
見つけると、彼の顔にマンコを押し付けて彼の朝立ちをしゃぶっていた。
彼が起きるとそのまま69の状態でベットへ運んでもらう。
その際には腰を打ち付けてもらって彼のオナホールになっていた。
言葉なんかいらない。ヤリたい時にマンコをみせつけ、イキたい時は彼にアピールする。
デートをしていようが、外だろうが関係ない。
刃更が興奮するなら、自分のこの欲望を満たさるなら何だってやる。
そんなふうに彼女は変わっていった。
普段いかないクラブに入って踊りながら、ばれないようにセックスしたり。
夜中の公衆トイレで肉便器のように股を広げて犯されたり。
魔法も使って、彼のためだけの女になっていった。
尽きることのない自身の性欲は人形相手でも引けを取ることがなかった。
6日目は彼と一日中繋がっていた。
後ろから抱き疲れて、上はキスを繰り返し、下はバックでつながっていた。
身体はビクビクと痙攣しているが止まることなく腰が打ち付けられた。
イキそうになると乳首をピンッとはじかれ、腰をめり込むくらい押し込まれた。
バサラとひとつになっているような興奮に彼女は陶酔しきっていた。
万理亜からの電話をバサラがとるまで、ずっと彼を貪り続けた。