※この作品はR-18です。

アズレン夜伽話   作:変幻アズレン屋

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タイトル通り前回の続きです


プリンツ・オイゲンと馬鹿な事をする話

 ばちゅっ、ばちゅっ、と湿った肉がぶつかっては弾ける音が、暗闇の中に響く。

 

「はッ……はッ……はぁっ!」

「あんッ♡あんッ♡あんッ♡んあぁッ♡これ、すごぉ……!奥までずんずん来てるぅ♡」

 

 今すっかり宵闇に沈んだ執務室の中、僕はシャツ1つすら纏わずに後背位で女を犯していた。

 僕と同じように、裸のまま重厚な作りのテーブルに手を突いて快感に悶える女の名はプリンツ・オイゲン。

 鉄血海軍が誇るKAN-SENの1隻にして、作戦の立案や戦場の指揮なども同時にこなす優秀な参謀である。

 何故僕が彼女と交わっているのか────それは極めて簡単な話だ。

 

「クソっ、クソっ……!」

「あはぁ♡『お薬』の効果、ちゃんと出てるみたいね……あぁッ♡おほッ♡あれだけ馬鹿女に射精したのに、まだガッチガチ……♡」

 

 いつの間にか媚薬を盛られたのだ。

 きっと飲み物か何かに混ぜて、然り気無く配膳したりしたのだろう。

 よくよく思い返せば態々紅茶を持ってきたりだとか、普段の彼女なら滅多にしない行為を進んでしていた──ような気がする。

 

 兎に角、薬のせいで理由も分からないまま「苛立ち」が抑えられなくなった僕は、セフレである鉄血空母ペーター・シュトラッサーと執務室で時間を忘れて交わり、遂には彼女を気絶させてしまったのだ。

 そして否応なしに己の獣性を見せ付けられた直後、最初から全部見ていたプリンツに誘われた──それだけの話である。

 

「これで……良いのっ……?」

「あっはぁ♡そう、そうよ!あの女と同じように腰を振って、んぅッ♡あの女よりも私に射精すれば良いのぉッ♡」

 

 僕はもう諦めていた。

 本当は、こんな事をしたって何にもならない事を僕は知っている。

 彼女が僕とシュトラッサーの仲に嫉妬してこんな凶行に及んだ事だって、全部お見通しだ。

 

 だけど、知ってどうなる?

 僕がもっと早くプリンツの好意に気付いて、大人しく彼女の誘惑に乗ってやれば良かったのか。

 それともシュトラッサーを襲わずに、いつ爆発するかも分からない衝動を抱えたまま全てに気付かない振りをして、艦隊を指揮するだけの人型ロボットになれば良かったのか。

 

 無理だ──そんなのは無理だ。

 遅かれ早かれ、「そう」なっていた。

 其処にいるのがシュトラッサーかプリンツだったかと言う程度の違いであって、結末は何も変わらない。

 

「あンあンああッ♡突いてッ♡馬鹿女より激しく、あぁん♡おかしくなる位ずこずこしてぇっ♡」

 

 その証拠に、オイゲンとのここまでの性交はシュトラッサーとした行為をそのままそっくりなぞっている。

 椅子に座った僕に、フェラチオ。

 合間に世間話染みた会話を挟んでから、射精させる。

 ゆっくり立ち上がってから右手で自分の女陰をまさぐり──そしてバックで犯される。

 何もかもがほんの数時間前までの焼き直しだ。

 それでいて、まだ処女を散らしたばかりにも関わらずシュトラッサーにした以上の激しさをオイゲンは求めている。

 性に貪欲な女と言う意味では、オイゲンもシュトラッサーも変わらない。

 

 そんな中でただ一つ、彼女の時と違う点を挙げるとするならば────

 

「あッ♡あッ♡あぁッ♡もう、最ッ高♡引っくり返ってる馬鹿女の上でアンタとセックス出来るなんて、ぉあッ♡こんなに面白い事──ほぉッ♡他にあるかしら……♡」

 

 テーブルの上で気絶したままのシュトラッサーに半ば覆い被さるようにして交わっている、と言う事位か。

 オイゲンは彼女の顔の横に両手を突いて僕に尻を向けている訳だが、もしこの手が崩れて突っ伏すような事があれば瞬く間に極上の女体盛りが完成するだろう。

 それを理解しているのかいないのか──いや、オイゲンからすればそんなのはどうでも良いのだろう。

 

「ほらっ、ほらぁ♡おぉッ♡寝てないで見なさいよ馬鹿女っ♡アンタの男が私のマンコぐちゃぐちゃにして、ひぃッ♡種付けする所を見るのぉ──んあぁッ♡」

 

 心底馬鹿にしたような──嘲りの言葉を唾液と一緒に飛ばしながら、女が悶える。

 確かに「私が卿を完璧に管理してみせる」とか宣って秘書艦を独占していた女が、実はセックスする時間欲しさに嘘を言っていたと知ってしまえば尊敬の念も失せるし、「馬鹿女」呼ばわりもしたくなるだろう。

 だが、オイゲンはそれを勘定に入れた上で「楽しんでいる」。

 

 ────色狂いになってしまったシュトラッサーの眼前で、彼女が愛している男とセックスをする。

 しかも彼女がしていたのと同じ体位で、同じ腰使いで──或いは、もっと激しく滅茶苦茶にされる。

 早々に堕ちた女よりも後から全てをかっさらった自分の方が賢いのだと、そんな優越感に浸りながらぐりぐりと腰を押し付けてくるのだ。

 成る程、そう考えてみると2人は結構対照的だ。

 

「────あぁ」

「はッ……♡あっはぁ♡な、何よ♡言いたい事があるなら、んッは♡馬鹿女にも聞こえるように言いなさいっ♡」

「あぁ、いや────」

 

 続いて頭に浮かんだのは、「シュトラッサーとオイゲンは体型こそ似ているけれど、実は様々な所が対照的かもしれない」と言うそれこそ馬鹿みたいな発想だった。

 けれど、それを確認したくて──一際強く腰を突き出す。

 

「オイゲンの膣中は気持ち良いなって」

「あぁッ♡はあッ♡んぉぉッ♡ば、ばかっ♡馬鹿女よりもぉっ!?んぎぃぃッ♡」

「オイゲンはどう思う?」

「あぁん♡し、指揮官のくせにぃ♡おんッ♡あッあッあッ♡いじわるぅ♡」

 

 確かに、これはすごい。

 シュトラッサーの膣はふわふわで柔らかく包み込んでくるような感触だが、オイゲンの膣は先程まで処女だった事を加味した上でも間断なくきゅうきゅうと肉棒を締め付けてくる。

 膣全体が「早く射精しろ」と言わんばかりに強く吸い付いてくるのだから、シュトラッサーとはまた別の意味で名器だった。

 

「はぁンッ♡あはぁんッ♡イイッ♡しきかんのおちんぽイイのぉっ♡わらしのなかっ♡ごりごり削られてぇ♡あッ──あああッ♡」

 

 喘ぎ声も何て言うか──ゴージャスだ。

 僕も多少加減しているとは言えオイゲンの矯声には上品な艶があって、何処か大人の余裕を感じるのだ。

 此方を惑わし、くらくらさせるエロティックな声だった。

 

 一方のシュトラッサーはオイゲンより見た目こそ大人びているものの、濁点混じりでとても下品な──「コイツは征服してやらねばならない」と男の性欲を掻き立てる事に特化した矯声を上げる。

 これもまた、どちらが優位だとかそう言った次元で語れる話ではない。

 

「んふぁ♡あぁはッ♡気持ちイイっ?しきかん、私で気持ち良くなってるっ?あッ♡ふぁッ♡ふーっ♡ふぅぅッ」

「っく、気持ち、良い……」

「あはぁッ♡ならぁひッ♡もっと、もぉっとしてあげる……♡んッ♡んッ♡んッ♡」

 

 そして、相手に対する姿勢。

 これが2人の間では1番違う。

 シュトラッサーとする時は、「お話し」を除けば殆ど会話らしい会話をしない。

 彼女は淫語を使って僕を煽り立てる事こそすれど、交わっている最中に此方を気遣う事など滅多に無い。

 内心がどうであれ、互いをオナニーするための道具としてしか考えていないセフレなのだから至極当然の事である。

 

 しかしオイゲンは、後背位で獣のように襲われている時でも男の様子を窺ってくる。

 ちゃんと気持ち良くなっているのか、気持ち良く出来ているのか小まめに振り向いて確認してくるのだ。

 きっと初めてだから正しい愛撫を覚えようとしている、と言うのもあるだろうがその本質は思い遣りだ。

 肉体だけではなく心も繋げて、互いに高めあっていこうとする「愛」が万人に分かる形で表出していた。

 それは猿みたいにセックスをしていた僕にとって、とても新鮮な経験だ。

 ただ今の様子を尋ねられる事が、こんなにも心地好いモノなのか。

 交わりながら「会話をする」事が、こんなにも興奮を煽るモノなのか。

 

「あッ♡あッ♡あッ♡すごいっ♡それすごいのっ♡あぅんッ♡こつん、こつんって当たってるのぉ♡」

 

 気が付けば、僕はオイゲンの白く丸い尻肉を鷲掴んで遮二無二腰を振っていた。

 下から突き上げるように腰を叩きつけると女の背中が反り返り、吹き出した汗と開きっぱなしの口から飛び出した唾液が気絶しているシュトラッサーにぱたぱたと降りかかる。

 艶やかな唇を、スッとした鼻筋を、切れ長の眉毛を、女の体液が汚していく。

 

(────うわっ、やば……)

 

 それを目撃した瞬間、僕が直接シュトラッサーに何かした訳でもないのにとてつもない征服感が襲って来た。

 本当に、こんなのは生まれて初めてだった。

 

「あぁッ♡あ゛ーっ♡ねぇ♡ねえっ♡今馬鹿女が起きた、らぁッ♡どんな反応ッ、ひゃあんッ♡するかしらっ♡」

「知らないよそんな事……っ!」

 

 ぶるんぶるんとKカップの乳房を弾ませ、陰唇から愛液を吹き溢しながらオイゲンが叫ぶ。

 咄嗟に「知らない」と返してしまったが、もし彼女の言う通り今シュトラッサーが目覚めたら──その時はどうなる?

 先ずは驚くだろう。

 誰だって起きた瞬間に目の前でセックスされてたら驚く。

 じゃあその次は?

 喜ぶ、と言うのはあまり無さそうだ。

 だってシュトラッサーは僕を独占したがっていたから。

 僕の肉棒を一生独り占めして、セフレなのか恋人なのか曖昧な関係を築こうとしていたから。

 

「ちんぽっ♡指揮官のぶっ、ぶっといちんぽぉ♡おッおッ奥までごりごり当たるぅぅぅッ♡くあぁ♡ふおッ♡ぶっといのぉっ♡」

 

 衝動が赴くままオイゲンの蜜壺をほじくり、奥の奥まで掻き回す。

 外まで聞こえてしまうのではないかと思う程甘い矯声を上がり、淫欲を秘めた女の体が快感に打ち震える。

 そう、こんな彼女を犯しているからこそ────シュトラッサーがどんな顔をするのか、見てみたいのだ。

 今までとは異なる形で彼女を征服してみたい。

 馬鹿な事だとは十分に理解しているけど、僕はもうこの背徳的な欲求に抗えない。

 

「っ、あ!そろそろ、ヤバい……!」

「あ゛ぁぁぁ──ッ♡お゛ッ♡あ゛ッ♡んあ゛ぁッ♡ダメっ、ダメぇ♡指揮官のガチガチおちんぽでイくッ♡イかされちゃうッ♡」

 

 極上の女が赤いメッシュの入った銀髪を振り乱して絶頂へと登り始めるその姿に、僕の射精欲求も爆発的に高まっていく。

 我慢なんて出来ないし、今更するつもりもない。

 望み通り射精して、彼女の子宮を精液で満たしてやるのだ。

 ──そうだ、ついでだからオイゲンにも馬鹿になってもらおう。

 僕をシュトラッサーから寝取って1人で悦に浸ろうなんて、あまりにも虫が良すぎる。

 それにどうせこれから芋づる式に皆可笑しくなるのだから、その切欠をくれたオイゲンにはとびきりの一撃を────そんな風に箍が外れた思考のまま僕は彼女に覆い被さり、ラストスパートに向けて力強く腰を振った。

 

「っあぁぁ♡しきかぁん……♡いっしょ♡いっしょにぃ♡」

 

 乱暴な抽挿に尻肉をたわませ、精液を迎えるべく降りてきた子宮口を亀頭にキスさせながらオイゲンが喘ぐ。

 汗で滑る彼女の腕を掴んで────いや、恋人のように繋いで上体を引き起こし、歯を食い縛りながら熱くぬかるむ蜜壺を滅茶苦茶に荒らし回る。

 最高に気持ち良くしたい、気持ち良くなりたいと2人の心が繋がり合うのだ。

 後少し。

 後ほんの少しで射精出来る。

 未だかつてない位、シュトラッサーとの半年では経験した事がない位の快楽が──────

 

「あぁイくッ♡イくイくイっちゃ───いぎッ!?」

 

 だがその直前にオイゲンが歪な悲鳴を上げ、涎がパッと飛び散った。

 肉体がぶるぶると狂ったように痙攣し、膣がこれまでで一番きつく締め上げてくる。

 

「あ゛ッ♡~~~~ッ!」

 

 間違いなく、オイゲンはイっている。

 突然の事態に腰を動かすのを止めてしまった僕だけ残して、1人で絶頂へと到達してしまったのだ。

 そして、呆然としている僕の耳に「女」の声が飛び込んでくる。

 

「────あら、随分と楽しそうな事をしているのね……♡」

「ん゛ッ……あぁッ♡馬、鹿おんなぁ……!?」

 

 シュトラッサーだ。

 いつの間にか目覚めていたペーター・シュトラッサーが体液でベトベトになった顔を拭いもせず、喜悦に歪めてオイゲンの乳房を捏ね回している。

 

「なッ……、何すんの──おぎィッ♡」

「随分と感度が良いのね。ひょっとして独りで開発しちゃったのかしら。だとしたら……貴女相当淫乱よ」

「ふ、ふざけ──あひッ♡あぁッ♡やめッ♡やめなさ──んんぅッ♡」

 

 嫉妬と嗜虐心に駆られた美女が、自身に負けず劣らず巨大なオイゲンのKカップ爆乳を揉みしだく。

 引っ張ったり、潰したり──乳房にと言うよりは粘土にするみたいな乱暴さで責め立てている。

 突然出来上がった責める者と責められる者の関係にオイゲンは目を白黒させ、乳房から伝わる快楽に喘ぐばかりだ。

 そして淫ら遊戯の最中にもシュトラッサーは此方にチラチラと目線を向け、しきりに何かを促す。

 何を?────そんなもの、決まっている。

 

「────お゛ぉッ!?しきか、あ゛ぁッ♡はッ、はッ、はッ、んぁぁッ♡ダメっ♡ダメよぉっ♡すぐ、すぐイくッ♡イっちゃうのぉぉぉっ♡」

 

 先程までの余裕は何処へやら、たんたん、と軽く突いてやればそれだけでオイゲンは下品な矯声を上げ始めた。

 絶頂で一度降りてきた子宮口はそのままちゅうちゅうと亀頭に吸い付き、肉襞が陰茎を包み込んでねっとりと絡み付く。

 

「こんなのダメっ、ダメダメダメぇぇぇッ♡イくッ!イっちゃうイっちゃ──あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ♡♡♡」

「──っ、ぐ……!」

 

 乳房への刺激は効果覿面だった。

 5往復も腰を動かさない内に女の体が反り返り、びくびくと痙攣する。

 すぼまったアナルからスッとしたうなじまで何もかもが丸見えになって眼福な事この上ない。

 そして再び絶頂へ至った膣がぎゅっと締まり射精をおねだりするが、僕は気合いで何とか堪えた。

 だって──だって、こんな面白い事が他にあるか?

 いつも余裕たっぷりで人をからかう様な態度ばかり取るオイゲンが、内心蔑んでいた女に抵抗すら出来ないまま乳を捏ねられ、その上僕の肉棒で馬鹿みたいにアクメをキめているのだ。

 

「あ゛ーっ♡あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛んッ♡イ、イくっ♡イくイく……♡」

「情けない子……この程度でイってしまうなんて、これではすぐ気をやってしまうかもしれないわね」

「それは──んっ。勿体無い、はぁっ。かな……?」

 

 シュトラッサーも淫らな微笑を浮かべながら、嬉々として絶頂の波に襲われている最中のオイゲンを詰る。

 瞬く間に言葉で弄ぶ側から弄ばれる側へと転落した女は悔し気な表情でシュトラッサーを睨んでいるけれど、寧ろそれが彼女を悦ばせているようだった。

 

「そうね……私としては別に構わないけど、もう少し苛めるのも悪くないと思うわ」

「あっはぁッ♡あぁっ、アンタたちぃ♡なにィあッ♡ふざけたこと言って──お゛ぉほっ♡」

 

 牝が何か喚いているが、気にしない。

 確かに、シュトラッサーの言う通りもっと苛めなきゃ損なのだ。

 オイゲンを一方的に責められるチャンスなんて2度とあるか分からないのに、1回イかせた位で終わらせるのは勿体無いにも程がある。

 

「ひぃあッ♡んくぅッ♡お゛ぉーッ♡ふッ♡ひぅッ♡あッ♡あッ、お、おぅぅッ……♡」

 

 鈴口が見えてしまいそうな位まで腰を引き、そして互いの肉が密着するまで突き込む。

 それを何度も、何度も僕は繰り返した。

 抽挿する度にぶじゅっ、にちっ、ぐちゃっ、と粘り気を帯びた水音が執務室を支配し、雄が雌を蹂躙している実感が聴覚から伝わってくる。

 

「──んっちゅ♡じゅるるっ♡じゅぱっ♡んりゅりゅ……♡」

「や゛ぁッ♡やめろッ♡あぁあぁああ゛あ゛ッ♡ちくびっ♡ん゛ん゛ん゛ん゛ぁッ♡すうなぁッ♡」

 

 一方のシュトラッサーは搾乳でもするかのように乳房を搾りつつ、その先端でツンと尖った乳首を2つ纏めて口に含んで責め立てている。

 オイゲンは何とか逃れようと必死にもがいているが、両手を僕に掴まれているんじゃどうにもならない。

 

「イっえる♡イってるのにぃ──んぐぅ♡こんなのされ続けたらぁぁあ゛ぁッ♡こわれるっ、わらしこわれるぅっ♡」

 

 ちょっと前まで生意気だった牝がまた何か言っているが──特に気にする必要は無いだろう。

 最早女はパンパンと肉の弾ける音がする度に絶頂へと登り詰め、ちう、ちゅう、とシュトラッサーの唇から汁を吸い上げる音がする度に体を震わせるだけの肉オナホだった。

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 ────そうして、どれ位経っただろうか。

 執務室に響くのは人でもKAN-SENでもなく、獣の咆哮だった。

 

「あ゛ーっ♡あ゛ッ♡お゛ッ♡お゛ぉッ♡お゛ンッ♡お゛ンッ♡お゛ほぉ♡」

「フフ……んッ♡もうすっかり喋れなくなっちゃって……っあ♡」

 

 今や自由になったオイゲンの両手は自重を支える事すら叶わず、仰向けのシュトラッサーに覆い被さる形で倒れこんでいた。

 彼女の紅潮した頬には汗で濡れた銀髪がぺったりと貼り付きより彼女の無様さを強調しているが、その一方で下半身は艶かしくくねり貪欲に射精をねだっている。

 

「ほら……んふっ♡卿のおちんぽに全部委ねてしまえ……♡そして私と同じように、KAN-SENなんか止めてセックス猿になりましょう?ねぇオイゲン……♡」

「ん゛ーッ♡お゛ッお゛♡あ゛ぁーッ♡んいィぃいッ♡」

 

 幼児のように首を振るオイゲンの頭を優しく撫でながら、シュトラッサーは右手で己の秘所に指を入れてを掻き回していた。

 相変わらず後ろから彼女を犯している僕には見えないがきっと2人の間では豊満な果実が押し潰され、それはそれは仲睦まじく互いの乳首を擦り付けあっているのだろう。

 ──そんな風に考えていたら、急にぞくぞくと背筋が痺れ始めた。

 

「──っ、あ。ヤバい」

「ほぉら、早くイきなさい……♡オイゲンのきつきつ牝おマンコに卿のぶっといちんぽで種付けして、セックス大好きな『馬鹿』にするのよ……♡」

「お゛ごッ♡ほぉ゛ッ♡お゛ッ♡あ゛ぐぅッ♡お゛ぉんッ♡あ゛ぇッ♡」

 

 元々射精しそうだった所を1度止められたのだから、我慢なんて出来る筈も無い。

 叫び過ぎでいよいよ声が枯れてきた女の首筋に顔を埋め、制御を外れた体が遮二無二肉槍を叩き付ける。

 そんな獣の交尾を、がに股で自慰しながらシュトラッサーが茶化す。

 

「あ゛ッ──────」

 

 すると、射精を予兆を感じ取った牝の本能がそうさせたのか、オイゲンの白尻が突然持ち上がり僕の腰にぴたりと密着した。

 そして「孕ませて」と言わんばかりにぐりぐりと押し付けてきて────

 

「射精るっ……!」

「イ、ぐぅぅぅぅ────♡♡♡」

 

 ずん、と止めの一撃が子宮に突き刺さると同時に僕は白く濁った生命の素をオイゲンの膣中に放った。

 1度堪えた分射精の勢いは凄まじく、びゅぅぅぅ、びゅるるるっと音がしそうな程濃厚で粘り気を持った子種のスープが女の子宮を叩く。

 

「あ゛ッ、ひぃ……♡」

 

 3分程かけてじっくりと種付けを終えると、初めて子宮で精を受け止め硬直していたオイゲンの手足がくたりと力を失った。

 気絶したのだろうか。

 後処理をさせたかったけど、まぁいいか──そんな風に考えながらにゅぐにゅぐと蠢く膣肉からペニスを引き抜き、柔らかな尻肉に残滓を擦り付ける。

 

「────」

 

 これで馬鹿が3人になった。

 僕と、シュトラッサーと、オイゲン。

 次の「誰か」が来るまでは、所謂3Pが日常になるのだろう。

 真っ当な倫理観に全力で背く行為だけれど、特に嫌だとか申し訳ないだとかは思わなかった。

 だって馬鹿だから。

 僕らは性欲に支配された馬鹿なんだから、馬鹿らしくセックスする事だけ考えていれば良いのだ。

 

「あぁむっ♡んむりゅぅ♡んじゅるるるっ♡んんッ♡んッ♡んッ♡んふっ♡」

 

 気が付けば、シュトラッサーが己の秘唇に指を突っ込みながらペニスをしゃぶっていた。

 一見お掃除フェラにも思えるそれはとろんと蕩けた瞳で見上げながら、恋人がキスするような熱烈さで──どうやら、彼女はまだ足りないらしい。

 オイゲンより先に馬鹿になったからなのかは知らないが、その貪欲さは底無しだ。

 

「んあッ……♡今度は、私が上なのね……♡」

 

 特に言葉は必要なかった。

 気絶したオイゲンを乱雑にひっくり返し、その上に引き摺り上げたシュトラッサーを乗せる。

 そうすれば世界で一番淫らなサンドイッチの出来上がりだ。

 

「さぁ……次はどっちにするのかしら♡オイゲン?私?それとも……両方?」

 

 クスクスと笑うシュトラッサーの細い指が濡れた陰唇を割り開くと、子宮には収めきれなかった精液がごぽりと溢れだす。

 その先にあるのはオイゲンの陰唇だ。

 今しがた射精したばかりで開いたままの膣口に、粘っこい液体がとろりとろりと垂れ落ちて────重なりあったクリトリスの間に、ペニスを突き出していた。

 

「あぁンっ♡」

「んぁあッ!?」

 

 敏感な部分への刺激に、オイゲンの意識が覚醒する。

 そして、己が置かれた状況を一瞥すると────

 

 

 

 

 

「もっとぉ……♡」

 

 その瞳が、淫欲に蕩けた。

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