アズレン夜伽話 作:変幻アズレン屋
もうタイトルとか思い付きませんでした。
果たして────と言うべきなのだろうか。
兎に角、紆余曲折は省かせてもらうもののあなたと大鳳は2ヶ月前に交際をスタートした。
その間に赤城と大鳳が決闘したり隼鷹に殺されそうになったり鈴谷に(性的な意味で)喰われそうになったりしたが、めでたく付き合い始めたのだ。
それだけではない。
愛宕は渋い顔をしつつ「それが指揮官と加賀の選択なら……」と納得してくれたし、長門に至ってはらしくもなく大号泣しながら祝福してくれたのだからもう言う事は無いだろう。
天城は最初からこうなる事を見抜いていたのか、穏やかに微笑むだけだった。
──ところで、「交際する」と言う事はどういう事か、皆様はお分かりだろうか。
個人の解釈としては、それは新たな関係の始まりであり、お互いの未知を共有する期間である。
癖だとか、趣味嗜好を共有する事でパートナーとしてやっていけるか決め、此処で反りが合わない人は別れて次の愛を探し相性が一致すれば婚約へと進む、そう言う段階なのではないかと考えているのだ。
勿論の事と言うべきか、あなたと大鳳に於いて相性は抜群だった。
指揮官としての着任当時から、ずっと一緒にやってきたのだ。
酸いも甘いも、苦楽も共にしてきたのだから今更知らない事など殆ど無い、そういう熟年夫婦みたいな雰囲気が知らずに醸成されていたのだから趣味嗜好の不一致など今更起こりようがない。
まぁ言ってしまえば常時イチャイチャしているようなモノだろう、と高雄は評していた。
甘ったる過ぎて胸焼けがしそうなので人前では止めてくれ、とも。
──さて、問題はここからだ。
冷静な第三者から見てこの評価なのだからあまり他人には言えない部分も含めて我々当事者はどうなのか、ふとそう思って改めて見つめ直してみたら──酷い。
酷すぎる。
昨日だって、パッと思い返すだけでコレだ。
『お゛ぉッ!ふおッ♡射精してッ、今日4回目の濃厚ザーメンぶちまけて大鳳を孕ませてぇッ!んお゛ォッイくッイクイクイクぅぅぅ────!』
ダメだ、これじゃあまるで発情期を迎えた獣だ。
と言うのもあなたと大鳳はそれはもう毎日のように、至る所で体を重ねて彼女の肉体に溺れていた。
交際を決意した「あの日」から、どうにもおかしいのだ。
大鳳と顔を合わせるだけで、薬か何かでも盛られているんじゃないかと思う位に興奮してしまう。
……これに関しては強ち「無い」とも言い切れないのが辛い所だが。
……まぁ、確かに大鳳の肉体は魅力的なのだ。
しなやかで、肉感的で、それなのに重厚な筋肉も兼ね備えていて、しかも彼女は拒まない。
屋外だろうがシャワールームの中だろうが求めさえすれば──いや、寧ろ向こうから襲い掛かってくる事すらある。
そんな誰がどう見ても完璧な肉体に触る権利を持っているのだから興奮するのも已む無しではあるが、残念な事に限度と言うモノが世の中には存在しているのだ。
要するに今でこそ業務に支障は出ていないが、こんな事を繰り返していたらいつか寝坊だとか勤務態度だとかで指揮官を止める羽目になってしまいそうで、あなたはそこはかとなく不安なのだ。
付き合っていられるのは「指揮官」と言う役職に就いているからであって、それを剥ぎ取られれば基地に入る許可すら得られない一般人の出来上がりだ。
それだけは何としても避けなければいけない。
否、それだけではない。
なんと、大鳳はローンとタッグを組んでμ兵装の試験運用を行う事になったのだ。
めでたい。
実にめでたい話だ────当人が指揮官しか見ていないと言う点を除けば、であるが。
一言で纏めてしまえば、普段と何にも変わらないのだ。
指揮官であるあなたとしてはそれは困る。
μ兵装は大勢の人間、そしてKAN-SENを熱狂させて初めてその真価を発揮するのだから、指揮官の事だけ見ていられては話にならない。
前回はちゃんと運用出来たのに今回は失敗、とかやられたら上層部の面目は丸潰れであなたも解雇まっしぐらなのである。
故にそう、今日この日を以て行為の回数を毎日から数日に1回にするよう、あなたは大鳳に宣言するのだ。
したから何だよ、と言われたらそれもそうだがしなければ何も始まらない。
それはセックスする度に彼女にいいように翻弄される意趣返しでもあったが。
そして執務が終わった後、大鳳を呼び出した。
確かにそこまでは良かった。
良かったのだが────
「んちゅる……♡れりゅりゅ、んちゅぱッ♡」
気がつけば、漆黒のアイドル衣装を纏った大鳳に押し倒されて口内を蹂躙されていた。
あなたは金縛りに遭ったみたいに、或いは棒切れみたいに転がって為すがままにされているのだ。
「んっんっんじゅぅぅぅ……♡んれぇる♡ぇるじゅ♡じゅぱッ♡」
あなたの鈍重なそれと違って、大鳳の舌は別の生き物みたいに蠢き回る。
唇が押し割られ、歯茎をなぞって、舌が絡め取られる。
少しずつ、真綿で首を絞めるように息が苦しくなっていくけどそれ以上に気持ちが良い。
最早これはディープキスなどと言う生易しいモノではない。
捕食だ。
大鳳は口内で理性を捕食しているのだ──そう気付いた途端、勝手に動き出したあなたの舌が大鳳のそれに絡み付いた。
「んっ!?んぅ……♡んふっ♡ぬりぇる♡んぁんッ♡じゅじゅりゅ……♡」
突然従順になったあなたに一瞬驚きで身を捩るも、彼女はすぐに口内に侵入した舌を吸い上げる。
いつだってそうだった。
どれだけ誘惑を断ち切ろうと思っても、真っ当であろうとしても、あなたは彼女に逆らえない──逆らわない。
交際からたった2ヶ月で、あなたはどうしようもないくらい大鳳に溺れてしまったのだ。
「ん、あんッ♡ふふ、指揮官様ぁ。今日の大鳳は好きですかぁ?んふぅ♡」
超至近距離──鼻と鼻がぶつかり合い、視界に映るのはお互いの瞳だけ。
そんな状況で、大鳳の熱い吐息が耳を撫でる。
125cmの長大なバストが、指揮官の胸板で潰れてぐにゃぐにゃとたわむ。
これで──これでどう抗えと言うのだ。
どうせ無理だろう、とハナから諦めかかってはいたがやはり無理だった。
1度彼女と交わってしまった以上、破滅するまで彼女に溺れ続けるしかない。
「そう、もっと大鳳に溺れてぇ、大鳳を愛してぇ……♡」
湿った唇が離れたかと思えば、するすると股の間まで下がった大鳳はズボン越しでも分かるくらい盛り上がった陰茎へと舌を這わせる。
「指揮官の……凄い大きくなっていますわぁ。これで今日も、大鳳を滅茶苦茶にして頂けるのね……♡」
厚い布地が直接的な接触を妨げるので、当然ながら快感はさほど感じない。
だが──視覚的な効果は凄まじい。
四つん這いになって、衣装の都合上ほぼ丸見えな乳房の上半分を此方に見せ付けるようにしながら、ねっとりと股間を舐めしゃぶる。
そしてその深紅の瞳はあなたを見ている。
この世界の誰であっても容易に魅了出来るような妖しさを秘めた瞳が、あなただけを見ているのだ。
間接的だが破滅的な快感に全身がゾクゾクして、段々頭が火照っていく。
「あぁ……! もう、我慢出来ない……!」
──だが、先に我慢出来なくなったのは大鳳だった。
以前から、大鳳は我慢と言うモノを知らない。
欲望の赴くままにあなたを貪り、あなたに「貪らせる」。
それが大鳳と言う女の本性であった。
右手がズボンごと乱雑にパンツを引き摺り下ろして硬くそそり立った肉棒を露出させると同時に、左手がアイドル衣装を胸元からずり下げ重力に負けて少し垂れた──片手には到底収まらない巨大な乳房を完全にさらけ出す。
その頂で淡い桃色が彼女の興奮を主張しているのを見た時、あなたは次に何をされるのか悟ってしまった。
「ほぉら……♡指揮官様のガチガチおちんちん、大鳳の胸に収納してしまいますね……♡」
静止しようと思ってたが、あなたの喉からは荒い息が漏れるばかりであり、彼女を止めるには力不足が過ぎた。
淫靡な笑みを浮かべた大鳳の乳房が滾る肉棒を挟み込み、ずっしりとした重量感が腰を圧迫する。
──そう、パイズリだ。
「あぁン……♡もうこんなに熱くて、切なくなってる……本当に可愛いですわぁ♡」
あなたのソレは比較対象がいないので断言は出来ないものの、かなり大きい方だと思われる。
だが、その怒張は今や先走りを垂れ流す亀頭を僅かに残して完全に谷間へと沈んでいた。
茎やカリ首は満遍なく柔らかな──それでいてハリもある乳肉に包み込まれ、官能的な刺激が間断なくあなたを脱力させる。
何しろこの世のどんな娼婦よりも肉感的で淫蕩な女が、自らの意思であなたに奉仕しようと言うのだ。
抵抗する理由も必要もありはしない。
「大鳳のおっぱい、気持ち良いですかぁ?」
当然だ。これが気持ち良くない筈が無い。
自信満々に、しかし四つに這ったまましなを作って不安気な様子で問い掛ける大鳳に、あなたは無言で頷いた。
途端に女の顔がパッと華やぐ。
淫らな行為に似つかわしくない、純真無垢な喜びが其処にある。
「んふ♡それでは……大鳳のパイズリ、心行くまで堪能して下さいませ──♡」
歓喜に舌舐めずりを繰り返す女がそう締め括った瞬間に、体が前後にグラインドを始めた。
大鳳は手を用いず、全身を使って肉棒を愛撫しようと言外に示しているのだ。
ノーハンドパイズリ。
それは真に豊満な乳房を持つ者だけが行える、あまりにも淫らな行為だった。
瞬く間に溢れだした先走り汁が彼女の谷間を汚し、にちゃにちゃと卑猥な音を奏で始める。
「んっ……おちんちんがビクビク震えて、気持ち良いんですねぇ……ならもっと気持ち良くなって下さいませ……」
滲んだ汗で滑る肉塊がずるずるとカリ首を擦り上げる快感に、思わず腰が跳ねてしまう。
たぱん、たぱんと豊満な乳房が腰に打ち付ける度にみっともない喘ぎ声を上げてしまう。
だがそれは寧ろ彼女に弱点を教え、昂らせる行為でしかない──いや、何度も交わっている以上彼女は既に知っている。
それでも知らない振りをして、茶番にも等しい駆け引きを楽しんでいるのだ。
故に今大鳳の口がぬとぉ、と開き──
「ん、ちゅ────」
谷間から僅かに顔を出す、亀頭。
その赤黒い先端に、大鳳のしっとりとした唇が覆い被さった。
続いて踊る舌先が鈴口を撫で回し、丹念につつき回して最初から躊躇なく射精を促してくる。
「これなら……んへぁ♡どうれふ、はぁ? ちゅちゅ……♡」
一瞬の我慢すらさせるつもりのない苛烈な責めに体を捩れば、嗜虐心に煽られた彼女の笑みはどんどん深まる。
血管の筋から根元の陰毛まで一分の隙もなく密着した肉毬の間を、唾液と先走りでてらてら光る亀頭が浮き沈みしていくのだ。
そして追撃とばかりに両手で乳房を締め上げ、力強く上下に動かし始めた時、あなたの口からは女の子みたいな情けない悲鳴が迸った。
「あぁ……♡指揮官様の精液っ、どろっどろの濃いザーメン、大鳳に思い切りぶちまけてぇ♡」
大鳳が──美貌のアイドルが歌うようにして、射精を促す。
れるれると舌先が鈴口をほじくり、乳を揺らして射精の準備を整える。
そしてあなたの意思を離れて勝手に浮き上がる腰が彼女の下乳に打ち付け、まるで高速ピストンを繰り返すようにしてカクカクと震え出せば──
びゅぐっ! びゅびゅびゅっ! びゅるるっ!
「ん゛ぶッ!? んぶふぁ♡んひッ、んんんッ♡んんぅ──♡」
大鳳の熱い口腔に、短時間で散々に責めたてられた先端から精液が放たれる。
堪らず大鳳が唇を離せば、乳房の谷間で跳ね回る陰茎から打ち上げられた白濁液が彼女の美貌を汚していく。
黒く艶やかな髪の毛を、整った睫毛を、突き出した舌を男の欲望に塗れた液体が汚していくのだ。
「んはぁ……♡ぷりっぷりの子種汁、沢山射精したのにまだまだ元気ですわぁ……♡」
そうして暫くあなたの精を浴びた後、大鳳が締め付けていた胸を鷲掴んでゆっくりと開く。
観音開きにされた乳房の間、粘つく白い架け橋の間で未だ硬く反り返ったあなたの肉棒を確認すると、先にも増して卑猥な────背筋をゾクゾクさせる、卑しい笑みを女は浮かべた。
「もっと、もーっと、大鳳を感じて下さいませ……♡」
それからはもう本当に、あなたは大鳳の翻弄によって文字通りありとあらゆる部位に射精した。
乳房にも劣らない脇の下に、ガーターが食い込んだすべすべでもちもちの太股に、しなやかな指に、さらさらとして見る者を虜にするツインテールに──あなた自身異常だと感じる位何度も何度も白濁液をぶちまけたのだ。
その度に大鳳は喜悦を感じて紅い瞳を蕩かし、甘く濁った矯声を漏らす。
柔らかな腹に引っ掛かっていた黒いアイドル衣装も、いつの間にか白く彩られ汗と体液に濡れていた。
その恥態に昂って、大鳳を性の捌け口にする行為を何度繰り返しただろうか。
そんな風にして、時間も忘れて淫蕩にふけって──気が付けば大鳳はあなたの上で腰を振っていた。
「あはぁん♡はぁッ♡はぁッ♡しっ、指揮官様のおちんぽぉッ♡気持ち良いですわぁッ♡んおぉッ!」
ばじゅっ、にちゅっと粘性を帯びた音を立てて、赤黒く反り返った肉棒を大鳳の膣肉が捕食する。
むっちりとした尻があなたの腰を押し潰し、円を描くようにしてたわんでいる。
そして見上る先で汗に光るRカップの乳房がゆさゆさと揺れ、捕食者の優越感に蕩けた瞳があなたの視線を釘付けにするのだ。
「やぁん♡何回も射精しているのに、んはッ♡すごいカチカチですわぁ♡」
下着と言うにはあまりにも頼りない布をずらしてずちゅずちゅと出入りする肉棒の感触に、大鳳がうっとりとした喘ぎ声を漏らす。
あなたの精液が無尽蔵である(と錯覚する程絶倫である)ように、大鳳の性欲もまた無尽蔵だった。
「ふとっ、太いのぉ♡指揮官様の太いおちんぽがぁッ♡あッあッあッ大鳳のおまんこをごりごりしてますぅ♡もっと、おぉんッ♡もっとしてぇ♡」
そして、大鳳は聞く者──例えばネルソンとかが聞けば卒倒するような淫語を欠かさない。
それがあなたを一層昂らせると彼女はよく知っているし、あなたの快楽を追求する事に大鳳は容赦が無い。
例えあなたが気絶しようと、いきり立った肉棒が完全に萎むまでこの卑猥な遊びを止める事はないだろう。
あなたはそれを避けたかったのだが────こうなってしまえば、もうどうしようもない。
「射精して下さいませぇ♡いっぱい、いーっぱい♡大鳳が孕むまで何度でも射精して、イかせて、おかしくしてぇ♡」
あなたの諦念を感じ取ったのか、大鳳は腰の動きを円から上下へと切り替えた。
腰をくねらせぺニスが抜けそうな程持ち上げたかと思うと、根元まで一気に咥え込む。
ベッドのスプリングを利用した大鳳の体が、あなたの上で艶かしく跳ね回る。
「射精して♡ふおッ、射精して♡射精してぇ♡あぁんッ♡大鳳もイくから、きてぇ♡」
押し付けられる快楽に耐えきれずバタつくあなたの手を、大鳳のそれが絡め取った。
そして手を繋いだまま背を丸めた彼女は逃げ場など与えない、と言わんばかりに激しく上下運動を繰り返す。
湿った肉と肉がぶつかり合う音を響かせ、互いの体液で結合部を白く泡立たせながら女はがに股で腰を打ち付ける。
そんな極上の快楽を与えられて、あなたが耐えられる筈もなかった。
──びゅるるるっ、びゅぐっ、びゅぶぅっ!
「んお゛お゛ぉぉぉ────ッ♡」
思い切り押し付けられた腰に合わせて、ぐんと大鳳の全身が反り返った。
勢い良く迸った精液が彼女の子宮を叩く度に豊満な肢体がびくんびくんと波打ち、突き出した舌が快感の逃げ場を探して震えている──が、しかし大鳳の腰が止まる事はない。
「お゛ッ♡お゛ッ♡お゛ぉッ♡しきゅっ、子宮が降りてくりゅッ♡アイドルなのにぃ♡んぃィッ♡赤ちゃん孕んでしまいますぅ♡」
あなたの膝の横に手を突き、上体を後ろに反らせてM字に開脚した女がなおも跳ねる。
子宮を満たした白濁液と大鳳の蜜が混ざってピストンする度に卑猥な飛沫となってあなたの腹を濡らし、あまりにも豊かに実った果実がピストンに合わせて縦横無尽に暴れている。
「んふぁ、突いてぇ♡μ兵装の──アイドルの大鳳を性の捌け口にして、んひッ♡とびっきりのスキャンダルをぉぉッ♡作って下さいませぇ♡」
己の恥態をあなたに大公開した大鳳は、しかし何ら恥じる事なく独占欲の滲む笑みをあなたに向けた。
アイドルとして万人に向けられるべき笑みが、今あなた1人に向けられている事実が、今此処に存在する。
それは魂の一欠片に至るまで全てをあなたに捧げているからこそ出来る事だ。
──そして故にこそ、あなたは大鳳の奉仕に一切手を出さない。
確かに今あなたが固く尖った乳首を摘まめば、大鳳は聞く者全てを蕩かしてしまいそうな矯声を上げるだろう。
腰を少しでも動かせば、大鳳の膣は剛直を離すまいと吸い付くだろう。
「感じてぇ♡ふおッ♡大鳳の膣を感じて、全部委ねて下さいませぇ♡おッおッおッんおぉッ♡」
だがそれではダメなのだ。
あなた自身よりあなたの性感について理解している大鳳に全て任せてしまう方が、ずっと気持ち良い。
蕩けるような射精も、沸騰するような射精も、時と場合に応じて彼女は最適解を選び続ける。
よって余計な手出しをするのは、最高の快楽を得る機会を逃す悪手にしかならないのだ。
されるがままと言うのは悔しかったが、射精の快楽と艶麗に踊り狂う大鳳に抗える程あなたは出来た人間でも無い。
だから待った。
ひたすらに待った。
大鳳が許可を出すまで、あなたはただ仰向けになって必死に待ったのだ。
──そして
「吸ってぇ……♡」
──そして今、遂に「許可」が下りた。
「あはぁッ……♡」
ぐっと突き出された乳房の先端に吸い付いた途端、喜悦に歪んだ矯声が寝室にこだまする。
堪らず前のめりになった大鳳の乳肉に押し潰され視界は肌色1色になったが、それは最早重要な事ではない。
汗に濡れた大鳳の乳首を舌で転がせば、大鳳の膣がより一層搾り上げてくるのだ。
より心地好い射精を求めて、あなたは無我夢中で大鳳にむしゃぶりつく。
「あッんッふあッ♡可愛いぃあッ♡赤ちゃんみたいにおっぱい吸ってる指揮官様もっ、あぁン♡とぉっても可愛いですわぁ♡」
歓喜に震える大鳳の腕があなたの後頭部に回り、抱き締めるようにして抱え込む。
母親が子供に授乳する時と似たようで、しかし決定的に淫猥な捕食が行われている。
そして腰。
淫靡さはそのままに、力強く振り下ろす動きから密着し擦り付けるような動きへと変化する。
「あっはぁ……♡指揮官様の手、熱ぅい……♡」
完全に指揮官とKAN-SENの立場が逆転した倒錯的な関係性にどうしようもない程溺れ、気付けばあなたは遊ばせていた両手を大鳳の臀部に添えていた。
力を込めれば指の間から溢れ出す位柔らかく、しかし上下に躍動する筋肉を感じさせる極上のケツを、あなたは「何となく」で揉みしだいているのだ。
大鳳の許可を得ていない、最高の快感を損ねかねない行動だったが彼女はそれさえ良しとした。
あなたの全てが大鳳に捧げられたように、大鳳の全ても既にあなたに捧げられているのだ。
「あッ、あッ、あッ♡あはッ、あぁン……♡射精してぇ♡大鳳のアイドルおまんこに、思う存分種付けして下さいませ♡んふぁッ♡あぁぁ……♡」
激しくなければ、ギチギチに締め上げて搾り取る訳でもない。
ただ規則的に大鳳の腰が上下し、にちにちと卑猥な音が響く。
先程までとは打って変わって、微睡んでしまいそうな位に穏やかなペースであなたは責め立てられていた。
とろとろに蕩けた大鳳の膣肉が射精に向けて膨らみつつある肉棒を甘やかすように、或いはあやすように愛撫する。
「ぁ、んッ♡あぁッ♡壊れるっ、指揮官様のぶっといのが、ふぁッ♡大鳳の子宮にこつん、こつんってえッ!?おまんこ壊れちゃいますぅ♡」
大鳳のペースで、しかもそこそこゆっくりと動かしているのに壊れる訳がない。
それでも壊れる、壊れると譫言のように抗議しているが、寧ろそれが望みである事をあなたはよく理解していた。
大鳳は激しく出し入れされるのも好むが、実の所は亀頭で子宮口を抉じ開ける位に密着したまま射精されるのが1番好きだと、経験の内に悟ったのである。
「あッ、んあぁッ、あぁッ!?しっしきかんさまぁ♡イくッ♡大鳳、しきかんさまのワガママおちんぽで、イかされちゃいますぅ♡だめぇ、イっく♡イくイくイく────」
──だが、大鳳には1つ大きな誤算があった。
確かに、あなたは本日何度目か分からない限界を迎えつつある。
良いようにしているようで実際は乗せられているだけという状況に、歯噛みするしかないのもまた事実だ。
ところが、今のあなたには幾度となく射精した事でほんの少し──精々1突き程度だが、射精まで猶予が残されていた。
残されてしまったのである。
「ぇ、あ……? し、指揮官さ────」
反撃のチャンスをあなたは逃さなかった。
感極まった大鳳が一際高く腰を持ち上げるタイミングを見計らい、あなたはむちむちの尻肉をがっしりと掴む。
そして突然の行為に大鳳が困惑の表情を浮かべたのをよく確認し──全力を込めて突き上げる。
──ぐびゅッ、ぶびゅッ!びゅぶぅぅぅ!
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛──────ッ♡♡♡」
大鳳の口から快楽で濁った叫びが飛び出すと共に、視界を埋め尽くす乳房がぐりぐりと押し付けられる。
引き寄せた大鳳の腰と一分の隙も無い程に密着しながら、あなたは欲張りな牝壺に白濁液を注ぎ込んだ。
最奥に熱い迸りを叩き付けられた女は滅茶苦茶に頭を振り乱し、それを追った黒いツインテールが肌を打つ。
──ぶっびゅぅ……びゅりゅ……ぶぐひゅ……
「あ゛ッ♡お゛ひッ、お゛ぉッ♡すごぉ♡ぃぅぅッ♡まらイくッ♡おしゃせいでイく♡」
あなたに全身を重ねたまま女の肉体が喜悦にびくんびくんと跳ね、蜜壺がねっとりと肉棒を締め付ける。
大鳳自身はただ深い絶頂に打ち震えているだけだが、彼女の膣肉は陰嚢に1滴すら残さないとばかりにうねり、茎を舐め上げ、否応なしにこれが生の交尾である事をあなたに刻み付ける。
そうして乳房に顔を埋めたまま、何分が経っただろうか。
ようやく落ち着きを取り戻し始めた大鳳が、荒い吐息をそのままにぬるりと上体を起こす。
「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡んひッ♡たくさん……んッ♡お射精ありがとうございますぅ、ッは♡指揮官様ぁ♡」
久方ぶりに肌色以外の色彩を見せたあなたの視界に映るのは、やはり大鳳だった。
熱に浮かされた頬に艶やかな髪が貼り付き、とろんと蕩けた瞳があなたを見下ろしている。
そして──
「んは────ぁあ♡んじゅっ♡ちゅぶりゅっ♡ちゅちゅ、っちゅぶぅ♡」
ゆっくりと降りてきた大鳳のリップが、あなたのそれと重なり合う。
それは今日初めてのキス。
ただ快楽を追い求める獣の交尾を終え、純粋な愛を刻む人の交尾への移行サイン。
「れぇる♡れるれる……♡りゅちゅるっ♡んっ♡はぁむ♡あぁン、大鳳の、っはぁ♡負けですわぁ♡っン♡指揮官さまに新鮮な、っふ♡子種汁注がれて、大鳳アイドル頑張りますぅ♡」
それは取って付けたような、余裕たっぷりの降伏宣言だった。
ただ横たわっているだけで何もかも大鳳がヤっていたのだから当然だが、どうやら彼女はあなたの反撃も想定に入れていたらしい。
あなたが奮起する事で悦ぶならそれも善し。
あなたが為すがままに快楽を享受するならそれもまた善し。
そういう思惑が透けて見えた。
最初から最後まで、あなたは完全に乗せられていたという訳だ。
「でぇもぉ、っあ♡指揮官さまがセックスしてくれないと、んじゅぱっ♡大鳳、頑張れないかもしれませんわ♡はぁむ♡んじゅぅぅぅっ♡」
にぢっにぢっと粘つく音を立てて腰をグラインドさせながら、唇を啜りながら、大鳳が誘う。
堕ちてしまえ、溺れてしまえとほてった頭に囁きかける。
本当は逆らわなければいけない。
だけど、あなたは逆らえない。
大鳳の肉体を知ってしまったから。
大鳳の膣を知ってしまったから。
大鳳に搾り取られる喜びを、知ってしまったから。
「──────あっはぁ♡」
硬さを取り戻しつつあるあなたの肉棒を感じた淫乱アイドルが、愉悦の笑みを浮かべた。
「それにしても大鳳はなんて物を頼むにゃ……」
「精力剤、媚薬、お香にローション……資金をこんな事に使ってるのがお上にバレたら明石は間違いなくクビにゃ────ってにゃにゃ!?何でもないにゃ!毎度ありだにゃー」