※この作品はR-18です。

真の楽を求める方法   作:はすりー

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その八

 その姿に思わず息をのむ真澄だったが、楽郎はすぐに表情をいつもの楽しげな笑顔に変え、カラカラと笑いながら言う。

 

「これ面白いな、お前の反応も含めてさ」

 

 その言葉に、僅かに煽ろうとしている空気を感じた真澄は、口元を引きつらせながら、楽郎に詰め寄った。

 

 

「お前…………っ!! 今のがどんだけやべぇかわかってねぇ!! お前にもやってやるから脱げこらぁ!!」

 

「…………へ? ぇ、あ……いや、俺は、いいからさ、今回はお前の処理に来たわけだし」

 

 想定してなかった様子の楽郎は、そう言って、腰を引きつつ断ったが、既に理性など飛んでしまった真澄を前に、成す術もなくあっけなく下を脱がされてしまった。

 

 

 脱がされた先にあったものを見て真澄は僅かに固まり、楽郎は目を逸らした。

 

 その様子に、思わずニヤリと笑みがこぼれる。

 

「……ほほぉ? なんだ、お前も興奮してたってか? 俺のをしゃぶってただけだってのにか?」

 

「~~~~~~~~ッ!!!」

 

 そう、楽郎のモノも自らを主張するように勃起していた。

 

 しかし当然ながら真澄とは比較できるサイズではなく、ニヤニヤとそれについて触れていく。

 

「おー? 随分とかわいいもんだなぁ……んん~?」

「うるせっ!! お前のがデカすぎるんだよ!!」

 

「くくく……ま、俺としてはこっちの方がやりやすいがな」

「あん? …………ちょっとまて、ほんとにやるのか? だって今回俺が」

 

「お前も俺の意見なんて聞かずに始めたろ? こっちも同じだっての」

 

 そう言いながら真澄は楽郎が残していたライオットブラッドを口に含み、楽郎の膨らませたモノにしゃぶりつく。

 

「ぉ……ぁっ!!? ふっぁ……!!」

 

 当然ながら楽郎は自分のモノを自分以外に触れられることなどなく、他人に触れられることはこれが初めての事だった。

 

 想像を絶する快感に、楽郎は無意識のうちに腰を浮かし、それを真澄が支えていた。

 

 楽郎の口から上擦るような吐息が漏れる。

 

「ぉっ…………ま……ぁぁ、ぁ……」

 

 そして真澄には、上擦りかすれたような高い声がμ‐skYと重なって聴こえ、もっと声を出させようと念入りに、念入りに楽郎のモノを愛撫していった。

 

「ぅぁ……だめだ、も……イッ……ク……!!」

 

 それほどの快感に耐えられるはずもない楽郎は、すぐに果てそうになる。

 

 真澄はその瞬間無意識に、腰が浮き無防備になった楽郎の臀部に手を置き、楽郎が果てる瞬間に合わせて、アナルを強く押した。

 まるでここを触ったからお前は果てるんだぞ、と教え込むように。

 

「ッ~~~~~~っぁっ!!」

 

 これまでそれほど性に対して貪欲ではなかった楽郎は、今まで味わったことのない激しい快楽に消耗し、クッタリとしている。

 

 その目はトロンとしており、見ているものの情欲を掻き立てた。

 

 

「「………………………………」」

 

 

 無言で見つめ合う淫靡な空間。

 

 楽郎のあえぐ声を耳にしてさらに欲情した真澄と、真澄に触れられたアナルに妙な疼きを感じている楽郎。

 

 あと数分見つめ合っていれば、その先へと進む。

 そんな空気が二人を包んでいたその時。

 

 ――カリカリカリカリカリカリ――

 

「っ!?」「ぇ!?」

 

 窓の外から聞こえる謎のひっかき音に、思わず二人して肩が揺れる。

 真澄が恐る恐るカーテンを開け窓の外を見ると。

 

「ぁあ~ん……」

「デブ…………」

 

 真澄にデブと呼ばれる巨漢猫が、中に入れろと窓をひっかいていたのだ。

 

「…………ははは……あ、てかそいつデブって名前なのかよ。ひっでぇな」

「最初はチビッつってたんだよ。気が付きゃブクブク太りやがって……最近だとチビだと呼ばれても反応しないくせに、デブって呼ぶとのそのそと寄ってきやがんだよ」

 

「懐かれてんのな」

「…………ま、こいつも俺も自由に生きてるが、なんだかんだ付き合いは長いしな……」

 

「………………」

「………………」

 

 先ほどまで部屋内に充満していた空気が一気に消え去っていく。

 それと同時に、二人の間にそれまでの行為が頭の中に甦る。

 

 二人がそれぞれの感情を巡らせていたが、楽郎が先に行動に移した。

 

「……お、俺、そろそろ帰るな! 突然邪魔して済まなかった!!」

「お、あ、まっ……おう……」

 

 思わず呼び止めそうになった真澄だったが、引き留める理由が浮かばなかったので、言葉を飲み込んだ。

 

 しかし、それに対する楽郎の答えは、またも真澄の予想を覆すものだった。

 

 

「おう……ま、また……な」

 

 そのまま楽郎は走って部屋を出ていく。

 残された真澄はポツリとつぶやく。

 

「……………………また?」

 

 

 ――その疑問は数日後に解消されることになる。

 

 

「…………よう」

「……………………」

 

 

 それから幾度も、二人は自然にその行為を繰り返していくようになった。

 

 

 ~~~~~~~~

 

 

 行為が続けば慣れが生まれ、互いが互いの体のことをわかり始める。

 

 ~~~~

 

「おら、お前はこれが弱いんだろぉ? ま・す・み・ちゃん?」

「てっめ……ぅぉっ……!!」

 

 ~~~~

 

「形勢逆転だなぁおい? お前は、こう言う触れ方の方が好みだったよなぁ」

「っぁ!! っ……待て待て待て待てっくぁっ~~!!」

 

 

 

 そして二人の間で、少しずつ〝次〟を意識し始めていった。




この投稿で、支部に投稿した分に追いついた形になりますね。
今後は出来次第、どちらにも投稿していこうかと思います~。

ただ、今ちょっとモチベがマイナスになってしまってるので、しばらくお待ちいただくかもしれません、ごめんなさいー!!

次回を長い目でお待ちいただけるとたすかります。
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