人智統合真国で拷問を受けていたら、何故か洋館にいました 作:大罪司教
「なんですか…これ……」
探索中、ある一室を見て絶句した。そこは異臭漂う古臭い密室。
更に精液独特の臭いが絡まり辺り一面がむせ返るような臭いと湿度で満たされている。
その原因として床に転がっている、下半身を露出した4人の肉人形。
そして―――――2人の女性サーヴァントだ。共にライダーのクラス。
「メドゥーサ」と「聖女マルタ」
凌辱された女の光景など、コヤンスカヤの生前の姿とも言える妲己の生にて何度も見たことがある。
だが今回ばかりは怖気に囚われざるを得ない。なぜなら、次にこの姿になるのが自分かもしれないからだ。
マルタはソファーにて両足をV字に開くように括り付けられ、股間を惜しげもなく晒していた。
レオタードのような衣装が聖女には似つかわしくない淫靡さを演出し、ずらされた布から露わになる秘部からはゴポゴポと大量の精液を垂れ流している。
両腕を後頭部で拘束されながらの完全な無抵抗の状態で犯されたのだろう。
虚ろな表情と揉まれた痕が付いた乳房とバスト部分の布地に絡みついたおびただしい精液からそれらが読み取れる。
メデューサに至っては半ば裸のような状態で床に大の字で転がっていた。
胸元を大きくズリ降ろされ乳房を剥き出しにされ、スカート部分を目一杯まくり上げられており、履いていたショーツは顔のすぐ横に脱がし捨てられている。
パイズリでもされたのか、胸と顔面にマルタより多めに精液がかかっていた。
膣内にも尻の穴にもあの男根で犯されたようで、精液が流れ出て出来る溜まりが太ももまで広がっている。
「おのれオスめ………人形と成り果ててもなお性欲の赴くままか」
思わず素が出てしまうほどに凄惨な現場を見てすぐにでも去りたかったがそういうわけにもいかない。
この部屋は他の部屋と違って本棚や机などが多く揃っている。
書斎なのだろうか、机の上にはタイプライターとなにか文字が書いてある紙の束が見えた。
「この異臭はたまらなくイヤですが、仕方ありませんね。まずは本棚を調べてみましょう」
コヤンスカヤは本棚を隅々まで探索する。
図鑑や魔術書等が多く、特にこれといった手掛かりは見つかりそうもなかった。
あの肉人形やこの洋館についての情報が欲しかったが、本自体かなり古いのか文字がかすれていたり破れそうになっていて全く役に立たない。
(ふぅ、ずっと歩き回ってますけど中々情報が集まらない。…サーヴァントが現界してるあたり、ここは特異点か何か……? あぁもう!!こういう時ぐらいなんかすんごいアイテムとかあったらいいのにッッ!!)
コヤンスカヤが溜め息を漏らしながら、机の方にあるタイプライターへと向かった時だった。
――――――ふと、肉人形の一体の手がピクリと動く。
「これは、誰かの手記でしょうかね?ふむ、あの肉人形のことのようです。ふむふむ、『猟姦屍』ですか」
手記に書いてあるのを読み取ると、この肉人形達の名は猟姦屍と言い、グールの亜種とも言える存在らしい。
吸血や吸精を必要としない存在であり、食欲ではなく『性欲』を主としている。
生物としての本能、子孫を残そうという意志に忠実で女を見つければ何が何でも孕ませようと迫ってくるらしいのだが、その精液に妊娠させる力はない。ただ―――――。
「ちょっとここまで書いておいてなんですか! かゆ…うま…ですかぁ? ハァ、もう……」
他の紙も見るがすでに文字が滲んでおり読めない。
運が悪いと歯軋りをした直後だった。―――――またあの感覚がコヤンスカヤを襲う。
(え…………………………?)
身体がまた重くなったように動かない。
背後からは何かを引き摺るような音とびちゃびちゃと滴る音が聞こえる。
ゆっくりと視線を後ろにやると、全裸の肉人形、改め猟姦屍がコヤンスカヤの方へとノソノソと歩いてきていた。
輪姦という手段であった為か、まだ余裕が残っていたらしい。
完全停止ではなくただの小休止で横たわっていた一体が目覚め、今まさに新たな女であるコヤンスカヤへと向かっていた。
「あ……いや、いや……ダメ……ッ!」
これから起きる事を予期したコヤンスカヤの声が震える。
その声を肴に、猟姦屍は――――――。
ニヤリと顔を歪め、彼女の腕を掴んだ。
次回からレイプ回です