人智統合真国で拷問を受けていたら、何故か洋館にいました 作:大罪司教
「忌々しい…忌々しい…!あの下半身で動くグールめ。…んっ。まだ、精液が出て…」
壁づたいに歩いていると下と上に通じる階段があった。
「上へいくか下へいくか、ですか。ふん、随分と凝った構造ですこと。…………いや、ここも結界のようなもので、実際は上も下も無限に続いているのかも……。そうなると厄介ですね。正確な出口の所在がつかめなくなります。恐らくそれらしいドアを開けてもまたこの空間に戻ってくる。つまり…………」
猟姦屍のレイプが想起され嫌な汗が背中や頬、胸を伝う。
出られなければあの暴力的な射精の餌食になるのだ。
元人間に残された、子孫を残そうとする本能をさらに凶悪化させ暴走させたもの。思わず生唾を飲む。
「選択を誤ればあのサーヴァント達のようになるというわけですか。そうはいくものですか。ーーーー妾は凌辱する者であり、断じて逆ではない。例え力を弱められていようとも、絶対であるこの立場は変わらぬわ」
歯を食いしばりながら進むと曲がり角の方で声が聞こえてきた。
1人ではない。2人だ。コヤンスカヤの直感が警鐘を鳴らす。
「ぁ、ぁ、ぁぁ……あぁ♡ あん♡ はぁ………ぁぁん。ダメ、これ、以上は……」
「まだだ…もっと奥へ、奥へッ!」
「ぁぁん! ぃ、うぁ……はん。いや…ダメ、ヨカナー…んぁぁああッ!!」
女の喘ぎ声と男の籠る吐息、愛液と精液が混じり合う独特の音。
男根が膣内を掻きまわしている様が容易に想像出来てしまった。
コヤンスカヤは息を殺しながら曲がり角を覗き見る。
猟姦屍ではない。執事服を着た小柄な瘦躯の男だ。
執事に跨りながら男根にて突き上げられるは英霊サロメ。
騎乗位という優位に立ちやすい体位でありながら、サロメは絶望と快楽の涙で顔を濡らしながら淫らな踊りを舞う。
「な、なんですかあれは……」
口を覆ってその顛末を見るしかなかった。
金縛りにでもあったようにコヤンスカヤは動けない。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…あぁぁあ、ああああああああああああああああ!!」
「や!いや!もうダメ!!イく、イッてしまう♡こんな、こんなの!!!ぁ、んぁあはぁあ! あん♡ぁぁあああ!!」
サロメの肉体が大きく仰け反り、天井に向かって乳房が大きく揺れる。
ーーーーーービュルルルルルルルルルルッ!!ドチュウウウ、ジュリュウウウッ!
猟姦屍の射精音とは桁違い。
ガクガクと震えるサロメはそのまま仰け反った状態で脱力し、執事の荒い呼吸に合わせて体を上下に揺らしている。
その体勢が崩れないように太く長い男根を引き抜いて離れた。
「ククク、素晴らしかったですよサロメ様。またお目にかかりましょう」
執事は回り込んでしゃがみ、サロメに熱烈なキスをする。
見ているだけで吐き気を催しそうなほどに品のない汚い欲望の所作だ。
「そこで見ているのはわかっていますぞ。コヤンスカヤ様」
「な!」
「セックスとはイイものです。男と女が交わり乱れ合う。そうでしょう?うへへへへ」
恐る恐る出てきたコヤンスカヤを舐め回すように見る。
視線はスリットから覗く脚から腰にかけてのライン、そして胸。
寒気を催しながらも会話のなりたちそうな相手を見つけたことにコヤンスカヤはチャンスを見いだそうとする。
「アナタは…この洋館の主ですか?」
「わたくしが?いえいえいえ、わたくしは見ての通り執事に他なりません。『旦那様』はアナタを歓迎しておいでですよ」
「この館の、主?」
「えぇ、アナタもご覧になられたでしょう。あの猟姦屍は旦那様が創造されたものです。そしてこのわたくしすらもね」
「そうですか。では、その旦那様とやらに会わせていただけませんか?話があります」
「ひひひひひひ、旦那様にお会いになりたいのならご自分で部屋をお探しになる他ございません。それが見初められたる御方へのルールでございます」
「馬鹿馬鹿しい……とことんまでこの私を愚弄したいようですね」
コヤンスカヤの顔に怒りが滲み出る。
だがそれを笑って受け流す。
「申し訳ございませんコヤンスカヤ様。ですが造物主たる旦那様の命令は絶対でございます。…………さてコヤンスカヤ様。実はわたくし、アナタを探していたのでございますよ」
「探していた?探しついでにレイプですか。忌まわしいオスの塊が。今度は私の肉体が目当てと!?」
「おお、恐ろしい。実はわたくしも人探しをしておりましてな。この御方を探しておるのでございます。ーーカルデアのマスターです」
「え?」
一枚の写真に写るのは、どこか見覚えのある面影を宿した20歳前くらいの女の子だ。
アトラス院の制服をまとった発育の良い彼女の名前が縁の下に書かれていた。
『リツカ』と。
(リツカ? まさか…私の知るカルデアのマスターは男のはず!!これは……)
「ふむ、どうやら知らないようですなぁ。仕方ありません。」
「彼女が何か…………?」
「いいえ、別に。さてコヤンスカヤ様。わたくし、実はアナタをもてなすようにも言いつけられているのです。ここにいては他の猟姦屍に見つかってしまいます。安全な場所へご案内しましょう」
「誰がレイプ魔の言うことなんか!!」
「おや、ではまたこのまま彼らの餌食になりますかな?それに勘違いをされては困りますなぁ。あれはただの性処理ですよ」
「性、処理?」
「えぇ、ここへ来た女どもは……セックスの対象でありレイプの対象でもある。いかに見初められた特別な御方であろうとも、気を抜けば犯されてしまいますぞ。クッフッフ」
「く…………!」
「さぁこちらへ……」
執事は手招きしながら歩みを進める。
先程犯したサロメなど気にも止めないように通りすぎ、コヤンスカヤは死体のように動かなくなった彼女の横を通りすぎながら執事についていった。
「この部屋です」
案内された部屋だが、中は簡素なものだった。
「なんですかここは。何もないじゃないですか」
「えぇ、ここにてもてなせとのことですので。あぁ、そちらの壁が本命ですな」
「壁?」
壁に歩み寄ると、少し上の部分に妙な紋様がある。
その紋様を見た瞬間、妙な感覚に陥る。
緊張で呼吸が乱れていくのだ。
「どうかなさいましたか?ひどく緊張されているようだ」
「いえ、あの、この紋様は」
「まぁまぁコヤンスカヤ様。少し落ち着いてください。-------さぁ、落ち着いて」
次の瞬間、コヤンスカヤの胸に背後から指が食い込む。
彼女自慢の、掌では収まりきらないほどの大きさの胸を、執事が脇下から揉みしだいている。
「ぇ…………ぁあッ!」
「緊張しておいでですなぁ。さぁリラックスをして……ヒヒヒ」
体から力が抜けていって、意思に関係なく執事に身を任せるような体勢になっていく。
「やぁ、ぁん!ちょっと!やっぱりレイプじゃ……!!んん♡」
「レイプとは人聞きの悪い。旦那様から仰せつかっております。出会う前にわたくしの特濃の精液を一度だけ堪能させてもよいと!……それにしても、ふぅ、ンッ!なんという弾力、なんという大きさ、素晴らしい、こんな乳房は中々にはお目にかかれません!旦那様、このわたくしめにこのようなもてなしを命じられたこと、感謝いたします!」
「やん♡ぁ、ぁああッ!」
「さぁ、そろそろおもてなしの時間です。たっぷりと味わわせてあげましょう!」