聖櫻番長のセックスフレンドだらけの爛れた非日常 作:クビキリサイクル
形としては、まぁ物珍しくもない。
彼女達とは一緒に海に行ったりする仲なのだから、水着姿のそこを目にしたことは、一度や二度ならずある。
幼馴染を始め、女子の下着姿を目撃した事も、多分にある。無論悪意があってではない。
しかし。
スカートの下にあるそれを自ら大股開きで、それもこんなぐしょぐしょに濡れた状態を目撃したのは初めてなわけで。
「――――――」
俺の精液のように、白くドロドロしたものとは違う。ショーツから垂れて心実の内腿を流れるそれは、透明で、てかてかと光に反射していた。
いわゆる愛液、ラブジュースとも呼ばれるそれから漂う雌の香りは、髪や体臭とは比べ物にならない程淫靡で、雄を惑わし誘う高濃度の媚薬にも思えた。
そんな液体に浸したように、濡れてしまっているショーツ。心実に似合わないようなダサいデザインではないが、しかし特筆するほど凝ったものでもない。だというのに、俺が記憶する女性物の下着で最もいやらしく感じてしまうのは、その薄布一枚を隔てた先に、心実の秘所があるからだろうか。
いや、それだけなら水着などとそう変わりはないだろう。
変わりあるのはやはり、彼女が垂れ流す愛液とその匂い。加えて、それを自ら曝け出し、俺を誘っているという事実だ。
常の彼女ならば羞恥で気絶でもしてしまいそうなこの姿に、自然俺の股間も炎を宿したように熱くなる。
未だ俺は足踏みしている。
他に彼女達を元の状態に戻す方法は無いのだろうか。一度で駄目なら、二度三度と飲ませれば、その内薬の効果も打ち消されるのではないか。
幸い俺は絶倫の類らしく、あれだけ出したというのに衰える気配もなく、あれを数回繰り返しても萎えない自信がある。
ならば彼女達には粘り強く疼きを抑えてもらい、繰り返し俺の一物に刺激を与えて射精させてもらうのが良いのかもしれない。
そう思っていた。
しかし、本能の部分。
俺の最も獣らしい、雄らしい部分は、『俺の方がもう我慢ならん。今すぐこの布を引き千切って、目の前の雌を犯してしまえ』と、そう叫んでいた。
常の俺ならば自分の顔面に鉄拳を入れてでも押し殺すその獣欲だが、今のこのむせ返るような淫臭と、ありのまま解放しても許されるだろうなどと考える状況が、決して無視できない、どころかそれが正しい在り方だと肯定するかのように、俺を支配している。
もしも目の前の雌が、その内面を知りもしない誰かだったら、きっとそのまま身を任せていただろう。
(―――でも)
それでも、だ。
目の前の彼女は見知らぬ誰かなどではなく、椎名心実なのだ。
未だ恋を
雄としての俺がどれだけ彼女を求め、傷物にしてしまいたいと欲していたとしても。
彼女が嫌がることはしたくない。その顔が苦痛に歪んでしまうのは耐えられない。
後になって薬の効果が切れ、この出来事に羞恥を感じ、後悔することになっても。
彼女の初めての性体験の相手が、ただ獣のように欲望に支配された俺だなんて、嫌だ。
それは理性でも本能でもない。もっと根本的な所から生まれた気持ちだった。
「一也さん……♡」
心実は頬を上気させ、俺が触れるのを今か今かと待ち侘びている。
暴れる本能を抑えることは、最早出来ない。しかし、それで彼女が悲しむようなことは、もっと出来ない。
だから、せめて独り善がりにはしない。
自分だけでなく、彼女もこの行為を喜べるように、獣ではなく人として。せめてこの出来事が苦痛とならないように、彼女を抱こうと思う。
今更ながらにそう決断してしまうと、体は思いの外スムーズに動いた。
「……悪い。ちょいと待ってくれ。上着と下だけ脱ぐ」
こんな状態の心実を前に、考え事をしていたのはどれ程か。実際には数秒と立っていないのかもしれないが、俺の感覚では数分も待たせてしまっていたように思えて、そんな謝罪を口にする。
着慣れた、脱ぎ慣れた自分の服を脱ぐのは、彼女達の服を脱がすよりずっと早い。
ボタンをあっという間に外し終えて、少し乱暴に脱ぎ捨ててしまい、ベルトも丁寧さの欠片も無く、しかし迅速に外しに掛かる。これ以上彼女を待たせるのも悪いと思っての事だが、傍から見れば早く交わりたくて邪魔な衣服を早め早めに脱ぎ捨てているようにも映るだろう。
「野々花さん。すみませんが、一度心実に集中するので置いてけぼりにしちゃいます。後で野々花さんにもしますので」
「う、ううん。私はちゃんと傍で見てるから、今は心実ちゃんに、ね?」
そう言って、ベッドの上に座り直し、少し離れて心実と俺を見届けようとスタンバイする先輩。
犬が待てをされてちょこんと座っているような印象を受けた。
その様子に一安心し、改めて心実に神経を集中させる。
上着とズボン、パンツを脱ぎ終わり、上はワイシャツ、下は裸の下半身裸状態だ。
仰向けに転がる彼女の上に覆い被さるように、彼女を閉じ込める檻のように、四つん這いで彼女を見下ろす。
「お待たせ」
「いえ、そんなこんむっ♡」
そのまま口付け。
腕をついた状態から抱き締めに移行し、密着する。体重移動で心実に負担は掛けないようにしているが、身動きは取れないようホールドする形だ。これではどちらが貪る側か。
同じディープキスと言えど性格は出るようで、心実は俺が送り込んだ唾液を飲むことはしても、逆に俺の口に唾液を流し込むようなことはしない。奉仕精神が高いと言うべきか、控えめ故にそこまで踏み切れないのか。代わりに俺が彼女の口内から舐めとり、積極的に味わい、喉を鳴らす。
「んむぅ♡ ちゅう♡ ふっ♡ んちゅぅ♡」
「んー……こくっ、ちゅう。んむっ」
セリフにすると差があるみたいだが、情熱的なのはどちらも同じだった。
あるとすれば、やはり感度か。
気持ちいいのは確かだが、彼女らにチンポを舐められていた快感とはまた別種のもの。心地良さとかそういうものが強めだ。しかし彼女はそうではないらしく、舌を絡め合い、口内を蹂躙されている事に逐一快感を得ているようだ。証拠に、抱き締めて頭を撫でている俺の左手に、心実の断続的な痙攣が伝わってきていた。
とは言っても、こんな弱い刺激ではもどかしいだけだろう。
なので、彼女の背中に回していた右手を、下へとズリ下げ、スカートの上から臀部を強めに撫でた。
「ふぅう♡ んちゅぅ♡」
痙攣が少し強まった。
スカートの上から触っても分かる程に心実の尻は柔らかく、先程揉みしだいた胸に勝るとも劣らないと思えた。
きっと直接触ればとても滑らかなのだろうと考え、スカートの上から感触を十分に楽しんだ後、その布の内側に手を入れようとする。
同時に。
彼女の秘所に当たる部分に、一物を擦りつけた。
「ふやぁ♡」
思わず口を離して嬌声を上げる心実。
その隙をついてホールドを解除し、上体を起こして心実を斜めに見下ろす。
挿入はまだしていないが、形だけで言えば正常位。
その体勢で、彼女のパンツと、その下の秘所を擦る様に、一物を前後にストロークさせる。同時に直接臀部を撫で回し、揉みしだく。
「お、これは中々……」
「やぁああ♡ これ、もどかしいですぅ♡ ふぁ♡ わたし♡ もうびしゃびしゃになってるんです♡ 一也さんを受け入れる準備出来てるのに、どうしてぇえ♡」
「そういう訳にもいかんだろ。濡れはしてるけど、ちゃんと解さないと痛いだろうし」
思っていた通り、いや、それ以上の感触を返してくれる心実の臀部。きめ細やかな肌の滑らかさと、胸とはまた違った柔らかさに、ついつい夢中になる。
胸と言えば、と、ボタンを外すばかりで肌蹴させていなかった彼女の胸部を、改めて左手で晒す。
パンツと同じ柄のブラウスが露になり、上下ともに彼女の下着が見えるようになった。
……こうして改めて見ても、心実の身体は綺麗だと思う。
出るとこは出て、引っ込むとこは引っ込む。常日頃ボディラインに気を配っているからか、流線形のような体型だ。傷一つないきめ細やかな白い肌は、今は興奮で赤みを帯びている。服を脱がしたからか、彼女のミルクのような甘い体臭が強く漂い、愛液の匂いと混じってより淫靡なものとなった。
思わず見惚れてしまうその姿に、しかし今の俺は不満で。
ブラウスを捲り上げて、最後の砦を取っ払ってしまう。
「あ……♡」
たぷん、と。
心実の乳房がプリンのように揺れた。
仰向けになって尚、まるで型崩れしない二つの乳房。恥ずかしさに震える心実の身体に合わせて揺れ、俺を誘うように踊っているようにも映る。先端には、赤み、というよりピンク色の小ぶりな突起と、それを囲う輪。先程揉んだ右胸のそれは、左胸のそれよりも肥大化していて、ピンと上向いていた。
それらを目の当たりにして感動の溜息をつくのかと思いきや、俺の左手は心実の胸を触りに行っていた。
呆れる程正直な身体に、しかし反抗することもなく、身を任せてしまう。
「あ……♡ んぅ♡ んっ……♡ ふぁあ……♡ ひゃ♡」
「やっぱ、胸も尻もやーらかくてすべすべだなぁ。触り心地良すぎて、ずっとこうしていたくなる」
「やぁあ♡ 嬉しい♡ ですけどぉ♡ 私♡ もぉ♡」
「んじゃ、次はこっちな」
擦りつけていたチンポを離し、尻を撫で繰り回していた右手を流れるように這わせ、ショーツをズラし。
彼女の蜜壺に中指を差し込んだ。
「~~~~~!!♡♡♡」
「うぉ、指一本で締め付けヤバ……! いきなりぶち込まなくて正解だったな……!」
秘所の内側は熱湯の中にいるように熱く、とろとろの愛液に塗れ、胸や尻とは違うダイレクトな肉の感触が蠢いて、俺の指を奥へ奥へと誘っていた。
差し込む穴を間違えることは無かったようで、彼女の反応に拒絶の色は無い。待ち焦がれた部分への直接アプローチに、仰け反る程の快感を得ているようだ。
反応からしてまだ絶頂には至ってないようだが、甘イキはしているかもしれない。
とはいえ、いきなり体の内側に異物が入ってきたことには変わりなく、指から伝わる肉の感触には固さがあった。
中指の関節を曲げる。
「ひぐぅ♡」
穴の中を広げられた心実から一際大きな嬌声が漏れる。
それに構わず、むしろ興奮材料にして、俺の指は上下左右を刺激できるようぐりぐりと半回転を繰り返した。
これ以上の喘ぎ声を上げるのに耐えられなくなったのか、心実は両手で自身の口を塞ぎ、声を押し殺し始める。
そうしても快感が押し殺される訳ではなく、膣内に差し込まれた中指と胸を揉みしだく左手の動きに合わせてビクッ、ビクッと反応を見せる。
その様子がいじらしく、悪戯心を擽る。
たまらず指の動きを強くして、蜜壺の中を掻き毟ると。
「―――――~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
「お」
ぷしゃぁあああああ
ある一点を掘った時に、心実から声にならない絶叫が両手の中で上がり、彼女の秘所から潮が派手に飛び散った。
イった。
それも長く愛撫して焦らしに焦らした結果、潮吹きまでした。
と言っても正面に俺がいるので、その勢いある射出は全て俺目掛けて放たれ、ワイシャツの腹や胸部分が心実の潮で染め上げられていく。あ、顔にまで飛んできた。
背中を仰け反らせて、今までとは比にならない大きさの痙攣をする絶頂を味わっている心実はそれに気付いた様子はない。
……ふむ。
今更潮を吹っ掛けられたぐらいどうとも思わんが、ここはひとつ意地悪してやるか。
独り善がりはよそうと決断した手前、加虐心に従うのもあれだが、心実は意地悪された方が気持ちよさそうだ。
ので。
掘り当てた一点、Gスポットを更に掻き毟る。
「やぁあああ♡ なんで♡ まだイってるんです♡ イクの終わってないんです♡ んひぃっ♡ ひゃああ♡」
これにはたまらず心実の塞いだ口が開かれ、両手で俺の行為を止めようとするが、それに構わず今度は人差し指も差し込んで掻き毟る。
「んあっ♡ はぁああ♡ はひゅっ♡ ひぃい♡ だめ、だめです♡ だめなんです♡ だめなのにぃ♡」
俺の右手首を掴もうとしていた心実の両手が空を掴む。
こうしてると心実はまた更に潮を飛び散らせてしまい、それが俺に掛かっている事にも気付いたようで、どんどん羞恥に顔を染めていくが、それでも俺は動きを止めない。
瞳が明滅し、涙と涎を垂れさせながら嬌声を上げる心実。
それを眺めながら、俺はリズミカルに人差し指と中指を交互に動かし、掻く。
ぐじゅぐじゅ、じゅぐじゅぐと水音が部屋の中で響く程に大きくなる。
合わせて、心実の喘ぎも。
「イク♡ イキます♡ またイっちゃいます♡ だめなのに、またお潮吹いちゃいます♡ イクイクイッ、ゥ――――――♡♡♡」
親指で外側から押したのがトドメになった。
一度目に負けず劣らずの量の潮を噴き出し、また顔にまで飛んでくる勢い。
口元に飛んできた分は舌で舐めとり、指を引き抜く。
「かふっ♡ ~~~♡♡ っ♡ んっ♡ はぁあぅううっ♡」
初めての絶頂で二度連続、それも両方潮吹きという中々聞かない体験を味あわされた心実。爪先にまで電気が走っているかのように痙攣し、襲い来る快感に飲まれてまともに息が出来ず、呼吸困難に陥ってしまっている。
……流石にちょっとやり過ぎただろうか。
ベッドのシーツを握るなどして、体に走る電流をどうにか逃がそうとしているように見える心実を見て、反省。
解すだけのつもりが、偶然Gスポットを探り当ててしまったが為に、手技で心実をイカせて気持ちよくさせようと注力してしまった。自分の快楽だけを求めないよう、彼女にも気持ちよくなってもらう事だけ考えてしまったようだ。これでは結局独り善がりだ。
反省の意を込め、仰向けの彼女の身体を起こし、正面から抱き締める。
「ふぁ……♡」
心実の方からも抱き返してくれる。
それ以上愛撫するようなことはせず、ただ落ち着かせる為だけに、可能な限り優しく抱き締めた。
そうすると痙攣も徐々に収まり、彼女の呼吸も安定した。最初強張っていた、背中に回された手も、少しずつ柔らかく解けていく。
ぎゅーとこちらを抱き締めてくる程に回復したのを確認して、言葉を掛けた。
「……落ち着いたか?」
「はい……」
「すまんな。どーにも自分の中で完結して、どうこう決めちまって。リードしようとして、空回ってたよな」
「いいんです……。一也さんも、私達の事を懸命に考えてくれてるのは、伝わりましたから」
「……まぁ、それはそうなんだが」
「ただ……」
「ただ?」
「私がしたいことも、聞いてくれたら……嬉しい、です」
「……そっか。じゃあ、まずはどうする?」
「……キス、したいです」
「おう。ほら」
「んっ♡」
心実からキスしてくるのを受け入れる。
彼女の動きに合わせるつもりだったが、思いの外積極的に舌を絡めてきたので、応える俺も口内を味わい尽くす形になる。
「んむっ♡ はふ♡ ちゅむ……♡ 一也さん……」
「ん?」
喋る為に口を離し、心実は言う。
「その……、私も、もう十分に解して頂けたかと思います、ので……」
「ああ、もう
「…………」
こくん、と頷かれる。
こうストレートに聞いてしまうのは、デリカシーが無いかもしれないが。まぁいいか。
抱き起こしていた身体をもう一度押し倒し、そのままもう一度キス。
「――――――」
昂る身体を抑え、黙って成り行きを見ていてくれる野々花さん。
申し訳ないが、もう少しだけ辛抱していてほしい。
そう声を掛けるべきかもしれないが、今の俺は先輩が息を荒げ、火照っている気配を感じ取るだけで、横目に見てやることさえ出来ない。ここで心実から目を逸らしてはいけないと思ったからだ。
彼女のショーツを脱がすことも面倒で、秘所を覆うクロッチ部分を僅かにズラし、亀頭を添えるように柔らかく押し当てる。
「は、ぁ……♡」
押し当てられる感覚に加え、自分の胸の谷間越しに結合しようとしている部分をその目で見て、いよいよ本番の性行為が始まることを実感したのだろう。心実が緊張で身を固くしているのが分かる。
男の初めてと違い、女の初めては痛いものだそうだからな。その痛みに備えているのもあるだろう。
こういう時どうしてやったらいいのか分からないが、聞くより早く、スッと手を差し出し、彼女の手と指を絡める。
きゅっと握り返す彼女の反応からして、正解だったと思われる。
ゆっくりと、彼女の膣内に一物を侵入させていく。
「ひぅっ♡ うぅーーー……♡」
指とは比べ物にならない太さの異物に、しかし心実は嬌声を上げる。
繋いだ手からも分かるように、ガチガチに緊張しているにも関わらず、心実の膣は呑み込んだ亀頭を舐め上げるように刺激し、奥へ奥へと誘おうとしている。これが体温だというのなら、誰であろうと高熱だと判定する。そんな熱さを持っていて、けれどとても心地良い温度だった。
(全部
亀頭だけでここまで雄に快感を齎す肉穴が普通だったら、オナホールの快感に慣れた男が女の中でイケないなんて症状を噂でも聞く筈がない。
やはり本物の美少女というのは、体の作りからして違うのか。
誘われるままに心実の狭くて熱い膣を掘り進めていく。
まるで心実の最奥という前人未踏の場所に辿り着こうという偉業が、もうすぐ成されようとしていると予感しているかのように、繋がった部分の面積が増えれば増える程、鼓動が大きくなっていくのを感じる(実際は彼女の窮地にかこつけて美味しい思いをしている、最低な行いなわけだが)。
気を抜けばあっさり奥へと持っていかれる絶妙な締め付けを無意識にしているであろう心実。その手を、指だけ握ったり離したりを繰り返し、緊張を解そうと試みる。
その結果を確かめる前に、みちっ、と。
先端の方で肉壁が立ち塞がったような感触がした。
「……あー、ここか」
「ふ、ぅ……う……」
「なぁ、心実。どっちが良い?」
「? は、はい……」
「ここから一気に突き破っちゃうのと、このままゆっくりと入れていくのと。どっちの方が痛くないのか、本当の所は俺には分かんねーし」
言外ではあるが、最終確認でもあった。
彼女の肉壁、処女膜を前にして、もしも「やっぱり嫌」と言われるのであれば、まだギリギリ、引き返せる位置ではあったから。
正直そんなことになったら、ここまで来て今更!? とは思うだろうし、俺の情欲がここまで来て引き返せるのかも自信がある訳ではないけれど、そこは鋼の精神を持って引き返すしかあるまい。
逆に、ここで受け入れられてしまえば、もう止めることは出来ないだろう。
処女膜が裂けた痛みで泣いても、媚薬兼避妊薬を飲んでいてもデキるかもしれないから中出しは嫌だと言っても、きっと俺は宥め透かし、慰め、快感を材料に説得し、結局最後までしてしまって、心実の体内に欲望をぶち撒けてしまうに違いない。
だから、本当にいいのかと。
ヘタレている部分の俺が免罪符を求めるようにした問いに、心実は。
「…………」
俺の気持ちを見透かしているのか。それとも自分がどうされたいのか考えたのか。決断を迷っただけなのか。
少しの間見つめ合って黙りこくっていた後、答える。
「……一息に……、お願い、……します」
それを聞いて。
俺は腰を強く打ち付け。
彼女の純潔を瞬く間に奪った。
「ひ、ぐっ! う゛、ぅううっ、あ゛っ、あぁぁぁッ!!」
「おぉおぉぉぉ……!!」
予告無しの挿入。
許可を得たとはいえ不意には違いない痛みに、心実から悲鳴が上がる。
堪え切れず、結局苦しい思いをさせてしまった事に不甲斐無さを感じるが、それを一蹴するように脳髄に電撃が走った。
俺の巨根を隙間なく呑み込んだ彼女の膣。だが、子宮口に先端が到達してもまだ足りず、子宮を変形させるように奥深く突き刺さってしまった。子宮口が開いてしまえばそのまま亀頭が子宮内部に侵入してしまうような形だ。そんなことがチンポに伝わる感触だけで分かってしまう程意識を集中させて、彼女の膣内を余すことなく感じ取ることを最優先してしまうくらいに、心実の肉穴は強烈だった。
今しがた純潔を引き裂いた異物を、涙を流して迎え入れるかのように膣襞が蠢き、子宮口は待ち焦がれた最愛にようやく出会えたかのように亀頭を咥え込み、痛みに耐える為の強い締め付けでさえ、精液を
背筋から来る震えが全身に行き渡るのを感じ、慄いた。
(これが、女の、心実の膣内……!)
「か、かずや、さん…………」
頭で火花散らす電気が少しだけ鳴りを潜めた時に、息も絶え絶えな心実の声が耳に届く。
「うご、いて……ください」
「…………。……いや、まだ痛むだろ。無理は」
「痛かったです……、まだちょっと…………。でも、……それだけじゃ、なくて」
俺の目と鼻の先で、心実が目を潤ませ、いや。少し涙が零れ落ちている。
息も荒げ、生暖かい吐息が掛かる距離で、心実は言う。
「初めてを破られて、痛いのと…………、お腹いっぱいで、……苦しいのと…………、疼いてた、一番奥を……突いて頂けて、…………気持ち良いのとが、混ざって……ごちゃごちゃ、なんです……♡」
「…………」
「でも……分かるんです。このまま、……奥、突かれたらぁ♡ 絶対気持ちいいので、いっぱいになって……痛いのも、苦しいのも…………すぐに、どうでもよくなっちゃうんです……♡」
俺に気を遣ってる、訳ではなさそうだった。
語る言葉と同様に、心実の顔も痛みと息苦しさと快感とが入り混じった表現し難い表情となり、その瞳は物欲しげな視線で、早く続きを、この先をと訴えているようにも感じる。
締め付けがより強く、より甘くなった。
「だか、らぁ……♡ 動いて、ください……。一也さんの、手で、……お、おちんちんでぇ♡ 私を……椎名心実を、滅茶苦茶にして、くださいぃ♡ ぉ、おまん……こ、一也さんの形、にぃ♡ 一也さんだけの、専用の、おまんこにぃ♡ 作り変えてくださいぃぃ♡」
「こん、のっ……!」
「ゃあああ♡ はぁあぅあああああ♡♡」
腰を引いて、竿の部分が全部出るくらいまで引き抜き、そこからもう一度ぶち落とす。
「お前ってやつはぁ……っ! どこまで、雄を誘えやぁ、気が済むんだっつーんだ……よっ!」
「ごめんなさい♡ ごめんらさい♡ あぁ、すごいです♡ 本当にどんどん気持ちよくなる♡ 痛いのも苦しいのもどんどん小さくなってるの分かっちゃいます♡」
もう容赦とか手加減とかの単語が頭から消え失せ、竿全部を出し入れする長いストロークで、間断なく心実の肉穴を責め立てる。
俺の並外れた肉体が、こんなところでも遺憾なく発揮された。
ストロークの長い抽挿よりも速く、腰が前後する。それでいて腰の疲れをまるで感じない。一物の強度と精液の量と回数と合わせて、絶倫というやつなのだろう。
そして、そんな俺の全力を受けて、喜びと快感の声を強める心実もまた。
「そんだけ言っちまったら、もー戻れねぇからな……っ! 今日中にチンポの味を頭と身体に覚えさせて、初めてのセックスで快楽漬けにして、痛苦しいのなんざ記憶から消去してやらぁ……っ!」
「もうなってます♡ 痛いのも苦しいのも、ぉおん♡ もうどこかに、いっちゃいましたぁ♡ 傷口擦られるのまでぇ、気持ちよくなってるんです♡ あう♡ あんっ♡」
「そーかい……! じゃあ後は、もっともっと気持ちよくするだけだ、な!」
「はいぃ、ぃいいい♡♡ あふっ♡ ぅっ♡ あっあっ♡ あぁああっ♡」
最早そんな言葉が本当かどうかも、疑う気さえ起きない。
どうやったら心実が気持ちよくなって、俺も気持ちよくなれるか。それだけに注力していた。
お互い本能のまま、混じり合い、溶け合うように、抱き合って、繋がった部分を擦り合う。
心実の足が絡まっても、俺のピストンの勢いはまるで衰えない。どころか、彼女の腰も動き始めたことでより勢いを強めたぐらいだった。俺が真っすぐ出し入れするだけでも、心実次第で擦る場所、突く場所、膣の締め付けの強弱、貫いた衝撃の伝わり方、それらが何度も変化して、その都度新しい刺激が加わる。それが無意識かどうかも、もうどうでもよかった。
「はひぃいぁああ♡ あ゛うっあうっ♡ あっ♡ はぁああ♡ しゅごいです♡ 一也さんが♡ 一也さんが、こんなに♡ 私を求めてくれてる♡ 私で気持ちよくなってくれてる♡ 私、ぃいい♡ 嬉しいぃ♡ 夢みたいですぅ、うう♡」
「へぇ? 俺にこうされるの、夢見てたんだ?」
「はい♡ 私ぃ♡ 一也さんとの妄想エッチで、オナニーしてましたぁ♡ 一人で寂しくなった時に、一也さんにすごくエッチな事されて、滅茶苦茶にされたらって考えてぇ♡ 自分の指で弄りながら、何度も何度も頭の中で♡ 一也さんのおちんちんに犯されてまひたぁあ♡」
「その妄想と俺、どっちが良いよ?」
「一也さんです♡ 本物♡ 本物の一也さんに抱かれて♡ おちんちんでおまんこ擦られて♡ 子宮をずんずん突いて頂けて♡ 一人でするよりも、ずっとぉお♡ ああああぁああああ♡ 気持ちいいぃいいい♡♡♡」
恥ずかしい秘密を暴露したことに気付いてないのか。それさえも快感に変えてしまっているのか。
そうか。心実も俺をオカズに自慰したことあるのか。ならお相子……お相子か?
快感一色に染まった表情で悶える心実と密着して、ぎゅむーっと押し付けられている乳房を、両手を滑り入れるかのように差し込んで、鷲掴む。
「んぁああああ♡ あひゅ♡ ひゃあぁあ♡ おっぱいらめです♡ おちんちんじゅんじゅんしながら♡ あんっ♡ おっぱい揉むの、反則でしゅぅう♡」
「呂律回ってねぇっつーの……! それに、ここは弄り倒してほしいみたいだけど?」
「ふやぁあ♡ 乳首ぃ♡ 乳首ぎゅーってぇええ♡ 潰しちゃらめ♡ らめですぅ♡ ああぁ♡ コリコリもぉ♡」
両手に伝わる柔らかで幸せな感触を、好き放題に揉み倒し、ピストンは勢いを増していく一方。
引き抜く時にはカリに引っ掛かる膣襞が、突く時には亀頭に吸い付くポルチオと全体を揉み解すような締め付けが主力となって、自慰では決して得られない未知の快感が齎される。
背中を仰け反らせることも出来ない程俺の身体に押し潰されて、束縛されていることさえも、心実には気持ちいい事なのか。触れ合い、繋がっている全身から
その時、ふと。
心実の肢体を味わい尽くすのに夢中になっていて、目を離していた感覚が、すぐそこまで来ている事に気付いた。
「あ、やば」
「あぅあああっ♡♡ お、おちんちんがぁ♡ びくってしましたぁ♡ 私の中でぇ♡ また、大きくなってましゅぅ♡」
「こんだけビクついてても、感じ取れんのかよ……っ」
「こ、これ♡ もしかして、出るんでしゅか?♡ また♡ わたひにぃ♡ かじゅやさんのしぇーえき♡ 注いで、頂けるんでしゅかぁ♡」
「あぁ……っ! 今度はお前一人でっ、この子宮で全部飲み干してもらうからな……! 一発出し切るまでは、腹がパンパンになろうが抜いてやらねぇからな……っ!」
そんな有難むものでもないと思うが、期待に満ち満ちた心実にとっては違うのだろう。
俺と同じく限界近いのが見て取れる心実と同時に果てる為に、玉からせり上がってくる射精感を僅かに押し留め、ラストスパートをかける。
更に速度を上げたピストンに、心実の嬌声も声量と頻度が高くなっていく。合わせて、心実の膣全体も絞り上げるような動きが増していった。
「はいっ♡ はいっ♡ 嬉しいれしゅ♡ じゅっと欲しかった、かじゅやさんのしぇーえき♡ 白くてどろどろのあちゅいしぇーえき♡ お腹いっぱいにしてくれるしぇーえき♡ こぢゅくりしぇーえき♡ じぇんぶじぇんぶ♡ 心実の中にらひてくらさい♡ 子宮から溢れちゃうぐらいに♡ お腹が膨れちゃうぐらいにぃい♡ わらひのおまんこ♡ かじゅやさんでいっぱいにひてくだしゃいぃいい♡」
「っ……あーもう出る!
「わらひもぉ♡ わらひもイキましゅ♡ かじゅやさんと一緒に♡ 一緒に♡♡ 一緒にぃぃぃい♡♡♡」
ここだ、と直感が働いた時に、押し留めるのを止めた。
とどめと言わんばかりにより強く、彼女の最奥を貫いた瞬間。
同時に果てた。
ごびゅうううぅぅううう どびゅ どびゅびゅるるぅううううう
「―――――――――――――――――――ッ♡♡♡♡♡」
「オ、オ、オ……ッ」
言葉を忘れた獣のような叫びが、心実の口から、喉から、腹の底から響いた。
俺もまた獣のように、断続的な唸り声を上げることしか出来ない。
押し寄せる快楽の荒波に飲まれ、最大出力で先端口から出しながらも、陰嚢で生成し続ける精液を、心実の子宮に注ぎ続ける事しか考えられない。
心実もそれを受け止めてより多くの精液を飲み干す事しか考えていないのか、腕も足も俺の身体に絡めて、振り絞るような力で抱き締めてきていた。
お互いの境界線が分からなくなる。
全身の痙攣がどちらのものかも分からない。
望んで始めた行為ではない筈なのに、幸福感で満たされていく。
俺の身体から生まれた精液は、瞬く間に彼女の子宮を満たしてしまった。
これ以上入り切らないと分かる量になっても、無理矢理に押し込み、子宮を膨らませる事で、許容量を超えて尚、注ぎ込ませる。
結果。
彼女の子宮の輪郭が外側から見える程に、ぽっこりと膨らむことになった。
と言っても、心実の顔と寄り添うように触れ合っている俺の顔の位置からは見えないので、腹部に感じる感触からそうなのだろうと、後になって思った事だが。
加えて、射精の勢いが緩やかになり、お互い僅かばかり落ち着きを取り戻し始めた時に、心実が呟いた言葉からも。
「あぁ…………♡ しゅご、い……れす……♡ ほんとに、おなか…………ふくらんで、ましゅ……♡ かじゅやさんの……いっぱい、いっぱい…………♡」
優しく、それでいて強く抱き締めている俺の腕の中で、耳元でこの上なく幸せそうに言葉を紡ぐ心実。
時間にして何十秒だったか。
ようやく射精は止まり、彼女の膣が絞り出すような動きをして、尿道に詰まっていた分も残らず出したのを実感する。
僅かに身体を起こし、彼女の顔を見下ろす。
ひどい顔だった。
髪はぐしゃぐしゃに乱れ、涙と汗と涎で顔もびしゃびしゃ。瞳は焦点を合わせておらず、口なんかふにゃふにゃになって変な笑顔が出来ている。
けど。そんな弛みに弛んだ、幸せ満面の心実を見て……うん、そうだな。
無性に愛おしくなって。
彼女の唇に、本当に触れ合わせるだけのキスをした。
「ふぁ……♡」
それで意識の糸が切れたのか。
心実の全身からくてん、と力が抜けてしまった。
頭が横に倒れ、あんなに絡めていた腕や足も投げ出し、瞳もハイライトを失う。
早い話が失神した。
「……初セックスで失神イキってマジ?」
初イキで潮吹きするぐらいだし、心実は人並み以上に感度高いのか。それとも媚薬でブースト掛かった結果なのか。
本人が意識を手放して尚、締め付け、吸い付いてくる膣。
もっともっとと駄々を捏ねるそれから、名残惜しくも別れを告げる為、腰を後ろに引いていく。
軽く引き抜くことは難儀だったが、やがてじゅぽんっと音を立てて、心実の肉穴からの脱出に成功する。
あれだけの量を二回も出して、それでもまるで衰えを見せず、次の獲物を待ち侘びるように震える愚息に、我が一部ながら呆れ果てて、それが齎した結果を見る。
引き抜いた穴は弛んで開いたままとなって、そこからごぽっ、どろりと、白い粘液が湧き出してきた。たちまちそれはシーツの上で広がっていき、彼女の腹から浮き出した子宮も萎んで、見えなくなっていた。
出来た粘液溜まりを見て、勢いに任せてどんだけ出してんだ俺……と、一人頭を抱える。
その前に。
横合いから野々花さんが一物を咥え込んだ。
「んおっ!?」
突然別の粘膜の感触に襲われ、声を上げてしまった。
しかし、先輩は一度喉奥まで呑み込んだ後、そのまま口を引き離し、届かなかった根元の部分を舐め取り始める。
さっきの、精液を出させる為の動きではない。
いわゆるお掃除フェラと呼ばれるそれで、付着していた精液と心実の愛液を舐め取ってしまった。
すっかり先輩の唾液のみに染め上げられたそれを見て、顔を離し、俺と向き合う。
「もう、だめ……♡」
「……野々花さん?」
「私、ちゃんと待った、からぁ……♡ 二人のえっちをずっと隣で見てて……、自分でおまんこ、解してたの…………♡ もう、私の準備はぁ、万端なのぉ……♡ だから、ね? 一也くん……♡」
俺に背中を向け、四つん這いになり、尻を高く上げる。
顔だけをこちらに向けて、先輩はスカートを捲り上げた。
「私にもおちんちん、くださいな……♡」
ショーツは既に放られて、丸出しの秘所が眼前に飛び込んでくる。
待ち焦がれるように開閉を繰り返すそこは、言葉通り準備万端だった。
心実とか野々花とかの清純系乙女が恋する男に抱かれて、淫らに乱れるってシチュエーション、大好物なんですよ。
本人達ももっとロマンあるのが良かったでしょうけど、妄想してたよりずっと気持ち良くなってるのでいいかなって。