転生ラウルの愚行 作:亀と兎
俺はエウリュアレからステイタスについての説明を受けた。
種族固有のスキルや魔法、恵まれた一握りのもの以外、最初は誰しも白紙スタート。
スキルや魔法があるだけでも恵まれているらしい。
「つまり、(ステイタスが)高すぎるって意味だよな……?」
「ええ、転生特典にしてはハズレだけど。
神々が見れば不正を疑われるくらいには歪なステイタスね」
何とか三下だけは避けられた。
試しに馬車の外で待機している護衛のステイタスを見てみると、どれもLv.1でパットしない。
「護衛にしては物足りなくないか?」
基本アビリティだけなら俺より高いが、目を引くようなスキルや魔法は見受けられない。
「主力は副団長を除いて、ホームに残して来てるの」
特別な事情やギルドからの依頼またはツテがなければ戦力をオラリオの外へは出せないらしい。
Lv.1の下級冒険者なら大した戦力と見なされず、ギルドの許しがなくても自由に出入りできるとか。
顔合わせを果たした俺とエウリュアレは日が沈むまで意見のすり合わせを行った。
俺とエウリュアレの関係は口外しない。
なので立場上はファミリアの新人という扱いになる。
俺を迎えに来たが、建前は行商人の護衛として村に来ている。
しばらく滞在しつつ、行商人がオラリオに帰還する際に一緒に向かうことで話がまとまった。
俺としてもエウリュアレと顔合わせするまで、自分を売り込む気でいたが、今日明日に出発だと急すぎて困っていただろう。
困るだけでファミリアに入れるなら迷わず困っていただろうが。
―――――
―――
―
帰宅した俺は家族にファミリアに入って、オラリオへ向かうことを報告した。
俺が冒険者を目指していたことは両親も知っていたので暖かく歓迎された。
家族が寝静まった夜、俺は一人で家を出た。
今まで知らず授かっていた恩恵の力を試してみたくなった。
【擬神の目】は恩恵を授かったものにしか効果がないことは帰り道で検証済みだ。
【魔法スロット拡張】も魔法スロットが二つあるので、恐らく効果がある、と思いたい。
エウリュアレからハズレ特典と言われたが、スキルだけ見るなら俺だってそう思う。
最後に選んだ転生特典の魔法【ヒプノーシス】だが、こいつだけは毛色が異なる。
精神魔法、呪詛、詠唱式によって効果変動、魅了付与。
ここから導き出される答えは――。
考え事をしながら歩いていると、目的地が見えてきた。
そこは村の外で野営をしているエウリュアレ・ファミリアの寝床だった。
この村にはよそ者が来ることは滅多になく、宿屋なんてものもない。
俺が野営地へ近づくと見張り番の団員が数人ちらほら見える。
彼らはこちらに視線を向けてくるだけで声はかけてこなかった。
奥に進むと見張り番とは別に、馬車の前にいる銀髪の少女がこちらに話しかけてきた。
「……貴方がラウル?」
「そうだ」
「エウリュアレから貴方が来たら通すように言われてる」
ビンゴ。
昼間に見た馬車と同じところをエウリュアレは寝床にしていたようだ。
念のためステイタスを見てみたが、俺より基本アビリティが高いだけのLv.1。
魔法スロットは一つで、スキルもない。*1
特筆すべき点が見つからない普通の冒険者だった。
見たところファミリアに入団してから日が浅いようだ。
エウリュアレを呼び捨てにして敬意を払っている様子もない。
主戦力はオラリオに残してきたとはいえ、主神の寝床をこんなやつに任せて大丈夫だろうか?
見かけていないが、副団長も今回の護衛に参加していると聞いている。
あちらは依頼人に付きっきりなのか。
「なに?」
ジロジロ見ていたせいで不審な目を向けられた。
見てくれだけなら美少女だが、態度からは不信感を隠そうともしない。
「何でもねぇよ」
これ以上、立ち話をしていても仕方がないので馬車の中へ迷わず入る。
「あら、いらっしゃい。やっぱり、来たのね」
「分かってて言ってるだろ。
あらかじめ外の連中に通すよう根回しまでしてたんだから」
「ええ、与えられた恩恵を試したいのでしょう」
十五年も主神をやっているだけのことはある。
新たな魔法やスキルを得た眷属が、その力を試したいと思う欲求への対応に慣れているのだろう。
「スキルはもう試した。
そこの女がグレイシアだってことも知ってる」
「本当に見えているのね」
後ろにいるグレイシアから息を飲む音が聞こえた。
「大丈夫よ。ここには私達しかいない。
人払いも済ませてあるわ」
「そりゃどうも」
つまり、魔法を試すにはお誂え向きというわけか。
俺はグレイシアに向き直ると彼女と目を合わせたまま【ヒプノーシス】と唱えた。
「……? なに?」
失敗か。
グレイシアは特に魔法に掛かった様子もなく首を傾げている。
あまり時間をかけるとこちらの意図を悟られる恐れがある。
次は【ヒプノーシス】を使うと意識したまま命令を投げかけた。
「グレイシア、『服を脱いでくれ』」
「……分かった」
不服そうな表情をしながらも、疑問を感じた様子もなく、上着を脱ぎだした。
「なるほどな。こうやって使うのか」
魔法が発動したのだろうが、疲れは感じてない。
今度は後ろからクスクスとエウリュアレの嘲笑する声がかすかに聞こえる。
「ラウル。その子は私から貴方へのプレゼントよ。
どう扱おうと構わないわ。好きにしなさい」
「……えっ?」
「いたれりつくせりだな」
話についていけてないグレイシアだけが置いてけぼりになっている。
エウリュアレは俺や彼女の様子を愉しんで見ているだけで誤魔化そうともしない。
仕方がない、ここは俺が説明してやるか。
「つまり『今日からお前は俺の女だ』」
「……そう」
グレイシアは理解しているのかいないのか。
要領得ない様子で頷いた。
「分かってんのかよ」
俺はグレイシアの背中に手を回して抱き寄せると、手ぶらの片手で胸を揉む。
「んっ……何してるの?」
「いいだろ別に、俺の女なんだから」
「……そう、ね」
グレイシアは抵抗をやめてされるがまま胸を揉まれている。
我慢できなくなった俺は彼女の顔に近づき口づけした。
「んっ!? ぁ……ん、ちゅ……」
彼女の口を思うがままに蹂躙しながら後ろに回していた手でお尻を揉みしだく。
「ぁんっ! だめぇっ……」
口づけをやめると「あっ……」という切なそうな声がグレイシアしか漏れる。
「何がダメなんだ。
お前の体はそんなこと全然思ってねぇみたいだぞ」
俺が求めれば求めるほど、グレイシアの体から力が抜けていき俺に寄りかかってきている。
言葉だけの抵抗で彼女からは雄を求める牝の香りを漂わせていた。
「随分と感じやすいな。
冒険者をやる前は娼婦でもやってたのか」
「……!」
「おお怖い。そんなとろけた顔で睨んでも説得力ねぇぞ」
「そんなこと……やってない」
「口だけならなんとでも言える。
そろそろ頃合いか。『下着も脱げ』」
「……分かった」
納得はしていないものの、魔法をかけた俺の指示を優先している。
何度か試して分かったが、この【ヒプノーシス】は目を合わせなければ発動しない。
恐らく『目を合わせる』ということが魔法をかける対象を決めるファクターとなっているのだろう。
「ああ、『パンツはよこせ』
終わった後に返してやる」
手渡された白色のパンツをポケットにしまう。
全裸になったグレイシアは白い肌を真っ赤にしている。
これから何をされるのか分かっているのか、股から愛液がにじみ漏れている。
「なんだ。期待してんじゃねぇか」
「これは……違う……」
「そうかよ。これでもまだやせ我慢できるか見ものだな」
慣れない手付きで膣をいじると、愛液で滑りが良くなっているのか、かなりキツいが、指を動かすたびにグレイシアの口から喘ぎ声が漏れる。
腰が砕けてされるがままとなり、腰をくねらせることがあるが、それは自分にとって気持ちの良いところへと誘導している節がある。
抱きしめた時から固くなっていたチンコは、痛くなるほど大きくなっていた。
「エウリュアレ、布団借りるぞ」
「好きにしなさい」
エウリュアレのために敷かれた布団にグレイシアを押し倒して、ズボンを脱いで固くなった一物を取り出す。
それを見たグレイシアは目をそらそうとしたが、恐怖より期待が勝り、俺のチンコに釘付けとなっていた。
「んんっ!? 大、きいッ!」
チンコを膣に入れるが、やはりキツい。
こじ開けるようにして容赦なく入れていく。
苦悶の表情をするグレイシアよりも己の快感を優先する。
「おっ?」
チンコの進行を阻む膜に突き当たった。
どうやら本当に処女だったらしい。
「いぎっ!? 痛っ……! ダメ、それ以上は……っ」
「うるせぇ!!」
抵抗する膜さえ突き破ると、さらにチンコの絞めつけが強まり、我慢できなくなって思いっきり中出ししてしまう。
「あっ、ん……熱い、ダメ……中に出されたら、デキちゃう」
言葉とは裏腹に俺の中出しを拒もうとはしなかった。
俺も出し切るまでずっと奥へ押し当て避妊はしなかった。
「デキたら、もう戦えなくなる……」
「お前はもう俺の女なんだから、そんなこと気にすんなよ」
妊娠して出産するまで戦えなくなるかも知れないが、その後また復帰できるだろう。
育児をするために戦う時間が減ることを気にしているのだろうか。
俺はデキても責任は取らないが。
射精が終わり引き抜くと、ボコリと音を立ててかなりの量の精液が溢れ出た。
「んっ……」
「ふぅ、こりゃあ立派な名器だな」
俺が前世含めて童貞だっただけかも知れないが。
「あら、もう終わり?」
見学していたエウリュアレが、不思議そうな表情で問いかける。
「初めてだったんだから仕方ねぇだろう」
それでイジられたら俺はヘコむ。
「そうね」
彼女は馬車の荷物を漁ると液体の入った小瓶を取り出した。
「マジック・ポーション。魔法を使うための
スタミナだけなら普通のポーションでも回復できるでしょうけど、貴方は何度か魔法を使っているもの」
「なんだ、くれるのか。そりゃあ、ありがたい」
もらえるものはもらう主義。
ポーションを飲むと射精後の気怠げな負担が取れた。
それから昂ぶる体を落ち着かせると、グレイシアの体を思う存分堪能した。
俺の体力が切れそうになるたびに、エウリュアレがポーションを差し出し、回復した俺は何度もグレイシアに中出しした。
何度もヤッているうちにグレイシアの膣もほぐれていき、キツさはなくなっていったが、チンコを入れると包み込むように絞めつけてくるようになった。
好き勝手されたグレイシアは息も絶え絶えに、瞳から光が消えて虚ろな目をしていた。
それでもキスをすれば舌を絡めてくるし、こちらの動きに合わせてくれる。
馬車の中は精液と愛液と牝の匂いで凄いことになっていたが、もはや気にする余裕さえなかった。
「あら、満足したの?」
「ああ、もう十分だ」
愛液と精液で汚れたチンコをグレイシアの口に突っ込みしゃぶらせながら受け答えする。
彼女も初めて口に入れられたであろう一物を一心不乱に舐め回していた。
「うっ……ふぅ……」
最後に残った精液すら出し切ると、グレイシアの口からチンコを取り出した。
いつの間にか折りたたまれたズボンから、ポケットに仕舞っていたパンツを取り出し、唾液で汚れたチンコを拭いて、中出しされまくって精液が溢れていることも気にせず、グレイシアにパンツを履かせた。
「今日はもうこれで終わりだが『俺が求めたらいつでもどこでもパンツ脱いで股開けよ』」
彼女の耳元へ囁くように言うと返事は返ってこなかったが、イッているのかビクンと体が痙攣した。
「そうだ、エウリュアレ。
気が向いたらお前も抱くからな」
「ふふっ、私に魔法は効かないわよ」
「そうかよ」
関係ない。
魔法でファミリアを掌握しきってしまえば、いつでも彼女を犯すことができる。
何時間も行為に耽っていたのだろう。
馬車から出ると日は出てないが、空は明るくなってきていた。
気だるい体を引きずるようにして俺は家を目指して歩を進めた。
力:G 235 耐久:H 192 器用:F 324 敏捷:G 213 魔力:I 0
《魔法》
【】
《スキル》
原作のラウルくんは十三歳には村を出ていきオラリオにたどり着いてロキ・ファミリアに入団してるんですよねぇ…。
こっちのラウルはカイとオラリオに行くことに拘ってスタートダッシュに遅れているという。()
いやぁ、性描写が難しいですね。