ハス様を悲しませる夢を見せる世界線なんてあってたまるかよ(怒り)
ハスが体調不良。
その一報を水中からの遣いに聞いたのは、任務のためにロータスレイクに到着した直後であった。
ハスとの関係に理解を示してくれている上司の計らいで今回の任務を終えたらそのままこちらで休暇を貰える算段になっていたため、自分でも驚くほどの早さで任務を終わらせ花騎士達に見送られながらハスの元へと向かった。
急ぎ足で城に着き見舞いに来たことを伝えると、すぐさま何度も通ったハスの私室へと案内された。
「団長?なぜここに…ああ、そういえば任務で来ると言っていたな。だが卿がこちらに来れるのは早くても明日だったはずだが…?」
部屋に入ると、ベッドで体を起こしていたハスが出迎えてくれた。
寝間着姿のままではあるが血色も良く、その姿を見てほっと胸を撫で下ろした。
「私のことを聞いて大急ぎで片付けて来た?…遣いを出したのはカキツバタだな。まったくみんな心配しすぎだ。だがわざわざ来てくれてありがとう。その想いがとても嬉しい」
ハスはそう言うが、心なしかいつもよりも声に覇気がない。それに良く見たら目も少し腫れており泣いていたのが分かる。
一体何があったというのだ。
「な、泣いてなどいない!朝から少し食欲が無かっただけで大げさに騒ぎすぎなんだっ」
本当にそれだけだろうか?少し頑張りすぎるくらいの普段のハスなら、むしろそんな状態でも仕事をしようとして周りが止めるのではないだろうか。
「うっ…そ、そんなことは…」
どうしても言えないなら言わなくてもいい。だがもしも力になれるのであれば頼ってほしい。それだけ心配しているのだ。
「うー…そんな言い方、卿はズルいぞ…」
ハスは観念してようやくポツリポツリと語りだしてくれた。
昨夜見た夢のこと、あの開国から抱き続けていた迷い、未来への不安…。それらを時間をかけゆっくりと喋ってくれた。
「まあ全て夢の話なんだがな」
語り終えたハスが自嘲ぎみに笑った。
「そう、所詮は夢の話なんだ。今まで以上に人と物が動き経済も盛んになり、未知であった文化や技術もどんどん入ってきている。おそらくこの1000年の間で今がロータスレイクの全盛期であろう」
だが、とハスはその後に続ける。
「それでも考えてしまうんだ。もっと長い目で見たときに開国は本当に正しかったのかと」
「私にとっては卿と出会え、こうしていつでも逢うことが出来るのだから開国して良かった。でもそれはあくまで私の都合だ。当初懸念していた受け入れられる人の許容量は全く変わっていない。もしもの未来まで含めた全ての民にとって開国が正解とは限らないんだ…」
声を震わせ不安そうな目でこちらを見てくる。
真面目で頑張り屋、そして不器用なハスにとって次世代に先送りするという選択肢は出来ないのだろう。だからこうも苦悩してしまうのだ。
そんなハスを安心させたいと思い、そっと引き寄せ抱き締めて頭を撫でた。
「だ、団長…?」
そんなことにならないようハスが頑張ってるのは皆知ってる。国のために自分の時間を削ってまで公務に励んで、時には体を張って国民を守るために前線で戦っている姿を皆見ているのだ。
何より…自分が害虫からハスのいる国を絶対に守る。ハスが国を守る盾となるのなら、そのハスを守る騎士でいさせてほしい。
「うぅ…うううぅ…団長ぉ…」
ハスが胸元で静かに涙を流すのを見ながら、泣き止むまで何も言わずに抱きしめ続けた。
やがて嗚咽が止むと、ハスがはにかみながらにこちらを見上げてきた。
「恥ずかしいところを見られてしまったな…。だが泣いたらスッキリした。ありがとう団長」
こちらこそハスを少しでも元気付けられたならば嬉しい。また不安になったらいつでも言ってほしいくらいだ。
「なら、今夜は一緒に寝てくれないか?また悪い夢を見ないように…近くで団長を感じていたいのだ」
もちろん構わない。御安い御用だ。
そうしてあっという間に時間が過ぎ就寝の時間となった。その間に豪勢な食事と広い風呂まで提供してもらい、見舞いに来たはずなのにこれ程までもてなされて逆に申し訳なくなるほどだった。
今は風呂から上がり約束を果たすためハスの寝室で一人この部屋の主が戻ってくるのを待っている。このベッドで何度もハスと体を重ねたことを思い出し下半身の一部に血が集まってくるが、今日はあくまでハスを安心させるために共に寝るだけなのだ。欲望の赴くままという訳にはいかない。
昂りを鎮めるため脳内で知り合いのオネエの騎士団長の姿を反芻し、ハスが戻ってくるまでに必死に己の太陽の剣を萎えさせてることにした。
「…団長、待たせたな。風呂から上がったぞ」
脳内で夕日をバックにオネエ団長と互いに上半身裸で友情の握手をしていたところで、ようやくハスが戻ってきた。
そしてハスの姿を見て…生唾を飲み込んだ。
いわゆるベビードールというものなのだろう。シースルーの生地で服の下が透けて見えており、ハスの女性らしい体つきと履いているショーツを隠すことなくこちらに見せつけている。丈も相当短く太ももが眩しく見えているが、そもそも布面積自体が少なく、肩紐のみで支えられているため肩から胸元を大胆に晒しており彼女のキメ細やかな肌が目に入ってくる。
裾や胸元にあしらわれたフリルも可愛さを演出しているが、むしろその可愛さが就寝という実用性よりも男に魅せる視覚効果を重視しているのだと理解させられる。ハスの髪色や普段の服装をイメージしたピンクの生地を選んだのであろうが、その扇情的な構造と合わせると一気に淫らさが増して見える。
何より胸元に多く付けられたフリルの量が、その布の下にブラジャーも着けていないハスの生の双丘を隠していると嫌でも察せられ脳が揺さぶられた。
寝るためというよりも脱がされるために作られた服。そしてそれを男の前で着ているということがどういうことなのか、言葉にせずとも分かる。
「こ、これは私が自分で選んだ訳ではないぞっ!カキツバタがこれを着れば殿方はイチコロだと勝手に買ってきてだな…いや、違うな。用意したのが別の者であっても、これを着て卿の前に立とうと思ったのは私自身だ。…後は、言わせないでくれ」
ハスが顔を赤くしながらそう言い、そっとこちらの横に腰を下ろした。石鹸のいい香りと風呂上がりのしっとりとした肌がハスの魅力を十二分に引き出しており、再び生唾を飲み込む音が自分の喉から聞こえてきた。
「卿の温もりが欲しいのだ。もう二度とあんな夢を見ないように、たとえ不安に駆られても卿を感じていられるように。私の体に…卿の熱を刻み込んでくれ」
その言葉に、我慢という単語が頭の中から消え去った。
肩を引き寄せ顔を近づけると、ハスは目をつむりこちらを受け入れたためそのままそっと唇を重ねた。
「ちゅっ…はぁ…団長は凄いな。キスだけでこんなにも安心させてくれる…んちゅ…」
唇を触れ合わせ互いの熱を感じる。それと合わせハスの唇の柔らかさと鼻腔をくすぐる香りに気分が高まって来たため、唇を離し肩紐に手を掛けた。
「んっ…はぁ…」
肩紐をほんの少しずらすと、するりとベビードールが脱げ落ちハスの胸があらわになった。
小振りではあるが気品のある白い乳房の頂に、自己主張するかのごとくピンクの乳首が乗っている。
ハスの体を優しくベッドに寝かせると、服を全て脱ぎ捨てそのまま覆い被さり桃色の突起を口に含んだ。
「くぅんっ…はっ、あぁん!そこぉっ…!」
母乳を求めるかのように乳首を吸うと、ハスはその感触に身をよじりらせた。
それに気を良くし口に含めたまま舐め上げたりもう片方の乳首を指で撫で上げると、腰をくねらせますます感じているのが見て取れた。
ハスの感じている姿にこちらの下半身も熱くなってくるのが分かる。
早く本番を行いたい。そんなはやる気持ちを抑えながらハスの恥部を隠す布に手を当てると、ぐちゅりっ、と湿った感触が指に伝わってくる。
それに気付いたハス自身が恥ずかしそうに語り出す。
「はぅぅ…し、仕方ないんだ。風呂に入っていた時から団長に抱かれることを想像して、団長に抱かれるためのいやらしい服を着て、そして想像以上に団長と触れ合うことが気持ち良くて…」
「…キスしているときから、濡れてしまっていたんだ…」
そのようなことを愛する女に告白され嬉しくない男がいるわけがない。
乳首への責めを止め、腰に残ったベビードールをいとも簡単に剥ぎ取ると、とうとうハスの身を隠すものは既に濡れた恥部を覆う薄い布一枚のみとなった。
その湿った三角形の魅惑を手にかけ、ゆっくりと下ろしていく。
「はぅ…まじまじと見ないでくれぇ…」
愛液で糸を引いたパンツを脱がしきると、既に出来上がったハスの雌部分が顔を出した。
女陰は愛液でいやらしくテカりながらヒクつき、クリトリスが興奮でぷっくりと膨れ触れてほしそうに自己主張をしている。
ハスの足を広げ陰部に顔を近づけると、クリトリスに舌を這わせそっと舐め上げた。
「んんっ…くぅっ!あぁん…そこっ気持ち、いいっ…ああっ!」
陰核に舌が触れるたび、ハスはその刺激に腰をビクつかせ啼き声を出す。
もっとその声を聞きたい。そう思いハスの淫らな豆に口を付け、丹念に舌を絡ませていく。
「卿の舌ぁっ…!私のを触るたびに、はぁぁっ!ビリビリと気持ちいいのがぁっ駆け上がって…ひゃあああんっ!」
ハスは快楽から逃げようと必死に腰をくねらせる。だが太ももをがっしりと掴まれている現状では、娼婦が男を誘おうと尻を振っているかのようであった。
「あんっ、あっ…んんんっ!ダメっだ!まだ挿れてもいないのにぃ、イくっ!イってしまうぅ!ひゃぁんっ!」
クリトリスを刺激され続けたハスは未だ前戯であるにも関わらず絶頂寸前まで来ていた。
その絶頂の最後の一押しをするため、ヒクついている膣に指を挿れGスポットを優しく撫でた。
「くはぁっ!ふああっ!イく!イくぅっ!あっ、あぁぁぁぁぁっ!」
ハスは大きく仰け反り、全身を痙攣させながら快楽の頂点に達した。
雌壺が挿入している指を締め付けながら蠢き、ヒダの一枚一枚が膣内の異物を擦り上げてくる。これが指ではなく陰茎であったなら、たちまちその快感から膣内に射精していたであろうことは想像に難くない。
愛する女を前戯のみでそれほどまでに感じさせ絶頂させた。その事実に男としての自尊心が満たされていく。
「はぁ…はぁ…はぁ…。派手に、イってしまった…。胸も、アソコも…私の女の部分全てが卿の手によって悦ばされている…。」
ハスが恍惚とした表情でこちらに語り掛けてきた。
「ふぅ…。だが、悪い気はしないな…。むしろ、卿の手によって私自身も知らない感覚を教えられ、卿の色に染められることが嬉しく思える」
微笑みながらそのようなことを口にする。それが男をどれほど興奮させるものなのかなど理解していないのだろう。事実、男の象徴が興奮によりガチガチに勃起し熱くなっている。
ハスのクリトリスから口を離し肉棒を女陰に擦りつけると、絶頂し愛液の洪水を起こしている膣口が物欲しそうに男の象徴に吸い付いてきた。
じらすように陰核や小陰唇を擦り愛液を肉棒に馴染ませて潤滑液代わりにし、今か今かと待ちわびている膣に添えゆっくりと腰を落としていった。
「くぅん…んぅぅっ、はぁぁぁぁ!卿の太いの、ふぅぅぅっ…私の中を埋めていってるぅ…」
びしょびしょに濡れきった膣を一気に抉り快楽を叩きつけるのではなく、膣ヒダ一枚一枚を擦るようにゆっくりと突き進めていく。ただ愚直に突き入れるのではなく、円を描くように腰を動かし、柔らかな雌肉全体をほぐしながら奥へと進めていった。
「んんんぅ…膣内、広がってるぅ…。私の汁で、グチュグチュって音出しながらぁ…あぁん!卿のが、お腹の中にあるの感じてるぅ…」
やがて膣壁を擦っていた亀頭にそれとまでと違う感触を感じる。ハスの蜜壺の最奥へと辿りついたのだ。そのまま亀頭を押し込みハスの膣に肉棒を根元まで埋めると、今度はゆっくりと引き抜いていく。
カリ裏にヒダを引っ掛けるように、少しずつ少しずつ腰を引く。クチュクチュと膣口が音を立て、肉棒を逃がしたくないと言うかの如くヒダが絡みついてくる。
そうやってゆっくりとしたピストンを繰り返し、ハスを感じさせ続けた。
「ふぁぁぁっ…んくぅ、何だか今日の卿のセックス、いつもと違うな?んんぅ、いつもは…もっと激しく私を責め立て何度もイかせてるのに…あぁんっ」
流石に分かるか。不思議そうに見つめるハスを安心させようと、腰の動きは止めずに口付けをした。
「んちゅっ…はぁん…。もしや卿、私が犯される夢を見たから、安心させるためにこの様な優しいセックスをしてくれているのか…?…ふふっ。卿は本当に優しい男だな」
それが一番の理由だが、自分ならハスを悦ばせながら体を重ねることが出来るということを知ってほしかったという男の安いプライドもあるのだ。
「はぁ、あぁん…!ふふっ。団長、私の夢の内容に嫉妬していたのか?…なら団長。私の子宮を埋め尽くすくらい、卿の子種を私に注いでくれぇ。愛する人の熱で私の不安を塗りつぶして、もうあんな夢を見ないようにしてくれぇ。はあぁぁぁ!」
勿論最初からそのつもりである。
ハスの膝裏をがっしりと掴み、膣内射精から決して逃げられないようにする。そうして陰茎の前後運動を少しずつ早くしていった。
「あぁんっ、あんっ、あんっ!ああ、ゆっくり動くのも卿の温もりと優しさを感じられて大好きだが、はぁんっ、こうして強く突かれるとっ、卿が私を求めてくれていると感じられて、ひゃああんっ!」
ハスの膣奥を肉棒で突き上げる。幾度も体を重ねて愛し合い開発しきったボルチオを責め、ハスを再び絶頂へと導くため腰を振るのをやめなかった。
「はぁんっ、あんっ!だんちょっ…私さっき一度イったから簡単にイってしまう!くぅぅぅん!」
こちらも早くハスの膣内で射精したくてたまらない。射精が迫りビクつき始めた陰茎の動きを早め、ハスの膣をかき回していく。
「んぅぅぅっ!卿の太いのぉ、私の中でさらに大きくなっているぅ!はぁぁんっ、んぁぁっ!卿もイくんだなっ?私の膣内に射精してくれるんだなっ?んはぁぁっ、いいぞっ、そのまま私の子宮突いて、私の一番大事なところ卿の精液で汚してくれぇ…!」
ハスの懇願にますます興奮しピストンをさらに早める。ハスの膣肉も締め付けを強め、子宮口が精子を欲しがり亀頭に吸い付いてきておりハスの絶頂も近いことが分かる。
「ああんっ!あんあんあんあああんっ!またイくっ!欲しいぃ!今度こそ卿の熱いの私の子宮にくれぇ!はあぁんっ、クるぅ!凄いの昇ってきてるっ!団長も一緒に、あああああああん!イくぅ!んんんんんんんんんんんんんんっ!」
ハスの絶頂と共に子宮口に鈴口を押し付け、その奥の隠された部屋を白濁液で大いに汚した。
短い時間で2度の絶頂を経験したハスはその快楽に顔を蕩けさせ、全身から力が抜けていた。
「あぁぁぁぁん。お腹の奥、卿のぬくもりが私の中に広がっていってる…温かい……」
そう言いながらハスは愛おしそうに腹を撫で瞳を閉じた。そんなハスを抱きしめてやると、やがて腕の中から規則正しい呼吸音がきた。
また恐ろしい夢を見ないよう今夜は傍に寄り添って寝るという約束を思い出し、起こさぬようそっと布団を掛けてやり再び抱きしめてこちらも眠ることにした。
朝の陽射しに目を覚ますと、腕の中にいたハスがいなくなっていた。
「おはよう、団長。まだ寝ててもいいんだぞ?」
ハスは既に起き上がって簡素な部屋着に着替えていた。
その姿を見ると、前日の弱った姿がウソのように活力に漲っているのが見てとれた。
「卿のおかげだな。おかげで昨日は良い夢を見れたぞ!ヒツジグサと天丼大食い勝負で58杯食べて勝った夢だった!」
どうやらいつもの調子に戻ったようである。
ハスの元気な声を聞きこちらも嬉しくなってくる。
「団長、とりあえず朝風呂でも入りに行かないか?昨日そのまま眠ってしまったせいで体中ベトベトだ。さすがにこれで人の前に立つわけにもいかん」
そういうとハスはこちらに手を伸ばしてくる。
一緒に入って仮に事に及んでは風呂に入る意味が無くなってしまうなと考え、そうならないよう我慢しなければいけないなと思いながらその手を取り二人で歩き出した。
我慢?無理でした。