「ご主人様、お茶を持ってきました。そろそろ休憩されてはいかがですか?」
執務室で一人黙々と書類を片付けていると、スイレンが盆を持って部屋にやって来た。
キリもよく丁度休憩しようと思っていたところだったため、そのあまりのタイミングの良さに思わず感心してしまった。よく休憩しようとわかったものだ。
「んふっ。一流のメイドたるもの、主人の気分や体調を読むのは当然です」
そう言って応接用の机に茶と菓子を置いていく。
流石はスイレンである。彼女の持つ「メイドとは自由の象徴」という信条に印象を引っ張られがちだが、そのメイドとしての技能は超一流と呼ぶに相応しいレベルである。
書類の載っている机からそちらに移動しソファーに腰かけると、漂ってくる茶の匂いも相まってあっという間に気持ちが仕事モードから切り替わり気分が安らぐ。
「ではどうぞごゆっくり…あら?上着のボタンが取れてますよ」
そう言われて見てみると、確かに前を留めるボタンの一つが取れている。周囲を見てみると、部屋の隅に置いてある荷物の近くにボタンが一つ落ちているのが見えた。そういえば先ほど荷物を動かした際に何か引っ掛かったような感触がしたが、すぐ別のことに気を取られ忘れてしまったのだった。どうやらその時に引っ掛けて落としていたようである。
このままボタンの取れた服を着ているわけにもいかず、自室に制服の予備を取りに行くため立ち上がろうとしたところでスイレンに待ったをかけられた。
「それには及びませんよ。裁縫道具は持ち歩いてますから、これくらいでしたら休憩されてる間に私がこの場で縫っちゃいます」
それはありがたい。わざわざ服のボタン一つのために取りに戻るのも面倒であるし、申し訳ないがここはスイレンに頼んでしまおう。
「はい。では失礼しますね♪」
そういうとスイレンは前に立ち、前屈みになって制服のボタンに手をかけ始める。
まさか脱がせるところからしてくれるとは思ってもみなかったため、出遅れて彼女にされるがままボタンを外され前をはだけさせられていく。
目の前で前傾姿勢になっているため、視線をわずかに落とすとそこには服の間から覗くスイレンの胸の谷間がばっちりと見えてしまっている。しかも彼女の顔が目と鼻の先にあり、その美しい顔に一瞬見とれてしまい気恥ずかしさから思わず顔を背けてしまった。
おまけに冷静になって考えてみれば、今の状況は傍から見ればまるでこれからここで情事をするために脱がせているようで非常にいかがわしい構図ではないだろうか?
「さ、前を外し終えましたから脱いじゃってください」
そうしているうちにいつの間にか制服の前は完全にはだけており、慌てて脱いでスイレンに手渡す。
心臓の鼓動が早くなり顔も少し熱くなっているが、彼女はそれに気付いていないのか気にするそぶりも見せずに受け取ると、机を挟んで対面の椅子に座り裁縫道具を取り出した。
「ではすぐ縫っちゃいますから、ご主人様は気にせずご休憩されててくださいね」
そう言って手元に目線を落とし、手際よく外れたボタンを服に縫い付け始めていく。
こちらも改めて落ち着こうと菓子を口に放り込み茶を含むが、先ほどの光景と不埒な考えが頭の中を駆け回り続けまともに味わうことが出来ない。それらを頭から追い出そうと改めてスイレンに目をやると、鼻歌を口ずさみながら楽しそうに手を動かしていた。
彼女の微笑んでいる顔にドキリとするが、それ以上にある一点に釘付けになってしまう。
正面に座っているが故に見えそうで見えない、そのミニスカートに。
そう、正面に座っているせいでどうしてもそこに目が行ってしまうのだ。
丈は短いがその分警戒しているのか足をぴっちりと閉めており、その奥の布は影で全く見えない。
バナナオーシャン所属らしい非常に肌面積の多い服装でありながら、局部はしっかりと隠しているのが逆に想像力を掻き立ててしまう。
そのミニスカートから伸びる、未成熟な少女とは違う引き締まりつつも程よく肉の付いた大人の女性の太ももが出す色気もあって余計に目が離せない。
煩悩を頭から追い出すどころか、完全にスイレンへの劣情で頭の中が支配されてしまっていた。
「はいっ、出来ましたよご主人様。ついでに他の取れそうだった所も直しちゃいました」
いつの間にか作業を終えたらしく、スイレンはそう言って制服を見せてくる。
完璧である。ボタンは元の位置にキチンと収まっており、裏地から見てもまるで最初から外れていなかったかのように綺麗に縫われていた。
流石はスイレン。自分で直していたらこうはいかなかったであろう。そう思い、感謝の言葉を口にする。
スイレンは今日、どんなパンツを履いているのだろうか。
「……ご主人様?」
…………………………………………ヤッテ、シマッタ。
感謝の言葉を述べようとして、無意識に先程までずっと考えていたことを口に出してしまった。
善意で縫い付けをしたらお礼代わりに履いている下着を聞かれたなど、聞かれた本人にしてみれば意味不明かつ失礼極まりない仕打ちである。
自分自身の発言に固まってしまい動けないでいると、スイレンが立ち上がり諭すように話しかけてきた。
「ご主人様?いくら興味があると言えども、そんなことを女性に軽々しく聞いてはいけませんよ?」
はい、その通りです!!本当に申し訳ありませんでした!!
床に座り込み頭を下げて全力で謝罪の意を伝える。
スイレンのお叱りはもっともである。ここは素直に非を認め許してもらうことが最優先事項であろう。
「いくらご主人様に仕えている身といえどもその質問に答えることは出来ません。それで、どんなものを履いていると思いますか?」
この償いとして何でもするから許してほしい。
………うん?
「ご主人様は、私が今どんな下着を履いてると思いますか?」
…どういうことだろうか?質問の意図が分からない。スイレンは怒っていないのだろうか?
そう聞くとスイレンはこちらの横まで移動し、悪戯っぽく笑みを浮かべてスカートの端を摘まんだ。
「んふっ。怒っていませんよ?ご主人様の性欲を発散させるのも私の勤めですから、むしろご主人様が私のことに興味を持って下さって嬉しいです」
スカートの端を少しずつ持ち上げていくスイレン。健康的な太ももがよく見えて眩しいが、それでも彼女の女性部分を守る薄い壁は見えない。
「ですから、もし今私がどんな下着を履いているか言い当てられたら見せてあげます。さ、お答えくださいご主人様♪」
そう言ってスカートを上げるのを止める。ここからではギリギリ中が見えない絶妙な高さまで上がっており、普段から絶対にパンチラしないために計算して位置取りをしているのであろう彼女の能力の高さが窺えた。
さて、妙な話になってしまったが同時にチャンスでもある。
スイレンとはこれまで何度もセックスしているが、彼女曰くあくまでこちらの性欲解消のために自らの体で奉仕しているだけとのことであり、このような自らスカートをたくし上げ下着を見せるという淫靡で挑発的な光景は今までなかった。
ならばこのチャンスをものにして、彼女の新たな一面を目に焼き付けたいと思うのは男として当然のことである。
そう考えて散々悩んだ末、彼女は自分の好みを知った上で履いて来てくれているのではないかとの考えに至り結論付けた。
ならば答えは清楚な…白!
それが今スイレンが履いているパンツだ!
「んふっ。なるほど、ご主人様は女性の下着はそういったものが好みなのですね。いいことを聞けました♪」
じゃあ今度エッチするときはそれを履いてきますね、といい笑顔で言いスカートを下げていく。
どうやら違ったようである。
内心がっくりするが、むしろ落胆されなかった上にいずれ好みのものを履いてきてくれるとまで言われたのだから収支で言えば圧倒的にプラスだ。
ならば、本心をぶちまけても多少は許されるだろう。
確かにどちらかといえばそういったものが好きだが、その認識は少し訂正する必要がある。
スイレンの履いているパンツならどんなものでも見たいのだ。可愛い熊さんでも、水玉でも、縞模様でも、紫のラメ入りでも、スケスケの黒でも、ノーパンでもいい。
いやむしろ今もノーパンだったら最高だ!ノーパンであってくれ!
我ながら変態的な発言をしたものであるが、心の底からの想いなのだから仕方ない。
すっきりした気持ちでスイレンの顔を見ると、こちらの言葉を聞き一瞬きょとんとし、その後はっきりと分かるくらい顔を赤くしだした。
「……あ、あの…ご主人様、それは…」
やりすぎた。本日二度目の暴走である。
スイレンへの色々な想いが爆発した結果であるが、そんなものは言い訳にならないであろう。
「い、いえ…。では……約束通り見せてあげますね…」
一瞬、何を言われたのか理解出来なかった。
呆然とするこちらをそよに、スイレンは再びスカートをゆっくりとたくし上げていく。
きめ細かな肌の太ももをさらけ出し徐々に露になっていくスイレンの下半身。
やがてスイレンの腰を守り隠していたヒラヒラとした布は完全に上がり、その神秘のベールに包まれてた姿を男の前に現した。
そこには、何も履いていない、隠すものが何もないスイレンの秘部があった。
これでも彼女とは幾度も肌を合わせた関係である。この手で脱がし裸にしたことだって何度もあり、普段はちゃんと履いていることくらいは当然知っている。
ならば何故。
「こ、これでおしまいです!私、他のお仕事が残っているので失礼します!」
そう言って顔を真っ赤にしながら部屋から出ていこうとするスイレンの手を思わず掴み、立ち上がってしっかりと抱き寄せる。
あのようなものを見せられて我慢など出来るわけがない。
このままここでスイレンを押し倒して犯し、一つになりたい。
そう告げてスイレンの顎をクイと持ち上げ、顔を近づける。
「ご、ご主人様…?お顔が怖いで…んむぅっ!」
その赤面したスイレンがあまりにも魅力的で、言い終わる前に唇を重ね彼女の口を塞いでしまう。
そのまま口内へと舌を入れ、自分とスイレンの舌と絡ませていく。
「んんぅっ…はぁぁ、れろっ…んむぅ…んうぅぅん…ぷはぁ」
一度口を離しスイレンの顔をまじまじと見つめる。不意を突いた濃厚な口付けに思考が追い付いておらず、キスの快感で顔を蕩けさせていた。
その男を誘うような表情に股間が熱くなるのを感じ、再び唇を重ねてソファーへと押し倒した。
舌を触れ合わせ、唾液を交換しあいながらスイレンの口内を蹂躙していく。口の端からはだらしなく涎が垂れているが、互いにそんなことを気にする余裕などあるはずもなくひたすら貪り続けた。
「…ごしゅじんさまぁ…はぁん、んぅ…構いませんよ…このまま好きに、ちゅる、ふぁ、んむぁぁん…」
甘い声を出しながらスイレンがその先に進むことに了承してくれた。そのまま彼女の服をずらして乳房をあらわにさせ、綺麗なピンク色をした突起をそっと摘まみ上げ刺激を与えた。
「んふぅあぁ…ご主人様ぁ、優しくされなくても、もっとご主人様の好きなように、んむぅ、はぁ…キスだって、こんな恋人同士でするみたいな…あむぅ、くちゅ、んんぅ…」
そうは言うが、スイレンが感じ乱れている姿を見たいからこうしているのだ。
キスだって体だけでなく心も通わて繋がりたいからしているし、何よりスイレンのことをより感じていたいからこうしているのだ。
そう言い放って自身を性処理の道具として割り切らせたいスイレンの懇願を拒否する。
そして今度はスイレンのスカートの中へと手を伸ばし、最初から隠していなかった女陰に指を触れた。
ほんのりと割れ目に湿り気を感じたが、さすがに愛撫を始めたばかりで準備は十分とは言えず、このまま挿入すれば潤滑油が足りずスイレンへの負担が大きいだろう。
指を割れ目の中へと滑り込ませ、掻き回すようにほぐして愛液の分泌を促してやった。
「ふぅんんぅ!おまんこの中、そんな風に弄られたらぁ、はぁぅ、んんんっ!お豆までぇ!んんんぅ、むぅぅ、ちゅぷぅ……」
膣内を指で擦りながらクリトリスにも触れ、スイレンの肉体を昂らせていく。しばらくそうしていると膣肉はほぐれてヒダが指に絡みつくようになり、分泌された奥から溢れてきた大量の愛液で中が濡れてきた。
指を引き抜き見てみると、スイレンの性的快感の証でドロドロのになり糸を引いていた。
もう、準備は十分であろう。
性器を掻きまわされ、ディープキスを続けたスイレンの顔は挿入前だというのに既に蕩けきっており、それを見続けて陰茎も痛いほどにズボンを持ち上げていた。
はやる気持ちに急かされてベルトを外しパンツごとズボンを脱ぎ捨てると、パンパンに膨らみ硬くなった陰茎が早くスイレンを犯したがって反り返っていた。
「はぁぁ…んはぁ…あぁ、入れちゃうんですね?ご主人様の逞しいこれで、私の中をいっぱいにしちゃうんですね…」
前戯でたっぷりと濡らしたいやらしくヒクつく膣口に痛いほど硬く大きくなった亀頭を添えると、そのまま腰を突きだし一気に肉棒をスイレンの膣内へと押し込んだ。
睦み合いによって男を迎え入れる準備を整えていたスイレンの雌肉は、奥へと掻き分けて進むたびにヒダが亀頭を擦り上げ、ただ突き入れただけで昇天しそうなほどの快感をもたらしてきた。
「あぅんんんぅぅぅっ…!おっきいですっ…はぁ、私のおまんこ、ご主人様ので広がっちゃってますよ…んぅ、ふぅうぅぅ…!」
スイレンの燃え上がるほどに熱い膣内が肉棒に絡みつき、射精のお世話をするかのごとく甲斐甲斐しく扱いてくる。そのあまりの気持ち良さにこのまま動かずとも射精してしまいそうだ。
「んふっ…ご主人様のおちんちん、さらに大きくなったの分かりますよ?はぁんっ、私のおまんこ、勝手に動いてご主人様にご奉仕しちゃってます…たっぷり味わって、射精してくださいね…んああぁぅん♪」
スイレンはそう言って肉棒を締め上げ、その密着感で体が震えた。
だがスイレンのことも気持ち良くさせたいという男のプライドがそれを許さず、腰を動かして抽送を開始した。
ぐちゅぐちゅと音を立て膣内に溢れた愛液を掻き出しながら亀頭が膣肉を往復していく。前へ後ろへ亀頭が通りすぎる度に膣壁を擦り上げ、男に愛撫される悦びで膣はますます奥から愛液を溢れさせながら膣ヒダを絡ませてきた。
「はぁっ、ああんっ、あっ、ふあぁんっ!ご主人様ぁ…おまんこ、いっぱい擦って気持ちいいですか…?んっ、んっ、んんっ、ご主人様専用の私の体、好きなように使って…いつでも、射精してくださいね…♪」
嬌声を上げながらスイレンがそのようなことを言ってくる。あくまでメイドと主人という立ち位置を崩そうとせず、自身の満足は脇に置き己の体を「使ってもらって」こちらの性欲を満たそうとしているということか。
だがこちらはそんなつもりは毛頭ない。スイレンのことも目一杯気持ち良くし、二人で快感を享受したいのだ。
その様なことを言う悪い口は塞がねばならない。
体を倒して再びスイレンに口付けし、舌を突き入れて互いの口内の粘膜を絡ませていく。
同時に膣肉を擦り上げる陰茎の動きをゆっくり大きなものとし、反応が良いところを重点的に攻めるように突き入れた。
「んんむぅぁ、あっ、あんんっ!ダメですよ、はぅん、ちゅぅ、こんな激しいキスしながら、私の弱い所ばかりおちんちんで…ふあぁはあぅ、んんむぅ、むちゅぅ…っ!」
スイレンは抗議してくるが、その声は自身の出す甘い吐息で途切れ途切れになっており説得力の欠片も無い。
スイレンの舌は口内に侵入してきたこちらの舌を求めて積極的に絡み付き、膣はスイレンが好きな所を突く度に悦び震えて肉棒に甘噛みして快感をこちらにも返してくる。
上下双方の粘膜からもたらされる快楽に浸かった体は時折痙攣し、その悦びを全く隠せないでいた。
「こ、こんな恋人や…奥さんにするような、愛し合うエッチ、はぁん…メイドにするものじゃないです…んちゅぅ、ちゅぴ、んみゅぅぅ、うぅん…ごしゅじん、さまぁ…」
メイドにするのがダメなら今この瞬間から、この後もずっとスイレンが自分の恋人や嫁になれば…愛し合う二人になれば問題ないではないか。
先ほど下着を履いていなかったのだって、本当はスイレンがこうして自分と体を重ねたかったからではないのか?恋人を可能な限り気持ち良くさせ欲求不満を解消するのは男として当然なのだから、恋人同士であれば済む話だろう。
「んっはぁぁ、んんぅっ!ちがっ…あれは、下着が見えるかどうかのギリギリで、ご主人様をからかおうと思っただけでっ、はぁあっ、あっ、ああんっ!言い当てられて中を見せたのも、まさか正解されるとは、思ってなくて……はあぁんっ、んふぅぅああん!」
どうやらあの赤面と逃げようとしたのは本心から羞恥によるのものだったらしい。
ところで後者の否定はしても前者の提案には答えていないが、これはつまりスイレンと恋人同士のセックスをしてもいいという同意と捉えていいんだな?
「はあっ、あっ、ご主人様、いじわるです…んんっ!メイドとご主人様とでなんて、ダメですよぉ……っ!はあぁん!おまんこの奥、そこ突きながらっ、そんなこと言っちゃダメです…ふぅぁ、ああっ、んふぅああんっ!」
肉棒で幾度も弱点を突かれてよがろうとも、心の最後の一線だけは決して越えるようとしない。
こちらも少々ムキになり、ソファーが軋む音も気にせず腰を強く打ち付け、子宮口を潰さんばかりの勢いで亀頭を押し込む。
助走のごとく抜ける寸前まで肉棒を引き、そこから膣ヒダを掻き分けて一気に膣奥まで突き上げる。子宮口にぐりぐりと肉棒の先を押し付け我慢汁を刷り込み、再びカリで膣壁を巻き込みながら膣の入り口付近まで腰を引き次の抽挿へと待ち構える。
繰り返し膣内の弱いところを擦られながら子宮口へ深い快楽を刻み込まれ、スイレンは何度も絶頂し大きな喘ぎ声を上げながら全身を痙攣させた。
だが、それでも彼女の口からは恋人になることを良しとする言葉は出てこない。膣奥を突き上げられ体を震わせ、陰核を摘ままれ喘ぎ、甘い愛の言葉で目を蕩けさせて肉体は完全に雌の悦びに目覚め男に屈服してなお、彼女の精神は快楽に負けずメイドとしての己の立ち位置を譲ろうとしない。
やがて、こちらの方が先に限界が来た。スイレンの女体を存分に堪能し、嬌声を聞きながら肉棒をその熱い蜜壺に抽挿し続けていたのだ。精子は許容量の限界まで生成され、陰茎はソレを早く解放したがってビクビクと膣内で脈動し無意識の内に腰の動きが速く細かくなっていた。
「はぁっ、あはぁんっ!ご主人様のおちんちん、さらに大きく……。ああんっ、あんっ、はあんんっ、私も、イっちゃう……もう、我慢できません…はぁん……っ!」
スイレンの膣も肉棒が往復するたびにざわめき、精液を欲して膣壁が締め上げヒダが絡みついてくる。
二人とも絶頂に近づき、膣奥への射精という共通の目的に向け互いの性器が昂揚を高め合っていく。
「精液、ください……っ!ご主人様専用おまんこの中に、んあぁっ、はぁんっ…熱いの全部、たくさん注いでください……あっ、はぅんっ、イきます…イちゃいます……っ!」
スイレンの淫らなおねだりにもはやこれ以上は耐えられず精液が陰茎内を一気に駆け上ってくる。
腰を大きく振る余裕すらなくなりひたすら子宮口を鈴口で叩くのみとなっているにも関わらずそれすらももはや不可能に近づいていた。
そしてとうとう限界が訪れ、スイレンの一番奥で射精するため腰を密着させ、膣の最奥へと亀頭を押し付け子宮めがけて全力で白濁液を吐き出した。
「ああぁっ、ダメ、イきます……っ!…もうイくっ、イ……っはぁ、あっ、んぁああああああっ!」
肉棒の先端から膣奥に注がれていく感触で、スイレンは体を震わせながら絶頂した。
膣肉も悦び震え、精液を欲しがって子宮口が鈴口に食いつき次々に流し込まれていく白濁液を吸い上げていく。
「はあっ……んっ、私の中に、ご主人様の精液、注がれて……。……あぁ、まだまだ濃いの、子宮に入ってきて……っ」
肉棒が脈動するたびに精液が子宮に注ぎ込まれていく感触に、スイレンの体は悦び快感で体の震えが止まらない。
スイレン自身も己の胎の中に広がっていく白濁液の熱でうっとりとしており、疲労で上がった息と上気した頬の赤みも相まって非常に蠱惑的な表情となっていた。
その顔を見て陰茎が再びビクンと大きく震え、さらに濃い精液を注ぎ込み続ける。
まるでスイレンの子宮を精液で満たせば彼女が自分のものになると考えているかのように、一向に射精は止まらず胎内を白く染め上げていった。
「んふっ。ご主人様の愛、しっかりとお胎の奥でいただきました。でも、もうあんなことメイドに言っちゃダメですよ?」
その後、絶頂の余韻から回復した彼女は情事の痕跡を跡形もなく片付けそう言って退出していった。
片付けられた執務室に残った、先ほどまで彼女がここにいた証。
それはもう冷めた茶と、彼女に直してもらった上着だけである。
冷めても美味い茶を一気に飲み干し、ソファーに体を沈めて溜め息をつく。
またスイレンに断られてしまった。
以前も彼女と共に人生を歩みたいという想いから告白したが、断られてしまい今の関係を維持している。いっそ情事のさなかの蕩けた状態で言えばと考え再び想いを告げたが、結果はこの通りである。
処女を捧げてもらい、以降も自分以外とは体を重ねていないと明言されているのだから脈がないとは思わない。むしろ気持ちが通じあっているとさえ思う。
だがそれでも彼女の中の最後の壁を壊せずにいることに頭を抱え悶えてしまう。
まあここでグダグダ考えていても仕方ない。諦めずまたすぐにでも次の機会を作り出し改めて想いを告げよう。
無理矢理思考を切り替えて最後の菓子を口に放り込み、事務机に向かい仕事を再開した。
そういえば今年はリリィウッド…エダ商業地区でジューンブライドをテーマとした祭りが開催されると聞いた。毎年どこかで似たような催しが行われるのを見るに、やはり女性にとって花嫁姿への憧れは相当なものなのであろう。
ふとスイレンも女性である以上そういったものに興味はあるのだろうかと考え、彼女が花嫁衣裳に身を包み微笑む姿が脳裏に思い浮かぶ。思わずニヤケ顔を浮かべそうになり、頭を振ってその妄想を追い出すために再び書類に目を向けた。
だが、可能ならいつか……自分の横に立つ、本当に花嫁衣裳を着た彼女の姿を見てみたいものである。
多分このあとスイレンさんはジューンブライドverでついに自分の本心を出すことに素直になれたのだと思われます。