※この作品はR-18です。

花騎士情事物語   作:桃色レンコン

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もしも、アイビーが貧困が原因で騎士学校に行かず体を売る選択をしてしまったら。


夜闇を飛翔せし魔眼の鷹~アイビー~

険しい渓谷地帯の中で人々が逞しく生きている風谷の世界花の国家、ベルガモットバレー。

峡谷に囲まれる厳しい土地にも関わらず、世界花の周りに作られた街には首都らしく実に多くの人々が集まり暮らしている。

数刻前には日が落ち、周囲の山々は闇に包まれその姿を隠しているが、街には未だに光が灯り昼とはまた違う喧騒に包まれていた。

 

明日からこの国の騎士団との会合があるため遠路はるばるブロッサムヒルから出張し前日入りしたが、実はこれまでこの街の夜の姿をじっくりと見たことがなかった。

こんな一面もあったのかという発見への驚きと興奮に、年甲斐もなく子供のようにウキウキとしてしまっている自分がいた。

 

 

 

そんな喧騒から少し外れた夜の道を、自由気ままに一人歩く。

ブロッサムヒルからはこの国に恋人がいるという花騎士を護衛に伴って来たが、彼女には宿に着いてすぐに明日の朝までは自由にしていいと伝えて別行動を取っている。今頃は恋人の元へ行き、久々の逢瀬で大いに燃え上がっている頃だろう。

 

ならば、ハメを外すならば、それは今しかない……!

 

いくら女王のお膝元として景観や治安の維持に力を入れているとはいえ、ここは人が営む街。

当然どの時代のどの地域にも存在する、三大欲求のひとつである男が女を抱きたい衝動を満たす職業……娼婦が必ずいるものである。

普段は花騎士達に見つからぬようこっそりとブロッサムヒルの店に通っているが、今日いるのは夜のベルガモットバレー。今晩は周囲の目を気にすることなく、大人の男の夜の遊びを堪能しようではないか!

 

「あらお兄さん。深闇を孕む刻を一人で闊歩してるの?よかったら私と一夜限りの遊びをしていかない?」

 

歩きながらそんな下世話な決意をしていると、街灯の下にいた独特の言い回しの露出の多い女に話し掛けられた。

 

 

 

話し掛けてきた女は娼婦としては比較的若く、おそらくまだ少女といえるような年齢であろう。

パッチリとした大きな目には珍しいオッドアイの瞳が映り、頭に大きなリボンを着けた彼女の容姿は街灯の灯りのみの暗い中であってもその可憐さを損なわないでいた。

だがその服装はただの少女にしてはあまりにも過激で扇情的な、まさに夜鷹という職業に相応しいものだった。

 

むっちりとした腰回りを隠すスカートは非常に際どいギリギリの短さであり、これでは座ったり階段を登れば間違いなく下着が見えてしまうだろう。

胸元に目をやると、覗き込めばそのまま引きずり込まれてしまうのではないかと思うほどの深い谷間をこれでもかと見せつけ、その豊満な果実を惜しげもなく男にアピールしていた。

よく見ると乳首の位置がはっきりわかるほど生地も薄く、この様子では恐らく、いや間違いなくブラジャーも着けていない。

 

「うふふ♪お兄さん分かりやすいわね。そんなに私のおっきなおっぱいに意識を支配されちゃったの?」

 

男の下心を掴んで離さない光景に目を奪われていると、近付いてきた少女が慣れた手つきで股間を触ってきた。

ゾワリ、と甘い痺れが腰から背筋に走る。いつの間にかこの少女の色気にやられて勃起していたらしく、彼女の細指に触れられた逸物が主人に撫でられた犬のごとく喜び興奮していた。

 

「お兄さんのおちんぽ、もうこんなに勃起しちゃってる♪今晩私と褥の契りを結んでくれればぁ、このおっぱい、お兄さんが好きに出来るのよ?……どうする?」

 

腕を絡めて上目遣いに少女が尋ねてくる。押し付けられた二つの果実はぐにゅりと形を変え、その柔らかさを薄い布越しにこちらに余すことなく伝えてきた。それだけでなく服の隙間からは綺麗なピンク色の乳首がチラチラと見え、ますますこちらの肉欲を刺激してくる。

これを一晩好きに出来るということは、この手に収まりきらない双丘を鷲掴みにして揉んでも、ピンクの突起にむしゃぶりついてもいいということではないのか?

 

「このおっぱいおまんこでぇ、おちんぽずりずり…したくなぁい?」

 

結論を言おう。

夢いっぱいのおっぱいの誘惑には、勝てなかった。

 

 

 

「へぇ~!あなたブロッサムヒルの騎士団長さんなんだー。あっ、私アイビーって言うの。よろしくね団長さん」

 

今夜は彼女と遊ぶと決めると、早速行為に及ぶため彼女の家に行くことになった。

源氏名なのか本名なのかは定かでないが、アイビーと名乗った夜鷹の少女の後に着いて段差の多い街並みを歩いていく。

 

「団長さんのところって誰か有名な花騎士いるの?…えっ!?嘘っ、サクラさんが副団長!?私サクラさんの大ファンなのよ!いいなー。生命の守護者、知徳のサクラっ!私も一度サクラさんを生で見てみたいわー」

 

興奮し、はしゃぐたびに小柄な彼女の体に反する乳房が大きく弾む。段差を上下するたびに目の前でぷりぷりと揺れる大きな尻に鼻の下を伸ばしていると、案の定隠す気があるのか分からない短いスカートの中が見えた。尻肉を見せつけるかのように布面積の少ないTバック。

眼福だった。

 

「さ、着いたわ。ここが私のアヴァロンよ!」

 

案内されたそこは随分と古びた…端的に言うとボロいアパートだった。

壁も相当薄いのだろう。あちこちの部屋から連れ込んだ客を相手にしている他の夜鷹の声が聞こえてくるではないか。

この手の商売の女性はそこそこ稼いでいるイメージだったから、もっと良いところに住んでいるのかと思っていた。

 

「あー、ショバ代とか色々とね…。怖いお兄さん達にこの辺で商売するための上納金を払わなきゃいけないし、避妊と性病予防の魔法薬の代金を差し引いたらあんまり手元に残らないのよ」

 

上納金に、薬代…。

 

「かといって薬代を渋ったら妊娠や病気で仕事が出来なくなるしね…。お店で働いたらもっと貰えるんだろうけどキツいノルマやその筋の人達に飼われることもあるし、何より簡単に足抜け出来なくなっちゃうからそれが嫌な娘はこうして暮らすしかないのよねー…」

 

淫靡できらびやかな夜の世界も、裏では世知辛いものである。

 

 

 

そんな世間話をしながら彼女の住んでいる部屋へと迎え入れられた。

建物の外観から察せられた通り中は広くはなく、寝室の大きさに比べて不自然なほど大きなベッドが家主がどのように稼ぎを得ているのかを雄弁に物語っていた。

促されるまま普段アイビーが寝ているであろうベッドに腰掛けると、彼女も密着するように横に座りその大きな乳房を押し付けながらキスをしてきた。

 

「ん~ちゅっ。改めましてよろしくね団長さん♪わざわざブロッサムヒルから来てくれたんだから今日はたーっぷりサービスしてあげるわ。さっ!今宵限りの契りで時間は有限なんだから早速始めましょ♪」

 

そう言って慣れた手つきでこちらの衣類を全て脱がし、瞬く間に裸にされてしまう。次いでアイビーもその豊満な雌肉を見せつけながら一糸纏わぬ姿となり、そのままこちらのまたぐらの前に座り込んだ。

ぷるんっと乳房を揺らしながら座った彼女の顔の前では、先ほどのストリップショーで興奮した肉棒がガチガチに勃起して天井を仰いでいる。アイビーは目の前の雌が放つ淫気でビクンと震える肉棒を見て微笑むと、顔を近づけその口の中へと肉棒を招き入れた。

 

「ずりゅっ、ぢゅっ…ふふっ、団長さんのおちんぽ…すっごい硬いわ。それに…とっても大きくて…じゅるるっ、じゅぼ、じゅじゅぅ…男らしくて素敵ね……ずずっ♪」

 

あどけなさの残る顔をしていながら、この夜鷹の少女はこれまで何本のペニスを咥えてきたのだろうか。

巧みに舌でペニスを包み込み、唾液を纏わりつかせながら舐め上げられる快感に腰が砕けそうになる。

その細い指で陰嚢を撫でながらねっとりと裏筋を舐め、飴を転がすかのように亀頭を擦る感触に思わず声を出してしまいそうだ。

 

だがそれ以上に、アイビーの大きな胸に目が引き付けられる。小柄な彼女の体に反してたわわに実った母性の象徴は、ストロークに合わせて大きく揺れており自然と目で追ってしまう。

 

「団長さんは本当におっぱいが好きね。じゃあ…えいっ♪」

 

それの視線に気付いたアイビーは、フェラチオを中断し今度はその胸で勃起したイチモツを挟み込んだ。

 

「団長さんのおちんぽ、ビクビク震えながら喜んでるわ。それにとっても熱い…ふふっ、ぎゅーっ♪」

 

勃起した陰茎が隠れるほどの柔らかな乳肉に包まれるという光景に息を荒げてしまう。

アイビーはその無様な男の様子に微笑みながら、唾液を潤滑油代わりにして乳を上下に動かして陰茎を刺激していく。左右から手で圧迫され、ズリズリと動くたびに形を変える乳房を見下ろすという幸福に、肉棒はますます興奮し硬く熱くなっていく。谷間の間から顔を覗かせる亀頭は悦びで膨れており、いつ暴発してもおかしくない危険物と化していた。

 

「見える?おちんぽの先、おっぱいおまんこの間からこんにちはってしてる…。とっても大きい…れろっ…」

 

ただでさえ乳膣に包まれる悦びに打ち震えている陰茎にアイビーは舌を這わせてくる。

柔らかな乳房が上下し竿全体が快楽に満たされている中で、さらに射精を促さんばかりに亀頭を舐める彼女の行為に射精感が急激に増してくる。

精巣から昇ってくる精液を吐き出すべく肉棒がビクンと震え、それに耐えるために腰が浮きそうになってしまう。

 

「れろ…団長さん、射精したいって顔してるわ…。いいわよ。飲んであげるからぁ、ちゅっ、お口の中にいっーぱい、出して?はむっ♪」

 

そう言ってアイビーは亀頭の先を口に含み、乳房を左右から押さえて肉棒を柔らかく圧迫した。

乳肉で作られた膣に締め上げられる快感に耐えることなど出来るはずがなく、瞬く間に白濁液が陰茎内を通過し鈴口からアイビーの口内へと送り出されていった。

 

「んんんっ!?んんぅ、んふぅ…じゅるるっ、ごくっ、ごっ…じゅっ、じゅぶる。らんちょうさん、しゅごいりょう……んぐっ、ごく……ごくっ、じゅるぅ…。ずずっ、ずっ…ごくぅ、ちゅるる……ごくんっ。はぁ、はぁぁ……それにとっても、濃いわ…凄い……」

 

アイビーはごくごくと喉を鳴らしながら口内に出された精液を一滴残らず飲み干していく。

飲んでいる間も乳を使い陰茎を緩急つけて圧迫し、陰茎内の精液を絞り出すように扱いていった。

 

 

 

やがて尿道に残っていた精液も全て吸い出し嚥下すると、アイビーはようやく口を離してこちらを見上げてきた。その顔は上気して目を蕩けさせており、精子の味と臭いで発情しているのがよく分かる。

 

「はぁー、はぁー…。団長さんの精子、飲んだらクラクラしてきたわ…。はぅ、んっふぅぅ……。お腹の中熱くてぇ、おまんこびしょびしょになっちゃったぁ…。」

 

雌顔を晒しながらアイビーはベッドに上がると、横になり見せつけるように股を開いた。

その膣口は奥から漏れた愛液でビショビショに濡れており、肉棒を受け入れたそうにヒクつきながらこちらを誘っている。荒げた呼吸で大きく上下している大きな胸の頂にある乳首は勃起して触って欲しそうに激しく自己主張し、少女の淫靡な姿に出したばかりの肉棒が再び鎌首をもたげてきた。

 

「お願い…早くぅ…こんなに体が火照っているのは初めてなのぉ…」

 

興奮で顔を赤くした女にそのような淫らなおねだりをされて断れる男がいるだろうか。それも相手はたわわな胸を揺らし、大きな腰を振って誘ってくる美少女だ。

アイビーの期待に応えるべく彼女の大きな腰に手を添えると、すぐさま彼女の膣口に亀頭を押し当てた。割れ目からは愛撫の必要がないほど愛液があふれ出ており、これなら今すぐに挿入することが出来る。

女陰に陰茎を擦りつけ愛液でたっぷりと濡らすと、蜜で溢れた肉壺の中へと一気に肉棒を送り込んだ。

 

 

 

「ああっ、あんんんぅぅうう…!おまんこ、いっぱい、広がってるぅぅ…!んんぅ、んやぁあん…っ!おちんぽおっきいぃ…ふあぁあ…っ!」

 

膣内へと送り込まれた、はち切れそうなほど大きくなった肉棒の感触にアイビーは嬌声を上げていた。

場末の底辺娼婦とは思えないほど締まりのいい膣肉を味わうよう膣襞を擦り、形を覚え込ませるつもりで丹念に掻き回していく。

 

「やぁぁあっ……そんな風におまんこの中で動かしちゃダメぇ…!んぁっ、ふぁああんっ!おまんこ痺れちゃう…だ、団長さんのおちんぽの太さも長さも、全部わかっちゃうぅ…っ!」

 

そうやってアイビーの膣肉を蹂躙しきって屈服させていると、とうとう亀頭が膣奥に辿り着いた。

膣奥にははっきりとアイビーの子宮口を感じ取ることができ、膣壁を擦り女としての悦びを与える肉棒を歓迎するこのごとく鈴口に吸い付いてきた。

 

「あああんんぅぁぁ!あんっ、あんっ、あああんんぅぅあんっ!私の子宮、突かれて悦んじゃってるぅぅ!何でぇぇ……いつもはこんなことないににぃぃ!あっ、あっ、あっ、はぁああああん!」

 

子宮口を肉棒で直に触られる感覚にアイビーは悲鳴にも似た喘ぎ声を上げる。

体は男に雌として大事な部分を犯される悦びで打ち震え、それに合わせて豊満な胸が目の前で扇情的に揺れていた。

腰を掴んでいた両の手で今度は胸を鷲掴みにするが、小柄な体に反比例したかのような豊かな乳房は手に収まりきらない。それどころかまるで柔らかな餅に触れているかのように指が沈み、男受けする要素の全てを詰め込んだのかと錯覚するほどこちらの欲情を駆り立ててきた。

思わず双丘の上に乗ったピンクの突起に口を当て、揉みながら甘噛みし勃起したその硬さを堪能する。

 

「あぐぅぅっ、おっぱい、揉みすぎぃ……!ふあ、ああぁっ!やっ、乳首甘噛みしちゃやぁぁっ!おまんこまたっ、キュンキュンって、きちゃうからダメぇぇ……っ!」

 

肉棒を締め上げてくる膣肉の快感を堪能しながら腰を乱暴に叩きつけ、掻き出すように膣壁を擦っていく。勃起した乳首もまだ母乳が出ていないはずだが甘く、舌で舐めながらジュルジュルと音を立てて吸い上げる。

 

「はぁあっ、ああんぅ、んんんぅぅ……っ!おっぱいもおまんこも気持ち良すぎぃ!ああんっ、あんぅ、はぁん、あんっ、あんんうぅぅああっ!団長さんっ、激しっ、私、こんな気持ちいいエッチ知らないぃ……あっ、ああんっ!」

 

アイビーの体が痙攣のように震えだし、膣も一気に締まりが強くなってくる。彼女の絶頂が近い兆しであろう。

こちらもそろそろ我慢なってきているのだ。それならば丁度いい。

 

このまま膣内出ししてもいいだろう?ただでさえトビそうなほどなのに、中出しすればさらに気持ちいいはずだ。

 

「ふぁぁっ、出してぇ!中出ししてぇ!頭壊れちゃう!中出しされなかったらきっと私おかしくなっちゃううぅ、ひゃあぁああ!もうダメ、ダメェ!イク、イっちゃうイっちゃうううう!」

 

これでこみあげる射精感を吐き出す場所が定まった。

両乳首を同時に口に含み甘噛みしながら、ますます強くなる膣の締め付けに合わせて腰を一気に引く。

そしてトドメとばかりに亀頭を子宮口に叩きつけ、その小柄な体の中へと肉棒を根元まで埋め込んだ。

 

「ふあぁああああっ、はあぁあぁあぁあああ、イっちゃ、イっちゃうぅぅぅ!んあぁぁぁああああああぁあああっっっ!!!」

 

アイビーは小さな体と大きな腰を震わせ、部屋の外に聞こえるであろう程の大きな嬌声を上げて絶頂した。

それに合わせて精巣で作られた白濁液が一気に駆け上がり、奔流となってアイビーの子宮内へと注ぎ込まれていった。

男の濃汁で白く染め上げられていく快感にアイビーの子宮は雌の本能で悦び、子宮口が全て飲み込もうと鈴口に吸い付き精液を胎内へと送り込み続けた。

 

「ひぅ、ふぁあぁぁぁ…。ま、まだ、おまんこ痺りぇてりゅぅ…。こんなしゅごいの生まりぇて初めて…。んっ、ふぅぅ、らんちょうさん…エッチ上手すぎよぉ…」

 

アイビーが絶頂の余韻で顔を蕩けさせながら話しかけてくる。

子宮に叩き込まれた快感の影響で呂律が回っていないが、それが彼女がどれほどまで深く感じたのかを物語っており、射精したばかりなのに興奮がこみ上げてきた。

 

そう、また興奮がこみ上げてきたのだ。

 

「……えーと、らんちょう…さん?何だかまた、おちんぽ硬くなってる気がするんだけど…」

 

その通り。

アイビーの魅力的なイき顔を見てまた硬くなってしまった。このまままた膣内を往復してもいいだろう?もう動きたくて仕方がないのだ。

 

「ちょ、ちょっと待って…私、イったばかりで敏感なのに、今おちんぽ動かされたら…はぅぅんふぅぁあああっ!?」

 

返事を待たずに硬さを取り戻した肉棒を奥へと押し込む。

一夜限りの関係なのだ。この少女の極上の女体を今のうちに徹底的に堪能させてもらわねば。

 

 

 

その後アイビーに何度も何度も中出ししまくり、ようやく肉棒が落ち着きを取り戻した。

吐き出した精液で満たされたアイビーの膣から肉棒を抜き取る頃には、互いの下半身は精液と愛液の混合物でドロドロになっていた。

そのまま息を荒げながら二人でベッドに横たわり、呼吸が整うまで体を密着させながら休むこととなった。

 

 

 

しばらくしてようやく呼吸が整ってくると、互いに会話できるほどの余裕ができ睦言を交わし始めた。

 

アイビーは娼婦にしては随分と若いが、なぜこの仕事に就いているんだ?

 

「…大した理由なんて無いわ。小さい頃育ての親に引き取られたけど、あまりにも貧しくて耐えられなかったから家を飛び出してこうして生活してるの。この仕事してる娘にはよくある話よ」

 

引き取られた理由が何であるかまでは聞けなかった。

孤児が生まれる理由の大部分は害虫の被害によるものである。そうやって親を失った身寄りの無い子供達の多くは孤児院や親類などに引き取られるが、あまり余裕のない所に引き取られた子供…とくに女児は食い扶持を稼ぐため保護者に無理矢理、あるいは自らこうして体を売ることが頻繁にあるらしい。

それは、害虫が現れて以降のスプリングガーデンのどの時代、どの地域にも存在する非常にありふれた光景だった。

 

「はぁ…そんなことより、この仕事して色んな男の人を相手にしてきたけどこんなに乱れたのは初めてよ。団長さんとのエッチ、凄く良かったわ…。やっぱりいつも花騎士に囲まれて毎日エッチいるから凄く上手なの?」

 

そう言ってもらえると嬉しいが、アイビーが普段以上に感じたことには一つ心当たりがある。

言う必要がないと思い黙っていたが、実は自分の精液には世界花の加護を持つ女性を発情させ、大いに乱れさせて性的快感を高める効果があるらしいのだ。

先走り汁に含まれる量程度でも効果があるらしく、処女相手に挿入してもしばらくすれば初めてであっても絶頂したほどだった。

 

「あ、確かに団長さんの精液を飲んでから子宮あたりが熱くなって、エッチしたくてたまらなくなったわね…」

 

それで発情し乱れたということは、つまりアイビーにも世界花の加護があるということだ。

アイビーさえよければ花騎士を目指さないか?加護持ちであれば騎士学校で正式に花騎士に任命されるまで手厚くサポートしてくれるし、何より給金が良いから今よりずっといい生活が出来るはずだ。

 

「……私が…花騎士に…?」

 

そうだ。もしよければ紹介状も書こう。それを騎士学校の職員に渡せば色々と融通してくれるはずだ。その才能を埋もれされるのはあまりにも勿体ない。

 

「……考えておくわ」

 

 

 


 

 

 

それからもしばらく睦言を交わし、狭いシャワールームで二人で身を清めて彼は宿に戻っていった。

 

手元には彼が私を抱いた対価として支払ったお金と、騎士学校宛ての紹介状。

こんな場末の娼婦だからと見下し値切ろうとしたり、金の代わりにまた抱いてイかせてやろうなどと言い出す勘違いした輩も多い中、彼はキッチリと私の労働の対価を払ってくれた。

しかし彼には悪いが一晩で何度も絶頂した疲労で頭が回らず、お金で買えない価値があるであろうこの紹介状よりも、明日のお昼はスープに具材を2つ入れられるお金の方にありがたみを感じてしまう。

 

そんなことを考えながら先程まで彼と体を重ねていたベッドに横たわり、瞬く間に眠りに落ちていった。

 

 

 

翌日目を覚まして時計を見ると、既に昼を大きく過ぎていた。

そんなにも私は彼にイかされ続けたことで疲れていたのか。

昼を食べ損ねてしまった上に『仕事』の時間まで近付いてしまっている。

せめて何か食べなければと思いテーブルに目をやると、昨日の夜から置きっぱなしになっていたお金と紹介状が目に入ってきた。

 

……なぜ、今更加護だの花騎士だのと言うのだ。

あの日、両親と貴族の跡取り娘という地位を奪った害虫に恨みが無いわけではない。

 

昨夜団長さんに語った身の上話は決して嘘ではない。確かに私が家を出た理由は貧乏によるものだ。

だが、実際は元使用人の育ての親は私を育てるため必死に働いてくれていた。私が体を売るような真似をせずにすむよう、日中の仕事の後に私に隠れて体を売ってまでお金を稼いでいてくれた。しかし私は、血が繋がっていないのにそこまでしてくれる育ての親の姿がいたたまれなくなり家を飛び出たのだ。

そして当然小娘一人で生きていけるはずがなく、申し訳ないことにチンピラに言いくるめられて処女を散らし、結局私も体を売る道を選んでしまったのだが。

 

この仕事を始めたばかりの、上納金が足りず元締めの舎弟達に輪姦され穴埋めをしていた頃ならいざ知らず、今は社会の最底辺ながらも何とか食べていける程度に安定している。安定してしまっている。

そんな生活を捨てて両親を殺した害虫達がひしめき合う戦場に出向くには、今の私には勇気も思い切りも足りない。

 

なんで、今更なのよ……。

 

 

 

買い貯めしていた黒パンとチーズの欠片を水で胃に流し込み、この男受けする体を最低限隠すだけの卑猥で扇情的な服を着る。

また今日も、日々の糧を得るために見知らぬ男に抱かれる生活が始まる。

薄く化粧をして身を整え、テーブルの上に置いたままの紹介状を手に取った。

この国を守る麗しい自信に満ち溢れた花騎士達や、新聞や絵物語に伝え聞く最強の花騎士サクラ。……同じ女であっても、毎日違う男に股を開き、精液まみれになりながら淫らな声を上げて日銭を稼ぐ自分。

 

一瞬、花騎士となり魔法で華々しく害虫達を葬って称賛を浴びる自分を思い浮かべるが、すぐに現実の私の姿で塗り潰される。

こんな分不相応な物が…今の私の立場を思い知らされる、眩しい違う世界の物があるからいけないのだ。

紹介状をビリビリと破りゴミ箱に捨てて部屋を出ると、今晩私を買う男を探すべく欲望渦巻く夜の街へと歩き始めた。




あのあと何の音沙汰もなかったからこっちから来ちゃった!はいお金。
「また来たの?じゃあ部屋に行きましょ」

「はぁっ、はぁっ、はぁっ…。団長さん、相変わらず…ふぅ、私のおまんこ攻めるの、上手ね…」
ところで花騎士の話考えてくれた?アイビーなら絶対なれるよ!
「いや学校行ってたら生活出来なくなるし…。それにこんな仕事してる女なんて何て言われるか…」
大丈夫!花騎士には傭兵や海賊を兼務してる娘達もいるんだから問題ないよ!
あと生活費が不安ならスポンサー契約してよ!専属でエッチする代わりに騎士学校卒業するまで諸々援助するよ!
「…そんな愛人契約なんかしていいの?あのあと調べたけど、団長さんそこそこ有名人じゃない。運命の盟約者のサクラさんに怒られないの?」
…?サクラとはただの上司と部下だけど?もっと言うと他の騎士団への異動が内定してるから部下ですらなくなるし。
「ふ、ふーん…そこまで私に肩入れしてくれる理由って…何なの?」
凄く可愛くてクソデカおっぱいでドスケベ尻でエッチが最高に気持ちいい。
「もうちょっと言い方ってもんがあるでしょ!!!」



このあとめちゃくちゃ説得されて足を洗った。
今ではサクラさん直々の訓練と毎日山のように積まれる副団長決裁の報告書相手に悲鳴を上げている。
明日は育ての親に大事な報告をするため、二人で一緒に足を運ぶ予定だ。
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