「団長、酷く疲れた顔をしているが大丈夫か?」
ハスが心配そうな声をかけてくる。
それも当然だろう。国境付近に強力な害虫が発生したとの報告を受け急いで向かったところ、予想を遥かに超えた数の群れに成長していた害虫達と戦うハメになったのだ。
途中で援軍や他国の騎士団と合流できたはいいものの、指揮系統が混乱しかけていたのを納めていたらなし崩しで総指揮を任されることになってしまい、昼は前線での指揮、夜は作戦立案や人員の配置案などでほぼ休みなしでひたすら動き回っていた。
そしてようやくほぼ全てを駆逐したところで、今度はこの顛末の報告のために大急ぎで帰って来たところだったのだ。
「その話は聞いていたが現場ではそんな大変なことになっていたのか…」
本当に大変だった。大変だったがこれからその報告資料を作るという同じくらい大変な作業が残っている。そう言い机に向かおうとしたところ、慌てたハスに止められた。
「いやいや待てっ。今の卿は本当に疲れ切っているのが分かるぞっ!?私に任せて少し休んでいろ!」
任せろ、とはどういうことだろうか。今回の任務に参加していないハスでは代わりの報告など出来るはずもないだが。
「ふふふっ。まあ見ていろ」
その後なんとハスは上層部に赴き報告の期限を伸ばすよう掛け合ってきた。さすがに他国とはいえ女王直々に懇願されれば無下にするわけにもいかず、それを聞いて苦笑したブロッサムヒル女王から報告は明日の午後で良いと通達され今日は丸一日休めることとなった。
「これで卿もようやく休めるだろう?さあ風呂にでも入ってさっぱりしてくるんだ」
これはありがたい。ハスは女王だと思っていたが実は湖畔の世界花が遣わした天使、いや春庭に舞い降りた女神ではなかろうか。
思ってもみなかった休みにテンションが上がりつい誉めちぎる。
「そ、そこまで言われると恥ずかしいぞ…。だが私も卿にそこまで喜んで貰えて本望だ。そうだ!せっかくだから頑張った卿に特別に私からも褒美をあげよう。私に出来る範囲であれば何でもいいぞ!」
ハスも気を良くしたのか照れながらそんな提案をしてくる。ほう何でも言っていい、何でもしてくれると。なら…。
数十分後、熱い湯が張った風呂場でいすに座っていた。
久々の風呂は浴場を満たす暖かい湿気が心地よく、永らく冷水で拭くしか出来なかった体が温まっていくのが分かる。
「団長、入るぞ…」
そしてそんな場に、体にタオルを巻いた裸のハスが入ってきた。
なぜこんな事になったのか。それはハスに体を洗ってほしいと頼んだからだ。
物を欲しがるとでも思っていたハスは困惑と羞恥で顔を赤くするが、何でもと言ってくれたことを強調しその要求を押し通した。
タオルが小さかったのか、はたまたあえて小さいものを選んできたのか。シミひとつ無い白い肌の太ももが眩しく、胸も乳首が見えるかどうかというほどギリギリの位置で巻かれているためハスの胸の膨らみが柔らかく潰されているのがよく見える。
「み、見すぎだ団長…。それより体を洗うぞ。まずは髪からだ」
その姿に見惚れていると、照れているハスが恥ずかしさをごまかすようにお願いを叶えるべく近づいてきた。
「終わったぞ。ふふっ、綺麗になって気持ち良さそうだ」
ハスに髪を洗ってもらったおかげで汚れで重くなっていた髪が非常に軽くなった。吹けば全て飛んでいきツルツルのハゲ頭になってしまうと錯覚するほどだ。
だが、それとは別に体の反対側…下半身である問題が起きていた。
「じゃあ次は…あっ……」
髪を洗っている間、ハスは正面に立っていた。少し屈んだ体勢で髪を洗っていたためちょうど目線の先にハスの胸があり、またハスの体から香る甘い匂いが鼻腔をくすぐり脳天に直撃していた。
何より疲れが溜まっている状態でそのような扇情的な姿を見せつけられたため、下半身のソレが非常に元気になっていた。
見られたからには仕方がない。開き直ってここからは欲望全開のおねだりでいく。
「お、おねだり?…ああ、わかった。何でもと言ったからには仕方がないな。うむ、仕方がないな…!」
早合点したハスが屹立したソレに顔を近づけようとするのを慌てて止め、背中を流して欲しいと頼んだ。
ただし、ハス自身の体で。
「んっ…これでいいのか?」
タオルを外し泡立てた石鹸を自分の体に塗り付けているハスが聞いてくる。
それでいい。いやそれがいい。そのまま体をスポンジ代わりにして背中を流してほしい。
「うー…他でもない卿の頼みだからいいが、いくらなんでもこれはエッチすぎないか?」
そうだ。エッチすぎるほどエッチ。だからこそ、ハスにこそしてほしいのだ。
「し、仕方がないな。じゃあ洗うぞ…。んっ、ふぅ…はぁ…」
背中に周り、抱きつくように密着したハスが体を上下に動かし始める。
背中ではハスの張りのある肌と、互いの体に挟まれて形を変え続けている乳房、そして背中に押し付けられ擦られて硬くなっている乳首の感触が三重奏を織り成しており、ハス自身も色っぽい声を出して感じているのが分かる。
こちらも背中に伝わる感触によって下半身が痛いほどに腫れ上がってきている。しかしこのまま暴発してしまうのはあまりにも勿体なく、かといって滅多にないこのような奉仕を中断するのも味気なく思い、背中越しに手コキをしてもらうことにした。
「んぅ…手で?…んっ…」
ハスは言われるがまま体を擦り付けながら後ろから肉棒に手を添え、体の動きに合わせてしごき始めた。温かく柔らかな手に包まれた肉棒がさらに硬さを増していくのが分かる。
ハス自身が感じているためかその動きはゆっくりではあったが、何度も肉棒への奉仕をさせて覚えた男の弱いところを的確に攻めてきている。
きめ細やかで滑らかな指が裏筋をなぞり亀頭を擦る。時には竿をしごき上げ、かと思えば手の腹で亀頭を包み込み撫で上げる。
その感触に我慢できるはずもなく、あっという間に男の欲望が竿の中を昇ってきて肉棒が震えだし、ハスの手を白濁に汚しながら鈴口から解き放たれた。
「…ああ、卿の精液、出てるんだな。あそこがビクビクして…指が、とても熱い…」
猛烈な勢いで噴火を続ける肉の火山を、ハスは自身の手が汚れることも厭わずしごき続けていた。しばらくするとようやく吐き出し終え落ち着きを取り戻したが、肉棒はまだまだ出し足りないと言わんばかりに大きさを保っている。
「今日は一段と凄いな。あれだけ出して私の手をドロドロにしたにも関わらずこんなに元気だ」
いわゆる疲れマラなのだろうか。体の疲労とは別にまだまだ出し足りないという欲求が体の奥からムクムクと這い上がってきている。
だが今日はハスに好きなだけ洗体をしてもらえるのだ。それをたっぷりと堪能した最後の最後にハスに注ぎ込みたい。
だからそちらを優先することにする。
ハスが少々名残惜しそうに手に付いた精液を洗い流し終えると、今度は腕を洗ってもらうよう頼んだ。
ちょうど手に収まる大きすぎず小さすぎない胸の膨らみの間に腕を挟み込み洗っていく姿は、さながら自身ほどの大きさの陰茎を全身で擦り上げる妖精のよう。ハスの美人というより愛嬌のある可愛らしい容姿も相まって非常に背徳的に映った。
そんな泡の妖精の女王様に胸を使って手のひらも洗ってほしい言うと、何をしたいのかわかっているぞと言いたそうな悪戯っぽい笑みを浮かべ、こちらの手を乳房に当て円を描くように動かし始めた。
分かっているのなら話は早いと、こちらもその期待に応えるべくハスの動きに合わせて胸を揉むように指を曲げ伸ばししていく。
「あぁん!…こ、こら。洗っているのだから大人しくしているんだ。ん、ふあぁ…」
口では白々しく叱ってはいるが動きを止めるようなことはせず、こちらも先ほどから勃っている乳首を擦ったり挟むように指を動かしてハスも気持ちよくなれるようにしていく。
しばらくそうしているとハスが股をもじもじとしだしているのに気付いた。やはりハスも胸への愛撫で感じてくれていたようで嬉しくなってくる。
そこで今度は反対の腕を、それも股の間で洗うよう言い逆の腕を水平に伸ばした。
「えっ…ま、股で?そ、それはいくらなんでも…」
流石に恥ずかしがっているが、何としてもしてほしい。女王に二言はないはずだ。こんなことはハスにしか頼めないしハスにしか頼む気はない。だからしてほしい。
それにせっかく期待して疲労が溜まった腕を頑張って上げたのに、疲れてもう落ちてしまいそうだ。
「わ、わかったわかった!するからそう寂しそうな顔をするでない!」
こちらの押しに負けてとうとうハスが承諾する。
さっそく準備としてまだ洗っていない腕に泡を付けてもらう。実は腕を洗うことが目的なら既にこれで終わっているのだが、ハスの股で洗ってもらうという手段そのものが今回の目的である。そのためその事はあえて黙っておく。
そうして腕全体に泡を付けたところでハスは己の股に男の腕を挟み込み、自らの腰をゆっくりと前後に振り始めた。
ハスの太ももと陰部で泡立てられ、腕に擦りつけられていく。本来であればこの行為に付けられた「たわし洗い」という名の通り陰毛がたわしの役割を果たすものだが、産毛しかないハスのそこはつるつるで、そのおかげで太ももと陰部の感触をダイレクトに腕で楽しめている。
「んふぅ、はぁぁぁ…卿の腕は…私と違って、逞しくてゴツゴツしているな。…はぅぅ…んんっ」
それはハスにとっても同様らしく、腕の感触が直接陰部に伝わっているようである。艶かしい声を出しながら男のために腰を振るその姿は、一国の女王というよりもさながら場末の娼婦のようである。
「しょ、娼婦みたいだなど…んんっ、はぁはぁ…女王の私がそんな、あぁん…。…卿だけだぞ。私がそんな、女王らしくない、ふぅぅ、はしたない姿を、見せるのは…んはぁっ…」
途切れ途切れになりながらも、決して腰の動きを止めようとはしない。言葉の通りこちらが喜んでいるからこそ続けてくれているのだろう。
そうして二の腕から肘、前腕、手首と順調に洗体を終わらせていく。残るは手だけとなり、最後となる部位をハスは股間の内へと導いた。
「はぁ…ひぅっ!?だ、だんちょ、今は、ダメ…んふぅ」
股間へと導かれる際、陰部を通過するタイミングを見計らい指を立てた。それにより自らの動きで快感を与え続けていたハスの蜜壺の入り口を指でなぞる形となった。
突然の刺激に腰を止めるハスに、今度はこちらから腕を動かし陰部に擦り付けていく。膣口を撫でるだけでなく、陰核も擦るように向きを変え角度を変え手を動かし続ける。
ハスは無意識に快感を弱めようとこちらの腕を押さえつけてくるが、力は入っておらずただ倒れないよう自らの体を支えているだけの状態である。
そのようなささやかな抵抗で止まれるはずもなく、ハスの陰部で指先までキッチリと洗っていく。途中、明らかに石鹸の泡ではないぬめりが広がってくるが、それを指にたっぷりと絡ませ潤滑油としてありがたく利用させてもらうことにする。
「んぁぁぁ、はぁぁん、団長、待て…!そんなに厭らしい触られ方したら、うぅっ!私、もう我慢、できない…ひゃぁあっ…」
もはや洗うという建前を放棄し、愛液をローション代わりにハスの弱いところを攻め立てる。陰核を捏ね回し、蜜壺に指を入れ膣内をかき回す。自ら陰部を擦り続け既に出来上がっていたハスには押し寄せる快楽に抵抗できる力も理性も残っておらず、喘ぎ声を出してこの行為を受け入れていた。愛液は泉のごとく膣から溢れ続け、足元に卑猥な水溜まりを作り上げていた。
やがて膣内が痙攣しだし、ハスの高まりが最高潮に近づいてきているのを伝えてきた。それを受けハスを絶頂させるべく中をかき回す指の動きをより早く細かくしていく。
「んんんんっ!やめっ、それ、気持ちよすぎて!あんっ、ダメっ、ダメっ!卿の、卿の指でイかされる!はぁ、はぁぁっ、あああああっ!イく、イくぅぅぅぅっ!」
絶頂と共にハスが痙攣し、子種を欲っさんとする本能から膣が締まりヒダが指に絡み付いてくる。そこからするりと指を抜くと同時にハスも力が抜けたため、倒れないよう抱え込み膝の上に座らせた。
肩を抱き少し時間を置き、ハスの息が落ち着くのを見計らい泡がすっかり落ち愛液でベトベトになった指を顔に近づけ舐めるよう言う。
自らの愛液を舐め取るという屈辱的な指示にも関わらず、ハスは素直に指を口に咥え自らが出した卑猥な汁を舐めとっていく。
「はぁっ、はぁっ…はむ。ん…。んちゅ…れろっ…」
その淫猥に絡み付き吸い付く様にまるで己の指が性器にでもなったかのような錯覚を受ける。それほどまでに今のハスは色気を醸し出しており、そこには威厳を湛える女王の姿など存在しない。
ただ、肉欲に身を委ねた一人の女がいるだけだった…。