どう足掻いても自分の気持ちを誤魔化せなくなった桂花は今後、一刀に対してどう接すればよいのか思案していた。
素直になった、桂花
「ありえない!ありえない!ありえない!」
私はひとり執務室で頭を悩ませていた。
悩みの種は昨晩のあいつとのセックス。
「もう終わりだわ、あいつの事だから私の弱みを握ったと言わんばかりにこれからも私を懐柔して・・・いやぁぁぁぁああああ!」
後悔。恥辱。屈辱。慚愧。
穴があったら入りたい。
昨晩の自分を思い出すとそれはあまりに酷いもの。
いくら股間に取り付けられた玩具で発情していたからと言って、あいつに対して「一刀」だなんて。
流れとはいえ、おまけにキスすらも許してしまったじゃない。
いや、それくらいならまだマシよ。
(「しゅきぃぃぃぃ♡かじゅと好きぃ♡!」)
「っ・・・・!!!!」
バレてしまった、私の気持ち。
決して悟られてはいけない、私の恋心。
もともと男が嫌いだったのは本当のこと。
一刀に出会うもっと前からずっと知っていた、男性特有の下心。
魏に仕える前だってそう、私の下半身や胸を見るあのイヤらしい目線、それがあまりに浅ましくて嫌だった。
それに華琳さまに忠誠を誓ったのも相まって、今度こそ男なんて金輪際縁がないと思っていたのに。
「私は・・・」
どこかで分かっていた、この気持ち。
男なんてみんな大嫌い、そう思っていたのに。
(「桂花、今日もお疲れ。あまり無理はするなよ」)
(「俺だって警備隊の隊長として華琳のために、この魏のためにできることをやるんだ」)
(「桂花っ・・・好きだっ・・・愛してるっ・・・」)
男なのに、あんなに優しくて。
男なのに、あんなに一生懸命で。
男なのに、下心だけじゃなくて「好き」だって。
「か・・・ずと・・・」
思い返せば、私はなんて不器用なのかしら。
もう一刀と出会ってからそれなりの時間が経った。
華琳さまだけじゃない、春蘭も秋蘭もみんなとっくに一刀と距離を縮めているのに。
私は。
「こうしてあなたの名前を呼ぶことすら、恥ずかしくてできないんだから」
ぜんぶ私のせい。
今まで本当の気持ちを誤魔化して、一刀にぞんざいな態度で接していたからいたから、初めての「一刀」があんな形になってしまった。
私は、あんなにも乱れた姿じゃないと「好き」も言えない、キスもできないなんてね。
「あぁもう!これからあいつにどう接すればいいのよぉ」
故に今夜の夜伽が心配だ。
今まで隠し通してきたからこそ、バレてしまった後のことを失念していた。
「決断の時よ、わたし・・・!」
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その夜。
「桂花、遅いなあ」
一刀は逢瀬の来訪の遅い桂花を心配して自室の扉の前に立ち止まる、と。時を同じくして。
バタンッ!
扉が開く。
「うわぁっ・・・!」
一刀が驚いたのはなにも扉が突然開いたからではない、自分の胸に何かが飛びかかってきたからだ。
「けい・・・ふぁ・・・?」
それは桂花だった。
普段なら絶対にこんなことをしないはずのあの桂花が、自分の旨に顔をうずめている。
状況の飲み込めない一刀は、とりあえず自分の体にしがみついてる桂花を引っぺがそうとするが、がっちりとホールドされてしまいなかなか離れない。
顔色を窺おうにも桂花は下を向いて身体にくっついていてよく見えない。
「桂花、とにかく一回離れて、いったいどうしたの」
「嫌」
「どうして・・・」
「どんな顔して会えばいいか・・・わからないから」
「会うってだれに」
「・・・ずと」
「え?」
「・・・・・・・かずと」
「!?」
一刀は、桂花にこれまで呼ばれたことの無かった自分の名前を呼ばれて驚いた。
いったいどんな心境の変化だろうと考えてみるが、思い当たるのは昨晩のエッチしかない。
だとすれば、昨晩のエッチで何が桂花をここまで恥じらわせているのか。
(ああ、もしかして)
「桂花、いま俺の名前を」
「うるさい・・・何も言うな」
「なぁ、桂花。昨日はちょっと激しくしちゃってごめん。それに、キスもしちゃったし・・・」
「っ~~~~~~~!」
「痛てっ!」
右アッパーが飛んできた。
だが、この反応を見るに間違いない。
俺は昨日のエッチで桂花とキスをした、それに桂花は今みたいに俺の名前も呼んでた気がする。
原因は絶対これだ。
ようやく桂花の状況を理解した一刀は、そのまま桂花を抱きしめ返して語りかけた。
「その、なんだ、俺は桂花の気持ちが知れて嬉しいって言うか・・・俺も同じ気持ちだから」
覚悟を決める、ついに向き合う時が来たのだ。
一刀は至極真剣な顔で、自分の言葉に魂を宿すように、
「大好きだよ、桂花。素直になれない、そんな君が好きなんだ」
「っ・・・!」
桂花の身体が震える。
抱きしめられる力が強くなる。
管輅の預言のとおり、天の国から来た一刀とこうして出会ってから今まで、ずっと秘めていた想いが氷解する。
「顔を上げて、桂花」
「かっこつけちゃって、調子のいいこと・・・言ってるんじゃないわよっ・・・」
弱弱しいながらも、いつも通りの反論をしてくる桂花。
しかし、その目にはうっすらと涙が浮かんでいたのであった。
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「桂花、おいで」
それから、すすり泣く桂花を胸の中で桂花を介抱していた一刀。
やがて桂花が落ち着くと、どちらともなく寝台へと倒れ込んだ。
「服、脱がせるよ」
「好きにすればいいでしょ」
「またそうやってツンツンに戻っちゃう」
「うるさいわね、これ以上からかったら・・・」
「またいつもみたいに『殺す』とか『ちんこ切る』とか言うんだろ」
「これ以上からかったら・・・・・・・っちゅ」
「っ・・・・・・!?」
「・・・こうよ」
突然のキス、それも桂花からの不意打ちだ。
「桂花っ・・・!ちゅっ・・・ちゅるっ・・・れろっ・・・」
「んっ・・・くちゅっ・・・ちゅうっ・・・」
完全にスイッチが入ってしまった一刀は、キスをしながら桂花の服を脱がせると自身も勃起したペニスを露わにした。
「改めて見ると凶悪な見た目ね、それ」
「桂花を感じて、そして桂花を感じさせて気持ちよくするためのものだよ」
「まぁ、そう言われると悪い気はしないわね」
「下、ほぐしてあげるね」
「それなら大丈夫よ、だって」
「あ・・・」
そう言われて桂花のおまんこに目を移すと、そこはすでに愛液でねっとりと湿っていた。
「桂花、これ」
「うるさいばか、察しなさいよっ・・・」
一刀は途端に桂花が狂おしいほど愛おしくなった。
いまの桂花は真桜のバイブも何もない、正真正銘このエッチへの期待でおまんこが濡れていたのだ。もちろん、いままでそんなことは一度もなかった。
正常位、産まれたままの姿で見つめ合うふたり。
「なんだか、初めての夜みだいだね」
「何を言ってるのよ、もう。でも・・・」
「今夜は・・・優しくしてよね・・・?」
「うん、わかってる」
頃合いだと目配せして、一刀は桂花のおまんこにギンギンに勃起したペニスをあてがった。
「挿れるよ、桂花」
「んっ、ああっ、入って、っきたぁ・・・!」
「おおっ・・・桂花の膣内、いつもよりあったかくて締まるっ!」
「んんんんっ、まってっ、これっ!わたしっ、イっちゃう!?んんんんんんんんんっ!!!!!!!!」
「桂花、おおっ・・・桂花ぁ・・・!」
なんと桂花は、一刀のペニスを挿れられただけでイってしまった。
自分の恋心を自覚したからなのか、桂花の身体はこれまでになく敏感になっていた。
その気持ちに応えるように、一刀もピストンを続けた。
「んあっ・・・!ああんっ・・・!ああんっ!かずとぉっ・・・!」
「名前、もっと呼んで!桂花にもっと『かずと』って呼ばれたい!」
「『かずと』はっ・・・!あんっ、んっ!こういう時だけなんだからぁ・・・!」
桂花が切なそうに一刀の名前を呼ぶ。
それに呼応するように桂花の膣内がきゅつと締まり、陰茎をきつくシゴきあげる。
「あんっ・・・!んんんっ・・・!はぁんっ・・・!」
射精感を感じ始めた一刀のピストンが激しくなり、桂花の喘ぎ声も大きくなる。
ラストスパートに向けて二人は高まっていく。
「かずとのっ・・・!先っぽが膨らんでっ・・・!射精るのっ・・・!?」
「ああ!射精そう!射精していい、桂花!?」
「かずとがっ、射精したいなら、んっ、・・・いつでも射精しなっ、あんっ、さいよっ、・・・」
「ああんっ、はぁん、子宮がっ、降りてきてっ・・・ダメっこれまたイっちゃう!」
愛する彼のペニスから射精の予兆を感じとった桂花の子宮口はぱっくりと開き、精液を受け入れる準備を完了させた。
桂花は足を一刀の腰にしっかりと絡ませ、膣の最奥へとペニスを誘導する。
「すごいの射精そうだ、桂花!」
「んあっ・・・わたしも、っ・・・イくっ・・・!すごいのっ・・・イっちゃうっ・・・!」
「桂花もイって、二人で一緒に!」
「んんんんっ、ああんっ・・。イくっ・・・かじゅとぉっ!イくっ・・・!いっしょにっ、いっしょにぃ・・・!」
一刀の亀頭が桂花の子宮口にぴったりとキスをした瞬間、尿道から大量の精液が放出された。
「桂花っ!射精るっ!!!!!!」
どびゅるるるるるっっっっ!!!!!!!!どびゅるるるっ!!!!
「イっくっ~~~~~~~~!!!!!!はぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!」
「桂花っ!桂花っ!桂花っ!」
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
「かじゅ、とっ、んんっ!射精てる、精液出してるのっ分かるっ・・・!」
「まだぁ・・・射精るぞっ・・・!」
びゅうっ!びゅうっ!びゅうっ!
「そんなにっ、どぴゅっどぴゅって一生懸命にっ、精子送り込んでっ、んんっ、もうっ」
「これでっ最後っ!」
びゅっ・・・
「はあんっ!子宮がっ、んっ、かずとの精液で、いっぱいっ、あついぃっ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・桂花、ちゅっ・・・くちゅるっ・・・」
「れろっ・・・ちゅっ・・・むちゅる・・・射精しすぎよ、もう」
ぎゅっと抱き合った二人は唾液を垂らすほどの激しいキスをしながら互いの愛を確かめ合った。
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一刀の射精と桂花の絶頂が落ち着いた頃合い、ふたりは寝台で横になっていた。
「それにしても桂花、本当にいろいろ吹っ切れたかんじだね、本当に変わったよ」
「別にそんなに変わったつもりはないわよ」
「そんなことないよ、ほら。さっきからずっと手を握ってるのに嫌って言わない」
一刀に指摘されてようやく気が付く。
いったいいつから手を握っていたのか、それくらい二人は違和感なく肌を重ねることができるようになったのだ。
「はっ・・・・!こ、これは気が付かなかっただけよ!ってこらニヤニヤするな!」
一刀は笑いながら桂花の頭を撫でる。
寝る前に一言、と。その瞼はすでに閉じかけていた。
「寝る前にもう一回言わせて、大好きだよ、桂花」
「あからさまに返答を期待するような顔でこっちを見るなぁ」
返事はない。
「って、え?もう寝たの!?」
心地よさそうな顔で眠りについた一刀、それを見つめる桂花。
「はぁ、まったくもう、あんたはいつも自分勝手なんだから」
そっと小さな声で、
「私も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きよ」
そう言って、寄り添うように眠りについた。
一刀の手を握ったままで。
こんにちは、ぱすたです。
完全にデレ堕ちした桂花を二次創作でずっと書きたかったのでひとまず目標達成ですね。
来週もデレ路線で1話書きたいなぁ、と。
それではまた週末に(*´ω`*)