同僚と共に幾つかの洞窟を根城としている盗賊団の拠点を探して数日。苦労して全ての拠点を割り出した俺達は、盗賊団を逃がさないために分散して全ての洞窟に対して同時に襲撃を仕掛けていた。
その中で俺が担当した拠点には盗賊団の頭領が待ち構えており、戦いの中で物言わぬ死体となった盗賊団の団員からはぎ取った棍棒を頭領の首回りに渾身の力で叩き込んでいた。
「おらぁぁぁ!」
「ご、ごぶるぁぁぁ!!!」
手入れがあまりされていない棍棒は衝撃に耐えかねて砕けたが、頭領の胸部に深々と突き刺さり、頭領は断末魔の声を上げる。やや肥満型の体型を魔獣の皮を丹念に鞣して作ったのであろう革鎧で包んだ2mを超えるかもしれない巨体が音を立てて崩れ落ちると、団員から悲痛の声が聞こえてきた。
「頭ぁー!!!」
「お前も死ね」
「ごぎゅ! ごぽぽ……」
俺は身体に
短剣が突き刺さっていた箇所はすでに癒えていて傷一つ残っていない。これは俺が魔力を割いて常時適用している魔法の一つ、
これらの魔法のおかげで、俺は魔力が続く限り即死しなければあらゆる傷や状態異常、呪いの類を無視して普通ならば危険で無謀なノーガード戦法を安全に行うことが出来る。
周辺に盗賊たちの死体しかないことを目視で確認した上で、身体に刺さっている弓矢などを引き抜きながら生命探知の魔法を使用して隠れ潜んでいる奴がいないかを確認する。すると、盗賊たちが陣取っていた広間の先にある行き止まりの一つから生命反応を感じ取った。
「反応は人型が一つ……かなり生命力があるな」
頭領も出張っていた戦いに参加していない存在を怪しく思いながら、俺は物言わぬ死体となった盗賊団の頭領の頭を掴むと、その辺に落ちていた鉈でその首を断つ。懸賞金が掛かっているような連中は、本来は生きたまま捕らえる方が高値で引き取ってくれるし、死体も全身がある方が好ましい。しかし、俺よりも2~3回りは大きい巨体を持ち運ぶとなると、奥にいる何者かは諦めざるを得なくなる。その何者かがこの頭領よりも危険な人物ではないとも限らない。
それくらいならば、頭部だけでも持ち帰って全額ではなくても貰える方が良いだろう。
断ち切った盗賊の頭部を、中身を保存する袋に詰め、ある程度の重量までは格納できる異次元に繋がった魔法仕掛けのポーチの中へとしまい込むと、俺は感知した生命力を頼りに広間の先にある通路を進んでいく。そして、空間を仕切る厚手のカーテンを捲って中へ入った先にいたのは、荒縄で両手首を縛められて滑車を通して吊り下げられている一糸纏わぬ姿の少女であった。
お腹に届くぐらいの長さはある金髪はやや乱れているが、輝きは損なわれていない。緑色の瞳はとろんと蕩けていて、綺麗なピンク色の唇からは艶のある吐息が吐かれている。小柄な身体とは不釣り合いに大きい乳房は重力に逆らって上向いたお椀型で乳首が隆起していた。そして全身の肌には盗賊団の男達のだと思われる白濁したものが、半端に乾いた状態でこびりついていた。
「性奴隷か……」
この盗賊団の様に、過去に起きた大流入によって外界から入り込んできた蛮族の拠点では、娯楽のために捕らえた人間が嬲り者にされていることはよくある事だ。
今回は見た目上は精液で汚れているくらいだが、大抵は悲惨な状態になっている事が多い。肉体の異常ならば俺はいくらでも治療することはできるが、既に壊れてしまった心はどうしようもない。
日々の生活と娼館通いのために盗賊狩りを生業としているが、既に手遅れになった者たちを見ることになるのは、何度経験しても慣れるものではないし、慣れてしまったら終わりだと思う。
それにしても、最初はどこかの部族の女性がその証として刻んだタトゥーかと思ったが、ちゃんと見てみると性奴隷に刻まれる淫紋が全身に彫られているのだと分かる。淫紋の核はざっくりと正面側を見ただけでも、両頬に一つずつ、下腹部に一つ、両方の乳首と乳房の谷間に一つずつ、両方の手の甲・肘・膝・足の甲にも一つずつ存在し、それぞれの核を繋ぐように淫線も張り巡らされていた。背中側にも淫線は伸びているので、そちらにも淫紋の核はあるのだろう。
目の前の少女を見て、俺は欲しいと素直に思った。
こんな状態でもなお美しさを残し、どこか気品を感じさせるような少女が娼婦にいたならば、俺だったらば大金を積んででも関係を持とうとしていただろう。
「……ぁぅ♡ どなた……?」
「……意識があったのか」
「ご主人さま達ではないようですけど、どなた様ですか?」
このような状態でも意識がはっきりと残っていた事に少しばかり驚いた俺が声を漏らすと、少女は首を傾げて問いかけてくる。
「ああ、この盗賊団の頭領は俺が殺した。女、お前には選択肢がある」
「選択肢……ですか?」
「一つは、生きることを諦めて命を絶つ選択だ。人生に悲観し、未来に希望を持てないならば選ぶと良い。その時は俺が苦しませずに済ませてやる。もう一つは、俺の性奴隷となって生きる選択肢だ。選ぶのは──「あなたの性奴隷でお願いします」──少しは悩めよ」
「だって、元ご主人様は貴方が殺したのでしょう? だったら性奴隷である私の所有権は貴方の映るのが筋かと」
「ならば……契約成立だ。名前は?」
「わたしですか? クレアです」
あまり期待していなかった問いかけであったが、クレアという名の少女の俺にとっては都合のいい反応につい小躍りしたくなるのを堪える。
どこの出身なのかなどは後で問いただす必要があるが、今はクレアを解放するのが先決だ。
俺はクレアを吊り下げている荒縄をナイフで切り離して戒めから解放すると、地面に落ちないように抱き寄せる。
「ぁああぁぁあぁんっ♡」
「えっ? ちょっと……おい、大丈夫か?」
「ら、らいひょうふれふ♡」
「いや、明らかにこれは駄目だろ。ちょっと待っていろ」
俺に触れられただけでクレアの身体はビクビクと跳ね、嬌声を上げる。これ、淫紋による敏感化の呪いだよな? 触れられただけでこんなに感じていたら、犯されている最中なんか快楽の過剰摂取で廃人になるんじゃないのか?
推定美女をこれから自由に抱けるようになると考えれば、淫紋くらいは些細なことだと思っていたが、ここまで過敏なのはさすがにやばい。折角自分の性奴隷にできたのに廃人になられるのは俺が困る。
周囲に有った敷物の上に少女を降ろして仰向けにすると、俺は自分が使える最高位の魔法の一つを発動する。
《
俺の魔法によって、淫紋の効果を一時的に弱体化もしておく。ここまで過剰に彫られた淫紋が十全に機能したままでは、歩いてもらうにしろ運ぶにしろまともに動く事は出来ないだろうからだ。
本格的に淫紋の機能をなくすには街に戻って淫紋を除去してもらう必要があるが、数日ほどならば応急処置としては十分だろう。
「とりあえず、淫紋の効力は弱めておいた。これで少し待てば自力でも歩けるはずだ」
「えー。ちょっと前まで盗賊たちに嬲り者にされて弱っている私を運ばないんですかー」
「弱っている人はそんな風に不貞腐れることはできないぞ。生命力で言えば俺よりもあるんだから、問題ないだろう。というか、感覚が正常に戻るの早すぎないか?」
「はーい。ちょっと体内の気の流れを制御して感覚を戻したんです」
「さらっと高等技術を使っているな、お前」
「新・ご主人様こそ淫紋の効力を完全ではないにせよ抑えられる魔法を使えるのは凄いと思いますよ?」
直接的な攻撃魔法の適性は壊滅的だったが、治療と解呪の魔法は俺の得意分野だからな。魔法の師でもある母さんの腕が良かったのもある。
それにしても、なんでこんな強者が性奴隷に甘んじているのかは分からない。
「……あっ、出発する前にちょっと回収するものがありました」
「回収するもの? 盗賊団が溜め込んだ財宝の類は確かに重要だな。どこにあるんだ」
「違いますよ! 私にとって重要な物です」
「重要な物?」
「はい! 首輪です! 性奴隷と言えば、ご主人様に首輪で繋がれて所有物にされるものですから♪」
「……そうか」
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盗賊団の性奴隷だったクレアが俺の性奴隷になってから数時間が経過し、俺達は洞窟から出た先にある川にやってきていた。盗賊たちの精液で汚れたクレアの身体を洗い清めるためである。
俺も服を脱いで一緒に身体を洗っているのは、この後のお楽しみの前に清潔にしておきたいからだ。
なにより、不衛生な男は不細工以上に嫌われると娼婦たちも良く言っていたからな! 俺も研究狂いで不衛生なイケメンエルフよりも、父さんのような礼儀正しくて綺麗好きなオークの方が好感を持てる。
それにしても……盗賊たちの精液で汚れた身体を洗い清めているクレアを改めて眺めているが、かなりエロい身体をしているな。
クレアが身を清めるために身体を動かす度に震える張りの良い巨乳は言わずもがな、良い具合に肉のついた丸みのある安産型の尻も素晴らしい。肌のきめ細かさから見ても、元は良い所の出自の娘だったのだろう。十中八九、俺に見せつけるように身体を動かしているな。
こんなエロい身体をした美女をこれから毎日好きに抱けると思うと、滾ってくる。
全身に彫られた淫紋は最低限度にして下腹部のものは残すが、日常生活に支障をきたす手の甲や頬など部位は消してやるつもりだ。性奴隷にはしたが、周囲に見せびらかしたりする趣味はないからな。乳首や尾てい骨と言った日常生活では見せない部位の淫紋は、クレアの要望次第で残すか消すか考えるとしよう。
全身の汚れを落とし、日の光に反射して煌めく艶やかな金髪も濯ぎ終えたクレアを早速抱くために、俺は彼女に近づいて腕を掴む。
「早速だがお前の身体を味合わせてもらうぞ」
「はーい」
俺は彼女の腕を引っ張って抱き寄せ、その唇を奪う。
「っふぅ……ふぅ。んっ、んぅぅ♡」
健康的なピンク色の唇を舐め、舌を口内に潜り込ませながらその柔らかさを堪能する。
強制絶頂をしなくなったとはいえ、淫紋や調教によって身体を開発されたからなのか、それとも生来のものなのかは分からないが、俺が舌でクレアの口内を舐めまわす度にくぐもった艶めかしい声を上げていた。
乳房や性器を弄る前からこの乱れ様ならば、抱く時にはさぞ良い声で啼いてくれそうだ。
一通りクレアの口内を味わった俺は唇を離し、そのまま彼女の乳房に両手を伸ばす。
豊満だが重力に負けていないお椀型の乳房は俺の手指に収まりきらない。俺は既に熱く滾っている逸物をクレアの下腹部に押し当てながら、そのムニムニと揉みしだいてその柔らかさを堪能する。
「っあん♡ あぁぁ……ぁん♡」
「なんだ、もう感じているのか?」
「ぁんっ♡ だ……だってぇ、今までの、男の人達は……はぁぅ♡ こんなに優しく、揉んでくれませんでしから、んんぅ♡」
快楽に身を震わせて喘ぐクレアの乳房から片手を離して膣口に手を這わせると、そこは川の水以外の滑りを帯びた温かな液体で既にしっとりと濡れていた。
本当はもっとクレアを解してから抱くつもりだったが、これならば大丈夫だろう。何より、俺の方が我慢する限界を迎えようとしている。
俺は川辺にある大きくてなだらかな岩の上に数枚濡らした手ぬぐいを敷くと、そこにクレアを仰向けで寝かせる。そして彼女の膝裏を片手で持ちあげて足を開かせると、既に先走り汁が亀頭から滲み出ている俺の逸物を彼女の膣口にあてがってゆっくりと貫いた。
「っあぁぁあぁ……♡」
「これは……蛮族たちにはあまりにも勿体ない名器だな」
挿入したばかりだというのにクレアの膣壁にあるヒダヒダが逸物に絡みつく様に蠢いて、俺に強い快感を与えてくれる。さらに膣奥へ進むほど密着度が増していくので、すぐにでも射精してしまいそうだ。所謂、蚯蚓千匹に蛸壺を組み合わせた名器という奴か。
今まで抱いてきた娼婦の中には、クレアより気持ち良くしてくれる者はある程度はいた。だがそれは娼婦として鍛え上げたテクニックも含めてのものだ。性器の具合だけでここまで気持ち良くしてくれる娼婦は、自分の経験の中にはまだいない。まだ挿入しただけでこんなに気持ちいいならば、そりゃ蛮族たちも夢中になるわけだ。
逸物を根元まで挿入した俺は、ぐりぐりと膣奥に押し付けるように腰を左右に小さく揺らし始めた。
このまま遠慮なく突き始めても良いのだが、それでは快楽が強すぎてすぐに射精してしまうだろう。これほどの名器を楽しめるのだから、最初は俺の逸物に慣れさせる意味も含めてじっくりと味わいたい。
「あっあっあっ♡ イ、イクぅ♡ イっちゃうぅ♡ やっ、あぁぁ……♡」
結合部から淫靡な水音を奏でながら、クレアは蕩けた表情で喘ぐ。俺もそろそろ限界が近そうだ。
俺は腰の動きを左右に揺らすものから前後に細かく突くものへと変えて、クレアの膣奥を繰り返し滾々とノックする。
「クレア、膣内に出すぞ。子宮で受け止めろ」
「んあぁっ、はぁっ♡ はいぃ♡ んんっ、きてぇっ♡」
俺はクレアの膝裏を支えたまま、もう一方の手は彼女の尻肉を掴み、俺の腰に引き寄せるように押し付けながら劣情を解き放った。
──ドクッドクッドクッ……。
「……ぁっ。あっぁあぁぁぁっぁああ♡」
俺の膣内射精とシンクロするように、クレアは甲高い嬌声を上げながら背筋を弓なりに反らした。どうやら彼女も絶頂したようだ。
亀頭から吐き出される白濁液が勢いよくクレアの膣奥を叩く度に、彼女は身体を跳ねるように震わせる。
「おぉぉぉ……」
膣壁のヒダヒダは未だに射精している逸物に吸い付く様に蠢いて、クレアにより多くの快楽を刻むために白濁液を搾り取ろうとしているかのように絡みつく。
その快楽に俺の逸物は応えたのか、尿道に残っていた白濁液を散発的に吐き出して、クレアの膣内を穢していく。
「はぁぁっ、んぅ……♡ ふぅぅ……はぁぁ、あぁっ♡」
長い射精が終わり、絶頂の余韻に浸りながらクレアは乳房を上下させ、荒い呼吸を繰り返していた。
しかし俺の逸物は射精したばかりだが、固く屹立したままだ。元々は夜中本格的に楽しむ前の味見のつもりだったが、ここまで具合が良いならば予定を変えざるをえない。
俺は湧き上がる衝動に従って、尻肉を掴んでいた手をクレアの肌の上を滑るように動かして、乳房を鷲掴みにする。そして人差し指と親指で先端の乳首を摘まんでクニクニと揉み潰しながら乳肉に指を沈み込ませた。
「──あぁあぁっ♡ んんぅっ、ぁっ、ぁぁッ♡」
「後何回かは楽しめるな」
絶頂したばかりで敏感になっているクレアは身体をビクビクと震わせ、悲鳴に似た喘ぎ声を上げる。そして膣内が収縮を再開し、挿入したままの逸物に絡みつき始めた。
クレアの反応が良好なのを確認した俺は、一度射精したことで生まれた余裕から、いきり立つ逸物で彼女の膣奥を突き始める。俺がクレアの具合を確かめ終えたのは、三度目の膣内射精を終えてからであった。
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盗賊たちの慰み者になっていた私を救い性奴隷にした、新しいご主人様との初めてのセックスは、膣内に三回も精液を注がれるまで続きました。
間を挟んで私を一日に五回犯したご主人様はいましたけど、今回のご主人様はなんと! 休まずに三連続で射精してもおちんちんが立派なままだったんです! これは性奴隷的に大当たりなのではないでしょうか♪
そう思っていた私は今、新しいご主人様に連れられて街へと向かっています。……私、性奴隷ですよね? なんで首輪とか付けて四つん這いにしないんです?
言葉遣いとかも奴隷らしく卑屈であることを求めてきませんし、セックスの後はご主人様の予備の服を着せられましたし。まともな服を着るのは何年ぶりだろう……。
蛮族の流入によって既に滅びている私の祖国や近隣諸国での奴隷の扱いと違い過ぎます。この扱い……私は神か?
「もうそろそろ仲間たちの所に着く。街に戻れるのは明日の予定だから、今夜は野営して朝まで抱くつもりだ。しっかり休めよ」
「はーい」
やったぁ♪ あの立派なおちんちんでまた犯してもらえると考えると、子宮が疼いてきますねぇ。
仲間がいるという事なので、性奴隷としてこの方に匹敵する絶倫たちの性欲処理をさせられるかもしれないと考えると、ちょっとした逆ハー状態も期待できるのでは!
そこでふと、私は重要なある事を聞くのを忘れていた事に気が付くのでした。
「……ぁ」
「ん? どうかしたか?」
「そういえば、ご主人様の名前をまだ聞いておりませんでした」
「確かにそうだな。……グレイヴ、それが俺の名前だ。お前に聞きたいことはいくつもあるが、それは一晩明かしてからにする」
「グレイヴ様……。それって、一晩犯しぬいてから聞くという事ですよね?」
「ああ、そうだ。そろそろ集合地点の陣地に入るぞ。獣除けの他に外に音を漏らさない防音の術式なんかも張ってあるから、中に入ると少しばかりうるさくなるかもしれないが気にするな」
「わかりました」
グレイヴ様から簡単な説明を受けた私は、音はしないが複数の気配を感じる陣地の中にそのまま入っていきます。
境界線を越えてまず私の耳に飛び込んできたのは、野太い唸り声と女性たちの甘い嬌声でした。……やっぱり、ここでも私は性奴隷として男達の慰み者にされるんだぁ♡
私の期待とは裏腹に、グレイヴさまは気にする様子もなく歩を進めていく。
そして、草木を掻き分けて見えた先にいたのは、5人の男達に囲まれて犯されている少女と、オークに抱き着いて口づけをしながら交わっている女性のエルフの姿でした。