頭を空っぽにして画面から離れてみましょ
「おめでとぉおおおおッ!!特等の温泉旅行ッ!!2泊3日のWペアチケットが当選ッ!!!」
「え……っ?」
「「ええぇーーーーーーーッ!!!?!?!?」」
龍門の商店街で大きなベルの音と2人の少女の驚嘆が響いた。
ロドス・アイランド、ジェシカの私室。ここには4人の人物が集まっている。
「いやー、商店街の福引って当たるもんなんだね〜!」
前衛オペレーター、フランカ。人生初の温泉にテンション上昇中。
「誘ってくれてありがとう、温泉なんて何年振りかな。」
重装オペレーター、リスカム。顔には出していないが、後輩から迷いなく誘われた事がすごく嬉しいかった先輩。
「でも、びっくりしちゃいましたよ。ジェシカ先輩がガラガラを回したら赤玉が出たんだですから。」
先鋒オペレーター、バニラ。旅行券を当てた当日に該当地の地図とオススメスポットが記載されている本を購入した。
「うん、おまけで福引券を譲ってくれたおじ様に感謝しないと。」
狙撃オペレーター、ジェシカ。今回の福引での最大の功労者にして果報者である。
以上4名、BSWの面々は当てた旅行券を使う為に計画を立て、ロドスの指揮官であるドクターに有給を申請したのであった。
そして、数日が経ち、旅行当日。
急な有給の申請にも関わらず快諾し、更には温泉へ行く為のワゴン車まで用意してくれた。
「それじゃ、しっかりと楽しんでくるんだよー。」
「ドクターもお土産、楽しみに待っててね。行ってきまーす!」
運転手であるフランカは、挨拶もそこそこにドクターに手を振って、車を走らせた。道中は流行りの音楽を流したり、バニラが買ってきてくれたガイドブックで目的地を決めたりであっという間に時間が過ぎていく。
車を走らせて数時間、目的地である旅館に到着した。
思っていたよりも豪華な印象を受けた私達は期待で胸が膨らみつつ、流行る気持ちを抑えて、装飾が施された木のドアを開けて中に入った。
「お待ちしておりました、4名でご予約のリスカム様で御座いますね?」
「はい、今日から3日間お世話になります。」
部屋の予約は私がしておいた。ジェシカは自分がやると言ってくれたけど、任せっきりにするのも悪いと言って譲ってもらった。
旅館の人に鍵を4つ貰い、部屋まで案内をして貰う。
「こちらの右手側の2部屋と左手側の2部屋が、お客様のお部屋となります。」
部屋には名前があり、それぞれ『蒼龍』『白虎』『朱雀』『玄武』と名付けられていた。それを見たジェシカはポンッと手を打つ。
「この名前は確か……『四神』と呼ばれる伝説上の神様のお名前ですね。」
「おぉ、お客様は博識でいらっしゃいますね、その通りで御座います。」
旅館の人に褒められて照れるジェシカ。実に微笑ましい。その後、旅館の人は軽く部屋の説明をして戻っていった。フランカも売店があるか見てくると行ってしまった。
それぞれ、部屋へ荷物を置いた後に、フランカの部屋である朱雀の間に集まった。テーブルの上にはおつまみが乱雑に置かれているが、フランカが買ってきたものだろう。現在時刻は16時過ぎ、夕食の時間までは時間が余っている。
「しかし、物知りですねぇ、ジェシカ先輩。その四神って何ですか?」
「あ、それはあたしも気になった。何かの神様なんだっけ?」
「はい、龍門に伝わる神話で、東西南北に宿る神様をそれぞれ『蒼龍』『白虎』『朱雀』『玄武』と呼ぶ……って言い伝えです。他にも四神は春夏秋冬にも当てたりするって話もあります。」
「へーっ、そんな言い伝えがあったのね。」
「中々に興味深い話ね。」
ジェシカは他にも色んな神話があると説明してくれた。そして、一通り話し終えた後に一つの提案をする。
「……っと、ちょっと長くなってしまいました。私、そろそろ温泉に入りたいです。」
「確かに、夕飯の前に温泉は入っておきたいですね。」
ジェシカの発案にバニラが同意する。私も賛成だが、フランカだけは少し違った。
「ん〜、ごめん。ちょっち運転で疲れたから、もう少し休んだら行くわ。先に入ってて。」
「フランカ先輩、大丈夫ですか?実は体調不良だったり……?」
「いんや違う違う〜。長時間運転するとぐてぇ〜ってしたくなる時ってあるじゃん?バニラも経験あるんじゃない??」
「あぁ〜、確かに。身体がバキバキでストレッチとかしたくなりますね。」
「でしょ〜?ちゃんと後で追い付くからさ。リスカム、後輩の成長を頼んだよ。」
そう言いながら、両手をワシワシと動かす。それを見たバニラは苦笑い、ジェシカは胸を隠す。
「フランカ、セクハラよ。」
「えへっ、じゃあまた後でね〜。」
「……。」
フランカの部屋を後にして、各自、入浴の準備を整えて大浴場へ向かう。脱衣所に入り、衣類を脱ぎ始める。
「こんなに旅館が広いのに、全然人がいないですね?」
「今はオフシーズンらしいですよ。都市から離れてるから、あんまり人が来ないんだとか。」
「へぇ〜。」
フランカに言った手前、アレだが……と言うか、フランカが変な事を言うから、2人の胸がとても気になる。
バニラが大きいのは当然だ。BSWの中で1番に身長が高いのだから、私以上にあって然るべきである。今、チラッと視認したが……やはり、大きい。
だが、最も気になるのはジェシカ。私より身長は低いのだけれど、服の上から視認出来るラインは……もしかしたら、私よりも大きいかもしれない……。
別に胸が小さいからと言って、どうという事はない。私だって平均ぐらいはある事に自覚しているし、寧ろ大きければ大きな程、戦闘においてデッドウェイトになる。
2人は今、会話と脱衣に夢中だ。一瞬、一瞬だけ横目で見ればバレようがない。
ジェシカが上着に手を掛けて、上に上げた。バニラからはジェシカが邪魔で私は見えないハズ、今だッ。
ぶるんッ
我が目を疑った……。そこにあった山脈はバニラに勝るとも劣らない、身長に不釣り合いな程の……巨峰ッ!
ブラの上からでも分かるぐらい、その胸の自己主張は激しい。今にもブラから零れ落ちそうな果実が、服を脱いだ拍子に暴れていた。
「おぉ〜、ジェシカ先輩って胸デッカいですね。」
「そうかな……、大きくは無いと思うけど……。」
「えぇ〜、絶対に大きいって〜。リスカム先輩もそう思いますよね?」
「……普通ね。ほら、温泉に入るよ。」
言葉が……出ない……。胸ってあんなに踊るものなの……?
「リスカム先輩早いー。ジェシカ先輩、お先に行ってますね。」
「あっ、待って〜、置いてかないで〜。」
湯気で曇ったガラス扉を開けて大浴場へ入ると、目の前には多種多様な温泉が広がっていた。屋根は無く、全体的に露天風呂となっていて、心地良い解放感が心身を満たす。
「壮観ね……。」
「これは……凄いですねぇ……!」
「……わぁ、温泉がいっぱいある。」
三者三様の反応を見せる。ガイドブックである程度の情報は得ていたが、実際の感動は予想以上だった。
私達は近場で身体を清めて、どこから入ろうかと話し合った。
「リスカム先輩、ジェシカ先輩!あっちに滝湯がありますよ!!」
「ほら、ジェシカ。少し打たれて心身を鍛えなさい。」
「ちょっとリスカム先輩!?押さないで下さっ……ひゃあッ!?あぁ……あああ〜。」
強引にジェシカを滝湯の下にセットした。最初こそ驚いたが、数秒もすると顔が緩んでくる。
「ふふっ……ジェシカったら、なんて顔してるのよ。」
「じゃあ、リスカム先輩もッ!それッ!」
「ちょッ!?持ち上げないっ……あっ、これは……良い……。
「おぉ……お二方が悦に浸かっておられる……。私もちょっと……あふんっ。」
「はぅあ〜……癖になっちゃいますよ〜。」
肩に当たるお湯がまるでマッサージ機を当てるかの如く、程よい振動と圧力を加える。普段から凝り固まった肩の筋肉がほぐれていく……。
「あぁ〜……あっ!あっちに黒湯ってありますよ!!」
「え、何それ。気になる。」
「あああ〜……ばにりゃちゃんも、りしゅかむしぇんぱいもはやい〜……。」
滝湯に骨抜きにされたジェシカを置いて、バニラの見つけた黒湯なるものに行ってみる。
「こっ、これはドス黒い……ッ!?」
「お湯の底が全く見えないですよ……。」
じっと水面を凝視するが、やはり、底は到底見当たらない。黒湯とにらめっこしてると、バニラが近くに立てられた看板を見つける。
「えっと、効能は…… 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・切り傷・やけど・慢性皮膚病・糖尿病・痛風・慢性消化器病。へぇ、身体を酷使する私達の身体に効きそうな効能ばかりですね!」
そう言うと、おもむろに足を上げる。
「あっ……バニラっ。」
「はい、何でしょ……。」
警告が遅かった。名前を呼ぶだけの猶予しかなかった。勢い良く片足を突っ込む。最初の1秒が経つと、一瞬だけ動きが止まった。そして、次の瞬間にバニラは飛んだ。
「あ゛ッついッ!!!?!?脚がッ!!あ゛あ゛ッ!!」
床をゴロゴロとオーバーなリアクションをするバニラ。近くの温度計を見ると44°オーバーであった。
「まぁ、そりゃ熱いでしょ……。身体を慣らしながら入ると良いわ。」
ゆっくり、ゆっくりと黒湯に入水し、肩まで浸かって縁の岩場に背中を預けて手足を伸ばす。すると、高温のお湯の中に疲れが染み出す様な……何とも言えない心地良さに身体が満たされる。
「…………はふぅ。」
「おぉ、慣れてらっしゃる……。よし、私も……はぁあ〜……気持ち良いです……。」
「あ、2人とかこちらにいたのですね。わぁ……お湯が黒い。」
滝湯から来たジェシカも同じ反応をした。ちびちびとお湯に足を入れつつ入水する。
「はぁ……極楽ぅ……。」
「最高ですね……。」
「…………本当ね。」
黒湯に入って数分、ずっと入浴したいぐらい気持ち良いのだが、これ以上入るとのぼせてしまいそうだったので私達は温泉から上がった。
それぞれ、色の違う浴衣に着替え、部屋に戻る途中でフランカとすれ違う。
「おいっす♪温泉はどうだった〜?」
「はい、気持ち良かったです。」
「滝湯とかありましたよ!とても気持ち良かったので、是非とも打たれて頂きたいです!」
「えぇ、ホントかなぁ??バニラにその気があるってじゃないの?」
「いやいや、ホントですって!ジェシカ先輩もリスカム先輩も溶けてましたし。」
「分かった、分かった。そこまで言うなら一度入ってみるよ。あと、19時には夕食が出来るって女将さんが言ってたよ。」
「ん、分かったわ。夕飯には遅れないようにね。」
「分かってるって、そいじゃまた後で〜。」
「……。」
そのまま、ひょいひょいとした足取りで大浴場へフランカは向かって行った。
部屋に戻る途中でバニラがゲームコーナーがあると言うので、寄ってみる事にした。時間もまだ17時半だし、余裕もある。
「これが噂に聞いたシューティングゲーム……『タイミング・クライシス4』!!」
「バニラちゃん、これはどんなゲームなの?」
「いわば、銃撃戦のシミュレーションといったところでしょうか。これの携帯ゲームは持ってたんですけど、筐体でプレイするのは初めてなんですよ!」
「じゃあ、ジェシカ。2人プレイが出来るみたいだし、付き合ってあげなさい。」
そう言って2人分の料金を筐体は投入する。筐体からは大音量でストーリーが流れ始める。
「あ、ありがとうございます!」
「必ず、ワンコインで全クリしてみせます!」
「いい、ジェシカ、バニラ。ここで訓練の成果を発揮するのよ、分かった?」
「「はいッ!」」
ゲームが開始し、最初のステージである空港の敵を手際良く排除していく。これなら当分は大丈夫そうね。熱中してる2人をゲームコーナーに置いて、私は再び大浴場へ向かった。
脱衣所に着くとロッカーを確認し、確証を得た後に浴衣や荷物をロッカーに仕舞って、大浴場へ入る。
辺りを見回すと、丁度髪を洗い終わって泡を流すフランカがいた。そこにスッと背後に立つ。
泡を流し終わって髪の水気を切った後に顔の水を払拭したフランカ。ぱっちりと目を開けて鏡を覗き込むと私と目が合った。
「うわぁッ!!?」
さっきまでお湯に濡れて萎びれた尻尾が一瞬で膨れ上がる。本当にびっくりしたのだろう。
「あ〜ぁ、そんな耳も尻尾も逆立って……、少し驚き過ぎじゃない?」
「いやッ、そりゃ驚くわ……って言うか、何でいるのよッ!?」
「折角の温泉なのに、1人だと味気ないでしょ。」
そう言って、髪を軽く洗い始める。先程も洗ったので、今回はサッと洗う。
「そうじゃ無いわよ!今からでも遅くないから出て行って!」
「嫌よ、私だって温泉に入りたいし。」
「ーッ!なら、私が出て行くからッ!」
脱衣所に向かおうとしたフランカだが、素早く手首を掴んだ。フランカは困惑しながらも力の限り振り解こうとするが、残念ながら私の拘束は解けないし、絶対に解かせない。
「あんたッ、自分が何やってるか分かってんのッ!?」
「同僚と温泉に入るのが、そんなにおかしい事?」
「あたし、鉱石感染者なんだよッ!?」
「知ってるわ、その為にロドスに来たんでしょ。」
「じゃあッ、何でよッ!?感染するかもしれないんだよッ!?」
「その時はその時に考える。」
「……ッ!どうして……ッ。」
膝から崩れ落ちるフランカ。倒れない様に身体を支えると、フランカの身体なのに硬い感触が指先から伝わる。
源石結晶だ。
源石結晶自体はまだまだ小さいが、治療法が確立しない限り、この小さな侵略者はフランカの身体を蝕んでいく。
「嫌っ……感染させたくない……離れてよ……。」
「離れない。今までだって、ずっと一緒だったでしょ。」
「辛い思いだって……させちゃう……。」
「辛くないよ。フランカと一緒なら頑張れる、2人なら乗り越えられる。」
「……リスカムはさ……感染しても、責めない……?」
「責めない。私はフランカの味方だよ。」
「でも……。」
フランカはもごもごと口籠る。まだ何かを心配しているみたいだ。
「でも、もし…………んっちゅッ!?んッ……んぁ……んちゅっ……んんッ!あっ……んっ……ぷはっ……。
フランカの唇を強引に奪う。半ばパニックのフランカに迷いの無い真剣な眼差しで問い掛ける。
「これでも、まだ信用しない?」
「……感染したって、知らないんだから……バカッ。」
しばらくして、落ち着きを取り戻したフランカ。さっきまでとは打って変わって常に引っ付いている。
「リスカム見て、電気風呂だって!ちょっと入ってみなよ。」
「私は普段から電気を纏ってるから、あまり変わらないと思うけど……うん、お湯が気持ち良くて身体がちょっとピリピリするぐらい。」
「へぇ〜ピリピリする……アッハハッ!?!?リスカムッ!!ハハッ!!それはずるいわっ!!!」
電気風呂を入れるなり急に笑われた……泣いたり笑ったりと忙しい同僚だ。
「え、フランカどうしたの……?」
「ハハッ!!鏡を見てみなよッ!はー、お腹痛いわー。」
言われた通りに鏡のある方へ振り向くと、頭にある2本の角が轟々と輝いていた。
「……まさか、電気風呂で光るとは思わなかった。」
「あー、面白っ。やっぱ、リスカムといると飽きないわ。」
「一緒で良かったでしょ?」
「そうね、ちょっとナイーブになり過ぎてたわ。」
「折角の旅行だし、しっかり羽を伸ばさないと。」
「だね!」
その後も温泉を堪能して、部屋に帰る途中のゲームコーナーに寄って後輩2人の様子を見る。丁度、最終ボスを撃破してエンドクレジットが流れた。
「やったッ!最後までクリア出来た!」
「やりましたよッ、ジェシカ先輩!ワンコインクリアですッ!」
普段から銃を扱っているジェシカが好成績なのは分かるが、意外にもバニラの方が成績が良かった。話を聞くと、どうやらとてもやり込んだゲームらしく、敵の出現場所やパターン、弱点まで把握してると聞いて、納得した。
部屋に戻ってしばらくすると、部屋の内線が鳴る。内容は夕食が出来たので、大広間まで来て欲しいとの事だった。
大広間まで行くと、豪勢な料理がテーブルいっぱいに準備されており、お刺身、山菜の煮物、おひたし、サラダ、お鍋、他にもたくさんの料理が振る舞われた。さらに女将さんの御好意でお酒もたくさん用意してもらい、昔話で花を咲かせたりして、とても素晴らしい時間を過ごした。
そして、夕食後。バニラはお酒を飲み過ぎてダウンしたジェシカを介抱しながら部屋へ送って行った。
私も結構、呑んでしまって足元がおぼつかない。こんなに呑んだのはBSWの歓迎会以来じゃないか?
昔を思い出しつつもよたよたと歩くと、急に腕が引っ張られる。何事かと思って見ると、フランカが肩を貸してくれていた。
「随分と素敵なダンスですこと、お嬢さん?」
「フランカ……たすかる。」
そのまま、部屋に入ったのだが、私の見間違いでなければ、朱雀の間に入った様な気がする。
私をゆっくりと布団に寝かされた後、フランカが耳元で囁く。
「リスカム、あたしね……ちょっとスイッチ入っちゃったみたい。付き合ってくれる?」
そう言って、私が返事をする前にフランカは浴衣を脱ぎ、身体を晒す。その姿に私は驚愕し、身体を起こす。
華奢で繊細なフランカの身体には不釣り合いな、大きなイチモツがあった。
「えっ……なっ……おちんちん……?」
少なくとも、先程の温泉ではフランカの身体に異常は見受けられなかった。だが、フランカのあそこには確かに、私の目の前にはおちんちんがあった。
「んふふぅ〜っ、凄いでしょ?ドクターから特別なお薬を譲ってもらったんだよ。それでね〜……。」
フランカは得意げに話すが、それどころではなかった。咽せ返りそうになる程に濃い臭いが鼻をつく。とてもひどい臭いなのに、何故か嗅ぐのをやめられない。嗅ぐのに夢中になっていると、ぐにっと頬におちんちんを押し付けられた。
「ねぇ、話聞いてた?」
「……聞いてたわよ、あむっ……。」
「んっ……。」
頬に当てられたおちんちんをそのまま、口に頬張る。フランカの反応を見るにオモチャとかでは無く、本物のおちんちんのみたいだ。
「……んくっ……ぐちょ、じゅふっ……んんッ……ぷはっ、はぁ……ちゅっ、ぢゅる…… んむっ……じゅるるるるっ。」
咥えたおちんちんに吸い付いてストロークする。亀頭を頬袋に入れながら、舌に当たる裏筋はぴったりと密着させて離さない。
「あっ、リスカム……んっ……ふふっ、がっつきすぎ。」
フランカの挑発には耳を貸さない。その代わり、フランカの方を上目遣いに見る。
「あっ、それヤバっ……んぁッ……エロすぎっ……。」
「ちゅぷっ……じゅる……ちゅぱっ……ぬちゅ、ちゅっ……んんっ、ぐっちゅ……じゅぷっ……んちゅ……。」
少しづつストロークを早め、亀頭を口腔全体で包んで、ぎゅっと締め付ける。すると、フランカのおちんちんも呼応するかのようにビクビクと跳ね回る。
「はっ、あッ!リスカムッ!それッ……気持ち良いッ……!」
「んッ……じゅるっ、んちゅ……ちゅぶっ、ちゅぱっ……にゅりゅ……んぁ……こくっ、こくっ、こくっ……。」
おちんちんを喉奥まで咥え込み、喉の筋肉をこくんっこくんっと激しく震わせて、喉を鳴らす。すると、より激しくおちんちんが痙攣し跳ねる。
「あッ!あッ!それダメっ!?あッ!おちんちん飲まれてるッ!?んんッ、はぁッ!射精るッ!!射精ちゃうッ!!あッ!んんッ!!!あぁあッ!!!」
喉奥でおちんちんが痙攣しながら、精液をびゅーッびゅーッと吐き出す。そのまま、痙攣が収まるまで精液を飲み続け、最後は尿道に残る精液を搾り取るようにおちんちんを離す。
「んくっ、んくっ、んくっ……じゅるっ、じゅぷっ……こくんっ……じゅるるるるっ、ちゅぽっ……、んぁ……。」
口を開けて、中に溜めた精液をフランカに見せつける。フランカは口の中に溜まって精液をマジマジと見つめるが、私は途中で口を閉じて、ぐちゅっぐちゅっと精液を咀嚼する。そして、ごくんっと飲み込んで再び口の中をフランカに見せつけた。
「……リスカムッ!」
ガバッとフランカに押し倒され、唇を奪われる。互いの唾液と残った精液が混ざり合い、飲みきれなかった分は、唇の端から溢れる。フランカは舌で私の奥歯や頬の裏まで丁寧にねぶり、逆に私は舌を絡ませたりして、フランカのキスを受け入れる。
「んっ……くちゅ………ちゅぱ、はぁ………ぁっ……んちゅっ……。」
「……ちゅぷっ……あっ……ぷはっ、はっ……リスカム、良い?」
ぐにぐにとおちんちんを私の膣口に押し付けながら聞いてくる。既に愛液が溢れ、太腿に垂れて布団に染みを作る……すごく、焦ったい。フランカのおちんちんを挿入れて欲しい……。
「散々シておいて、ここで辞めるなんて生殺しよ。早く……きて。」
直後に膣内を抉じ開けられる快感が私を襲う。想像していたよりも、フランカのおちんちんは太くて大きく、まだ半分しか挿入れてない。なのに、すごい圧迫感が身体全体に押し寄せる。
「……あッ……ふー……っ、んぐっ……はッ……ゔ、ゔぅ……ッ!」
「リスカムッ、んッ……大丈夫?」
膣内の中をおちんちんの不規則なピストンで掻き乱し、挿入りきらないところも挿入れようと膣奥に押し込むフランカ。苦しくは無い、むしろ、快感が身体の中を稲妻の様に駆け巡る。ただ……。
「大丈夫っ……んあっ!?だけッどッ……こっ、声がッ……恥ずかッ、はあッあんッ!!」
「なら……もっとリスカムの可愛い声を聞かせて。」
そう言うと、フランカのピストンはより一層激しくなった。ゴリゴリと子宮口を刺激された私の子宮は、精液を受け入れて孕む為に降りてくる。身体も勝手に痙攣し、ビクビクッと跳ねる。
……もう、声を抑える余裕もない。頭の中が白くなってチカチカする。
「あ゛ッ!?や゛ッ!!そこッ!!まッあ゛ぁ゛ッ!!ッい゛ッい゛ぃ、あ゛ぁッ!!あ゛あぁぁあ゛あぁああぁ!?〜〜〜ッぁ、ゔぅ……ッ、あ゛ぁッ!!もッ、イグッ!!!イ゛ッぢゃうッ!!!」
「良いよッ!!あッ!!イッくッ!!あたしもイッちゃうッ!!!」
「あッあッ!フランカッ!!ん゛ぅッ、あぁああ゛ッ!!うッ、あ゛ぁああぁッ!!!」
最初に絶頂を迎えたのは私だった。深イキの波が身体中を巡り、膣内は勝手に蠢いて、フランカのおちんちんから精液を搾ろうと刺激を与え続ける。
「リスカムッ!!んッ、んんぅッ!!!あんッ、あッ、はッ!あぁッ!!」
フランカも絶頂する。ビクンッとおちんちんが膣内でも分かるくらい跳ねた後、ビクビクッと痙攣を始める。きっと、私の中で精液が子宮に向かって吐き出されている。
あぁ、遂に中に出されちゃった……。フランカとの子供が出来たら、どうしよう……。
「……ねぇ、リスカム?」
「…………んぇ……?お゛ッ!?」
余韻と幸福感に浸っていると、膣内に咥えたままのおちんちんが再び打ち付けられる。急な刺激に脳が処理できずに、ただ快楽だけを感じる事しか出来なかった。
「はッ、あッ……ごめん、リスカムっ……あたし、まだ満足出来ないッ!!」
「お゛ッ!?ぉッ!?ぉ゛ッ!?あ゛ッ!!?ひッ、ひぃ゛ぅッ!!」
意味のある言葉を発する事が許されず、フランカのなすがままとなる。フランカはおちんちんで膣内を掻き乱し、私の乳首を弄る。摘み、引っ張り、舐めたり、噛んだり……。
「ん゛ぃぃッ!!?あッ、んんッ!!!くッ、ふぅ゛ぅ……ひぐッ、う゛ぅ!!?や゛、ちくびやあ゛ぁぁッ!!!やめ゛ッ、あ゛ぁあッ!!!はッ、あ゛ぁッお゛ッ!!?ぉぐ、らぇ゛〜〜ッ!!!ごりゅ、ってッ!!?」
無理矢理、子宮におちんちんを押し付けるフランカ。そこにはただ、快楽を貪る獣の姿があった。
子宮口を乱暴に潰して、おちんちんを根本まで突っ込もうと腰を打ち続ける。そして、とうとう子宮口はフランカのおちんちんによって抉じ開けられた。
「んッ!?ぎぃ……ッ!?しッ、しきゅッ、うッ……あッ!!」
「あっはッ!リスカムの1番大事なッ……あッ!!ところまで挿入っちゃった……!」
子宮にまで挿入ったおちんちんは子宮の1番奥まで到達しても挿入りきらなかったが、フランカはそのまま勢いに身を任せ、おちんちんを根元まで挿入れる。子宮におちんちんを出し入れする度にお腹が不自然に膨れ上がる。行き場を無くした膀胱が押し潰され、勝手におしっこが溢れ出る。
「はへッ、ぇ゛ッ!!もぅッ、お゛ぉ、いったぁッ!イった゛からぁ゛!!!も、ゆぅひてぇ゛ッ!!!いぎたぐなッ、あ゛ッ!?いぎだぐない゛ぃ゛ッ!!!お゛なかッ!!ぼこッて!!がッはッ!!?ぉご、う゛、う゛ぅ〜〜〜〜ッ!!!あ、へぇ……ッ!!ひ、ひぃッ!!?また、あ゛ぁッ!!!もぅ゛ッ、いき゛たくな゛ッ!!!やめ、やめてよぉ゛!!!からだ、お゛かしぐッ!!なぅ゛!!!!」
もう何度イッたか分からない、それ程に子宮全体をおちんちんに責められた。フランカに止めてと懇願しても、却って昂らせてしまう。私に出来る事と言えば、フランカが満足するまで、拒みようの無い快楽をひたすら身体に刻むしかなかった。
「お゛ッ!う゛ッう゛ぅ〜ッ!!ん゛ゃ、あ゛ぁあ゛あ゛ァあ゛!!?あ゛ッ、がッ、はッあ゛ぁ、〜〜〜ッ!!ひぎゅッ!?ぁゔぅッ、い゛ぃッ!あ゛ぁあァあ゛ッ!!! や゛ッ、ら゛ぁあ゛ぁッ!!」
「あッ、あッ!イクわッ!リスカムッ!リスカムッ!!ああッ!!」
おちんちんが跳ねた瞬間、お腹全体に射精の衝撃が伝わる。ギチギチに詰まった膣内に精液は一滴も溢れ出す事なく、子宮内で受け止める。
3回の射精であるはずなのに、その勢いは衰えるどころか増しており、子宮の中に精液を出され、奥にある卵管にまで精液が詰まる感覚すらあった。
長い間、射精され続け、ようやくおちんちんが引き抜かれると、膣内からこぽっと精液が漏れ出す音が自分の耳でも聞き取れた。
「リスカム、すごいわ。まるで妊婦さんみたい。」
フランカに言われて自分の下腹部を見ると、普段では想像が付かないくらい膨れていた。確かに、妊婦と言われれば誰も疑わないだろう。
「ふりゃ……ん……。」
フランカに文句の一つでも言ってやろうと口を開くが、上手く喋れない。イキすぎて身体に力が入らない。
「呂律が回ってないわよ、リスカム。文句は明日聞くから、今日は寝ましょ?」
好き勝手にされたまま営みを終えるのは癪だが、身体の自由が効かない以上、頑張ったところでフランカから主導権を奪うのは難しいだろう。私はこくんっと頷く。
「ふふっ、また明日……ね。」
フランカは私の横に寝そべると私の手を握って目を閉じる。そして、私もフランカの手を握りつつ、眠りについた。
ご視聴ありがとうございました。
精液のボテ腹って良いよねって話。
次はBSWの慰安旅行後半になる予定、バニラ×ジェシカ。
気が向いたら、また書きます。