対魔忍世界でハーレムハードセックスをしたかった 作:タックス
新しいゲームに本、美味しい物だって食べたかった。
借りたことだってある。
それは認める。認めよう。俺はふうまの当主だからな。
だからってこうなる?
ふうま小太郎の友人とのLineより
夢野千鶴様 誤字報告ありがとうございました!
帰る途中、夕焼けを見ながら、君は黄昏ていた。
重い溜息をつきながら、財布の中を見る。
金がない。
ふうま宗家当主であり、独立遊撃隊隊長かつ特務中隊隊長であるふうま小太郎───つまり、君の懐は寂しい。
言い訳はある。知り合いであり、同じ読書家の瑠璃から、珍しい本を買った事。
魔族の種族や伝説の事が書かれていた寄稿本は、蓄えていた貯金全額払ってようやく買えた物だ。
珍しい種族から多数派がよく使う能力の特徴が描かれているそれは、今後の魔族に対する切り札になりうる……はず……多分。
趣味だよ。悪いか。
経費として申請したが、やはり却下された。趣味的な物でしょとは、アサギ校長から言われた言葉だ。
ぐうの音も出ない。
はぁっとため息を吐きながら、財布の中身を見るくらいには、寂しいものがある。
このままでは、稲毛屋のアイスすら買えない。
バイトを探そうにも、山奥の五車町では、そうそうなかった。
諦めて時子に土下座するか。
腹心であり財布の紐を握っている義姉の姿を思い出しながら、君は家へ重い足取りで向かっていく。
ゆっくりと足を進めていくと、家の前で肩をぐるぐると伸ばしたりして、首を曲げている女性がいた。
烏の濡れ羽色のように深い色合いの黒髪を、ポニーテールにして纏めている。程よく膨らんだ胸部が解るほど、体にぴっちりと張り付く執事服。意思の強そうな切れ長の透き通るような空色の瞳。真っ白い手袋を履かせた右手とは別に、クローム色の左手は義手であることを示している。
君の執事を自認するふうま天音が、義手の左手をどこか不快そうにぐるぐると回していた。
彼女に様子を観察しながら、君は一言声をかける。
「こ、これは若。気づかずにいて申し訳ありません!」
実力者の彼女にしては珍しく、君の気配に気付かなかったようだ。ぴょんと飛び上がらんばかりに背筋を伸ばすと、すぐに君に視線を向けた。
珍しいこともある物だと思いつつ、天音の体の不調に気づく。
指摘すると、恥ずかしそうに口をモゴモゴさせながら、彼女は話していく。
「ええ、最近少々荒っぽく使いすぎました、どうにも、身体と肩に違和感があるのです」
対魔忍としての実力も高く、高度な依頼もこなす天音。不調など彼女からすれば、自身の不明に等しいのだろう。
君からすればお堅いのだが……言うまい。
喉から飛び出そうな言葉を抑え、君は別の話をする。
誰でも思いつき、簡単な労りにもなる行為。
マッサージでもしようか。
「いえ、いえ! 若のお手を煩わせる訳には!」
首を横にぶんぶん振って、とんでもないと言わんばかりだ。
「……っぅ」
だが、それも彼女の体に負担になった様子。
一瞬だが、眉を潜めていたのを君は見逃さない。
どうやら身体の違和感は、相当大きいようだ。
君は彼女の手を取り、すぐにマッサージをした方がいいと説く。
「し、しかし若にそんなことをさせる訳には……」
それでもなお、否定的な天音。
こう言う時は、相手が納得する理由が必要だ。
君はピンッと来るものがあったため、そのまま言葉にした。
じゃあマッサージの代金を貰う。
「へ? お金ですか?」
パチクリと天音の空色の瞳が瞬く。
全く予想外のことを聞いた、と言った様子だった。
その意識の隙を突いて、君は言葉を兼ねる。
ちょっと高い物を買ったせいで、金欠だからお金が欲しいんだ。
彼女の罪悪感を解きほぐそうとした君の言葉。
「若? 若? 最近依頼料が多く入って貯金も出来たと、私に言ってくださいましたよね?」
藪蛇だ……。
流石の天音も、突き刺すような鋭い視線を、君に向けている。
彼女の意思の強さを示す切れ長の目から逸らしながら、君は寄稿本を少々とボソリと呟いた。
「若?」
あ、天音の体調も心配だし早速マッサージをしよう。そうしよう!
君は重ねた右手をゆっくりと引っ張りつつ、離れの方へと向かう。そこなら人も来ない場所かつ、いつ客が来てもいいように綺麗な布団がある。
「……後で詳しい話をお聞かせ願います」
一旦ため息をついて、天音は君の後ろについてくる。
マッサージしたら誤魔化せないかな、と思いながら君は、足を離れまで歩めるのだった。
離れに布団を敷いて天音を横たえた。その後すぐに君は、彼女の体を解きほぐしていった。
彼女の着ている執事服は、すぐに戦闘も行えるように、伸縮自在な生地でできている。体にも張り付くようになっているため、ツボや骨格をすぐに刺激できた。黒い霧の強化も合わさり、コリとよどんだ体内の澱みも消えていく。
義手のパワーの弊害か、思ったよりも天音の体は、硬く節々が凝り固まっていた。邪眼により吸収したエネルギーを、義手から放出すると言う本来ない機能をつけているためか、全体的ながらも固く酷い。
そう、だから仕方なかったんだ。
ここまで行くと、天音の体調不良を取り除くには、ふうまの秘伝と黒い霧が必要だった。
君の知識から呼び犯される技は、流石はふうまの秘伝とも言うべきか、しっかりと効能を発揮していた。
「はっぁ、んっぅ♥ わ、わかぁ♥ ふっぅ、んぁ゛っ♥ せ、切ないですぅぅ♥」
血行を良くするついでに、身体の神経も昂らせちゃったぜ。ついでに黒い霧で快感も増幅させちゃったぜ!
……まってくれ、そこまで効果はないはずだ。これは天音が溜まってるか、感じやすい体質だからじゃないか。多分そうだ。
自身の言い訳をしっかりと証明しつつ、君はマッサージを続ける。
ほとんど解きほぐしたが、もう少し行わないと、すぐに再発しかねない。
天音の背中や腕、足などに君の手が這っていく。
「んっぁ♥ わ、かッ♥ はっぁ゛っ♥ 天音はっぁ♥ んっぁ、くっ♥」
もじもじと黒いスーツに包まれた美尻が悶えていた。もう少し下の部分の布も、明らかに湿っている。
先ほどとは一転して、彼女の目はトロンと目尻が下がり蕩けていた。
紅潮した顔色に荒い息。
普段は切れ長で敵に冷たい視線を向ける天音の瞳。それが餌を欲しがる犬の様に、君に秋波を向けていた。
それなりに経験もあるし、彼女とも何度か愛し合っていた。だから天音の願いはわかる。
コクリと唾を飲み込みつつ、君はそれを意図的に無視。
いや本当に仕方ないんだってば。ちゃんと最後までしないと、さらに悪くなりかねない。
一度行った以上、君は知識通りに施術する。それが彼女のためだと心に刻み、欲望を抑えながら身体全体をさする。
本当に体調を良くするためのマッサージな為、胸や下の口などの性的な部分は一切触らない。
だがそれが天音には、焦らされていると感じたのだろう。
「ぅぅ♥ んっぅ゛~ッ♥」
思いっきり悶える様な喘ぎ声が、天音の口から漏れている。
本邸から離れた離れであり、音も外に聞こえない造りだ。
どんな大声を出しても、本宅にいる皆には聞こえない。
マッサージに悶える声にも、心を揺るがさない様にしながら、君は念入りに行っていた。
一切性的なことを行わない施術。しっくりと行われるマッサージ。
君の意図的ではない……天音にとってはねっとりとした焦らし行為。それは彼女の頭を混乱させたのか、はたまた先ほど金欠の話でも思い出したのか。
背術が終わり君の手がゆっくりと女体から離れた。その瞬間、
「やっァッ!♥ わ、若!♥ お金っ!♥ お金もっと払いますから!♥ 私の体もっと触ってくださいぃぃっ!♥」
絞り出す様な天音の言葉。
いや金なんて貰わなくても、しっかりと行為をするつもりだったんだが……。
ズボンを盛り上げるほど勃起した自身の息子を見つつ、君は彼女の言葉を咀嚼。
お貢ぎ宣言を君は本当に貰えるとは思わない。ただ願いどおりに、天音の体を愛撫していくことにする。
彼女のドマゾの性質を考えて、執事服のボタンを無理やり外して前面を晒す。女性物のズボンも、グイッと力を込めて足の方まで脱がす。半分ほど残して、足がうまく動かせない様にする。
どうにも天音との行為はSスイッチが入る。
だがその方が喜ぶことを君は知っている。そのためスイッチは入れっぱなしにして乱暴に事を行う。
君の手掌よりも大きい美乳を、片手で無理やり掴んだ。そのままもう片方の手を、天音の膣口に入れてかき回す。
「あっひっィッ!♥ 若の指入ってっ!♥ ひんっ♥ 胸も気持ちいいですっ♥ あ゛っぁ゛っ♥」
君の愛撫とほぼ同時に、彼女の薄い桃色の口から喘ぎ声が漏れ出した。
痛みすら発生しかねないほど、乳首とクリトリスを抓る。黒い霧を纏わせた指を、かぎ状にして膣内をこそいでいく。
あまり乱暴な性技だが、それすらもマゾの天音には快感な様だ。
「おおっぉ゛っ♥ わ、若っ♥ いっくっ♥ いっきますっ♥ あっぁ゛ぁ゛ぁ゛っ♥」
プルプルと天音の体が震え出す。絶頂の前段階だ。その瞬間君は両手の指の動きを止めた。
「あっぁっぁ~っ♥ そ、そんなっぁっ♥ ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♥」
絶頂の直前での焦らし攻め。
彼女はこれが好みで、毎回の様に行う行為だった。
そのまま君に、快楽の涙を流しながら、懇願してくるはずである。
今回は違った。
「あっはっぁぁっ♥ い、一万円っ!♥ 若にお支払いしますっ!♥ 一万円でっ♥ イかせてください!♥」
あれ、おかしいな。
一瞬冷静な思考が走る。だが、行為の最中にSスイッチを弱めることはしない。
君は懇願?
……懇願を受けて、再度両手を使い、天音の体を責める。
膣内に黒い霧を纏わせた指を入れて、彼女の弱点である粒々触感の部分を、ぐいっと押す。手に柔らかく持てる美乳も、一気に握りつぶす様に絞る。
「あっぁ~~~ッ!♥ い、いっく!♥ うっんん゛ん゛っ!♥ 若にお金払ってイっっくっ♥ あっひぃ゛い゛ぃ゛ぃ゛い゛っ!♥」
外に聞かれたくない言葉と同時に、獣のような絶叫が天音の口元から漏れる。
離れの防音の使用を信じつつ、さらに深く絶頂させる為に君は指を動かし続ける。
「お゛へぇ゛っっ!♥ いっくっ♥ おっぉ゛ぉ゛!♥ またいぃぃっくっっ!♥ んっおぉ゛っ!♥ これでまた、わかにっぃっ♥ あ゛あ゛っ!♥ もう一万えっんっんぉ゛―――おぉぉお゛お゛お゛っ!♥」
細めだが筋肉質の天音の身体が、何度も痙攣し続けている。
それと同時に膣内にある君の指も、キュウキュウと吸い付かれていた。
「~~~っ、はっぁっ♥ あっあぁ♥ ふっぅぅっくぅうっ♥」
絞り出すような声と共に、天音が何度も息を吸って吐く。
何時もより長い深呼吸。その間に君はズボンを脱いでおく。
「い、いつもよりすごぃぃっ♥ これ、夢にまで見たっ♥ わかにお貢ぎぃィっ♥ 癖になりゅぅぅっ♥」
その間に漏れるような言葉は、君の耳に届かなかった。
天音の絶頂下姿と部屋にこもる雌臭で、すでに君の黒い霧を纏う肉棒は、ガチガチに勃起済み。
ぺちりと固めの尻肉に、君は肉棒を当てた。
「ふっぅ……若のオチンポッ♥ はっぁっ♥」
熱い吐息と共に彼女は、左のクローム色の義手と右の白い手袋に包んだ手で、尻肉を開く。
すくんだ尻穴と鮑のように開いては閉じる、肉色の花弁が君の目に映る。
だらだらと留めなく零れる愛液が、君の肉棒を待ち望んでいた。
くちゅりと君の肉棒を当てる。
「ふっぅふぅぅうっ♥ ご、五万円!♥ 五万円で若のオチンポッ♥ 天音のマゾメス肉穴にお入れください!♥ お願いします!♥」
君が腰を突き出す前に、天音が雌色の声で叫ぶ。
……OK。プレイプレイ。
Sスイットと行為中なら、君もそれなりに慣れた女殺し。
セックスした知り合いなら結構いる。
あくまでもそういうプレイだと、自身に言い聞かせて君は、今度こそ腰を突き出した。
ぐちゅりと火傷しそうなほど熱く濡れ絞った膣肉を、君の黒い霧を纏わせた肉棒がかき分けていく。
「ぉっぉっ♥ 若のオチンポッ♥ くっひぃ゛ぃ゛い゛っ♥ 天音の雌マゾマンコに入ってきますぅぅっ♥ あっぁ゛~~~ッ♥」
何時もよりも強い締め付けに、思わずくっと喉が鳴る。
ギュルリと搾り取るかのような締め付けは、彼女の中が絶頂状態から降りてないことを示していた。
「おっほぉぉぉっ♥ い、一番奥に入ってますっ♥ んっん゛ぉ゛っ♥ 子宮に何度もっ♥ お゛っ♥ オチンポ打ち付けられますとっぉっ♥ あっぉぉうっ♥」
彼女の言う通り亀頭の先が、降りてきている子宮口に、何度も当たっている。
くぷくぷと緩い子宮口に、亀頭が入りそうなほどだ。
ぐりぐりと縋るように、天音のお尻が押し付けられる。
願い通りにしてやろうと一気に腰を引っ張り、一息に腰と尻肉が接触するほど打ち付けた。
その勢いのままぐちゃりと肉棒が、天音の子宮に潜入。
「お゛っ―――くっほぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛!♥ 私の大事なところっ♥ お゛へっ♥ 弱点にっ♥ お゛っお゛っっ♥ 若の入ってっ♥ ん゛っひっ♥ 全部占拠、ざれてまずぅ゛ぅ゛っ!♥ ぅうっひぃ゛ぃ゛い゛っ!♥」
両手でしわになる程シーツを、握りしめながら嬌声を漏らす天音。
カラスの濡れ羽色のように光るポニーテールが、汗と共に光っていた。その度に黒い執事服に降りかかっていく。
君と天音の体液でぐちょぐちょになり、しわがあちこちに出来ていく。
着衣プレイ特有の淫らな光景を目に映しつつ、ぐいっと腰を引けば亀頭等共に子宮口が引っ張られる。
「ん゛あ゛あ゛あ゛ッ!♥ あっへっぇぇぇっ!♥」
その後腰を打ち付ければ
「おひっっ!♥ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ!♥」
濁音の喘ぎと共に亀頭が、子宮を突き上げる。
すっかりと君の肉棒を咥え込むのが、癖になった天音の子宮。
苦痛処か快感が発生して、既に君のおもちゃと化していた。
「わかぁぁぁっ!♥ んぎっ!♥ さっきからイクのがっ!♥ ん゛お゛っおっ!♥ 止まりませんんんん!♥ あ゛っはぁあああ゛ん゛っ!♥」
天音の告白に君は、興味本位で何回絶頂したのか訊いてみる。
「んひっっ♥ じゅっ♥ 10回っ♥ 10万円っですっぅぅぅ!♥ あ゛っぁ゛っ♥ まったイキますっ!♥ おっっ、オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッッッ!♥」
ぷるぷると体を震わせると、
「こ、これで11回っ♥ 11万ですぅっ♥ くひっっ♥」
雌の笑い声と共に君の肉棒が、締め付けられる。
ぞくりっと背筋を這う寒気のような物を無視して、君は腰を動かし続ける。
既に何度も絶頂した膣肉による激しい蠕動運動で、君の精液が駆け上っているのを感じていた。
「はっぁ、ふっくぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♥ 中で若のオチンポッ♥ あっはっ♥ 膨らんでますねっぇ♥ んっん゛ん゛ん゛っ♥」
君の肉棒が精液を吐き出しそうなのを感じ取った、天音が首を君の方に向けた。
陶酔と快楽で蕩けた空色の瞳と目が合う。
ぞくりっと先ほどと同様の寒気が君を襲う。
あまりに快感に塗りつぶされて、ブルーサファイアの瞳の奥に、ハートマークを幻視する。空色と合わさり、どこまでも深淵に引きずり込まれそうだった。
Sはスレイブ。Mはマスター。
どこかで聞いたような言葉が、君の脳内に一瞬走った。
「あっはっ♥ せ、精液っ♥ お゛っ♥ 若のザーメン!っ♥ じゅっぅ゛っ……15万円でっ!♥ くひっ♥ 天音のマゾ肉子宮に恵んでください!♥ い゛っひぃ゛ぃ゛ん゛っ!♥」
既に君を置き去りにした快楽に塗れた天音の言葉。
既に肉棒を駆け巡る精液は、君の意志で止まることはなかった。
彼女の言葉のすぐあと、君の出るという言葉と共に、黒い霧を纏う白濁液が天音の子宮内で踊る。
「んんんんっぉ゛~~~っ!♥ 若のっぉっ♥ おっぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛っ!♥ 15万円の雄液っ!♥ あッ―――天音の中に入ってますっ!♥ ぉ゛っ!♥ 一緒に私も…‥い゛っぐっ、い゛っっぐぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛う゛っっ!♥」
貢ぎ宣言と絶頂の嬌声が、離れ中に響く。外に聞こえないか心配になる程の桃色の声が、君の脳内を痺れさせる。
同時に君の腰の隣でしわくちゃになった黒ズボンと共に、彼女の両足がおり曲がり足指がピンッと伸ばされている。そのまま体全体と同様に痙攣していった
黒い霧と共に白濁流を吐き出す度に、君の肉棒を乳牛のように天音の膣肉が搾り取ってくる。
ぎゅるぎゅると絡みついてきて、最後まで搾り取ろうとしていた。
「あ゛っ~~~っっ♥ ん゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ!♥ まだっでってっ!♥ んっぁ゛っ!♥ イクの止まりませんっ!♥ ン゛オ゛ッォ゛ッ!♥ 脳みそ融けそうでっすっぅっ♥ んんっぁ、んっひぃ゛ぃ゛っ♥ 目の前がまっしろにっぃっ♥ なッァ―――ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ッッッ!♥」
皴になった手の付根まで着ている、汗としわでめちゃくちゃになった執事服。その先にクローム色の義手と白い手袋を着た手。どちらもシーツを思いっきり握りしめていた。
激しい快感を逃すためか、天音はそのまま顔を枕に押し付けていた。くぐもった声から彼女は枕を噛んでいるようだ。
金玉でぐつぐつ煮られた精液排出も、終わりを迎えだす。もう肉棒に残ってないと言えるくらいに吐き出した。
同時に伸びていた天音の足が、ぱたんッと力なく布団に落ちていった。
「ふっぅっ~~~っ♥ ふへへっ♥ もっぅ駄目でっす♥ この快感っ♥ お貢ぎ快楽っ♥ 絶対に忘れられませんっ♥ ん゛~~~っ♥」
ぷるりぷるりと軽く痙攣する体、共に天音が言葉を漏らす。
勘弁してほしいと思いながら、ぺしりっと目の前の尻肉を叩いた。
「ん゛ん゛っ♥ ん゛っひっ♥ またイッテしまいましたッァっ♥ これでまたっぁっ♥ あはっっ♥」
えへへと彼女は笑いながら、陶酔した笑みを君に向けるのだった。
「それでは、若! お約束通り絶頂分の13万円。セックスとお射精代で20万。マッサージとおさわり代で一万。全部で34万円ですね! どうぞ!」
天音がつやつやとした肌色と顔じゅうの笑みを浮かべ、君に万札を押し付けてきた。
え、まって? いきなり万札をわっと押し付けるのは、ちょっと待ってくれないか!
君は手に持った万札の量のあまり、首をぶんぶん横に振る。
「駄目です! ふうまの棟梁たるもの、一度結んだ契約はしっかりと遵守しませんと!」
君に万札をぐいぐいと押し付けながら、天音は言葉を発する。
そういう問題なのかという思考と、手の中にあるあまりの大金で、君は混乱していた。
「体の不調もしっかりと取れました。若のお陰です。だからこれは正当な報酬ですよ」
どうやら返すことはできないらしい。天音の笑顔に負けて君は、解ったと手にある大金を懐に入れる。
「そうです。ですから」
天音が君の耳に口を近づけた。
「また、お願いしますね」
発情したような声色の言葉に、ゾクリッとしたものが君の背筋を走った。
……おい、まて。こっそり黒いクレジットカードも、ポケットにいれようとするんじゃない。
軽い攻防の後、天音は残念そうなため息を吐いて、離れから出て行った。
それを見送り君は大金を入れたポッケに触れる。
これを君の好きに使うのは違うんじゃないか?
とりあえず天音の助けになる形で使おうと思いつつ、君は離れから出て行く。
……この時君は重大なミスを犯していた。
この時のプレイの事を、誰にも言わないように、天音に命令しなかった事だ。
誰が思うだろう。似たような性癖が対魔忍……それどころか米連や魔族にもいたのである。……多くいたのである。……大変多く。
なにより天音との快楽に堕とした行為が、同じ趣向のグループに共有する事。
理想の御主人様の行動をしたことで、大々的に巻き込まれるなんてこと──―この時の君には思いもよらなかったのである。
そう次の日。次の人の事だ。学校に行くと校長に呼び出せることになった。
君は新しい依頼かなと思いつつ校長室に行く。
少し紅潮した顔のアサギが窓のカーテンを閉めて鍵をしっかりと施錠した。
首を傾げた君に彼女はブランド物の財布を取り出して、
「最近体が弧ってるの。天音に聞いたんだけど、ふうま君マッサージ得意なんでしょう」
と言う言葉と共にお金を払ってくるなんて、思いもよらなかったのである。