※この作品はR-18です。

バーチャル風俗「電燈二次三次」   作:ターキーX

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第三十話 大型コラボ企画「三周年と六の部屋」・肆の間~伍の間

「……つまりお前は、俺の事を良く分かってないまま予約を入れたのか?」

「なんかみんながお兄さんの事を言ってて、やったら『りざーぶ』ってのをしてたから、りりむもやってみようかなって」

「んっ! んひっ!」

 

 寝そべる俺に対し「りりむ」──Vtuber、魔界ノりりむに酷似した彼女は裸のままゴロゴロと転がりつつ答えた。

 

「と言うか、その……」

「『りりむ』でいーよ」

「ああ、その、りりむ。あんた、嬢じゃねえよな? 客だった頃も含めて、あんたを見たのは初めてなんだが」

「ふぁっ、あ、ンンッ!」

「『こー・ほせい』? かな? これから研修を受けるって話だったんだけど、副支配人さんが『丁度よかろう』って」

「………」

 

 どうやら「候補生」と言いたいらしい。

 つまり彼女はおいおい俺と研修をする予定だったのが、今回のイベントを契機に尊が合わせて行おうとしているという認識で良いのだろう。

 股間から伝わる快感の強まりを覚えつつ、俺は上に跨がる笹木を肉棒で突き上げつつ言った。

 

「くうっ……で、こういうのは、大丈夫、なのか? よっ……と!」

「ふぁあっ! ちょ、兄ちゃん、それ、強っ……んひっ!」

「『こういうの』?」

 

 フード以外を残した裸体に汗を浮かべつつ悶える笹木を気にする風でもなく、りりむは俺の言葉にきょとんと返す。

 ひょっとしたらこの行為を理解できていないのでは。そんな発想が脳裏に浮かぶ。実際彼女は小柄で肉付きも華奢な小学生くらいのそれだ。本人曰く「10(たい)」だそうだが、りりむはまさしく正統派の「ロリ」と言えるだろう。

 

「う……うぁ~……」

 

 ベッドの片隅でダウンしていた、やはり全裸の椎名が呻きつつ寝返りを打った。濡れた秘唇から、つい先ほど俺が射精したばかりの白濁液がごぽりと零れ落ちる。

 

「ああ、だから……」

「うん、『せっくす』なら分かるよ? りりむ、こー見えて『さきゅばす』だからね。ふふん♪」

「サキュバス、ねえ……ぐ、く、うぅっ!」

「んあっ! ひ、あひっ、イクっ、イクぅッ!」

 

 得意げに鼻を鳴らすりりむ。それと同じタイミングで俺の上で踊る笹木は絶頂に達した。もともと狭い笹木の膣内がきゅっと強く締まり、俺も堪える事なく彼女の中に遠慮なく射精する。

 

「んあっ! ひ、ふぁ、ああっ! で、出とるっ、奥っ…!」

 

 

 

 イレギュラーである「りりむ」を含めた4人との勝負。最大の問題はゲーム勝負で必要以上の時間を消費することによる時間切れだった。仮にゲームで1時間を使ってしまえば、残り1時間で4人を相手する事になる。早瀬のフォローがあった弐の間でも3人相手でギリギリになったのを考えると、俺に比較的協力的なリゼの助けがあっても全員攻略は難しいだろう。

 そこで俺が彼女らに提案したのは、恨みっこ無しのマリオカート1本勝負だった。1位になった嬢が俺を時間切れまで独占。逆に俺が1位になったら俺を通す前提で全員の相手──どっちにせよ、俺が消耗するのは避けられないのだが──というリスクの高い勝負を、俺はあえて提案した。

 勝負は短いながらも激しいものであった。前に競った時より更にプレイスキルを向上させていた笹木、慌てながらもどういう訳だか妨害がすり抜けてゆく椎名、高い叫び声をあげつつも手元は全くブレを見せないリゼ、そしてふわふわした雰囲気とは裏腹に手堅いプレイを見せたりりむ。彼女らの実力は確かに伝わってきた。

 そんな彼女らに何故勝てたのか、それは、俺にも分からない。おそらくは気合というか、ゾーンと言うか──「るる」に会わなければという意識と集中が、俺を先頭に押し上げてくれたのだろう。

 結果、俺のクッパは先頭でゴールを駆け抜け──部屋に構築した巨大ベッドの上で、こうして5人で交わっていた。

 

 

 

 俺の腰が震える度、笹木との結合部から粘りある白濁液が溢れてくる。

 

「あ、は、あぁ……」

 

 ようやく射精が治まると、それを待っていたかのように繋がったままの笹木がくてんと俺の胸板に倒れこんだ。軽い彼女の身体を持ち上げ、俺は笹木を寝かせる。まだ硬さを維持したままの肉棒は笹木の愛液と俺の精液に塗れ、淫猥な光沢を放っている。

 

「ふぅ……どうする、リゼちゃん? 次の順番?」

「あ、私は最後でいいです。というか……りりむさん、大変だと思うから」

 

 身を起こし、俺は笹木との交わりを頬を染めつつ観戦していたリゼに声をかけた。手を振り、彼女は一歩引く。

 

「りりむ『さん』?」

「え? あ! えっと、その、私からは先ぱ、じゃなくて! りりむ『ちゃん』の相手を先にしてあげてください」

 

 目上めいた言い方に俺が首を傾げると、リゼはハッとして慌てて言い直した。どうやら何かしらの事情があるようだ。

 こちらとしても時間に余裕がある訳ではない。既にゲーム開始から椎名、笹木の相手を終えて1時間ほど経過している。リゼがそう言うならばと、俺はりりむに身体を向けた。

 

「で……その、お前は」

「うん、いーよ。『せっくす』しよ?」

「………」

 

 思った以上にあっさりとした承諾が返ってきて、逆に反応に戸惑う。

 

「(大丈夫……だよな?)」

 

 己の股間で屹立する愚息に視線を落とし、改めてりりむの小柄な体に視線を移す。果たして笹木より更に小柄な彼女が受け入れられるだろうか。スーツにはリミッター設定があるとはいえ、サイズ比では彼女の身長の1,2割ほどは──

 

「あむっ」

「って、うおっ!?」

 

 突如、俺の亀頭は柔らかく熱い感触に包まれた。彼女への気がかりで意識が逸れた瞬間、りりむはするりと姿勢を低くすると四つん這いの姿勢で俺の股間に近づき、淫液塗れの肉棒を咥えてきたのだ。

 再び股間に視線を戻せばりりむの白く整った背中とそこから生えた蝙蝠めいた黒い小さな翼、そして赤いメッシュ混じりのさらさらした髪が視界に入る。

 

「んっ……んぷっ……」

「おっ、おぉっ……!」

 

 まさに「小さなお口」としか表現できない狭く、小さな口腔内。唇の震えからりりむが精一杯に口を広げているのが伝わってくる。しかし舌の長さは逆にそれなりにあるようで、呑み込み切れない肉棒を半分くらいを咥えた状態ながらまるで枝に絡みつく蛇のように舌を這わせてくる。

 

「ふぅっ、ん、ふぅぅ……」

「く、うっ……!」

 

 りりむの鼻息が強まり、陰毛をくすぐる。緩やかに頭を揺らしつつ彼女は献身的なフェラチオを続ける。どこか天然めいた雰囲気を漂わせていたりりむだが、「サキュバス」と本人が言っていた通り、()()()についてはなかなかの技量を持っているようだ。少なくとも研修前の初心者の動きではない。

 更にしばらく俺の肉棒に刺激を与え続けた後、りりむは息継ぎをするように肉棒から口を離した。

 

「ぷっ……はぁーっ! 苦しかったー! ちょっとー、大きすぎだよコレ」

「あ、ああ……すまない」

 

 顔を上げたりりむの口元は(よだれ)と先走りで濡れている。何ともストレートな物言いに、俺は勃起させたまま思わず詫びた。

 

「まあ、いーけど。りりむもコレくらい大きくないと楽しめないし。よい、しょっ」

「おっ……」

 

 体を起こしたりりむは急に背を向けると、俺を背もたれにするように身体を預けてきた。胸板に彼女の翼が当たるが見た目とは裏腹に骨張っている訳でなく、むしろ柔らかい。胡坐をかいていた俺の身体にすっぽり収まる様は、俺を大きな椅子と見なして腰掛けているようでもある。

 

「よっ……ほっ……」

 

 俺の膝に手を置き、りりむは位置を調整しているようだった。肉棒をゆっくりと前に倒し、自身の未成熟な秘唇を竿の上に跨ぐように添える。予想以上に熱く柔らかな感触に思わず背が震えた。白い肌とは対照的に、彼女の体温は高い。

 

「んっ……!」

「うわぁ、ガチガチだねぇ……」

 

 その状態でりりむは、まるで珍しい玩具に触れる子供のように肉棒を握った。「おてて」と呼ぶ方が合っていそうなりりむの小さな両手が肉棒を包むと、しこしこと前後に動き始める。直接的な刺激もさるものだが幼女としか呼べない外見のりりむが積極的に性行為を行う様は酷く倒錯的で、俺の中から欲情を湧き上がらせてくる。血管を浮かべた肉棒は彼女の手の中でびくびくと跳ね、鈴口からは更に先走りを滲ませる。

 ふと、肉棒を握ったままりりむは背中越しに俺に視線を向けた。

 

「ねえ、これ、挿れたい? 挿れたい?」

 

 口元に笑みを浮かべつつ、からかうような口調で尋ねてくるりりむ。

 露骨な挑発に対し俺は答えた。

 

「ああ、挿れたいね」

「だーめ♪」

「………」

 

 全裸で男根に跨り両手で擦っている最中とは思えない程の無邪気な、悪戯っぽい笑顔。大人の頼みを断ることで喜ぶ子供の反応のそれだ。

 

「……りりむさん、挿れさせてください。お願いします」

「う~ん、まーだ誠意(せーい)が足りないかなー?」

 

 更に得意げになるりりむ。

 ここで大人らしく()()()()るのも決して悪くはない。悪くはないが──もう少し、彼女のペースに合わせよう。俺はそう考え、どう言ったものか少し考えてから再度口を開いた。

 

「……素敵なサキュバスのりりむさん、どうかりりむさんのまんこで、俺の勃起して苦しいチンポを気持ちよくしてください。お願いします」

「あはっ、10たいのりりむにそんなお願いしちゃうんだ~」

「ぐっ、くうっ……!」

 

 こちらを煽りながらりりむは腰を動かした。竿の上部を秘唇で直に擦られると、抑えようとしても反応してしまう。

 言葉だけでなく、行為も含めてなかなか焦らし方を心得ている。俺は軽く腰を持ち上げ、より強くりりむの秘所に肉棒を密着させた。熱い滑りが、彼女もまた感じている事を伝えてくる。

 

「ンッ……しょ、しょーがないなぁ。いーよ。りりむのさきゅばすまんこで、お兄さんのせーえき搾ってあげる」

 

 ぴくんとした反応を見せるりりむ。彼女は左手を俺の首に回すと自分の身体を持ち上げ、右手を添えたままの肉棒の角度をほぼ垂直まで傾けた。首にかかる彼女の体重は恐ろしく軽い。

 俺は彼女の腰あたりに軽く手を添え、挿入しやすいように支える。ひくつく亀頭を小さな孔に定めると、りりむはゆっくりと腰を落とし始めた。

 

「ぐ、お、おぉ!?」

「んく、あ、ふと、いぃ……!」

 

 焼けるような熱い滑りと、痛みと快感の境界線ギリギリの強烈な締め付け。この体位では結合部の視認は出来ないが、りりむの秘所を限界まで広げて肉棒が襞に包まれてゆくのが分かる。

 

「くうっ……き、キツいっ……お、おい、本当にだいじょ……」

「あぅ、な、何、言ってる、かな……さきゅばすには、こ、この程度、ちょーよゆー、なんだ、けどっ……!」

 

 玉のような汗を背に浮かべつつも、りりむはまだ余裕があるかのように無理に笑みを浮かべる。何とも負けず嫌いなことだ。

 とはいえ俺も俺で彼女を本気で気遣うだけの余裕はなかった。ここまでのりりむのフェラと手コキで十分に昂っていたところへの未発達な膣内の快感。かつて俺が一戦交えた「童田」も11歳を名乗ってはいたが、彼女の豊満な乳房や膣の感触は熟成された女性のそれだった。対してりりむのそれは本当に10歳児と言われても納得してしまいそうな程で、まるで本当に小学生を犯しているかのような錯覚を俺に与えてくる。油断すれば、すぐに射精してしまいそうだ。

 

「ふぁ、あ、ンンッ……はあぁ……!」

 

 やがて肉棒の2/3が呑み込まれたところで亀頭が強い抵抗を覚えた。どうやらりりむの最奥に達したようだ。同時にりりむが大きく息を吐く。おそらく今の彼女は快感よりも圧迫感のが上回っているだろう。少し首を傾けて彼女の横顔を覗いてみれば、目元に涙が浮かんでいる。

 

「う、動く、からねっ……んあっ、あ、あうっ!」

 

 あくまで自分がリードしようとしているのだろう。俺の返事を待たず、りりむは腰を動かし始めた。強く締め付けられたままの肉棒が引っ張られ、膣壁がめくれ上がるのではないかと思う程の密着感で竿を刺激してくる。

 

「ど、どう? さきゅばすの、おまんこっ……き、気持ち、いい、でしょっ……!?」

「あ、ああ、堪ら、ないっ……けど、よっ……!」

 

 確かに気持ち良い。すぐにでもりりむの幼い膣内に思いきり精液を吐き出したい。そんな強い衝動がこみ上げてくる。

 しかし、俺の中にはまだ不満が残っていた。このままでは──俺が満足するだけで、りりむを絶頂まで押し上げられない。

 俺は腹に力を籠めて懸命に射精感を抑えつつ、傍らで様子を見詰めていたリゼに言った。

 

「な、なあ、リゼ、ちゃん……!」

「はっ、はい!? 何ですか!?」

 

 まさか最中に自分に声がかかると思っていなかったのだろう。飛び跳ねるような反応を見せるリゼを、目線で近づくよう促す。

 

「りりむさん、まだ、ぐっ、苦し、そうだ……リゼちゃん、一緒に、気持ちよくしてあげて、くれ……」

「んんっ……ふぇ、え?」

 

 それはりりむにも予想外だったのだろう。震える腰を上下させていたのも一瞬止めて、俺の視線の先のリゼを見る。

 

「難しい事じゃ、ない……リゼちゃん、君があの時、るるちゃんにして貰った、みたい、にっ……」

「……!」

 

 リゼ、彼女の最初の客になった時の騒動を思い出す。研修を受けたばかりで処女だった彼女は当初は緊張と警戒で近づくことすら難しかったが、るるが彼女を補助しようと入ってきてくれたお陰で快感を引き出し、無事に最後まで終える事ができた。

 おそらく俺の脳裏に浮かんだ光景と同じものがリゼの中にも思い出されたのだろう。まだ着ていた青いドレスに手を添えるとそれを消し、しなやかな肢体を露わにすると彼女はりりむの正面へと距離を詰めた。

 

「どうなってる?」

「凄い、です……こんなに広がっちゃって、お腹も、ちょっと膨らんでます」

 

 こちらからは見えない結合部の様子を語るリゼ。そのまま彼女はりりむの肩を柔らかく抱いた。俺の膝上のりりむを二人で挟む格好だ。

 

「りりむ、さん……んっ」

「リ、リゼ? ン!? ンンッ……!」

 

 ゆっくりと、しかし迷わずにリゼはりりむの小さな口を自身の唇で塞いだ。ぴくりとりりむの身体が震える。

 

「ん、はっ、ちゅっ……」

「リゼ、んっ、待って、リゼぇ……ん、んぅ……」

「(おぉ……)」

 

 リゼのキスは俺が思っていた以上に積極的だった。まだ戸惑いを見せるりりむに自ら舌を伸ばし、りりむの言葉を待たずに幾度もキスを重ねる。

 俺はりりむの身体を支えていた片手を離し、リゼの背に回した。きめ細やかな肌にうっすらと汗が浮かんでいる。次第に彼女の身体が熱くなってきているのを確認し、意識を集中させる。()()()というのは初めてだが──この昂りなら、出来るかもしれない。

 リゼとのキスを繰り返し喘ぐりりむの耳元に口を寄せ、俺は囁いた。

 

「悪かったな、俺だけ楽しんで……ここからはりりむ、あんたも楽しんでくれ」

「え? ちゅ、それって……ひぁっ、あ、んあっ!?」 

「ンンッ! こ、これっ! ああっ!」

 

 俺の言葉を合図に挿入されたままのりりむが、そして背中をなぞっていたリゼが同時に快感の声をあげた。

 バーチャルセックスだからこそ可能な「快感の共有」。それを俺とりりむ、そしてリゼで直結させたのだ。

 

「ぐ、お、おぉっ……!」

「ひぎっ!?」

 

 当然それは、俺にも二人が感じていた快感が流れ込むという事でもある。急速に高まる熱い滾りを抑えることなく、俺は座位のままりりむを突き上げた。苦悶と快感の両方が含まれたりりむの叫び。一方でリゼも堪らなくなってきたのか、りりむの膨らみかけの乳房に自身の胸を押し当て、唇だけでなく彼女の首筋や鎖骨にも舌を這わし始める。

 

「んっあぁっ! 何これ、何っ、これっ!?」

「大丈夫だ、りりむ……そのまま、身体を任せな。俺と、ぐぅっ、リゼ、にっ!」

「ふぇ、はっ! あ、ああんっ!」

 

 少し強めにりりむの奥を亀頭で抉る。細い背を反らして彼女は悶えるが、その口から漏れるのは悦びの声だ。

 今のりりむが快感だけを得ているのを確かめ、俺は彼女の腰を深く持ち、その軽い身体を肉棒の突き上げに合わせて揺すった。

 

「んひっ! ちょ、待っ! あ、熱っ、あうぅ!」

「りりむさん、綺麗……ん、ちゅ……」

「リ、リゼっ! んっんんっ!」

 

 腰をひくつかせ、自分で股間を弄りつつリゼはりりむの身体を更に舐める。

 がくがくとりりむの身体が揺れる。絶頂が近いのを察し、俺も肉棒の抽送を速めてゆく。

 強まってゆく射精感が限界を超える寸前、りりむの膣内が肉棒を押し出さん程の強さで締め付けてきた。同時にりりむの身体が一瞬硬直する。俺は引き締めていた尻の力を抜き、迷うことなく彼女の小さな子宮に精液を吐き出した。

 

「おぉ、で、、出るっ!」

「あ、あ、ああぁぁっ!」

「あふっ! わ、わた、し、もっ……!」

 

 高い声と共にりりむの身体が跳ねる。彼女の快感を共有しつつも、りりむを柔らかくリゼは抱きしめた。

 

「うぉ……やべっ、止まら、ねえ……」

「ふぁ、あ、熱いの、お腹、いっぱいぃ……!」

 

 どくんと腰が脈動する度に精液が迸る。みっちりと肉棒で押し広げられていたりりむとの結合部からはすぐに白く粘りある液体が溢れ出し、ベッドに淫らな染みを作ってゆく。

 更に数度の射精を経た後、りりむの膣圧に押し出されるように彼女の中から肉棒が抜け落ちた。

 

「あ……あー……」

 

 半ば放心したようにりりむは半開きの口で、音に近い声を漏らす。

 

「……お疲れさん。荒っぽい真似して、すまなかったな」

 

 後半、なかばオナホールのように彼女を使ってしまった事を詫びつつ俺はりりむの身体を持ち上げ、傍らに寝かせた。汗を浮かべ呼吸を整えているリゼに今度は向き直る。

 

「リゼちゃんもありがとう。手伝って貰って」

「いえ、リリムさ……リリムちゃんの、凄く可愛いところも見せて貰いましたし。それより……」

 

 微笑みを返すリゼが壁に視線をやった。釣られてそちらを見ると、壁にかけられた時計の針が目に入る。

 

「って、うお!?」

 

 思った以上にりりむに時間をかけてしまったようだ。残り時間が偉く少なくなっている。

 

「す、すまない、リゼちゃん! 今から……」

「それなら大丈夫です。今ので私も軽くイって、それで、判定してくれたみたいですから」

「え?」

 

 言われてみれば、時計の下に「伍」と書かれた扉が出現している。なるほど、監視役の尊がその辺りは融通してくれたという事か。

 俺は横で早くも寝息を立て始めたりりむを見て、頭を撫で、立ち上がった。

 

「悪い、リゼちゃん。今度ちゃんと『お客さん』として相手させてくれ」

「は、はい! あの……!」

 

 扉へ向かう俺の背中にリゼの声がかかる。俺は振り向いた。

 

「何だい?」

「るるちゃん、お兄さんが来るのを本当に楽しみにしてました。必ず、行ってあげてください」

「……もちろん」

 

 俺は頷き、再び扉に顔を向け、ノブを握った。

 ドアの隙間から光が溢れ、後方のリゼ達の気配が薄れてゆく。

 

 

 

「おう、遅かったのう」

「……へ?」

 

 長方形型のカウンターに均一に並べられた丸椅子。奥にしつらえた歌唱用のステージ。

 バーテンダー風のチョッキを着た尊が、シェイカーを振りながら入ってきたばかりの俺に言う。

 

「……警戒しなくていいよ、お兄さん」

 

 その丸椅子のひとつに腰掛ける、細身の影。

 

「まあ、ここは──最終決戦前の、コーヒーブレイクといったところさ」

 

 カクテルグラスを傾けつつ彼女、「メリッサ」はそう言って俺に微笑みかけた。

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